- 2008/05/14 11:53[booknews]本格ミステリ大賞発表
- 昨日、第8回本格ミステリ大賞が発表されました。 【小説部門】 ◎ 有栖川有栖 『女王国の城』 東京創元社 歌野晶午 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』 講談社 柄刀一 『密室キングダム』 光文社 三津田信三 『首無の如き祟るもの』 原書房 米澤穂信 『インシテミル』 文藝春秋 【評論・研究部門】 ◎ 小森健太朗 『探偵小説の論理学』 南雲堂 石上三登志 『名探偵たちのユートピア』 東京創元 [続きを読む]
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- 2008/05/12 19:32[review]アンソロジー『I LOVE YOU』
- タイトルどおり、恋愛をテーマにした6人の男性作家によるアンソロジー。 ●伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」 千穂との遠距離恋愛突入が決まった僕がデート中に動物園で会った富樫さんは、姉の元恋人・・・そつのない一編。やさしく、あたたかみのある伊坂さんらしい作品です。「繋がっている」ことの幸せを味わいましょう。 ●石田衣良「魔法のボタン」 恋人と別れて憔悴していた隆介は、飾りっけのない幼馴染・萌枝と待ち合... [続きを読む]
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- 2008/05/09 11:53[review]島本理生『シルエット』
- 霧雨のような人・冠くん。恋人だった彼はある事情で女性の体に触れることに嫌悪感を持っていた。今の恋人、大学生のせっちゃんとはうまくいっているのだが、今でも別れた冠くんのことが忘れられない・・・「シルエット」 第44回群像新人文学賞優秀作を受賞した表題作を含む作品集。その表題作「シルエット」は、高校生の「わたし」の恋愛を通して人と人との出会いと別れ、あるいは交わりというものを書こうと試みられた作品... [続きを読む]
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- 2008/05/08 12:12[review]氷室冴子『海がきこえる2 アイがあるから』
- 帰省し、クラス会に出席していた夏休み。東京に戻った拓を待っていたのは、部屋で泥酔して眠る津村知沙だった。一方里伽子の前には、父親の再婚相手である美香の妊娠という問題が立ちはだかっていた・・・ 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080507/1210154743:title=海がきこえる]』のラストであるクラス会以降の、東京での拓と里伽子の物語。 まったくの続編なのですが、今回は父親の再婚問題を乗りこえていく過... [続きを読む]
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- 2008/05/07 19:05[review]氷室冴子『海がきこえる』
- 高知から東京の大学へ進学した拓は、抜け落ちた里伽子の写真を見て、彼女が転校して来てからのことを思い返していた。東京への気まずい旅行やホテルの風呂で寝たこと、あるいはハワイへの修学旅行など。こんな思い出は、里伽子にとってどんな意味を持っているのだろう・・・ 家庭の事情で東京から高知へ転校してきた里伽子と、彼女を見つめる拓の物語。拓の目線から里伽子を語ることにより、より里伽子の気持ちの移り変わり... [続きを読む]
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- 2008/05/02 12:10[books]5月の予定
- 購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になるので一応 ×5/2 秦建日子 『刑事 雪平夏見 [rakuten:book:12912571:title]』 河出文庫 ×5/8 森博嗣 『カクレカラクリ』 講談社ノベルス ●5/9 樋口有介 『[rakuten:book:12914153:title]』 文春文庫 →既読 ×5/9 古川日出男 『[rakuten:book:12914159:title]』 文春文庫 ×5/9 愛川晶 『[rakuten:book: ... [続きを読む]
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- 2008/05/01 18:13[books]4月のまとめ
- 4/10 北村薫 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080410/1207824267:title=空飛ぶ馬]』 創元推理文庫 4/12 有川浩 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080414/1208178201:title=阪急電車]』 幻冬舎 4/13 有川浩 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080415/1208267604:title=図書館戦争]』 メデ ... [続きを読む]
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- 2008/05/01 11:54[review]五十嵐貴久『For You』
- 朝美は映画雑誌の編集者。難しいとされる韓流スター、フィル・ウォンのインタビューという問題を抱えていた。叔母の冬子さんが亡くなったのは1ヶ月前。朝美にとって彼女は亡き母の妹として幼い朝美を育ててくれた人だった。冬子さんの遺品を整理中に出てきた日記。そこには、彼女の高校、大学時代のことがいきいきと綴られていた・・・ これはよかった。 朝美が冬子さんの高校・大学当時の日記を読むことで、現在の朝美と... [続きを読む]
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- 2008/04/30 20:37[review]有川浩『図書館危機』
