わかしお さん プロフィール

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わかしおさん: お魚三昧生活
ハンドル名わかしお さん
ブログタイトルお魚三昧生活
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/umisati814
サイト紹介文鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供86回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2015/12/16 17:00

わかしお さんのブログ記事

  • 何ザメかな
  •  今日は定置網漁を終え帰港すると、市場に大きなサメが揚っている。見に行くとメジロザメ属のサメであると思われるが種まではわからない。吻端が尖っているので一瞬ハナザメのように見えたがどこか様子がちょっとおかしい。よく見ると胸鰭が非常に長いのである。他の鰭は普通の大きさに思われるだけに胸鰭だけがとても長く見えてしまう。今まで市場で撮ったサメ類の写真を全てチェックしたが、このような個体は見つからなかった。 [続きを読む]
  • 稀なテンジクダイ
  •  今日は定置網漁を終え、市場で雑魚を選別していると探していた魚を見つける。テンジクダイである。テンジクダイは実に12年振りのご対面となる。テンジクダイはその種名が科名ともなっている普通種である。だが、ここでは非常に稀な種であり、この25年で10個体も見ただろうかという程稀である。今回は選別台上で見つけた為、鱗もだいぶ剥がれ状態が良くない。だが、貴重な魚種なので当然標本用に確保となる。 [続きを読む]
  • ウナギギンポ
  •  今日は定置網漁を終え市場で水揚げしていると、他の定置網で面白い魚を見つけたと知り合いの方に魚を頂いた。見るとウナギギンポである。ウナギギンポは定置網で獲れる事があるが、ここ近年は姿を消していたので久し振りのご対面となる。このウナギギンポはイソギンポ科の魚であるが、この体形からこの魚の事を知らないとウナギ目の魚と間違われそうである。その体形が珍しいので獲れたら必ず水族館行きか標本用に確保している。 [続きを読む]
  • また悩ましく怪しいフグ
  •  今日は定置網漁でまた見たことの無いフグの仲間が獲れる。見た感じ胸鰭の上後方に斑紋があり、体色が茶色っぽいがマフグのように見える。だが、背面など体表が小棘で覆われておりマフグではない。魚種が特定できず普段ならワクワクするところではあるが、そこはフグの仲間。先月に交雑種が獲れたばかりであり喜べない魚種である。持ち帰り早速検索図鑑で調べるとうちの定置網でよく獲れるコモンフグとなる。だが、コモンフグは白 [続きを読む]
  • ひょっとして初入網?ヤイトハタ
  •  今日は定置網漁でヤイトハタが獲れる。帰港し市場に活魚で水揚げする。量ると丁度10キロであった。ヤイトハタは以前は全く獲れた事が無い魚であったが、チャイロマルハタと共に姿を見せるようになる。だが、ここでは珍しくチャイロマルハタとは違い滅多に水揚げはされない。うちの定置網では何年振りに獲れたのかと今までのヤイトハタの写真を調べると、市場に揚っている写真だけである。ひょっとしてうちの定置網では初入網で [続きを読む]
  • クマサカフグ
  •  今日は定置網漁で黒っぽいサバフグのようなフグを見つけ取り上げる。見るとクマサカフグである。クマサカフグはここでは珍しいが今までに何個体かは獲れた事があり標本用にも確保している。今回の個体は今までで一番大きな個体と思われる。その為か、クマサカフグの特徴も薄らいでおり、背面の鞍状斑紋も薄っすらと確認できるだけである。更には吻に傷があり、あまりパッとしない個体ではあるが標本がまだ少ないので一応標本用に [続きを読む]
  • サイウオ属再び
  •  今年に入り毎週のように週末は時化となり、土曜日恒例の港での夜間採集を1月は一度も行えなかった。月が替わり今日ようやく夜間採集の実行となる。港に着くと全く風は無く良い感じ。だが、散策するが見つかるのはボラの稚魚ばかりである。諦めかけた時に細長い魚が目の前を泳ぎ、急いで掬う。見ると暗くてわかり難いがサイウオの仲間である。実はその泳ぎ方に見覚えがあり、以前にもこの港で採集したことがあり、体が細長いのに [続きを読む]
  • 今年初のサクヤヒメジ
