七沢 銀河 さん プロフィール

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七沢 銀河さん: 七沢銀河
ハンドル名七沢 銀河 さん
ブログタイトル七沢銀河
ブログURLhttp://ginga-nanasawa.blog.jp/
サイト紹介文宇宙から漂流した一匹の宇宙海月が綴るファンタジー・ポエムの世界です。
自由文僕は闇の中を漂う、ありふれた宇宙の海月です。
色んな言葉を話します。時々宇宙語も…。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/09/09 15:24

七沢 銀河 さんのブログ記事

  • 幽かなキオク
  • 飛ばされるように不意に 南国に降り立ったそして両親が体を持たぬまま数億年を彷徨い続ける闇だと知らされただけど僕は太陽を見上げる優しかった‥ 母の声をかすかに僕は憶えてるだから 叫ぶ目を醒ましてよ ママ‥声にならない声をふりしぼるとわずかに風が生まれたそれは小... [続きを読む]
  • Wind...
  • 宇宙船の天窓を開放して数千年分降り積もった過去を解き放つ地球ではこれを断捨離と言うらしいけれどこの響きは鼓膜にはガザガザ刺さって上手く聴こえないんだだから僕は無言で空へ要らなくなった心をぜんぶ放り投げて行く風に舞うのは埃まみれの紛れもない僕の過去 数千年数億年分の僕自身てのひらの砂を払うとそこにわずかな金粉が貼りついてそれが好い予感のようにも思えて来るそして星の友 星の彼女を思い出す僕はここで 元気 [続きを読む]
  • 氷河の森
  • 仮想の月が 氷の中で泣いてる風に吹かれ 震える鏡の中聳える一本の黒い樹に隠れるようにして 泣いている丸いひかりをこの両手にすくい胸の中へと仕舞い込む世界が哀しみに埋め尽くされそうで怖くなったから月明りが揺れて 燃えるてのひらの氷を思いっきり砕いたら元の世界に戻れるだろうか…暖かな闇が湿度と希望に覆われていた太古の星に全てを忘れてやり直せたらリセットされるだろうか… なにもかも僕が風で彼女が小さな草木と [続きを読む]
  • セカンド・ステップ
  • この体は生身を失ったまま数千年か もっと遠くまで生き続けているすべてが昨日のことみたいですべてが未来のことのようで今この瞬間を捉えるすべを僕は完全に見失ってしまった乾いた草木は凍てついた時の化石足元で震えて泣いているそのどこかに君の記憶の断片がまだ息づいていることを信じて月面を行くように 僕は新たな一歩を踏み出した失望が答えなら それは今一瞬の痛みいつの日か すべてを喜びに変えて僕自身をアップデートし [続きを読む]
  • アルビノ
  • あれから何度 ここで朝日を見ただろうあれからどれだけ 君の夢を見ただろう穏やかな春に生まれ変わった君は二月の朝陽のように永遠で 透明で気が遠くなるほど身軽だったそろそろ君の世界に 僕を連れてってよ…泣きそうなのは僕だと言えず消え入りそうな分身をこの腕に抱く時もう二度とひとつになれない運命を嘆く衝動さえ君のために閉ざすどうしたら この恋は成就するだろう太陽の神に何度問い掛けても次の朝陽はもう何も答えない [続きを読む]
  • 哀しみのウォーター・リリィ
  • 燃えるようなくちびると 凍える前髪太古の面影の残る君のまなざしは無心に太陽を捉えてた泣くことを忘れた理由も思い出せないほど君は渇いてる誰か 水を… 一滴の幸せを細い影となり生きる僕を君が踏み越えて行く時そこに生まれる小さな愛の灯がいつか 君を照らす日まで僕はずっとここにいる… [続きを読む]
  • 緋の雪
  • 今、僕は時空を超えて涙するそのつもりじゃないのに涙が後から後から溢れ出て乾いた世界に火のようなかなしみを放つ君が現れたあの日から人生は一変した一人の無念がこれほどまでのエネルギーで人を変えてしまう僕は君の安らぎのターゲットとなれるだろうか… [続きを読む]
  • Everlasting Fog
  • この けぶる雪景色のように僕たちの未来もきっと不透明だ言葉では埋まらない何かを埋めようとする その時君のからだからゆらゆらと立ち上る不穏の霧を払うことなど 僕には出来ないだろう何もかもが闇だったから世界でただ一つの光を求めた 君を求めたたとえあの時 何ひとつ目の前のかなしみを拭い去れなかったとしても巨大な暗闇は僕らをあきらめた一瞬でも ふたりに希望が宿ったこと それは揺るぎない真実だった [続きを読む]
  • 絶妙な僕
  • しばらく空の上にいた向こう側と此方側の世界の丁度中間のどこかしらから眺める三次元は時折豊かで そして時折黒く濁っていたでも ボクはとても元気だよ段々とチキュウにも慣れて来たそして今日もきわめて安定飛行中で雨にも木枯らしにも負けず 相変わらずここにいる見つけてごらん 僕の世を忍ぶ仮の姿を…ずっと 君たちを待っていますオンガクと言う静かな波動の中で [続きを読む]
  • 淡い午後
  • そこがふたりの指定席だった何年も 何十年もかけて仕上がった音楽のように無言が奏でるそれは静寂のハーモニー木漏れ日の隙間から 天使が降りて来る午後透明な恋人のシルエットを目を細めて見つめる彼女のまなざしは潤んで溶け落ちそうだった僕は知ってるその人がもう この世の命を終えたこと気の遠くなるような月日をきっと彼女はここから再び歩み出すだろう傍にはいつも その人が微笑んでいる彼女がもっと愛されてそして永遠に守 [続きを読む]
  • Mute...
