Mr.Dacy さん プロフィール

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Mr.Dacyさん: twilight of 開城
ハンドル名Mr.Dacy さん
ブログタイトルtwilight of 開城
ブログURLhttps://ameblo.jp/poinnt3colorcat/
サイト紹介文韓ドラ信義 二次小説ブログ 高麗武士崔瑩の生き様に惹かれ それを中心に書いています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供348回 / 365日(平均6.7回/週) - 参加 2016/02/06 09:12

Mr.Dacy さんのブログ記事

  • ”169[飛躍」”    白いカラス
  • 独り歩く道。木立抜ける陽の光は、宛も其の先告げるが如く。 だが・・・俺は振り返る。 すると・・・今、羽ばたいたのか羽音無きまま、烏の黒い羽根がひらひらと舞い降りていた。 其れ目にした刹那・・・ 此の脳裏を掠めきたのは。 ・・・私は 何時だった。あの方と歩く道すらも愛おしく、また楽しさすら感じ始めていた。唯歩くだけでもと。踏み込めば、何時でもの距離間保ちつつ歩いていた。だが、其れが一歩、また一歩と近 [続きを読む]
  • ”328[cloud]”    이판사판 捨て身 
  • ・・・背筋が凍ったのだ。 山海関(さんかいかん)の桟橋で、高麗行きの貿易船を前に或る男が言葉にした。山海関とは、中原華北と東北部の接点と云われる場所。其処が山海関である。(明代に修築された長城の最東端に設けられた関で、山に拠り海に面する処であることから山海関(さんかいかん)と名付けられた。北京を守る重要な関門とされ、東北方面の女真の勢力が建てた後金(後の清)の侵攻から本土を守る前線となった。現代で [続きを読む]
  • よもやま話 番外      あれから・・・ はや三か月
  • 残暑お見舞い申し上げます。 朝夕に暑さ和らぐ空気が感じられるようになってまいりました。皆様お健やかにお過ごしでしょうか。 私事都合で休眠状態になってから、はや三か月・・・ここで述べるには憚られる様な状態でした。それは、今でも変わることのない状況です。 ですので・・・楽しいことだけを報告します。私事ですので、興味のない方はスルーでお願いします。 母が子猫を貰って来ました。実家のご近所で、可哀想と野良 [続きを読む]
  • ”302[何億光年」”    마지막
  • 頬撫でる風は冷たく、見える景色は色褪せていた。幾日も経たぬ間に其処彼処に、薄っすらと雪化粧した木々が建ち並ぶであろう。其れが色濃くなった頃、俺は・・・ 小高い山々に挟まれし谷間。眼前開け行くすすきの平原。夏の名残と秋憂う陽光を受け、一面の輝ける波の如き揺れ様を見せていたのは。碧さ失せかけ背を擡げ、咲き誇る銀の穂靡かせていた。 ・・・何時だったのか。 其の身に纏う鎧を覆い隠すように。夕闇に紛れる色し [続きを読む]
  • ”327[step]”   마음
  • 하나 더 (ハナ ト)하나 더 ・・・十六の頃からであった。何も考えず。何も感ずること無く。何も疑う事無く。唯ひたすらに命じられる侭に、敵を否、敵と称される者どもを斬ってきた。まるで終わりなき階段を上がるが如くに。 是々非々等と・・・愚と知りつつ。非情と思いながらも。負ければ終わりの我が生き様。生の意義すら、死の意味すら考えぬように。智を求める本音を隠し。 いつの間にか肩を落とし、首(こうべ)を垂れ [続きを読む]
  • 漆黒の闇に浮びし赤月  唐梅煕 〜タンメヒ〜
  • 唐梅煕(タンメヒ)。宋代に高麗へ渡った宮廷官吏の血を引くと、幼い頃から聞かされていた。家門一族が暮す邑(むら)は、周りを土塀で囲む邑城にあり、高麗の南部地方海岸沿いに位置していた。暮し向きは然程豊かではなかったが、農業と漁業に従事する一族。それ故に、食べる事にだけは、事欠くことはなかった。先来の異国からの侵攻にも耐えた。其の後の愚王の悪政が課す重税にも耐えた、と思っていた。だが、事実は違っていた [続きを読む]
