長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」 さん プロフィール

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長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」さん: 長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」
ハンドル名長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」 さん
ブログタイトル長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/nagauta-shamisen
サイト紹介文三味線の音色にのせて、 日々感じること、 昭和から平成ひとケタ時代の街かどでの 想い出話などを
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/07/18 12:05

長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 杏壇
  •  新年早々、背に腹は代えられぬ仔細があって、20年以上も契約してきた携帯会社を替えることになった。汎用タイプの道具は代えが利くから仕方ない。 しかし、日本という北半球のガラパゴス生態系の中でも特にガラパゴス化してしまった私には、この新しい道具には痛痒しか感じない。パタパタンと半分に折れてプッシュボタンもあって、一見ガラケーだが、画面を押しても使えるスマフォである、というニューフェイスは、片手で操作で [続きを読む]
  • トウの立たぬ間に。
  •  ふきのとう、をいただいた。 ご自宅のお庭に生えていた、とおっしゃるのだけれど、毎年時機を逃して、気が付くと育ってしまっているので、今年はまだかまだか、と見張っていたそうなのである。 有難いことである。 さっそく、蕗味噌をこしらえた。 蓋物は、これまた以前頂戴した錦松梅の、空いた陶器である。  蓋を開けるごとに、ほろ苦くも清々とした蕗の薹の香りがして、うれしくて何度も開けたり閉じたりしている。 い [続きを読む]
  • 伝統長唄伝承の会
  •  ひのととり(丁酉:ていゆう)の旧来のお正月も無事1月28日に明けまして、いよいよ立春。 今年はことのほか、梅をめでたい気持ちがして、まだ四分ほどの梅林へ。 光圀、佐橋紅、白滝枝垂れ、未開紅、開運、長寿、鶯隠し、白加賀、鹿児島紅、黒雲、見驚…etc、梅にもたくさんの種類がございまして、しべが伸びて満開のもの、ほころんだ笑みから清しき香の匂い立つもの、まだ星のごとき蕾が目にまぶしいもの、さまざまです。 色 [続きを読む]
  • 深紅の帆
  •  震える指で書かずにはいられない。 稀勢の里が優勝したのである。 「ぼろんぼろぼろぼろん勃嚕唵…」と数多の山伏、祈祷師が唱えた呪文よりも、霊験あらたかなる"稀勢の里優勝”このたった六文字が、ここ何年ものあいだ積もり積もった大相撲に対するもやもやを雲散霧消させ、私の魂は救われたのである。 諦めようにも捨てきれない願い…これを人は悲願と呼ぶのだろうか、この日が来ることを信じていたわけではない。かなう日 [続きを読む]
  • 武蔵野プレイス ギャラリーコンサート
  •  JR中央線・武蔵境駅。 南口へ降り立ちますと、駅前ロータリーの木立の向こうに、可愛らしくも懐かしさを覚える建物が目に入ります。 1970年代に小学生だった私には…星新一のショートショート小説の挿絵を描いていた、真鍋博のイラストにも似た、総体の角々が丸みを帯びたデザインが何とも言えず、ほのぼのします。 なんと、図書館なのです。 小学校の卒業文集に、なりたいもの…私立探偵:本の虫探偵事務所(圧倒的にシャー [続きを読む]
  • しみじみの研究:序
