photoromancer さん プロフィール

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photoromancerさん: Flash and Shadow レンズに導かれる夢の光
ハンドル名photoromancer さん
ブログタイトルFlash and Shadow レンズに導かれる夢の光
ブログURLhttp://photoromancer.blog.fc2.com/
サイト紹介文心洗われるM Monochromで紡ぐ刻
自由文途切れることのない川の流れのように過ぎて行く愛おしい時間と季節、光と影の記憶を、モノクロームへと昇華させここに紡いで行きたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供56回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2015/10/16 18:38

photoromancer さんのブログ記事

  • 旅するカメラ PART3
  • 今回の石垣島の旅。2月は不安定な天候が多い地方ではあるが、3日間とも晴天により祝福された旅であった。太陽と風と雲の流れが導くまま、終日気ままに島を巡り、また感じるところがある場所と風景に出会えば足を止めしばし時を忘れ過ごした。この自然な流れを、カメラとレンズが邪魔をしない、重荷にならない、そのことが「吟遊写真道」において大切にしたいポイントである。非日常的な色彩に惑わされず、旅のエキセントリックさ [続きを読む]
  • 旅するカメラ PART2
  • Leicaというカメラとレンズは半ば神話化され、また独特の世界観があるかのように語られている。一方、実際私自身が使い込んで感じた率直な印象は、「素朴で、シンプルで、ストレートな写真が普通に撮れるカメラ」であるということができる。まず一つめにはSummicronレンズの特徴である。このレンズは強い個性や独特の演出力があるわけでなく、見方によっては拍子抜けするほど「普通」に写る。かえってMADE IN JAPANメーカーのレン [続きを読む]
  • 旅するカメラ PART1
  • 「旅の写真」というのは、思いの外難しい。難しいというより、力の入れどころ、抜きどころの加減が難しいのであろう。訪れたこともない場所に逞しいイメージを巡らせあらかじめ画を描いてしまう、その期待したもの以外見えづらくなる。ファインダーに写し出されるレンズを通して「演出された像」は、目の前の風景を作り変えてしまおうという誘惑を引き起こす。そして、何より撮りたいという熱意や撮る楽しみという意思の方が主人と [続きを読む]
  • 瑞泉寺 鎌倉・Zuisenji-Temple, Kamakura, JAPAN
  • 瑞泉寺 鎌倉・Zuisenji-Temple, Kamakura, JAPAN February 2017CAMERA: Leica M Monochrome type 246 LENS: SUMMICRON 35mm F2Copyright © Flash and Shadow レンズに導かれる夢の光 All Rights Reserved.Powered by FC2ブログ↓にほんブログ村へ↓↓FC2ブログランキングへ↓↓人気ブログランキングへ↓ [続きを読む]
  • 心の海
  • 休日の遅い午後、今年は風もなく穏やかな冬の日が続いている。昨年の今頃、冬の弱い日差しが落とす消え入りそうな自分自身の影を眺めていた。今年はいくらか違った心持ちで、自分自身の影ではなく、目の前に刻まれていく季節の風景を眺めている。趣味道楽の写真は、自分が心地よく思い、好きなものだけ、愛おしいものだけに視線を向け、撮れば良い。海、そして海辺のシーンは、自分の心の一部であるかのような被写体であるが、何度 [続きを読む]
  • 鎌倉から西海岸へ
  • 先週、鎌倉・天台山の麓にひっそり佇む寺へと久々に訪れてみた。梅の蕾すらまだまだ固い枝は寒々しいが、澄み切った冬晴れの陽をしっかりと受け止めていた。訪れる人すらまばらな山寺、鳥の鳴き声はまだ聞こえてこないが、山々の木々を風が揺らし、そして天台山の上を風が通り過ぎていく音に耳を澄ましていると、しばし世俗から切り離された止まった時間の中過ごしているような気にさえなる。山から降りてくる気流は、とても穏やか [続きを読む]
  • 謹賀新年 2017
  • 年が明けると、いつもの神社へ初詣へと向かう。帰路、1時間たっぷり歩きながら、MY HOMETOWNの海辺をゆったりとスナップショット。いつも元日の海はベタ凪で、鏡面のように静かな海だという記憶がある。月並みながら、今年の抱負を一つ挙げてみる。他を知ること、相対的・客観的に自分自身を眺めることは大事であるが、今年は自らの感覚で下す判断や決定にノイズを入れることなく、逡巡することなく、躊躇うことなく行動しよう。 [続きを読む]
