祥生 さん プロフィール

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祥生さん: 想ひ火
ハンドル名祥生 さん
ブログタイトル想ひ火
ブログURLhttps://marishiten.muragon.com/
サイト紹介文寺本祥生の散文誌
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2015/12/03 15:30

祥生 さんのブログ記事

  • いたずらなあなた
  •      あなたの瞳が キラキラ輝いて       わたしを覗き込むでいる        好奇心に溢れた         いたずらっぽい表情が見て取れる          紛うことなく わたしの時間  [続きを読む]
  • 月夜の宴
  •      月の影に隠れし兎とや       我と伴に餅搗き遊べ        白々たらむ月の雫に喉を潤し         搗いた餅を肴として [続きを読む]
  • 九十九折
  •      夢路にあなたを迎ふるも       当の苦しみ手に余し                ひたすら過ぎ行く時を待ち望まむ      時は過ぎ       心の奥の奥の部屋に( あなたを )押し込めて        ひと並みたらむと覚ゆるも幸ひ、と         ひと為す故の言の葉に身を置かむとする      ひとの性とての身に在りとせば       想ひ為せるも遠くの遠くに引きにける    [続きを読む]
  • 横並び
  •      人様の慣いにと      飾らむとする身の置き場      昨日の今日に求むる明日為れ      そんなこんなも世知辛く      昨日の置き場に身を隠し      翔むでの明日に仮住居まう          [続きを読む]
  • しがらみ
  •      しなぎくの       かさねのはなに問うてみて        ことわりなうての身にあらば         ひとの想ひとて各々に           身に絡めての心為り [続きを読む]
  •  漂 ひ
  •      夢に泣く 我想ひの為れならば      思わぬひとの事為れば      遠くに在りし想ひの極      我が漂う海原に      みつかいも失く 漂うて [続きを読む]
  • 夏が来る
  •      此の所      チラホラと夏が顔を見せていたものの      梅雨だ梅雨だと思っていたら      意外と夏は間近に迫っていた      夏が来る      夏が来た      夏はやっぱりやって来た      いちいち断りを入れながらも      堂々とやって来た      夏が好きな人      あの指留まれ [続きを読む]
  • 六月の雨
  •      六月は雨の季節      六月の雨は梅雨の季節      雨は生命の喜び      生命為す緑も生命の喜び      雨に喜ぶ其の生命を増大させる      そんな生命為す緑の繁茂も喜びの内に在る [続きを読む]
  •  祈 り
  •    緑為す生命の繁茂は今年も確かなよう    雨に洗われた緑が益々美しくなって眼に飛び込むでくる    全ては美しき地球の為に        大いなる生命は    地球を汚すものを其の体内の中で浄化させてしまうのだろうか        大いなる生命は    緑為す生命に地上の全ての生命を託さむとする    緑為す生命に賛美在れ        地上の全ての生命は    緑為す生命に抱擁されむとする [続きを読む]
  •  同化
  •    空があまりに青いので    時を忘れて見ていたら    空の青さが眼に滲みて    空の青が眼から侵み入って来た    眼から脳へと    そして全身までに    空の青が身体中に行き渡って    わたしがわたしで失くなって    わたしは空の青に成ってしまった    空の青に成ったわたしは    緩やかに大気の中に拡散して    広く薄く成りながらどんどん大きく成っていく    更にどんど [続きを読む]
  • 場違い
  •        部屋の真中程に    ドカっと置かれた石油ストーブ    こんな時期だと云うのに    堂々と置かれている様にも    さほど違和感を覚える事もなく    昨日などは 朝のちょっとした肌寒さに    灯油がまだ中に残っているからと    点火してみようなどと思ってしまった    ほんのりとした温もりに    部屋干ししてある洗濯物も乾くだろうと    わたし自身に言い聞かせているわた [続きを読む]
  • 迷ひ人
  •    明日もあなたを想わむと    昨日のあなたに語り掛け    何時の間にか今日と云う日を忘れたわたしこそ    時の狭間に閉じ込められし迷ひ人        抜け出せれぬまま もうどれだけ時が過ぎたのだろう    そんな身に在っては 昨日も今日も明日も失く    ただ あなたと云うもののためにだけわたしがあるのだろう    そして気付けば朽ち果てた肉を傍らに    わたしの想ひもあるのだろう [続きを読む]
  •   無 情
  •      雨の木曜日            夜中から降り続く雨は止む気配もなく      庭先の地面を濡らしている      一日の始まりが雨だからといって 何か有る訳でもないだろう      ああ、今日はあめなんだぐらいの感覚で一日が始まっていく      今日一日のやる可き事を頭の中で簡単に整理して身繕いに取り掛かり      今日一日中雨が降るのだろうかと考えながら            テ [続きを読む]
  •   寛ぎ
