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2015/12/23

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  • 先が明るく5年で2倍の10銘柄 もうひと押し・・・

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本の感想、6回目。「VE投資の5原則」として次の5つが挙げられており気になった。原則1 2倍高以上を狙える株のみを買う原則2 3~5年の長期保有原則3 5~10銘柄に集中投資する原則4 先の明るい企業だけに投資する原則5 ボーナスポイントになりそうな材料を探す原則1~4については正に自分も目指しているようなことだけど、これらにプラスして原則5...

  • 未来予測と投資・・・

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本の感想、5回目。未来予測には4つのパターンがある、という話が気になった。(a)予測可能領域(例:高齢化社会)(b)シナリオ分析で対応すべき領域(例:アフターコロナ、AIが普及した未来)(c)トレンド分析で対応すべき領域(例:成長基調の近未来業績、ブランドの認知度傾向)(d)予測不可能領域(例:火山噴火、大規模テロ)これら4つのパタ...

  • 社会の変化をお金に変える トップダウン・アプローチ

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本の感想、4回目。トップダウン・アプローチに関する話が気になった。トップダウン・アプローチでは、まず、核となるキーワードを書き出し、そこから順次、連想ゲームのように関連するキーワードを書き出していく。 (中略) 次に、このキーワードをもとに投資対象を探し出す。 (中略) 私は、紙の日本経済新聞の株式欄を広げて、キーワードが多く...

  • 本質的価値と美人投票の間・・・

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本の感想、3回目。この本では、「厖大な人々の平均的な評価」を本質的価値と見なしている。「厖大な人々の平均的な評価」というのは、本質的価値というよりも美人投票のように思えるけど、個人的にはその間(本質的価値と美人投票の間)を狙うのが得策のように思える。というのも、本質的価値を追求して投資したとしても他の投資家たちがその価値に気付...

  • 割安? 将来性が無いだけ?

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本の感想、2回目。バリュー株投資はPERに始まりPERに終わるといっても過言ではない、というような話が書かれており気になった。PERとは何か? 頭の整理も兼ねて改めて考えてみた。まず、株価は利益に連動する傾向があり、すなわち、利益が増えれば株価は上がり利益が減れば株価は下がる傾向があり、その傾向を簡単化して比例関係で表したときの係数がPE...

  • 個別株投資の三原則? 「小型株」「冷血」「勤勉」・・・

    「“普通の人”でも株で1億円! エナフン流 VE投資法」(奥山月仁 著)という本を読んだ。バリューエンジニアリング(VE)を応用した投資法について紹介する内容。「バリューエンジニアリング」などという言葉が出てくると難しそうに感じるけど、要は、次の5つのパターンにおいて株価の上昇可能性が発生するというような話。1.本質的価値は変わらないのに株価が下がった2.本質的価値は拡大しているのに株価が下がった3.本質...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/03/16

    今週の200万円ポートフォリオは、(ストップ高で期待が高まった直後の想定の範囲内決算?を受けて)メディア総研(9242)が大きく下げたものの、(何故このタイミングなのかはわからないけど)アクシス(4012)が大きく上げてくれたおかげで、全体としては微減にとどまった。なお、昨日金曜日にクラシコム(7110)の2024年7月期第2四半期の決算発表があり、通期の業績予想の修正はなかったものの上期は業績予想を上回る結果だった...

  • 無成長産業の成長企業が狙い目?

    「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、5回目。投資対象の選別にあたって最も重要な項目の一つとして「無成長産業であること」が挙げられており気になった。多くの人が目立つ成長産業に投資したがるが、私は違う。 (中略) 無成長産業でとくに退屈で嫌われるものは、競争の心配がない。他に興味を持つ人...

  • 忍耐、根気、苦痛についての耐久力・・・

    「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、4回目。「株で成功する資質」について書かれており気になった。資質として出てくるのは、忍耐強さ、自主性、常識、苦痛についての耐久力、こだわりのない自由な思考力、利害に対して超然としていられる強さ、根気、謙虚さ、柔軟性、独自の調査をする意欲、失敗を認め...

  • 投資は科学か芸術かスポーツか・・・

    「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、3回目。「株式投資は科学というより芸術」という話が気になった。今振り返ってみて、株にかかわる仕事への準備としては、統計学などをとるより、歴史や心理学を勉強していてよかったと思っている。株式投資は科学というより芸術であり、何でもはっきりと数量化したが...

  • 「よい投資」とは何か? 株を見てポートフォリオを見ず・・・

    「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、2回目。「よい投資」とは何だろうか?株価が上がったら「よい投資」と言えるのだろうか?「よい投資」に関する次の話が印象的だった。もし、投資に関連して間違った考え方を一つだけ選ぶとするなら、私は、株価が上がったからよい投資をした、と信じられていることを...

  • 覚え難い社名の株が狙い目?

    「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本を読んだ。この本は、資産運用を思い立った2013年にも1度読んだことがあり、当時の感想を読み返してみると、体系的ではなくイマイチな内容だったというようなことが書かれている(当時は結局インデックス投資をすることにした)。個別株投資を始めた今読み返してみると、(確...

  • 損切りした株が3日連続ストップ高!!

    売却した株のその後を勉強のために観察するようにしているけど、そのうちの1つであるサクシード(9256)が今週の月曜日・火曜日・水曜日と3日連続でストップ高になっていて驚いた。株価(終値)の推移3/1(金) 858円3/4(月) 1008円 ※ストップ高3/5(火) 1308円 ※ストップ高3/6(水) 1608円 ※ストップ高3/7(木) 1597円 ※高値1825円3/8(金) 1235円ストップ高になった発端は、先週金曜日(3/1)に発表された配当...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/03/09

    今週の200万円ポートフォリオは、全体的には約2%成長したものの、クラシコム(7110)が約5%後退して含み損に転落した。また、先週ストップ高があったメディア総研(9242)は、ずるずる落ちていくかもと思っていたものの踏みとどまっている。なお、メディア総研の第2四半期決算短信が昨日アップされたので確認したところ、可もなく不可もなく(予想通り)という印象を受けた。ストップ高を受けて期待が高まっていただろうから、...

