スイ さん プロフィール

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スイさん: つくりごと
ハンドル名スイ さん
ブログタイトルつくりごと
ブログURLhttp://itsnotrial.blog.fc2.com/
サイト紹介文いま連載しているのは、ネットで出会った女性同士のほぼ官能小説です。毎日22時に更新予定☆
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2015/09/07 23:42

スイ さんのブログ記事

  • 相談
  • 「あのさ…。」不意に圭さんが口を開いた。「あんまり良くない兆候だと思うんだ。」なんのことだろう?首を傾げて次の言葉を待つ。「あんまり議論とかしてないでしょ?みんな。」そう言われて、この一週間のラボの様子を思い返す。特に衝突もなく各自淡々と研究に没頭しているように思えた。「そうですね…。」と答えると、圭さんは眉根を寄せて「シアトルのメンバーは日本のメンバーとどんな風にコミュニケーションを取ったらいい [続きを読む]
  • ドーナツショップ
  • ラボに戻ると、珍しく大内さんが難しい顔をしていた。「どうかしましたか?」と聞くと、「…この近くにドーナツショップはある?」と聞かれたので驚いた。「ありますけど…」会社の通用門から5分ぐらいの場所に、目立たないけどコーヒーの美味しいドーナツショップがある。「ちょっと、付き合って。」と大内さんは立ち上がって、軽く私の肩に触れた。そこは、あまり人通りのない路地のチェーン展開されていないこじんまりしたドー [続きを読む]
  • シアトルチーム
  • シアトルチームと合流して一週間が経過した。小さな問題はいくつか見つかったけれど、想像していたよりずいぶん穏やかな船出といえる。それはひとえに大内さんのお陰だった。シアトルチーム研究者の中での、大内さんへの信頼感は絶対的なものだった。そして東京チームの研究者の中でも、そうなりつつある。トラブルが発生しても、大内さんさえ介入してくれればどうにかなる。みんながそう思っているのがありありと感じ取れたし、そ [続きを読む]
  • 香水
  • 初めて、全メンバーが一堂に会した会議は、思ったより和やかに終わった。「和を以て尊しとなす」なんて日本人特有の感覚だっていうことはわかっているけれど、ホッとしてしまう。会議が終わった後、ひとりでプロジェクターを片付けていると、大内さんが戻ってきた。「おつかれさま。」アメリカにいた割には控えめな微笑みをみせ、そのまま淡々と会議のために移動した机や椅子を片付けてくれる。「いいですよ。お疲れでしょう?今日 [続きを読む]
  • プロジェクト
  • 「オオウチ ケイです。よろしくお願いします。」女性にしては低めのその声は、耳に心地よく、そしてなんとなく聞き覚えがあった。胸元にぶら下げているIDカードには漢字で「大内 圭」と書かれている。どこで聞いたんだろう?と思いながらも「瀬崎 理世です。よろしくお願いします。」と頭を下げた。「リ、ヨ…」微かな声で、その女性、大内さんが呟くのが聞こえた。なんだろう?ずっとアメリカにいたから、発音しづらいのかも… [続きを読む]
  • 明日から
  • こんにちは。どこまでが創作でどこからがリアルなのか、よくわからなくなってますね。ごめんなさい。明日から、「唇」の第2章が始まります。まだ、全て書き終えていないので、迷走しちゃったらごめんなさい。もし、まだ読まれていない方は、「唇」というカテゴリを古い順に読んでいただけると、幸いです。↓楽しみにしているよ〜!という方、 プリーズ☆ [続きを読む]
  • 性欲【下】
  • 私はユウの誘いに、「仕方なく」流されました。一年ぶりに触れるユウの唇やユウの肌は、あっという間にあの頃の親密な関係へと引き戻してくれました。ユウは私の下着を剥ぎ取り、私の熱さに驚いた声を上げましたが、すぐに「スイ、舐めたい」と言って、そこに顔を埋めました。久しぶりの快感に、体に電流が走ったようにビクビクするのを抑えることができませんでした。私はそのまま自分が、気が狂ったように何度も達して快感の渦の [続きを読む]
  • 性欲【上】
  • 先月は絶賛復活愛月間だったようです。お別れしてからちょうど一年経った頃、ユウから突然連絡が来ました。きちんとお互いに前を向いて歩けるように、LINEもスルーしてきましたが、ここに来てふと「会ってもいいかな」と思ってしまったのは、私の気持ちが弱っていたからかもしれません。待ち合わせ場所で会った瞬間は少し緊張してしまい、敏感なユウに「機嫌悪い?疲れている?」と心配されましたが、2人でよく行っていた焼き鳥屋 [続きを読む]
