octpus さん プロフィール

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octpusさん: かかみの歳時記
ハンドル名octpus さん
ブログタイトルかかみの歳時記
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/octpus11/
サイト紹介文岐阜在住 築90年の古民家に起き伏しする媼の俳句日記
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供215回 / 365日(平均4.1回/週) - 参加 2016/02/27 14:04

octpus さんのブログ記事

  • [手作り]五月来る
  • このところ二つばかり新しいレシピに挑戦。かなり美味しく出来て家族にも好評。どちらもこの前読んだつばた夫妻の「あしたもこはるびより」に触発されたもの、ローストビーフとミートパイ。つばた夫妻のローストビーフは一キロという大きなものだったけれど、こちらは三分の [続きを読む]
  • 春祭
  •  郷社の例祭で朝から祝砲が上がる。去年も書いたが祭神は「手力雄尊」天の磐戸を開き放った力自慢の神様である。三年ごとに神輿当番が廻ってくるが、今年は違うので祭りといっても静かなものだ。これも先に触れたが織田信長の尊崇が厚かった神社でもある。信長といえば「安 [続きを読む]
  • [読書]落椿
  • 「切腹考」 伊藤 比呂美著 以前Tが伊藤比呂美さんのことを好意的に「あの人は野蛮人やな」といった時、いまいち納得できなかったのだが、「はあ、こういうことか」と了解した本。先ごろの朝日新聞のインタビューで今までも「自らを作品に投じてきたが、今回は『バケツを [続きを読む]
  • [読書]春の昼
  • 「ひとり暮らし」 谷川 俊太郎著 ちょっと体調を崩して医者通い。待合室で読むのには軽いものをとTの本棚から持ちだした一冊。計算すると谷川さんがこちらの年齢ぐらいの時の本で、ちょっと前のもの。この頃エッセイなどを読むと、つい執筆中の筆者の年齢を確かめてしま [続きを読む]
  • [読書]花は葉に
  • 「東京骨灰紀行」 小沢 信男著 大東京の地下に眠る数多の死者達の話である。東京は大都市なのに江戸の昔から何度も大災害に出会ってきた街。江戸の大火、二回の大地震、大空襲それに加えて上野の戊辰戦争、小塚原での刑死等々骨の上に骨を重ねて今の暮らしがあるというの [続きを読む]
  • 花屑
  •  南河内の国宝を訪ねて 二日目 夜の間にかなり激しく降ったようだが、朝には幸いにも上がる。山の上の宿からは東の金剛山から西の大阪湾までも雨上がりの眺望が眩しい。 さて二日目は少し北上、まずは藤井市の「葛井(ふじい)寺」へ。この辺りは「河内王朝」の地で周辺 [続きを読む]
  • 春惜しむ
  •  南河内の国宝を訪ねて  一日目 仕事を辞めたらご開帳の重なるこの時期に、南河内の寺を訪ねたいというのが前々からの予定であった。ところが大荒れという天気予報。なんと間の悪いことと嘆いたが、宿も予約したことでもあり、ままよと出発を決意。ところが、道中は雨も [続きを読む]
  • 桜しべ
  •  昼前一天にわかにかき曇ってザアーときたのに小一時間ほどで日が差してきた。カメラを片手にフワフワと庭に出て珍しいものを見つけた。アゲハチョウの交尾である。カメラを構えて近寄っても微動だにしない。嫌になるくらい長い長い。後で調べたら一時間も頑張るらしい。ア [続きを読む]
  • [読書]子猫
  • 「死を想う」 石牟礼道子 伊藤比呂美著 親の介護中だった伊藤さん、「死」というものについて考え始めた。死とはどういうものか。「あけすけに聞けないし、聞いてもあけすけに答えられない」だろうと、ここは親しい先輩の石牟礼さんを相手に頼んだ対談。伊藤さんらしい実 [続きを読む]
  • 永き日
  •  このところ新聞を見ても気の重くなる記事ばかり。シリア情勢然り、南も北も含めて朝鮮半島の問題然り。にわかに戦争というのが現実味を帯びてきた。そう思う人が多いのか、昨日発表のNHK世論調査では「自衛隊の敵地攻撃能力の保有検討」を36%の人が賛成している。不安が [続きを読む]
  • 椿
  •   二日つづきの雨がやっと上がったと思ったら強い風。桜も木蓮も見る見る間に散り始めた。待ちかねた開花に比べて、あまりにも早い落花。なんだか切なくなる。その点一斉に咲かぬ椿は開花期間は長いが、それでも白椿はすぐに傷む。 友人のIさんがご主人に「自立してくださ [続きを読む]
  • [読書]花の雨
