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2015/08/07

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  • 蹄の検査

    蹄の検査を書き残す。三石のセンターへいった。まずは歩様の検査。並足、速足。左前が痛い。次は痛い脚を屈曲してからの、歩様検査。並足速足。さっきと変わらず。蹄を鉗子で挟んで、痛いところをさがす。蹄底はどこも痛くない。蹄球の間のところをぐっと押すと痛い。とうのう、というところに麻酔を入れて、歩様が良くなるか検査。ブロック注射を打つために打つところの麻酔をうつ。きいてきたら、レントゲンで蹄を撮影して、針を入れる場所を確認しながら針を刺し、とうのうに麻酔を注射。効いてきたら、もう一度歩様の検査。痛くなくなった。レントゲンの画像に、とうのう骨に小さなでっぱりがあるので、そこが神経にあたっているかもしれない、とのこと。ナビキュラー症候群、と、言うらしい。とうのう炎とも。センターでは治療としては、患部にステロイドをいれる...蹄の検査

  • 繁殖牝馬、蹄が痛い

    蹄がずっと痛い繁殖牝馬。8月の猛暑のころ離乳した。離乳してすぐ右前の蹄を痛がった。こちらは砂のぼりだったみたいで、時間はかかったが1か月くらいで治った。抜けた跡も見つかった。だがそのあと、左前の蹄が痛くなった。歩けないほどではないが、痛い。削蹄師さんに見てもらったり、獣医さんにかかったりしたが、とりあえず様子を観ましょうとなり、あまりひどくもならないので、様子を観ていた。3か月経って、許せる範囲くらいまで痛みは改善したが、完全ではなかった。もう一度獣医さんにかかり、検査をすることになった。繁殖牝馬、蹄が痛い

  • KANちゃん

    KANちゃんが亡くなった。唯一好きだった歌手。大学生の頃ラジオしか持っていなくて、夕方のSTVラジオのベストテン番組でよくかかっていて好きになった。ビリージョエルや、ビートルズなど洋楽テイストな楽曲は、とてもいい感じだった。クスッと笑える歌詞や、ほっとする言葉、「涙見せてもいいよ、僕が気にかけるのはハンカチを出すタイミング」(星屑の帰り道)なんてこと言われたら、悲しみも飛んでいきそう。コンサート、というかライブ、行きたかったな。無理してでも行っとけばよかった。ロックボンソワで、一度だけメールを読んでもらえてピックをもらったな。もっともっと新しい歌を聴きたかった。ご冥福をお祈り申し上げます。KANちゃん

  • 猛暑

    暑い。離乳を予定していたが延期した。そろそろ気温が下がるかと思いきやもっと高くなる。親も子も馬房の中でも大汗。人間も命の危険を感じる。明日から多少気温が下がるとのことで、今日離乳を決行との社長からの命。正直明日にしたかった。何事もありませんように。祈るしかない。猛暑

  • 子供をいじめる母親2

    母親が時々ではあるものの、仔馬を激しく攻撃するので、仔馬は母親の一挙手一投足に、いちいち反応する。親が振り向くとビクッとする、とか、ちょっと動いただけで慌てて逃げたりする。なので、あちこち傷だらけ。しかし、放牧地では逃げ場があるのでそういう緊張感はなくなる。それどころか、他の大人しい親馬にちょっかいかけたりする。自分のお母さんが怖いから、ほかのお母さんなんて全然怖くないと言った感じ。放牧は楽しいのだが、収牧時に母親と二頭引きすると、母親を怖がって歩かない。馬房に入りたくないのかもしれない。子供をいじめる母親2

  • 子供をいじめる母親

    16歳になる繁殖牝馬が、毎年子供をいじめる。と言っても、常にいじめるわけではなく、餌を食べている時だけ。ちゃんとオッパイも飲ますし、面倒もみる。いなくなればあわくって探す。元々うちの馬たちの中で二番目に弱く、いつも他の馬に虐げられている。そのせいなのか、餌を食べている時に仔馬が餌の方に行くとものすごい勢いで齧って蹴る。仔馬は何度も怖い思いをしているので、お母さんが餌を食べている時は後ろの方で小さくなって身をひそめている。かわいそうなので、餌を食べている時は、廊下に出してやることにしている。子供をいじめる母親

