progressing pilgrim さん プロフィール

  •  
progressing pilgrimさん: 世界文学全集への挑戦、2年目に突入
ハンドル名progressing pilgrim さん
ブログタイトル世界文学全集への挑戦、2年目に突入
ブログURLhttp://jesusfreak.seesaa.net/
サイト紹介文40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2015/09/02 21:37

progressing pilgrim さんのブログ記事

  • 葛藤
  •  『白鯨』を読み進め、結末に近づいてきました。天候も人々の様子も不安な暗い感じになってきました。 そのような中で、ある登場人物の心の葛藤が印象に残りました。主人公が乗っている捕鯨船の乗組員の中では物事を真剣に考える方に属する人物だと思います。真剣に考えるからこその葛藤に共感を覚えます。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 狂気
  •  夜中の海の上で雷雨に見舞われるのはとても不気味だと思います。『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船はそのような状況にあります。 その中で船長が狂気じみた言動を示すことで不気味さがさらに増幅されます。出発した地に戻れないわけではありませんが、それ以上に心を捕らえられていることがあることから後戻りはしないようです。 乗組員たちにとっては厳しい状態だと思います。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 台風
  •  『白鯨』を読み進めると、日本近海らしく台風(いま読んでいる訳では「颱風」となっています)が発生して、主人公の乗った捕鯨船を襲います。 暗闇の中で台風に遭って、それだけでもたいへんなはずですが、様子が描かれている人物たちの思いがバラバラであるようで、それがさらに不安な印象を与えているように感じます。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 日本近海の日差し
  •  『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船は日本近海に来ています。 日本のそばを航行しているときの日光の様子が描かれていましたが、かなり強い日差しという印象です。 季節によると思いながらも意外だと受け止めましたが、主人公たちが出帆した地がマサチューセッツ州であったことを考えると、その日差しと比べて日本の、特にある程度南の方の日差しは強そうです。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 再起
  •  『白鯨』の登場人物には、過去について詳しく記されている人は少ないのですが、主人公が乗った捕鯨船のある年老いた乗組員について紹介されています。 腕のいい職人だったようですが、身を持ち崩してしまったとのことです。 そして、捕鯨船の乗組員として海に出ることが再起の機会になったことが記されています。実際にそのように助け出された人たちは存在したのだと思います。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 棺の注文
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所で、ある登場人物が病気で死を覚悟するような状態になり、自分のための棺を作るように頼んでいました。 この人物については、もっと前の方で、どのような死に方をするかが書かれていましたが、それとは様子が違いました。望みがないような記述でしたが、やや意外な方向に話が進んでいきました。 このことを伏線にして、何かが起こるのでしょうか。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 進言
  •  『白鯨』の主人公が乗っている捕鯨船のある高い地位の人物が船長に進言をする場面を読みました。 船長とは異なる意見を妥協せずに伝えていますが、ほかのところでも船長の考えに異議を唱えていました。 イエスマンだけに囲まれると判断を誤りやすくなるでしょうが、この船長はそうでないところが恵まれていると思います。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 絶滅の恐れ
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所で、語り手である主人公は、人間の捕鯨のために鯨が絶滅する恐れについて触れています。鯨は絶滅しないというのがその結論です。 これはまだ手で漕ぐボートに乗って手で投げる銛や槍を使って鯨を捕っていた時代の話ですので、その後にボートの動力も武器も機械化されることで状況は大きく変わっただろうと思います。それでも、絶滅の恐れが考える題材になるほどに捕鯨は盛んだったということであると思 [続きを読む]
  • 知りたい思い
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所では、鯨の骨や鯨の化石について触れられていました。 もちろんそれらはとても大きいのですが、その大きいということが、主人公にとって重要なことである様子です。対象が大きな存在であるからこそ、普通のものにくらべて、熱心に良く知りたいという動機を持っているようです。 知りたいから調べる、知ってもらいたいから人に伝える、という熱い思いが伝わってきます。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 執念
  •  『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船の船長は、戦って片脚を失うことになった相手の鯨に復讐することについて強い思いを持っています。執念というのでしょうか。 同じ鯨のために片腕を失った別の捕鯨船の船長には復讐しようという思いはないようです。 こうして、主人公が乗っている船の船長の強い思いが際立たせられます。強い思いの故に成功することも、強い思いも及ばずに失敗することも、いずれもあり得ます。ここまでほのめか [続きを読む]
  • イギリスの捕鯨船との出会い
  •  『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船は、今度はイギリスの捕鯨船と出会いました。 その船の船長は、白鯨との戦いで片腕を失ったようです。主人公が乗った船の船長は同じ鯨との戦いで片脚を失っており、共通点があります。 この出会いによって、主人公たちが追っている白鯨の強さが改めて印象づけられています。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 独り言
  •  『白鯨』を読み進め、主人公が乗っている捕鯨船の乗組員たちの独り言がたくさん紹介されている箇所を読みました。 旧約聖書のダニエル書に登場する王について、ある人物が独り言の中で話しています。この独り言の内容は結末に向けた暗示になっているようです。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 「空の空なる哉都て空なり」