  • モノクロームのイルミネーション
  • 街に灯りはじめたイルミネーションは、冬の澄んだ空気の中で瞬きはじめる。商いを営む人間としてこの灯りのカラクリはよく分かっているのだが、それでも冬の夜きらびやかな街を歩くのは心弾むものがある。MY HOMETOWNから横浜までクルマを走らせながら、リマスタリングされた浜田省吾のJ.BOYアルバムを改めて聴く。ミュージシャンには決して100点満点の満足はない。過去の優れた作品も、いつも今持っている最高のパフォーマンスと [続きを読む]
  • 季節の移ろい
  • 忙しい合間、わずかな秋の休日標高1400mを駆ける風になびくススキ、大地に長い影を落とす木々を眺めていると、いよいよ秋の深まりを感じてくる。モノクロームで季節を綴り始めて、冬から春、春から梅雨、真夏から晩夏、そして秋へと辿り着いた。昨年の秋は甲州のウイスキー工場を訪れたり、箱根を訪れていたりした。昨年の秋とはまた違った心持ちで、今年は奥三河から南信濃へと続く山々を訪れている。短い休日であったが、人の幸 [続きを読む]
  • 湘南の海
  • MY HOMETOWNから1時間たっぷり走り、遅い午後の湘南の海へ。ここ2週間の多忙さがひと段落し、久々にゆっくり過ごした休日だった。MY HOMETOWNの海と比べて、湘南の海はただただ広い。そして砂浜はただただ長い。手掛かりが掴めないぐらい、海が漠然と広がり、水平線の向こうは太平洋へとつながっている。それに比べてMY HOMETOWNの海は、小さな入江や浜、岩場、または埋立地の海岸道路、あるいは漁港や軍港と変化に富んでいる。 [続きを読む]
  • 「肌で感じる風」と「波の音」
  • 昨年の同日のblogを見ると、全く同じ場所を訪れているのが面白いものだ。昨年の初秋は、空気が澄んだ晴れの日をカラーでスナップショットしていた。一方、今年の初秋はいつまでも気温や湿度が高く、そして雨や台風の多い日を、モノクロでスナップショットしている。そんな2つの違いがあっても、MY HOMETOWNの海のある風景には、いつも風が吹き続け、そして波の音が繰り返し響き続けている。それだけは、ずっと変わらないものだ。 [続きを読む]
  • 35mmレンズの休日
  • カメラに35mmレンズ一つ付けて、当て所もなく電車に乗る。普段、仕事で東京へと向かう時にはほとんど使うことのない駅。人口40万人規模の「市」の冠名を頂いている駅で、これほどに閑散としていて、静寂の風が吹き続けている駅も、そうそう他にはないだろう。私の散歩や徘徊、あるいは旅には、明確な目的やゴールがない。唯一目的があるとすれば、それは心の空気を入れ替えることぐらいであろう。スナップ写真にも、明確な目的やゴ [続きを読む]
  • カメラの2つの眼
  • 前回に続き、仕事に出かける前にMY HOMETOWNの鄙びた神社へと参拝する。境内からは長閑な海が見える、折に触れ訪れる場所の一つである。神社の歴史や所以にはあまり知識は深くなく、参拝の作法も我流ではあるが、何か感じるところのある神社の近くに立ち寄ると、MY HOMETOWNでも旅先の見知らぬ街でも、立ち止まり手を合わせずには居られない。神社の境内の厳かな空気の中、手を合わせ、目を閉じた時、真っ先に心に浮かんでくるもの [続きを読む]
  • 小高い丘の上にある神社
  • MY HOMETOWNを見下ろす小高い丘の上にある神社に参拝。折に触れ、この小さな神社に立ち寄り、賽銭を投げ、鈴を鳴らし、両手を合わせてはお参りをする。背後には豊かな緑を抱えた狭い境内ではあるが、特にこの場所を包む朝の空気が清々しく好きである。先週は四ツ谷や御殿山界隈を歩き、今朝この神社の境内に立ちふと気付く。つい先日まで厳しい残暑が続いていたと思ったが、樹々の葉も真夏のような勢いと色彩を失い、落ち葉を大地 [続きを読む]
  • 鈍色の海
  • 低い雲が立ち込める、鈍色の海が西海岸に広がっている遅い午後。そんな今日の空模様は、二年前にも見たはずの同じようなシーンを思い出させた。フォトストックを漁ってみると、やはり同じような光と色をスナップショットに収めていた。2014年9月の海を振り返ってみた。海の色や光が物悲しく、寂しげな訳ではない。その時その時の自分自身の心の色に似たシーンを探しては、そこに導かれ、スナップショットを撮っていただけのことだ [続きを読む]
  • 36枚のスナップ
  • 世の中が二十一世記を迎える前、フィルムカメラを使っている頃、時折特別な出来事があるわけではないが、朝から夕方まで街を彷徨い歩いている道中を、スナップ写真にして収める遊びをしていた。特別なシーンも、特別な瞬間も写っているわけではないが、そういった類の写真は後から眺めてみると「特別な出来事」がなかったはずの1日のことを克明に思い出すのだから面白い。それらは大体いつも「1日フィルム1本=36枚撮り」と決め [続きを読む]
