とにかく書いておかないと さん プロフィール

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とにかく書いておかないとさん: とにかく書いておかないと
ハンドル名とにかく書いておかないと さん
ブログタイトルとにかく書いておかないと
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/masasamm
サイト紹介文すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供345回 / 365日(平均6.6回/週) - 参加 2015/11/14 09:34

とにかく書いておかないと さんのブログ記事

  • 村上春樹『騎士団長殺し』①〜⑧
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。今回読みながら書いたもの8回分をまとめて掲載する。①「気に入っていると本人は言っていたし、それを疑う理由もとくに見つからなかった」 19「私の後ろに何が見える」307ページ。免色さんが「私」が描いた肖像画を、絵の具も十分乾いていないのに自分の家に持ち帰ったという話を聞いて、「私」の不倫相手の女性が、免色がその絵のことを「気 [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』⑧「信じる力」
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読み終わった。気になったことをメモ的に書き残す。その8回目。 「私」は別居中の妻と再会し、妻が生む子供の父親は自分かもしれないと言う。性行為が行われていないのだから現実的にはあり得ないのだが、観念的に妊娠させたという仮説を立てる。そして言う。「この世界には確かなことなんて何一つないのかもしれない。でも少なくとも何かを信じることはできる。」 私たちは常に不安定な中にいる [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』⑦「メタファーの冒険とリアルな冒険」
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。その7回目。 前回「優れた小説はリアリティがあり、その「質感」が読者を引き込む。しかし村上春樹の小説はそこが弱いような気がする。」と書いた。 しかしこの後、秋川まりえという少女が冒険をしていることが明かされる。秋川まりえというのは、他の人間には心を閉ざしている。「私」は幼い時に妹を亡くし、その少女と重なるところもあった。ふ [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』⑥「質感が違う」
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。その6回目。 現象学を勉強しているとき次のようなことを学んだ。理屈の上では夢と現実は区別できない。それでも実際にわらわれは夢と現実を区別している。それは現実と夢とは感覚的に区別ができるからだ。 これと関連していることが『騎士団長殺し』に書かれている。「57私がいつかはやらなくてはならないこと」の冒頭。メタファーの旅から戻っ [続きを読む]
  • テロ等準備罪という名前だから賛成が多い
  •  「共謀罪」が「テロ等準備罪」という名前になって再び国会に提出された。国会の審議を見る限り、大きく変わったわけではなく、しかも法務大臣の答弁はめちゃくちゃなので、結局中身がどうなっているのかもわからない。このような法律でもむりやり通されてしまうのか。 確かに世論調査では賛成意見が多い。これは「テロ」対策のためには必要だと考えている人が多いからである。私自身も犯罪組織があればそれを取り締まる法律は必 [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』⑤イデアとメタファー
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。その5回目。 イデアとは社会的に形成されてきた抽象概念である。それに対してメタファーというのは個人が作り上げたものだ。どちらも実体のないものという点では共通しているが、イデアはすでにあるものであるのに対して、メタファーとは新たに作り上げるものであるという点で異なっている。 このメタファーについて、自分がメタファーだと主張す [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』④メタ認知と自己
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。その4回目。「43 それがただの夢として終わってしまうわけではない」から。 人間は、誰でも通常は「自分」という存在を疑いもなく受け入れている。「自分」は「自明な存在」である。自分は当たり前の存在であり、何の疑問も感じずに受け入れている。小さいころ「自分」という存在に疑問を投げかけることはあるかもしれないが、そんな根源的な悩 [続きを読む]
  • フィギュアスケートのジャンプ優遇は競技の本質を失う
  •  フィギュアスケートの国別対抗戦を見ていた。最近の得点はジャンプ優遇である。だから、高難度のジャンプだけをたくさん飛んでいれば得点が高くなる。これはフィギュアスケートの本質からかけ離れているのではないかと思う。 ジャンプ優先になってしまうがために、体重が軽いほうが有利になる。女子は成長期前の選手か、極端に体の小さい選手ではないと対応しきれない。20歳を過ぎれば多くの選手が競技から離れざるをない。男 [続きを読む]
  • 「『である』ことと『する』こと」①(高校国語の教材を考えるシリーズ)
  •  これまでも高校の国語教材について批判してきた。今回は定番中の定番である丸山真夫氏の「『である』ことと『する』こと」について述べたい。 丸山真夫氏は日本の代表的な政治学者である。「『である』ことと『する』こと」はとてもおもしろい評論であり、その意味では教科書に載ってもいいような文章である。しかし、次の2点において現在の国語の授業の教材としては疑問に感じる。 1点目は論理性に乏しいと思われる個所が見 [続きを読む]
  • 「一番のがんは学芸員」