  • この森が次の雪に閉ざされる前に僕はここを出なければならない慣れ親しんだこの森はまだ 暖かくておそらく冬までにはまだ時間は十分に残されているだろうだけど…ある者の悪意が瞬時に平穏の時を凍てつかせ私を消しにやって来るだろうあの日大切な仲間たちは星の陸地で命を落としひとり ここへワープした僕の心音を今 誰かが音もなく探り始めてるこれはあくまでテレパシーだけど僕の小さなアンテナに 何かが触れてニ・ゲ・ロ と囁 [続きを読む]
  • アセンション - Life is beautiful...
  • 音も希望も途絶えるこの闇の彼方だけどかすかな音を放つ 目に見えぬ者の心臓の鼓動が鼓膜を弱く 弱く震わせる誰の目にも映らない彼らの ここはこの世でただ一つの休息地そこに僕も住まう僕も彼らと同じ 誰にも見えない体を得たのだろうか…人はそれをアセンションと呼びそこに向かって生きていると誰かが話してたけどそれはあまりに虚しいし 無意味なんだよ…消えてった仲間たちの声を時々 体のどこかのアンテナが受信する時彼らは [続きを読む]
  • My Girl
  • 夢で見た君は すべての記憶を喪失してただけど… そこにいる理由に気づいているように君の瞳が潤んで 揺れてる心にならない心の そのもっと奥底に本当の君が潜んでる彼女に手を差し伸べるべきか否か躊躇している間に夢が終わったまた 元の世界に戻った僕を今は君の母星が包み込むどちらの君も 君は君次 夢の中で会う時はきっともっと 微笑んでね少女の君がもしも泣いてるならばその泣き顔を微笑みに変えたいそれが今僕に出来る小さ [続きを読む]
  • タイムトラベル
  • ようやくここまで来たよ月のない空で静かな誓いをたてる 透明なふたり好きだった それを伝えるにはもうあまりに遅すぎる 今と言う時間の中で僕に出来ることはただ同じ体で君と一つになる ただそれだけ…失われた形の中に ほんとうの僕が生まれて透けて見える小さな真ん中で夢を放つふたしかな魂の揺らぎ… やっと救われたやっと報われた一緒に微笑もうこんな夜だから ふたり…時計のネジを巻くことも もうないだろう旅は無限に続く [続きを読む]
  • Vega
  • その日から 二度と竪琴を聴かなくなった光を失ったみたいに 世界は静けさに満ち溢れ僕は声と希望を失ったそれでも時は前へ進み微かに季節は廻り続けあれから何度 僕は生まれ変わっただろう時空の河の淵に咲く 幾千幾万の花に抱かれ透明な指先が奏でる竪琴の音(ね)が悲しげなこの星に満ちて行く時何かが変わるだろうか…だけどあの日から 二度と竪琴を聴かなくなったやわらかな船を捨てたのではなく彼女も夢と希望を閉じた今にも [続きを読む]
  • 鉄のプラネタリウム
  • 僕は闇の中で生まれた朝も昼も そして永遠に夜だけが続く静かな闇時折大きな彗星がぶつかりそうになるとその瞬間だけ世界が光に包まれて誰もが目を伏せながらふたたび訪れる闇を待ち続けた僕は闇の中で大人になったおはようもおやすみも すべて厳かな儀式のような無限の宇宙…この星に降りて来て君の顔を思い出せないんじゃなくて最初から 君の顔を知らなかった…そのことに気付いた朝 なぜかとてつもなく寂しかった憶えているのは [続きを読む]
  • Tiny Bubbles
  • そして地上の泡となる空と海 その境目に燃える陽の光に割って飛び込む10月の真昼今この星で僕がこうしていることを君は知らない知らせるすべがないだけどすぐそばに 君の気配を感じてる水を知らない故郷の仲間たちにこの泡のたった一粒だけでも伝えることが出来るならおそらく今すぐにでも僕はいのちを投げ出すだろうずっと誰かのために生きて来たそれを苦と思うことなどなかったしきっとこれからもこの星の誰かのために生きたいと [続きを読む]
  • 生き延びる術(すべ)
