悠村隆道 さん プロフィール

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悠村隆道さん: 中論を勉強してます
ハンドル名悠村隆道 さん
ブログタイトル中論を勉強してます
ブログURLhttp://sekisinhenpen.blog.fc2.com/
サイト紹介文西嶋和夫先生がサンスクリット語から直訳された中論を勉強しています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2015/10/14 16:44

悠村隆道 さんのブログ記事

  • 中論・7−25頌 安定した状態と霊魂
  • 第二十五頌 安定した状態と霊魂西嶋先生の訳安定した状態に頼ろうと、それ以外の状態に頼ろうと、本当の意味での安定は、この世の中のどのような状態によっても管理されるということが絶対にない。そのような状況の中においては、本当の意味での現象が、主観的な霊魂に根拠を置いているということもないし、客観的な霊魂に根拠を置いているということも絶対にない。中論を勉強しています変わらないと思っているものに頼ろうと、そ [続きを読む]
  • 中論・7−24頌 老化や死滅と安定した状態
  • 第二十四頌 老化や死滅と安定した状態西嶋先生の訳老化や死滅を含む宇宙のさまざまの事物の中において、(または)すべての存在や一切の時点において、それらのさまざまの存在は、老化や死滅なしにはほんの僅かのものといえども、安定しているということがあり得ない。中論を勉強しています老化や死滅を当然の事として備えているこの世の中に存在する様々の事物において、またはすべての空間において、そして一切の時間において、 [続きを読む]
  • 中論・7−23頌 自己管理された状態と現実の存在
  • 第二十三頌 自己管理された状態と現実の存在西嶋先生の訳安定した状態は自己管理された状況の中に存在しているのであって、存在(という抽象概念)の中に現われて来る訳ではない。安定した状態が正に自己管理されていない状況の中にある場合には、そのような存在は決して現われて来る筈がない。中論を勉強しています自己管理された状況の中において安定した状態は存在しているのであって、頭で考える抽象的な存在というものの中に [続きを読む]
  • 中論・7−22頌 安定した状態と存在
  • 第二十二頌 安定した状態と存在西嶋先生の訳安定していないものが、存在(という抽象概念)として存在するということはあり得ないし、既に安定している存在が、更に改めて安定するということもない。現に安定している状態が更に改めて安定するということはないのであるから、現に姿を見せていないものが、更に改めて安定するということも絶対にあり得ない。中論を勉強しています立ち止まらないものが、一定の状態を保たまま存在と [続きを読む]
  • 中論・7−21頌 自己管理と現実の世界
  • 第二十一頌 自己管理と現実の世界西嶋先生の訳自己管理された状況の中で現われて来る現実の実状は、存在(という抽象概念)の中に現われて来るということがない。その実状が正に自己管理されていない状況の場合には、現実の存在の現われて来る筈がない。中論を勉強しています自己管理された状態において隠れている何かが現われて来る現実の状態は、存在という抽象概念の中に現われる事はない。自己管理された状態でない場合には隠 [続きを読む]
  • 中論・7−20頌 現実的なものと抽象的なもの
  • 第二十頌 現実的なものと抽象的なもの西嶋先生の訳現実の現象が現に現われているのと同じ程度に、抽象的なものは全く何の拘束も受けていない。現実的なものも抽象的なものもまだ存在していない以前に、既に出来上がったものが目の前に現われている。中論を勉強しています現実の現象が何の拘束もなくこの世の中に現われている。それと同じ程度に頭で考えた内容は全てにおいて何ものにも拘束を受けることはない。現実的なものも抽象 [続きを読む]
  • 中論・7−19頌 この世の中と現象世界との不一致
  • 第十九頌 この世の中と現象世界との不一致西嶋先生の訳もしも上記とは違った形がこの世の中を発現させている場合には、この現象世界が非常に不安定な世界になってしまう。そこにおいては、まだ発現していないものが現に現われていることになってしまい、したがって全てのものが既に現われて来ていることになってしまう。中論を勉強しています目の前に現われている事実そのものがこの世の中であるのだが、もしもそうではなくこの世 [続きを読む]
  • 中論・7−17頌 現象と存在
