しげ@中小企業診断士 さん プロフィール

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しげ@中小企業診断士さん: 企業の社会価値を考える中小企業診断士日記
ハンドル名しげ@中小企業診断士 さん
ブログタイトル企業の社会価値を考える中小企業診断士日記
ブログURLhttp://social-value-consultant.blogspot.jp/
サイト紹介文社格の高い企業とは何ぞやという話を中心にはしつつ、それに限らず、企業経営全般について徒然に綴ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 323日(平均1.1回/週) - 参加 2016/01/16 11:27

しげ@中小企業診断士 さんのブログ記事

  • ビジネスに求められる現代奴隷への対応
  • 前回、日本における外国人労働者の労働搾取の問題に対する海外の人権NGO/NPOの懸念について書きました。企業のサプライチェーン上の労働問題は、現在、グローバルな課題として大きな注目を集めています。例えば英国では、「Modern Slavery Act(現代奴隷法)」が昨年策定されました。奴隷と聞いて、普通の日本人は恐らく、昔教科書で目にしたこんなイメージを思い浮かべることと思います。そして思います。「はるか昔の話でしょ」 [続きを読む]
  • 東京オリンピックを控えていまそこにある未来
  • 前回までに、事例をあげ、以下のロジックについて説明をしてきました。ここで再度整理をしておきます。① 少子高齢化という課題には、日本が、他国に先んじて直面している。労働力の不足は表面化してきており、こうした事実は世界でも有名である。② 日本における「外国人労働者の問題」は、既に世界でも注目を集めている。複数の媒体を通じ、技能実習制度の運用実態が「現代版の奴隷制度」として紹介されている。③ オリンピッ [続きを読む]
  • 日本の労働市場を巡るいまそこにある未来
  • 前回までに、以下のことについて紹介してきました。・メガスポーツイベントでは、開催国やスポンサー企業の人権侵害事例が攻撃を受ける。・日本における海外からの技能実習生や留学生の労働実態が、世界で問題視されている。今迄は、この2つの問題が結びつくことはありませんでした。しかし、これが2020年オリンピック・パラリンピック東京大会で結びつくこととなります。https://tokyo2020.jp/jp/games/emblem/我が国の労働力人口 [続きを読む]
  • オリンピックを控え人権対応が注目される日本
  • オリンピックと難民の話から始め、↓アジアの難民問題↓人権とは、そもそも?↓ビジネスと人権のつながり↓人権問題で攻撃された日本企業↓日本における外国人労働者の労働環境の問題↓メガスポーツイベントと人権侵害という流れで前回まで話をしてきました。メガスポーツイベントから話が始まり、メガスポーツイベントにまた戻ってきて、丁度一周した感じです。やはり、2020年東京オリンピック・パラリンピックは日本国と日本企業 [続きを読む]
  • メガスポーツイベントと人権侵害
  • 前回、海外のNGO/NPOが、日本で働く外国人労働者の労働実態に注目している事実について書きました。そして、その背景にある理由の一つが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会であることも。オリンピックやサッカーのワールドカップのような、いわゆるメガスポーツイベントに際しては、世界からの注目を集めやすいことから、NGO/NPOが様々な人権課題を大々的に攻撃してきました。【2004年 アテネオリンピック】国際人権N [続きを読む]
  • 海外が注視する日本における人権課題って?
  • ここ数回、以下の流れでビジネスと人権(Human Rights)のつながりについて説明してきました。・前々前回は、欧米企業のグローバルな事業と人権のつながり・前々回は、日本企業のグローバルな事業と人権のつながり・前回は、日本企業の日本における事業と人権のつながりそして特に日本における人権課題として、外国人労働者の問題をあげました。前回は、実際に富士重工業がグローバルに叩かれた事例も紹介しました。どうやらこの課 [続きを読む]
  • 中小企業のビジネスと人権(Human Rights)って関係あるの?