  • 今日は定置網漁の水揚げを終え市場も覗くが面白い魚が見つからない。まだ水揚げ中の他の定置網の漁獲物を物色すると、雑魚の中からサクヤヒメジが1個体見つかる。サクヤヒメジは今年初ものである。だが、鮮魚としてではなく養殖魚の餌となる雑魚の中に紛れており、未だに知名度が低い。サクヤヒメジのメジャー計画もまだまだ長いトンネルの中である。 [続きを読む]
  • 今年初のサクヤヒメジ
  •  今日は定置網漁の水揚げを終え市場も覗くが面白い魚が見つからない。まだ水揚げ中の他の定置網の漁獲物を物色すると、雑魚の中からサクヤヒメジが1個体見つかる。サクヤヒメジは今年初ものである。だが、鮮魚としてではなく養殖魚の餌となる雑魚の中に紛れており、未だに知名度が低い。サクヤヒメジのメジャー計画もまだまだ長いトンネルの中である。 [続きを読む]
  • オキナワフグ
  •  今日は定置網漁を終え水揚げ作業をしているとお隣の定置網の人が珍しいフグが獲れたと持って来てくれる。見ると私もまだ見たことの無いフグである。フグなので遠慮なく標本用に頂く。見たことの無いフグではあるが、今月の初めに交雑種のフグが獲れているのでこの個体も何だか怪しく、嬉しさも半分である。家に帰り調べるとオキナワフグである。交雑種ではなくホッとするうえ、ここでは初記録なのでこれでやっと正真正銘喜びが沸 [続きを読む]
  • スーパーで驚きのホソウケグチヒイラギ
  •  今日は日曜日で予定がないので鹿児島市内へと買物に出掛ける。チェーン展開する大型スーパー店へ行き、最初に鮮魚コーナーを覗く。するとオキヒイラギのパックがたくさん積まれている。だが、オキヒイラギにしては若干サイズが大きい。よく見るとオキヒイラギではなく、驚きのホソウケグチヒイラギである。ホソウケグチヒイラギは9年前に鹿児島県内之浦で見つかり日本初記録種として発表した魚である。うちの定置網でも今までに [続きを読む]
  • またヒシカイワリ
  •  今日は水揚げ後、本船を係留してから市場を覗きに行く。市場へ行くと既に入札は終わっている。だが、終わったばかりで魚はまだ並べられたままである。仲買が魚を運んでしまう前に気になる魚のみ急いで探す。するとマルヒラアジの中に1個体だけまたヒシカイワリが混ざっているのを見つける。前回はこの魚がヒシカイワリであることを知らない仲買に買われてしまい後悔したので、今度は買い取ろうかとヒシカイワリの混ざっているマ [続きを読む]
  • 遂に!初入網ミヤカミヒラアジ
  •  今日は定置網漁を終え、市場で選別作業をしているとヒラアジ類が1個体目に付く。それを見た途端、もう10年くらい姿を消していたクロボシヒラアジのように見え、遂に帰って来たかと思う。その後もいくつか見つかり、全部で5個体獲れる。標本は既にあるものの、久し振りなので一応全て確保する。仕事が終わってから改めて久し振りのクロボシヒラアジを記録用に市場で並べて写真を撮る。だが、魚を手に取ると何だか腹部がやたら [続きを読む]
  • 年明け早々日本未記録・未記載種?
  •  今日は定置網漁で見慣れないフグを見つけ、タモ網で掬う。一応生かして港へ持ち帰る。帰港してそのフグをよく見ると腹部にスジ模様が入っている。以前に獲れた事のあるスジモヨウフグかなと思うが、スジモヨウフグは体全体にスジが入っていたと記憶している。現場ではわからないので標本用に確保し持ち帰り調べる。検索図鑑やネットで調べるが腹部にだけスジ模様のあるフグが見つからない。昨年末に黒潮の影響と思われる珍しい魚 [続きを読む]
  • 2018年 初漁
  •  あけましておめでとうございます。今年も一年お付き合いの程よろしくお願い致します。漁協、市場はまだ正月休みですが、うちの定置網は今日が初漁。今日だけ東京のスーパーへ直に出荷です。今年の定置網初漁となりましたが、サワラ、タイ類、カイワリ、タチウオなどが獲れました。そんな中、今年初の面白い魚がいないか探しましたが、1週間振りの漁にもかかわらず、捨てるような雑魚が全くいない状況。当然面白い魚は見つかりま [続きを読む]
  • ホシヒレグロハタ標本登録
  •  昨日市場で見つけたホシヒレグロハタ。分布域が西表島・台湾南部となっており鹿児島では珍しい種のようである。体には刺し網によるスレ傷があるものの、少しでも綺麗な標本写真を残す為にも冷凍せず、今日のうちに鹿児島大学へ持ち込み、標本登録をする。この前のクロダイ属の魚を持ち込んだのが今年最後の大学訪問だろうと思っていましたが、まだまだ今年は終わりませんでした。また、その謎のクロダイ属は日本初記録種である事 [続きを読む]
  • ホシヒレグロハタ
