夏目恭宏 さん プロフィール

  •  
夏目恭宏さん: 夏目恭宏のブログ みかづきくらげのカデンツァ
ハンドル名夏目恭宏 さん
ブログタイトル夏目恭宏のブログ みかづきくらげのカデンツァ
ブログURLhttp://ameblo.jp/kuragepf/
サイト紹介文明治大学卒業後、ワルシャワ音楽大学にて学士及び修士号取得。ピアノ、音楽、教育等に関する個人的見解
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供57回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2016/01/06 17:18

夏目恭宏 さんのブログ記事

  • 暑い!男のピアノ道
  • いやあ、暑い!なんだ、今日から夏休みじゃないか。そりゃあ暑いわけだ。暑い夏休みと言えばこれだな。北斗神拳というのはピアニスティックだ(笑)男性諸氏、子供の頃「北斗百裂拳!」とか叫びながらピアノ弾いていた人、正直に挙手。僕は今でもメフィストワルツを弾くときは頭の何処か遠くから「アタタタタタ、タタタ、タタタ!」と聞こえてくる。ピアノの音量、音色は、打鍵するときの力というよりは打鍵のスピード、こいつに左 [続きを読む]
  • SUMMER CONCERT(受講生コンサート2017夏)
  • 受講生コンサート(夏編)、今回も面白い曲目が揃っています。どうぞお気軽にお越しください。7月16日(日)14:30hall60 (明治神宮前駅7番出口徒歩1分)こういうものにエントリーしようというのだから当然なのかもしれないけれど、皆様の音楽、ピアノ演奏へ懸ける情熱にはいつも本当に頭が下がります。僕の中ではピアノを弾くのにプロもアマチュアも区別はありません。もし何か違いがあるとすれば、これまでの人生で音楽に費やし [続きを読む]
  • 機械になれるか?
  • 来週はサックスの小林瑞希さんと岐阜県白川に参ります。久しぶりの中部地区です。岐阜の方、お近くの方、グロリアホールでお待ちしてます!しかしなんだろう、クレストンのソナタのピアノパートの難しさはなんだろう。ここ数日、部屋では一日中メトロノームが鳴っている。こういう曲を弾くときだけは、自分が機械になってしまいたいと心底思う。機械になりたいだなんて演奏者としてはあるまじき発言のようだけれど。*****ある [続きを読む]
  • 動画・連弾版「白鳥」(ゴドフスキ/夏目恭宏)
  • サン=サーンスの「動物の謝肉祭」、その中にあるチェロとピアノのための「白鳥」。この名曲にはゴドフスキによる名編曲が2つ、ピアノ独奏用、ヴァイオリンとピアノ用とあります。今回はこのふたつをもとに僕がピアノ連弾版を作ってみました。よろしければお聴きください。新しい連弾レパートリーにいかがてしょうか。優雅に泳ぐ姿が美しい白鳥ですが、水面下では休むことなく足を動かしているのですね。サン=サーンスは絶え間なく [続きを読む]
  • 謎の呪文「気持ちを込める」
  • 先生は問う。「この素晴らしく美しいアダージョの旋律に、そして今きみに必要なことは何だと思う?」生徒は答える。「優しく気持ちを込めて弾くことです」先生はこう言う。「きみは修道女にでもなりたいのかね?きみは音楽家、ピアニストだろ。ならば、その二分音符を音価分伸ばすことがこの音楽には必要であり、次の音に移るまで聴き続けることが今きみのやるべきことだ。」 *****僕らが何かをするから美しいのではなく、音 [続きを読む]
  • 音間違いに勝つ
  • 音間違いは絶対に許さない。僕自身ストイックでありたい。生徒さんには一音たりとも間違えずに弾く事を強要する。とか言ってみたり(笑)いや、実際そうなんだけど、ただし、それは家でひとりで練習する時のみの話。その代わり、本番ではいくら間違えてもいい。ノーミステイクであることは重要視しない。そもそも本番てのは何かしら間違いが起こる。緊張しているし、環境も違うのだからそれは当然。そこで新たに練習には無かった何 [続きを読む]
  • F.グルダの誕生日
  • これカッコ良すぎだろ。。こんな爺さんいたら惚れるわ。ショパンもだけど、この時期のグルダが帽子なしでネクタイしてピアノ弾いてるのもまた新鮮。そしてこの曲順、くっそ真似したくなる(笑)*****最後の来日公演は93年、テレビで見た。オーチャードホールだったかな。スタインウェイと電子ピアノを並べ、音色変換と音量ツマミを巧みに駆使して、それはそれは見事なバッハを弾いた。映像は何処かにあるはず。あれを見ると電 [続きを読む]
  • 「音楽を届ける」ということ
