伽羅 さん プロフィール

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伽羅さん: 〜伽羅の仏に箔を置く〜
ハンドル名伽羅 さん
ブログタイトル〜伽羅の仏に箔を置く〜
ブログURLhttp://ameblo.jp/kalaguru-tagara/
サイト紹介文信義の二次小説。主にドラマ時期のお話を書いています。
自由文信義の二次小説を書いてます。
ドラマ内のワンシーンを切り取って、
登場人物の心情を書いています。
ヨン・ウンス以外のお話も有りです(pq´v`*)ァ-?♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供244回 / 365日(平均4.7回/週) - 参加 2016/01/12 14:46

伽羅 さんのブログ記事

  • 星降る夜に願うこと20
  • 「ずっと病がちだったから、 私・・・お友達もいなかったの いつも寝台に横たわって 窓から外を眺めていたわ こんな身体だから、夢なんて持てない ただ、生きていくだけだった」 森を歩きながら、ユソンはゆっくりと空を見上げる。灯りひとつない此処から見える夜空は満天の星が輝いていた。 「綺麗 ・・・・・・・ こんな風に誰かと星空を見上げるなんて、 夢のまた夢だった たとえ、叶わぬ夢だとしても、 生 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと19
  • ユソンはずっと、ピョルが言う"先生"の存在が気になっていた。 彼が全てを捧げ慕う存在、その人はどんな人なのだろうか。 ふと、医仙ウンスの顔が浮かんだ。 ― 医仙様のような、 凄い先生なのだろうか ユソンは隣を歩くピョルに声をかけた。 「ねぇ、そのひとってどんな…」「しっ!」 見るとピョルの顔が険しくなり、緊張している。辺りを探るように見ながら、ユソンの手を握りしめた。そんなピョルに顔を向けようとすると [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと18
  • 「こんな風に何かを学びたいなんて… 一年前まで考えたこともなかったんだ」 手を繋いでふたりで市を歩きながら、ピョルはぽつりと洩らした。 「ずっと悪さばかりしてきた 盗みは勿論、ひとも散々この手にかけてきた 俺にとっては、それが当たり前で 生きてく意味だったから」「そんな貴方が何故…?」「何故…か それは今でも分からないよ」 そう言って微かに口角をあげた顔はユソンには酷く歪んで見えた。 「でも…… [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと17
  • 結局、欲しいものは得られず、それでも似たようなものを二三見繕うと、二人は読本屋を後にした。 「本を読むだけでも違うものよ 私もそうして言葉を覚えたの♪ 医術の勉強は貴方の先生が置いていった 書でも出来ると思うわ」「そうだな」 この読本屋にはピョルが望むような医術のことや漢籍を学べるような書などは置いていない。学びたいのなら、書堂(ソダン)に通い学ぶしかこの村では方法がなかった。 書を手に自分達の横を [続きを読む]
  • 投票残り一週間らしいです。
  • こんばんは♪いつもご訪問下さりありがとうございます。 韓流ぴあで今こんな投票やってるのですね。 最近の注目ですか…うーん…皆様はどなたですか? ☆韓国俳優】2017年注目している俳優は?↑此方 でサイトに飛びます。 最近、どんなものを作ってもお顔がおかしい… 参加しています。いいね、↓ポチっと頂けたら嬉しいです。 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと16
  • 「やっぱりこういうものしかないんだよな・・・」 読本屋に着いた二人は、沢山の書を手にとって眺めていた。 そんなふたりを・・・というより、特にピョルのことを店主が怪訝そうに見ている。 そんな店主にピョルは、「何もしねぇよ」と苦笑いしながらそう言っていたのがユソンには気になった。 何で店主にそんな顔をされるのか、疑問に思ってピョルを見ると、彼は「ついこの間まで悪さばかりしてたからな」と言って苦笑いを浮かべ [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと15
  • 学ぶ機会ががなかっただけで、元々、才気があったのだろう。ユソンの教えもあり、ピョルはどんどんその教えを吸収していった。「もう、学ぶことなんてないんじゃない?」口をついて出た言葉に、ユソンは自己嫌悪に陥った。― そんなことを言って… 何だか鬱陶しい女みたい もし、「そうだな」って言われたら、 この関係も終わってしまうのに… 馬鹿な私… 分かっている。私と彼はそんな親密な関係でもない。そもそも [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと14