  •      伊勢志摩の的矢の海もなだらかに      奥まる入江一面に牡蠣吊る筏が      島々と伴に広がりて      窓枠の内に 一枚の絵面を映し出す      そんな絵面から飛び出して      部屋中をぐるぐると走り回る潮風が纏わり付いてくる      我を忘れ楽しく寛いで居たら      何時の間にか薄暗くなってきていた      今日のこの一日をありがとう       [続きを読む]
  • 緑為す折り
  •      母為る大地よ      我を其の胸に抱け      我は悦むで      其方の豊満な肉体の中に身体(み)を埋(うず)めよう      緑の雫を大地に滴らせ生命(いのち)を育む      緑の繁茂を我悦びとして      緑に尽くさむ      我も又光の世界に属するものとして      緑にただ尽くさむとする      我も又緑為すもの [続きを読む]
  • みつこさんのお庭
  •        お庭にはお花がいっぱい    ここはみつこさんのお庭    みつこさんが丹精込めて世話しているお庭    春先から初夏に向かっていろんなお花が咲きますよ    冬の枯れたお庭が緑に囲まれどんどん彩が豊かに生っていく    たわわな白く小さい花が枝に沿って流れ出す雪柳を始まりとして    芽吹き始めた緑も色を増しいろんな蕾が膨らむでくる    今年咲かせたチュウリップは    八重の一 [続きを読む]
  • 千年の想ひ
  •       すれ違い    「 幾度の千年を回らむ 」、と     見えぬあなたに問ひ掛ける    時の輪に繋がれし吾想ひの縁(えにし)とて    今度こそは想ひの丈を果たさむとするも    今世のすれ違ひに悲嘆に暮れ    今、又問う    この上は時の間に住むものに乞ひ    あなたの覚醒を祈らむ     [続きを読む]
  • 千年の想ひ
  •    風に吹かれて            風に聴く      吾妹の行く末を      然りとて      風は知らむ顔して吹き通る      「 其は吾友足らむ也、        余は其に助けを乞ひ願はむ、         吾妹は何処に 」 と      やはり風は素知らぬ顔をして吹き通る      耳元に囁きを残して      「 おまえは疾うに知っているではないか        何故今更聴こ [続きを読む]
  • 生命への恵み
  •    未だに冷たい朝の大気が      陽の光に少しずつ温められ    初々しく柔らかくて美味しそうな若い芽の群列が      朝日を浴び輝いている    花の季節から      緑が大地を支配する季節へと        移り代わろうとする今この頃    降る雨も天からの恵みの一つとして      今日一日を穏やかに過ごせるように        神様にお祈りしよう     [続きを読む]
  •   春
  •    春の陽気が    早朝の肌寒さを抑え、漂う頃    夜の間に湿り気を帯びた大地に    東の空の薄くなった雲間から    陽の光が降り立ち    ほんのりとした風が春らしさを    一層、引き立たせてくれている           春も折り      迎える春の悦びは      年の繰り事とは云え      生きるものの悦びの一つと 足る      春爛漫       老いゆく我身の対たれば [続きを読む]
  • 母なるひとと伴に
  •      春に産まれしひとの生命の果て      消え入らむとする間も春を翳しての立ち行きに      乱舞する花の有り様とは思えねど      百年の時をも一時( ひととき )に 重ね合わせ      今こそ往かむ春霞 [続きを読む]
  • 月に向かって
  •    春先の夜の月は    日中の暖かさとは裏腹に    まだまだ透明感の強い冷たさを思わせる        早朝 玄関より足を踏み出し    ほんのりとした明るさに    夜空を見上げると    澄むだ星空に    おすまし顔をした 気高さ漂う月が    薄いブルーがかったヴェールを纏い浮かむでいる    「 おはよう 」、と言う言葉が    寝静まった空間には まだ早過ぎるけれど    独り言 [続きを読む]
  • 春を重ね合わせて
  •    花を重ね合わせて春を描いてみれば    現れし華やぐ舞台に    あなたの手を取り 二人の舞踏会    くるくる 回り回る 花のワルツのお披露目会    花の妖精さえも呼び出さむ程の想ひのままに    時の流れも覚えずして    気付けば陽の光とて 西に傾き消え入らむとする    さあ、もうそろそろお開きにしましょうか    踊り疲れた妖精も眠りつくでしょう    踊り足らなさそうなあなたを [続きを読む]
  • 土筆
  •        早い春を楽しまむとするも    冬は戻り来たりて    今朝も 霜に薄く化粧された一面の庭    「 春は何処や 」、と    遅れて起きし吾妹に尋ねるも    「 春は何処へやら、今朝は姿が見えぬようですね。      唯、わたしがきのう野に摘むだ土筆がありますよ。      春は もうとっくに来ているのですよ。」     、と 確かなる春の証を差し出さむとし     今日も 春先 [続きを読む]
  • 春を見つけよう
  •        雨が一頻り降って    春が 一歩近づいて    今日は もう2月も終わって3月初旬    春はもう其処まで やって来ている    否、春は其処此処にやって来ている    目立たない程の小さな春が いっぱい隠れている    そんな春を 一つ一つ見つけよう    咲き誇る花の乱舞を 心の中に思い描きながら  [続きを読む]