  • 積立卒業! 先進国株への積立を終了・・・

    先進国株への積み立てを続けて10年ちょっと、新規の積み立てを終了することにした(積み立て済み分は継続して運用予定)。理由1.株価が好調で金融資産に占める株式の割合が高くなってきたため(60%を超えてきた)理由2.アーリーリタイアに向けて安全資産(貯金)を増やしていきたいためなお、現時点で含み益が積立額の約1.5倍にまで膨らんでおり、はじめた当初はこんなにうまくいくとは思っていなかった。今まで生きてきた中で...

  • お金はどこに流れていくのか・・・

    「株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 アナリストの相場観に学ぶ、“勝つ”投資戦略」(真壁昭夫 著)という本を読んだ。金融マーケット(株式、為替、商品、金利)について解説する内容。マクロな視点を持つことの大切さについて書かれた箇所が気になった。 大切なポイントは、世界の経済の全体像を見るマクロの視点=“鳥の目”を持つことです。鳥が空から市場の風景を見渡すイメージというと分かりやすいかもしれま...

  • 利確のタイミングという難題・・・

    今週月曜日、保有しているメディア総研(9242)がストップ高になったのを受けて、利確について考えさせられた。個別株投資をはじめてから約2カ月、まだ利確らしい利確をしたことがない。しいて挙げらればグッピーズ(5127)を売却したときだけど、TOBを受けての売却だったので公開買い付け価格近くでさっさと売っただけであり、売るタイミング(売る時期やそのときの株価)を見計らったわけではない。今週月曜日にメディア総研がス...

  • 株が好調すぎて怖い・・・

    2月末時点の資産状況を確認したところ、株が絶好調であり、含み益が生活費1年分程度増加している。株は11月から4カ月連続で上昇しており、この4カ月で含み益が生活費4年分程度増加したことになる。グラフの傾きもすごいことに・・・。なお、株のほとんどは先進国株のインデックスファンドだけど、1月からはじめた個別株投資も好調であり、2月の成績は日経平均を上回った(個別株投資11.4%上昇、日経平均7.9%上昇、先進国株4.8%...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/03/02

    今週はアップダウンが激しかった。月曜日にメディア総研のストップ高もあり、木曜日が終わった時点で先週末比プラス12万円ほどで絶好調だったものの、金曜日に総崩れに遭ってしまって結局プラス6万円ほどで終わった。メディア総研がストップ高になったけど、なぜこのタイミングでストップ高になったのかよくわからない。特に何かの発表があったわけでもないようであり、また、理系人材の不足という社会情勢にマッチしているからだ...

  • 生涯の飯の種? 個別株投資のリスキリング・・・

    最近はもっぱら個別株投資に励んでいるけど、流行りの言葉を使うと「リスキリング」という位置付けでもある。すなわち、普段「アーリーリタイア」と呼んでいる「個人投資家への転職」に向けた職業訓練というわけだ。そして、あわよくば、このリスキリングで得た個別株投資のスキルが生涯にわたって使える飯の種にならないかとも考えている。なお、あと5年くらいでアーリーリタイアを実現できないかと考えているけど、その間の5年間...

  • アーリーリタイアの実施時期を仮決め・・・

    あと5年くらいでアーリーリタイアできるかなと前々から思っていたけど、具体的な実施時期までは考えていなかったので、仮で一旦設定してみることにした。前回も書いたように、以下のような条件で計算すると2028年4月ごろにリタイア資金が貯まりそうなので、そこから少し余裕もみて、また、約5年後できりもいいため、2029月3月まで働いて2029年4月にアーリーリタイアを実現するというのを仮の実施時期としたい。とはいえ、極簡単化...

  • 今リストラされたらどうするか・・・

    今リストラされたらどうやって生きて(生活費を確保して)いくか?再就職なんて無理がありそうなさえない自分にとっては切実な問題だけど、昨年5月時点では、生活費を今の60%ほどに抑えれば働かなくてもやっていけそうな計算になった。あれから9カ月たち、その間株価が好調で資産はかなり増えたけど、状況はどうなっているだろうか?改めて計算してみたところ、生活費を今の75%に抑えれば働かなくてもやっていけそうな結果になっ...

  • サラリーマン 弱者の戦略・・・

    投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んだ感想、3回目。横井氏の経営の肝は「ランチェスター戦略」にあるようであり、「ランチェスター戦略」や「弱者の戦略」といキーワードがたびたび登場する。例えば、次のような感じ。ランチェスター戦略の弱者の戦略には大事な3つのキーワードがあります。1位になること、差別化すること、そして、集中することです。5段階評価で下から2番目が定位置になっ...

  • 無借金経営の是非・・・

    前回に続いて、投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んで気になった話。借金に関する次のような話があり、なるほどと思った。以前は、なるべく借金を増やさないようにするためにギリギリで借りていたとのことだけど、その結果、支払日のたびに各銀行の預金を集めるなど資金繰りに時間がかかっていたとのこと。しかし、そのような時間は何の生産性もない非効率な仕事だと気づいて(学んで)からは...

  • 上場する理由は「お金」か「カッコよさ」・・・

    投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んでいたら、「何のために上場したのか」という話があり気になった。会社を上場させたいろいろな人と話をしてきた横井氏の経験上、上場する理由を突き詰めていくと結局のところは「お金が欲しい」からか「カッコ良い」からかの二択とのこと。横井氏もカッコ良くありたくて上場を目指したのが本音とのことで、金沢大学の学生に内定辞退された(聞いたことのな...

  • 安くなったら買いたい銘柄リスト・・・

    個別株投資を始めてから2カ月弱が経過したけど、安い時に買うことの大切さを実感している。例えば、3年で1.5倍の成長を実現しそうな銘柄に投資するとしたら、PERが10倍のときに買うことができればPERが15倍のときに買う場合と比較して時間を3年も短縮できる計算になる。といっても、ただ安い銘柄を買えばよいという訳ではなく、良い銘柄が安くなったタイミングで買うことが重要と思われる。それを実現するためには、(これまでに読...