  • 頬を撫でる感触が心地好い。 ユソンはまだ眠りの中にいながら、自分に触れるその手の心地好さに酔いしれていた。 その手が額を過ぎ、頭を優しく撫でられていたかと思えば、いきなりわしゃわしゃとやられ、ユソンは思わず吃驚して目を開けると目の前に頬ずえついたピョルが呆れ顔で見ていた。 「お前さぁ…、マジでいい加減にしろよ」「え?何で貴方が?」「何でも何も… ひとの寝台で寝てるとはいい度胸だな」「え?嘘…?」 見 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと13
  • 「もう…諦めるしかないのですか?」 サヨンの言葉に、それは違うとウンスは首を降った。 ユソンの身体は完全に動かなくなってしまい、寝たっきりの状態が続いていた。ウンスは鍼と灸を施したり、以前、チャン・ビンから教わったプールヴァカルマの処置を行ったりしていた。だが、症状が好転することはなかった。それでもウンスは諦めなかった。 あの時、ユソンが初めて漏らした生きることへの喪失。 あんなにも明るいユソンがあ [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと12
  • それからのユソンは寝て起きて、寝て起きてを繰り返していた。ほんの少しずつ、身体は動かなくなってきていて、そのことに皆は気付いていたが、気付かぬ振りをしながらいつも通り振る舞った。 中でもジエはユソンの不憫さを嘆き陰で涙を流していたが、それでもユソンの前では努めて明るく尽くしていた。 だが、ユソンは気付いていた。目覚める度に身体は重く、自分の身体ではないようなそんな錯覚に陥るほどに、自由に動かなくなっ [続きを読む]
  • 아버지날に祈る3
  • 王は朝から浴びるように酒を飲んでいた手に酒瓶を持ち、ふらふらと皇宮内を彷徨く姿は最も嫌悪した兄と同じ末路を辿っていることは承知している臣もそんな私を見放していることもだが、そんなことも私には小事に過ぎぬ冷静になれぬほど、王の心は闇の中をさ迷っていたそんな王の背後には、見目麗しい男達が後に続く女かと勘違いしてしまいそうな色欲の声が、王に煩い程まとわりついている私を心配だといいながら、その実、あの男の [続きを読む]
  • 아버지날に祈る2
  • 「して… そなたの夫は如何しておる?」大君が冥府神のもとへ向かったのを見届けると天公は静かに地上を見下ろす先程から見ていた王妃は、眉を寄せ、苦しそうに首を横に振った「はい… 変わりませぬ 今も変わらず自暴自棄になっておいでで…」「成程…」「何も出来ぬということは辛きことなのですね」死んでいったものにとって、遺されたものの行く末は気になることであれど、かといって、何が出来るわけでもない声をかける [続きを読む]
  • 아버지날に祈る1
  • 「母上様… 今日はアボジナル(아버지날)なのでしょう?」「まぁ、そうなのか? 良く知ってておるのぉ、大君」真っ白な世界に、真っ白な衣を纏った王妃とまだ幼き大君はにこにこと笑みを浮かべながら話をしていた「えへへ♪ ハヌニムに教えてもらったのです」「天公から?」「はい! 天公はいつも暇をもて余しているらしくて、 「だったら私が話し相手になりますよ」 と言ったら喜んで色々と教えてくれたのですよ♪」その [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと11
  • 「医術の?」「そう 先生…俺の大事なひとが残したものを 受け継ぐ為に、 あの方の残したものを学んでるんだよ」「でも、此れは? 此の文字のようなものは? 貴方は此れも分かるの?」 ユソンは例の文字を指さすと、ピョルは「あぁ、それか」と言うと頷いた。 「あぁ以前、あの方が教えてくれたんだ 一通り分かるよ だけど…」「だけど…?」 渋るピョルに、大丈夫と笑顔で促すと、ピョルはぽつぽつと話し始めた。 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと10
  • 陽は高く昇っており、天は一面青空が広がっていた。 ユソンの意識は再びあの地へと降りていた。 目前にはこの前に見た家があり、家の前の卓には以前と変わらず幾つもの薬草が並んでいる。そのそばに、書物に目を向け筆を走らせるあの時の男性がいた。 あの時は夜だった為よく分からなかったが、この日の彼は白と土色の医官のような格好をしている。日の光の下に見る彼は、やはり男らしく精悍な整った顔をしていた。 ― やっぱり [続きを読む]
  • kiss dayという名の・・・
  • ※ 此方も更新中です。宜しくお願いします 星降る夜に願うこと9 知ってるか?何の話だ?今日はキスデーというやつらしい何だ?そのきっ…きす…で?接吻の日らしい何時でも何処でもし放題だそうだ(←そんなことはないです(ヾノ・ω・`)伽羅主観)何だそりゃあ!超いい日じゃねぇか!(*≧▽≦)bbじゃあ、誰彼構わず出来るのか?それは駄目だろ!てか、誰にすんだ!え?普段頼めない○○屋の…無理だよ(¬_¬)じゃあ、意味 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと9
