黒田真生 さん プロフィール

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黒田真生さん: 薬剤師のためのEBMお悩み相談所−基礎から実践まで
ハンドル名黒田真生 さん
ブログタイトル薬剤師のためのEBMお悩み相談所−基礎から実践まで
ブログURLhttp://ameblo.jp/intelligent-pharmacist/
サイト紹介文薬剤師の黒田真生です。EBMの基礎の解説、薬剤師業務に役立つ情報の紹介、学んだ内容の共有など。
自由文EBMを行うにあたって必要な用語解説や、黒田真生による論文の批判的吟味実例なども紹介しています。EBMという側面から、薬剤師を取り巻く様々なトピックや問題点を考察しています。これまで見たことのないタイプの薬剤師に興味がある方、必見です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供129回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2016/01/17 14:29

黒田真生 さんのブログ記事

  • 薬局を移転しました
  • こんにちは、黒田です。 今回は、純粋に私事に関するお知らせのみです。 諸般の事情により、これまで私の経営していた薬局を閉鎖し、名称を「かわべ薬局」と改め住所を移転しました。本日、4/1より開局いたします。 ちなみに、念のためですが上記は本日がエイプリルフールだから、というネタではなく、事実です。ここ1月ほどブログの更新が滞っていたのも、一つは国家試験の解説作 [続きを読む]
  • 第102回薬剤師国家試験実践問題3の解説を作成しました
  • こんにちは、黒田です。 ここ1カ月ほど、黙々と継続していた、第102回薬剤師国家試験の解説作成が、ついに一応の終了を迎えました。その成果たる、実践問題3の解説をこちらに掲載しています。 「一応の」としたのは、実はまだきちんとした解説ができていない問題が数問あり、それの補填作業がこの後に控えているからです。ともあれ、これはそのうちやればよいとある程度気楽に構えていけますの [続きを読む]
  • 第102回薬剤師国家試験理論問題2の解説を作成しました
  • こんにちは、黒田です。 最近、もろもろのことで忙しく、こちらのブログがなかなか更新できないでいます。楽しみにしてくださっている方には、申し訳ありません。この詳細については、追ってご報告するつもりです。 一方で、第102回薬剤師国家試験の解説も、少しずつ作成しております。今日、理論問題2のそれができましたので、こちらにて公開しています。よろしければご利用ください。 & [続きを読む]
  • ブログ記事の仕様変更に関して
  • こんにちは、黒田です。 今回は、単純なご連絡のみの記事となります。具体的には、今後アップする記事においては、必ず1枚以上の写真を入れるように、記事の仕様を変更いたします。 というのも、このブログもそこそこ人口に膾炙したのか、光栄にも各種SNS等で記事を紹介していただける機会が増えました。 これ自体は喜ばしいことなのですが、難点が1つあります。それは、このブログサービスの仕 [続きを読む]
  • 質的分析の具体例ーSCATについて
  • こんにちは、黒田です。今回は、言語データの分析法である「SCAT」について述べます。SCATとは何か?SCATとは「Steps for Coding and Theorization」の略です。これは、名古屋大学大学院教育発達科学研究科の大谷尚先生が開発した分析手法です。その詳細は、同先生がSCATのホームページを作成してくださっているので、この記事を読んで興味がわいた方は、そちらもぜひご参照下さい。この分析法は、質的研究の初学者にも取り組み [続きを読む]
  • 質的分析の具体例ーM-GTA
  • こんにちは、黒田です。今回は質的研究における言語データの分析法について述べます。以前にも説明した通り、私が質的研究を最後にまともに行ってから、すでに5年ほど経過したこともあり、新しい分析法が知られるようになった可能性があると考え、関連文献を軽く調べてみました。しかし、結果的に質的分析における言語データの分析法を取り巻く環境は、当時とさほど変化していないと結論するに至りました。そこで、私が実行したこ [続きを読む]
  • 薬剤師国家試験お疲れさまでした。
  • こんにちは、黒田です。 昨日・一昨日と、薬剤師国家試験が行われました。受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。 私が運営する、薬剤師国家試験に関するブログでは、毎年の国試を全問解いて解説を掲載する作業を行っております。もちろん今年もやりますので、条件が整い次第、アップしていきます。よろしければチェックしてください。 受験生の皆さんにおいては、しばしのモラトリアム期間 [続きを読む]
  • 質的データはどれだけ集めれば十分か?
  • こんにちは、黒田です。今回は、質的データの収集に関して、よくある以下の質問に対する回答を述べます。データはどれだけとればよいのか?それが、この表題にもなっている「質的データはどれだけ収集すればよいのか?」です。データを収集し、それをもとにしてある程度統一的な結論を導き出すのが研究というものですから、分析のもとになるデータにもある程度の量が要求されるのは必然です。これは量的研究でも質的研究でも変 [続きを読む]
  • 質的研究における言語データの収集法について
  • こんにちは、黒田です。今回は、質的研究におけるデータ収集について述べます。言語データを得る方法前回にもお断りしましたが、この連載では言語データの分析に絞って記載します。質的研究が、量的研究と大きく異なるポイントの1つに、データ収集の方法が挙げられます。何しろ、量的研究では質的データが収集されることは基本的にありませんから、どのように質的データをとるのかイメージがわきにくいと思います。言語データに [続きを読む]
  • 質的研究についてー概要