  • ポートフォリオ公開の是非 今後どうするか・・・

    個別株投資を始めてから2カ月弱、金額も含めてポートフォリオを公開している。公開といっても、誰も見てくれないこの自己満ブログにひっそりと書いているだけだけど・・・。今はまだ運用資産も大きくなく、また、まったくの初心者でもあるため、(良い意味でも悪い意味でも)他に与える影響はゼロだろうから問題はないと思っているけど、投資と同じく長期目線で考えてみると、もしかしたら想定以上にうまくいって多少の影響を与え...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/02/23

    これまでは成長株と割安株のそれぞれを100万円の資金で運用してきたけど、前回書いたように割安株を整理したこともあり、その2つを統合することにした。すなわち、成長株と割安株を合わせて200万円の資金で運用していくことにする(「200万円ポートフォリオ」と命名)。割安株の整理に伴い、クレスコ(4674)の新規導入や保有株の買い増しをしたため、現時点のポートフォリオは以下のようになっている。6銘柄となりスッキリした。...

  • 割安株を整理 大幅縮小・・・

    保有していた割安株の見直し(銘柄数の削減)を行った。理由1.成長株と合わせると保有銘柄数が多すぎるように思えてきた理由2.改めて確認するとここ1,2年で既に株価が上昇している銘柄が多い理由3.割安であること以外の(持ち続けたくなる)魅力が乏しい理由4.他に魅力的な(株価が上がりそうな)銘柄がある/新たに見つかったこのような理由から、いであ(9768)以外は売却した。いであ(9768)は、直近こそ増配の影響...

  • 株の衝動買い・・・

    あまりモノを買うことがない(ケチな)自分は、今まで衝動買いをすることなんてなかったけど、このたび株の衝動買いをしてしまった。先週末、保有しているアクシス(4012)の同業企業について、会社四季報に記載されている比較会社伝いに調べてみたところ、数字的に(業績や財務の面で)魅力的な企業が多く、中でもクレスコ(4574)に目が留まった。利益の成長率は10%程度ではあるものの、過去10年間の業績を見ると安定した右肩上...

  • 個別株投資を始めて良かったこと・・・

    個別株投資を始めてから1カ月半程度経過したけど、やってみてよかったと思えることが何個かある。①熱中できること(新たな趣味)ができた②知識が増えた③お酒が減った①については、一生楽しめる趣味になりそうな予感がしており、この点だけでもやってよかったと思っている。人には言えない趣味だけど・・・。②は、投資以外で役に立つことはないかもしれないけど、いろいろな知識がついていく(わからなかったことがわかるようになっ...

  • 「ますます富む」への足掛かりを築くために・・・

    「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる」(成田悠輔 著)という本を読んだ。冒頭に、民主主義と資本主義の対比に関する話があり印象的だった。経済と言えば「資本主義」、政治と言えば「民主主義」。勝者を放置して徹底的に勝たせるのがうまい資本主義は、それゆえ格差と敗者も生み出してしまう。生まれてしまった弱者に声を与える仕組みが民主主義だ。暴れ馬・資本主義に民主主義という手綱を掛け合...

  • 株価の高低判断の拠り所・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、6回目。DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)を用いて目標株価を算出する話が紹介されていた。株価が高い/安いと言うとき、その判断の拠り所となるものは何なのか?この本の内容も踏まえて、これまでに理解してきた内容を整理してみる。【拠り所1】 配当やフリキャッシュフローを拠り所にする(PERと関連あり、利益が...

  • 過去の実績と将来にわたる参入障壁・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、5回目。ウォーレン・バフェット氏の言う「素晴らしい企業」の3つの条件について紹介されており気になった。条件1:業績が安定して成長する条件2:少ない投資でたくさん稼ぐ条件3:堅固な「堀」に守られているなお、条件3の「堀」(いわゆる「参入障壁」)について、5つの典型例が紹介されていた。堀1:無形資産堀2:ス...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/02/17

    今週は、日経平均は大きく上昇したものの保有株は低調だった。また、前回書いたように成長株の入れ替え(売却と買い増し)を行ったため、成長株が4つとなりスッキリした。売却7039 ブリッジインターナショナル9265 サクシード買い増し3566 ユニフォームネクスト9242 メディア総研割安株についても整理(少数先鋭化)したいと考えているため、この週末に楽しく悩んでみたい・・・。...

  • はじめての損切り・・・

    練習も兼ねて? はじめての損切りを決行した。大きな含み損を抱えているわけではなかったけど、将来性に疑問を感じたため、疑問を感じながら保有しておくのも精神衛生上好ましくないかと思い、また、損切りの勉強(経験)にもなるかと思い、思い切って売却してみた。売却したのは次の2銘柄。7039 ブリッジインターナショナル9265 サクシードブリッジインターナショナルについては、先週も書いたとおり、中期経営計画と比較して主...

  • 成長鈍化でも割安だから暴落しない?

    昨日も書いたように先週金曜日(2/9)に発表された決算で成長が鈍化したようにも見える7039ブリッジインターナショナルは、今週株価が下がることになるかもしれないけど(取引時間中に決算発表されたようで金曜日に既に6.2%下げている)、予想PERが9.2倍と割安な水準のため、株価が下がったとしてもこれ以上大きく下がることはないのではと思われる。1月に5127グッピーズの決算発表後のストップ安を経験し、成長株は成長に陰りが...

  • 効果的だが不人気なこと・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、4回目。「ゆっくり金持ちになりたい人なんていない」という話が印象的だった。 史上最強の投資家ウォーレン・バフェットは、「なぜ、みんなはあなたのシンプルな投資戦略を真似しないのですか?」とアマゾン創設者のジェフ・ベゾスに問われた時、こう返しています。「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。」(No one ...

  • 5年で2倍にするコツは 5年で2倍を目指さないこと・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、3回目。「10倍化を意識しないこと」が「10倍株」をモノにするコツ、という話がありとても印象的だった。「10年で2倍のペースで資産が増えてくれればいい」というスタンスで投資をしてきた結果、10倍に増えた株がいくつかあり、結果的におよそ10年で10倍のペースで資産が増えたとのこと。個別株投資をするにあたり、「5年で2倍...