  • マスク

    安倍のマスクが余っていて、保管料に大金がかかっているので廃棄する。欲しい人には差し上げます。と、言うので、捨てるくらいならもらおうかと思い、要望した。安倍のマスクなんで、感染予防には使えない。布製だし。私は喉が弱く、極寒の冬は布製のマスクで喉を守らないと喉を痛めてしまう。そのためにいつも布製のマスクをしていた。最近のコロナで、布製の、正確に言うとガーゼ製のマスクは売っていない。安倍のマスクが手に入るならちょうど良いと思い申し込んだ。待てどもさっぱりこない。まあこの調子なら忘れた頃に届くんだろうな、と、思っていたら、今日ニュースでそのことが取り上げられていた。在庫より多くの要望があったとか。そのことを安倍さんが自慢げに話していた。一部分しか流されないニュースで全てを評価するのは間違っているとは思うけれど、ニヤニヤ...マスク

  • 新しい馬が来たとき

    繁殖牝馬が来た。5歳。去年輸入されて、別の牧場で初子を産んでうちにやってきた。その牧場での評価は子育ては普通。群れの中では強いほう。扱いで悪いことはしない。うちには、新しい馬にケンカを売る馬がいるので、初日は緊張する。今年はまず、その馬と一緒にせず、穏やかな性格の馬ばかりの群れにまず入れた。全く問題なく、群れに入ることができた。その後何日かした後、その群れになかにける馬を入れた。どうなることかと思ったが、意外にも、ける馬は新しい馬を気に入ったようで、すぐに仲良くなった。怪我なく入ることができてよかった。新しい馬が来たとき

  • 子育てのできない馬

    馬は子育てができるとは限らない。馬の仕事を始めてから30年近く経つけれど、初めて子育てのできない馬に出会った。産んですぐ仔馬がおっぱいをまさぐっているときに激しく蹴った。最初はよくあることだが、何度か飲ませるうちにやらなくなるものだが、今回はいつまでたっても蹴っていた。それでも、仔馬はうまいこと蹴られずおっぱいを飲んでいた。このまま、うまくいくかな、と思っていたが、ダメだった。仔馬をもっと早く親馬から離していればこんなことにはならなかった。子育てのできない馬もいるんだと分かった。結局、仔馬はしりっぱねした親馬の蹴りに当たってしまった。仔馬を蹴る親がいるなんて思いもしなかった。子育てのできない馬

  • 子育てのできない馬

    去年の11月に来た転入馬。予定日は3月1日。初子を産んでから3年空胎だったそうだ。2月になってもおっぱいが膨らんでこない。もしかしたらまた流産してるのか?、と思うくらいぺっちゃんこ。おなかもぜんぜんおおきくない。直検でもしようかと思ったが、手入れをしていた時に、おなかの赤ちゃんがお母さんのおなかをけるのを見て、ああ、居たんだ、疑って悪かったな、と思った。予定日も過ぎ、まだ、おっぱいも全然大きくならないので、ちょっと刺激をしてみようかと、乳首をさわる練習をした。ちゃんと仔馬に飲ませる馬かどうかも、見たかったので。馬の体をブラッシングしながら、少しづつ乳首の近くに手を持って行ってそろそろと触ろうとしたら、恐ろしいような蹴りが飛んできた。まあ、初めて触るときは、ままあることなので、じっくり時間をかけて、そろりそ...子育てのできない馬

  • 新型コロナウイルス

    自分が発熱した。こんな時期に。熱なんて滅多に出さないのに、しかも、新型コロナウイルスが蔓延しているときに。最初は7度2分くらいの微熱だった。しかし以上な倦怠感と息苦しさ。これってまさにあの症状だと青ざめた。しかし、次の日は熱のみ。しかし、一度コロナかと思ってしまった小心者の私はもう食事が喉を通らなくなってしまった。熱と言っても37度5分。普段なら、なんとも思わず早く寝ようぐらいのものなのに、今度ばかりはまさか本当にコロナにかかったんじゃ無いかと卒倒物。次の日は37度1分。次の日も。4日経ったしもう相談センターに聞かずにはいられない。町の保健所に電話。「あなたの症状だとコロナとは言えませんね。検査もできません。」そっか…、だと思った。でも諦められずもう一度電話。「やっぱり、検査はできませんね。」検査ができな...新型コロナウイルス

