mashinosatoshi さん プロフィール

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mashinosatoshiさん: Dive To Blue
ハンドル名mashinosatoshi さん
ブログタイトルDive To Blue
ブログURLhttp://bcdfghjklmn.blogspot.jp/
サイト紹介文青年海外協力隊、平成27年度3次隊としてキリバス共和国へ派遣されているSEのブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供9回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/09/26 16:40

mashinosatoshi さんのブログ記事

  • 活動578日目の紅
  •  夕食にカレーを食べる。現地で作るカレーはカレー粉の質が日本で手に入るものに比べると格段に味が劣るため、色々と工夫してあげないと美味しくなってくれない。少し前に日本からやってきた日本人がお土産として持ってきてくれたカレールーを使って作ったキーマカレーは、本当に涙が出そうになるほど美味しかった。それと同じ完成度を目指して現地で手に入るカレー粉で作ったカレーはなんだかパサパサするしコクも旨味も何もかも [続きを読む]
  • 戦後70余年の炎の揺らめき
  • 2016年7月24日、青年海外協力隊のキリバス国派遣隊員のうち、有志の7名がベシオ島の東端に集まっていた。集合場所を今一つ理解していなかった私は、同居人の青野氏と共にバスに揺られていたのだが、気が付くと集合場所を通り越してしまっていたようだ。早めに家を出ていたという事もあって時間に余裕のあった私たちは、そのままベシオ島をバスで一周したのち、集合場所へ時間通りに到着した。遅れて、その日の参加者たちが続々と集 [続きを読む]
  • 激戦タラワ環礁その5
  • この戦いが始まる前、守備隊の司令官、柴崎少将から貰った言葉を、日本兵たちは思い出していた。「いいか、お前たち、バンザイ突撃なんてするなよ。お国のために死ぬことなんてない。生きて、日本へ帰るんだ」生き残った日本兵は、全員が知っていた。少将が死んだのは、彼が居た堅牢な司令部を戦傷者の治療のために明け渡したためであったことを。日本海軍少将柴崎恵次は、その温厚な人柄でもって、部下たちから篤く慕われていたと [続きを読む]
  • 激戦タラワ環礁その4
  • アメリカ軍艦隊指揮官レイモンド・スプルーアンス中将は焦っていた。タラワ島攻略にかけられる時間は、長く見積もって3日。それ以上引き延ばせば、確実に日本海軍の増援艦隊がやってくる。現に、戦闘初日である11月21日にミクロネシアのポンペイ島にいた陸軍甲支隊が、タラワ島襲撃の知らせを受けて邀撃部隊を編成し、出撃している。その編成は・輸送艦隊軽巡3隻(那珂、五十鈴、長良)駆逐艦2隻(雷、響)輸送船2隻・護衛艦隊重巡 [続きを読む]
  • 激戦タラワ環礁その3
  • 1943年11月21日未明、まだ宵闇が海を覆いつくしている時間に、ベシオ島の西から北西にかけて待機していたアメリカ軍の輸送艦が、にわかに動き始めた。アメリカ軍海兵隊による揚陸作戦の開始である。19日から実施されていた戦艦からの訪韓射撃や艦載機による爆撃などにより、それなりのダメージを負ったと思われた日本軍に対し、アメリカ軍側の損害は今のところほぼゼロ。一見焦土のように見えたベシオ島に、もはや生存者などいない [続きを読む]
  • 激戦タラワ環礁その2
  • ソロモン諸島において辛くも勝利したアメリカ軍は、その後も攻勢を継続する。特に中太平洋海域付近においては、当時最新鋭の航空母艦であったエセックス級航空母艦エセックス、ヨークタウン、インディペンデンスなどによる艦載機爆撃が頻繁に行われた。被害にあったのはウェーク島、ギルバート諸島、マーシャル諸島などであるが、特に日本へ衝撃を与えたのは、南鳥島への空襲であった。1943年9月1日、南鳥島が空襲にあい、島内施設 [続きを読む]
  • 激戦タラワ環礁その1
  • 昭和天皇による直々の敗戦宣言により太平洋戦争が終了して間もなくの1945年12月8日、アメリカにて、とある航空母艦が就役する。その名を、エセックス級航空母艦タラワという。就役後、この空母は大西洋や朝鮮半島など世界を転々とさせられた挙句、結局まともな実戦を一つも経ることなく、ほとんど原形のままスクラップにされたのが、1967年の事である。その後、世界初となるウェルドック搭載型強襲揚陸艦へその名が引き継がれ、197 [続きを読む]
  • 公正と平等
