chouko93 さん プロフィール

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chouko93さん: 蝶子の読書サプリ
ハンドル名chouko93 さん
ブログタイトル蝶子の読書サプリ
ブログURLhttp://chouko9393.seesaa.net/
サイト紹介文活字中毒のライター蝶子が女子の視点で、女子に役立つ書物を紹介します。
自由文幼いころから本の虫、活字中毒のライター蝶子です。蝶子の「脳内書棚」の中から、女子の視点で女子に役立つ書物を紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2016/01/21 16:57

chouko93 さんのブログ記事

  • 美内すずえ著「ガラスの仮面」(1975年〜)
  • 【漫画全巻セット】【中古】ガラスの仮面 <1〜49巻> 美内すずえ【あす楽対応】価格:10170円(税込、送料無料) (2017/3/14時点)資源ゴミの日に近所を歩いていると、お宝が捨ててあった。コミック「ガラスの仮面」の25巻から最新の49巻まで!嫌がる息子に回収させた。「え〜っなんで!?ゴミじゃん」とぐずくず文句を言った息子は、俳優志望である。「ドアホか!この名作を読まずして、芝居を語るな!!」…といった私は、絶対 [続きを読む]
  • 野坂昭如著「火垂るの墓」(1967年)
  • アメリカひじき/火垂るの墓改版 [ 野坂昭如 ]価格:561円(税込、送料無料) (2017/3/8時点)活字でこの物語に触れるより先に、大好きな俳優・橋爪功さんが朗読する新潮CDの「火垂るの墓」を聴いた。これほど情景を思い浮かべることができるリーディングはない、と思えるほど衝撃を受けた。これは名優のなせる業なのか、それとも作者の体言止めが多い独特の文体のせいなのか…。橋爪さんがひとりで演じる14歳の主人公清太とその妹 [続きを読む]
  • 芥川龍之介著「地獄変」(1918年)
  • 地獄変 [ 芥川龍之介 ]価格:288円(税込、送料無料) (2017/3/1時点)この物語が好きでたまらない。私の中にも、共感するところがあるからか。表現者は、自分が満足できるレベルの「表現」の高みを見てみたい。最高の表現をしてみたい。そのために大切な誰かが犠牲になったとしても、心は痛まない。むしろ、それを客観的に見ていて、自分の胸に刻み込む。そして、「利用してやろう」と思う。画家や作家、劇作家、演出家、映画監督… [続きを読む]
  • 宇野千代・小林庸浩ほか著「宇野千代 女の一生」(2006年)
  • 宇野千代 女の一生 [ 宇野千代 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2017/2/28時点)女流作家・宇野千代さんは私のミューズ。まさに「憧れの人」。明治から平成まで98年間の生涯は、作家としての仕事だけでなく文化人との恋愛遍歴やファッション誌の先駆けとなった「スタイル」の創刊、きもののデザイン…と盛りだくさん。正確には結婚と離婚を4回、引っ越し20回。まさに、波瀾万丈の「駆け抜けた」一生。子どもに恵まれなかったのを [続きを読む]
  • 谷崎潤一郎著「フェティシズム小説集」(1910〜1925年)
  • 谷崎潤一郎フェティシズム小説集 [ 谷崎潤一郎 ]価格:518円(税込、送料無料) (2017/2/24時点)文豪・谷崎潤一郎はこんなに女性の「足」に執着していたのか。明治から大正、昭和初期の封建的な色合いが濃い社会にあって、挑戦的でスキャンダラスな実験的短編を次々と発表としていたと思うと、わくわくする。そういえば昔、「子どものころ、母の白い太ももが好きでたまらなかった」という文豪の文章を読んだ記憶がある。このような [続きを読む]
  • 森鴎外著「杯」(1910年)
  • 山椒大夫/高瀬舟改版 [ 森鴎外 ]価格:529円(税込、送料無料) (2017/2/23時点)米ツアーで苦戦が続くプロゴルファー石川遼くんのパパが、愛息に森鴎外のごく短い小説「杯」をプレゼントしたというニュースを読んだことがある。なかなかインテリジェンスなパパである。その「杯」はこんな話だ。12歳前後の日本人少女が泉で水を飲もうとする。少女たちの水をくむ器は銀の杯だ。そこに、14歳の外国人少女(琥珀色のような顔、サント [続きを読む]
  • 沢木耕太郎著「キャパの十字架」(2013年)