  • 生後12日目の熱発

    生後12日目の仔馬が朝突然、左後肢の飛節がぼっこり腫れていた。まったく、足をつくことも動くこともできない。熱も40度も出ている。最初は親に蹴られて骨折したのかと思った。獣医さんに診てもらうと、骨折ではない、関節炎の腫れ方とも違う。フレグモーネではないか、とのこと。一応関節炎を調べるために血液検査をして、痛み止めと抗生物質の注射を打った。その日の昼に呼吸が荒くなって、鼻水がたくさん出てきた。とても苦しそうだったのだが、夕方には呼吸は治まってきた。鼻水はがびがびだった。次の日の朝には39度5分まで下がり、夕方には38度7分まで下がった。肢もつけるようになって馬も元気になってきた。自分で蹴ったりこすったりして、飛節を痛めて炎症が起こったときに、鼻風邪をひいて、熱発してぼっこり腫れたんだろう、との診断。血液検査の結果関...生後12日目の熱発

  • 自力で立てないとき

    ちょっと未熟で生まれた仔馬が手伝ってやれば立てるのに、自分では立てなかった。人が手伝って立たせてやれば、ちゃんと歩けるし、おっぱいも飲める。しかし、なんとしても自力で立てない。最初は初めて立つときに人が介助しすぎて、自分で立つ方法がわからなくなってしまったかな、なんて思ったりもしたけれど、そうではないだろう。こういう時は立てないとおっぱいが飲めないんだから、手伝ってやって立たせるしかない。立って、おっぱい飲んで、寝て、を繰り返さないと、仔馬もしっかりしてこない。地道に1時間おきに起こしてやるしかない。自分で起きれない仔馬は、へそが汚れることが多いのでへその消毒はしっかりやらなければならない。この仔馬は生後36時間で自分で立てるようになった。立てるようになった次の日にはパドックで走り回っていた。そして、よかったね...自力で立てないとき

  • 自分で立てない

    仔馬が無事生まれた。ちゃんと呼吸しているし、心臓も動いている。しかし、反応が鈍い。タオルでごしごし拭いてもそれほどバタバタしないし、呼吸が少し遅かった。前足がちょっと変な方に曲がっているように思えた。小さいし、未熟な感じだった。それでも1時間ほどしたときに、ちょっと手伝ってやったら立つことができた。すぐおっぱいも飲んで、ほっとした。立たせると、つなぎがすべてゆるくてこのせいで変な風に曲がって見えたようだった。おっぱいを飲むのもいつまでも飲んでいて、ちゃんと吸えているか怪しい感じだった。ごくごく言っているので全く飲めていないことはないと思う。そのあと、あとは自力で立てればオッケーだと思っていたのに、自力では全く立てなかった。まず体が起こせないのだ。よく言う犬座姿勢ができない。寝たままバタバタしているだけで、...自分で立てない

  • 自分で立てない

    仔馬が無事生まれた。ちゃんと呼吸しているし、心臓も動いている。しかし、反応が鈍い。タオルでごしごし拭いてもそれほどバタバタしないし、呼吸が少し遅かった。前足がちょっと変な方に曲がっているように思えた。小さいし、未熟な感じだった。それでも1時間ほどしたときに、ちょっと手伝ってやったら立つことができた。すぐおっぱいも飲んで、ほっとした。立たせると、つなぎがすべてゆるくてこのせいで変な風に曲がって見えたようだった。おっぱいを飲むのもいつまでも飲んでいて、ちゃんと吸えているか怪しい感じだった。ごくごく言っているので全く飲めていないことはないと思う。そのあと、あとは自力で立てればオッケーだと思っていたのに、自力では全く立てなかった。まず体が起こせないのだ。よく言う犬座姿勢ができない。寝たままバタバタしているだけで、...自分で立てない