- 思いもよらぬことから王子様の正体を知ってしまい、郁は困惑。一方、図書館では毬江に対する痴漢行為が発覚し、小牧らの怒りは頂点に。彼らは、柴崎と郁の二人を囮とした捜査を開始し、痴漢退治に臨んだ・・・ 「図書館」シリーズ第三弾。今回も短編集のような構成です。 困惑する郁が痴漢退治を通して成長する「王子様、卒業」、士長昇進の実技試験・読み聞かせで手塚が苦しむ「昇任試験、来たる」、検閲による逆差別を... [続きを読む]
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- 2008/04/29 19:29[review]有川浩『図書館内乱』
- 図書防衛隊員として勤務していることを実家にひた隠しにしていた郁。だが、両親が水戸から郁の仕事ぶりを見学に来ることになってしまった。付け焼き刃で図書館業務をマスターしようとする郁。一方、堂上班の周囲でもそれぞれに様々な出来事が。彼らの敵はメディア良化委員会だけではなかった・・・ 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080415/1208267604:title=図書館戦争]』に続くシリーズ第二弾。短編のように分けら [続きを読む]
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- 2008/04/28 13:17[review]葵せきな『生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2』
- 相変わらず駄弁り続ける碧陽学園生徒会。お子サマ生徒会長・桜野くりむが小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語ることから始まる駄弁り。それは、選らばれし者たちだけに与えられた特権だったはずだが、その聖域を侵す者が・・・ 今回もハイテンションで続けられるダベリノベル。とにかくネタの宝庫で、次から次へとネタが飛び出し、笑いが止まりません。ボケとツッコミのテンポがいいですね。 『[http://d.h... [続きを読む]
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- 2008/04/23 12:01[review]谷川流『涼宮ハルヒの動揺』
- 文化祭当日、ヒマ潰しに学校の中を歩いていると、講堂で目を疑うような光景に遭遇した。軽音楽部のステージにハルヒと長門が立っている! ハルヒは何をやらかそうとしているんだ・・・「ライブアライブ」 「ザ・スニーカー」誌に掲載されたものを中心にした、秋から冬にかけての短編集。 ●「ライブアライブ」 ハルヒと長門が飛び入りで参加した軽音楽部のステージの顛末・・・かつてこれほどまで好印象なハルヒがいたで... [続きを読む]
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- 2008/04/20 21:50[get]最近のお買いもの
- 4月中旬はちょっとだけ。 4/16 『[rakuten:book:12879512:title]』 本の雑誌社 4/18 小路幸也 『[rakuten:book:12889399:title]』 集英社文庫 葵せきな 『[rakuten:book:12831191:title]』 富士見ファンタジア文庫 [rakuten:book:12879512:image:small][rakuten:book:12889399:image:small][rakuten:book:12831191:imag ... [続きを読む]
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- 2008/04/17 20:28[review]乾くるみ『クラリネット症候群』
- 高校生の翔太は、持ち出した義父の大切なクラリネットを、不良たちの手で壊されてしまった。そのショックからか、翔太は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の音が聞こえなくなってしまう。しかも、どうやら関さんは事件に巻き込まれて拉致されたようで・・・「クラリネット症候群」 2001年に徳間デュアル文庫から刊行されていた「マリオネット症候群」と新作「クラリネット症候群」を合わせた1冊。 「マリオネット症候群」... [続きを読む]
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- 2008/04/15 22:53[review]有川浩『図書館戦争』
- 一方的に有害の図書を決め付け、規制する「メディア良化委員会」に対し、いくつかの自由を楯に武装した公共図書館。かつて書店で図書隊員に助けられたことのある笠原郁は図書隊員に憧れ、女性でありながら過酷な図書隊員になった・・・ 現代日本では考えられない「メディア良化法」。おそらくこれに反感を覚えた時点で作者の思う壺、僕の負けだったのでしょう。一言で表現するなら、はまった。 そもそもこういった荒唐無... [続きを読む]
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- 2008/04/15 17:59[booknews]鮎川哲也賞発表
- 第18回鮎川哲也賞受賞作は、七河迦南(ななかわ・かなん)さんの「七つの海を照らす星」に決定したそうです。(東京創元社メールマガジンより) おめでとうございます。なんだかタイトルだけでも気になる作品です。楽しみにしています。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/14 22:03[review]有川浩『阪急電車』
- 宝塚駅から阪急電車で隣に乗り合わせていたのは、かつて中央図書館で征志が手に取らんとしている本を直前で奪っていった女性だった。それ以来、本の趣味が似ていることから気になるのである。もちろん、彼女は気付いていないだろうが・・・ 阪急今津線の宝塚〜西宮北口間往復を舞台にし、16駅それぞれの短編を繋げた連作短編集。登場人物にとって、電車の中や駅での出来事がいずれもちょっとした人生の岐路になっていたりし... [続きを読む]
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- 2008/04/11 11:29[get]最近のお買い物
