yuraly さん プロフィール

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yuralyさん: Komma usw.
ハンドル名yuraly さん
ブログタイトルKomma usw.
ブログURLhttp://vodka.hateblo.jp/
サイト紹介文お題があったり無かったりする掌編が多いです。
自由文本を書いています。読書がお好きな方はお立ち寄り下さいませ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供121回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2015/09/06 08:01

yuraly さんのブログ記事

  • はてな題詠「短歌の目」2017年 3月
  • はてなブログ題詠「短歌の目」3月分です。tankanome.hateblo.jp 題詠5首 1)草仮の名を早苗と呼ばれた晩冬が今は「草子」と名乗ってわらう2)あま「終わりだけゆめみてた」四年前の日々「あまい」を歌った四月ばかりの3)ぼたん葉ぼたんをキャベツのサラダに飾るなら花のぼたんはディナーのメイン4)鳥鳥の眼が飛び去ったあとの冬の日はいつしかパンを蒔かなくなった5)雷開かない部屋の氷雨の子供たち春の接ぎ目に落 [続きを読む]
  • 私のマリアさま〜Natasha〜
  • (ずっと前の3月3日に書いた詩の微修正)私のマリアさま〜Natasha〜3月3日の正午ナターシャの子どもが産まれました男の子でしたナターシャの瞳はうるみそう、彼女は苦しいときに泣かないつらいときに泣かない彼女は心がやさしいときにだけ泣くモエ=ナターシャいつかうちに泊まりにきたモエそれは遥か昔のことのようです一晩中CharaのCDを流すようにモエは私に頼みそしてくうくうと眠りました眠れない私が明け方泣くと起き上がっ [続きを読む]
  • if もしも
  • 福島と福岡を間違える友が高校時代には二人いた(馬場めぐみ「if」より(短歌研究2017年3月号)  if ......だったら、「福島と福岡を間違える」友人が今も二人もいたんだろう、という、 短歌研究 2017年 03 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2017/02/20メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る まだあまり読めていません。 女性歌人特集の前提にあまりにも「命短し恋せよ乙女」振りが塗られて [続きを読む]
  • 並行世界
  • 並行世界ひとが死に知るつど我も死なねばと思ふ私がまた生きてゐる無償の愛は血にも知らぬが我死ねば祖母を亡くしてしまふ気はする蘇生した弟よきみは兎に角もいつも希みの方向へゆけ姪は今日二才になつて我迷ふ、記憶されないうちに消えねばやはり又知らぬ他人の自死を知り我も死なねばならぬと思ふ他人の死我の人生選ばれたことなのですとはとても云へない呪ひ怒り恨みより祈りなのだらう私の腹に煮える湯の悪黙祷といふより [続きを読む]
  • 『短歌研究3月号』
  •  短歌研究 2017年 03 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2017/02/20メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 馬場めぐみちゃんが掲載されていると知り購入。 私は以前同人短歌誌をお気軽に作り、彼女にゲストになって貰った際、その端正さに暫く歌を作らない期間がありました。影響を受けた、というやつです。     [続きを読む]
  • J文学
  •  Wikipediaの河出書房新社が発していたJ文学という事実に関する記述が無くなっていた。数年前は弱々しくも存在していた覚えがあるのだけれど。先ず、webで検索すると「Jブンガク」というNHKでやっていたらしいTV番組の項目に飛ばされてしまう。その頃には教育TVを観るのも止めてしまったので知らないし、そのうえ薄々知り始めたが今は「教育テレビ」という名称では無くなっているみたいですね。そしてNHKは「Jブンガク」という [続きを読む]
  • psqs#008 花の宴
  • 掻き乱して  抉り出して 睨み付けて 火を点けて /いいえ、嘘なのよ、灯が欲しかっただけ /鮮やかだった夕映えももう、青い影を引き擦り落として、夜空が躰に溜まるから / ほぉらまたひとつ傷付いた /  ほぉらまたひとり逃げてった /流れゆく、ものはみな、失われ、時は過ぎ、ひとは去る /最後に浮かぶのは、甦った花の饗宴 /     [続きを読む]
  • psqs#007「晩餐会のトランプ」
  • 晩餐会のトランプ 有りがちな逡巡と疑問符/五線紙を灼くセンシティヴ/サディスティックディスカッション/三角錐とミサンガ/ ほんとうに当人達は知らぬを決め込むランプ/日陰に落とすトランプ/残骸遺す火山灰/晩餐会の散会後、/ この子はもう、返しません。 -----キリトリ線------          [続きを読む]
  • 「韻律」
  • 「韻律」あなたの虹彩の中央に私の目が溺れているあなたは私の目を覗き込み韻ばかりを探し続けている私の目の遠くに暗い天井がある電灯は消して貰ったから私は瞬かないように努めているため乾燥してゆく目に涙が溜まり又痛みもするがあなたが探すそれが私の扉のなかにあるものならばどうしたって私はこの瞼を閉めないでいようと思う涙で潤んだ私を右へ左へと探し続けるあなた痛みをこらえ息もしない私と掻き回し続けるあなたあなた [続きを読む]
  • 『呼吸』