  • 生後7日目の疝痛

    生後7日目の仔馬が夕方厩舎に入れた後変な格好で寝ていた。前脚をギュッと曲げちょっと仰向けになったりお腹を見たり。さほどバタバタすることはないが、同じようにお腹を上に向けようとする。お腹が痛いようだ。お腹をさすってやると楽になるみたい。下痢もしている。熱は38度5分。獣医さんがバナミン打ってくれて、ミヤBMと抗生物質を飲ませた。しばらくは注射のせいかぼーっと突っ立っていた。お腹の痛みは薄らいだようだ。一晩様子を見ていたが、もう痛がりはせず、寝て、起きておっぱい飲んで、寝て…の繰り返し。いまいち元気はないようだった。朝になるとすっかりよくなったようで、暖かくなってからパドックに放すと元気に走り回っていた。昨日はバレンタインだというのにとても暖かくパドックの凍結土が溶けて、変なものを口にしたのかもしれない。それとも放...生後7日目の疝痛

  • 今年の初めての出産

    仔馬が生まれた。予定日は22日だったが、おっぱいが一月の中旬にはもう張り始めていて、早産してしまうかと心配していたのだが、予定日の13日前に無事出産した。とても寒い日で、今年の冬一番寒い日だった。夜8時に生まれたのだが、お産はとても軽く、何もすることがなかった。ただじっと厩舎の通路で様子を見ていたのだが、そこで、何もしないでただだまって見ているのがとてもつらかった。厩舎の温度はマイナス10度はいっていたんじゃないだろうか。お産のすべてが終わり、親も立ち上がり、仔馬も一息ついたので、ただ何もせず様子を見ていたら、急に仔馬がひきつけを起こし始めて、力なくぐったりし始めた。去年、新生児不適応症候群で、仔馬を失っているので、またかと、心臓が止まる思いで仔馬に駆け寄り、すぐに、頭を起こしてみたがぐったりしている。心臓の音...今年の初めての出産

  • 飛節のOCD 関節鏡手術

    1歳の雄馬の飛節が腫れたのでレントゲンを撮ったらOCDが見つかった。もうハッキリと離れているので手術することになった。こんな厳冬期に馬運車出すのは不安であったけれど、運良く?今年は雪が全く降っておらず、支障なく行くことができた。大きな馬で、急なことでもあり、馬運車に積むために、鎮静剤をかけてもらい、手伝いの人も呼んだ。もちろん、前の日に積む練習はしておいたけれど。8時50分には三石のセンターに着き、体重測定して、中に入り、正味1時間で手術は終わった。麻酔が覚めるのに30分ほどかかり、10時半には帰途についた。帰りに目が覚めて少し興奮していたけれどなんとか無事に帰って来られた。大変なのはこれから。2週間の舎飼いと2週間のパドックで管理しなければならない。もともと、具合が悪いわけでは無いので馬はとても元気だ。今日で...飛節のOCD関節鏡手術

  • フレグモーネその後

    ひどいフレグモーネの繁殖牝馬は受胎していたのだが、お腹の子は死んでしまった。フレグモーネの治療は3週間程続き、ひどい痛みは最初の10日くらいでその後は腫れのみであった。反対の脚の蹄葉炎も心配だったけれどそれは大丈夫だった。フレグモーネの治療が終わり、しばらくした後、受胎を確認してもらったら、もう子馬はいなくなっていた。子宮の中に残骸みたいなものは写ると言っていた。馬は痛みがあると流産するホルモンが出てしまう。残念ながら今回は止めることができなかった。今年は治らないフレグモーネが多いと獣医さんが言っていた。うちの馬は痛みも引き、腫れも殆ど気にならない程度まで治った。フレグモーネその後

  • 繁殖牝馬の顔面の皮下気腫

    繁殖牝馬の顔が腫れた。19歳の高齢馬だ。正確にはほっぺが腫れた。腫れを触るとプチプチと気泡が潰れる感じがする。ちょっと楽しい。熱もないし食欲もあるので様子を見ていたら、鼻の方にも広がり、目の周りにも広がってしまった。獣医さんに見てもらったら、牛の体にこういう症状が出ることがあるけど、馬では見たことが無い、とのこと。ちなみに牛の場合は法定伝染病で、まずい病気だそうだ。馬ではそうでは無いし、注射が良く効くとのこと。治療して4日くらいでほとんどなくなった。顔を触るとプチプチとなんとも言えない感覚だった。皮膚の中の気泡が抜けるのだろう。馬も気持ちいいのかじっとしている。繁殖牝馬の顔面の皮下気腫