  • 子ども
  • 「昨日は突然ごめんね。今は無理でも恋人候補としてみてくれないかな?」というメールが届いて半日以上経つけど、私はまだ返信できていない。さとこさんに告白されて、やっと気付いた。私はさとこさんと友達になりたかった訳ではないし、恋人になりたかった訳でもない。さとこさんを通して、ゆみさんと復縁する日をシミュレーションしてたんだ、って。勝手に夢を見てた。ゆみさんが私のところに戻ってくる夢。離婚して戻ってこなく [続きを読む]
  • 告白
  • 2回目も、さとこさんにリードされるカタチで会うことが決まった。「デート、楽しみです(*´∀`*)」というさとこさんのメールに、なんとなく同じテンションで返せない自分がいるのを感じた。食事をする店はさとこさんのチョイスで、駅前によくあるチェーン店の居酒屋さんだった。相変わらずさとこさんはよく喋り、そしてよく飲んだ。私は少ししか飲まなかったけど、一生懸命相槌を打っていたら、いつもより早く、あの酔っ払い始め [続きを読む]
  • 選ばなかった道
  • ゆみさんと別れてしばらくしてから、それほど親しくない同僚に合コンに誘われた。ゆみさんと付き合っている間はずっと断っていたけど、その時はすぐに参加を決めた。その頃の私は毎日家に帰りたくなくてクタクタになるまで街をうろついて帰るのが日課だった。合コンは、ブラブラするよりも生産性の高い時間の潰し方だと思った。女性側は誘ってくれた同僚以外、知らない子ばかりで、もちろん男性側も知らない人ばかり。初対面の人に [続きを読む]
  • 会う
  • 結局、メールは一通しか来なかった。5つ年上のさとこさん。現在離婚協議中で娘さんが1人。ビアンだけど結婚している、ってどういうことだろう?と思いながら、メールを返した。そのまま、さとこさんにリードされる形で、あっという間に会う日時と場所が決まった。週末、待ち合わせ場所に現れた女性は中肉中背のフツーの女性だった。ショートカット、薄いメイク、ファストファッション系のこれといった特徴のないパーカーに踝丈の [続きを読む]
  • その日はひさしぶりにゆみさんの夢を見た。ゆみさんの部屋で、ゆみさんの得意なちゃんこ鍋をご馳走になり、そのままいつものようにイチャイチャしていると、突然ゆみさんの携帯が鳴る。私はゆみさんが電話に出ないように、必死でゆみさんを愛撫するんだけど、ゆみさんはそんな私の腕の中からするりと抜け出して電話に出てしまう。電話の声は聞こえないけど、私にはその電話の相手が誰かわかる。聞きたくない。電話を切ったゆみさん [続きを読む]
  • 初めての書き込み
  • お友達募集【私のこと】20代後半フェムネコ158cm 普通体型ゆるいウェーブのかかったセミロングオシャレ好き キレイめカジュアル系お酒ほどほど煙草吸いません金銭面自立K市【あなたのこと】20代〜30代くらいリアルに会える方金銭面自立フリーじゃない方、激体型の方はごめんなさいm(_ _)m**********************いろんな書き込みを読みあさって、結局どこにでもあるような文章に落ち着いた。本当に友達を欲しているのかどうかは [続きを読む]
  • 再会【下】
  • わざと挑発するように、ゆっくりとショウの唇をついばみました。ショウのぽってりした柔らかい唇を舌でこじ開け、上唇を舐め、ショウの舌を甘噛みして、ゆっくりと唇を離すと、ショウは「クラクラしちゃう」と大きく息を吐きました。それから私とショウは何度も何度もお互いの唇を貪りました。ショウの右手がニットの上から私の胸の膨らみに触れました。私は抵抗せずにそれを受け入れました。ショウの右手はさらにニットの下に潜り [続きを読む]
  • 再会【上】
  • 「ねぇ、いくつになった?」と聞くと、ショウは少し考えて「37才」と答えました。「オトナになったんだね。」と笑うと、「スイだって。あのころまだ32才だったよ。」と一緒になって笑いました。指折り数えてみると、ショウにメールで別れを告げてから13年が経過していました。一方的に「もう会わない」とメールしてから13年。そう宣言した私を責めもせず、毎年誕生日には心のこもったメールをくれて、いつの間にか数年に1回だけ食 [続きを読む]
  • ご挨拶
