リュウ・ライタ さん プロフィール

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リュウ・ライタさん: ここだけの話
ハンドル名リュウ・ライタ さん
ブログタイトルここだけの話
ブログURLhttp://ryuuraita.hatenablog.com/
サイト紹介文映画・ニュース・雑学を中心に「おもしろい」や人間関係の悩みにこたえるサイトです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2016/01/31 00:46

リュウ・ライタ さんのブログ記事

  • 【1000字コラム】仕事なんて地味でいい
  • 取材をしていて思うのだが、仕事なんてのは生活するためにあるのだとほとほと思う。こんな妙ちくりんな仕事をしている人間が言っても説得力などないかもしれないが、それでもこれは厳然たる事実で変えようのない現実だと思うのだ。だから、よく言われる「自己実現」や「楽ができるから」とか、よくわからない「幸せ」と言った大義名分で仕事をする意味がよくわからないのである。じゃあ私が今の仕事をしている理由と聞かれ [続きを読む]
  • 【1000字コラム】平等を説く際に陥る逆説
  • 闘うことを望む自分最近の自分の中で大きな変化と言えば、別に闘うことを否定しなくなってきているところだと思う。色々な環境による変化や元々の田舎っぽさの再発なのかわからない。ただ、協調とか助け合いというのが、今では「引っ張り合い」にしか聞こえないことが多く、それに対するアレルギー反応かもしれない。だが、世に言うクレームや抗議運動に矛盾を感じざる得ない自分がいて、その行動に辟易とする自分がいる。 [続きを読む]
  • 【1000字コラム】「普通」という恐怖
  • 1・俺は久々に友人に会った俺が待ちを歩ているときだった、急に後ろから懐かしい声が聞こえてきた。振り返ると小学校から高校まで同じだった友人で、たまに遊ぶことがあった。進学先の大学は違っていたこともあり、成人してからはまったく合っていなかったが、よく俺の後ろ姿でわかったなと思ったが、つい懐かしくて握手してしまった。友人は少し腹が出ていて、目じりにもシワが見え始めていた。10年前のような元 [続きを読む]
  • 【1000字コラム】人を浄化するのは人
  • 1.私はその日、スピリットダンスを経験した本当は今日は文章教室をする予定だったのだが、クライアントさんが急用ということで教室を開催することができなくなってしまった。電話越しにその日の仕事は終わるかなと思っていたが、そのクライアントさんは「教室はできないけれど、今から僕が行くスピリットダンスに行ってみませんか?」と、提案をしてくれた。そのスピリットダンスを主催している人のことは知っ [続きを読む]
  • 【1000字コラム】ドリーの悪夢
  • 1.人の「性質」までは変えられない私は俗に言いバブル期に幼少を過ごし、つつましい家庭で生まれ育った。ただ生きた地域が少し田舎で、何もない場所で、人が身を寄せ合わせなければ生きづらい地域だっただけである。それ以外には概ね不満は別になかったし、今の時代でよく言われる毒親やモンスターペアレント的な親ではなかったと私は思っている。どんな親に育てられたというのは非常に重要なファクター [続きを読む]
  • 【1000字コラム】群れることの無意味さ
  • 1・群れるのが嫌いである先日、私はとある人の元へ営業に行っていた。その人は地方都市では珍しく、群れることに抵抗を覚えている人だった。私は職業柄ということもあるし、本質的に群れることが嫌いな人間なので、営業の話そっちのけで一匹狼談議に花が咲く形となった。別に一匹狼賛歌を歌うつもりはない。しかし、私は今の時代に派閥や何かの組織に属しているということが、一体何の価値を生み出すのかと [続きを読む]
  • 【1000字コラム】「耐えられない存在の軽さ」というタイトル
  • 1・印象に残るセリフ有名な映画に「耐えられない存在の軽さ」というものがある。こちらは原作が存在する映画になっているが、あまり映画の内容は覚えていない。しかし、印象的なセリフがある。不倫関係にある男性に対して女性が「私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い」というセリフは非常に印象的である。本当はただの不倫関係だけでなく、当時の冷戦などの状況を踏まえた映画になっており [続きを読む]
  • 【1000字コラム】善意と悪意の狭間に人間は立っている
  • 1・人の善意とは私はライターなんて仕事をしているが、映画やドラマなどで見かける危険な綱渡りなんてないし、誰かのプライベートを切り売りしているような記事を書くような仕事はしていない。まだそのレベルではないだけかもしれないが、ネットというのは人の感情を増減する装置であるとは良く言われている話である。昨今の例で言えば、地震の予言に関する記事などが顕著などではないだろうか。ああした記 [続きを読む]
  • 【1000文字コラム】 ネットの記事に思うこと
  • 1・ある番組での出来事あるネットニュースで、お昼のバラエティー番組の一幕がやり玉に上げられていた。news.nicovideo.jpある老人にタレントが道を尋ね、その老人が「丁字路」と発言をしたようだ。あまり知られていない事実かもしれないが、昔は「丁字路」という表記もあり、それが今ではアルファベットの「T」という表記に代わっていったようだ。しかし、タレントはこの事実を知らなかったようで、テレビ的には老 [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも 〜勇者編・1〜