  • ここ数回、ビジネスと人権(Human Rights)の関係について記してきています。前回は、日本企業が市民社会の攻撃を受けた事例をいくつか紹介しました。しかし、それらは「大企業」が「海外」で攻撃を受けた事例でした。当然ながら、疑問が浮かぶはずです。『日本のみで事業を行っている中小企業には、こんな話関係ないよね?』と。しかし、どうも「関係ない」とは言ってられない状況になってきているのです。それを象徴する事例を一 [続きを読む]
  • 日本企業のビジネスとHuman Rightsって関係あるの?
  • 前回、ビジネスと人権のつながりについて書きました。グローバルな大企業を中心に、人権尊重への意識は確実に高まってきています。その契機となった企業の「苦い」経験として「NIKEに対する不買運動」、そして「ダッカのビル崩落事故」を紹介しました。一方で、近年、日本企業もこの種の「苦い」経験をしてきています。有名な事例では、2011年に日立製作所が経験した事例があります。日立の部品調達先企業のマレーシア工場で、ミャ [続きを読む]
  • ビジネスと人権って関係あるの?
  • 前回、「人権って何だっけ?」という話をしました。さらに企業が、人権尊重に対する存在感の発揮を求められていることも書きました。・財政的に疲弊している国家の力は、益々弱まっています・国家自体が、そもそも人権を侵害している例があります・企業のサプライチェーンは、もはや国という枠を跨いでいます・SNSが発達して市民の力も増大し、自社の商品やサービスに係る評判はすぐに広まります等々。こうした背景もあり、グロー [続きを読む]
  • そもそも人権って何なの?
  • 前々回、前回と難民問題の話をしました。要は「人権」の話です。では、「人権」とは一体何でしょうか?人権問題と中小企業の繋がりについて書く前に、まず「人権とは何か」について押さえておきたいと思います。日本では、「人権=思いやり、配慮」といった解釈をする人が多いようです。会社勤めの方と話をすると、「人権=労働条件の問題やセクハラ、パワハラ」といったイメージを強く持たれているようです。しかし、世界に共通す [続きを読む]
  • 難民問題って日本に関係あるの?
  • 前回は、現在EUを大いに悩ませている難民問題について少し触れました。ずっと前に当ブログで、「別に中小企業が、途上国の人権問題に貢献する必要性もありません」と書きました。が、考えを改めました。もはや途上国の人権問題と無関係ではいられないようです。まず、難民問題が発生しているのは欧州だけではありません。例えば東南アジアを見ると、特に「ロヒンギャ族」の問題が言われています。民主化が進みつつあるミャンマーで [続きを読む]
  • オリンピックと難民問題
  • 4年に1度の祭典、オリンピックが幕を閉じました。今回の大会に五輪史上初の「難民選手団(10名)」が参加していたことはご存知でしょうか?彼ら彼女らは、難民となり、母国から五輪に出場できなかった選手達です。出身国は、内戦や政情不安が続く、シリアやコンゴ、南スーダンなど。そして、この「難民選手団」のなかに、ユスラ・マルディ二さんという水泳選手がいました。彼女はシリアからの難民です。各種報道もされている通り、 [続きを読む]
  • 3Dプリンターとカンボジア
  • 前回までで、CSVの話に一段落をつけました。「CSVとCSRとは別物」という論調が昨今盛んですが、いずれにしても私個人は、その論には与しません。CSRの定義は進化しています。進化形のCSRとCSVのロジックは、ほぼ同義だと考えています。それにも係らず「別物」とか言ってしまうが故に、社内は混乱し、経営者はCSRを昔ながらの枠にとどめて軽視してしまうのです。現に日本の多くのビジネスマンはいまだに、CSR=「ボランティア」ある [続きを読む]
  • CSVという言葉ではなく、社会課題への感度を高めればそれでOK!