  • 第十七頌 現象と存在西嶋先生の訳この世の中にはあり得ないものが、少しでも存在するものと考えられるような事態は、絶対に何処にも認めることができない。このような状況の中では、現実的なものも一体何であるかがはっきりしなくなり、存在という言葉でさえ非現実的なものとして現われて来る。中論を勉強していますこの世の中には絶対にあり得ないものが、少し位存在するのではないかと考える例があるが、しかしその様なものはこ [続きを読む]
  • 中論・7−18頌 現象と綜合的な客観世界
  • 第十八頌 現象と綜合的な客観世界西嶋先生の訳現に目の前に現われている事実そのものが、現象であるということが分かって来ると、この綜合的な客観世界が正に現われて来る。この世の中が現象として現われて来ると、現象がむしろ優先して捉えられる。中論を勉強しています現実に我々の目の前に現われている事実そのものが客観世界の現象であるという事が理解できるようになると、我々の住むこの綜合的な客観世界が正に現われて来る [続きを読む]
  • 中論・7−16頌 個々の事物の実状
  • 第十六頌 個々の事物の実状西嶋先生の訳個々の事物が一つ一つ明白に存在しているという事実がこの世の中であり、そのような世の中が落ち着いたものとして、主観的にあると考えられている。したがって現に目の前に見えておりしかも落ち着いている状態が、現に目の前にみえているものの実状である。中論を勉強しています我々の目の前に個々の事物が一つ一つ独立して確かに存在しているという事実がこの世の中そのものである、しかも [続きを読む]
  • 中論・7−15頌 綜合的な客観世界には接近も誕生もない
  • 第十五頌 綜合的な客観世界には接近も誕生もない西嶋先生の訳現に目の前に現われつつあるという事実が正に現象であるから、したがってこの世の中は何時でも近付いて来るものでは決してない。現に目の前に見えている事実が、明々白々とした誕生と関係しているということは決してあり得ない。中論を勉強しています現実に我々の目の前に現われている事実が正にこの世の中の現象である。したがってこの世の中というものは何処かに別の [続きを読む]
  • 中論・7−14頌 想念と現実との違い
  • 第十四頌 想念と現実との違い西嶋先生の訳現に目の前に現われていないものは、現象ではあり得ないのであって、現に現われていないものはどのような意味から見ても、完全に何ものでもあり得ない。この世の中は、言葉では表現することの出来ない何かとして存在しているのであって、その実状については第二章で説いた「行きつつある」、「行った」、「まだ行っていない」という頭の中の判断と実際に行くという現実の行いとの違いと同 [続きを読む]
  • 中論・7−13頌 新しい誕生の否定
  • 第十三頌 新しい誕生の否定西嶋先生の訳新しく生まれて来たものがこの世の中ではなく、この世の中は現に目の前にあるのみであるから、この世の中が主観的な霊魂を生み出すということがどうしてあり得よう。其処においては現に目の前に現われているものが、既に生まれた状態の中で活躍しているのであって、更に何かが生まれて来るということは絶対にあり得ない。中論を勉強していますこの世の中以外に新しく生まれて来たものがこの [続きを読む]
  • 中論・7−12頌 光りも暗闇も共に実在
  • 第十二頌 光りも暗闇も共に実在西嶋先生の訳光りが、主観的なものと客観的なものとが一つに重なった現実を照らし出している場合には、暗闇も同じように、主観的なものと客観的なものとが一つに重なった現実の事態であって、不明確なものではないことを将来に向かって堅持している。中論を勉強しています光りが、主観的なものと客観的なものとが一つに重なった現実を我々に見せてくれている。それと同じように暗闇も、主観的なもの [続きを読む]
  • 中論・7−11頌 暗闇の役割
  • 第十一頌 暗闇の役割西嶋先生の訳光りの加減で何も見えない場合でも、やはり暗闇が見えない状態を作り出している。何かが現にその場所にあるということは、全世界の中に存在していることを意味しており、現実の暗闇がそれを打ち消すことになるであろう。中論を勉強しています光りの具合によって何も見えない場合でも、やはり暗闇によって何も見えない状態が作り出されている。何かが現にその場所にあると言う事は、この世の中に現 [続きを読む]
  • 中論・7−10頌 光りと暗闇とは対立関係にはない
  • 第十頌 光りと暗闇とは対立関係にはない西嶋先生の訳さまざまの現象が現われて来ることや光りによって、暗闇の破壊されるということがどうしてあり得よう。現に目の前に現象が現われているという事実は、暗闇そのものとは違うのであるから、そのことによって光りが具体的な機能を果たしているといえる。中論を勉強しています様々の現象が現われて来る事によってとか、あるいは光りによって暗闇がなくなる事態がどうしてあり得よう [続きを読む]
  • 中論・7−9頌 光りと暗闇