  • モーツァルトの音楽は青空のように美しく、哀しい。音楽で感情を表現する場合、例えば、喜ばしいフレーズは喜ばしげに、悲しげなフレーズは悲しげに演奏できることが求められる。では、そのフレーズが喜ばしく、または悲しげに、そう聴こえるためには、具体的に何をすればよいのか。そこが問題。*****「ここではどんな音が必要ですか?」と生徒に質問したら「夢と希望に満ちた音です」という答えが返ってきてズッコケたという [続きを読む]
  • 弾けない箇所② その後の処方
  • 僕は普段から楽に弾くことを提唱していますが、別に手抜きをするとかインチキをするとか言っているわけではありません。手っ取り早く弾けるようになる方法なんてない。地道に丁寧な練習を続けることが1番の近道であることは言うまでもない。1小節に1週間かけたって怒られることは何もないし、むしろ得られるものは多いはず。そんな生徒さんがいたら僕ならば褒めまくる。前回こんな話をしました。「弾けない箇所①練習時の落とし穴 [続きを読む]
  • 背徳の奏法? ポルタート
  • ピアノを習っていくと、タッチの種類なるものを教わることになる。先ずはレガート。音を繋ぎましょうと。そしてノン・レガート。音を切り離しましょうと。さらには、スタッカート(僕の感覚ではスタッカートはノン・レガートに同等です)、スタッカーティッシモ、モルト・レガート、テヌート、等色々出てくる。いずれにせよ、これらはレガートとノン・レガートに帰属する。ペダルを使うようになると、レガート・ペダルなるものを習 [続きを読む]
  • ファミリーコンサートだよ!
  • ピアノ連弾という仕事を長らくやっていますが、ずっとやりたかった企画です。未就学児OKのファミリーコンサート!題して、『ピアノでお話し、ファミリーコンサート!!不思議な音楽動物園?』先ずはさいたまにて。●3歳未満でおひざに抱いたお子様は無料●普通より少し短めの1時間程のコンサート●プラザノースには遊戯室や授乳室もあります●豊かな感性を育てる色彩鮮やかなプログラムこういう企画、僕は手抜きをするどころか、俄 [続きを読む]
  • ピュアな「発想力」
  • 音符はルールと照らし合わせいけば誰にでも解読可能であるし、楽譜を丹念に読んでいれば演奏に必要なメッセージは何かしら受け取ることができる。ただ、そこから生きた音楽にするには、ひとつふたつ飛躍した発想が必要ではある。理科の授業にて「氷が溶けると何になる?」と先生が聞いたら、もちろん先生が求める答えは「水」なのだけれど、東北の生徒がひとり「春になります」と答えたそう。4月になるといつも思い出されるこの逸 [続きを読む]
  • 練習の終わり方
  • 絶対に間違いを残したまま練習を終えて寝るな!間違いが許されるのは本番のステージ上だけだ。僕の教訓です。ちょっとした音間違い等を訂正せずに眠りにつくと、人間の脳は、その間違いを正しいものとして認識してしまうらしいのです。ああ間違えた、ああ弾けない…もう寝よう。こうしますと、1夜明けても、間違えるし、弾けない。怪しい箇所はそれが当たり前になり、いつまでたっても怪しい状態のままになってしまうというわけで [続きを読む]
  • 練習時の落とし穴 弾けない箇所
  • 弾けない箇所はなくしたい。もし弾けない箇所があるのであれば、なんとしてでも弾けるようにしたいものです。この先のより素晴らしい音楽体験へと進むためにも、いつまでも弾けない箇所がある、そんなつまらない現状とは早々におさらばしなくてはなりません。「難しいと感じられる箇所、そこにはきっと素晴らしい宝物が埋まっている。」誰の言葉だったでしょうか…その宝物を見つけるために僕らは「練習」するのですが、そこには誰 [続きを読む]
  • 鍵盤で火傷!?ショパンのピアニズム
  • どうしました、火傷でもしたのですか? 楽譜を見る時に注目したいのは、普通でない箇所。アクセントやテヌート等が付いた音や、妙な掛かり方をしたスラー、突然に表れる3連符や5連符などはわかりやすい例でしょう。他にも、ん?なんでココこんな風に書いた?と疑問に感じられるような箇所、そこにはきっと作曲者のこだわりがあります。上はショパンのワルツop.34-2ですが、2小節目の2拍目Fisが四分音符になっています。何故でし [続きを読む]
  • 金色の魚、経験と想像のはざまで
  • ベランダにメダカがいます。冬でも日当たりの良い時間帯になると水面付近をチロチロと尻尾をふりながら泳いでいます。幹之メダカという改良品種で銀色に輝く綺麗なメダカです。ドビュッシーの傑作「金色の魚」、これはまぎれもない魚類ピアノ曲の最高峰。この不思議なタイトル、ドビュッシーがインスピレーションを受けたのは1枚の漆絵。そこに描かれていた金色の魚、その正体は「錦鯉」です。ドビュッシーの音楽は冒頭から渓流に [続きを読む]
  • クラシックイントロ やってみますか?
