わかしお さん プロフィール

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わかしおさん: お魚三昧生活
ハンドル名わかしお さん
ブログタイトルお魚三昧生活
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/umisati814
サイト紹介文鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供75回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2015/12/16 17:00

わかしお さんのブログ記事

  • 逃がした魚は大きかった タイワンヨロイアジ
  •  今日は水揚げを終え、市場をざっと散策するとヒラアジ類が2個体揚っているのが目に付く。見た感じよく揚るマルヒラアジやヒシヨロイアジに似た感じではあるが違和感がある。手に取ってよく見ると頭部背縁が眼の前方で凹んでいる。この凹みにより自分では魚種が何だかわからなくなる。確保してよく調べたいところではあるが、既に入札が始まろうとしていて、今の時点ではもう確保できる状況ではない。とりあえず写真にだけ収める [続きを読む]
  • ユカタハタ
  •  私の恩師は水族館を辞め、同じ町で漁師をしている。昨日、その恩師が漁をしてアカハタやカサゴなど活魚を水揚げに来る。その中にまだ標本用に確保していないユカタハタがいた。標本用に欲しいところではあったが、やはりハタの仲間は高値の魚であり躊躇する。するともっと小さなユカタハタも獲れ、小さなものは逃がして来るとの事である。そして、標本に欲しいのであれば水揚げしない小さな個体を持って来てくれる事になる。アカ [続きを読む]
  • 夜間採集
  •  今日も土曜日という事でいつもの港へ夜間採集へ行く。今回も今の時期に2年続けて出現したメバル属の幼魚を求めて行う。現場は風も無く水中の様子がよく観察できる。だが、今回もメバル属幼魚の姿を確認することはできない。それどころか魚の姿が非常に少ない。そんな中、水面に光を当てると魚の姿が現れ、急いで掬う。見ると以前にも採集した事のある仔魚である。腹部に腹腔色素斑が6個確認できるのでオキエソの仔魚となる。こ [続きを読む]
  • Nature of Kagosima vol.43
  • 今年も生物や環境を含めた鹿児島県の自然に関する研究成果や地域活動を掲載した鹿児島県自然環境保全協会の会誌「Nature of Kagosima vol.43」が届く。毎年魚類関係の報告とページ数が増え続け、どこまで行くのだろうかと思っていたが、今年は昨年よりも50ページ減ですが、それでも500ページと年会誌としてはかなりの厚みがある。今年も全76報告のうち48報告が魚類関係と6割を超えている。今回は自分が第一著者としての [続きを読む]
  • 今年もウシサワラ再び
  •  今日は定置網で2年振りにウシサワラが獲れる。ウシサワラと言えば2年前は10年振りに獲れた為、今度獲れるのはまた10年後くらいかと思っていた。それ位今では稀種となっている為に、これほど直ぐに出会えるとはラッキーである。だが、やはり稀種という事で標本用に確保したいところではあるが、今回も11キロもある大型魚である。更に高値が付く魚なので当然手が出ない。更にどこからか情報が行ったらしく、魚ボラの学生か [続きを読む]
  • 標本サイズのセンネンダイ
  •  今日は定置網漁を終え帰港すると漁協職員から魚の名前を教えてくれと言われる。赤と白の縞々な魚と言われセンネンダイかなと思う。活魚水槽を覗くと思った通りセンネンダイの若魚である。センネンダイはここでは珍しく、2〜3年に一度見るくらいであり、うちの定置網では一度しか獲れたことがない。また、成長につれ体色の白いストライプは赤みを増してくるのだが、ここではこの色鮮やかなで綺麗な縞々の状態の個体しか見たこと [続きを読む]
  • 今朝の新聞記事 トビイシハナダイ
  •  今朝、何時ものように地元新聞を見ると、与論島で見つかった日本初記録種トビイシハナダイの記事が載っている。ハタ科イズハナダイ属で体長が4センチと小さな魚である。与論島といえば3年前に鹿大と科博で発行された図鑑「与論島の魚類」でも同じくイズハナダイ属の魚が日本初記録種としてフジナハナダイと提唱されている。この魚は釣獲されたヤマブキハタの口腔内より摘出され、体長は5センチと同じく小さい。与論の海など潜 [続きを読む]
  • 夜間採集
  •  今日は土曜日ということで、いつのもように夜間採集へと港へ向かう。天候や用事の為に最近は夜間採集に来れなく、2ヶ月振りとなる。昨年は5月からメバル属の幼魚の姿を確認できたので、今年はどうかと探すが見つからない。それどころか魚の姿が非常に少ない。そんな中、何年か振りにカエルアンコウを見つけ採集する。餌となる魚が少ないから出て来たのだろうか?何年か前は毎週カエルアンコウを採集し、家の水槽内で産卵行動も [続きを読む]
  • 初!カンムリダチ
  •  今日は定置網漁を終え、帰港すると鹿大ではなく宮崎大学の学生が来ている。4年前に宮崎で開催された魚類学会年会でお会いした学生である。調査の為来ると連絡を受けていた。そしてもう一人同じく宮崎大の初めて会う学生も来る。自分の水揚げを済ませ、一緒に来ていた初めて会う学生と話をすると、市場に水揚げされている魚を確保することが出来ないかと尋ねられる。何か面白い魚でもいたのかなと思い聞くと体のスレた小さなタチ [続きを読む]
  • タテフエダイ発見??
