祥生 さん プロフィール

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祥生さん: 想ひ火
ハンドル名祥生 さん
ブログタイトル想ひ火
ブログURLhttp://marishiten.muragon.com/
サイト紹介文寺本祥生の散文誌
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供59回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2015/12/03 15:30

祥生 さんのブログ記事

  • 千年の想ひ
  •       すれ違い    「 幾度の千年を回らむ 」、と     見えぬあなたに問ひ掛ける    時の輪に繋がれし吾想ひの縁(えにし)とて    今度こそは想ひの丈を果たさむとするも    今世のすれ違ひに悲嘆に暮れ    今、又問う    この上は時の間に住むものに乞ひ    あなたの覚醒を祈らむ     [続きを読む]
  • 千年の想ひ
  •    風に吹かれて            風に聴く      吾妹の行く末を      然りとて      風は知らむ顔して吹き通る      「 其は吾友足らむ也、        余は其に助けを乞ひ願はむ、         吾妹は何処に 」 と      やはり風は素知らぬ顔をして吹き通る      耳元に囁きを残して      「 おまえは疾うに知っているではないか        何故今更聴こ [続きを読む]
  • 生命への恵み
  •    未だに冷たい朝の大気が      陽の光に少しずつ温められ    初々しく柔らかくて美味しそうな若い芽の群列が      朝日を浴び輝いている    花の季節から      緑が大地を支配する季節へと        移り代わろうとする今この頃    降る雨も天からの恵みの一つとして      今日一日を穏やかに過ごせるように        神様にお祈りしよう     [続きを読む]
  •   春
  •    春の陽気が    早朝の肌寒さを抑え、漂う頃    夜の間に湿り気を帯びた大地に    東の空の薄くなった雲間から    陽の光が降り立ち    ほんのりとした風が春らしさを    一層、引き立たせてくれている           春も折り      迎える春の悦びは      年の繰り事とは云え      生きるものの悦びの一つと 足る      春爛漫       老いゆく我身の対たれば [続きを読む]
  • 母なるひとと伴に
  •      春に産まれしひとの生命の果て      消え入らむとする間も春を翳しての立ち行きに      乱舞する花の有り様とは思えねど      百年の時をも一時( ひととき )に 重ね合わせ      今こそ往かむ春霞 [続きを読む]
  • 月に向かって
  •    春先の夜の月は    日中の暖かさとは裏腹に    まだまだ透明感の強い冷たさを思わせる        早朝 玄関より足を踏み出し    ほんのりとした明るさに    夜空を見上げると    澄むだ星空に    おすまし顔をした 気高さ漂う月が    薄いブルーがかったヴェールを纏い浮かむでいる    「 おはよう 」、と言う言葉が    寝静まった空間には まだ早過ぎるけれど    独り言 [続きを読む]
  • 春を重ね合わせて
  •    花を重ね合わせて春を描いてみれば    現れし華やぐ舞台に    あなたの手を取り 二人の舞踏会    くるくる 回り回る 花のワルツのお披露目会    花の妖精さえも呼び出さむ程の想ひのままに    時の流れも覚えずして    気付けば陽の光とて 西に傾き消え入らむとする    さあ、もうそろそろお開きにしましょうか    踊り疲れた妖精も眠りつくでしょう    踊り足らなさそうなあなたを [続きを読む]
  • 土筆
  •        早い春を楽しまむとするも    冬は戻り来たりて    今朝も 霜に薄く化粧された一面の庭    「 春は何処や 」、と    遅れて起きし吾妹に尋ねるも    「 春は何処へやら、今朝は姿が見えぬようですね。      唯、わたしがきのう野に摘むだ土筆がありますよ。      春は もうとっくに来ているのですよ。」     、と 確かなる春の証を差し出さむとし     今日も 春先 [続きを読む]
  • 春を見つけよう
  •        雨が一頻り降って    春が 一歩近づいて    今日は もう2月も終わって3月初旬    春はもう其処まで やって来ている    否、春は其処此処にやって来ている    目立たない程の小さな春が いっぱい隠れている    そんな春を 一つ一つ見つけよう    咲き誇る花の乱舞を 心の中に思い描きながら  [続きを読む]
  • 夢 心