  • 遅ればせながら初めまして。スイです。私の拙い小説、のようなものを読んでくださって、ありがとうございます。本当に思ったよりたくさんの方が応援してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。これで、いったん「唇」は終了です。この二人のお話には第二章があるのですが、それはまだ私の頭の中にあるだけで、紡がれていません。いずれまた、時が来ればこの場で披露させていただこうと思います。今後ともよろしくお願いします。 [続きを読む]
  • 見知らぬ人
  • 達している間、「K」は私を強く抱きしめてくれていた。快感の波が過ぎ去り、少し呼吸が整うと「K」はおもむろに立ち上がって、水の入ったボトルを口元に持ってきてくれた。声を出しすぎて喉がカラカラだった私は、ゴクゴクと喉を潤した。結局、私と「K」はその夜、何度も何度も肌を交わした。目隠しはとっくに外れてしまっていたけれど、私は殆ど目を開けずに快感だけを貪り続けた。途中で少しだけ薄目を開けると、「K」の唇が目の [続きを読む]
  • 肌【9】
  • 「っはぁっ…んっ!」半ば悲鳴のような声が出てしまった。「K」の指がゆっくりと私の中に沈んでいく。腰が我知らず跳ね上がり、カラダが弓なりになる。耳許で聞こえる「K」の呼吸音はさっきよりずっと荒くなっているど、「K」の指の動きは荒くならない。ゆっくりと膣壁と入口を刺激しながら、出たり入ったりを繰り返す。私の中がうねうねと収縮運動を繰り返し、「K」の指を追いかける。指はそれに応えて奥を刺激したかと思うと、ほ [続きを読む]
  • 肌【8】
  • ひんやりとしたシーツが火照った肌に気持ちいい、…なんてのんびり感じる暇もなく、「K」が覆い被さってきた。その唇で私の上半身を愛撫しながら、片方の手と片方の足を私の足の間に割り入れる。形ばかりの抵抗をした後、予定通り私はそれを受け入れた。「K」の細く柔らかな指先が、湿地帯を探検する。私の奥が、その指を求めてヒクヒクしているのがわかる。静かな部屋が、私の声と、「K」の吐息と、淫らな水音で満たされる。カラ [続きを読む]
  • 肌【7】
  • 「あぁっ…んっ!!」驚きと快感で、さっきまでよりずっと大きな声が出る。「K」の舌は確実にそこを捉え、適切な圧力でゆっくりと舐める。後ろ手に捉えられている私の手を外そうとしても、「K」の力は揺るがない。せめて、突き出している股間を後ろ側にに下げようとしても、やはりままならない。「K」はいつしか舌だけでなく、唇も歯も総動員して私の膨らんだそこを執拗に責める。舐めて、挟んで、吸って、噛んで舐めて、舐めて、 [続きを読む]
  • 肌【6】
  • 「あっ!!」思わず両手で前を隠す。おそらく、「K」の顔は私の股間の前にあるのだろう。微かに「K」が息を呑む音がする。両手を股間の前に持ってくることで、何が隠せるというのか。冷静に考えれば、この場に一番そぐわないのは「隠す」というこの行為かもしれない。目隠しをされ、足の途中に下着が引っかかっただけの丸裸な女が、股間だけを必死で隠そうとするなんて馬鹿げてる。「K」はその両手で、私の両腕を外側に追いやり、 [続きを読む]
  • 肌【5】
  • 下着がどんな状態になっているかは、触らないでもわかる。替えを持ってきたら良かった…、と後悔した。クロッチの部分が乾いてゴワゴワになった下着に足を通すことを想像すると、かなりウンザリする。ココロは快感に溺れているのに、アタマのどこかでは常にシニカルなことを考えてしまう。他のヒトはもっともっと没頭できるものなの?そんなことを考えながらも、唇からは絶えずエッチな声が漏れる。「K」の指が遂にそこに到達した [続きを読む]
  • 肌【4】
  • 突然の私の声に構わず、「K」はたっぷりの唾液を含んだ唇と舌で、私の左側の先端を攻める。私の右側の先端は「K」の細い指先に撫でられたり、摘まれたりしている。「あっ…んっ……やっ……あん…」全然イヤじゃないのに、感じるとつい「イヤ」と喘いでしまう、このフシギ。そして、胸が感じると下腹部がきゅっとなる、このフシギ。そんなことを考えている場合じゃないぐらい、私は感じていた。たまらず、内ももを強くこすり合わせ [続きを読む]
  • 肌【3】
  • 誰かに強く抱きしめられるのはひさしぶりだ。指先は冷たいけど、体温はちゃんと温かい。「K」は片方の腕で私の肩を抱きしめ、もう片方の手で私の後頭部を撫でた。私はしばらく突っ立ったまま、「K」の首筋の匂いを嗅いでいたが、やがておずおずと「K」の腰に軽く手を添えた。「K」の首筋からは、さっきより強く、スパイシーなオトナの匂いが立ち上っている。私の鎖骨より少し下に、「K」の先端と乳房を感じる。その感触は相変わら [続きを読む]