  •  山本幸三地方創生担当相が日本の観光振興に関して「一番のがんは学芸員」などと発言した。おそまつな発言だ。学芸員も観光マインドをもってほしいという意図だと釈明しているが、観光という流行に流されないのが学芸員の仕事であろう。なんでもかんでも経済に結びつけるのも問題だし、目先の利益しか考えられない打算的な発想も問題である。問題のある大臣が多すぎる。 不易流行という言葉がある。不易とは変わらないこと、流行 [続きを読む]
  • 村上春樹『騎士団長殺し』②えがくこと
  •  村上春樹の『騎士団長殺し』を読んでいる。気になったことをメモ的に書き残す。その2回目。第1部を読み終わった。 第1部を読んでいて感じたのは、この小説は明らかに「表現論」であるということだ。もちろん評論文ではないので、表現については小説のサブテーマの一つであり、それが作者のしゅちょうであるかどうかはわからない。しかし、主人公は表現について考え、それが作品の展開に大きな影響を与えているのはあきらかだ。 [続きを読む]
  • 劇評『フェードル』(演出・栗山民也 4月14日シアターコクーン)
  •  学生時代に授業で読んだことがある『フェードル』が上演されるということで、ほとんど忘れていたがぜひ見てみたいと、シアターコクーンに向かった。古い戯曲なので退屈するのではないかという心配をしていたが、すばらしい舞台であった。 『フェードル』は17世紀にラシーヌというフランスの劇作家の作品。ギリシア神話から題材を得ている。大竹しのぶ演じるフェードルは、今井清隆演じる夫テゼの留守中に、平岳大演じる義理の息 [続きを読む]
  • 大学入試改革、国語の記述式導入について
  •  きょうの朝日新聞にセンター試験に代わって2020年から導入される新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」の原案の記事が出ていた。 注目の国語の記述式はセンターが民間業者に採点を委託し、80〜120字程度で答える問題を3題程度出題することを検討中のようである。 私は国語の記述式の導入は絶対に必要だと思っており、そういう意味では前進していると考えている。しかし、80〜120字の記述ではその効果がどれほど [続きを読む]
  • 「サザエさん」パッシングは東芝パッシングの始まり?
  •  東芝が倒産の危機に追い込まれてる。東芝が危機に陥った原因は原子力事業にあった。なぜ原子力事業をそこまで推進したのか。しかも東日本大震災がありながらも縮小、撤退を考えず推進し続けたのか。 そこにあったのは原発が経済的だという日本政府と日本の経済化が長年葛城上げてきた神話の存在があった。日本は東日本大震災がありながら、10年もたたずに原子力推進に舵を切り始めている。神話は全く消えていなかった。 今の日 [続きを読む]
  • 浅田真央さんの身長は意外に大きかった
  •  浅田真央さんが引退を発表した。 浅田真央さんを実際の試合で見たことが一度だけある。埼玉スーパーアリーナで開催された全日本選手権だった。その時感じたのは、浅田さんは意外に身長が高いということだった。浅田さんというと小さいというイメージがある。おそらく小さいころの印象が残っていたからであろう。しかし、実際には女性としては大きなほうであった。もはや「真央ちゃん」という表現がしっくりこない、大人の女性の [続きを読む]
  • ノラジョーンズコンサート(4月9日仙台ゼビオアリーナ)
  •  ノラジョーンズの来日公演。初日の仙台公演に行ってきた。ゼビオアリーナという体育館での公演。3000人くらいは入るであろう会場が満員である。 前座があった。ノラジョーンズ以外のツアーメンバーが演奏する前座バンド。はっきり言ってもりあがらない。ジャンルもなんといっていいかわからない。前座なのに客席は真っ暗になって、客もどう反応していいかわからないような状況である。30分ちょっとほどの演奏で終了。20分の [続きを読む]
  • 百田尚樹氏「漢文廃止」を提唱 結論だけは一緒だが全然違う
  •  百田尚樹氏が「中国文化は日本人に合わぬ。漢文の授業廃止を」と語ったとネットに出ていた。百田氏が主張しているのは、日本人は「中国への漠然とした憧れ」を持ち、それが尖閣問題で日本人が中国に対峙する際に弊害になっている。日本人が「中国への漠然とした憧れ」を持つ理由は、日本人が漢文を学んでいるからだ、という論理である。とても乱暴な論理だ。根拠と主張が離れすぎていてまともな論理ではない。 漢文を学んでいる [続きを読む]
  • アメリカのシリア攻撃は恐ろしい
  •  アメリカがシリアを攻撃した。しかも米中首脳会談の時にである。映画のような展開だ。トランプ大統領は一時的に人気があがりそうな気もする。 しかし、冷静に長い目で見ればこれはおおきな破たんの始まりのような気がする。とにかくよく見て、そして日本は日本としてしっかりと考えなければならない。雰囲気に流されることだけはないようにしなければならない。 [続きを読む]
  • 岡田惠和さんはさすがだ
  •  朝ドラが変わり『ひよっこ』が始まった。おもしろい。岡田惠和さんが脚本で、もともと上手な脚本家であったが、さらに経験を重ねてすばらしいドラマになっている。ちょっとした工夫がしっかりと手を抜かずに行われている。かゆいところに手が届くような脚本だ。 出演者も楽しそうだし、みんないい人に描かれている。毎朝いいことがある、そんな朝ドラらしいドラマだ。半年が楽しく過ごせそうである。 [続きを読む]
  • rightとprivilege ことばを大切にする社会を
  •  きょうの朝日新聞の「福岡伸一の動的平衡 言語が脳に刻みこむ論理」というコラムがおもしろかった。「言語の役割は何か?」という疑問から、「言語は、概念を作り、人間の脳に、その言語固有の神経回路を生み出しうるのだ。」と主張し、次のように言う。 米国のミーティングにて。英語のネイティブスピーカーがこう話した。rightとprivilegeは何が違うでしょう? 受験英語的には、前者=権利、後者=特権、と暗記させられたか [続きを読む]
  • 朝ドラのナレーターが増田明美さん!
  •  月曜日から始まったNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』のナレーターがなん増田明美さんだった。とてもおもしろい。火曜日は「朝ドラには変なおじさんがよくでてきますよね、なんででしょうね」などと楽屋ネタみたいなナレーションをぶっ込んできて、これまでにない雰囲気の進行役となっている。 増田明美さんはスポーツ解説を大きく変えた人だった。増田さんの登場は衝撃的であった。マラソンの解説者として登場し、それまでの [続きを読む]