  • ここ暫くエントリーに期間が開いたのには、まあいくつか理由がある。一つは英語の学習に関連している。もう一つは、単純にブログへのモチベーションの問題だ。私がこの国に来た理由の一つに「英語の習得」がある。もちろんそれだけが理由ではないが、それ「も」理由の一つである。であるならば、日本語に触れるような機会は可能な限り減らすべきである、という考えに至ったのだ。初めは迷った。ブログに書きたいことは山ほどある。 [続きを読む]
  • スーパーコキオキタイム
  • 1979年7月12日、それまで長く続いていたイギリスからの支配を逃れ、タラワ島をはじめとした33の島々を含む広大な領域が、一つの共和制国家として独立を果たした。その国家は、対外的には「ギルバート諸島」から捩った「キリバス」という国名で呼ばれることになる。そしてその後、この7月12日は国民にとって最も特別な日の一つとなり、その日を含む1週間を「インデペンデンスウィーク」として定め、国民の休日として1週間丸々国を挙 [続きを読む]
  • Country Road
  • 最近、自分のPCが直ったことで、夜に出来る活動が少し広がった。そのうちの一つに「英語の勉強」があるのだが、いったんやり始めると時間を忘れて取り組んでしまうという癖があるため、時折、夜シャワーを浴び損ねるという事態に遭遇する。実は昨日もそうだったので、今日は朝シャワーだ。本当は髪の健康ためには朝シャワーはよろしくないようなのだが、まあ浴びないわけにはいかない。ちなみにこちらのシャワーは基本的には水であ [続きを読む]
  • 健康は日々の食事から
  • 我々、青年海外協力隊員は、それぞれ皆異なるミッションを抱えて様々な国で活動をしている。私の場合はコンピュータ技術で、この国の電子カルテシステムの保守運営のサポートをすることだ。一方で、隊員全員が全て抱えている、共通のミッションのようなものが存在する。その一つが、「必ず生きて日本へ帰ってくること」だ。そして五体満足が原則。それが出来なければ、晴れて「Mission Failure」となる。なので、事前訓練において [続きを読む]
  • Simple is best
  • 私が日本でSEをやっていたときは、とても沢山の失敗をしてきたものだ。それこそ酷いプログラムは量産してきたし、それによって色んな人達に多大な迷惑をかけてきた。中には今でも絶賛稼働中のものがあるかもしれない。とある漫画の中で、とても優秀な外科医がこのような言葉を残している。外科医は、死なせた患者の数だけ成長する当然、医療の世界で死なせていい患者など一人として居るわけは無い。上記の言葉を残したキャラは、こ [続きを読む]
  • (^o^) < アリだー!
  • 今回のエントリーは、苦手な人には少しつらいエントリーとなるかもしれないので、ダメだと思ったら迷わず戻るボタンを連打してください。 まあ単純に、虫に関するお話です。皆さんにとっては幸か不幸か、写真はあまり残っていません。 ここキリバスに来てからというもの、色々なものに対してかなり耐性がついたと思う。途上国での食事、水、現地人との触れ方。そして何より、虫である。元々そこまで苦手ではなかったのだが、こちら [続きを読む]
  • PCを永眠させるという異名
  • 先週から新居へ引越しをし、新しい生活がスタートしている。新居は2DKのとても広い家だ。同じボランティアとして病院に務めている男性看護師の青野氏と同居となる。私の前任であった方とも同居していたという事で、すでに家の中には生活に全く不自由しないほど家具やその他一式が揃い踏みであった。青野氏はとても料理好きという事があり、これまで色々な食事を作ってくれているのだが、いつまでもそれに頼りっきりというのもまず [続きを読む]
  • かつて見たあの地へ
  • 一瞬、何が起こったのかわからなかった。ちゃんと軒下をくぐったと思い、頭を上げた瞬間に訪れた不意の衝撃。一呼吸おいてから来る激痛に、ようやく私が何かに頭をぶつけたのだと理解が追いつき、苦痛に顔が歪む。よほど凄まじい音がしたのか、それとも私の苦痛に歪む顔がよほど痛そうに見えたのか、ホストファミリーの面々が心配そうに頭のコブを触ってくる。や、大丈夫、大丈夫ですから、そんなに心配しないで、すっげぇ痛かった [続きを読む]
  • ナコナコ
  • 空とても青い、否、蒼い。地面白い、そして柔らかくも硬い。上から照りつける日差しの強さは、蒼穹の深さが物語っている。しかし、日差しは上から照りつけるのみならず、白い地面から反射した光が下からも我々を攻めたてる。眩しい、目を開けていられない。そして熱い。暑いのではなくて、熱い。日向は熱い、とても帽子の縁で作る申し訳程度の日陰で上からの直射日光は防げるものの、地面が反射する光だけはどうしても防げない。メ [続きを読む]
  • 南国の果物と共に生きる