  • フレグモーネ

    繁殖牝馬が夕方突然後ろ足を痛がり出した。朝放牧した時はなんともなかったのに、夕方には足をつくことさえ痛い感じだ。その時はまだそれほど足も腫れておらず、捻挫か、ざせきか、どこか骨折しているのかと思う感じだった。しかし、熱は40度、痛い足の熱感が凄い。その日は獣医さんにフレグモーネの治療をしてもらった。次の日には丸太のような脚になってしまい、皮膚の表面から血漿が滲み出ていた。注射と水冷で次の日には熱は下がったが、今度はオッパイが腫れてきて、それがとても痛いようだ。オッパイを触ると痛がるので、絞るのもかわいそうかと、やめておいた。脚を冷やすついでにオッパイも水をかけたら最初は嫌がっていたが、だんだん慣れて気持ちいいみたいだった。しかし、痛みは取れないみたいで、痛い脚をつかないように上げてばかりいた。脚をつくと腫れたオ...フレグモーネ

  • 二番牧草上がる

    今日最後の牧草作業が終わった。セプテンバーセールや、一歳馬の移動で、伸ばし伸ばしになっていた、二番牧草をやっと上げることができた。10月としては記録的に気温が上がってくれたので、この時期にしては良い牧草が出来た。もう二番牧草はもう取れないかと、諦めかけていたが天は我を見捨てなかった!これで忙しい毎日からやっと解放される。二番牧草上がる

  • サマーセール

    サマーセールが終わった。連日すごい売却率。うちもそれに乗っていけた。それにしても、お客様の数がすごい。こんなにたくさんのお客様は見たことない。それに、若いお客様もいっぱいいらっしゃった。だんだん自分が年を取り、代わりに調教師さんや、お客様が自分より若くなっていっている。あたりまえだけど。それに出す方にも大きな変化が。外国人がすごく多い。右見ても左見ても外国人。最近スーパーマーケットで買い物してても外国人がいっぱいだもの。たぶんインドの人たちだと思うけれど、みんな明るい。気軽に話しかけてくれるのでびっくりしちゃう。一日に300頭以上で、終わるのが7時過ぎ。順番が最後だったら、牧場に残してきた馬たちの世話ができなくなってしまう。今回は早い順番だったのでよかったが、いろいろ考えなくてはならない。サマーセール

  • 乳腺炎

    おとつい離乳した馬が夕方放牧地で寝ていた。前足を前に投げ出して、おなかのあたりを気にする。疝痛か?と、様子を見に行くと、おもむろに起きて、よろよろと歩きだす。その歩様はぎこちなく、右後ろ足を引きずるような曲げたくないような感じ。そして、ぶるぶると震えていた。誰かに鋭く蹴られたのか?どこかに激しくぶつけたのか?と、一瞬思ったけれど、どこにも傷はないし、それはないかなと。厩舎へ連れて行き、熱を測ると9度2分。おっぱいをみたら、右側だけ張っていた。搾ると黄色っぽい乳が出てきた。乳房も硬くなっていた。馬も楽になるのかおとなしく絞らせていた。獣医さんはすぐに乳腺炎で間違いないね、と、注射を打って行った。この馬はおっぱいがたくさん出る馬だった。その割には乳首が小さく、乳房の大きな馬だったので、離乳でおっぱいが溜まって炎症が...乳腺炎

  • 子馬の風邪はうつる

    うちの長男の子馬が風邪を引いたら、次々に一緒にいた子馬たちにうつった。大きい馬から順にうつり、最後は一番小さい2ヶ月足らずの末っ子。小さいせいか、一番症状が重かった。沢山の注射と、最後は胃薬。今年の風邪は、動きたくない病だ。ぼーっとして目が虚ろになる。おっぱいはちゃんと飲むし、熱もすぐさがった。食欲は少し落ちる。大人しいのは良いが、元気がないのでとても心配になる。子馬の風邪はうつる