  • 銘柄選びはカンニングすればいいんだ・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、2回目。銘柄選びに関する次の話が印象的だった。前回に続いて目から鱗が・・・。私は実はアクティブ型の投資信託に組み入れられた企業の株から探すことが多い。 (中略) 運用哲学のしっかりしたファンドマネジャーが投信に組み入れている企業には、素晴らしい企業が多い。 (中略) だからと言って、それだけで購入する...

  • 不確実な15%成長より確実な10%成長・・・

    『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本を読んだ。半年ほど前に図書館で予約していた本だけど、ようやく順番が回ってきた。でも、かえってそれがよかったように思う。というのも、(今でこそなるほどと思う内容が多かったけど)知識の乏しかった半年前に読んでもあまりピンとくる内容ではなかったように思うから。特に印象的で目から鱗的だったのは次の話。以下の2つの企業...

  • 成長株の成長が鈍化? さてどうする・・・

    金曜日(2/9)に発表された決算資料において、7039ブリッジインターナショナルの業績が芳しくなかった。銘柄選定時に参考にした会社四季報の情報からの変化は図のようになる(2024年予想の売上高が増加しているのはM&A(株式取得)の影響)。詳細を確認してみると、従来の事業計画と比較して主力事業の成長が鈍化しているようだ。すなわち、2023年2月13日発表の資料「事業計画及び成長可能性に関する事項」に記載の2025年12月期ま...

  • 成長株投資に必要な3つの力・・・

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本の感想、6回目。成長株の長期投資で求められる力として、次の3つが挙げられていた。①鈍感力日々の株価変動に感情を揺さぶられない②忍耐力長期にわたる株価の低迷を乗り切る③観察力保有株の経営状況(ファンダメンタルズ)を観察し続けるこれら3つのうち、①鈍感力と②忍耐力は長年続けてきたインデックス投資と同様に思われ、また、それらは地獄のサラリー...

  • 割安株のパターンと割安株投資の有効性・・・

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本の感想、5回目。企業の実力に比べて株価が割安になるパターンとその有効性について書かれており気になった。株価が割安になるパターンは下記の5つあるとのことだけど、経験上、業績拡大を伴わない場合(パターン②や⑤)は投資の有効性は低い(割安な状態が解消されにくい)とのこと。すなわち、いわゆるバリュートラップに嵌らないようにするためには、成...

  • 何を狙ってどんな株に投資するか・・・

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本の感想、4回目。何を狙ってどんな株に投資するのかを自覚することが重要、というような話が気になった。長期的に株価を変動させる①企業の成長②相場との連動③評価水準の変化――の3つの大きな流れは全ての銘柄に影響を与えている。そこで重要なのは「自分がどの流れに着目してその株を売買しようとしているのか」を自覚することだ。 (中略) 3つの流れ...

  • 株価が動く要因と株価を動かす主体

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本の感想、3回目。株価が変動する4つの要因と、それら変動を引き起こす主体、そして、それらの要因が支配的となる相場の名称と特徴について表のようにまとめられていた。なるほどと思う内容であり、頭の整理ができた。頭の整理ができたついでに、さらに頭の整理をしながら追記してみた(妥当性は不明だけど・・・)。長期投資をしたいと考えているけど、問...

  • 無知からくるリスクへの備え・・・

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本の感想、2回目。リスクは2種類ある、という話が印象的だった。株式投資にはリスクがつきものだが、それには大きく2つの種類がある。一つは、誰もが予期できない本当の意味でのリスク。もう一つは、あなたが無知なるが故に取ることになった無用なリスクだ。後者はできる限り小さくする努力が必要である。それは結果としてあなたの知見を広げ、将来の得意分...

  • 3年以上成長し続ける企業に投資するべし・・・

    「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」(奥山月仁 著)という本を読んだ。初心者が株式投資を体系的に学べるように書かれた本であり、著者は株式投資で数億円の資産を築いた個人投資家。長期投資を成功させる秘訣、という話が印象的だった。市場の参加者は数カ月から長くても3年程度先の「近未来」の業績を予想しながら、企業価値を判断している。仮にあなただけがその先の3~5年程度先を予想することができたら、その...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/02/10

    今週は決算発表が多く、明暗の分かれる結果となった。大きく上げたのは3566ユニフォームネクストと9768イデア。前者は増益で株価アップ(当期純利益は予想を上回る、今期(2024年12月期)の予想も会社四季報記載の数字を上回り20%以上の増益予想)、後者は増配で株価アップ(今期(2024年12月期)も増配予想、PBR1倍割れ対策か!?)。それぞれ成長株と割安株の理想の形という感じだろうか。逆に、大きく下げたのは7039ブリッジイ...

  • アーリーリタイア願望が高まる記事・・・

    「効率経営 もろ刃の剣」という記事が日本経済新聞に掲載されており気になった。ダイハツ工業や豊田自動織機など、トヨタ自動車グループで相次いでいる不正に関する記事。次のような話に闇を感じてしまう。 「量産開始日程を遅らせるのは会社に迷惑をかける」。豊田織機の調査委員会は従業員がさらされたプレッシャーをこう紹介した。「うまく開発が進んでいないが、言っても聞いてもらえない中でやむなく不正に走った」 ダイハ...

  • 次に買われるテーマを狙う・・・

    「投資の鬼 100則」(石井勝利 著)という本の感想、4回目。世の中の流れ(株価が動くテーマ)に乗ることが重要、といような話が印象的だった。商社の流れか、レジャーの流れか、または、金融の流れか。様々な業界に、向かい風、追い風が吹く。この風向きを感じて、風に乗ることが株式投資で成果を上げる重要なことである。吹いていない風に乗ろうとしても帆は上がらないし、時には、嵐の中に身を投じるようなことをしても意味はな...

  • ノルマがない 個人投資家の強み・・・

    「投資の鬼 100則」(石井勝利 著)という本の感想、3回目。個人投資家にはノルマがない、という話が気になった。この巨大なプロ集団の中で、個人投資家が差益を確実に得る方法は何か。それは彼らの弱点、手の内を知ることだ。プロに課されるのは「ノルマ」である。決済で結果や成績が出る。一方で個人投資家には、ノルマはない。つまり、個人は「いついつまでに結果を出す」という縛りがないので、業績、株価水準、成長性、テー...

