akari さん プロフィール

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akariさん: 言霊、言の葉
ハンドル名akari さん
ブログタイトル言霊、言の葉
ブログURLhttp://ameblo.jp/san-flower/
サイト紹介文一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
自由文創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供295回 / 365日(平均5.7回/週) - 参加 2015/09/27 10:33

akari さんのブログ記事

  • 山法師
  • 旅の空山法師また山法師  バス旅行。  高速道路沿いは緑一面。  中で、白い山法師が次々と目に入ります。ふるふると蒼きがゆれて鳥の影  そこはバードサンクチュアリ。  緑濃い雑木林で上を見る。  さわさわと揺れる木陰を鳥の影がよぎる。  素早くて姿は見えないけれど。緑の中の白い花は目立ちます。他の色がないので余計に目立つのかもしれません。次々と山法師が現れて見飽きません。参加しています人気ブログ [続きを読む]
  • ブラック珈琲
  • 「あったよねケーキが嫌いだった頃」今は毎日こっそり食べる  若い頃、ケーキもチョコも、甘いものが嫌いだった。  もう一度嫌いになりたい。  今は、自分に言い訳して、家族に隠れて食べている。珈琲をブラックで飲んだあの日から苦さ味わう大人になった    ブラックコーヒーは大人の香り  大人に憧れて、苦いコーヒーを飲んだあの頃若いって、挑戦する心なのだと思う。悔いても望んでもあの頃には戻らない。戻らな [続きを読む]
  • 名残りの雫
  • 朝日差す庭に宝石まくごとく昨日の嵐名残りの雫 (6/22)  雨上がり朝は無数のキラキラがある。  はかないけれど宝石のような美しさ。晴れ渡る空に浮かんだ綿雲は昨日のあらしのかけらも見えず (6/22)  台風一過というけれど、雨風が激しいと翌日は美しく晴れる。  昨日の風雨が嘘のよう。夜半まで激しく音を立てて、犬を怖がらせていた嵐。朝にはピタリと止んで、猛々しい猛暑が来る。緩やかな梅雨の景色は見えず、 [続きを読む]
  • 方向転換
  • 今まで、いろいろな分野のお話を書いてきましたが、今後は短歌をメインにしたい。拙い短歌ですが、頑張って詠みますので。添削、感想、教えてくださる方、よろしくお願い致します。たまにはショートショートや日常の感想など挟みながら、長く続けられたらと思っています。短歌を発表するときの名前は、大好きな鬼灯(ほおずき)です。参加しています人気ブログランキングへ参加しています。俳句・短歌ランキング [続きを読む]
  • 空音のささやき
  • 仄暗き独り居の窓に雨の音ヒソと囁く空音聴きたり  久方ぶりに梅雨らしい雨が降る。  シトシトと降る雨は囁き声に似ていて、誰かの声に聞こえる雨の日もかき混ぜるなりコンポスト糠味噌みたいと言った人あり  ダンボールコンポストを初めて1ヶ月あまり  毎日かき混ぜて、大切にする様子はまさに糠味噌今年は空梅雨とかで、梅雨だというのに雨が少ない。晴れれば嬉しいし、仕事もはかどる。でも、子供の頃は梅雨には沢山 [続きを読む]
  • アガパンサス
  • 天色(あまいろ)のアガパンサスに降る雨は優しく花を撫でてこぼれる  空の色をこぼしたようなアガパンサスに降る雨は優しい  細い花弁の間を撫でるように落ちる  晴れた日のアガパンサスは空の色帰りたいとて高み目指すか  茎を精一杯伸ばしている姿は、空に憧れているよう  そういえば色は、深い空の色  梅雨だというのに、晴れると夏日がやってくる。アガパンサスには晴れた日が似合う。アフリカから来たというか [続きを読む]
  • 女性の言葉