  • ココナッツの木の幹にはところどころ切れ目が入れてある。物によってはそれがないものもあるが、そういうものにもたいてい釘などが刺さっている。なぜか?それは人が登りやすくするためだ。若い男性がココナッツの木を登る。速い、実に器用なものだ。木の上には当然ココナッツの実がなっているのだが、それとは別に、なぜかペットボトルがくくり付けてある。若者がそれを手に、ココナッツの木を降りてきた。中には何かの液体が入っ [続きを読む]
  • Dive To Blue
  • ヤシの木。それらの隙間から見える、エメラルドグリーンの海。見上げる蒼穹は、これまで見たどれよりも深い。木々の間を見たことがない鳥が飛び交う。鶏のクックドゥードゥルドゥーがひっきりなしに聞こえてくる。唐突に叫び始める近所の子供たち。時折聞こえるサイレン、これはパトカーなのか救急車なのか。気温は30度に満たないか、それくらい。湿度は天候による。午前中はここが本当に赤道直下なのかと疑いたくなるほど涼しく、 [続きを読む]
  • My Second HELLO WORLD
  • 黒いコマンドプロンプトの画面に、たった一言「HELLO WORLD」という文字が表示される。こんにちは、新たな世界。この度、私はそちらへ足を踏み入れることとなりました。世界よ、私へWELCOMEと言ってくれるだろうか。私の来訪を歓迎してくれるだろうか。7年前、テキストファイルに以下の文字列を打ち込んだのが全ての始まりだ。public static void main(String[] args){    System.out.println("HELLO WORLD");}全てのプ [続きを読む]
  • 言葉の裏に隠された意味とは
  • 書きたいことが山のようにある。なら全部書けばいいじゃんと思うだろうが、とてもじゃないがまとまりきりそうにない。これまでのこと、これからのこと、自分自身のこと、キリバスのこと、頭に浮かんでは頭の中で言葉にしてみるのだが、いざそれを文章として起こした場合、何時間かかるかわからない。が、いったん今回は今年中に書いておいたほうがよさそうな内容を書いておこうと思う。まず、一つ誤らなければならない。前回のエン [続きを読む]
  • 派遣前合宿その10 方法論
  • 寒空の下、片道40分の道を歩いて店にたどり着き、席についてメニューを見る。さて、今日は何を食い、何を飲もうか。ひとまず今は腹が減っているのでガッツリと食べたい気分だ。ふと、中華料理屋にもかかわらずメニューにある「ソースカツ丼」が目に付いた。ご丁寧に「オススメ!」と書いてあるあたり、ソースカツ丼のメッカである駒ヶ根らしいと思う。「あ、ソースカツ丼と、それからー・・・」少し悩んでいると店員が口を開く。「 [続きを読む]
  • 派遣前合宿その9 粒度と順序
  • 最近、訓練所にいて新たな悩みが発生している。これまでのようにがむしゃらにやっていれば気がまぎれるようなものでもないので、余計にたちが悪い。語学に関しては常にそのことだけを考え続けた。人間関係に関しては、人の助けを借りたり、まあ自分で何とかしたりできた。それで、なんとかここまで乗り切った。しかし、「暇」だけはもうなんだか、どうしようもない。徐々に終了していく訓練。課業はこちらの意思とは関係なく上から [続きを読む]
  • 派遣前合宿その8 Presser Cooker
  • 酒を飲むと、いやなこともそうでないことも全てを忘れられる。まあ、別に最近は訓練合宿が始まってすぐのようにストレスが溜まることはほとんどなくなったのだが。今週、ようやく英語のテクニカルクラスも全日程が終了したところだ。とはいえ、なんだか最近自室で一人ボーっとすることが多くなったのは事実である。元々一人を好む気質であることも最近思い知った。今日も一人、最寄の中華料理屋で一人焼酎のお湯割と食事を嗜んだ。 [続きを読む]
  • 派遣前合宿その7 言語の壁と3倍の歳の差
  • 今日は少し軽めのエントリーとさせてもらおうと考えている。なぜなら今日は、訓練所に来て初めて「日曜日に飲酒」したからである。大いに飲み、大いに食べ、大いに遊び、とてつもなく有意義な時間を過ごすことが出来た。なぜなら今日は、アメリカ人のご自宅に誘われた初の経験でもあったからである。誘ってくれたのは、私の英語の講師であるBrian先生だ。あまり他人の個人情報をデカデカと公表するのはよろしくないので詳細は伏せ [続きを読む]
  • 派遣前合宿その6 ソースカツ丼とSQLと引越しと野外訓練
  • 朝7時、毎週日曜日はこの時間にiPhoneのアラームが鳴るようにセットしてある。起き上がろうとすると、腰に鋭い痛みが走る。昨日までの訓練による弊害が響いていると言うことだ。一体昨日まで何をしていたんだという疑問は後述するとして、ひとまずは激動の今週を頭から振り返ってみようと思う。まず今週の月曜日、訓練における中間試験が実施された。初っ端からクライマックス感が尋常ではない。中間試験と言っても、実施されるの [続きを読む]