  • 投資に「たまたま」は厳禁 「再現性」が肝・・・

    「投資の鬼 100則」(石井勝利 著)という本の感想、2回目。投資に「たまたま」は厳禁、という話が気になった。投資に「たまたま」は厳禁で、再現性がなければならない。「たまたま」の成功体験はあてにできないし、信用できない。地に足をつけ、応用の利く方法で、地道に資金を増やす方法を身につけたい。不動産でも、株でも、1割・2割の儲けを重ねて、優良な銘柄・希少価値物件を狙う。これで結果的に資産を増やすことが、確率...

  • 株価の裏には 何らかの勢力の思惑がある・・・

    「投資の鬼 100則」(石井勝利 著)という本を読んだ。約50年の投資経験(不動産投資、株式投資)に基づいた、投資との向き合い方について書かれた内容。個別株投資の経験が浅い自分にとって、長年の経験に基づいた話はとても参考になる。特に印象的だったのは、「株価の裏には、何らかの勢力の思惑がある」という話。長い間、株式相場を見てきたが、業績などで材料が出る前に、株価はすでに、動き始めている。「早耳筋の動き」と...

  • 成長株PFと割安株PFの比較・・・

    個別株投資は成長株と割安株の2本立てで実施してみることにしたけど、選定した成長株と割安株を改めて比較してみた。詳細は下表に示す通りだけど、平均的な姿はおおよそ次のようになっており、大小関係はイメージ通りになっている。・PER: 成長株12.4倍 > 割安株8.4倍・PBR: 成長株1.9倍 > 割安株0.7倍※・配当利回り: 成長株1.1% < 割安株2.7%・ROE: 成長株15.2% > 割安株10.4%・ROA: 成長株10.8% > 割安株6.8%・...

  • 長生きリスクと早死にリスク・・・

    サラリーマン生活が罰ゲームのようになってしまっているさえない自分は、この耐えがたい罰ゲームからさっさと抜け出すべくアーリーリタイアを夢見て資産形成に励んでいるけど、よくよく考えると、形成しようとしている資産の大部分は長生きリスクへの備えといえそうだ。一方、事故や病気などで40代・50代のうちに早死にしてしまうリスクもあるわけであり、そんなことになれば耐えがたきを耐えている今の時間は無駄だったことになっ...

  • 個別株ポートフォリオの観察記録 2024/2/3

    今週から割安株ポートフォリオも加わり、個別株投資は(年初に始めた)成長株ポートフォリオとの2本体制となった。今週末時点の状況は以下のようになっている。割安株は始めたばかりだけど1週間で約2%も上げており、幸先の良いスタートといえそうだ。ただ、昨今の株高状況下でのスタートのため今後の動向が気になるところ。成長株も今のところ順調だけど、こちらも昨今の株高の追い風を受けていると思われるため、真価が問われる...

  • リスク資産の割合が60%を超えた・・・

    早いもので、今年(2024年)も1ヶ月が経過した。1月末時点の資産状況を確認してみると、先進国株が絶好調だったようで先月末から6%もアップしている。2024年の投資はロケットスタートといえそうだ(グラフの傾きもスゴイ・・・)。さらに、年初から個別株投資を始めたこともあり、そういう意味でもロケットスタートだ。ただ、先進国株の膨張と個別株への新規投資によって、金融資産に占める株式の割合が60%を超えてしまった。特...

  • 割安株投資もスタート! メンバー紹介・・・

    年初にはじめた成長株への投資に続いて、割安株への投資もスタートした。日曜日に買い注文を出して月曜日に無事約定。昨今の株高の状況下で割安株投資を始めるのは悪手かもしれないけど(ジャンピングキャッチ?)、少しでも若いうちに始めて少しでも多くの経験を積むために、さっさと始めることにした。なお、銘柄選択は次のように行った。会社四季報を使って割安(といってもPBRやPERの数字を参考にしただけ)かつ財務面や業績面...

  • 割安株投資も試したい バリュートラップに嵌るのか・・・

    年初から始めた個別株投資では成長株に投資している(つもりだ)けど、割安株への投資も試してみたいと考えている。というのも、もう40代半ばになってしまっている自分にとって、歳をとるほど新たなことに適応しにくくなることが想定され、脳みそが少しでも若い今のうちに色々やっておいた方がよさそうに思うため。今は、儲けよりも学びを優先させたい。早速、昨日会社四季報で全銘柄をチェックし直して、割安かつ財務面や業績面が...

  • 儲けのカラクリを探る・・・

    「10万が100万になる株の本当の探し方」(すぽ 著)という本の感想、3回目。中長期的に儲かる企業を見極めるためには「市場環境」と「ビジネスモデル」に注目することが重要とのことで、5つのビジネスモデル(ビジネスの構造、儲けの構造)が紹介されていた。①ストック型→携帯電話の通信料金のように一度きりではなく継続的にお金が入ってくるようにする②消耗品高収益型→プリンターのインクのように消耗品から高い収益を上げられ...

  • 個別株ポートフォリオ観察記録 2024/01/28

    現時点の100万円ポートフォリオは次のようになっている。低迷していた5127グッピーズがTOBの公表を受けて月曜日と火曜日にストップ高となり、水曜日に買い付け価格(3,250円)の目前まできた。様子をうかがっていたところ3,240円あたりで売買されていたためさっさと売却し(64,000円の売却益をゲット)、(売却益も含めて)入ってきたお金で追加購入した。追加購入する銘柄は(他の候補はまだ見い出せていないため)今のメンバー内...

  • 成長率とPERの不釣り合いを探す・・・

    「10万が100万になる株の本当の探し方」(すぽ 著)という本の感想、2回目。「割安」と「成長力」はセットで考える必要があるという話の中で、株は4つにランク分けされるという話があり気になった。Sランク : PER 40、成長20%期待Aランク : PER 20、増収増益期待Bランク : PER 10またはPBR 1、黒字(成長横ばい)期待Cランク : PBR 0.5、赤字が想定される、株価のボトム株のパフォーマンスが上がるのはランクアップが起...