  •  2017年到来。平成二十九年とかや。 街にお正月気分が無い。クリスマスの電飾で力尽きたのか、注連飾りや松、繭玉の装飾が見当たらない。日本人たるもの、正月をニューイヤーではなく、正月として祝わずしてどうする。 お正月の街を彩る、そこはかとない邦楽の調べも、ついぞ聞かなくなって久しい。 新年早々耳にしたのは、現代邦楽の調べであった。 21世紀になってからの邦楽は、洋楽を邦楽の楽器で演奏しているだけで、音色 [続きを読む]
  • 空間を創出するもの
  •   君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る という紀友則の歌がありました。…しづ心なく花の散るらむ、と桜を歌ったりもしていますね。 この歌を想い出すとき、白珠は人に知ら得ず 知らずともよし…なんて古歌を、必ずいっしょに想い出します。 英単語の暗記札ではなく、百人一首の暗記札を必携していた中学生だった私は、とにかく、日本の詩歌が大好きでした。 大岡信先生の『折々のうた』岩波新書版のシ [続きを読む]
  • 一億総グレ
  •  比較的若い世代の、伝統芸能ファンらしき方の口から、歌舞伎や文楽のアウトローの気持ちが全然わからない、まるっきり共感できたためしがない…というご意見を伺って、ちょっとびっくりした。 いや、物凄くびっくりした。だってもともとお芝居なんて、堅気じゃない人間のお話しだもの。 そもそもが寄る辺なき浮草稼業の、漂泊の民が紡ぐ幻の世界なんですょ。  いまCSで再放送しているので、ついつい見てしまうのが、笹沢左保 [続きを読む]
  • さても粋〈すい〉な品物め♪(申歳スペシャル)
  •  表題半ばではございますが、来る22日演奏会のご案内をば申し上げます。 小田急線・成城学園駅下車徒歩4分、成城ホールに於きまして、 世田谷邦楽研究会主催、世田谷区教育委員会共催、 世田谷区民文化祭【第4回 日本の調べ】12時半開演でございます。 小唄、長唄、笛、囃子、新内など17番を上演いたします。 入場無料にて、どなたさまもご観覧いただけます。 17番中、朗読 箏・三絃曲「さると かにの おはなし」(杵屋徳衛 [続きを読む]
  • 教養と娯楽のはざまで…3
  •  転石苔を生ぜずと申せども、石自体の価値が不変と認められるのは無機物なるが故であって、有機物たる人間であるからには、苔むすことによる価値を問いたいもの。 記憶の虫干し…本棚に在ってここ十数年ほど手にしていない懐かしい友どちをぺらぺらとめくってみますると、  我邦(わがくに)現代における西洋文明模倣の状況を窺ひ見るに、都市の改築を始めとして家屋什器庭園衣服に到るまで時代の趣味一般の趨勢に徴して、転(う [続きを読む]
  • 教養と娯楽のはざまで…2
  •  「あれ、長唄って東京大空襲の時に絶滅したんじゃないんですか?」 と、初対面の方に言われたことがある。 20世紀と21世紀のはざまの、ちょうど西暦2000年頃のこと。私とそう幾つも違わない年齢の、大手銀行で経営の研究だかコンサルタントをしてらした方だった。 その時自分がどう答えたか全然覚えていないのだけれども、かなり痛烈な左ストレートを喰らいながら、利潤の追求というテーマを生業としている方なのに、長唄とい [続きを読む]
  • 教養と娯楽のはざまで…1
  •  友人がお見合いで結婚を決めたとき、妹さんに「へぇ…誰にでも気の迷いってあるんだねぇ」と言われたそうである。ご安心ください。それから幾星霜、彼女は幸せな家庭を築いておられる。 そんなわけで、私にも気の迷いが生じた5年ほど前、和製ミュージカルの舞台をいくつか観に出かけたことがあったのだが、自分の嗜好の方向性を再確認する思いがけない機会となった。 そこで不思議に感じたのは、客席で聴かれる称賛の感想の多 [続きを読む]
  • 春の行方ぞ あはれなる
  •  今日は旧暦平成二十八年の五月二十八日で、関東のものは虎が雨が降る日であると、曽我兄弟の仇討に想いを馳せるのでしたが、新暦では七月も二日。 廻りきてふたたび、夏。 天神祭が近づいてまいりました。 一年ほど前、長唄「菅公」のご紹介をいたしましたが、なんとうれしや、久方ぶりにみなさまのお耳にお届けできる機会が廻ってきたのです。 来る七月五日、つまり来週の火曜日。 東京は三宅坂・国立劇場にて長唄協会主催 [続きを読む]
