野間 さん プロフィール

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野間さん: 牛のように黙々と
ハンドル名野間 さん
ブログタイトル牛のように黙々と
ブログURLhttp://iroiro915.blog.fc2.com/
サイト紹介文哲学や夏目漱石の感想
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供299回 / 365日(平均5.7回/週) - 参加 2016/01/16 19:27

野間 さんのブログ記事

  • 掌編小説『役人』
  • 那覇の場末の、とあるオンボロアパートの一室で、ある大騒動が持ち上がった。その部屋はある老夫婦が住んでいるのだが、遊びにきた大学生の孫が、こともあろうに「公務員になりたい」と言い出したのだ。 「てめぇ、この野郎」お爺さんは叫んだ。「見下げ果てた野郎だ。役人なんてなぁ、ゴキブリだぞ。いや、ダニ以下だぞ。おれが役人にどれほど痛めつけられたか!どれほど賭博でイカサマをやられて金をたんまり盗られた [続きを読む]
  • 短編小説『ヨッちゃん、ムッちゃん』
  • 『ヨッちゃん、ムッちゃん』 世の中には常識や良識がスッポリ抜けてしまった煮ても焼いても食えない人が存在するが、ギョロ目のヨッちゃんもその一人だった。 まだ高校生だが、その腹黒さには定評がある。コンビニのレジをしていて、客がやってくると、「ギョロ」っと睨め回して、相手の容姿を値踏みする。相手が自分より美人だと、チッと心の中で舌打ちを打つ。自分よりブスだったら、眼の奥で笑う。そうして休憩室に行っ [続きを読む]
  • 短編『道徳家』
  • これを見て思いついた。https://www.youtube.com/watch?v=IIam5cgS9hc初期チェーホフみたいに大量に短編を書きたいです。2日に1編くらいのペースで書けると良いのですが…。 『道徳家』 「見たかったなぁ流星群」 曇天を眺めながら少年がボヤいた。 「見に行くか!」 少年の父が「その言葉を待ってました」と言わんばかりのドヤ顔で、ソファーに掛けてあった上着をカッコ付けてばさッと羽織り、満面の笑顔で言 [続きを読む]
  • 侍ジャパンなんか応援する気にならない
  • 沖縄のテレビのアナウンサーが「一生懸命侍ジャパンを応援しましょうねー!」と言っていた。応援するわけないだろう。アジアで殺戮を楽しみ沖縄を捨て石にして未だに反省もしないどころか朝鮮人は出て行けなどとほざく日本人の代表である侍ジャパンを応援するいわれはない。見たくないので検索しないがどうせ中国チームに対するヘイトも沢山書き込まれているはずだ。WBCとは直接関係ないが右翼的な根性主義を賛美する甲子園も嫌い [続きを読む]
  • おすすめ音楽 Nujabes - Soul Searching
  • 沖縄のテレビのアナウンサーが「一生懸命侍ジャパンを応援しましょうねー!」と言っていた。応援するわけないだろう。アジアで殺戮を楽しみ沖縄を捨て石にして未だに反省もしないどころか朝鮮人は出て行けなどとほざく日本人の代表である侍ジャパンを応援するいわれはない。見たくないので検索しないがどうせ中国チームに対するヘイトも沢山書き込まれているはずだ。WBCとは直接関係ないが右翼的な根性主義を賛美する甲子園も嫌い [続きを読む]
  • 小説『老いぼれ13号』
  • 『老いぼれ13号』 ぐぇぇー! と下品な奇声を上げながら、老人は伸びをする。ヨレヨレの灰色のジャージ(元は黒色だったが20年着て灰色になった)を上下に着、ゴボウみたいに黒くやせ細った老躯をせっせか動かしながら、これ見よがしな大げさな動作で、朝のラジオ体操をする。さびれた商店街のガジュマルの根元で。それが終わると、これ見よがしにダンベルを両手に持って、交互に上げ下げ(「おいっちにい! おいっちにい [続きを読む]
  • ツイッター小説(#twnovel)
  • だいぶ前にツイッターに上げた小説のまとめ。相変わらず暗いですね…。#twnovel 「死ぬ前にうな重とステーキとフカヒレが食べたかった」こう書き残して男は餓死した。「食べ物のチョイスが贅沢だ」とバッシングされた。#twnovel 図書館で沖縄戦の本を読む。老人が「あいえー、沖縄戦の勉強ねぇ? 感心さー」と近付いてくる。しかし『朝鮮人軍夫の沖縄戦』という書名を見ると舌打ちして、苦々しげに去っていく。#twnovel 私が沖縄戦 [続きを読む]
  • 創作小説『廃人第三十六号』