  •  リリィ・シュシュのアルバム聴きたいですか? と牟礼鯨さんにメールをして、送った。 呼吸アーティスト: Lily Chou-Chou,Shunji Iwai,Takeshi Kobayashi,Miho Omasu,Yuko Saegusa出版社/メーカー: UNLIMITED RECORDS発売日: 2001/10/17メディア: CD購入: 4人 : 70回この商品を含むブログ (121件) を見る グライドアーティスト: Lily Chou-Chou,小林武史,三枝夕子出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッ [続きを読む]
  • はてな題詠「短歌の目」2017年 2月
  • はてなブログ題詠「短歌の目」2月、参加します。tankanome.hateblo.jp 題詠5首 1) 洗濡れ濡れと洗い髪にまた雨しきる夜部屋の外で大変泣いた2)鬼人として生きるも死ぬも出来なくて私を剥がせば綿状の鬼3)入入水した人魚の後を人が追い人魚は人間と海で死んだ4)チョコゴダィヴァもマルコリーニも要らないな あたし明治の板チョコがすき5)きさらぎ如月の三十日に生まれたの だから明後日星に帰るの テーマ詠「 [続きを読む]
  • chou=chou
  • この写真が、どうにもCDジャケットを想起させる。呼吸アーティスト: Lily Chou-Chou,Shunji Iwai,Takeshi Kobayashi,Miho Omasu,Yuko Saegusa出版社/メーカー: UNLIMITED RECORDS発売日: 2001/10/17メディア: CD購入: 4人 : 70回この商品を含むブログ (121件) を見る 自分が被写体である写真を重ねるのは、厚かましいかも知れないけれど…… ただ、ずっと前にはてな乙女の他の方もイメージフォトを撮っていらっしゃった [続きを読む]
  • はてな題詠「短歌の目」2017年1月
  • はてなブログ題詠「短歌の目」1月参加です。tankanome.hateblo.jp11月はこちら(12月は締切に寝過ごしました……)短歌の目 題13回 11月 - Komma usw.では1月です。 題詠5首 1)編編み込みの練習のため毎時間うちのクラスに来る同級生2)かがみいつだって鏡の奥には夜がある闇の手前で誰かを写す3)もちもちもちのほっぺなのねとつっつくと、「たべたらだめよ!」声上げる姪4)立立春は光がすうと持ち上がりレースの [続きを読む]
  • 『ウソツキムスメ』より試し読み♪(2)
  •   試読記事続きです。「ナナンタさんの鈴の音」  ナナンタさんは、何歳なのだろうか。 わたしがお母さんの突っ掛けを履いた為に道で転んで、アスファルトの道路だったので擦り傷ができて酷く血が出たとき、ナナンタさんは小走りに駆け寄ってわたしを支え、自分の家の玄関先に招き入れてくれた。そこは祠の後ろに隠れた寂れた家なのだが、ナナンタさんはべそをかいているわたしのほっぺたを両手で挟んで、「ひなかち [続きを読む]
  • 『ウソツキムスメ』より試し読み♪(1)
  •  文庫化にあたり加筆した新刊『ウソツキムスメ』より、部分引用を記載します。ご試読くださいませ。 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」  テーブルの近くに落ちている、つめたい日溜まり。 こころのなかで呟く。(この家には微笑家がうようよしていやがる、) ああ、これは、蒼也くんの声だ。  腐乱と憎悪。  □ 私は部屋を出て、白い廊下を歩いて別の部屋の扉を叩いた。「左近です」「ああ。お早う。彼女 [続きを読む]
  • 「冷静」
  •  火の道、鬼のような慟哭、赤身を残す焼いた肉、その肉汁とナイフ、フォーク、冷静でいればあなたがたは存在出来る、わたしは冷静でなくなった暁にはあなたを全身で受け容れよう、夜が明けるまで 歴史は繰り返す、過去も繰り返す、あなたはいつまで冷静なのだろう、わたしはいつまで立脚しているのだろう、鬼のように冷静な慟哭、火の道、あの夜が明けるまで過ごした火の道、壊れていたきみ、過去はまた来る 火の国、 [続きを読む]
  • MV『浴槽プランクトン』
  •   2017/01/14 に公開 MV監督:二宮ユーキ 装飾:さいあくななちゃん 作詞作曲:ヒロネちゃん ピンク色の絵をたくさん描くひとであるさいあくななちゃんが作った、青い空間。  さいあくななちゃんのことは、末の弟が教えてくれて、Tシャツを持っていたりします。ライヴをするときに着ていると可愛い服だねってよく云われる! 嬉しい? 姉が云うのもなんですが弟は結構良いヤツなので、XLで買って暫く着ていたそのTシャツを、 [続きを読む]
  • Milch
  •   Milch もえこは私の睫に触れてなんか王蟲の触手みたいと云った入ってきそうもえこの話し方は甘いあまったれではなくやわく甘やかでいいの?と云うときの、の? がとても甘い久々に逢って言葉を交わして気付くいいの?いいよお私が自ずと笑顔になっているもえこは私の睫が長く多いことをゲジゲジって知ってます?と云うきみの比喩なんで辛辣なのあとゲジゲジって普通眉毛のはなしだよねもえこが泊まりにきてくれてあっというま [続きを読む]
  • エッセー・うっすら光る遠い途
  • うっすら光る遠い途 -Mathmatic Mathmagic-   努力をしない生徒だった。この出だしを書いてから暫し努力という言葉が何を意味するのかも判らず、ゲシュタルト崩壊するしか無いほどに努力をしない生徒だった。私にとっての努力とは往々にして暗記だ。自然に記憶することについては頓着しないが自分に強いて暗記を行うことは無かったので、そんな生徒では数学しか解けない。これまで[生徒]と書いているが、つまり高校生までの [続きを読む]