アスク さん プロフィール

  •  
アスクさん: アスク井上クリニックの院長コラム
ハンドル名アスク さん
ブログタイトルアスク井上クリニックの院長コラム
ブログURLhttp://asc-cl.jp/blog/
サイト紹介文植毛やそのほかの薄毛治療について医学的観点から書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/08/07 13:53

アスク さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • ネイプヘアは使えるか 2 ― 追)高密度移植の材料として
  • 高密度移植(80株/cm?)が可能な方は、皮脂が少なく、傷の治りに問題がなく、皮膚が健康な状態であることは必要条件です。これがないと、この高密度 移植、ニードルやマイクロスリットを使ってもリッジという盛り上がった傷跡を作りやすく、これが生着不良の原因ともなり、反ってスカスカになることがあり ます。このようなリスクの説明と条件が整ったときに、そして希望があったときに行いますが、そこで使う材料こそネイプヘア [続きを読む]
  • 菲薄化したきずあと・やけどあとへの植毛
  • 今まで菲薄化した瘢痕、火傷跡の植毛は移植床の無さにより、なかなか満足な結果を出せませんでした。植皮となれば大がかりですし、かといって脂肪注入程度では、これまた、まだまだな感じです。最近、リジェネラ(hbw®)という器械が日本に入ってきて、その考え方は真皮部分、つまり細胞外マトリックスと繊維芽細胞の塊を粉砕して、(場合によっては脂肪組織由来幹細胞も)注射で打ち込むというものです。いわば、自家真皮粉砕 [続きを読む]
  • ネイプヘアは使えるか
  • ネイプヘアとは首筋 うなじ の髪です。毛周期は短くそのため、長さが短く、太さも細い傾向にありますが、通常の後頭部の髪と変りなくAGAの影響も受けず継続的に毛周期を繰り返します。つまり、植毛に問題ない毛です。それどころか、その短く、細いという性質を考えると、生え際の植毛や眉毛の植毛には、多くのアドバンテージを持っているとさえ言えます。 採取は、通常のFUEやロボットではかなり難しく、i-SAFEだからこそ [続きを読む]
  • 女性のための薄毛治療-頭頂部分け目編
  • 女性の相談で多いのは、頭頂部「分け目」の地肌が透けて、ボリュームがない。四角く男性的なおでこの生え際を丸くしたい。の二つになります。今回は頭頂部分け目についてです。男性の薄毛の原因のトップはAGA男性型脱毛症であり、メカニズムもかなり解明されているため、有効といえる薬もあります。また植毛においても材料の採取として用いる後頭部の毛はAGAを起こさない性質があり、材料としては優れています。これに対して [続きを読む]
  • カツラをやめたい
  • カツラは、一見手軽で、効果の高い方法のように思われますが、年齢不相応に密度が高い、思いの外維持費がかかる、帽子をかぶったまま生活をしている感じで煩わしい。バレているだろうけどあまりに落差が大きくそのカツラを外せない。などなど、いろいろと、苦労がつきまといます。だから、もうそろそろカツラをやめたいといって当院を受診される方がいらっしゃいます。自毛植毛で得られる髪は、ご自身の髪であり、毛周期を繰り返す [続きを読む]
  • PRPで毛髪再生?