  • 当才熱発

    生後5ヶ月になる大きな当才が熱発した。9度2分。食欲旺盛だった子がちょっと残す。やんちゃで引き馬に苦労していたのに大人しい。舎飼して1日休ませたら、元気になったので放牧に戻した。しかし、また元気が無くなった。熱は8度8分。獣医さんを呼んで注射。舎飼。乳酸菌の薬今度はなかなか元気は戻らず4日間治療と舎飼。血液検査も異常なし。虫卵検査も虫はいないとの結果。熱を出す前に、夜結構強い雨にずっとあたっていた。疲れがたまっていたところで、雨がトドメを刺したのだろうか。今ではすっかり元気になって、モリモリご飯を食べている。当才熱発

  • 繁殖牝馬の砂上り

    繁殖牝馬が後ろ足を痛がっていた。蹄のようだ。削蹄士さんに診てもらったら、すぐに悪いところが見つかった。蹄の外側の後ろの辺りに登っていった形跡がある。それに、蹄踵のところでもう破れていた。膿が出ているからもうじきに良くなるだろうと、言って帰っていった。しかし、その後もなかなか痛みが引かない。3日後、もう一度診てもらったが、ほかに悪いところはないから様子を見て、と。その次の日、もっと悪くなり脚も全く着けなくなってしまったので、獣医さんに診てもらった。痛み止めと抗生物質の注射。それと、アニマルインテックスが、たまたまうちにあったので、その使い方を聞いた。その次の日に、管の真ん中あたりから膿が出てきた。アニマルインテックスを水に浸して巻き肢巻で巻いた。2日そのままにしておくと腫れていた脚もスッキリしてきた。獣医さんの治...繁殖牝馬の砂上り

  • 足が伸びない子馬

    破水してお産が始まった。しかし、鼻は出てきているが、脚が全く出てこない。手を入れてみると、膝からしっかりと折りたたまっている。しかも両脚。すぐ獣医さんを呼んで、待つ間になんとか直そうと、子馬を押し戻して、子馬の足先を探り引っ張って直そうとしたが、親の陣痛が強くて出てきてしまう。そうこうしている間に、脚が折り曲がったまま、生まれてしまった。親はしばらくじっとしていたが、2、3分で立ち上がってしまった。子馬が心配だったようだ。幸い親馬のダメージはそれほどでもなかったようだった。獣医さんが到着して、様子を伝えると、子馬の膝を伸ばして見て、伸びるかどうか心配だとおっしゃった。その言葉の通り、子馬の膝は曲がったままで、伸びる気配もなかった。膝が伸びないので立つことができない。後ろ足で立ち上がろうとするのだが前足が曲がって...足が伸びない子馬

  • 具合の悪い新生児

    新生子不適応症候群NMSの子馬が生まれた。NMSは管理がとても難しい。どうすればよかったのか、今でも、わからない。去年、ジョンマディガン先生の講習会でこのことを取り上げていたが、それも(ロープを使ったsqueeze)やってみたが、効果は薄かった。万能ってわけでは無いのかもしれない。しかし、反省として、いくら具合が悪くても、浣腸はしておいた方が良かった。獣医さんも1本位ならなんとも無いとおっしゃっていた。NMSの子馬が生まれたら、どう対処するか、色々と決めておいた方がいいと思う。目の前の出来事に翻弄されてしまうから。保温酸素補液哺乳squeeze浣腸具合の悪い新生児

  • 限界

    子馬を助けられなかった。精一杯のつもりでも思い返せば落ち度ばかり。入院しても何もできなかった。しなくていいことを迷いながらなんとなくしているだけだった。ただの牧夫に飼われてる馬は惨めだ。限界

  • オッパイにクスリが出る?

    おとつい、出産した馬がお腹が痛くなったので獣医さんに診てもらった。特に重篤なものではなさそうなので、痛み止めを打って様子を見る事にした。10分もしたら効いてきますよ、との言葉通り直ぐに痛みが治まった。痛み止めの効果なのか、ぼーっと突っ立っている。お母さんがお腹が痛くてずっと寝ていたのでその間オッパイが飲めなかった子馬が、いまだ!とばかりにオッパイに飛びついた。ゴクゴクとたくさん飲んで飲み終わると、お母さんと同じようにぼーっと突っ立っている。まるで、オッパイに痛み止めが出てきて子馬にも効いているかのようだ。そんなことあるんでしょうか?オッパイにクスリが出る?