  • よもやま話 50 〜ペン歴も長くなると〜
  • 男性は30歳までに兵役生活が義務づけられている韓国。 兵役の基本服務形態は定められた期間、軍服を着用して兵役義務を遂行する「現役」と云われるものですが、個人の理由で最大730日(約2年)まで入隊の延期が可能とされています。 この「入隊延期」を申請していたイミンホ氏が先日入隊された訳ですが、ミンホ氏の入隊については色々な面から韓国の世論を騒がせてましたよね。 兵役の義務を果たすのが、当たり前の韓国。 そんな [続きを読む]
  • 潰えた希望   〜互いの賭け〜
  • 広大な遼陽デルタ有する、元の遼陽行省。其の内陸部に位置する藩陽。嘗て其処には「藩陽王」暮す王府があったと云う。高麗の王との牽制を狙い、藩陽王をたてた元朝廷。玉座狙い反目しあっていた両王。そして、其れに組みしていた臣下達。主従巻き込んでの「諍い」は絶える事なく続いていた。 藩陽王府の奥の奥。名も無き堂に唯一人。此処訪れるは・・・飯籠抱えた年増妓生のみ。此の年増の年齢は、何とあの嘗て婚姻約せし憎き女人 [続きを読む]
  • 父母の日  〜어버이날(オボイナル)〜 中
  • 2016-05-04 15:00:00 宮殿の殿閣囲む回廊の外側。殿や堂の合間を縫う様に典医寺の門目指し突き進む。(画像拝借しました)典医寺の門を見とめたヨンは、其れまで「突き進む」と云った表現にぴったりの歩調を緩めはじめた。夕刻迎える頃の典医寺。其れに合わせ慌ただしさ見せ始める皇宮とは違い、此処典医寺はゆったりとした時間が流れているようであった。此の時期の典医寺。本院よりも「薬草園」の方が忙しいようで薬草植えた畑で [続きを読む]
  • 父母の日  〜어버이날(オボイナル)〜 前
  • 2016-05-03 15:00:00テーマ:anniversary日本のゴールデンウイーク中にある祭日「こどもの日」。此の祭日は韓国にも存在する。オリニナル(어린이날)と呼ばれる「こどもの日」である。そして、其の後にある「母の日」と「父の日」は、日本とは少し違い、オボイナル(어버이날)と呼ばれる「父母(両親)の日」となっている。こどもの日、両親の日と、其の両方が5月に位置しているのも日本との違いである。そして、此の「両親の日 [続きを読む]
  • Thank you so much AbemaTV
  • みなさま あんにょん。 長い連休いかがお過ごしでしょうか。 絶賛無料放送中のアベマTV 連休明けの5月9日より信義が放送開始されます。 深夜0時45分〜本放送。翌朝7時45分〜再放送。(いずれも予定です) このドラマから興味を惹かれ調べ始めた、高麗の武人崔瑩。 日本人の持つ判官贔屓の心情からなのか、崔瑩将軍の生き様に、すっかり嵌ってしまいました。 そして何故か・・・ この文言が浮かんできました。 それは・・・隠密 [続きを読む]
  • よもやま話 49   〜難しいオノマトペ〜
  • みなさま あんにょん。 最近、「はたと」書けない時があります。 所謂「オノマトペ」の使い方に悩んだ時・・・ 皆様、ご存じなのは承知なのですが、この「オノマトペ」 擬音語物が発する音や声を真似て字句で描写した語句。ドカーン。サラサラ。ワンワン等々。擬態語状態や心情など、音のしないものを音によって表す言葉。ツンツン。デレデレ。ニヤニヤ。ニコニコ。等々。 擬音語、擬態語を包括的に指した言葉を「オノマトペ」。 [続きを読む]
  • 처음부터 〜最初から〜
  • 天長地久。人は生まれくる世を選べない。また、生まれ来る地も選べない。そして・・・相違する世に生受けし者同士は、巡り逢う事叶わず。此れ万世の習いなり。 コエックスのコンベンションホール。瞬次目に留まってしまった。変な格好した、鋭い目つきの中に見え隠れする・・・そんな男に、群衆見守る幾千の視線の中、堂々拉致されてしまうなんて・・・行き着いた先・・・其処は、말도 안돼(マルドアンデ)あり得ない [続きを読む]