  • 小型成長株で「5年で2倍」を実現するために・・・

    「10万が100万になる株の本当の探し方」(すぽ 著)という本を読んだ。著者は、サラリーマン時代に投資を始めた個人投資家とのことで、この本を書いた時点でアーリーリタイアを達成しているようだ。本の内容は“小型成長株投資のすすめ”といった感じであり、「大人の体格の会社ではなく、伸び盛りの子供の体格の株を買いましょう」という言葉も紹介されていた(著者の敬愛する邱永漢氏の言葉とのこと)。また、5年で2倍が目標という...

  • TOB!! ストップ安からの急展開・・・

    月曜日にストップ安となってしまった5127グッピーズから、今度はTOBの発表があった。ストップ安のきっかけとなった決算資料をよく読んでみようとIRサイトを見てみたところ、金曜日に新たな資料が追加されており、その資料のタイトルは「株式会社メドレーによる当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ」となっている。これはいわゆるTOBではなかろうかと思い調べてみたところ、間違いなくTOBのようだ。...

  • 銘柄選択は数字だけに頼らない・・・

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本の感想、6回目。数字による予測は小さな間違いが大きな誤差につながることがわかっているため、ビル・ミラー氏は企業評価において数字以外の要素も重視するとのことで、次の4点が挙げられていた。1.一時的な問題で評価が下がっている2.その産業のリーダー企業である3.経営者が株主にとっての価値を認識している4.資本調達コスト以上...

  • 考えられるあらゆる手を使って企業を評価する

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本の感想、5回目。バリュー投資家であるビル・ミラー氏はどのように企業を評価するのか? 「本質的な価値の中心値と比べて大幅に割安な価格で事業を買う」という話が書かれていた。ミラーは、多変数分析、ディスカウント・キャッシュフローなど、さまざまなモデルで事業を評価する。想定するシナリオも多数ある。そして、さまざまな方法で導...

  • 投資は「最適化戦略」と「適応戦略」の併用で・・・

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本の感想、4回目。「オールドエコノミー」と「ニューエコノミー」の違いに関する話が気になった。オールドエコノミーとは、製造業など従来からの産業のことであり、そのような産業では限界効用逓減の法則が働く(マイナスのフィードバックが働く)ため、すなわち、数量が増加するほど得られる効果が減少していくため、均衡に向かっていく。そ...

  • 皆がゲームの中身を知ってしまうとゲームのやり方が変わってしまう・・・

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本の感想、3回目。皆がゲームの中身を知ってしまうとゲームのやり方が変わる、というようなミラー氏の話が印象的だった。一般の人々がハイテク株に過大な信頼を寄せていただけでなく、プロの投資家の間でも市場に勝つにはハイテクに頼るしかないと、過大な期待を持っていました。そして、ありがちなことですが、みんながゲームの中身を知って...

  • 銘柄選択の正解率よりポートフォリオの最適化・・・

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本の感想、2回目。「銘柄選択の正解率を上げるのではなく、ポートフォリオの予想利回りの最大化を目指す」という話が印象的だった。利益のもたらす喜びと比べて、同じ金額の損失がもたらす苦痛は二倍の効果があるため、人々は正しく銘柄選択する回数を最大化しようとする。しかし、正解の回数は、実は思ったほど重要ではない。正解したときに...

  • 投資は「確実」よりも「確率」が大事・・・

    「ビル・ミラーの株式投資戦略」(ジャネット・ロウ 著、三原淳雄/小野一郎 訳)という本を読んだ。著名投資家ビル・ミラー氏の投資手法について解説する内容。ビル・ミラー氏は、物理学・生物学・哲学・心理学などのあらゆる知見や情報からアイデアを得ようとしたバリュー投資家のようであり、また(その結果)、アマゾンなどのハイテク株をいち早く取り入れたバリュー投資家のようだ。冒頭に次のような話があり非常に印象的だっ...

  • 個別株100万円ポートフォリオ観察記録 2024/01/20

    前回は迷った挙句「成長記録」と書いてみたけど、今回から「観察記録」というタイトルにしてみた。現時点で成長できておらず「成長記録」は名前が実態に合っていないように思ったのと、なによりも、グッピーズのストップ安も受けて「観察」して学びを得ることが重要と思ったため、「観察」を意識付けするためにも「観察記録」とするのが良いように思ったため。小学生のときに朝顔の成長の観察をしたような軽いノリで、100万円ポー...

  • さっそくストップ安の洗礼を受けた・・・

    年始にはじめた個別株投資で、さっそくストップ安の洗礼を受けてしまった。個別株投資を始めて7営業日目にストップ安に遭うなんて、(良く言えば)なかなかできない貴重な体験だ・・・。ストップ安になったのは5127グッピーズで、年始に買った直後からずるずると下げていたので(決算を控えていることもあり)不穏に思っていたところ、先週金曜日に発表された決算発表(2024年8月期第1四半期)を受けて本日一気にいってしまった...

  • 優良株の買い時と売り時

    「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク 著、峯村利哉 訳)という本の感想、4回目。永続的競争優位性をもつ優良企業の株をいつ買っていつ売ればいいのか? 買い時や売り時について次のように書かれていた。買い時・弱気相場のとき・解決可能な一時的トラブルで短期的に株価が下落したとき売り時・もっと優良な企業をもっと有利な価格で買うチャンスが訪れ、その購入資金...

  • 理想論と現実の間を埋める・・・

    「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク 著、峯村利哉 訳)という本の感想、3回目。永続的競争優位性をもつ企業を探すときの財務諸表のチェックポイントとして、例えば以下のようなことが挙げられていた。損益計算書・売上総利益率(粗利率)が一貫して高い・販売および一般管理費が一貫して低い・研究開発費が多くない・支払い利息がゼロまたはほとんどない・純利益が長...

  • 成長期の育ち盛りの企業に投資する・・・

    「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク 著、峯村利哉 訳)という本の感想、2回目。「永続的競争優位性」というキーワードが繰り返し出てきて、バフェット氏の投資戦略の肝は「永続的な競争優位性を持つ優良企業」に投資することと理解したけど、そのベースには、永続的に成長し続ける(永続的に利益が増加し続ける)企業の株価は永続的に上がり続ける、というような考え...