  • 異常産

    馬医者修行日記というブログをよく読ませていただいています。そのブログに興味深い記事が載っていた。正常でないお産についての過程をつづっているのだが、先生方の苦労がよくわかる。苦労というのは当たっていないのかもしれないが。うちでも何度か異常産に出くわした。お産が始まって破水したのにいっこうに陣痛が起こってこない。親馬は座ったり立ったり、姿勢は変えるのだがいきみが来ない。そのうちあきらめてしまったかのように座り込んで休んでしまう。近所の方がその日はたまたま社長が種付けでいなかったので手伝いに来てくれていて、その人が、こういう奴は仔馬の足を引っ張ってやって刺激をしたほうがいい、と、ぐいぐいとひっぱった。するとちょっといきみがくるけど、やっぱりそれ以上はもういきまない。二人がかりでぐいぐいと刺激するように引っ張っていたら...異常産

  • 40年ぶりの寒さ

    最強寒波がやってくるというので、一頭の高齢馬に馬服を着せてやった。繁殖牝馬に馬服を着せることはどうかなと、思うところもあるのだが、最強寒波が来た時くらい着せてみるかと。すると予想外の事が起きた。繁殖牝馬を放牧したら、他の馬が馬服を着た馬を見て驚き、逃げたり、攻撃したり、走り回ったりしたのだ。そのうち慣れるかと、様子を見ていたのだが、群のボスの馬がしつこく追い回しイジメまくるので、見ていられず、馬服を脱がした。馬服を着たことで、違う馬が来たと思ったのか、馬服が嫌だったのか、理由はわからないけれど、馬服を着たせいで、高齢馬は、追いかけ回されかわいそうなことをしてしまった。脱がしたら、騒動は収まり元の平穏な状態に戻った。ボスだけはしばらくモヤモヤしているようだったけど、もう、イジメたりはしなかった。40年ぶりの寒さ

  • ソルビーシロップがもう終わり

    今日、ソルビーシロップを買いに行ったらもう製造中止でありませんと言われた。駆虫剤を同じものを使い続けていくと効かなくなると言われているのに一種類減ってしまった。フルモキサールとエクイバランとゴールドの3種しか知らない。他にまだあるのでしょうか。ソルビーシロップがもう終わり

  • インフルエンザ

    インフルエンザが全国で大流行している。うちも流行に乗ってしまった。最初にかかったのは社長。会議とか、やはり密室に集団で集まるのは危険。あっという間に38度8分。医者で検査してA型の判定をいただいた。新薬のゾフルーザを一回飲んだだけでその日のうちに元気になった。良かった、と思っていたら次の日私がなんとなく具合が悪い。夕方には熱38度9分。次の日医者で検査してA型の判定。うつるのが速い。そして新薬も効くのが速い。飲んだその日には熱が下がる。社長は、次の日には元気に仕事をしてたけど、私は次の日はまだ体が辛かった。最近は予防接種も面倒で行かなかったけど、来年は行こう。インフルエンザは辛い。インフルエンザ

  • 陰部整形手術

    今年不受胎だった馬の不受胎馬検査をして、陰部の形が悪いので治す手術をすることになった。診療所へ連れて行って、まずは枠馬に入れ、尾の付け根の毛刈りをした。鎮静剤を打って、尾の付け根に麻酔を入れた。脊髄に入れて下半身の神経を麻痺させるらしい。効いてきたら、肛門の下辺りに地面に平行に5センチ以上切れ目を入れて切り開いた。切り開いた中を何やら切り進んでいて、それが終わったらその切り開いた中の方で縫合していた。何針か縫ったところで獣医さんが「ほら、良くなったでしょ!」と言うので見ると確かにさっきまで引っ込んで空気が入りやすかった陰部が、ちゃんと出てきて盛り上がっている。そのあと、さっき、切り開いたところを、綺麗に縫い合わせて、消毒、抗生物質の注射。最後に陰部の縫合。膣の中はいじっていないので、種付けには影響ないそうだ。今...陰部整形手術