  • 夢の光
  • この日の夕方、クルマを運転してると東の空に大きな虹が架かっていた。海岸通りにクルマを止め、カメラをバッグから取り出そうとしている時、虹は夢から醒めるように消えていってしまった。それでも多くに人が足を止め、しばし大きな虹が架かった空を見上げる時間を共有していた、そんな美しい黄昏時であった。陽が沈み、1日の終わりに一杯のワインをいただく。すっかり嵐は去り、いつもの場所から見える夜景もクリアに輝いていた [続きを読む]
  • 色のドラマ
  • 今年の夏も早足で駆け抜け、その熱気と光と湿気に満ちた季節もあっと言う間に遠ざかって行く。8月終わりの台風が過ぎた後、この夏最後の夜明けを海辺へと眺めに行った。夜明け前の空には名残惜しそうな下弦の細い月が浮かんでいた。そして月は巡り、また昨日より上弦の細い月が浮かび、新しい月はこれからまた満ちて行くであろう。久々のカラー写真。「色のドラマ」というものは、カラー写真で写し取るべき魅力の一つであると再確 [続きを読む]
  • 晩夏の旅
  • この夏は、一つの季節そのものが「旅」であるような夏であった。西へ東へと空間軸の旅をするとともに、時間軸に散らばる私自身を紡ぎ直すような旅でもあった。街から街へと流れていく風景が心のスクリーンに次々と映し出され、そしてそれらが通り過ぎるのをただ眺めている。いつもと違う街角の人影と喧騒の中に紛れ、太陽や街灯りが路上に刻む私の影とともに歩き続けている。旅というモノローグの沈黙と静寂の中、旅の風景、街角で [続きを読む]
  • 向日葵と月
  • 残照の西の空、ぐんぐんと伊豆丘陵へと落ちていく上弦の月。月が西の地平に落ちてしまう前に、慌ててカメラを手に取りスナップショットをする。いつもは燦々と輝く太陽に照らされている様がステレオタイプなイメージとなっている向日葵を、思いも掛けない時間帯・光・色の中で捉えてみた。向日葵の花は、迷うことなく太陽の方を向き、力一杯その茎と葉を広げ、大輪の花を咲かせる。その迷いのなさと力強さ、それが向日葵の花の魅力 [続きを読む]
  • 懐かしいカメラとレンズ
  • OLYMPUS PEN E-P5カメラとM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8レンズ、かつて一番スナップショットを撮った機材の組み合わせだった。このカメラとレンズは現在は手元から離れているが、昨日これと全く同じカメラとレンズセットに触れる機会があり、懐かしさが込み上げてくる。このセットでちょうど3年前に撮影したスナップショットを、Monochromeに変換して振り返ってみた。その頃の私にとって写真を撮ることは、砂浜を歩きながら懐かしさ [続きを読む]
  • 彼岸と此岸
  • 慌ただしく、短い旅ではあったが、列車に乗り続けている時間が長い旅であった。いつもは旅の途上で、車中で本を読んだり、しばし仮眠したり、気分転換用の普段読まない雑誌を買ったりと、時間をやり過ごしていく工夫を凝らす。しかし、今回の旅は移動の時間に重みを感じることもなく、車窓からの風景を眺めているうちに気がつけば目的地へと辿り着いていた。以前のPOSTでこんなことを書いたことがある。「日常の時間と空間の連続か [続きを読む]
  • 熱帯夜の月
  • 日没後、凪の時間風は止まり、昼間の余熱と湿気が重くのし掛かる夜また月は満ち、東の空に滲むように浮かんでいた文章や言葉を綴ること、写真を撮ること、この2つはとても似ている。あれやこれやと説明しすぎても、一番伝えたいこと何なのかが分からない。ある事物に注目しすぎ、周りを裁ち落とし過ぎても、前後の文脈や物語の進行が伝わらない。一方、写真において脈絡の無いようなワンシーンとワンシーンが不意に繋がり、意味を [続きを読む]
  • 青く霞む夏の日
  • 遠い台風の余波からか、風は強くはないが時折大きなうねりが浜辺へと押し寄せ来る。見た目の海の風景の穏やかさより、はるかに強い引き波。正午前の強い陽射しの中、束の間ではあるが今年はじめて海で泳いだ。大きな海に抱かれていると、何とも言えない静寂感と穏やかさに包まれて行く。ゆっくりと深く呼吸をし身体は寛いでいく中、いっぽう心の中には大きなうねりのような感情が押し寄せ、大きな海の底へと引きずり込まれていくよ [続きを読む]
  • 太陽の季節
  • 梅雨の中休み、朝から真夏のような太陽が照りつける日。ビーチハウスはオープンしているが、まだ人影のまばらなビーチの波打ち際を歩く。多くの人で賑わう前のビーチ、一年中で一番好きな眺め、一番好きな季節である。ビーチの湾曲や波打ち際、砂浜や沖を眺めた海の表情、それはゆるやかにほとんど変わることがない。海が人に与える安心感や懐かしさ、その理由はそこにあるのかも知れない。今年も儚くも美しい日本の夏がやって来た [続きを読む]