  • 1・「おお、勇者よ。なんと情けないことか」俺はゆっくりと目を開ける。外にいたはずなのに、なぜか天井が見えた。寝たまま首をグイグイと左右に動かしてみると、木製の椅子が規則正しく並んでいた。周りは白い壁で、遠くに見える大きな扉は木製で黒く塗られていた。「聞いておるのか、勇者よ」俺は声がする方を向いてみる。そこにはシスターがいた。白いローブを被り、紺色の修道服を身にまとっている [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・7
  • 7・俺が異形の存在の出現に困惑している間に、彼らが乗っている電車は走り出してしまった。誰もその電車から降りること無く、乗り込むこともないまま発車してしまった。俺は何もできないまま、その場に立ち尽くしてしまう。これから何をしていいのかもわからない。この気持ちは、まさに大学4回生に就活しているときと全く同じで気持ちだった。何も知らず、何者にもなれない俺はただ大学に行って勉強す [続きを読む]
  • 救いを求める大人、自由を求める子どもたち
  • 俺は最近、「児童福祉士」について調べることがあった。「児童福祉」とは、いじめや虐待、育児放棄を受けた子どもたちの心のケアを主に生業としているようである。ほかにも身体的障害・発育障害を持った親御さんのフォローにも努めているとのことだ。「児童福祉」と聞くと、どうしても子どもにフォーカスした仕事だと思いがちだが、実際のところは親への育児に関するフォローや相談も業務の中に入っている。私としても育児と [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・6
  • 6・俺は自分が降り立った駅まで戻ってきた。自分が降り立ったのは街中を走る市内電車の駅で、一定の地域をぐるりと回るように走っている。駅には1両編成の電車がやってきており、俺は人が降り立ってくるのを待った。しかし、そこには誰もいなかった。俺がそこで見たのは、電車に乗っている異形の怪物であった。電車内には毛だらけで、人の胴体ほどの大きさである不定形の塊が、何十本かの触手らしいものだけで浮いて [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・5
  • 5・目が覚めたとき、電車はすでに停車していた。俺は重い頭をもたげながら、窓から外の景色を覗いてみた。窓から見える建物は手入れが行き届いておらず、外壁が崩れていたり、屋根の塗装がはがれたりしていた。俺は体を起こし、おそるおそる電車から外に出てみた。まるで早朝のように暗く、白いモヤが掛かっていた。遠くを見ようとしても、見えないほどにモヤが掛かっている。俺は降り立った駅名を見てみるが、駅 [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・4
  • 4・俺は目が覚めると、電車の中にいた。高級な電車というよりは、田舎町をつなぐような、いわゆる「ドンコ」と言われる各駅停車の電車のようだった。俺はさきほど刺された場所を調べてみるが、どこにも異常は見られなかった。窓から見える景色はどこか現実感が無く、自分がこの電車にいつ乗って、いつ降りるのかわからなかった。まるで終わりのない、市内をグルグル回る循環線のようであった。線路は続 [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・3
  • 3・俺が立っている駅のホームは市内と郊外をつなぐのが主な役割となっている。ホームには3つの線路があり、それぞれの方向に向かって伸びている。俺は反対側のホームから電車に乗るので、向こう側に渡るため地下通路につながる階段を下りて行った。階段を下りるごとに、こつんこつんという音が通路内に響き渡る。誰もいない、そして冷たい空気が地下通路には張り付めているのがわかる。下まで降り切ると、正面階段と [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・2
  • 2・俺は一定の仕事を終えてから、その場所にいたカフェを後にして駅に向かった。基本的に移動は自転車から電車などの公共機関で、車は持ち合わせていない。車は好きではない、これは持てないからという単純な理由からではない。私は幼少のころ、車に轢かれた経験がある。車に潰された私の右足はボロボロになって、現場は騒然していたようだ。幼少ながら、周りの人が俺に声を掛けている記憶はあるが、体の防衛反応か [続きを読む]
  • 線路は続かない、どこまでも・1
  • 1・「俺の仕事場はカフェで、パソコンで記事書いて生計立ててます」会社の面接でこんなことを言えば、頭を白くした人たちは何て言うのだろうか。俺はいわゆる、就職活動というもので失敗した。大学に行った理由もよくわかってなかったし、そこで何をするのかもよくわからなかった。働かなければいけないのだろうという感覚はあったけれど、それ以上に「なにがしたい」とか、「なにをしなければいけない」という [続きを読む]
  • 「正しい」とか「まちがい」とか〜シン・ゴジラをみて〜
  • *シン・ゴジラの内容に少し触れます。大きなネタバレはないかと思いますが、自己責任でお願いします。1・世の中に答えなんてない。自分で探せなんてことはドラマや漫画などでよく耳にしそうだが、正しいと言えば正しい。こんなセリフを急にいったところで、その言葉の価値はそこまで意味を持たないのだろうし、ましてや居酒屋で偉そうにおっさんが若者に言っていれば、僕は胸のあたりがムカムカするだろう。たしかに答え [続きを読む]