ゆか さん プロフィール

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ゆかさん: 回避型愛着障害者の回顧録
ハンドル名ゆか さん
ブログタイトル回避型愛着障害者の回顧録
ブログURLhttp://kaihigata.seesaa.net/
サイト紹介文愛着障害を抱える「私」が、克服すべく今までの人生を振り返ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 351日(平均0.2回/週) - 参加 2015/10/07 12:57

ゆか さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 第2章 3 幸せな時代の終わり
  • そうやって中学時代を過ごし、私は無事に卒業式を迎えた。中学時代の私は対外的には大変な優等生で、周りも私を称賛してくれた。私は県中央部の難関高校を受験し、無事にパスしていた。実家を離れて進学する事について、金銭的には大いに問題があったのだが、奨学金を獲る事、アルバイトをしてなるべく両親に頼らない事を条件に、独り暮らしをさせてもらえる事なった。なるべく両親に頼らない、とは言え、15歳に出来る事などたかが [続きを読む]
  • 第2章 2 レイプ願望
  • 思春期に重きを占める恋愛について見てみると、中学時代の私はかなり屈折した恋愛感を持っていた様に思う。周りの同級生の様なキラキラした恋をした記憶はなく、とにかく性的な事にばかり興味を燃やしていた。中学に入学して最初に好きになったのは、一学年上の先輩だった。とても整った顔立ちで、まるで歌舞伎役者の様な雰囲気を持っていた。そんなに明るい性格という訳ではなく、特定の友人とのみ静かに交流するという感じで、何 [続きを読む]
  • 第2章 1 順風満帆な中学時代
  • 私は中学生になった。中学時代は、私にとって人生で類を見ないほどに楽しい期間であった。振り返ってみる。中学時代の私は、先生達から一目置かれ、またクラスでもリーダー的な存在となって、自己顕示欲が満たされていた。成績は常にトップだったし、県模試でも上位にランクインしていた。小学校時代もそうであったが、学校の図書館の本は全冊読破し、町の図書館の本を乱読した。自由研究や読書感想文は三年間毎年県で表彰され、最 [続きを読む]
  • 第1章 8 性に目覚める
  • 母との幼児期の葛藤は書ききれた様に思うので、ここからは淡々と事実だけを見ていきたいと思う。小学校高学年になった私について、書いていく。私は成長が早かった方で、小学校3年生の頃には今と同じ身長にまで伸びていた。そのままの速度で成長したら大変な事になっただろうが、160cmでぴったりと止まり、今では平均並みである。生理が始まったのも10歳近辺で発育もよく、クラスでは何かと頼りにされる存在だった様に思う。勉強に [続きを読む]
  • 第1章 7 醜さという呪い
  • 私は子供の頃、自分でも笑ってしまうぐらい、父と瓜二つの顔をしていた。兄や弟は母に似て、とても精悍な顔つきをしている。兄などは当時でも近隣で有名な美少年で、大人になり都会に出るとスカウトを受ける事もあったという。対して私は、父に似ている。父は決して男前だのカッコいいだのいうような顔つきではなく、はっきり言って不細工と呼ばれる部類に入る。そして私も、醜女であった。私は当時から自分が美人ではない事、ブス [続きを読む]
  • 第1章 6 母の立場
  • 最初に両親について紹介した時にも書いたが、うちの母はそこそこのお金持ちのお嬢さんとして育った。そのころの母の実家は、資産家と言っても良かったのではないかと思う。ほとんどの娘が中学を出ると働きに遣られるなか、母は短大まで出ている。その資産はもう伯父が大分食い潰してしまったそうだが、それでもまだ母が育ったお屋敷は存在し、近所のちょっとした名所になっているらしい。母はそんな環境で、蝶よ花よと育てられた。 [続きを読む]
  • 第1章 5 ずるい母
  • さて、そんな具合に幼児期を過ごしてきた私なのであるが、この時期の母との関係性についても見ていきたいと思う。愛着障害は乳児期にはもう形成されているものではあるが、私は乳児期にどうこうというより、その後の幼児期の母との関係の方がよっぽど問題がある気がするのである。父の故郷に住む事になった母だが、引っ越してすぐに3人目の子供を身籠った。そんな理由で母は働きには出ず、私達を育てつつ自宅で簡単な作業をしてい [続きを読む]
  • 第1章 4 貧乏に気づく
  • 小学校に入る頃には、我が家は父の故郷である山間部の小さなあばら屋に引っ越していた。前述の町を夜逃げ同然に出て、それから短期間に数度引っ越しをした様な覚えがあるから、恐らく父が何か「下手を打った」のだろう。成長してから兄に聞いた話であるが、父がその頃骨董品の様な大きな壺を家に持って帰って来たのだそうだ。そしてその壺の中を、決して覗いてはいけない、と兄に言ったらしい。兄は既に小学生であったから、「覗い [続きを読む]
  • 第1章 3 白タイツの記憶
  • 私は日本の中心から少し北にある、海に近い町に産まれた。とても暑い暑い午後だったそうだ。クーラーも完備されていない様な簡易な産院で、母は苦しみ抜いて私を産んだ。何度も気を失いかけたと、後に母に聞かされた。そんな長時間に渡る出産が影響したのかは定かではないが、産まれたばかりの私はそのまま隣町の総合病院に担ぎ込まれたらしい。詳しい原因は忘れてしまったが、小さな私はその後1ヵ月ほど入院生活を送り、やっと自 [続きを読む]
  • 第1章 2 両親について
  • さて、自分の半生を振り返るにあたり、まずは私の両親について書いておくべきかと思う。先にも書いたが、愛着障害は親から子へと繰り返される傾向があるからだ。私が愛着障害なのであれば、両親にもその影がある可能性は大いにある。父親の方から触れていこう。父はそれなりに大きな農家に産まれ、父母が揃った中で大切に育てられた。私からすると祖父母にあたる人物はもう他界しているが、とてもきちんとした人間で、私の事もとて [続きを読む]
  • 第1章 1 愛着障害を克服するために
  • 愛着障害は、大きく分けて「不安型愛着障害」と「回避型愛着障害」に分けられる。不安型愛着障害というのはざっくり言えば他者に対して距離の取り方が下手で、誰彼構わずに強い愛着を示し、常に自分を中心に考えてもらわないと気がすまない気質を指すらしい。私の場合は全く真逆の回避型愛着障害で、これは先にも書いたが人に愛着を示す事が出来ない状態を指す。一言に愛着障害と言っても、対極とも言える性質が見られるのだから面 [続きを読む]
  • 序章
  • 私は回避型愛着障害を持っている。気がついたのはつい最近だ。今までの人生、生きにくさを感じていた。いや、ちょっとした生きにくさなんてものではない。私は何度も人生を踏み外している。今現在の私は、主婦として家庭に入り、優しい夫とかわいい娘に囲まれ、幸せに暮らしている。だから普段は忘れている。自分が回避型愛着障害者だという事を。けれど日常のそこかしこに、落とし穴が口を開けて待っている。真っ黒く口を開けた穴 [続きを読む]
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