  • こんにちは、黒田です。先日、質的研究について概要を説明する記事を書きました。最後にまともに取り組んだのが大学の卒論を作成するときでしたので、かれこれ5年ほど前になることを考えると、時の流れの早さを実感します。そんな私の個人的な感傷はさておき、先の記事を書いたことで久々に質的研究について本格的に思い出しました。そのときにも触れましたが、薬学においては質的研究はいまだ黎明期にあり、今後の発展が期待され [続きを読む]
  • ロジスティック回帰分析における多重共線性の評価に関して
  • こんにちは、黒田です。先日、日頃よりお世話になっている薬剤師の先生に、「ロジスティック回帰分析における多重共線性の評価方法について」ご質問をいただきました。すでに直接メールにてお答えは差し上げたのですが、思い返してみると興味深い内容でもあるので、少し補足しつつ記事の形でも公開したいと思います。多重共線性について「多重共線性」というキーワードについては、過去に個別の記事を作成したので、そちらを参 [続きを読む]
  • 多重検定に先立って分散分析を行うのは適切か?
  • こんにちは、黒田です。今回、興味深い研究を発見しましたので内容を紹介し、それと関連付け
    て多重検定について少し述べたいと思います。問題の論文この記事で取り上げる論文は、これで
    す。-------------Kim SA, et al. Bactericidal effects of triclosan in soap both in vitro and in vivo. J Antimicrob Chemother. 2015
    Dec;70(12):3345-52. PMID: 26374612-------------昨今話題になることの多い、「薬用せっけん」の有用 [続きを読む]
  • 統計における数字のマジックーEMPA-REG OUTCOME試験を例にして④
  • こんにちは、黒田です。これまで散々、EMPA-REG OUTCOME試験 (1) について書いてきましたが、今回はその最後とします。正直、これまでの記事で述べてきた内容は、世間的には少数意見に属すると思いますので、予想される反論について検証し、それに対する更なる反論を試みます。プロトコルは事前に承認されていたEMPA-REG OUTCOME試験が、公開当初からいろいろと反響を呼んでいたことはこれまで指摘した通りですが、たまたまTwit [続きを読む]
  • 統計における数字のマジックーEMPA-REG OUTCOME試験を例にして③
  • こんにちは、黒田です。そろそろ、本格的にEMPA-REG OUTCOME試験 (1) について触れていきたいと思います。私がこの試験を問題視する理由はいろいろとあるのですが、特に大きな理由は次の2点に集約できます。対照群の血糖コントロールが全然できていない主要評価項目および副作用の解析方法がおかしいそれぞれ順にみていきましょう。対照群の血糖コントロールが全然できていないこの点については、図を見ていただくのがもっと [続きを読む]
  • 統計における数字のマジックーEMPA-REG OUTCOME試験を例にして②
  • こんにちは、黒田です。 前回に引き続き、EMPA-REG OUTCOME試験 (1) について書いていきます。 優越性とは何か?この試験のおかしな点については、前回も指摘した通り、もともとプラセボに対するエンパグリフロジンの非劣性試験だったはずなのに、いつの間にか優越性が語られている点です。まずはこのことについて述べましょう。 実は、非劣性と優越性は、まったく異なる次元の概念ではな [続きを読む]
  • 統計における数字のマジックーEMPA-REG OUTCOME試験を例にして①
  • こんにちは、黒田です。 先日、とある知り合いの病院薬剤師の先生から、論文の統計処理に関する質問をいただく機会がありました。 そのご質問に対する回答をするなかで、「この結果は、ある種数字のマジックといえる側面がある」と指摘したところ、「そうした数字のマジックについて、取り上げてほしい」という要望をいただきました。 そこで、これからしばらく、このテーマを取り上げようと思います。   [続きを読む]
  • 少数データに対する統計学的仮説検定適用の可否ー後編
  • こんにちは、黒田です。前回の続きになりますが、少数 (N=7) のデータに対して、検定を行う必要がないとした理由の2つ目について述べます。検定の意義とは?そもそも、我々はなぜ統計学的仮説検定を行ない、また行わなければならないと考えるのでしょうか?いい換えるならば、検定の意義とは一体何でしょうか?これについては様々な意見が存在することは承知ですが、私が考えるのは以下の2点です。微妙な差が数学的に意味のあ [続きを読む]
  • 少数データに対する統計学的仮説検定適用の可否ー前編
  • こんにちは、黒田です。先日、ブログに以下のようなコメントをいただきました。-----------------黒田先生、あまりにも初歩的な質問で申し訳ありませんが質問させてください。また、質問内容はこのブログの内容のものではないこともお許しください。私は今、社会人院生として質的な研究を行っていますが、その質のデータを補完する意味で量的なデータもとっています。研究参加者は14名ですが、厳密性をもたせるために、いろいろ調 [続きを読む]
  • サンプルサイズ設計に関してー実践編
  • こんにちは、黒田です。 前回に引き続き、サンプルサイズ設計について。今回はより実践的な内容として、フリーソフトを利用して、実際にサンプルサイズ設計を行ってみたいと思います。 フリーソフト「G*Power」この記事で使用するのは、ハインリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ校の実験心理学研究所のホームページからダウンロードできるフリーソフト「G*Power」です。まずは、以下のURLにア [続きを読む]
  • サンプルサイズ設計に関してー理論編
  • こんにちは、黒田です。 前回に引き続き、サンプルサイズに関して書きます。今回は、そのなかでも理論部分について述べます。といっても、こまごました証明などをここで行うことはしません。数学的な部分については参考文献1及び2に詳しいので、気になる方はそちらを参照いただければと思います。 仮説検定で「有意」になる条件早速ですが、引用文献1から統計学的仮説検定で「有意 [続きを読む]