- 4月上旬分です。 4/1 西澤保彦 『[rakuten:book:12837422:title]』 祥伝社文庫 4/4 限界小説研究会 『[rakuten:book:12728880:title]』 南雲堂 4/7 乾くるみ 『[rakuten:book:12870526:title]』 徳間文庫 近藤史恵 『[rakuten:book:12837095:title]』 光文社文庫 4/10 竹宮ゆゆこ 『[rakuten:book:12876546:title]』 電撃文庫 壁井ユカコ ... [続きを読む]
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- 2008/04/10 19:44[review]北村薫『空飛ぶ馬』
- 加茂教授の推薦で校内雑誌のインタビューに出ることになった《私》。その相手は大学の先輩にあたる噺家春桜亭円紫。彼は若くして師匠の名を継いだように才能に秀でただけでなく、人の話からたちまち謎の真相を導き出す名探偵でもあった・・・ 12年ぶりの再読。何を隠そう春桜亭円紫師匠こそ、僕をミステリに引き込んだ名探偵です。 ●「織部の霊」 子どもの頃、加茂教授は叔父の家で古田織部が腹を切る夢を繰り返し見たと... [続きを読む]
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- 2008/04/09 22:38[booknews]本屋大賞2(『ゴールデンスランバー』はどれだけダントツだったのか?)
- 本屋大賞の結果があまりにダントツに見えたので、過去5回の大賞受賞作を二次投票の結果で比較してみました。 |*|*2004年|*2005年|*2006年|*2007年|*2008年| |二次投票者数|93.0|187.0|290.0|359.0|386.0| |二次投票総得点数|930.0|1,870.0|1,885.0|2,333.5|2,509.0| |大賞受賞作|博士の愛した数式|夜のピクニック|東京タワー オカンとボクと、時々、オトン|一瞬の風になれ|ゴールデンスランバー| |大賞受賞作得点数|2 ... [続きを読む]
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- 2008/04/09 11:34[booknews]本屋大賞
- 昨日発表会があった本屋大賞。今年の大賞は伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』でした。おめでとうございます。投票結果は以下のとおり。 |*順位|*作家|*書籍名|*出版社|*点数| |大賞|伊坂幸太郎|[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080131/1201749195:title=『ゴールデンスランバー』]|新潮社|509.5点| |2位|近藤史恵|[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20071101/1193886919:t ... [続きを読む]
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- 2008/04/05 23:26[music]KAZUMASA ODA TOUR 2008
- 小田和正さんのライブツアー「今日も どこかで」初日のエコパアリーナに行ってきました。 3年前の「大好きな君に」ツアーと同じ初日。約3時間、楽しませていただきました。 聞きたいと思っていた曲もあったし、今回ははずされた曲もあって残念だったり。 オフコース時代の曲がいつもより多かった気がします。 [f:id:shiba_moto:20080405165100j:image] ... [続きを読む]
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- 2008/04/03 12:00[books]4月の予定
- 購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になるので一応 ▲4/1 あさのあつこほか 『[rakuten:book:12872649:title]』 ジャイブ ◎4/4 乾くるみ 『[rakuten:book:12870526:title]』 徳間文庫 ×4/4 横山秀夫 『[rakuten:book:12871485:title]』 朝日文庫 ◎4/10 竹宮ゆゆこ 『[rakuten:book:12876546:title]』 電撃文庫 ◎4/10 壁井ユカコ ... [続きを読む]
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- 2008/04/02 21:31[books]3月のまとめ
- 3月は順調なペースで読むことができました。 3/1 道尾秀介 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080305/1204685936:title=ラットマン]』 光文社 3/2 三上延 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080305/1204714635:title=モーフィアスの教室]』 電撃文庫 3/3 柴崎友香、田雑芳一 『[http://d.hatena.ne.jp/./shiba_moto/20080 ... [続きを読む]
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- 2008/04/01 21:44[review]法月綸太郎『犯罪ホロスコープ1 六人の女王の問題』
- 湖畔のリゾートホテルへやってきた法月綸太郎。バカンスではなくカンヅメになるための逗留である。だが、初日から客とホテルのトラブルに遭遇し、しかも夜には殺人事件が。被害者は、昼間のトラブルを引き起こしたルポライターを名乗る恐喝屋だった・・・「ゼウスの息子たち」 星座にまつわる事件にミステリ作家の法月綸太郎が挑む短編集。エラリイ・クイーンの『犯罪カレンダー』に倣ったそうですが、とりあえず前半の6作... [続きを読む]
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