ひまこ さん プロフィール

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ひまこさん: ひまこのブログ 〜シンイ with all one's heart〜
ハンドル名ひまこ さん
ブログタイトルひまこのブログ 〜シンイ with all one's heart〜
ブログURLhttp://ameblo.jp/tako-1113/
サイト紹介文シンイの二次小説を書いています。ヨンとウンスの再会後のお話しです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供218回 / 365日(平均4.2回/週) - 参加 2015/07/10 23:04

ひまこ さんのブログ記事

  • レットアイズ・ヨン 5
  • 彫刻の様な顔立ち。周りの男達から頭一つ抜き出るほどの長身。すらりと伸びた長い手足。均整の取れた身体。その全てを兼ね備えた男が姿を現し、ラウンジは一気に騒がしくなった。「ちょっと、見たことないけどモデル?俳優?」「テレビに出てた?ああ、見逃したのかしら。」「信じられないくらい素敵・・」女性達の溜息交じりの声が聞こえてくる。 「遅くなった、ウンス。」 「えっ?」一瞬で女性達を虜にした男が、自分 [続きを読む]
  • 菊花薫る(改訂版) 3 
  • 高麗軍駐屯地。陽が西の空を赤く染め、夜の帳が下りようとしていたが、ヨンの戻る気配はない。迂達赤隊長のチュンソクは、そんな上官を心配して落ち着かなかった。「おい、大護軍の様子を見に行ったテマンはまだ戻らないのか?」「まだです、何かあったのかもしれません。俺が様子を見て来ます。」隊長に押付けられた書簡の山と悪戦苦闘していたトクマンが"これで逃げ出せる"と喜び勇んで立ち上がった。そして剣を掴み、チュンソク [続きを読む]
  • レッドアイズ・ヨン 4 
  • 「先輩。」「ああ、来たか。」窓の外を見ていた男は、ウンスの声に応えて振り向いた。ダークグレーのスーツに身を包んだ男。一つ間違えば老けて見えてしまいがちな色だが、彼は上品に着こなしている。「待ちました?」「いや、俺も今来たところだ、座れよ。」「はい。」ウンスは促されるまま、向かいの椅子に腰を下ろしした。だが、予想以上に深いクッションが彼女の身体を沈み込ませる。スカートが更に短くなった気がして、焦った [続きを読む]
  • レッドアイズ・ヨン 3
  • 「ユ・・セン・・ユ先生、ユ先生。」「ん・・」「先生しっかりしてください、こんな所で寝てちゃダメじゃないですか。」「え・・?」しきりに自分の肩を揺すり話し掛ける声。それに気付き、ウンスは重い瞼をゆっくり開いた。「特別室に行ったきり戻って来ないから心配したんですよ。」「私、どうして・・」彼女は辺りを見渡した。仮眠室じゃない、見覚えのある豪華な部屋。分厚いカーテンの隙間から見える光。高そうな椅子やテーブ [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  9(最終話)
  • 店を失った男は、頭が大地に着くほど項垂れている。「隠しているのではあるまいな?」「滅相もない・・妓生達には逃げられ全財産を失いました、この期に及んで嘘を付いて何になりましょう。」チュンソクの質問にそう答えると、店主は焼け跡を呆然と見つめた。「大護軍、嘘を申しているようには見えませんが、いかがいたしましょう?」「ああ、焼けてしまっては調べようがない、死人が出なかったのが不幸中の幸いだ。」ヨンも妓楼の [続きを読む]
  • アメンバ申請と限定記事を読むに当たっての注意点
  • こんにちは。 お話しの更新が遅くてごめなさいm(_ _ )mちょっと仕事のトラブルが続いて・・・ははは(^_^;)←笑ってますが、結構落ち込んでます(_ _。)グスン・・ でも気を取り直してo(^-^)oアメンバー申請してくださる皆様へ 申請ありがとうございます。申請に当たっての注意点を書きます。”アメンバーになる”をポチッとした後、下記の回答をメッセージかコメント欄(回答は非公開)で送ってください。注意点:ア [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  8
  • 「身体は大丈夫ですか?」「ん・・」背中に回された彼の腕に身体を預け、ウンスは虚脱感に浸っていた。夜通し愛された身体の熱はなかなか冷めない。それはウンスを抱きしめ、髪に口付けるヨンも同じだった。静まらない心臓の鼓動。ウンスが拒まなければ、己の欲に負けて、彼女を再び寝台に組み敷きそうだった。 「怒っているのではありません。」「分かってる・・」あなたは私を心配している。無茶をしないか、危険な目に合わ [続きを読む]
  • お知らせ
  • こんにちは。 昨夜は遅い時間に”十六夜の月 7”UPしました。謎解きに参加してくださった皆様、ありがとうございます。手直しを加え、改めて今朝UPしようと思ったら、あれ???投稿できない、下書き保存も出来ない・・なぜ(・・;)、実は昨日から、こんな状態が何度もあって・・ お〜いPCちゃん、機嫌直してちょうだい(。・ω・)ノ゙姫、なにとぞご慈悲を〜(。-人-。)いい子だから、ね?( *¯ ?¯*)??ゅきさまぁ〜(`Д´* [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  6