  • バフェット流 財務諸表の読み方

    「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク 著、峯村利哉 訳)という本を読んだ。バフェット氏の元義理の娘であるメアリー・バフェット氏と、バフェット邸に出入して投資の極意を直接学びとったデビッド・クラーク 氏による本であり、バフェット流の財務諸表の読み方について解説されている。個人的にはとても勉強になる内容であり、また、財務諸表への興味をかき立てられる...

  • 100万円ポートフォリオの成長記録 2024/01/12

    年始に100万円でスタートした個別株投資の状況を確認すると表のようになった。はじめてからまだ10日も経っていないけど、約+5%から-5%まで損益にバラツキが出ており、合計するとかろうじてプラスになっている。約-5%となっているグッピーズは、昨日決算発表(2024年8月期第1四半期)があったためその内容が心配になったものの、想定の範囲内だった?ようで、2024年8月期の業績予想に変わりはなく、ひと安心といったとこ...

  • サラリーマンの特権 仕事始めの憂鬱さを味わう・・・

    今回の年末年始は少し長めに休めたこともあり、明日から仕事が始まると考えると憂鬱でしかたがない・・・。メンタルをどう維持するか? これまでのサラリーマン生活では次のように考えることでなんとか正気を保ってきた。1.変態さを競うゲームと割り切る2.そういうプレイだと割り切る3.修行僧になったつもりで耐える(耐え難ければ耐え難いほど意味がある)4.AIになったつもりで感情を排除する5.アスリート/ゲーマー...

  • どんな株に投資すれば株価は上がるか? 頭の整理・・・

    個別株投資を始めるにあたって、どのような株に投資をすれば株価が上がるのだろうかと考えてきた。現時点で個人的に納得がいっている考え方は、「成長(利益の増加)が見込めて、かつ、成長に対して割高ではない(割安な)株」に投資をすれば株価は上がるというものだけど、そう考える理由を頭の整理も兼ねてメモ書きしておきたい。まず、利益が増えていかずに一定であれば、株価は上がらないと考えられる。というのも、PER(=株...

  • 銘柄選びと社長の力量

    先日はじめた個別株投資において、銘柄選択時に経営者の能力や人柄についてはまったく考慮しなかった。後付けで調べてみると、(情報量の違いはあるものの)投資した全ての銘柄について社長が出演しているYouTube動画や社長にまつわるネット記事を見ることができた。それらを見てみた率直な印象としては、全員が全員ともやり手そうな人に見えてしまい、株価を上げてくれそうに思えてしまった。ただ、改めて考えてみると、(明らか...

  • 地味でわかりにくい銘柄が狙い目?

    先日はじめた個別株投資において7銘柄に投資をしているけど、銘柄の選定は会社四季報に掲載されている数字(売上、営業利益、自己資本比率、有利子負債、営業CF、PER、時価総額、など)をベースに行った。投資した7銘柄のうち、事前に認識があったのは1銘柄のみ(クラシコム、以前テレビ番組「カンブリア宮殿」で観た記憶があった)であり、その他は社名すら知らなかった。そして、会社四季報を用いて選別した段階で事業内容をイメ...

  • 保有銘柄の成長性を事業内容から考える・・・

    先日はじめた個別株投資において、銘柄選定は会社四季報などに掲載された数字(売上、営業利益、自己資本比率、有利子負債、営業CF、PER、時価総額、など)を頼りに行っており、事業内容は考慮していなかった。そこで、各社の事業内容やその強みについて改めて確認するとともに(IR資料やインタビュー動画などを参考にした)、それらをもとに成長性について考えてみた。考えてはみたものの、自分にはハードルが高く事業内容や強...

  • 新NISA 積立を減らして個別株に回す・・・

    今年から始まる新NISAについて、「つみたて投資枠」で先進国株を10万円ずつ積み立てる(アーリーリタイア達成?までの5年間で合計600万円)ことを考えたこともあったけど、方針を変更することにした。「つみたて投資枠」で5万円ずつ積み立てる(5年間で計300万円)ことにして、残りの300万円は「成長投資枠」を使った個別株投資に回すという案。ただ、(さっそく100万円を使って個別株に投資をしたけど)残りの200万円も個別株に回...

  • 個別株100万円ポートフォリオの現状・・・

    先日はじめた個別株投資について、評価額や株価指標などを整理してみた。まだ2日しかたっていないため大きな変化はないものの、現時点では4,200円のプラスとなっている。今後株価がどのように推移してくのか、また、株価の推移と指標の間に傾向は見られるのか、などについて引き続きチャックしていきたい。また、これまでは事業の内容についてあまり気にしてなかった(概要を把握した程度だった)ので、事業の内容についても詳細を...

  • 決算発表後に買った方がよかったのか?

    2日前に始めた個別株投資において、買った後に気付いたけど5127グッピーズの決算発表が1/12にあるようだ。グッピーズは昨日だけで2.73%下げたけど、もしかしたら決算発表と関係があるのだろうか? 悪材料を事前に察知して売った人がいる?そうだとしたら、決算発表後にさらに下げることになるのだろうか?まあでも、昨日の下げは悪材料などとは関係なく、決算発表後に逆に上がる可能性もあるかもしれない。初歩的なことだろうけ...

  • 割安株に感じるジレンマ・・・

    今回個別株投資を始めるにあたって、財務が健全かつ成長が見込めそうな小型株の中から割安なもの(PERが低いもの)を選択してみたけど、割安な株(PERが低い株)を選択するということに対してジレンマを感じてしまう。ジレンマとは、初心者の自分が割安だと思うとしたら、それは割安ではないことを示しているのではなかろうかということ。どういうことかというと、PERという誰でも簡単に知ることができる指標で割安さがわ...

  • 個別株投資の全滅に備えて・・・

    昨日から個別株投資をスタートした。その内容は、成長しそうな小型株に投資をしようとするものだけど、その見極めは会社四季報に掲載されている数字を見て我流で行ったにすぎず、事業内容や経営者の能力などは考慮に入れていないし、数字を見てといっても表面的に見たにすぎない。そんなことでうまくいくのか(これでうまくいくのであれば誰も苦労しないのでは?)という不安もあるため7銘柄に分散しており、うまく成長するものと...

