くま さん プロフィール

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くまさん: 全ての書籍は血肉縁
ハンドル名くま さん
ブログタイトル全ての書籍は血肉縁
ブログURLhttp://jiru4690.hatenablog.com/
サイト紹介文メジャーからマイナー本まであらゆる書籍を全力紹介。人と人との血肉となり縁となる読書の素晴らしさよ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供69回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2015/12/13 23:07

くま さんのブログ記事

  • 怠惰は「悪魔が休息するクッション」
  • 例えば、ブラック企業などで長時間残業やパワハラ、重労働に酷使されていたり心の病気を抱えている人に対して「働かなくていい、休んでいい」「頑張り過ぎるなよ」 と、声かけをするのは、何ら間違ったことではない。 しかし、そのような声があまりにネットをはじめとして世間界隈を賑わせている現状そのものが非常に危険であるということも、全ての人が自覚しなければならないのではないか、とも思う。 何故 [続きを読む]
  • 若き政治家の熱いメッセージ【だから政治家になった】
  • 本書は、元総理大臣の秘書を務めた後、27歳で神奈川県議会における県政史上最年少議員として当選した政治家による政策本である。だから政治家になった。矛盾だらけの世の中で正論を叫ぶ作者: 中谷一馬出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/01/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 貧しい母子家庭から、ダイニングバーをオープンしたりベンチャー企業役員になったり、といった経歴を語っているとこ [続きを読む]
  • 思考法を纏めたビジネス書の秀作【降りてくる思考法】
  •  【降りてくる〜〜】というタイトルだが、決して「何かスピリチュアルなものが降りてきた」とか、そういうことではないし、また、腰巻きに「ロジカル・シンキングはやめなさい!」と銘打っているが、論理的思考を軽視しろと言っているのでもない。 本書は、クリエイティブな思考法を謳うだけあって、普通に生活しているだけではなかなか気づきにくいところまで考えて、一冊の本に仕上げている。ここ最近読んだビジネス書の中 [続きを読む]
  • ジョセフ・コンラッドが伝えたかったこととは?【闇の奥】
  •  最近このブログで、寓話を紹介する機会が増えている。すなわち、物語が読み手に多種多様な思想や感想を与え、教えを受ける作品といったものを。闇の奥 (光文社古典新訳文庫)作者: コンラッド出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/12/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ジョセフ・コンラッドの代表作【闇の奥】 あらすじ(Wikipediaより引用)ある日の夕暮、船乗りのマーロウが、船上で仲間たちに若い頃の体 [続きを読む]
  • 風邪で熱が酷く気分が最悪な時に敢えて自己啓発本を読んでみる
  •  注意! 本記事は敢えて体調の悪い時の今の自分の心をいじめることによって、完全にネタのつもりで身体を張って書いています。面白半分で書かれた記事なので、真面目にこの本の内容を知りたかったり、嘘や演技であっても他人への誹謗中傷及び自暴自棄な書き方に不快を感じる人は、ご注意下さいませ。 選んだのが、【自分をもっと深く掘れ!】 新渡戸稲造・著作自分をもっと深く掘れ!―名著『世渡りの道』を読む (知的生きかた [続きを読む]
  • 【有川浩】旅猫リポート【文庫版】
  • 近所の本屋で平積みにされていたので、手に取って買った。旅猫リポート (講談社文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/02/15メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 有川浩の作品を読むのは久しぶりだったが、当方猫好きなので、期待に胸を膨らませて読んだ。猫をテーマにしたものなら、と思って。そしたらーー 良い意味で裏切られた。 猫好きの人のための本かと思いきや、実はそう [続きを読む]
  • 最高にカッコよくて痛快な天才ヒロイン!【国を救った数学少女】
  • 世界的ベストセラー【窓から逃げた100歳老人】に続く小説。 それにしても、はっきり言ってしまって悪いとは思うのだが、アフリカという舞台から物語が始まると聞いただけで、良くも悪くもスリリングもしくはブラックな展開を期待してしまうのは何故なのだろう。【国を救った数学少女】《ヨナス・ヨナソン著》国を救った数学少女作者: ヨナスヨナソン,Jonas Jonasson,中村久里子出版社/メーカー: 西村書店発売日: 2015/ [続きを読む]
  • つげ義春【無能の人】を読む
  • 無能の人・日の戯れ (新潮文庫)作者: つげ義春出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/03/02メディア: 文庫購入: 5人 : 61回この商品を含むブログ (139件) を見る この本を最初に読んだとき、なんて私小説的な文学だろう、と思ったものだった。これだけ自分の中で自己完結しながら、自分の本分である漫画から遠ざかった挙句、売るものが石だとかカメラだとか、そういう発想で昭和の時代に生き、自分にも他人にも [続きを読む]
  • 【燃えるスカートの少女】夢うつつな小説【エイミー・ベンダー】
  • 文字を追っているだけなのにはっきりとした情景が目の前に浮かぶ小説というものにたまに出くわすことがある。そして不思議なことに、その内容が不可解だったり混沌としているものに限って、自分自身の心を覗いているかのような錯覚を覚えつつも、スラスラ読み進めてしまえる。 この【燃えるスカートの少女】はまさにそれであり、直接読者の背徳性に語りかけるような、正常と禁忌の狭間に手招きしてくるかの如き小説であ [続きを読む]
  • 【すべてがEになる】理系ミステリィ作家エッセイ【森博嗣】
  • 本書は、【すべてがFになる】【スカイ・クロラ】などで御馴染みの「理系ミステリィ」作家で有名な森博嗣氏が、インターネット上のホームページで公開している日記を本にしたもので、1998年の1月1日から12月31日までの毎日の出来事を、エッセイ調にして編集された本である。すべてがEになる I Say Essay Everyday作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/12/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ [続きを読む]
  • 【三浦綾子】人生の意義を問う小説【塩狩峠】
  • 一粒の麦、 地に落ちて死なずば、 唯一つにして在らん、 もし死なば、 多くの果を結ぶべし(新約聖書 ヨハネ伝 第12章 24節) 小説の人物、特に主人公が、読者に対して感情移入させてくれる役割を果たすのであれば、これほどまでに素晴らしい思いにさせてくれる物語を、少なくとも私は他に知らない。塩狩峠 (新潮文庫)作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/05/29メディア: 文庫購入: 41人 : 254回こ [続きを読む]
  • 原作【フランダースの犬】を読んで
  • 【フランダースの犬】はイギリスの作家ウィーダによって書かれた少年文学であり、その原作はアニメ版よりも更に救いがない。フランダースの犬 (新潮文庫)作者: ウィーダ,村岡花子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1954/04/17メディア: 文庫購入: 2人 : 26回この商品を含むブログ (14件) を見る 舞台は19世紀のベルギー。フランダース生まれの大きな犬パトラシエ(村岡花子訳のパトラッシュの名前)は金 [続きを読む]