  • 「ウンス-----!!」「旦那様。」屋敷の門をくぐるや否や、ヨンは恋しい人の名を呼んだ。そして馬の背から飛び降りると、迎えに出て来たハルに間髪を入れず迫る。「あの方は?戻られたのか?!」「はい、ご無事でございます。」「何処だ?!」ヨンはテマンの知らせで屋敷に戻って来た。無事だと聞いて安心したが、顔を見ないうちは落ち着かない。怪我はないか、何処にいた、誰に攫われた。聞きたい事が山ほどある。「お怪我もござ [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  5
  • ヨンは目の前の状況に顔を顰めた。贅を尽くした料理。貴族でも滅多に飲むことの出来ない異国の酒。そして・・「さあさあ中へ、大切なお客様だ、失礼のないようにしなさい。」「はい。」分厚い仮面を被った女達。「うわぁぁ、美人ぞろいですね、隊長!」「ああ・・」どこがだ、顔中真っ白な幽霊ではないか。まるで血を吸ったような真っ赤な唇。これでもかと髪に挿した髪飾り。髪からはみ出した鋭い釵。殺す気か・・?「チェ・ヨン様 [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  4
  • 「お前が乗り込めばいいのさ。」「だから今すぐに。」あの方が捕らえられているなら、俺が乗り込むのは当然だ。店を潰してでも彼女を助ける。「ウンスに危害を加えられたら如何する気だい?まあ、よくお聞き。」鬼剣を握りしめ、すぐにでも飛び出して行きそうなヨンをマンボ姐さんは押し留めた。「ただ乗り込んでも店の者は口を割らない、もしウンスを攫ったのならば企みがあるはずだ。」「企み?まさかあの方を売るつもりではある [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  3
  • 「先生、持ってきたぞ。」「ああ、ありがとう。」少年達は両手いっぱいに薬草を抱えて部屋に入ってくる。「どこに置く?」「奥に・・ついでにそこの牡丹皮を取ってくれ。」「ぼ、ボタンピ?どれだ?」「どいて、これでしょう、はい。」うろうろしている少年達押しのけウンスは薬草を手に取った。「良く学ばれましたね、もう一人前の医官だ。」「ええ、先生のおかげです。」昔と変わらない微笑み。記憶の中の優しい声。「先生は死ん [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  2
  • 「では、この薬剤を煎じて飲ませてください。」「はい先生、ありがとうございます。」礼を言うと、女は笑顔で去って行った。陽が昇れば、周りの様子が見えてくる。部屋は変わらず薄暗いが、壁の隙間から薄日が差していた。そして何もないと思っていた部屋には、壁一面に沢山の薬草が積まれている。「何でしょう?」「ここは・・いえ、どうして・・あ、そうじゃなくて・・」ウンスは何をどう話していいのか分からなかった。「話しに [続きを読む]
  • 十六夜(いざよい)の月  1
  • 「ハルさん、味付けはこんな感じでいいのかしら?」「はい、奥様のお好みでよろしいのですよ。」「そんなこと言わないで、私料理には全く自信がないの、味見してくれなきゃ。」「はい、はい。」ウンスに促され、ハルは嬉しそうに彼女の料理に手を伸ばした。「どう?」「はい、とても美味しいです、上達なさいましたね。」「よかった・・ハルさんに合格点をもらったら安心したわ。」ウンスはホッと息を吐き、張り詰めた緊張を解く。 [続きを読む]
  • 菊花薫る(改訂版)  2  〜再会、動き出した時〜
  • 太陽が西に傾き始めた頃。ヨンは閉じた瞼をゆっくり開き、紅に染まる空を見つめた。眼下に広がる平野。夕暮れに沈む大地。寝床に向かう鳥達の鳴き声。彼が空を渡る鳥の群れから視線を外した時、一握りの風が宙を舞った。風の流れの中に微かに感じる花の香。「これは・・」ヨンの意識が現実に引き戻される。一気に心臓が息を吹き返す。「この香りは、あの方の・・」夢か、それとも自分を哀れに思った天が見せた幻だろうか。ヨンは慌 [続きを読む]
  • 菊花薫る(改訂版)  1  〜運命の扉〜
  • 秋の終わりを告げる静かな空。夕暮れを待つ丘の上。枯れた草は、これから訪れる冷たい冬を前に最後の息吹を放つ。つい先刻まで吹いていた風も、今は身を潜めていた。まるで、これから始まる嵐に舞台を譲るように・・その舞台に一人の女人が近付いて来る。一歩一歩時を確かめる様に、あるはずのない道を見つめて。木立の中にある石を積み重ねた祠。何を祀ったものなのか、気に留める者もいない。だが彼女は知っていた。それは自分の [続きを読む]
  • 春ですね・・
  • こんばんは。お久しぶりです(〃∇〃) 最終話を書き終えてから一月が経ちました。私は年末からの忙しさも終え、今は充電中(笑)です。皆様はおかわりありませんか?ブログを離れている間もメッセージやコメント、また”いいね”をポチッとしてくださってありがとうございます。またアメンバーの承認が遅れて申し訳ありませんでしたm(_ _ )m いつの間にか寒い時期も過ぎ、気が付けば春の気配を感じられるようになりました [続きを読む]