  •  今日は水揚げ後、市場内を散策していると大きめなヨコスジフエダイが並んでいる。見るとヨコスジフエダイの特徴である体側にある黒色斑が確認できない。ただ、この黒色斑は不明瞭な場合がある。ところがヨコスジフエダイは2個体並んでおり、共に黒色斑が確認できない。という事は探しているタテフエダイではないだろうか。タテフエダイの分布域は沖縄以南の琉球列島の他に三浦半島、和歌山県串本となっている。三浦半島、串本で [続きを読む]
  • カガミダイ幼魚
  •  今日は日曜日で通常なら市場は休みであるが、ゴールデンウィークの連休明けで今日から仕事。今日は漁を終え市場で水揚げしていると他の定置網の人から標本用に魚を頂く。カガミダイの幼魚である。カガミダイは深いところに生息していて成魚は定置網では獲れないのだが、幼魚に限って稀に獲れる事がある。カガミダイは成魚では生きた状態で確保することはできないが、幼魚だと生きて綺麗に泳いでいる状態で確保することができ、今 [続きを読む]
  • ヒメタカサゴ
  •  今日はお隣の定置網の雑魚の選別作業でもう1種懐かしい魚を見つける。ヒメタカサゴである。ヒメタカサゴは記録を見ると9年前にうちの定置網で獲れたのを最後に見ていない。タカサゴやニセタカサゴ、ササムロなどこの魚の仲間は年々増加しているように思え、ヒメタカサゴも直ぐにまた出会えるかと思っていた。ところがあれから9年である。更に今日はたまたま選別作業を手伝ったから見つけたものの、うちの定置網ではあれから未 [続きを読む]
  • ニシキカワハギ幼魚
  •  今日は仕事を終え市場へ行くと、お隣の漁協の定置網の雑魚を漁協職員が選別していた。養殖魚の餌にするそうだが、餌に混ぜてはいけない魚が多々入っていてそれを取り除いている。私も一緒に手伝う。隣の漁協の定置網という事で設置場所がだいぶ違う為、雑魚の魚種も結構違い選別していると面白い。選別作業をしているとニシキカワハギの幼魚を見つける。これは久しぶりのご対面である。以前にうちの定置網と夜間採集でこのニシキ [続きを読む]
  • 何ザメかな
  •  今日は定置網漁を終え帰港すると、市場に大きなサメが揚っている。見に行くとメジロザメ属のサメであると思われるが種まではわからない。吻端が尖っているので一瞬ハナザメのように見えたがどこか様子がちょっとおかしい。よく見ると胸鰭が非常に長いのである。他の鰭は普通の大きさに思われるだけに胸鰭だけがとても長く見えてしまう。今まで市場で撮ったサメ類の写真を全てチェックしたが、このような個体は見つからなかった。 [続きを読む]
  • 稀なテンジクダイ
  •  今日は定置網漁を終え、市場で雑魚を選別していると探していた魚を見つける。テンジクダイである。テンジクダイは実に12年振りのご対面となる。テンジクダイはその種名が科名ともなっている普通種である。だが、ここでは非常に稀な種であり、この25年で10個体も見ただろうかという程稀である。今回は選別台上で見つけた為、鱗もだいぶ剥がれ状態が良くない。だが、貴重な魚種なので当然標本用に確保となる。 [続きを読む]
  • ウナギギンポ
  •  今日は定置網漁を終え市場で水揚げしていると、他の定置網で面白い魚を見つけたと知り合いの方に魚を頂いた。見るとウナギギンポである。ウナギギンポは定置網で獲れる事があるが、ここ近年は姿を消していたので久し振りのご対面となる。このウナギギンポはイソギンポ科の魚であるが、この体形からこの魚の事を知らないとウナギ目の魚と間違われそうである。その体形が珍しいので獲れたら必ず水族館行きか標本用に確保している。 [続きを読む]
  • また悩ましく怪しいフグ
  •  今日は定置網漁でまた見たことの無いフグの仲間が獲れる。見た感じ胸鰭の上後方に斑紋があり、体色が茶色っぽいがマフグのように見える。だが、背面など体表が小棘で覆われておりマフグではない。魚種が特定できず普段ならワクワクするところではあるが、そこはフグの仲間。先月に交雑種が獲れたばかりであり喜べない魚種である。持ち帰り早速検索図鑑で調べるとうちの定置網でよく獲れるコモンフグとなる。だが、コモンフグは白 [続きを読む]
