けやき座 さん プロフィール

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けやき座さん: こころの病を乗り越えて
ハンドル名けやき座 さん
ブログタイトルこころの病を乗り越えて
ブログURLhttp://keyakiza.blogkan.com/
サイト紹介文 富山のA型作業所に勤める精神障がい者4名による精神障がいに関わるブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2015/11/24 09:30

けやき座 さんのブログ記事

  • 富山の冬のバス
  • 私Nはバスで毎日通勤していますが、たまに実家に週末帰った後は電車で職場に向かいます。冬のバス通勤は結構堪えます。まずバスの時刻がかなり狂います。今日はバス遅れるだろうな〜、と思いつつ少し朝が眠かったので、朝いつもより五分遅れてバス停に着きました。7時39分発のバスを41分から待っていました。次のバスは8時19分であったが、絶対バスは遅れると確信していたのでずっと待っていました。なぜなら、富山の冬はアイスバ [続きを読む]
  • ブログ、企画倒れ!!
  • みなさん、いつも御来場ありがとうございます。このブログは、当作業所で勤務時間中に執筆されていたものでありますが、作業所も株式会社であるために儲けなければならないという悲しい性があります。それで、ぶっちゃけ、アフリエートをして広告収入を得ようという企画だったのですが、かなり非現実的で実現の可能性の低いものであったので、この度ブログを閉じることになりました。まだ、初めて半年もたたないうちの上の判断には [続きを読む]
  • 漢方医学と狂気(パート1)
  • *この「日本の狂気誌」なる本で、最も主要な眼目は「日本の文化体系のなかで狂気あるいは精神障害が、どういう位置を占めてきたかを分析する」ところにありました。 狂気あるいは精神障害は、狭義の医学の枠のなかでとらえられるべきものではなくて、むしろ、より広義の文化・社会の認識体系の中でとらえられるべきものである、という考えに基づいてであったからです。*しかしながら、日本における医学、すなわち日本古来の医術 [続きを読む]
  • 遅れてきた新年会
  • 北陸道、金沢西ICより車で7分にある、天然温泉娯楽施設。そこが、ワタシ達の「新年会」の場所でした。) 「松の内」(注、長くても1月15日まで)も既に過ぎたのに、今更「おめでとう!」なんて?これこそ「遅れてきて開いた新年会」、などと言うなかれ。滅多に顔を会わすことの無い(ひょっとしたら最初で最後の御対面かもしれない)他の事業所の方々と面識を交わすのも面白いかもしれません。 とはいうものの、こ [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート7、最終章)
  • 不世出の「非常の人」の最期*源内の呼吸していた舞台はあくまでも「江戸」であり、決してルネサンス期のフィレンツェでもパリでもなく、当時の「江戸」を支配していた「儒教的な倫理観」からすると、源内は胡散臭い人物であることを免れませんでした。①封建的忠誠心が見られない②源内の国益観の対象は「藩」の範囲をこえている③その(源内の)才能のあり方は「君子は多能を恥ず」といった儒学的な批判が余りにもあてはまる④自 [続きを読む]
  • 大雪
  • 今年は、一月半ばまで全く雪が降らなかったので、暖冬かと思って油断をしていました。しかし、先週少し積雪があった後に、昨日の日曜日から吹雪始め、やっと冬らしい積雪を見ることができました。富山市では、10時30分現在、51センチの積雪量です。Oは、作業所に自動車通勤しているので、朝早く起きて車を出せるように雪よけをしてきました。先週の少しの積雪の際に、駐車場の雪よけをやっておいたので、車の上の雪を落とすだけで [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート6)
  • *現実の世界では、源内の才能は思ったほどの成果はありません。生涯独身の上、酒色に溺れることもありませんでした。むしろ「精神的なエネルギー」の昇華を芸術方面に求めていきました。とりわけ洋風画の流行の先鞭をつけました。また、通人的文人としての「風来山人」なるペンネームで「根南志具佐」、「放屁論」、「風流志道軒伝」といった(風刺的)文明批評的色彩を持った文芸作品群はもっと注目されるべきです。*特に「風流 [続きを読む]
  • 弁当箱の中の幸せ
  • 「♪空の弁当箱ぶらさげて〜(中略)チンチロリンのカックン」などという歌が1959年、大流行しました(古い!)。(「カックンルンバ」作詞松井由利夫、作曲近江俊郎、唄、由利徹)。このころのお弁当箱はアルミ箱(その後はアルマイト箱なるものが登場しました)。でも、あまり見なくなりましたねえ。今はプラスティックのお弁当箱が主流でしょう。作る方も変わってきましたね。最近では男性が「自分の喰うモノは自分で作る」 [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート5)