  • 濡れた木々をぬって ふわりと空へ浮上する森から遠ざかって 少しずつ吸い寄せられるように 空へ行く巨大な磁石が全ての機能をダウンさせたあの日から僕の時間は止まったままだ皆 微笑んだり考えたり時を渡る仲間たちの姿が心の中 蘇る思い出とは思えない 幾つもの瞬間を僕は自らの手で回想録へと封印するあの時までの全てはもう 終わったのだから…森の中では世界を遮断できるから幼子みたいにいつまでも ここでかくれんぼしてたい [続きを読む]
  • 青の回廊
  • 逆転する青の世界に浮かび上がるとそこに新しい宇宙が拡がって行く僕は第三の目を見開いてそして世界を見下ろす空は大地に 大地は空に二つが溶けあうその狭間には数え切れないほどの神からの伝言が声を上げぬまま 放り出されて涸れていた禁断の書を最初に読む者の勇気を試すが如く透き通る青の光が書を照らす世界が燃え上りそして僕は言葉を失う生まれた時から声を知らない人のようにココロだけが体を離れ旅を始めるやがてもう一つ [続きを読む]
  • スーパームーン
  • その約束を叶えるとしたらきっと今夜しかないだろう…3000年後の世界で一番美しく月の輝く澄んだ夜にあの日君はそう言い遺して空に消えたから物語の続きを確かめたくて僕は何度もこの星に舞い戻りこの時を待ち続けた灰色と金色の中間色の光の柔肌に吸い寄せられるみたいに 風が行くその風にうまく乗れたらきっと君に会えると信じてた君は視えない人となりココロだけで生きているそこに辿り着くだけできっと願いは果たされるずっと [続きを読む]
  • 安らかな闇のなか
  • 故郷は 朝の来ない星だった時々遠くの惑星が巨大な光を投げ入れる 小部屋の中で僕も 彼女も 寒さで蹲りながら永遠の冬を越すように生き続けた仲間たちは永い眠りの途中…僕も 長い旅の途中地球(チキュウ)ここで知った雨の匂いと この冷たい感触は故郷の寒い部屋のそれとは違う 何か…その向こう側にかすかに希望と温もりを感じさせてくれる 安らかな闇少しずつ 呼吸を覚えて行く少しずつ 声を出す感覚を掴む生きる とは きっとこ [続きを読む]
  • サード・アイ
  • 忘れかけた記憶の断片が時折 心の上空に浮かび上がるその瞬間だけ 会える人がいる幻のようなその頬は白銀色で両の瞳の真ん中にテレパシーの入り口が眠ってる言葉は要らない僕は迷わず彼女の入り口を叩くそして第三の目が招く仮想の部屋でただ一人 許される休息誰にも言えない午后をその人と過ごす時僕は透明な体を得るのだ物質を離れ風となる喜びを分かつ一刻が幻想ではなくなるようにと心に書き留める手のひらから銀粉が零れ落ち [続きを読む]
  • インナーゴッド
  • 雨上がりの森は深く澄んで木の葉の先に揺れる水滴の彼方に君の幻を視たような気がした水滴はあとからあとからこぼれ落ちてその中に吸い込まれたら きっと僕までが泣き崩れそうにうるうると 心の中にしみて来る彼らの声が聴こえるか…?愛おしい仲間たちの 生まれ変わりがきっとこの森に紛れてる言葉よりも尊い響きが惜しみなく空へ向かって輪唱を始める午後の森生まれる前に聴いた静かでそして威厳に満ちた あの鼓動に似た安らぎ [続きを読む]
  • 絶叫の彼方
  • この闇がもたらす大いなるかなしみを全身ですくい取る孤独がこんなにつらいことに ずっと気づかなかったのはあの頃の僕がまだ本当に孤独じゃなかったから仲間達はあの日 みんな別の世界へ行ってしまった気を失ったまま気づいたらこの世界に ぽつん とひとり水と酸素と森と 無限の静寂どんなにアンテナの感度を上げてももうトモダチの声を聴くことはないだろうみんな 行ってしまったんだ…みずうみに指先をそっと忍ばせたら想像以上 [続きを読む]
  • 瞬時の来世
  • 夢の中で 僕は木から落ちたもちろんそれは夢だから 不思議と痛みはないはずなのに目が覚めた時 心がチリチリと熱かったまるで泣いた後のように 瞼も喉も焼け付くようなこの痛みは何だろう…失うものがある時 生命は防衛本能として痛みを感じるんだと星の仲間がある時おしえてくれた あの話を不意に思い出すそう… ホントにすべてを失った時それは全消失を意味するから意識も感覚も無になるそこには喜びも哀しみもなくて吸い寄せら [続きを読む]