  •      やっと会えた あなたの笑顔      久方振りのあなた故      わたしは まったりと あなたに身をまかそう            もう 会えぬと思っていた筈の 出来事に      何故かあまり驚きもせず      あなたへの悦びも表さず      心の片一方で之は何だろうと 思ってはみたものの      もう片方の心の中には悦びがいっぱいになっている      成せぬ事へのわたしの願 [続きを読む]
  • 明日には
  •          風葉笑う窓枠の中       炬燵の中に丸くなり        今日と云う一日をのたりかな         気付けば はや薄暗くなる夕暮れどき                  回り巡る時の輪に       閉じ込められし吾想ひ        明日の吾妹子は  何処へと                [続きを読む]
  • 雪虫
  •     ちらちらと白いものが舞っている     何かと思えば     雪虫飛び交う空模様     風に舞う雪虫の出現に     立ち留まりて     大気の微かな震えを楽しまむとする [続きを読む]
  • 陽炎
  •       あまのがわ       心分かつも戻り道       心重ねたあの頃の       永久の想ひの安らかさ       思えば陽炎の揺らぎの如く [続きを読む]
  • 永久に盃を酌み交わさむと
  •           夢に咲く徒花を       夢に探すも疲れ果て        想ひを切っての謀         時を問わぬ事の故と思えども          一向に覺得る縁なし           長くて遠い弛むだ糸を手繰るのみ          [続きを読む]
  • 大根役者
  •      明日にあなたを託さむと       陽昇る想ひの浅はかさ        然りとて想ひのこそにありとせば         我身の故の浅知恵と為すも          紛う方なき空身の捨て台詞 [続きを読む]
  • 切れた糸
  •      夢乞うひとの逢瀬と思ふても       待てど暮らせど立ち往かず        覚得る言の葉とて忘れ果て         切れた糸を結び合わさむと欲するも          弛むだ糸が見附からず           今の此の時を無情に過ごさむ [続きを読む]
  • おもひのこし
  •      まほろばの かそけしそのに みまからうて       みずくりやらに ながれてやまむ      ひとはだのぬくもりとて こいしゅうてならず      おもひのことだまを かぜにのせてとばさむ       [続きを読む]
  • 風の子 ルンバ
  •    風の子 風の子 飛んで来い    風の子 風の子 飛んで来い    わたしと一緒に遊んでおくれ      わたしがおまえを喜んで迎えよう    外は寒くて嫌いだけれど    指先が冷たくなって痛くなって嫌だけれど    わたしはおまえと一緒に遊んでいたい    遠いあの空の下では 遊んでやれなかった    わたしはおまえを独りぼっちにしてしまった    もう二度とあんな思いをさせたくはない [続きを読む]
  • 想ひ花
  •        きのうに咲く花の追ひ姿     今日の想ひに至れども      取り戻せぬ時の使ひ途(みち)とて       夢に迷(めぐ)りし成れの果て [続きを読む]
  • 火輪潜り
  •    惑う闇に彷徨える夢の中     潜るは あなたの想ひ火の輪      怯える心を叱りつけ       火輪の先のあなただけを見る        近くもあり遠くもあるあなただけ [続きを読む]
  • 夢追ひ人
  •    ひさかたの 朧朧な夢に泣く         見えぬあなたの想影に      交(かよ)えぬ想ひの隙間風       遠のく縁(えにし)の間に当たり        セピア色に染まりし吾想ひ [続きを読む]
  • 盗人(ぬすびと)
  •    些細な事であなたと喧嘩をしてしまい    なかなか仲直り出来ずに居たら    あなたの とても悲しそうな表情を垣間見てしまったよ    あなたに気付かれないように こそっと    可愛い唇を盗むでしまったよ    誰にも内緒の秘密だよ [続きを読む]
  • 想ひ違い
  •      夢囲う身為ればこそ       想ひの一つに執り憑かれ        身二つに為りても想ひを徹さむと         ・・・・・・・          然りとて 心此処に在らずして              [続きを読む]
  • 迷い子
  •            吾魂よ      天空に翔べ       積乱雲の中に飛び込むだ        風船の如く         [続きを読む]
  • 彩り事
  •      十に咲く花の揺れ姿       想ひの儘にくちづけを交わさむ        遠き古の戯言と         夢空言との覚えなり [続きを読む]