トンボ自然史研究所 さん プロフィール

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トンボ自然史研究所さん: トンボ自然史研究所
ハンドル名トンボ自然史研究所 さん
ブログタイトルトンボ自然史研究所
ブログURLhttp://dranathis.blog.fc2.com/
サイト紹介文トンボを中心に動植物の生態、行動、進化、多様性などについて語るブログです。
自由文トンボ自然史研究所を主宰する生方秀紀が執筆するブログです。
講演・学習会・観察会等の講師依頼のご相談に応じています。
http://dranathis.web.fc2.com/index.html
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2016/02/28 23:35

トンボ自然史研究所 さんのブログ記事

  • 書評:『生態学者・伊藤嘉昭伝 もっとも基礎的なことがもっとも役に立つ』
  • 私も分担執筆した下記の伝記本:辻 和希 編(2017):『生態学者・伊藤嘉昭伝 もっとも基礎的なことがもっとも役に立つ』  海游舎。A5判・上製本・432頁。定価(本体4,600円+税)  ISBN978-4-905930-10-5がこのたび(2017年3月)刊行された。 生態学者・伊藤嘉昭伝。(写真は で拡大)3月14日から東京の早稲田大学早稲田キャンパスで開催された、日本生態学会大会会場内の書籍展示コーナー(海游舎ブース) [続きを読む]
  • さいたま市荒川堤防から見える山々(西〜南西方向)
  • 前回記事では、「さいたま市荒川堤防から見える山々(北〜北西方向)」を写真を添えてご紹介しました。今回はその続きの終わりで、「さいたま市荒川堤防から見える山々(西〜南西方向)」の同定奮闘記です。撮影時期は、今年2月上旬のよく晴れ渡った日で、北西からの乾いた季節風が空気を澄ませてくれて、絶好の撮影条件をもたらしてくれていました。前回記事の写真と撮影場所は同じで、写す方向を変えただけです。写真1は、その撮 [続きを読む]
  • さいたま市荒川堤防から見える北から北西の山々
  • 埼玉県さいたま市に転居して足掛け5年目になり、身の回りの昆虫(とくにトンボ)や草木に集中させてきた視線を、はるか地平線に向ける余裕がでてきたようです。先日、自宅近くの小さな川にかかる橋を渡りながら、ふと北のように視線を向けると、どうやら男体山らしき山影が目に入りました。そこで、1月下旬、2月上旬の、快晴そして乾いた北西の季節風が吹く日に、さいたま市の西端を流れる荒川の土手の上に行ってみました。案の [続きを読む]
  • 戦後生態学の風雲児、伊藤嘉昭
  • 2015年5月、戦後の日本の生態学をリードした伊藤嘉昭(いとう よしあき)博士(以下、伊藤さん)が亡くなられた。その半年後に名古屋で開かれた「偲ぶ会」には、伊藤さんの薫陶を受けつつ生態学の道を歩み、現在は定年退職前後まで齢を重ねた生態学者らが集い、それぞれが伊藤さんとの思い出を語り合った。私(生方秀紀)もその会に参加し、なつかしい面々と再会し、また伊藤さんの数々のエピソードを、うなずきながら、ときには [続きを読む]
  • 飯島一雄氏のトンボ関連研究業績
  • 飯島一雄 (1957) 北海道釧路の蜻蛉目について.釧路博物館新聞, 72:189-192. 飯島一雄 (1959) 北海道釧路の蜻蛉目,追記.Tombo, 2:31-32. 飯島一雄 (1964) ムカシトンボ糠平に産す釧路市立郷土博物館々報, 151・152(9) .飯島一雄(1966) コノシメトンボ,北海道に産する.釧路市立郷土博物館々報,171・172・173:43.飯島一雄 (196 [続きを読む]
  • トンボ研究者としての飯島一雄氏
  • 北海道東部の標茶町で長年にわたって活躍された昆虫研究家,飯島一雄氏(壮年期の飯島さんの姿;外部リンク)が2016年11月7日に88才で逝去された。飯島さんは,標茶町を基点に広く釧路・根室地方をフィールドとし,蛾類を中心に昆虫全般の分布・出現期を解明することをライフワークとされた。本職の林業の作業の合間や休日に採集した膨大な数の昆虫標本を,帰宅後やシーズンオフにせっせと同定し,そのリストを着々と報文の形で公 [続きを読む]
  • 街はずれの小さな春:虫を誘う花々の化粧
