Pon さん プロフィール

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Ponさん: いつも傍にいるからね。。。
ハンドル名Pon さん
ブログタイトルいつも傍にいるからね。。。
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/pon_0324/
サイト紹介文悪性黒色腫・メラノーマで旅立ってしまった主人の闘病記。主人の思い出や残された私の独り言。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2015/09/11 13:40

Pon さんのブログ記事

  • どこへ向かえばいい?
  • ラビリンス、、、出口が見つからない。どうすればいい?何もかもが嫌になった。不眠が続き、朝が来るまで眠れない。1〜2時間の仮眠で出勤。働くのが嫌になった。生活はどうする?休みの日は、1日中家の中で何をするわけでもない。何かしなければ!と思うけどやりたいことがない。1歩踏み出さなければ!と思うけどどこへ向かって行けばいい?考えても考えても、答えが出ない。探しても探しても、出口が見つからない。どうなっち [続きを読む]
  • 意気地なし
  • 主人が居なくなってから、生きる張り合いもなくただ毎日、自分が生きていくためだけに働いてでも、何のために生きているのかも わからず早く主人の元へ行きたい!と常々思っていた。何に対しても無気力で何に対しても興味が持てず何にも関心がない。主人が居ればきっと楽しかったであろうことも全く楽しくない。死に対する恐怖もない。そんな気持ちに変りはないのだけど、、、。先日、口の中に黒いポツンができてあ、、主人と同じ [続きを読む]
  • 黒いポツン
  • 今朝、歯磨きをしていた時頬の内側にポツンとしたものが舌に触った。ん? と思って鏡で見てみると 黒い血豆のようなものが、、。ふと ”あの頃” が蘇った。主人の左頬の内側にできた黒い塊。口内炎か? 血豆か?その発見から半年で旅立ってしまった。普段口の中を見るということはあまりないし口の中の傷やデキモノは治りが早いと聞いていたしまさか、まさかの展開だった。主人と同じ左頬。同じ道を辿るのか?との思いが頭を過 [続きを読む]
  • 死にいたる病
  • キルケゴールの「死にいたる病」 を読んだことを思い出した。   死にいたる病とは絶望であるその言葉がずっと頭に残っている。ここで言う ”死” とは肉体的な死ではなく、精神的な ”死”自己を失い、生を失うこと。生きながらに死んでいる状態。何の希望も持てず、毎日の生活の中に価値も見いだせず、ただ日々を過ごしている、まさに行きながらに死んでいる状態。私はこの病に罹患しているのでしょう。哲学者のヴィクトール [続きを読む]
  • 病院の売店
  • 入退院を繰り返した地元の大学病院。正面玄関を入ると、4Fまでの吹き抜けで明るいフロアが広がっている。時にはミニコンサートなど開かれることもあった。病院というイメージからは少々違った感じにも思えた。ここが病院でなければいい、、、と思った。しかし、白衣を着た病院関係者やパジャマを着た入院患者さんがあちこちで歩いてる姿を見かけるとやはり、病院に来たんだなと気持ちが重くなった。外来受診や入院時、何度も利用 [続きを読む]
  • 遺族外来
  • 先日、遺族外来の番組を見た。精神科の中に「遺族外来」を設け、遺族の精神的・身体的フォローをしているとのこと。一般的に ”鬱病”の人は、100人中3〜4人であるが1周忌を終えた遺族100人中では15人ほどに。また死亡率も上がる。55歳以上の男性の場合、奥さんを亡くしてしまうと半年で40%死亡率が上がり、病因は心疾患が多い。自殺率が上がる。女性10倍で、男性66倍。(女性は強いな〜)「遺族外来」では、友達 [続きを読む]
  • 教授回診
  • オプジーボに関するニュースを見る度に思い出す。地元の大学病院に入院中のこと。主人は3回目のオプジーボ投与を控えていた。しかし体調が安定せず、受けられるかどうか心配な時期でもあった。普通、回診と言えば教授を筆頭にぞろぞろと大勢の医師を随え廊下を歩き1つずつ病室を回る姿を思い描くものだったけどここは違った。教授、医師は一つの部屋に集まっていて患者さんがその部屋へ一人ずつ呼ばれて入っていくものだった。名 [続きを読む]
  • ブログが与える影響
  • 主人の闘病中、同じメラノーマの患者さんのブログを毎日、毎日探しては目を通していた。同じ病気で闘っている方達の声は心に沁みわたった。患者さんの立場では、痛みや不安を訴える気持ちが主人と重なって同苦した。看病する立場では、我が心をすり減らして必死に支える姿に共感した。そして何より一番求めていたのは ”治った” という朗報。それと、画期的な治療法はないのか?という情報。オプジーボが日本で初めて認可されまだ [続きを読む]