  • イントロクイズ、ひと昔前のテレビ番組でよくやっていました。 イントロクイズには猛者がいます。彼らは前奏が鳴るやいなや、それこそ最初の一音だけで瞬時に曲名を言い当てるのです。 僕もクラシック音楽ならいけるんではなかろうかと、少なくとも自分が練習を重ねて来たピアノ曲ならば最初の一音で答えられるに決まっていると、思っていました。 はたして、どうでしょうか。 ***** 例えば、これは何の曲でしょうか? 音を [続きを読む]
  • アップライトピアノを愛でる
  • アップライトピアノというものが好きです。 現代のコンサート会場のほとんどはグランドピアノですし、だから練習もグランドピアノでなくてはという気持ちもわかりますが、丁寧に作られたアップライトピアノはもの凄く良い音がします。 僕は学生時代にベヒシュタインのアップライトピアノで練習していました。70年前の古い楽器で、いくつか鳴らない音のある、お世辞にも良い状態とは言えないものでした。しかし羽毛のように軽い鍵 [続きを読む]
  • 連弾版 フォーレ: パヴァーヌ(夏目恭宏 編曲)
  • フォーレのパヴァーヌ。これのピアノ連弾版になります。 この曲はフォーレ自身によるピアノソロの楽譜も出ておりますし、連弾譜も何種類かあるにはあります。 こういった曲をまた新たに連弾にする意味はあるのか!?という自問はありますが… やるからには絶対に連弾でしか表現できない響を作ってやろうじゃないか!と思って毎回やってます。 ***** 教会の天井から光が差し込んでくるような情景をどうにかピアノで作り上げ [続きを読む]
  • ピアノは怖くない
  • 初めてピアノを触ります!((((;゚Д゚))))))) という初心者の方には何を弾いてもらったらよいでしょう。 音楽仲間と食事に行くとよくこんな話題になります。 ***** 音符の読み方と鍵盤の位置関係などを説明し、何かしらの教本、音階はひたすらやっていただくとして、それと同時に1曲ドビュッシーを弾いてもらいます。 いきなりドビュッシー? 曲は「オンディーヌ」。前奏曲集第2巻の8曲目、ドビュッシー晩年の傑作です。流 [続きを読む]
  • 酉年の朝のために
  • あけましておめでとうございます。2017年は酉年。鳥の音楽は色々あるのですが、干支の奴はニワトリですよね。ニワトリのピアノ曲??ムソルグスキーの《展覧会の絵》から「鶏の足の上に立つ小屋」ロドリーゴ「早起きニワトリの為の前奏曲」ヤーノシュ「ニワトリを捕まえろ!」妙ちくりんな曲しか思いつきませんな。。。*****ラモーのクラヴサン曲集に「雌鶏」という曲があります。これは有名な曲ですから耳にしたことがある方 [続きを読む]
  • ブゼジンスキ 変奏曲 作品3
  • 知られざる名曲、というものは実のところあまり存在しないのじゃないかと思っています。 名曲となり得たものにはそれなりの理由があり、そして何よりよく知られています。 また、誰もが知っているとまではいかないにしても、魅力的な作品は誰かしらが目をつけ贔屓にすることでジワジワと知名度を上げてきます。一昔前は誰も弾かなかったような曲が今では名曲の仲間入りなんてこともあります。 **** しかし稀にですが、圧倒 [続きを読む]
  • 「クリスマス」のピアノ曲
  • 随分と久しぶりの更新となってしまいました。毎年12月は忙殺されています。クリスマスの曲をご紹介しましょう。イギリスの作曲家 Billy Mayerl、メイエールとお読みすればよいのでしょうか。ご存知の方いますか?大変なピアノの名手でして、300曲を超えるピアノ曲を作曲しています。ダンスホールやミュージカルシアターあがりのピアニストということで、まあそのような音楽です。《In My Garden》という、春夏秋冬それぞれ3曲づつ [続きを読む]
  • 作曲家の名前は正確に⁈
  • 都内の某音楽高校に通う生徒から定期試験要項を見せてもらったらこんな事が書いてありました。 ? チャイコフスキー は不可?? チャイコフスキィ と書くこと だそうです。何の意味があるというのでしょうね。Yの発音にこだわっているのでしょうか。とにかく、チャイコフスキーと書いたら点数は来ないというわけです。じつに馬鹿馬鹿しい。 パデレフスキとパデレフスキーならばまだ話はわかります。Paderewski であって Paderews [続きを読む]