  • 「CSVって何?」っちゅう話をずっとしてきました。繰り返します。CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。そして前回は、『社会課題に対して積極的にビジネスとして取組む企業は、人による差別化を図っていける』という話をしました。ポーター教授は「CSVとC [続きを読む]
  • 社会課題で社員が変わる
  • ここまで「CSVって何?」っちゅう話をしてきました。繰り返しますが、CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。そして前回は、『社会課題への積極的な関与が、ルールメイキングの動きへのいち早い関与にもつながり、それは企業にとっての長期的な優位ともなり [続きを読む]
  • フードロスや水不足にまつわる大事な話
  • 引き続き「CSVって何?」っちゅう話です。繰り返しますが、CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。前回は、『社会課題への貢献を掲げることが、企業活動の大義名分となり、顧客だけでなくNGO・NPOや社会起業家もひきつけ、そのことは企業側に様々なメリット [続きを読む]
  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その⑥)
  • 「CSVって何?」っちゅう話の続きです。しつこいですが、CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり、『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。前回は、『社会課題への貢献を掲げることが、企業活動の大義名分となり、顧客をひきつけるストーリーとなって、自社のファンをつくる』という、CSVに取り組 [続きを読む]
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  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その⑤)
  • 引き続き「CSVって何の事?」っちゅう話です。繰り返しますが、CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり、『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。前回は、ポーター教授が何故CSVの目的を『利益の最大化』とするのか、その理由について社会側の視点から整理してみました。つまりは、社会課題の解決 [続きを読む]
  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その④)
  • 引き続き、「CSVって一体何の事?」っちゅう話です。CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり、『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。そうです。ポーター教授の言うCSVの胆は、『利益の最大化を目的とした競争戦略』であり、『経営レベルの戦略』である、というところです。では、何故彼はそこま [続きを読む]
  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その③)
  • 前回、前々回と「CSVって最近良く耳にするけど、これって一体何の事?」という趣旨で書いてきました。CSVとは、『企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する』ことであり、『自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略』のことです。さらに、CSVを実現するための手段(分類)としてポーター教授が提唱しているのが以下の3つです。① 次世代の製 [続きを読む]
  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その②)
  • 前回、CSVの定義とは、「企業がその本業を通じ、社会課題に貢献しながらしっかりと経済的利益も得て、社会価値と経済価値を共創する」ことであり、言い換えると、「自社を差別化して収益を最大化するための、競争のための経営戦略」である、という話をしました。これを実現していくための手段をポーター教授は3つ提唱しています。① 次世代の製品・サービスの創造② バリューチェーン全体の生産性の改善③ 地域生態系の構築①は [続きを読む]
  • CSV(Creating Shared Value)って何なの?(その①)
  • 前回「CSVという言葉にこだわりすぎることに益なし」という考えについて書きました。では、CSVって一体何なんでしょう?今回は、それについて、私なりの解釈も踏まえて解説してみたいと思います。まず、マイケルE. ポーター教授本人は、何と言っているのでしょう。一番確実な手段は、オリジナルにあたってみることです。Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 06月号 [雑誌]posted with amazlet at 16. [続きを読む]
  • 押さえとく必要は特になし...「CSV(Creating Shared Value)」
  • 突然ですが、CSVという言葉があります。CSVと言っても、テキスト形式のファイルのことではありません。「Creating Shared Value」の略で、CSVとなります。この言葉は、診断士なら誰もが知っている「5フォース分析」や「バリューチェーン」等、数々の競争手法戦略を提唱したマイケル・ポーター教授が、2006年のハーバードビジネスレビュー誌の論文で提唱した経営戦略のフレームワークです。「企業による経済利益活動と社会課題の解 [続きを読む]
  • 押さえといて損はなし「持続可能な開発目標(SDGs)」
  • さて、前回まで「本業を通じた社会価値と経済価値の同時創造」ついて書いてきました。そのための一連のステップのスタートこそ「自社が求められるニーズを探る」ことでした。そしてそのためには、社会にある課題を広く把握すること、社会からのニーズを捉えることが必要です。さらに、そのために使えるツールの一つとして、国連が昨年策定した「持続可能な開発目標(SDGs)」を紹介しました。このSDGsは「Sustainable Development [続きを読む]
  • 最強の経営戦略たるルール・メイキング
  • 本業を通じた社会的価値と経済的価値の同時創造” のステップについて説明してきました。特に今回はステップの【⑧ 可能であれば、モデルケースやルールまで作ってしまう】について、つまりは最強の経営手段たるルール・メイキングについて、もう少し記します。前回、オリンピックや個人情報保護といった事例を紹介し、私の考えを3つほど記しました。① 質だけでは所詮、ルールには勝てない。② 大義は、ルールを正当化する。③ 日 [続きを読む]