  • まぼろしの年齢
  • お誕生日 おめでとう!ケーキを買って来て、しばし主人の写真とお話。本当なら 3歳年齢が増えたのに、あなたは年齢が変らない。ずるいな〜、私だけ歳とってしまう、、、。私があなたの元へ行った時 「おまえ、老けたな〜」 って笑われそう。プレゼントは何がいいかな?って考えてたんだけど1週間遅れで、あなたの好きだったプラムを買って来ました。先日、悲しい連絡がありました。あなたが憧れていた あの方 が亡くなった [続きを読む]
  • 生きていくこと
  • 私は今も生きています。生活のためにパートで働いています。でも、毎日あくせく働く気力も体力もなくその月が、その日が暮らせるだけの収入しか得ていません。特に何かをしたいという興味もなく仕事が休みの日は、家に引き籠る。あと何年生きるんだろう、、、。こんな毎日を、あと何年続けなければならないのだろう、、、。先日、学生時代の友達と久々会って来た。伴侶のいない一人暮らし仲間。話は ” 終活 ” で盛り上がる。介 [続きを読む]
  • 在宅医療
  • 長年に渡り、在宅医療を勧めてきた医師が自らが癌を患い、在宅医療を受ける側となり自分がしてきたことは、はたして良かったのだろうか、、、と自宅のベッドの上で考えるようになった。そんなドキュメント番組を見た。家族に見守られながら、自宅で最期を迎えたいと望む患者さんのために訪問医療を続けて来られた。しかし90歳を超え、1日の殆どをベッドで過ごし介護が必要となり、家族の負担も増えた。ある日、肺炎をおこし緊急 [続きを読む]
  • 年末年始のインフルエンザ
  • 3年前の年末に私がインフルエンザにかかった。40度近い熱が出たにもかかわらず、仕事を休めず会社の事務所で毛布に包まっていた。幸い熱は1日で下がったもののその後は咳が酷かった。そんな時、主人も体がだるい〜と言い出した。病院へ行くと、やはりインフルエンザの診断、、、。あ〜あ、うつしちゃった><年越しは二人とも寝込んでしまった。いつもなら、せっかくのまとまったお休みだしあっちへこっちへとリュックを背負っ [続きを読む]
  • 手をつないで歩いたこと
  • 街道歩き、山歩き、お散歩。買い物や外食。二人で歩くことはよくあったが、歩いていると、突然 主人から手をつないでくることがあった。しかーし、10秒?う〜ん、5秒?それだけで、パッと手を離す。え? 何だったん?  といつも思っていた。たまに、離そうとする手を わざと離させずに握ったままでいると  「おい、こら〜」と、急いで離そうとしてた(笑)ずっと手をつないでいるのは、恥ずかしかったのかな〜?他には誰 [続きを読む]
  • 墓じまいという時代の流れの中で
  • お墓が遠い。承継する人がいない。そんな あれこれで墓じまいの手続きをする人が増える中私は主人との新居(墓)を購入した。場所は確かに遠い。今住んでいるところから車で3時間半ほどかかる。何故ここを選んだのかというとまず第一に主人が老後に住みたい場所だったから。そして、年間使用料・管理料もかからず私亡き後も墓園で永久管理してくれるから。私は”遺骨”に対しての考えとして主人の遺品の一つと思っている。この世 [続きを読む]
  • 無神経な言葉、、ですよね、、
  • 3回忌法要を終えて、出勤した時のこと。50を少し超えた男性社員の方が 「プライベートなこと聞いていいですか?」 と言ってきた。プライベートで隠すようなこともあるわけではないし ” はい、何でしょう? ” と聞いてみると、、、。 「3回忌っていうとまだ亡くなったのは最近のことですよね。  一緒にして申し訳ないですが、私なんて飼ってたネコが死んだだけで  もう気持ちが沈んでどうしようもないのに、  旦 [続きを読む]
  • 旅立ちの時
  • 緩和ケア病棟の病室から見える山は紅葉も終わり、茶色の葉が多くなっていた。前日から熱が出始め、解熱剤を投与しても下がる気配がなく氷枕を頻繁にに替えていた。窓を開けると、ひんやりとした風が吹きこみ”気持ちいい”と笑顔で応えていた主人。とても天気の良い日だった。私は主人の手を握り話しかけた。 「私の名前を呼んで」 そう頼むと声の出ない声で、何度も私の名前を呼んでくれた。もう涙を堪えることはできなかった、 [続きを読む]
  • 3回忌法要
  • もう、2年過ぎたのか、、、。まだ、2年しか過ぎていないのか、、、。主人の法要に来ているのだから当然だけど何故、私の隣に主人がいないのかと思ってしまう。旅立つのが早すぎましたよ。そんなに急いで旅立たなくてもよかったのに。でも最近になって少ーし、急いだ意味がわかるような気がします。旅立った後に起きたこと、あなたには受け止めることができなかったかもしれない。知らずに旅立って救われたのかもしれない。全てに [続きを読む]
  • 余命宣告は必要ですか?