  • PRPとは、血液に含まれる血小板を多く含む多血小板血漿のことで、大まかに言えば、採血した血液に抗凝固剤を少し入れ遠心分離した時の上澄み液として得られるものです。有効成分はおそらく含まれるサイトカインや成長因子です。最近は様々な医療領域における安全性の高い再生医療として使用されています。たとえば歯科領域では、、歯周組織再生とくに歯が無くなったために吸収された歯槽骨の再生に盛んに用いられています。美容 [続きを読む]
  • 取りあえず薬で何とかしたい
  • 薄毛に気がついたら、ほとんどの方が考えることは、「取りあえず薬で何とかしたい」です。でも本当にそれは正しい選択なのでしょうか。AGAにおける5aRI(プロペシアなど)の内服は確かに特効薬ではありますが、単なるサプリとは違います。毎日飲んで何年も大丈夫なのでしょうか。男性ホルモンの作用を抑えたり、やる気に関係する脳内ホルモン量を抑えたりするわけですから、不可逆的がどうかは、おいておいても、長期連用は避 [続きを読む]
  • 寄らない傷跡を切り取って治す矛盾
  • 頭部の傷跡の修正で来られる患者さんの多くは、傷跡の切除縫縮を1回以上受けている方が多いのですが、すべてのケースで、手術前と変わらないか、反って酷くなっている。正確には、そういう患者さんがワラにもすがる思いで、そのワラとして植毛を考え来られるのですが、すでに皮下の脂肪層を含む組織は菲薄化していて、いわゆる毛根が生着できる空間が乏しい。それだけでなく、表面からも、色が白く血流が少ないのが見える。このよ [続きを読む]
  • つむじへの植毛は可能か
  • 随分根源的な話で、なにを今頃と思われるかもしれませんが、それほど、つむじへの植毛で満足を得ることが難しいと言うことです。もともと、つむじという所、毛流というベクトルで考えると、湧き出し点・発散点であり、ベクトルの重なりがない点であるため、どうしても地肌が見え易い傾向にあります。毛が太く長いだけでなく、毛穴と毛穴の間隔は可能な限り近い方がよい。ここで、植毛で用いる株のサイズと移植孔とそれらによる周囲 [続きを読む]
  • 株のトリミングは必要か
  • ちょっとマニアックな話題ですが、当院ではFUSSだけでなく、FUEの一つであるi-SAFEにおいても、全例、採取した株はすべて、マンティス顕微鏡下でチェックをしています。その目的の多くは、表皮の大きさにあります。25年ほど前、私が植毛を最初に学んだころは、株の表皮部分は限りなく小さく、毛球部分は大きめの「涙型」が標準でした。しかし、これは、生着率があまりよくなく、現在では、表皮も一部残し、全体としてスリ [続きを読む]
  • 最近ちょっとしたブーム―ハイブリッドアンシェーブン―
  • 最初は患者様から、ご提案頂いた方法です。もちろん当院だけのことですが、ちょっとしたブームとなっています。内容は、目立たない程度はバリカンで刈って、そこから効率良く採取して、それ以外は残った部分全体より、目立つことのない刈らないアンシェーブンで採取しようというものです。アンシェーブン単独は、目立つこともなく、株のクオリティを落とさない、とても優れた方法ではありますが、如何せん、手間がかかりその分多少 [続きを読む]
  • おでこをせまく
  • 大きく分けると次の2つになります。1,男性的な生え際2,女性的な丸いおでこいずれにせよ、おでこを狭くは、とても慎重に行う必要があります。特にそのデザインと密度です。デザインでよく見かけるのは、意味もなくギザギザにしたものですが、一直線はおかしいので、自然に見せたいという気持ちはわかります、しかしそういう生え際は本来なく、この時点で変だなと感じてしまいます(マルコと呼んでいる)。(写真)(写真)2に [続きを読む]
  • あえて産毛を植毛するとき
  • FUEのメリットに一つに、採取株を選択できるというのがあります。通常は仕上がりのボリュームを考えると、大きめのしっかりした毛のグラフトを選ぶことが多いのですが、女性の生え際の最前列の様な場合は、できるだけ産毛に近いものを選びます。単に一本毛というのではなく、襟足近くの軟毛を選ぶのです。ボリュームという点ではコスパは悪く、また生着率は若干低いような気もしますが、許容範囲内ではないかと思います。それよ [続きを読む]
  • あえて産毛を植毛するとき
  • FUEのメリットに一つに、採取株を選択できるというのがあります。通常は仕上がりのボリュームを考えると、大きめのしっかりした毛のグラフトを選ぶことが多いのですが、女性の生え際の最前列の様な場合は、できるだけ産毛に近いものを選びます。単に一本毛というのではなく、襟足近くの軟毛を選ぶのです。ボリュームという点ではコスパは悪く、また生着率は若干低いような気もしますが、許容範囲内ではないかと思います。それよ [続きを読む]
  • 移植孔はスリットかホールか
  • これも時折議論されることがありますが、一言で言えば一長一短がある、ということです。さらにChoi式ニードルも含めて、私自身も、手術毎にどれをどの程度使うか悩むこともあります。現状、80%はスリット、10%Choi式ニードル、10%ホールといったところです。ホールの利点は、Choi式ニードルでもそうですが、スリットにおける前後の「余分な隙間」がないため、グラフトがぴっちり収まり出血が少なく、高密度に移植が可能というこ [続きを読む]