  • 【幽霊になる】 原稿は白紙だった。ブログの更新も滞っていた。ザハの頭の中は空っぽだった。 なにを書けばいいのかわからない。怠惰というより、なにを書けばいまの社会を変革できるのかが、わからないから、書けないのだった。 ザハはバイトをしている。散歩をしている。例の漁港にもたまに行っている。バイクであちこち回ったりもしている。…しかし、なにをしても、書くべきことがなにも浮かばない。 「 [続きを読む]
  • 何が「良き隣人」だろう。
  • 米軍人、タクシー無賃乗車の疑いで逮捕 嘉手納基地所属http://www.asahi.com/articles/ASK354PTCK35TPOB001.html 沖縄県警は5日、タクシーを無賃乗車したとして、米空軍嘉手納基地所属の2等軍曹ヴィクター・マツコ容疑者(34)を詐欺の疑いで緊急逮捕し、発表した。「タクシーに乗っていない」と容疑を否認しているという。 県警嘉手納署によると、マツコ容疑者は5日午前2時50分ごろ、北谷町からタクシーに乗り、支払う [続きを読む]
  • 『ラモーの甥』(ディドロ)感想
  • 以下は某所に投稿した『ラモーの甥』(ディドロ)の感想のまとめです。『ラモーの甥』は認知度の低い本で、確か絶版にもなっていると思いますが、非常に楽しい本なので多くの方に読んで貰いたいです。Amazonなどで中古で売っているはずです。「事柄をありのままに受けいれるとしよう。」ーーそんな言葉が『ラモーの甥』の中に登場する。これは哲学者の「私」の言葉である。『ハムレット』『孤客』でも扱われた「ありのまま」が、『 [続きを読む]
  • 『山月記』(中島敦)感想
  • 『山月記』(中島敦)感想《隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。 李徴の才能を具体的にではなく抽象的に表現している。これでは李徴がどのような才能を持っていたのかが伝わってこない。《肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾て進士に登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもな [続きを読む]
  • おすすめのサイト・ブログ
  • 朝風http://www.geocities.jp/sato1922jp/index.html戦争体験者の証言集。中国編などでは日本軍の加害の実態も描かれています。ほうせんかhttp://moon.ap.teacup.com/housenka/以前も紹介した覚えがありますが良いサイトなのでもう一度。関東大震災で起きた朝鮮人虐殺事件を追悼する会の情報が定期的に更新されます。お近くにお住まいで興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。https://housenka.jimdo.com/これも「ほうせ [続きを読む]
  • 3月17日重慶大爆撃裁判
  • 重慶大爆撃裁判があるそうです。http://www.anti-bombing.net/(一部抜粋)控訴審第2回2017年3月17日金曜日 午後2時から東京高裁1階101号法廷傍聴には傍聴券が必要です!午後1時20分までに東京高裁正面玄関の傍聴券交付所へお越し下さい。抽選を行います。皆様の傍聴をよろしくお願い致します。(抜粋終わり)あと上記サイトで紹介されている映像も貼っておきます。重慶爆撃についてはこの本が参考になると思う。https://ww [続きを読む]
  • 海、猫、本
  • この前、海に行った。荒れていた。「沖縄だから海がキレイ」と思う人は多いだろうが、大抵の海は汚い。猫が集会をしていた。(冷ややかな目でこっちを見ていた…)魚を狙っているのか、釣り人の周りに集まっていた。お昼は家で作って来た弁当を海で食べた。それから古本屋に行った。おばあさんが画集を広げて熱心に立ち読みしていた。どんな画家の絵を見てるのかと覗いてみたら、画集というのは間違いで、ジャニーズの名鑑みたいな [続きを読む]
  • 貧乏人はキャベツの千切り
  • ゴハンを食べても食べ足りない時や、小腹が空いた時などは、キャベツの千切りを食べるといい。けっこう満腹感がある。ドレッシングは掛けない。そのまま。それからゴハン・オカズをじょじょに減らし、キャベツの量をじょじょに増やしていけば、ムリなく減量できる。食費の節約にもなる。味に飽きた時は土鍋で煮込んで、ポン酢にちょんちょん付けて食べるとうまい。漬物にしてもいける。味噌&マヨネーズを混ぜたものに付けてもうま [続きを読む]
