いつきさらさ さん プロフィール

  •  
いつきさらささん: わたしをさがしていますか
ハンドル名いつきさらさ さん
ブログタイトルわたしをさがしていますか
ブログURLhttps://sagasiteimasuka-poet.theblog.me/
サイト紹介文恋から不可思議まで編む部屋|『わたしをさがしていますか』発売中(pocket.jp)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供392回 / 365日(平均7.5回/週) - 参加 2016/01/18 23:40

いつきさらさ さんのブログ記事

  • きみ
  • きみのことを名前で今日こそ呼ぶんだひたすらまじめに愛だけを舌にのせて [続きを読む]
  • わたしの白い吐息が
  • わたしの白い吐息が窓の外へはらはらとこぼれていったのです春のはじめに雪が降ってもわたしを寒くすることはもうできないでしょうわたしの白い吐息が時の外へはらはらとこぼれていったのです春のはじめに雪が降ってもわたしを悲しくすることはもうできないでしょう [続きを読む]
  • ごしごしごし
  • 時々ほんとうにごくたまにごしごしごしおもて側からうら側から襞のところまでよくよく泡をたててごしごしごしできることなら生まれたてのようにまっさらにごしごしごしとやりたくなるのです自分から自分をひっぱりだして [続きを読む]
  • 母の母
  • 水底の鏡をのぞきこんでおりますとねチョコを削りながら静かに彼女は話し始めた後悔やら破れた恋やら忘れてた夢やらたまに浮かびあがってくるんですよとっくのとっくに昇華したとばかり思っていたのですがねそんなに完成も成熟もしてなかったそんなとこでしょうかね大真面目を装って実は拗ねている素敵な先輩なのです時には拗ねたほうが元気になれるわよとウインクしあってカプチーノで乾杯したのはここだけの話です [続きを読む]
  • 春休みのふたり
  • それはまた難儀やったねえほいじゃけえあんたの栄養になったじゃろお母さんお父さんうん無事に着いたよおばあちゃんにも教えてあげたのぼくが頑張ったことうんだいじょうぶいっぱいお話したよこの星の上でせっかく出会ったんじゃからかみさまにも母さんにも父さんにもともだちにもじぶんにもよ〜くよ〜くありがとうをしんちゃいよそしてね僕がありがとうって笑ったらおばあちゃんもにっこり笑ってくれたよあんたにも言うとか [続きを読む]
  • きみってひとは
  • きみってひとはいつまでもいつまでも服からとれないコロンの香りみたいだ前ぶれもなく鼻先をかすめていたずらっぽく笑うんだひどい言葉ばかりだったのになんで忘れられないんだろね冷たい仕打ちばかりだったのになんで思いだしちゃうんだろねきみの不器用な愛し方がなつかしいよとても [続きを読む]
  • 星を食べながら
  • 星を食べながら星に食べられながらこの命を抱きしめるどこにいても誰といても星を食べて星に食べられてこの命を燃やすひたすらにひたむきに食べて食べられてどこにいても何を見ていても誰もいなくなっても [続きを読む]
  • わたしのみつけたいとしいひとは
  • わたしのそだったいとしいまちではすべてが歪んでいたのです星と糸をみるみるはりめぐらせてだれもがじょうずにうそをつくわたしのみつけたいとしいひとはすべてを受け入れてくれましたことぼをみるみるふくらませてはいつでもじょうずに嘘をつくだから今は正直でいればいいとぎゅっと抱きしめてくれました [続きを読む]
  • それは終わりだったのに
  • 約束が束縛と同じ意味になったら終わりにしようわたしたちはどちらからともなくそう提案したそれこそがすでに終わりだと気づかず [続きを読む]
  • 儚くてさびしい
  • きれいな思い出だけをとりだしたかったのに忘れたいことまでいっしょにくっついてきてしまった人はデジタルのようにはいかないんだねだから脆くてだけどしたたかでそして儚くてさびしい [続きを読む]
  • About
  • いつき さらさ2014 詩人デビューやさしく切ない詩を独自の感性で綴ります最新作『わたしをさがしていますか』掲載「金澤詩人」(『固い固い壁』ほか) 著書 わたしをさがしていますか わたしをさがしていますか はじめましてが、おわるとき | いつき さらさ |本 | 通販 | Amazon Amazonでいつき さらさのはじ [続きを読む]
  • この世界
  • そこでおしゃべりをしている人の言葉があふれすぎていてそこにこれ以上新しいことを足す必要はないだろうからわたしは口をつぐむのです厳しいともとれるメッセージを詩人は淡々と語りましたいえむしろやさしげにほんの普段ごとのように何かに流されて大切だけど忘れそうなことを彼はいつも心に抱いているその背中に少しでも追いつきたいささやかな夢のひとつです憧れの人です [続きを読む]
  • 悲鳴のように
  • 悲鳴のように季節が移ろっていくぼんやりと猛々しく春がくる花は咲きかたと散りかたを見失って水はぬるむことをあきらめてひとはボロボロの星に巣食ってもうずいぶんになる本当にずいぶんになる悲鳴のように季節が移ろっていきぼんやりと猛々しく今年も春がくる [続きを読む]
  • ぼくだけじゃなかった
  • ふたがなくなった大鍋のなかでグラグラ煮えたぎっている声が変わってしばらくずっとずっとそんな日が続いてぼくだけがおかしいって思ってた [続きを読む]
  • 泣きましょう
  • 涙で今が洗えるならいつか微笑み戻るでしょう涙で明日が癒えるならいつか光がさすでしょう [続きを読む]
  • マス目
  • うめていくだけの日々ならもういらないうめたはなから消えて忘れられるだけならそのほうがいいうめることが目的になってしまうのならさがしたほうがいいわたしの中で泣いてるわたしを見つけるほうがいい [続きを読む]
  • 白のクレヨン
  • 春の嵐がおさまった翌日スケッチブックとクレヨンとサンドイッチとコーヒー持ってひょいと電車に乗りました海が見えるあの駅まで誰にも言わずに誰にも会わずにゴトンゴトンと揺られていきました青い青い空と青い青い海の間に小さな小さな無人駅ぺこり誰もいないけどなんとなく改札でおじぎしたてくてくとことこあるいてあるいてよいしょすわりこんでまっしろなページにまっしろなクレヨンで好きなように好きなことをたくさん [続きを読む]
  • きみを思いながら雨を待つ
  • 雨を待ったきみの足音のようにやさしい最初のひと粒を風を待ったきみの笑い声のように軽やかな最初のひと吹きを光を待ったきみの瞳のようにあたたかな最初の絶望を闇を待ったきみの涙のように懐かしい最初の孤独を [続きを読む]
  • photographe
  • 切りとった光景を独り占めするそんな思いにひっぱられすぎて今日で何年目になるだろうそれでもまだ思い通りに切りとれたことはないんだよただの一度も [続きを読む]