  • ”296「Double tone」”  〜Liberty 〜
  • ピンクとブルーのダブルトーン。 こんなサイトを以前見つけました。 此処を してみてください ??http://karapaia.com/archives/52146075.html リバティ島に立つ「自由の女神」。自由の女神像の正式名称は「Liberty Enlightening the World」。台座の下から掲げ持つトーチまでの高さは、93.4m。彼女の頭部にいただく王冠には、7つの突起があると云う。此れは7つの大陸、7つの海に「自由を広げ [続きを読む]
  • 異聞 成均館醜聞 文在信
  • ぬかるむ道に靴は重たかろう。濡れ纏わりつく服はどうだ。濡れそぼる髪から洩れる滴は。頬打つ雨は冷たかろう。地雨ふる夜半。其方は何処へ。 雨音聞こえる抹楼(マル)に、一人佇んでいた。今、灯り消えた父の部屋。其れ目にし、生憎の長雨に苦笑漏らす男がいた。 ・・・幾日になる。問わず語りの言葉漏らしてみる。答える等返るはずもなく。男はマダンへと降りて・・・其の途端、足早、身軽に塀を瞬く間飛び越え [続きを読む]
  • 掟と業  6
  • 高麗の光宗の時代から始まったと云う「科挙」。高麗で実施されたのは「文科」の科挙のみであった。此の科挙、中華の「隋」「唐」の時代から始まったとされる。及第すれば、其の後の人生が保証されるとまで言わていた。そして、科挙に及第する為には、所謂「四書五経」の暗記が必須であった。物心ついた頃、先ず「性理字訓」読み、字を覚えることから始める。其れから「四書五経」に親しみ、元服(14歳〜15歳)までには其れ等 [続きを読む]
  • 掟と業  5
  • 地面を擦るかと思える程に枝垂れた柳の枝を、暖簾を潜る様に手で左右にかき分けウンスは、其処にいる二人に声を掛けた。 ・・・얘들아(イェドゥラ)あんた達。 枝垂れ柳の枝々擦れ、其の葉々たてる音。其れの無数の音の夕立を浴びる様な中に、人の声を聞き取った二人。山中なれば下にある枯れ枝踏みしめる音に、人の気配を感じ気づきそうなものだが、如何せん此処は宮中の然も、東池の傍。綺麗に雑草取り去られ、 [続きを読む]
  • ”211「黄色の小花」”  〜人生如朝露허나麗らかにて候〜
  • 秋に咲く黄色い小菊 其の花びらに、煌びやかな光放つ朝露。 国の禄食む文武百官。武を見下す文官。文に諂う武官。理想論じる儒家。 理想で守れるものが・・・ 拠り所失くし唯、息し、生きる実感無く生きていた。其処には・・・何の希望も生き甲斐など感じるはずも無く。負いし傷。其処流れ出る己が血にすら「生」感じる事無くと。 負ければ終わり。俺の生き様。 武士道とい云うは死ぬこ [続きを読む]
  • 掟と業  4
  • ソウルの東北部にある忘憂里(マンウリ)をご存じだろうか。最近、此の言葉を耳にしたのは、韓ドラ「主君の太陽」の最終回だったと。其処の共同墓地に、ある日本人の墓がある。「韓国の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」とのハングル文字の墓碑銘刻まれた墓に眠るのは、浅川巧、其の人である。小説「白磁の人」の主人公で、林業技手として「はげ山」対策に有効な朝鮮五葉の育苗方を発見し [続きを読む]
  • 掟と業  3
  • 元の公主は、床に座るのを嫌う故。 尚宮の命の下、新王妃住まう宮殿の設えと改装を急ぎ進めていた。嘗て高麗世家へ降嫁した、元の公主に皇帝クビライの娘怱都魯掲里迷失(クトウルクケルミシュ)公主と云う女人がいた。第25代高麗王、王?の王妃となった人である。降嫁した時には、既に王?(ワンゴ)には、宗室始安公の娘、貞和宮主と云う妃がいた。降嫁した後、暫くして此の元の公主に、男子が誕生する。後の忠宣王で [続きを読む]