  • 『沖縄縣史9沖縄戦記録1』朝鮮人の目撃談
  • 以下は『沖縄縣史 9 沖縄戦記録 1』(1971年6月30日原本発行 1985年10月10日復刻第一刷)にあった朝鮮人の目撃談。朝鮮人の目撃談は非常に少なく貴重なので抜粋します。(399ページ)「朝鮮人(ピー)の兵隊たちが撃たれて死ぬし」(野間註・「ピー」は朝鮮人に対する蔑称)(819ページ)東風平村の外間にきましたら、五、六十名の死体が転がっていました。それらの死体は、みんな弾薬運搬に使われていた朝鮮人軍夫で、艦砲に一ぺ [続きを読む]
  • 沖縄戦と戦争責任
  • 『沖縄縣史 9 沖縄戦記録 1』(1971年6月30日原本発行 1985年10月10日復刻第一刷)に、以下の記述があって共感したので、抜粋します。(818〜819ページ)書いた人・星雅彦さん戦争責任のありかた軍人が戦争責任を問われるのは、当然の帰結だが、問う側が、心底に持っているはずのそれ。かって日本軍に加担し、敗北すると変身し、米軍の方に身をおいて、取り調べる(糾弾する)立場に立った者たち、沖縄戦に直面しなかった復員軍人 [続きを読む]
  • 沖縄人・日本人・アメリカ人の戦争加害(朝鮮人を罵倒する)
  • 『沖縄縣史 9 沖縄戦記録 1』(1971年6月30日原本発行 1985年10月10日復刻第一刷)【沖縄人の加害】(729ページ)南風原の米軍本部の中の、小さい金網の中にうちなんかは入れられたさ。そこは八畳ぐらいの細長い金網の囲いで、うちなんかだけしか入ってなかったよ。うちは怒ってね。なんでこんな扱いするかと思ってね。そこにはアメリカーは近寄ってこないで、朝鮮人や二世がきていたさ。だからうちはね、朝鮮人や二世に向かって、 [続きを読む]
  • 沖縄人・日本人の戦争加害(米兵を撃ち殺す)
  • 『沖縄縣史 9 沖縄戦記録 1』(1971年6月30日原本発行 1985年10月10日復刻第一刷)【沖縄人の加害】(262ページ)上空では依然として敵機が飛び交っていましたね。面白いことには、アメリカの飛行機の接触事故が頻繁にあったことです。グラマンは戦闘機でセスナは偵察機ですが、ちょうど山の斜面を両側から超低空でとんできて、見ている間に接触事故をおこすんですね。するとたいていセスナは一度にばらばらになってしまい、グラマ [続きを読む]
  • アメリカ人の戦争加害(精薄児毒殺、輪姦)
  • 『沖縄縣史 9 沖縄戦記録 1』(1971年6月30日原本発行 1985年10月10日復刻第一刷)(357ページ)(野戦病院でのこと)十二、三歳くらいの男の子でしたが、この子供は戦争のためか、それとも元来そういう病気であったか、精神異状ですね。病院ではみんな同じく握り飯二つずつですが、この子供はそれも食べますがチューインガムも包み紙のまま、クラッカーも紙ごと食べるし、汚い話ですが、自分の排泄物を全部手ずかみに食いおったで [続きを読む]
  • 戦争の証言を読む際の注意2
  • 今読んでいる沖縄縣史の370ページにこういう証言がある。(証言者は夫の一番の友達を頼り、その家の壕に入れてもらう)《しばらくそこにいたら、女主人が出て行けといいました。出て行けば死ぬし、命をしのごうというので来たのだから、そこにとどまっていました、ところがそこのお母さんは悪(悪い人の意)で、お父さんはそうでないが、首里の人なんかが壕の前を連れ立って行っても、「首里の人間が何でわたしたちのところへ [続きを読む]
  • ストーカーの刺傷事件に思う
  • 女子大生がストーカーに刺傷された事件。メディアが寄ってたかって犯人をバッシングしている様子に言い知れない不気味さを感じる。自分も犯人は憎いし、「じゃあ殺せよ」等の不規則発言には怒りを覚えた。また、意見陳述では反省をアピールする作文を読み上げたそうだが、見え透いた茶番以外の何物でもなく、反省などしていないだろうな、とも思う。しかしだからといって刑罰を重くしてはいけない。犯人はこれから刑務所に入って反 [続きを読む]
  • 戦争の証言を読む際の注意
  • 戦争の証言を読むと、しばしば以下のような文章が出てくる。 《無言で、恐らく、戦争の惨虐を無限大にかよわい体で背負って、死んだのではないか》 これは大げさなだけで中身がない。書き手の無用な感傷で、事実を曇らせる夾雑物でしかない。これを書いたのは文学者で、いかにも文学者らしい悪い癖である。証言に文学性は不要だろう。こういう甘い精神は戦争に対する厳しい認識の足枷になる。 それから証言では朝 [続きを読む]