  • キャパの十字架 [ 沢木耕太郎 ]価格:1620円(税込、送料無料) (2017/2/22時点)誰かを「取材」をして原稿を書く仕事をしている私には、自分自身にいつも疑念がつきまとう。「私が見聞きした内容は、果たして真実なのか」。私の目を通して物事を見るわけだから、何か違うような気もしたりして。不安極まりない。「真実」とは、この世に存在しないのではないか。そんな読後感を味わうのが、沢木耕太郎さんの「キャパの十字架」。1930 [続きを読む]
  • 村上たかし著「星守る犬」(2009年)
  • 星守る犬 [ 村上たかし ]価格:822円(税込、送料無料) (2017/2/21時点)現代社会では、誰だって村上たかしさんの「星守る犬」(1章の表題でもある)に登場する「お父さん」のような終末を迎える可能性ってある。主人公の「お父さん」は、妻と娘と家庭生活を営む平凡なサラリーマン。飼い犬のハッピーとの散歩が日課である。子犬だったハッピーが大きくなるにつれ、家庭に変化が訪れる。リストラされた挙句、妻から離婚を切り出さ [続きを読む]
  • 筒井康隆著「わたしのグランパ」(2003年)
  • わたしのグランパ 【電子書籍】[ 筒井康隆 ]価格:450円 (2017/2/17時点)映画やドラマを観て原作を読むのも、原作を読んで映像作品を観るのも、私にとってはどちらも楽しい。筒井康隆さんのジュブナイル作品「わたしのグランパ」を読んだ時、菅原文太さん主演の映画版(東陽一監督)は観ていないのに「あぁ、グランパは文太さんしかいない」と感じた。グランパの条件はカッコよくシブいおじいちゃん着流しもスーツも似合う喧嘩に [続きを読む]
  • 有吉佐和子著「三婆」(1977年)
  • 地唄/三婆 [ 有吉佐和子 ]価格:1296円(税込、送料無料) (2017/2/15時点)有吉佐和子さんの「三婆」という短編集の中に「役者廃業」という小作品があって、読むたびに「芸の世界」とは何と怖いものかと背筋が寒くなる。うちの息子ふたりはそろいもそろって、俳優を目指して演技を学んでいるだけに、この短編に書いてある話は他人事ではない。場末にあるすし屋の親父は若いころ、歌舞伎役者だった。美男で上背もあるから舞台映えし [続きを読む]
  • 谷崎潤一郎著「猫と庄造と二人のおんな」(1936年)
  • 猫と庄造と二人のおんな改版 [ 谷崎潤一郎 ]価格:432円(税込、送料無料) (2017/2/14時点)初めて谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」を読んだのは中学生のころ。飼い猫といちゃつくのが生きがい、頼りなくて怠け者の庄造になぜ、ふたりの女が執着するのか、青臭い少女には理解できなかった。「こんなダメ男にひっかかる愚かな女にはなるまい」と強く胸に誓ったものだ。それが、どうだ。今読むと、頼りない愚鈍な男に妙に魅か [続きを読む]
  • 壇蜜著「エロスのお作法」(2013年)
  • エロスのお作法 [ 壇蜜 ]価格:1296円(税込、送料無料) (2017/2/10時点)壇蜜さんがメディアに出始めたころ、長い黒髪と白い肌が「エロユーレイ」みたいな女性だなと感じて、どちらかといえば敬遠気味だった。最近は好きである。「袋とじ」からもっと広い世界へ飛び出して、発言も多くなってから賢い女性だな、と感じるようになった。「殿方」(男性をこう呼ぶところは納得できないが…)の心をいかにつかむか、蜜さんなりの恋愛ハ [続きを読む]
  • 林真理子著「野心のすすめ」(2013年)
  • 野心のすすめ【電子書籍】[ 林真理子 ]価格:648円 (2017/2/9時点)林真理子さん。大好きな作家。どこが好きかって、自分をさらけ出して恥じないところ。堂々と本音を言うところ。ベタな言い方だけど、やっぱり小説が面白い。林さんが1980年代、フジテレビのイメージキャラクターとしてテレビに出始めたころ、ちょっと変わったお姉さんだと。そのころって、「有名になりたい」「売れたい」といった欲望丸出しだった…と本書でつづら [続きを読む]
  • 井上ひさし著「少年口伝隊一九四五」(2013年)
  • 少年口伝隊一九四五 [ 井上ひさし ]価格:1404円(税込、送料無料) (2017/2/7時点)安保関連法を巡って一昨年は、学生や母親なども含め多くの人々がデモ行進に参加した。そういう過去も忘れつつあること自体、怖い。児童書「少年口伝隊一九四五」を読むと、著者である井上ひさしさんの想いにハッとし、人類が何かにつけて戦争を繰り返してきた歴史を忘れてはならないと思う。広島に原爆が投下され、孤児になった三人の少年。焼け野 [続きを読む]