  • 「漂うままに島に着き」 内澤旬子著 題名の示すように東京から地方への移住記である。この人の本は二冊目。(「捨てる女」を読んだ気がある)田舎生まれでずっと田舎暮らしの私が読んでどうするという気がしないでもないが、それなりに面白かった。都会的できれいな人なの [続きを読む]
  • 浅蜊
  •  昨日の最高気温は20度超え。やっと暖かさも本番。日差しの下では「暑いほど」と農作業のボランティアをしてきたH殿。だが、木蓮は満開になったが桜はまだ一分ほど。明るい光を浴びてあちこちの汚れが目立ち家事に精を出す。庭の草もだんだん伸びるのに追いつかず。さて [続きを読む]
  • [読書]春炬燵
  • 「あしたもこはるびより。」 つばた英子・つばたしゅういち著 お二人のドキュメンタリー「人生フルーツ」の評判を新聞で知る。残念ながらまだ見ていないのだが、本があると知って借りてくる。既刊が四冊あったのだが予約が詰まっていて取り敢えず一冊目。評判どおりのほの [続きを読む]
  • 春雨
  •  四月の始まりは小寒い雨。今日と明日、娘のY一家が来訪するのだが、どういうわけかやって来る日の半数ぐらいは天気が良くない。今回も案の定昨日からの雨が残り寒い。ご馳走というほどのことはないのだが孫達の好きなものを考えて献立を作った。 この週末は当地は「桜ま [続きを読む]
  • 弥生尽(やよいじん)
  •  はや三月も終わり、今年も四分の一が過ぎたことになる。一昨日には岐阜の桜の開花宣言。もっとも我が家の桜はまだまだ堅そう。昨日は春めいていたので外仕事。H殿は枝豆の苗の植え付け。こちらはアマリリスの球根の植え付け。プランターをひっくり返しているとパタパタと [続きを読む]
  • [読書]春
  • 「私はどうも死ぬ気がしない」 金子 兜太著 超人的に元気な兜太氏の独白である。出版当時が95歳とあるからいまは97歳か。従軍体験のある氏は戦死者への思いを胸にいだいて戦後を出発。俳句と仕事を両立、反骨的生き方を貫く。この本では氏の人生の節目節目で詠まれた [続きを読む]
  • [手作り]紅椿
  •  「今年は三月中に二十度を越えた日が今までに一度もなかった」とテレビの気象予報士の言葉。暖かい日があってもすぐに寒の戻りがあり春めいた気分に水をさされる。それでも自然は正直。椿、チューリップも咲き始めた。外仕事にずっとくっついている鵙くん。求愛の囀りを熱 [続きを読む]
  •  閉じこもって本ばかりを読んでいてもと洋服地を買いに行く。明るい色にしたいという気持ちだけあったのだが、いざ決めるとなるとなかなか決まらない。トシヨリになって昔好きだった色がみんな地味になってしまった。模様のあるのも見るうえでは綺麗なのだが身に当てればチ [続きを読む]
  • [読書]連翹(れんぎょう)
  • 「俳句の海に潜る」 中沢新一・小澤實著 時々コメントを書き込んでくださるこはるさんのお薦めの本。中沢さん好きのTが買ったというので回してもらった。所々中沢さん流の思考についていけないところもかなりあったが「俳句とアニミズムは根源的なところで繋がっている」と [続きを読む]
  • 雲雀
  •  二十四節気「春分」 「春の最中、昼夜半分」と高島暦にある。春のお彼岸なので墓参り。花粉を気にしつつ外仕事。ホトトギスとサギソウの植え替えをする。ホトトギスは僅かしか地下茎が残っておらず今年はだめかもしれない。一方サギソウは大きくなった球根がいくつか。こ [続きを読む]
  • [読書]初蝶
  •  花粉による目の痒みが酷い。点眼薬も飲み薬も使っているのだが。林京子さんの「祭りの場 ギヤマンビードロ」を読んでいる。林さんの逝去を新聞で知り、図書館で借りてきた。ご自身の原爆体験を書いてきた人だということは知っていたし、昔読んだような気がするのだがすっ [続きを読む]
  • 囀り
  • 播州の国宝を訪ねて 二日目 正確に言えば二日目は国宝はなし。新装なった姫路城は車窓から眺めただけ。午前中費やして廻ったのは「書写山 圓教寺」三十年経ての再訪である。圓教寺は和泉式部や一遍さんゆかりの寺。西の比叡山といわれ伽藍が標高300m強の山上に広がる [続きを読む]
  • 播州の国宝を訪ねて 一日目 以前句会で主宰が「播州」という響きがとても好きだと言われたことがあった。その「播州」の浄土寺を拝観したいというのが長年の想いでやっと今回訪問がかなった。「兵庫県には国宝はようけありますけどみんな播州ですなあ」と今回出会った案内 [続きを読む]
  • [読書]春の塵
  • 「ジニのパズル」 崔 実(チェシル)著 去年の話題の本である。なかなか面白くて一気に読んだ。感受性の強い思春期の少女の成長物語だが、彼女が北鮮系在日コリアンだということが話を複雑にしている。この国に生まれてこの国の言葉を使いこの国で生きていかざるをえない [続きを読む]