  • (源内に)追いつけない「時代の空気」*源内の出発点とも言うべき「本草学者」(注、薬用に重点をおいて、植物やその他の自然物を研究した中国本来の学問、その学者)としては、宝暦十三年(1763年)「物類品隲」(ぶつるいひんしつ)を上梓し、一種の自然科学事典の先鞭をつけました。この業績は先駆的であると同時に、つねに「物産としての実用性」を忘れていません。かつ、この書の基礎に、源内が組織した日本最初の「学会」と [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート4)
  • 才能の開花・日本のルネサンス人*「天才」という概念自体、ヨーロッパ的な発想であり、これが人格化されたのはイタリア・ルネサンス期が初めてであるのでしょう(W,ランゲ=アイヒバウムの説)。日本でも(現代でいうところの)「気のおかしい人」などの病態は古くから問題にされてはきたのですが、「天才的人物」のなかで特定の精神障がいに罹患したことが明らかに証明されるという場合は、明治以前にはごく僅かで、少なくても [続きを読む]
  • 平賀源内  天才〜犯罪〜狂気(パート3)
  • アイデアマン。それとも山師、ハッタリ?*源内の父の死後、後役として(讃岐国)支度浦(前出)の蔵番となります。この頃、足軽身分を脱したいと志しますが、不成功に終わります。そこで野心家の源内は念願の長崎遊学を試み、実行します。この帰路にて、備後(岡山県)に立ち寄った時、陶土のあることを発見します。土地の人に、これを用いて焼き物を焼くように教え、それに従って利益を得た現地の人は源内を「源内神」として祭り [続きを読む]
  • 憂鬱な冬
  • 冬は憂鬱になります。ただでさえ暗い天気模様なのに、日照時間がすくないため精神障害者の私Nは憂鬱になります。日照時間が少ないと体内でメラトニンという物質が不足して体に悪影響を与えます。睡眠の質が低くなりがちです。私Nは富山に生まれ育って、もうかれこれ38年になりますがスキーやスノボーやスケートがまったくできないです。冬は雪やこんこんの歌じゃないけど、こたつでゴロンとしていたいです。富山の冬は長くて厳し [続きを読む]
  • 薬の管理について
  • 持病があり通院されているなら、ほとんどの方が担当医の処方による毎日の決められた服薬習慣をお持ちのことだと思います。私Kも「精神科」にかかっており、朝・晩の食後と寝る前の1日3回、決められた薬をのむように指示されております。通院歴はもう10年以上になりますが、それでもたまに「薬をのみ忘れる」ということがあります。今回は薬を「決められた時間」に「決められたとおり」にのむこと、それを主眼に置いて、私なりの意 [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート2)
  • *源内伝説の最初として挙げられるのは、太田南畝(太田蜀山人=狂歌、洒落本の第一人者。代表作=世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶぶんぶ<=文武文武>と夜もねむれず)の伝えるエピソードでしょう。(源内が)幼少のとき、夢のなかで、次の俳句を作ったといいます。霞(かすみ)にて こして落とすや 峰の滝俳句としてはどうということもないのですが、源内もやはり、夢と現実の距離が近いという「天才的芸術家」、「 [続きを読む]
  • 作業所に遅刻する。
  • 今日は、朝から雪交じりの富山でした。作業所には、Oは自動車で通勤させていただいております。公共交通機関の少ない地方都市富山では、自動車は無いとひどく不便です。精神障がい者ではあっても、出来れば活用したい文明の利器です。特に、雪など降ると車通勤の方が楽です。しかし、これは市街地だから言えることで、山間に行くと多雪の場合は車の運転も大変です。今年は、暖冬なので平野部にはろくに雪が積っていませんが、今日 [続きを読む]
  • 平賀源内 天才〜犯罪〜狂気(パート1)
  • 「平賀源内」(フリー百科事典Wikipedia日本語版)2012年9月30日 (日) 01:06 更新 URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/平賀源内(1728〜1780) (享保13年〜安永8年)天才〜犯罪〜狂気 早すぎたルネサンス型の天才(パート1)その幼少期の生い立ち(はじめに)嘗ての水谷不倒氏や森銑三氏の研究でも「伝説化の霧に包まれた部分」が多かったのですが、最近では城福勇氏(吉川弘文館「平賀源内」による)の詳しい研究によって明 [続きを読む]