  • ひょっとして初入網?ヤイトハタ
  •  今日は定置網漁でヤイトハタが獲れる。帰港し市場に活魚で水揚げする。量ると丁度10キロであった。ヤイトハタは以前は全く獲れた事が無い魚であったが、チャイロマルハタと共に姿を見せるようになる。だが、ここでは珍しくチャイロマルハタとは違い滅多に水揚げはされない。うちの定置網では何年振りに獲れたのかと今までのヤイトハタの写真を調べると、市場に揚っている写真だけである。ひょっとしてうちの定置網では初入網で [続きを読む]
  • クマサカフグ
  •  今日は定置網漁で黒っぽいサバフグのようなフグを見つけ取り上げる。見るとクマサカフグである。クマサカフグはここでは珍しいが今までに何個体かは獲れた事があり標本用にも確保している。今回の個体は今までで一番大きな個体と思われる。その為か、クマサカフグの特徴も薄らいでおり、背面の鞍状斑紋も薄っすらと確認できるだけである。更には吻に傷があり、あまりパッとしない個体ではあるが標本がまだ少ないので一応標本用に [続きを読む]
  • サイウオ属再び
  •  今年に入り毎週のように週末は時化となり、土曜日恒例の港での夜間採集を1月は一度も行えなかった。月が替わり今日ようやく夜間採集の実行となる。港に着くと全く風は無く良い感じ。だが、散策するが見つかるのはボラの稚魚ばかりである。諦めかけた時に細長い魚が目の前を泳ぎ、急いで掬う。見ると暗くてわかり難いがサイウオの仲間である。実はその泳ぎ方に見覚えがあり、以前にもこの港で採集したことがあり、体が細長いのに [続きを読む]
  • 今年初のサクヤヒメジ
  • 今日は定置網漁の水揚げを終え市場も覗くが面白い魚が見つからない。まだ水揚げ中の他の定置網の漁獲物を物色すると、雑魚の中からサクヤヒメジが1個体見つかる。サクヤヒメジは今年初ものである。だが、鮮魚としてではなく養殖魚の餌となる雑魚の中に紛れており、未だに知名度が低い。サクヤヒメジのメジャー計画もまだまだ長いトンネルの中である。 [続きを読む]
  • 今年初のサクヤヒメジ
  •  今日は定置網漁の水揚げを終え市場も覗くが面白い魚が見つからない。まだ水揚げ中の他の定置網の漁獲物を物色すると、雑魚の中からサクヤヒメジが1個体見つかる。サクヤヒメジは今年初ものである。だが、鮮魚としてではなく養殖魚の餌となる雑魚の中に紛れており、未だに知名度が低い。サクヤヒメジのメジャー計画もまだまだ長いトンネルの中である。 [続きを読む]
  • オキナワフグ
  •  今日は定置網漁を終え水揚げ作業をしているとお隣の定置網の人が珍しいフグが獲れたと持って来てくれる。見ると私もまだ見たことの無いフグである。フグなので遠慮なく標本用に頂く。見たことの無いフグではあるが、今月の初めに交雑種のフグが獲れているのでこの個体も何だか怪しく、嬉しさも半分である。家に帰り調べるとオキナワフグである。交雑種ではなくホッとするうえ、ここでは初記録なのでこれでやっと正真正銘喜びが沸 [続きを読む]
  • スーパーで驚きのホソウケグチヒイラギ
  •  今日は日曜日で予定がないので鹿児島市内へと買物に出掛ける。チェーン展開する大型スーパー店へ行き、最初に鮮魚コーナーを覗く。するとオキヒイラギのパックがたくさん積まれている。だが、オキヒイラギにしては若干サイズが大きい。よく見るとオキヒイラギではなく、驚きのホソウケグチヒイラギである。ホソウケグチヒイラギは9年前に鹿児島県内之浦で見つかり日本初記録種として発表した魚である。うちの定置網でも今までに [続きを読む]
  • またヒシカイワリ
  •  今日は水揚げ後、本船を係留してから市場を覗きに行く。市場へ行くと既に入札は終わっている。だが、終わったばかりで魚はまだ並べられたままである。仲買が魚を運んでしまう前に気になる魚のみ急いで探す。するとマルヒラアジの中に1個体だけまたヒシカイワリが混ざっているのを見つける。前回はこの魚がヒシカイワリであることを知らない仲買に買われてしまい後悔したので、今度は買い取ろうかとヒシカイワリの混ざっているマ [続きを読む]