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所には、主人公の思いが強く表現されていたように思います。 書物のうちでもっとも真実を教えるのはソロモンの書であるとして、ソロモンによる旧約聖書の「伝道之書」から「空の空なる哉都て空なり」という言葉を引用しています。 すべては空しい、とは力づけられるような言葉ではありませんが、それを知って受け入れることが、新しい道を開いてくれるように思います。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 結末に向けた情報の出し方
  •  『白鯨』には、主人公が乗った捕鯨船の乗組員に後々起こることがほのめかされる箇所がいくつかあります。今日読んだ箇所では、ある乗組員が海上に漂うことになった場面がありましたが、それが主人公にも起こるということが示されました。 読者としてのこのブログの主には、どうなるかがわからない状態で結末を迎えたい気持ちがありますが、そのような望みを差し置いてでも、少しずつ結末について情報を与えることで著者はどのよ [続きを読む]
  • 龍涎香
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所に、龍涎香というものが出てきました。抹香鯨の腸から採れるものであるようです。龍の涎の香とは、いかにも稀にしかないもののような名称だと思います。どのような香りがするのでしょうか。 この龍涎香が採れそうな鯨をほかの捕鯨船から奪おうと、主人公が乗った捕鯨船の高い立場の乗組員が、外国のほかの捕鯨船の船長と、その捕鯨船の乗組員を通訳として話します。船長が英語を知らないのを利用して、 [続きを読む]
  • 捕らえた鯨の所有権
  •  捕らえた鯨は大きな財産であり、その所有権を保持できるかどうかにはとても重大な意味があると思います。『白鯨』では、捕らえた鯨はだれのものであるかについて、しばらく記述が続いていました。たとえば、鯨に銛を打った捕鯨船と最後にその鯨を捕らえた捕鯨船とが異なる場合に判断が必要になります。 そのほか、英国の古い法律が紹介されていました。それによると、どのような場合でも捕らえられた鯨はある地位の権力者のもの [続きを読む]
  • 鯨の牡と牝
  •  鯨にも、人間と同じように牡と牝とで性質に違いがあるようで、『白鯨』の著者はそれも取り上げています。 牝の鯨が同じ群れの仲間が捕らえられるときでもそばにいるのに対して、牡の鯨はほかの鯨の状態には構わずに自らの道を行くようです。人間でも、相互のつながりを大切にする女性と、独立的になりがちな男性、というような傾向が見られると思いますので、それに近いように感じます。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 新しい命
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公たちはボートで鯨を追って鯨の群の中に入ります。 その中で、授乳中の鯨の親子や、出産をしている鯨について描かれています。このブログの主を含めて一般の人間には、こうした自然の営みを直接見る機会は少ないと思いますが、小説の中に描いてくれているおかげで、初めてでも読みやすい気がします。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 「泡食う」
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所に「泡食う」と訳されている、過度に怯えるという意味の言葉が出てきて、長めの原注が付いていました。その原注によると、この言葉はシェイクスピアの作品にも出てくる古い言葉であるようです。 その言葉が移民とともに北米大陸に渡ってきて、捕鯨をする人たちに受け継がれた、ということのようで、それ以外の人たちにとってはなじみのない言葉として取り扱われています。鯨捕りの勝手に生み出した野蛮 [続きを読む]
  • 鯨の尾
  •  『白鯨』では、鯨の汐噴きに続いてその尾が話題になります。 大きさがどの程度か、どのような構造か、どのように使われるかなど、鯨の尾についてこの作品はまた新たに鯨に関する知識を与えてくれています。 身体の構造からして当然なのでしょうが、鯨にとって、泳ぐときに前に進ませる力は尾からだけ来るようで、それも新しい知識でした。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]
  • 鯨の汐噴き
  •  『白鯨』では、主人公が乗っている捕鯨船でのできごとについての記述と、鯨についての記述が入り混じっています。 鯨についての記述の中で、その汐噴きについて詳しく書かれていました。鯨が汐噴をのための穴を通して呼吸をしていることを知りましたが、これは知っているのが当然のことなのでしょうか。 また、鯨が噴いている汐が水であるか水蒸気であるかについて少し記述が続きますが、どちらであるかはわからない、とされて [続きを読む]
  • 鰮鯨(イワシクジラ)
  •  『白鯨』を読み進め、また新たに鯨を捕獲する場面を読みました。 それに続いて、ほかの捕鯨船が鰮鯨(イワシクジラ)という種類の鯨を追いかける記述があります。この鯨は泳ぐのが速く、追いつくのは難しかったようです。 前回の記事とつながりますが、当時の方法では捕らえられなかったにしても、その後、エンジンを使うようになってからは捕らえられるようになったのではないかと考えます。背景となった時代を映した記述であ [続きを読む]
  • 競漕
  •  『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船がドイツの捕鯨船と交流をした後、近くに鯨がいたことから、同じ獲物を狙って争うことになりました。 ボートを漕ぐので、競漕です。この時代は、エンジンがついたボートを使っていたわけではないことから、乗組員がいかにオールを使って漕げるかが重要です。体力の勝負の時代だったのだと思います。 その後、エンジンがついたボートを使うようになったでしょうから、より多くの鯨が捕らえられる [続きを読む]
  • ドイツの捕鯨船との出会い
  •  『白鯨』の今日読んだ箇所に、主人公が乗った捕鯨船がドイツの捕鯨船と出会う場面がありました。 ドイツがかつては捕鯨の大国でありながら、その規模が縮小していたことを初めて知りました。 そして、事情によって立場が弱いとはいえ、ドイツの船の側の船長が英語を使って話したと書かれているのが興味深いと思いました。この作品の時代にも、ほかの言葉が第一言語である人たちが英語を話し、その逆ではない、というのが主流だ [続きを読む]
  • 鯨脳油
  •  『白鯨』を読み進め、主人公が乗った捕鯨船が捕らえた鯨の頭から油を取り出す場面を読みました。 抹香鯨の頭にある油は鯨脳油と呼ばれ、高級な油だとされているようです。 この油を取り出す作業の間に、ある事件が起きました。やはり大きな危険と隣り合わせの仕事なのだと思います。にほんブログ村 読書日記 [続きを読む]