  • 小林一茶とルサンチマンの文学(パート2)
  • 生い立ちから来る精神分析*「父のみとり日記」、「おらが春」などの作品を見る限り、一茶の立場は苛められる継子(ままこ)のそれであり、故郷に居たくても居られない漂泊詩人の立場であります。*信州柏原の中流クラスの農家の長子と産まれましたが、3歳に母を、14歳で祖母を、39歳で父を失います。8歳の時に継母が来て10歳のときに異母弟(仙六)が産まれています。こんな状況において継子の立場に立たされた子供が「僻み(ひが [続きを読む]
  • 小林一茶とルサンチマンの文学(パート1)
  • 小林一茶とルサンチマン(恨みつらみ)の文学(コンプレックスの共鳴)●われと来て 遊べや親の 無いすずめ●やせ蛙 負けるな一茶 これにあり*江戸中期における異色の俳人小林一茶(1763〜1827)の上記のような、人口に膾炙されている作品から、一種の「国民俳人」のような親しみをもって扱われ、その作品は不思議なくらい、我々の弱者意識や劣等感に訴えかけるものを持っています。*それまでの俳句が公共的な機能(サロン的 [続きを読む]
  • 小林一茶とルサンチマン(恨みつらみ)の文学(パート3)
  •  作品についての分析*残された日記によれば、28歳の若妻と結婚後連日連夜の「交わり」を続け、(何と、妻の妊娠中にもそれを欠かさず)その上、卒中で58歳にて半身不随になり、63歳にて言語障害をおこしてもなお、「交わり」への意欲は止むことはありませんでした。*一茶の場合、その二万句以上もの(強迫的な)多数の発句や詳細な日記などは、(当時の)同時代人には無視されましたが、現代人にとっては「芭蕉、蕪村」に勝 [続きを読む]
  • 上田秋成と雨月物語(パート2)
  • 上田秋成と雨月物語 (パート2)作品・日記から見た上田秋成の精神分析*①上田はてんかん患者であったと考える大場俊助氏②分裂気質で、後年、脳動脈硬化症による精神症状が加わったという宮本忠雄氏の2つの見方があります。この参考文献の筆者(小田晋氏)は②に同感しています。①の立場による分析の材料としてイ)修行中、自然療法を試みたが、精神発作を起こし、自己分裂と離人症と幻覚症状を起こす。ロ)明石の浦(現、兵庫 [続きを読む]
  • タイムマシン症候群
  • 過去に戻りたい……そんな欲求が自分の中に募りつのっている。こんな情けない発想は長い間、自分だけだと思っていました。昔主治医に、思い切ってそのことを相談したときに、主治医曰く「そう思っている患者さんは結構いるのですよ」と言われました。昔と違う今の主治医に同じことを相談したところ、「あなたの人生が幸せに満ち溢れた物ならそういう心配はないだろうが……。」と言われました。私Nは「今の自分は仕事もあるし、彼 [続きを読む]
  • 上田秋成と雨月物語(パート1)
  • 1.上田秋成と雨月物語   (パート1)(はじめに)*「雨月物語」とは…上田秋成によって江戸時代後期に著わされた読本作品。安永五年刊。日本、中国の古典から抜き出した怪異小説9篇から成る、近世日本の文学の代表作。当時の古典を踏まえつつ、流麗な文を編み、日本の要素や独自の部分を混ぜ、著者の思想、人生観も加えられています。尚、作品の持つフィクション性や、幻想性から、宝塚歌劇、(テレビ朝日系)「土曜ワイド [続きを読む]
  • 病の影と應声虫(おうせいちゅう)
  • 精神疾患には現代でも呪いか祟りとしかおもえないものも実在します。その典型的なものは病の影であったり、應声虫であったり、祖父、息子、孫が次々と死んでいく呪いか祟りとしか思えない現象です。これは数多くの随筆集に一話か二話ぐらいは載っているそうです。ここではドッペルゲンガー現象と應声虫を取り上げます。現象1 ドッペルゲンガーある日家についたらどこかで見たような人がいました。よく見ると自分そっくりな姿をし [続きを読む]
  • 江戸時代の市井における憑依と知的障害
  • この章では江戸時代の憑依現象について考えます。江戸文学のなかで最近になって注目される随筆集のなかで、「耳袋」は当時の世帯人情をよく表しています。この「耳袋」のなかには動物憑依の事例が多くとらえられています。事例1同心の母親が鰯を買うときに大声で「全部買う」と言ったが鰯売りが「お金が足りない」といっているうちに同心の倅(せがれ)が昼寝からおきたら、母親が怒っている姿が猫そっくりなので、倅が、猫が憑依 [続きを読む]
  • 見えザル手との格闘
  • 「見えザル手」との格闘 新しい年があけました!!新年おめでとうございます。この原稿を書いている時点で「初日の出」が拝めるか、どうかはわかりませんが、頬を撫でるような優しさと、血のたぎるような情熱に満ちた陽光に輝いたお正月の乾いた風。去年までの、身にまとわりつくようなデメリットを振り払い、希望と新しき決意に満ちた、アドバンテージの宝に満ちた「立山おろし」に背中を押され素晴らしい一年を期待しましょ [続きを読む]