  •  今日は水揚げ後、市場を散策すると見た事の無いハタの仲間が揚っている。見ると網に刺したスレ傷があるので刺し網で漁獲されたもののようである。この市場に揚るハタの仲間は非常に種類が少なく、馴染みの無いハタは自分も知らないのでこの場では魚種がわからない。特にこのように小黒点が散在する種は多く、ハタの仲間の中でも特に厄介である。いつもの事だがハタの仲間は高値の魚であり、いつも標本用に確保する事に迷う魚であ [続きを読む]
  • クリスマスイブにドロメ
  •  今年も残り僅かとなり、今日はクリスマスイブ。だからといって我が家では息子も大きくなりイベント的なものはもう無い。今年は土曜日なので、イブの夜はサンタクロースになることなく、いつものように港へ夜間採集に行く。サンタさんからのプレゼントとして何か面白い魚を期待する。現場に着き海の中を覗くが全く魚の気配が無く、普段見る魚すらいない感じである。そんな中、大きめのハゼを見つけ採集。見るとドロメのようである [続きを読む]
  • 小さなカライワシ再び
  •  今日は定置網漁で小さなカライワシが1個体獲れる。普段定置網で獲れるカライワシはメートル級の大きな個体ばかりである。それが3年前に小さなカライワシが獲れ、ブログでも紹介した。その時、標本用には確保したものの、小さいとは言え、家の撮影用の水槽には入らず写真に収めずにいた。だが、後から水槽に入れず普通に撮影しておけば良かったと後悔し、次の機会を待つことにした。あれから3年も経ち、本日ようやく小さなカラ [続きを読む]
  • ヨロイアジを認識
  •  今日は定置網漁でヒシカイワリのほかにもう1種、何だかわからないアジ科の魚を発見する。リュウキュウヨロイアジによく似ているが、何だか顔付が違うように見える。一緒に獲れたリュウキュウヨロイアジと比べてみると尾鰭が暗色であり、各鰭も黒っぽい感じであり、明らかに今まで見た事の無い魚である。一緒にヒシカイワリも獲れた事だしこれはもう日本未記録種だろうと思い確保する。家に帰り検索図鑑で確認するとヨロイアジが [続きを読む]
  • まだまだ続く南方系ヒラアジ類 ヨロイアジ
  • 先月からヒシカイワリ、ヨロイアジと南方系の珍しいアジ類が出ている。このチャンスを見逃さない為にも、毎日特にヒラアジ類をチェックしている。そして今日の定置網漁でまたヨロイアジを1個体見つける。これでヨロイアジは2個体目の入網である。市場に水揚げされているところを未だに見た事無いので、うちの定置網のみでの出現となる。ヨロイアジの標本は前回の1個体のみなので、今回の個体も標本用に確保する。今年も残り僅か [続きを読む]
  • 謎なクロダイ属
  •  今日の定置網漁で獲れ、標本用に確保した魚がナンヨウチヌの可能性があるので、綺麗な写真を残す為にも鹿児島大学へと走る。大学に着くとメンバーは出張中で数人しか残っていないと言われていたが、鹿大出身の魚ボラのメンバーで現在高知大でポスドクしている方が運良く来ている。ナンヨウチヌを図鑑や論文、所蔵の標本等で調べてもらう。だが、この持ち込んだこの個体の顔つきや体型が一致しない。写真を撮り、標本登録をした後 [続きを読む]
  • 初入網?ナンヨウチヌ?
  •  今日は定置網漁を終え、市場でサワラの選別作業に追われていた。私の隣ではサワラ以外の魚を漁協職員が選別してくれていた。すると、漁協職員がこのチヌ(クロダイ)何だか変だねと言う。その魚を見てみると明らかにクロダイとは違う魚だと一目でわかる。クロダイと並べてみると顔付や鱗の大きさが違い、別種である事がわかったものの魚種がわからない。クロダイ属は数種いるので、その中のどれかだろうが私はよく知らない。とに [続きを読む]
  • 後悔のヒシカイワリ
  •  今日は水揚げ作業を終え、市場内を散策するとまたヒシカイワリを1個体発見。既に水揚げされているので、今回もお世話になっている仲買さんに渡すためにヒシカイワリが揚っていることを知らせる。入札が終了し再び市場へ見に行くとヒシカイワリには別の仲買の札が貼ってある。関係のない別の仲買人が高値を付け、競り落とした模様。この日はヒラアジ類ではこのヒシカイワリとマルヒラアジの2個体だけがズバ抜けて大きな個体であ [続きを読む]
  • うちの網にもヒシカイワリ
  •  先週、8年振りにヒシカイワリが市場に揚っているのを見つけ、それからは毎日南方系のヒラアジ類を期待していた。そして今日はうちの定置網でも遂にヒシカイワリを発見する。定置網を絞ると直ぐに目に付き、手を伸ばし素手で捕獲する。そのまま活魚として生かして港まで持ち帰る。港に着いても綺麗な状態で泳いでいたので水族館に連絡しようかと悩む。水槽で泳いでいる姿を見てみたいという思いもあるが、一般の人がこのヒシカイ [続きを読む]