  • 横溝正史著「蔵の中」(1935年)
  • 蔵の中・鬼火【電子書籍】[ 横溝 正史 ]価格:367円 (2017/2/6時点)美容マスクを顔からはがすとき…高校生のムスコに必ずこう言ってやる。「スケキヨ!!そのマスクを取っておやり!!」映画「犬神家の一族」(1976年、市川崑監督)の松子夫人(高峰三枝子)になり切る。キョトンとしている15歳男子をよそに、私は満ち足りた気分に浸る。セリフがすらすら出てくるほど、幼いころから「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」といった横溝 [続きを読む]
  • 三島由紀夫著「不道徳教育講座」(1959年)<br />
  • 不道徳教育講座改版 [ 三島由紀夫 ]価格:691円(税込、送料無料) (2017/2/5時点)文豪三島由紀夫がこんな軽いタッチのエッセイ「不道徳教育講座」をつづっていたなんて、目からウロコだった。「大いにウソをつくべし」「友人を裏切るべし」「童貞は一刻も早く捨てよ」という各章の見出しはいかにも不道徳っぽくに聞こえるが、時代は違っても変わらない人間の真理だ。「人の不幸を喜ぶべし」→慈善舞踏会などは贅沢と虚栄心を満たし [続きを読む]
  • 宝彩有菜著「始めよう。瞑想」(2007年)
  • 始めよう。瞑想 [ 宝彩有菜 ]価格:637円(税込、送料無料) (2017/2/4時点)健康のために始めてヨガレッスンで瞑想をするようになって、もっときちんとやりたくなった。それで手にしたのが、瞑想の著書が多い宝彩有菜さんの「始めよう。瞑想」。副題は少し長ったらしくて、「15分でできるココロとアタマのストレッチ」。瞑想は宗教ではなく、「科学」や「技術」だ―と言い切っているのがいい。スピリチュアル的な期待(例えば開運と [続きを読む]
  • 川上未映子著「きみは赤ちゃん」(2014年)
  • きみは赤ちゃん [ 川上未映子 ]価格:1404円(税込、送料無料) (2017/2/3時点)18歳になる長男がただ今、大学受験の真っ最中。志望校にうまく滑り込めば、親元から離れて大学生活を送ることになる。もうすぐ訪れる巣立ちを思いながら、川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」を読むと、懐かしくて涙がこぼれてくる。妊娠→出産→子育て。思い返すと、女性にとっては大事業であるはずなのに世間一般では「当たり前」と受け止められて、 [続きを読む]
  • 又吉直樹著「火花」(2015年)
  • 火花 [ 又吉直樹 ]価格:1296円(税込、送料無料) (2017/2/1時点)又吉直樹さんが芥川賞をとった後、テレビ番組で瀬戸内寂聴さんが「火花」の売れ行きぶりに思わず、「嫉妬しちゃうわ!」。寂聴さんの口ぶりがとっても可愛らしくて。それがきっかけとなって、早速読んだ。小説の中のこういう男性って魅力的なのだ。不器用で、自分の思いを貫くがゆえに破滅の道をたどっていく男。ピースの又吉さんが「火花」の神谷を書くとき、モデ [続きを読む]
  • 宮部みゆき著「R.P.G.」(2001年)
  • R.P.G. [ 宮部みゆき ]価格:518円(税込、送料無料) (2017/1/30時点)あなたが親とうまくいっていない思春期の16歳女子だったとして。父親がネットのチャットルームに架空の「家族」をつくり、自分と同じ名前を名乗る同世代女子の「おとうさん」として楽しくおしゃべりしていたりしたら…どう思うだろう。あなたは傷つき、父親に対して激しい憎悪を抱くのか。それとも、中年オヤジのアブナイ趣味としてせせら笑い、意識の中から [続きを読む]
  • 太宰治著「お伽草紙」(1945年)
  • お伽草紙改版 [ 太宰治 ]価格:637円(税込、送料無料) (2017/1/26時点)上司のセクハラ、パワハラで苦しんでいる世の女子は、太宰治の「お伽草紙」に収録されている「カチカチ山」を読もう。太宰が描いた兎は16歳の処女。美少女ゆえに冷酷。男にどんなむごい仕打ちをしても心が痛まない。それは「あなた」。一方、狸は愚鈍でブサイクな中年男。おまけに途方もなく息が臭い。これはあなたを傷つける「上司」。自分と上司を兎と狸に [続きを読む]