  • 個別株1銘柄追加 スタメンが出そろう!!

    昨日6銘柄を買って個別株投資をスタートしたものの、買い付け金額の合計が約93万円程度であり、100万円の予算に対して約7万円の余裕があったため、追加で1銘柄買い足した。3566 ユニフォームネクスト昨日と同じく、以下のような4つの観点で選んでおり、成長(利益の増加)に伴って株価が上がってくれることを期待している。PERが今の水準を保つとしたら利益が増加する分だけ株価がアップするのではという考え。①財務が健全である ...

  • 集中すべきとき 分散すべきとき・・・

    「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」(グレッグ・マキューン 著、高橋璃子 訳)という本を読んだ。あれもやろうこれもやろうとするのではなく(それでは成果は上がらない)、瑣末なところは捨てて重要なところに絞って取り組むべし(その方が成果は上がる)、というような話が書かれている。瑣末なところと重要なところの区別がつく場合はその通りのように思われるけど、分散投資の事例のように、瑣末なところと...

  • 衰退企業で働いて 成長企業に投資する・・・

    今さらながら、個別株投資の勉強をする中で気付いたことがある。全上場企業3935社の情報が掲載されている会社四季報を用いて、成長している企業(売上や利益が年々増加している企業)をチェックしてみたところ、中小企業の中には5年で2倍以上の成長を達成できている企業がそこそこあるものの、名の知れた大企業では見つけられなかった。自分が勤めている企業も、ゆるかな衰退が続いているような感じであり、サラリーマンの立場から...

  • 個別株道165【完】個別株投資スタート・・・

    昨日買い注文を出していた株が無事約定し、次の銘柄をゲットした。4012 アクシス5127 グッピーズ7039 ブリッジインターナショナル9242 メディア総研9256 サクシード以下のような4つの観点で選んだつもりであり、成長(利益の増加)に伴って株価が上がってくれることを期待している。PERが今の水準を保つとしたら利益が増加する分だけ株価がアップするのではという考えだけど、どうなんだろうか?①財務が健全である (有利子負債が...

  • 個別株道164 買い注文を出した!!

    2023年5月に個別株投資を思い立ってから半年ちょっと、これまでは本を通して勉強するにとどまっていたけど、ここにきて実際に買ってみることにした。どのような投資をすればいいのかの方向性がおぼろげながら見えてきたように思うし、その方向でいいかどうかはやってみないとわからないように思うため。また、実際に投資してみることで学べることもたくさんあるに違い。そして、まとまった時間のとれる年末年始のこのタイミングを...

  • 個別株道163 小型成長株と大型循環株 暫定解・・・

    個別株投資を思い立って半年ちょっとが経過しており、これまでに30冊程度の本を読んで勉強してきた。まだ結論を出せるまでには至っていないものの、どのような投資をすればいいのかについて、現時点での考えを整理しておきたい。現時点の暫定解として、以下の2つのような投資ができないかと考えている。1.企業の成長に伴う株価アップを期待する投資①投資対象:成長が見込める小型株②株価が上がる原動力:企業の利益の増加(PER...

  • 個別株道162 業績?事業内容?経営者? 何を重視するべきか・・・

    投資先を選ぶとき、決算書の数字を重視するべきだろうか? それとも、事業内容(他社優位性や将来性など)を重視するべきだろうか? あるいは、経営者(能力や人柄など)を重視するべきだろうか?ふつうに考えると数字だけでなく事業内容や経営者も重視するべき(すべてを考慮に入れて判断するべき)ということになりそうだけど、しかし、事業内容や経営者を重視すると自分の好みや偏見で判断が歪んでしまう恐れがありそうであり...

  • 個別株道161 素人には素人の戦い方がある・・・

    「ピーター・リンチの株の法則」(ピーター・リンチ 著、平野誠一 訳)という本を読んだ。個人的にはいまいちの内容に感じたけど、好成績を収めているアマチュアたち(米国の子供たちや大人たち)の投資指針についての話は気になった。例えば、次のような指針が挙げられていた。・最低でも5銘柄に、ただし状況を把握できる程度に、分散する・単に割安というだけでなく、成長が見込める企業に投資する・長期的には小型株の方が良い...

  • 個別株道160 プロの手の内を知る・・・

    「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本の感想、4回目。ファンドマネジャーがどのような思考に基づいて投資をしているのか、①ローテーション戦略と②予想利益修正ゲームについて紹介されていた。①ローテーション戦略マクロ経済の変動に応じて、一つの銘柄グループから他の銘柄グループに資産をシフトさせる。例えば、持続的成長銘柄と循環的重厚長大銘柄...

  • 個別株道159 個人投資家の有利な点・・・

    「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本の感想、3回目。著者自身の経験をもとに、プロ投資家(ヘッジファンドや投資信託のマネージャー)の不利な点について書かれており気になった。ヘッジファンドと投資信託で違いはあるものの、おおよそ次のようなことと理解した。・運用資金が大きいため投資対象が大型株に限られる・長期的に大儲けを狙うよりも短...

  • 個別株道158 年末年始は四季報と格闘・・・

    年末年始のこの3日間、会社四季報を使って銘柄を絞り込む練習をしてみた。具体的には、以下の観点で銘柄を絞り込んでみた。①倒産の恐れが低い②成長している③小型株④株価が割高ではない以下のような4段階のステップを踏んで最終的に5銘柄になった。全3935銘柄↓↓ ステップ①有利子負債が営業CF以下、売上高と営業利益が年々増えている、など↓約230銘柄(赤付箋)↓↓ ステップ②時価総額が100憶円以下↓約60銘柄(黄付箋)↓↓ ステップ③...

  • 個別株道157 株は勝てるギャンブルか・・・

    「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本の感想、2回目。株式投資における投資チャンスの見極めは科学や数学よりもギャンブルとの共通点が多い、というような話があり気になった。例えば、競馬の順位予想法についての本に書かれている「勝ちたければ、強いプレーヤーがあまりいないトラックに行くべきだ」という話は株式投資においても言えるとのこと。...

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