母が肺腺癌末期と診断されました。病気のこと、かき集めた情報、家族の思い、正直に綴れたらと思います。
MRIの検査結果は特にこれといって特に変わったお話はなく焦らなくていいから、問題なさそうなのだから都合の良い病院で手術をしてもらってください。おこさんのことは心配でしょうが、この大きさで夏休みまで待つのは辛いでしょう。とのことでした。最短で上の子を産んだ総合病院に予約。何度かの受診を経て1ヶ月強待って手術となりました。この間も、どんなに心配はいらないといわれても頭から自分の卵巣のことが離れることはあ...
魂って。なんだろう。わたしにはわかりません。でも、お母さんの魂は、いまもなお、わたしたちと一緒にいます。魂の痛みとは、自分の存在意義や、産まれて、生きてきた意味を問うものです。いわば哲学的な痛みでしょうか。わたしは何のために生きているのか人生で何度も考えたことはあったけど生きてるから、答えは必要じゃなかった。あなたはもうすぐこの世界とサヨナラするんだよそう言われたとき、わたしがこの世界で過ごした時...
最初にクリニックを受診した時、連れて行ったのは下の子でした。上の子はたまたま、じいじのお家に泊まりに行ってました。下の子はいつも、いろんなことに敏感で特に母の闘病中は2歳そこそこにも関わらず、母に対する気遣いが誰よりもあったように思います。母もそんな下の子を、誰よりも繊細で優しい子と言ってました。内診台の上で震えるわたしをじっと見て、ウンウンとうなずいてました。じっとわたしを見つめて、わたしが下に...
週明け1番に造影MRIを撮りに行きました。行ったクリニックの系列のクリニックでしたが、とってもいいMRI機器だったのが、元・へなちょこナースのわたしにでもわかりました。きっとすごく長く感じるだろうと思ってたのに、案外あっという間に終わりました。40分くらいでした。音楽はなく、耳栓でした。お母さんが近くにいる気がしてました。絶対、いてくれたと思います。絶対。絶対。この日から1週間の結果待ちは、またまたすご...
家になんとかたどり着き、必死にインターネットで調べました。出てくる言葉は卵巣がん卵巣がん卵巣がん、、、泣きました。どんな励ましの言葉も、励ましにはなりませんでした。多分良性だと言われたにもかかわらず、卵巣腫瘍の90%は良性だと調べたにも関わらず、、、、。お母さん、ごめんね。お母さんは毎日、毎日、こんなに苦しんでいたのか。わたし、お母さんの気持ちに全然寄り添えてなかったよね。怖さと同時に、母の気持ち...
「ブログリーダー」を活用して、末期がん患者の家族さんをフォローしませんか?