  • 本編 後書きとお礼
  • こんばんは、ひまこです。本編、無事終了しました。この2年4か月、あっという間の時間でした。此処まで自分の描いた話を書き続ける事が出来たのは、応援してくださった皆様のおかげだと心から感謝しておりますm(_ _ )m 途中、何度もやめよう、もう書けないと挫けそうになりましたが、その度に頂く励ましのメッセージやコメントに助けていただき、そして元気をもらいましたo(^-^)oお返事を返せないのに・・・それでも送ってく [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 〜エピローグ 運命の扉〜
  • トギは一人、典医寺で空を眺めていた。宮殿奥まで聞こえてくる歓声を耳にし、婚儀は無事に終わったのだとホッと息を吐く。「トギ。」そんな彼女の元をテマンが訪れる。驚いたトギは、こんな所に来ては駄目だと慌てて手を振った。「分かってる・・でもおいら、上護軍と奥方様を見ていたら、お前に会いたくなって・・迷惑か?」彼の言葉を聞いて、トギは頬を染める。そしてゆっくり首を振り、テマンの差し出す手を握りしめた。長い年 [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 86 〜あなただけを③〜 最終話
  • 穏やかな微笑みを浮かべる女人。複雑な表情の男。二人は人混みを避け、門の陰からウンスとヨンの姿を眩しそうに見つめていた。「いつ来たんだい?」「半時ほど前です。」そう答える美しい女人。彼女の出で立ちを見たマンボ姐さんは複雑な表情を見せた。「もう行くのかい、スヨン?」「はい、約束は果たしましたので、そろそろ帰ります、都は騒がしいので落ち着きません。」「ウンスに会わずにかい?あの子が寂しがるよ。」「またお [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 85 〜あなただけを②〜
  • ヨンはウンスの姿を目に焼き付けた。 彼女の白い肌が陽の光に溶ける。細い首筋から肩、そして腕に続く滑らかな曲線は艶やかな陶器の様だ。一時も目が離せない。「きれだ・・ウンス。」「ヨン?」むくれていたウンスも、ヨンの突然の変わりように驚く。「俺の為の衣装でしょう?」「ええ・・怒ってないの?」「怒っています、ですが・・」天女を妻に迎える俺の宿命。きっと一生この方に振り回されるだろう。心臓が止まりそうな [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 84 〜あなただけを①〜
  • 俺は頬を膨らませる彼女の手を引き王の前に立った。背中に感じる人々の視線。皆、ウンスの姿を目に焼き付けようと躍起になっている。「姉上はどうなされました?ご気分が悪いのですか?」王は何か不都合があったのかと心配顔だ。だがヨンは何事も無かった様にウンスの手を握りしめる。それは騒ぎを起こすなという無言の合図。「いいえ、大丈夫です。」ウンスはへの字に結んだ口を開き溜息を付いた。 彼が許してくれるはずがな [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 83 〜永久の春〜
  • バサッ!!「きゃあ!え、何、なに?!」ヨンはとっさに自分の上衣を脱ぎ、ウンスの身体を頭から包んだ。「何をお考えなのですか?!」「えっ?」突然目の前を塞がれた彼女は、上衣の隙間から驚いた表情を覗かせる。 「おい、どうしたんだ?」「さあ・・」花嫁登場かと待ち構えていた人々もざわ付き始める。宮殿の奥が騒がしくなったかと思えば、突然主役の男が走り出したのだ。 「やだ、髪がぐちゃぐちゃになっちゃう! [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 82 〜拷問に等しい輝き〜
  • 「おい、凄い賑わいだな。」「ああ、これだけの人が一目天女を拝みたいと集まっているんだから驚きだ。」シウルとジホは人の多さに圧倒されていた。まるで開京中の人間が集まったのではと思うほど人々が犇めいている。歩くこうとしても身動きが取れないほどだ。「さて、そろそろあたしゃ帰るよ。」そんな混乱の中、マンボ姐さんは人の波に逆らい踵を返す。「おい姐さん、まだ婚儀は始まってないぞ。」シウルは慌てて止めたが、マン [続きを読む]
  • FOREVER(あなただけを・・) 81 〜武神を虜にした天女〜
  • 王宮の門が開かれた。ウンスの希望で街の人々を招き入れる。「おい、さすがに緊張するぜ。」「ああ、今まで王宮に忍び込む事はなかったからな。」「すげぇ・・」シウルとジホは壮大な宮殿を見上げ感嘆の声を上げる。だが、その横ではマンボ姐さんが大きな欠伸を漏らしていた。「呑気だね、これから始まる嵐を想像したら、あたしゃ今すぐ引き返したいよ。」「嵐?」マンボ姐さんの言葉を聞いて二人は空を見上げた。雲一つ青空。今の [続きを読む]