  • TVのニュースを見ていて。女性議員さんが秘書に暴言・暴力。その言葉があまりにもひどい。以前から気にはなっていたのですが、議員になると女性でも男性と同じ言葉使いになるようだ。TVや人前では普通に丁寧に話しているが、何かの折にふっと出る言葉がそれを表している。国会議員に限らず、市会議員でも都議会議員でも。ある時、女性議員さんと同席する機会があり、その言葉使いに驚いた。女性が使うと全くの上から目線になる。 [続きを読む]
  • 去年(こぞ)の秋
  • 迫り来る蒼き山の端ふくらみていよいよ空は高く高くに  晴れた日は山々が大きく膨らんだように見える。  この時期の山は生き生きとして、一番好き。  空もますます青く、高く、深く見えます。去年(こぞ)の秋日傘壊れて口惜しし今年も求む晴雨兼用  買って間もない日傘でした。  友人と選んだお気に入りの傘。  一夏で壊れた残念さ。  今年は晴雨兼用を買いました。参加しています人気ブログランキングへ参加して [続きを読む]
  • 乙女の恋
  • ぬばたまの闇を手探りするような恋をしていた乙女はいずこ  若い頃の恋は思い出しても恥ずかしい。  知らないって幸せだね。  何もわからぬ闇を突き進んだ乙女の日。雲厚し子猫から聞く蟇の声  蟇(ヒキ、ガマガエル)の声。  声帯模写の江戸家子猫さんがTVで紹介していた。  漠然と想像していたのとはまったく違う。  かわいい声で、驚いた。参加しています人気ブログランキングへ参加しています。短編小説ランキ [続きを読む]
  • 桜桃
  • 桜桃を一つ残らずついばみて嬉しげに語る鳥の声する  毎年、庭のサクランボは全て小鳥に提供している。  赤く熟れ、食べごろになるとたくさんの鳥がやってくる。  木の下には沢山の種が残される。来年は網をかけよう桜桃に鳥集まりてついばみ尽くす  来年は網でもかけようかと思うが、かけない。  我が家の佐藤錦は小鳥のためにある。赤く美味しそうになると集まる小鳥たち。本当に食べ頃をよく知っている。たわわに実 [続きを読む]
  • ユスラウメ
  • 赤き実を幼き吾の口に入れユスラウメだと父は言いけり  幼かった私の口に、赤いユスラウメの実を含ませた父  それから、毎年春になると庭のユスラウメを思い出す  甘酸っぱい味と、美しい透明感のある赤を父逝きて幾年月が過ぎ去るや指を折る宵明日は父の日  普段はあまり思い出さなくなった父  父が逝ってもう?年、どんどん父の逝った歳に近づいている  親孝行できなかったな、と毎年思うユスラウメの実はサクラン [続きを読む]
  • 堅香子の約束<花物語-1>
  • 美恵子は学校の帰りに道草をする。家から学校まで小学生の足でも30分くらいで着く。通学路の途中に竹藪があった。その藪の中にカタクリの花が咲いている。美恵子は新学期が始まる頃にさくカタクリの花が好きだった。藪の中とはいえお日様もちらちらとこぼれ、明るい。朝は集団登校なのでみんなと一緒だ。でも、帰りは仲良しのさっちゃんと帰るか一人で帰る。一人の時には必ずカタクリに会いに行く。紫色の外側に反った可愛い花を [続きを読む]
  • よくある話
  •  今日は僕の話を聞いてほしい。よくある話だけどね。 僕は見ての通り長生きしすぎた。こんなに爺さんになるまで生きる予定じゃなかった。まだまだ若い? お世辞は結構。自分の姿くらい鏡で見ればわかる。しかし、ここはつまらんところだな。若者が一人もいない。 老人介護施設じゃ無理も無いって? 名前は立派なのが付いているが、要は姥捨山と変わりないだろ? 違う? 捨てるんじゃなくて、ちゃんと世話をしてくれる?  [続きを読む]
  • 蜥蜴の日
  • 尾を立てた犬の目線に縞蜥蜴葉陰に青き尾をくねらせる  犬が何かを見つけて固まっている。  目線の先に縞蜥蜴。  一瞬、尾をくねらせて葉陰に消えた。牙をむく犬の目線を釘付けに忍者のごとき青蜥蜴さる  ふ〜っと息を吐く間に消える蜥蜴。  忍者のようだ。冬物の衣装ケースをまた開けてトレーナー出す梅雨寒の朝  寒暖の差が激しい時節。  寒いので、せっかくしまった衣類を出す。 参加しています人気ブログ [続きを読む]
  • パンダの赤ちゃん、誕生!