  • 長唄絵合せ2
  •  みなさまにご厚情賜り、ご好評いただきました旗揚げ公演より、早や半年。 第2回公演の運びとなりました。ありがとうございます。 ご案内状が後手後手で申し訳ないことでございますが、取り急ぎ刷り上がりましたチラシをアップいたします。 何卒よろしくお願い申し上げます。 明日は、旧暦の平成廿八年五月五日。端午の節句です。  [続きを読む]
  • 花には憂さをも打ち忘れ
  •  「熊野、松風は米の飯」と、能楽のほうでは言うそうでありますが、長唄だと何になりましょうか、「道成寺、勧進帳は米の飯」かなぁ…。 長唄で道成寺というと、有名な曲が二つありますが、安珍清姫伝説をそのまま題材にした「紀州道成寺」ではなく、それを踏まえた二次創作「京鹿子娘道成寺」を指すことが多いです。 (紀州道成寺は、きしゅー、と呼びます。てんかとーる、の、落語とはまた別の話ですが) そういうことで、し [続きを読む]
  • 羽根の禿(はね の かむろ)
  •  本日は旗日です。 「旗日(はたび)」も死語かもしれません。 そして旧暦平成廿八年正月四日。 昭和の子どもはお正月に羽根つきなぞ致しました。 ほんの40年ぐらい前のことです。 ほんの…ではないかもしれませんが、時の流れの実感とは長ずるに及び変わります。 時間に対する相対的な観念の基準値が変わるからでしょうかしら。 昭和の中高校生は近未来小説(平たく言えばSF)をよく読んだりしておりまして、印象的だったのが [続きを読む]
  • 朗読三絃「牡丹灯籠」、本邦初演いたします。
  •  今度の日曜日、11月29日。 日本橋は茅場町の東京証券会館ホールで、わが杵徳会一門の温習会がございます。 開演は正午。 日頃の研鑚の成果を皆さまに楽しんでいただけますよう、みな一生懸命勤めますので、 どうぞ皆さま、お越しくださいませ。 当ブログをご覧になってくださる皆さまには、日頃のご愛顧に感謝申し上げ、ご招待いたしますので、どうぞ当日受付へお寄りになってくださいませ。 番組は上掲チラシのような案配 [続きを読む]
  • 長唄絵合せ
  •   トクオウは激怒した。(ぃぇ、それほどでも…)  必ずかの高ピッチ至上の風潮を除かねばならぬと決意した。  トクオウにはDTMがわからぬ。  トクオウは長唄の師匠である。三味線を弾き、伝統芸能と遊んで暮らしてきた。  けれどもインプレッションに対しては、人一倍に敏感であった。……… 表題写真の説明をしようと思ったら、思わぬ回り道(三日ぐらいかかる?)をしてしまいました。 怒りというものは、人間の行動 [続きを読む]
  • 菅公
  •  常々、身辺整理をしたいと思っていた。 コンセントを抜くと消えてしまう媒体をどうしても信用できず、記憶すべきものは紙に記されているものに限る、という観念から抜けきれない。だからどうしても書類に埋もれてしまう。 世間に流通している出版物の類いは、自分で持たなくても図書館にあるから安心である…と思えたのはもう昔のことで、私が憶えておきたいことどもが載っている書籍は、たぶんもうこの地上から姿を消しつつあ [続きを読む]
  • Tutti,dormono! (「誰も寝てはならぬ」の、ハンタイ)
  •  “Nessuno dorma”という名曲が一時流行りました。(いえ、スタンダードな名曲ですからこういう言い方はいけないかもしれません) それはいつだったかの亥年の前年でのこと、その流行りものから年賀状の絵柄を考えに考え抜いて…ぃぇ、ほんの想いつきだったりもしますが…“山崎街道でイナバウアー”というタイトルの下、新干支のイノシシが山崎街道で仰け反って花道を踊り去る…という御摂つきの安宅勧進帳をも狙った意匠が私の [続きを読む]
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