  • 移植孔はスリットかホールか
  • これも時折議論されることがありますが、一言で言えば一長一短がある、ということです。さらにChoi式ニードルも含めて、私自身も、手術毎にどれをどの程度使うか悩むこともあります。現状、80%はスリット、10%Choi式ニードル、10%ホールといったところです。ホールの利点は、Choi式ニードルでもそうですが、スリットにおける前後の「余分な隙間」がないため、グラフトがぴっちり収まり出血が少なく、高密度に移植が可能というこ [続きを読む]
  • もう一つのハイブリッド
  • 切るFUSSと切らないFUEを組み合わせるハイブリッドi-SAFEを始めましたが、今日診察致しました患者様から、刈るスタンダードと刈らないアンシェーブンのハイブリッドはどうなのかと、ご質問いただきました。なるほど、自毛で隠せる範囲の刈り上げからとそれを超えるものはアンシェーブンでという考えは、これもまた合理的で効率のいい方法なんだなと思い、今後はこの方法(ハイブリッドアンシェーブンと呼びましょうか)をメ [続きを読む]
  • もう一つのハイブリッド
  • 切るFUSSと切らないFUEを組み合わせるハイブリッドi-SAFEを始めましたが、今日診察致しました患者様から、刈るスタンダードと刈らないアンシェーブンのハイブリッドはどうなのかと、ご質問いただきました。なるほど、自毛で隠せる範囲の刈り上げからとそれを超えるものはアンシェーブンでという考えは、これもまた合理的で効率のいい方法なんだなと思い、今後はこの方法(ハイブリッドアンシェーブンと呼びましょうか)をメ [続きを読む]
  • 一度の手術で移植できる本数(ハイブリッドi-SAFE)
  • 私のHPでも、一度で行える手術の上限はおよそ4000株(10000本)と記載しているのですが、東洋人において、ある程度AGAが進行しているケースでは、これはなかなか難しく、採取出来ても、手術時間は長く、後頭部の密度感は低くなりがちです。そこで、多くの方で、この4000株(10000本)以上を手術できる可能性として、一つの解決法は、切るFUSSと切らないFUEを併用するハイブリッド法です。各々で2000株なら [続きを読む]
  • 一度の手術で移植できる本数(ハイブリッドi-SAFE)
  • 私のHPでも、一度で行える手術の上限はおよそ4000株(10000本)と記載しているのですが、東洋人において、ある程度AGAが進行しているケースでは、これはなかなか難しく、採取出来ても、手術時間は長く、後頭部の密度感は低くなりがちです。そこで、多くの方で、この4000株(10000本)以上を手術できる可能性として、一つの解決法は、切るFUSSと切らないFUEを併用するハイブリッド法です。各々で2000株なら [続きを読む]
  • 意外と存在する十代のAGA
  •  あまり、意識していないせいか、十代でのAGAは無いように思われているのですが、大人になって受診される方の15%がすでに15歳前後で薄毛の発症を感じており、さらにわずかですが、十代前でも発症があるとの統計があります。(この若年性のAGAとは別に、出生時に母胎の男性ホルモンの影響でAGAパターンをもつベビーがいます、出生後一年ほどで改善しますが、やはり、男性ホルモンの感受性が強い傾向にあり、その多く [続きを読む]
  • 意外と存在する十代のAGA
  • あまり、意識していないせいか、十代でのAGAは無いように思われているのですが、大人になって受診される方の15%がすでに15歳前後で薄毛の発症を感じており、さらにわずかですが、十代前でも発症があるとの統計があります。(この若年性のAGAとは別に、出生時に母胎の男性ホルモンの影響でAGAパターンをもつベビーがいます、出生後一年ほどで改善しますが、やはり、男性ホルモンの感受性が強い傾向にあり、その多くは [続きを読む]
  • 成長因子の効果的な使い方
  •  成長因子を使用しての治療におけるポイントは3点ほどあります。どうやって作り、どの程度の頻度で、どの様にして適用するかです。 まず第一点はその作成法です。理想的には、目的となる成長因子を、E.Coli等へ遺伝子組み込みにより遺伝子工学的に精製することです。しかし最近使用されているものの多くは幹細胞などの培養液から抽出したもので、目的する成長因子が少ないだけでなく、目的としない、望まないものまで含まれてい [続きを読む]
  • 成長因子の効果的な使い方
  • 成長因子を使用しての治療におけるポイントは3点ほどあります。どうやって作り、どの程度の頻度で、どの様にして適用するかです。まず第一点はその作成法です。理想的には、目的となる成長因子を、E.Coli等へ遺伝子組み込みにより遺伝子工学的に精製することです。しかし最近使用されているものの多くは幹細胞などの培養液から抽出したもので、目的する成長因子が少ないだけでなく、目的としない、望まないものまで含まれていてい [続きを読む]
  • 過去の記事 …