  • 「医仙様…」 ユソンの意識が戻ったと聞いたウンスは、急いでユソンの家に行き身体の状態を診ていた。この日は急だったこともあり、チェ・ヨンが同行していた。 ユソンは初めて見るヨンに興味津々で、彼方此方穴が開くのでは?と思うほど見ては、 「医仙様、大護軍様のようなひとも イケメンって言うのでしょう?」 と言いながら終始、笑顔だった。 ウンスは脈診中だったがユソンの言動に苦笑いを浮かべ、ヨンに至ってはユソンの [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと8
  • うつらうつらする意識の中、ユソンは漸く目を開いた。眩しいほどの日の光が、ユソンの顔に降り注いでいる。「ジエ…?今、何刻程なの?」ユソンは身体をゆっくりと起こした。身体が思うように動かない。鉛のように重たい身体と怠さの残った倦怠感に、ぼーっとしていると、「お嬢様!」薬を手にしたジエが吃驚した顔でユソンを見た途端、涙を流し始めた。ユソンが訝しげに首を傾げていると、手にしていた薬を卓に置くと、ジエ [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと7
  • 『医仙様! またお話聞かせて下さいませ♪』 あの夢を見てからユソンは、ウンスが来る度にウンスの話をねだるようになった。 … 名家の御曹司と侍女が恋慕う話… 正義の味方とその男を慕う可憐で優しい女人の話… 美しいイケメン達とひとりの女人の恋の話 どの話も刺激的で、ユソンはウンスから話を聞く度に夢で見るようになった。 夢の中でのユソンは、病もなく自由にどんなところにも行くことが出来る。夢にまでみた友との語 [続きを読む]
  • 宵闇の心
  • 悩んで悩んで…陽が昇ったのも降りたのも気付かぬまま、ただひたすらに嘆き、哀しめば、貴方のもとへ帰れたり…なんてこと、あるのかしら?あの日、たった一度交わした情も、夢幻の時のように淡い記憶となって消え行く運命(さだめ)なのか逢いたくて恋しくて…この身が裂けようとも想いを綴る術があったなら、私はこの身…否、全てを捧げるというのに運命はなんて残酷なのだろう月も見えない暗い雲のかかる宵闇に、せせらぎだけが微 [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと6
  • ユソンは夢を見ていた。 夢の中でユソンは、海の中を自由に泳ぎ回っていた。 目の前に広がるのは、先の見えない一面の蒼と、色とりどりの魚達。時折、触れあう程の距離で泳ぐ魚を目にし、ユソンは笑みを浮かべた。 ―ふふふ。 泳ぐってこんなに気持ちのいいことなのね♪ 暫く泳いでから、ユソンは漸く海から顔を出した。月が水面に移り、その光を浴びてきらきらと輝いて見える。 一艘の舟が近づいてきた。ユソンが黙って見てい [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと5
  • 『眠られましたよ』ユソンの部屋から出てきたウンスは、椅子に腰掛け疲れたように俯くユソンの母サヨンに声をかけた。『医仙様…この度は本当にお手間を取らせてしまって…』『いいえ。そんな風に改まらないで下さい。 私が来たいと思ったから来たんですから』サヨンはウンスに座るよう促すと頭を下げた。ジエがふたりの前に茶と菓子を置くと、またすぐにその場を離れた。ジエが去るのを見届けると、ウンスは話を切り出した。 [続きを読む]
  • 萌えと苛立ちがふんだんな回
  • 本日此方も↓更新中です。☆星降る夜に願うこと4 AbemaTVで期間限定で無料放送しています。私は基本、放送時間には観れないので帰ってきて余裕があれば観ていますが、大体気付いたら数話分逃してます(-_-;)ついつい寝落ち…(見たきゃDVD買いなはれ(ノ´・∀・)ノってことでしょうけど)最近やっと観れたのは奴が二度目の毒を盛る回。しかし、ホント彼には何の思いも感慨もわかないですね。悪人って相当な悪でも少なからず [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと4
  • 『医仙様は天の方なのですか?!』勢い込んで発したユソンの言葉に、ウンスはぽかんと口を開けたまま、吃驚したように見つめていた。が、堪らず抑えきれないとばかりに笑ってしまった。『ぷっ…くっくっくっ…… もうそんな改まった顔で何を言い出すかと思えば…』『すみません…。 民の間でも噂になっていて 医仙様は王妃様に遣わされた天女様だと。 それに………あまりにもお綺麗ですし…』しょん [続きを読む]
  • 星降る夜に願うこと3
  • 笑顔が可愛らしくて、可憐な子だとウンスは思った。なのに、自分の手を握る手の冷たさと、極端に筋肉量の少ない柔らかな肌の感触にウンスは胸が締め付けられる思いがした。だが、その想いを隠すように、ウンスは努めて明るい笑顔を見せながら、手にしていたものをユソンに見せた。『お土産。 茶菓子と私が特別に調合したお茶よ。 一緒にどう♪』ウンスの言葉にユソンが嬉しそうに笑顔を見せる。ユソン [続きを読む]