  • 第九頌 光りと暗闇西嶋先生の訳暗闇は光りの中に実在している訳ではなく、したがってこの世の中のさまざまの事物は、ただありの侭に目の前に存在しているということが実情である。光りが何かを見えるようにするという訳では決してない。何故ならば明るさは暗闇の破壊者でしかないのであるから。中論を勉強しています暗闇の状態は光りの中に実在していない。したがってこの世の中のさまざまの事物は、暗闇の状態であろうと光の中で [続きを読む]
  • 中論・7−8頌 光と現実の世界
  • 第八頌 光と現実の世界西嶋先生の訳光りは、主観的なものと客観的なものとが一つに重なった現実の事態として、その姿を見せている。そこにおいては個々の現象が、主観的なものと客観的なものとの両方が一つに重なった現実の事態として、目の前に見えている。中論を勉強しています光というものは、主観的にまたは客観的に分析して捉えてしまうが、現実は主観的でもなく客観的でもない両方が一つに重なった現実の事態として、我々に [続きを読む]
  • 中論・7−7頌 現実の世界と綜合的な客観世界
  • 第七頌 現実の世界と綜合的な客観的な世界西嶋先生の訳この世の中が現に目の前にさまざまの事物を見せているのであり、それらのものが自由自在にこの世の中を作り出している。もしもこの世の中が現に作り出されつつあるとするならば、まだ生まれていないものが、好ましい事態を離れてこの世の中を形作ることになってしまう。中論を勉強しています我々の住む世界はこの世の中が我々の目の前に様々の事物をありのままに見せてくれて [続きを読む]
  • 中論・7−6頌 根本的なものと現実の世界
  • 第六頌 根本的なものと現実の世界西嶋先生の訳さまざまの具体的な事物が根本的なものによって生み出されたものであり、更に根本的なものを生み出すと仮定するならば、根本的なものが現にこの地上世界によっては生み出されていないものとなり、その根本的なものが何かを作り出すということがどうしてあり得よう。中論を勉強していますこの世の中のさまざまな、具体的な事物が抽象的な根本的なものによって生み出され、そしてこの世 [続きを読む]
  • 中論・7−5頌 個々の現象の独自性
  • 第五頌 個々の現象の独自性西嶋先生の訳個別の現象と個別の現象とが、そのような個別の現象として存在し、しかもそれらの現象が根本的なものに含まれているとするならば、根本的なものに依っては生まれて来なかった個別の現象が、この世の中を作り出していることになるけれども、それらの具体的な個別の現象が更に何か根本的なものを作り出すということが、将来といえどもどうしてあり得よう。中論を勉強していますこの世の中には [続きを読む]
  • 中論・7−4頌 個々の現象と根本的なもの
  • 第四頌 個々の現象と根本的なもの西嶋先生の訳個別の現象そして個別の現象、そのような個別の現象は、根本的な現象と呼ばれるものから独立している。個別の現象が、個々の個別の現象を作り出しており、更に根本的なものが個別のものを作り出す原因になっている。中論を勉強していますこの世の中において無数の個別の現象が複雑に積み重なっている。そのような個別の現象は目の前に存在するものであって、頭で考えた根本的な現象と [続きを読む]
  • 中論・7−3頌 生起、継続、消滅と客観世界
  • 第三頌 生起、継続、消滅と客観世界 西嶋先生の訳生起、継続、消滅というような(時系列的な)経過とは異なった事態が、綜合的な客観世界の特徴である。(生起、継続、消滅というような)不安定な状態が実在している場合には、綜合的な客観世界の特徴も実在せず、綜合的な客観世界も実在しない。中論を勉強しています綜合的な客観世界の特徴は現在の瞬間において存在する事であり、生起、継続、消滅という様な時間の経過が必要な [続きを読む]
  • 中論・7−2頌 綜合的な客観世界と生起、継続、消滅
  • 第二頌 綜合的な客観世界と生起、継続、消滅西嶋先生の訳生まれ出て来たものから派生する(生起、継続、消滅という)三つの特徴は、あまり明確な描写ではない。綜合的な客観世界の中に置かれているさまざまのものが雑然として堆積している状態は、恐らくたった一つの場所における存在であるとか、たった一つの時点における存在であるというようなことが、どうしてあり得よう。中論を勉強しています何か事物が生まれ出てくるという [続きを読む]
  • 中論・7−1頌 綜合的な客観世界とその特徴
  • 第一頌 綜合的な客観世界とその特徴 西嶋先生の訳もしも綜合的な客観世界がこの世の中に生まれて来たものであるとするならば、そこにおいては(この綜合的な客観世界が生起、継続、消滅という)三種類の特徴によって縛られている筈である。しかしこの綜合的な客観世界は現に目の前に現われている世界そのものの世界であって、単に外見的な特徴だけの世界であるということは、あり得ない。中論を勉強していますもしも綜合的な客観 [続きを読む]