  • 上野動物園で、パンダの赤ちゃんが生まれた。小さな小さな赤ちゃん。前回は残念な結果に終わったから、元気に育って欲しい。前回は名前も考えた。今回は・・・・・もう少し大きくなってからにする。その代わり、パンダTシャツでお祝いしよう。元気が出るTシャツ見つけた。パンダThttps://clubt.jp/product/186576.htmlパンダT(文字)https://clubt.jp/product/186579.html参加しています人気ブログランキングへ参加しています。 [続きを読む]
  • 七海の場合(1)
  • 20歳のバレンタイン七海のケチのつき始めは20歳になるという年のお正月、初詣に行っておみくじを引いた。「大凶」だった。その年のバレンタインデーが近づいたある日、七海は一大決心をした。「よ〜し、絶対今年こそ一樹に告るんだ」来週はバレンタインデーが来る。これが最後のチャンスだと思える。だって春には専門学校卒業しちゃうんだもの。卒業後の進路は、一樹は小さな商社に、七海もそこそこ名の知れたメーカーに就職が決 [続きを読む]
  • そして、誰もいなくなった(6)
  •  もうすぐ突き当たりのカーブというあたりで美月が入った。「ねえ、少し向こうを覗いてみようよ。彩音ちゃん、もしかしたら池を覗きに行ったかもしれないから。だって、行きたいって言ってたでしょ?」「でも、危ないからって、パパに怒られる」「黙っていればわからないわ。すぐに戻って来ればいいし」「少しだけ行ってみようか?」 二人はあのえぐれたフチの方に向かっていた。林に入ると遊歩道からはあまり見えなくなり、ち [続きを読む]
  • そして、誰もいなくなった(5)
  •  翌日、美月の家族は休暇を切り上げて帰っていった。「美月が行方不明になったら大変だから」 もっともな心配だから、誰も止める者はいなかった。彩音の両親は何日も探し続けたが、さすがに一週間もすると諦めて東京に帰った。もしかしたら誘拐か連れ去りかもしれないと警察からは言われてもいた。事故などで亡くなっていたら遺体が発見されるはずだから。両親は一縷の望みを連れ去りにかけた。東京に帰ってから、圭くんの家族 [続きを読む]
  • そして、誰もいなくなった(4)
  •  その頃、ペンションでは騒ぎが起きていた。彩音がいなくなったのだ。当然、美月は質問攻めだ。「美月ちゃん、一緒にお散歩してたのよね?」「うん、でも彩音ちゃん途中で帰るって」「どこで別れたの?」「自然遊歩道だよ。ぐるっと回るところ」「ああ、ロータリーみたいにカーブしているところ?」「そう、やっぱり疲れたから帰るって。気をつけてねって言ったよ」「美月ちゃんはそのまま帰ってきたの?」「ううん、あのカーブ [続きを読む]
  • 白樺の池(3)
  •  美月は自然遊歩道の方にどんどん歩いていく。最初は小走りについていった彩音が、次第に遅れてくる。「美月ちゃん、待ってよ〜」「彩音ちゃん、こっちだよ。早くおいで」 声を頼りにどんどん進むと、前方の木の葉の間にキラキラと光るものが見えてきた。池の照り返しが木の葉の揺れにチラチラと見え隠れしている。池は思ったより遊歩道の近くにあるようだ。「美月ちゃ〜ん。どこにいるの〜?」「こっちこっち。もっと奥だよ。 [続きを読む]
  • 白樺の池(2)
  •  なんだか会話がかみ合わない。去年もそんなことを言っていた。圭くんは美月と遊んでいたと。彩香は彩音はにはまだ理解不能なのだろうと思った。1歳半しか違わないが、彩香はお姉ちゃんという意識がある。いつもしっかりしなくちゃと思って行動している。彩音はなんでも彩香の真似をするが、自分ではあまり考えない。自然、彩香はしっかり者と言われるようになった。 ペンション滞在して5日が過ぎた頃、美月の家族がやってき [続きを読む]
  • 白樺の池(1)
  •  幼稚園の夏休み、彩音は家族で高原のペンションに滞在していた。小学1年生の姉彩香とパパとママの4人で。毎年来ているパパのお気にいりの場所なのだ。東京に比べて、涼しく、気持ちのよい風が渡っていた。「お姉ちゃん。池を見に行こうよ」「危ないからダメって言われたでしょ」「去年も行ったじゃない。すぐ近くに行かなきゃ大丈夫だよ」「去年、圭ちゃんがいなくなったじゃない。それでダメだっていわれたんでしょ?」「だ [続きを読む]
  • 神様からの贈り物
  • 皆の者、頭を下げて隠れるのじゃ。敵は空から攻めてくるぞ。なんという大きさじゃ。危ない。アアーッ、一の君がさらわれた。みんな、もうすぐ援軍が来る。それまでの辛抱じゃ。敵は大きすぎる。我々では歯が立たぬ。もっと奥に隠れよ。それ、またやってきた。今度は二の君が。神様、早く援軍を。「あっ、カラスだ。こら〜。棒を持ってこい」「あっちへ行け。何をしてるんだ」「にいちゃん、まだあそこの電柱の上にいるよ」「よし [続きを読む]
  • 仲直り
  • おむすびとおにぎりが旅の途中でばったり会った。二人はあんまり似ているので驚いた。「どこから来なさった?」「わしは東の方から来たが。お前さんは?」「わしは西の方から」「もしかしたら親戚じゃないか? 似ておるのう」「そうかもしれんのう。どうじゃ今日はここで宿をとってゆっくり話でもせんか」「うんうん。急ぐ旅でもなし。そうしよう」二人は宿でご馳走を食べお酒も飲んでいい気分になった。お酒が入ると遠慮もなく [続きを読む]