  • 生産牧場の病気と事故を減らすために 馬外科医から

    生産牧場の病気と事故を減らすために馬外科医から三石のセンターの先生の講習会。現場の写真をたくさん用意していただき、生々しくリアリティたっぷりの内容。百聞は一見にしかず。餌は一度に多量与えてはいけない。馬は死ぬほど食べてしまうから嫌になる。家も夜間放牧を始めてから一度も先生のお世話になっていない。ゆっくりじっくり食べられるのがいいのだろう。動き回って疲れているからガツガツもしない。当才によく出る回虫はイベルメクチンは効かないと思った方がいい。しかし回虫は1才、親にはほとんどいないそうだ。フルモキサールで回虫を駆除する。分娩前に葉状条虫を駆虫したほうがいい。これはエクイバランゴールド。定期的な全頭一斉駆虫は望ましくない。寄生虫の薬剤耐性が問題になっている。虫卵検査でターゲットワーミングだっけ?虫のいる個体のみ駆虫す...生産牧場の病気と事故を減らすために馬外科医から

  • ジョン・マディガン先生の講習会

    最初の一時間は分娩後;新生子の健康状態についての話だった。ビタミンEを一日あたり2000から2500IU繁殖牝馬に与えると初乳の質を高める。天然型ビタミンEが良く吸収される。分娩予定日の2~4週間前に分娩環境へ移動させる。環境にいる菌に対する抗体が母馬の血中から初乳に移行する時間を確保するため。15歳以上の繁殖は初乳のIgGが減っていく。へその消毒薬は0.5%クロルヘキシジンが一番良い。新生子は何か問題があったときは早期に治療しなくてはならない。様子を見るはいけない。後の一時間は出生時における意識移行不全について。いわゆる低酸素脳症と言われている症例の理解と治療について。意識移行不全は仔馬が生まれ出たのにもかかわらず、まだ子宮内にいるかのようになってしまうこと。子宮内の仔馬は睡眠状態。ホルモン値が下がらない(プ...ジョン・マディガン先生の講習会

  • 講習会2

    ②「疾患のある繁殖牝馬の飼養管理」気になったところを箇条書きする・妊娠中に骨折した牝馬が無事出産した後発情が来なかったのでデスロレリン注射の治療で発情を誘起できた。デスロレリンで誘起した発情で受胎したのは42.4パーセントだったが、不受胎でも86.8パーセントが正常な発情サイクルを取り戻した。・ケイクンがひどくなった繁殖牝馬はアニマルインテックスというホウ酸を含んだ包帯を水で濡らし一晩巻いておくとガビガビがはがれるそうだ。はがした後、抗生物質入りの軟膏を塗って完了。軟膏の中身はセファロチン添加軟膏(コアキシン2g、オロナイン80g、ラノリン少々)・去年のHBA不受胎馬検査での潜在的クッシング病が71頭中疑陽性27頭、陽性25頭もいた。以前はクッシング病の検査は複雑であったが、今はいい検査があるそうだ。・胎盤炎の...講習会2

  • 講習会

    強い馬づくりのための生産育成技術講義2018に行ってきた。講師はNOSAIみなみの獣医さんと、JRAの獣医さん。お題は「交配から妊娠初期における繁殖管理」と「疾患のある繁殖牝馬の飼養管理」①「交配から妊娠初期における繁殖管理」交配適期は排卵の48時間前から排卵12時間後排卵促進剤は効果が出るのが36時間±4時間なので種付け前日に打つ方が良い。獣医さんに直検してもらうとき、卵のサイズを2,5とかいう謎の数字で聞くよりも、実寸で聞いておいた方が良い。その時のサイズは45mm以上だと、交配の適期。そして、子宮の浮腫もグレード1~5で判断してもらい、4になれば48時間以内に排卵する。早期胚死滅の対処のしかたはボディコンディションを種付け時に上げるような飼養管理をしたほうが良い。出来れば初回発情は種付けしない方が良い。若...講習会

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