  •   「治らないでしょう」  「このままだと3ヶ月ほどでしょう」恐怖と不安に押しつぶされそうな本人に向かって心なく言い放たれた ”余命宣告” その日を境に、急激に体調が悪くなった。 − 本人は知る権利がある − と、医者は言った。でも、知る義務はないはず。余命を知らされて、「あ〜、教えてもらって良かった。」とどれほどの人が思うだろう。命の火が消えるまでのカウントダウンが始まってどんな思いで、日々を送 [続きを読む]
  • オートファジーと癌治療
  • ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんの「オートファジー」の研究成果を生かして、アメリカの大学では癌の治療をめざして、患者に実際に薬を投与する臨床試験が8年前から行われているそうです。とくにメラノーマの患者では、肺に転移した癌や、脳や肝臓に転移した癌が小さくなったケースも報告されているということです。主人が国立ガンセンターに辿り着いた時はオプジーボが正に承認された時だった。主人が旅立って2年 [続きを読む]
  • 痛み止めはいろいろあるけど
  • 主人は、とにかく痛みに弱くて鎮痛剤は欠かせなかった。体じゅうに痛みが走り、寝返りも打てなくなった頃はロキソニンと湿布が主体だった。でも、気休め程度の効果でしかも、服用の間隔は6時間(最低でも4時間)は空けなくてはならず常に痛みと闘っていた。その後、ボルタレンの坐薬をもらい使用するようになったがこれは効き目があった。2回目のオプジーボ投与の時、同時に骨転移のためのゾメタが投与された。翌日から、体がバ [続きを読む]
  • 空を見上げて
  • 空を見上げて流れる雲を眺めた。こうして、よく主人と空を見上げたな〜夏の青空に真っ白な入道雲。モコモコ、ふわふわ綺麗だな、、、と単純に眺めている私に 「あの雲の下では雨が降っているんだぞ」 と主人。山歩きが好きだった主人は、天候の変化には気を配っていた。西の空を見れば、これからの天気がわかる。あの雲はどうのこうの、、、こっちの雲はああでこうで、、、主人の話は止まらない。 「夏は何で暑いか知ってるか? [続きを読む]
  • 輝く人の夢
  • 2年前の今日、癌センターで初めてのオプジーボ投与を受けた。4人部屋の病室でムードメーカーとして、常に明るい話題を投げかけ病室内に笑いの渦を巻き起こしていたAさん。他の患者さん達はみな奥さんが付き添っていたがAさんには、奥さんがいらっしゃらなかった。息子さんが1度お見舞いに来られたが 「ここまでバイク(原付)で来たのか!危ないじゃないか!」と大声で怒っていたのが印象に残っている。Aさんは右腕、右脚が肥 [続きを読む]
  • 乾涸びた感情
  • 以前、生活している中で何で生きているんだろう? 何の為に生きているんだろう?そう悩んだり、考えることはあっても、楽しい日、嬉しい日があれば そんな気持ちは吹き飛んでいた。辛いことがあっても、落ち込んでもその泥沼の中から新しい感情の芽が生まれ気持ちのバトンタッチができていた。でも、主人を失ってからの感情には潤いが全くない。楽しいことがあっても、すぐに消え去ってしまう。感情をしっかり受け止め、留めるこ [続きを読む]
  • 1度だけの花火大会
  • 毎年、夏になると「花火を見に行きたいね」と話してはいたものの人混みの中へ出かける気にはなれず、どこか遠くからでも花火が見れたらいいね、、と話だけで夏は終わってしまっていた。大きな花火大会は既に終わってしまっていた夏。ダメもとで調べてみると、町のお祭りで花火大会を開催する所があった。「行ってみようか!」と久々二人で盛り上がり、遠い町目指して出発した。朝早く家を出たものの、深夜の集中豪雨で高速が一部閉 [続きを読む]
  • 国立癌センターを受診した日
  • 2年前の今日、大学病院からの紹介状を持って初めて築地の国立癌センターを受診した。以前書き留めたが、予約時間が早かったので前日、静岡の姉の家に泊まった。普段バイクや車での移動ばかりだったので新幹線に乗るのは何年ぶりだろう?とはしゃいでいた。新幹線の中で、恥ずかしいなと言いながらもピースしながらの笑顔の写真を撮った。その写真を見ると、当時の様子が鮮明に蘇ってくる。はしゃぎながらも、これから受診する癌セ [続きを読む]