  • 暖冬続きの1月21日、好天に誘われて、カメラをぶら下げてテクシー(若い人にはわかるかな?テクテクが語源)で自宅を出発、春探しです。1月にはいってからこの日まで、最寄りのアメダスポイントのデータで、最高気温10℃以上が11日(2日に一度以上の計算)。この日の午前11時半〜12時の気温は10℃前後。ということで、花、虫、鳥、水、空気、それぞれに何か春の兆しを期待して。。。しかし、北寄りの季節風は強く、 [続きを読む]
  • アメンボが水面につくるエクボは光の芸術作品?
  • 正月7日の正午前、好天無風の公園で、ナミアメンボ(アメンボ)Aquarius paludum (Motsclsky, 1866)を見つけました(下の写真、再掲)。前回の記事の続きです。 写真:ナミアメンボ(アメンボ)Aquarius paludum (Motsclsky, 1866)( で拡大します)一番長い中脚を斜め前方に大きく拡げ、次に長い後脚を斜め後方にやはり大きく拡げ、それぞれの脚先の4点で体重全体を支えている様子が伺えます。それに対して、短 [続きを読む]
  • 正月、松の内にアメンボ!
  • 正月7日、最高気温10度超え予想の好天無風に誘われて、久しぶりにカメラをぶら下げて外出しました。といっても、歩いて10分程度の、近くの公園です。そうそう、マダラスズ君のいた公園。10度超えといっても、1月です。やはり、公園内外の日の当たる植え込みや立ち木の枝葉をしげしげと見ても、虫たちの姿はありません。セミの抜け殻がしぶとく残っているのは見つけましたが。しかし、とうとういました。少し流れのある小さ [続きを読む]
  • 謹賀新年
  • 謹賀新年。  左:四万十市トンボ王国の四万十川学遊館。 上:磐田の桶ヶ谷沼ビジターセンタ―。 下:グンバイトンボ♂(四国で撮影)。昨年一年間のご愛読を有難うございました。今年も、自己研鑽を積みながら皆様に親しまれる記事を書いていきたいと思います。皆様もそれぞれの分野でご活躍ください。2017年元旦トンボ自然史研究所代表 生方 秀紀☆★☆ ブログランキング(↓):よろしければ両方とも して [続きを読む]
  • マダラスズの大冒険
  • 今年の10月中旬の午前中、秋らしい爽やかな天気*のもと、カメラをぶら下げて自宅近くの公園に出掛けました。 (*直近のアメダス観測所の気温17℃、北の風、風速2〜3m、日照時間40〜70%)今回は、いつものようなトンボではなく、マダラスズ Dianemobius nigrofasciatus (Matsumura, 1904) の撮影が目的でした。というのも、最近の過去記事「北海道の真冬に鳴くコオロギ:マダラスズの不思議」および「Ground [続きを読む]
  • キャンパスの秋:日本大学編
  • 前回記事の大正大学編に続いて、今回は日本大学の秋の1シーンをご紹介します。日本大学は、学生総数日本一、18学部(短期大学部、通信教育部、松戸歯学部を含む)、22大学院、20キャンパスのマンモス私大。私が非常勤講師として環境教育論を講じているのは世田谷区にある文理学部です。世田谷キャンパスは、東京23区内にあるキャンパスにしては広々とした雰囲気で、キャンパス設置当時からあったと思われるケヤキの大木が [続きを読む]
  • キャンパスの秋:大正大学編
  • 関東地方の平野部は、今がイチョウの黄葉のベストシーズン。私が非常勤講師として週1日出勤している大正大学(豊島区西巣鴨)のキャンパスのシンボルツリーはイチョウ、しかも小ぎれいに整えられた並木です。先週の葉の色付きの様子から、今週、つまり今日が一番の撮影日和になるのでカメラ持参と決めていました。そして今日。あいにくの強い西風でイチョウの葉は空を舞い、並木道を秋の装いで飾っていました(写真)。(写真 [続きを読む]
  • アフリカゾウの密猟と国内取引
  • アフリカゾウを密猟から救うには国内取引をも禁止することが一番ですが、日本は先般のワシントン条約締約国会議でも禁止の決議案に反対し、国内取引を守ろうとしています。象牙密猟を助長する、抜け道だらけの国内取引規制の実体を、EIA*がレポートしています。以下、その紹介です。- - - - - - - - - - - - - - -象牙の違法取引は誰にも知られぬように―日本によるワシントン条約不順守の20年EIA (2016)https://s3.amazonaws.c [続きを読む]
  • 北海道の真冬に鳴くコオロギ:マダラスズの不思議
  • 暑い夏も終わり、本州では本格的な秋を迎えるこの時期、北海道からは初雪の便りもちらほら聞こえます。北海道は、真冬の氷点下が20度以下になることも珍しくなく、多くの地域で12月頃から3月頃まで雪にお覆われます。そのような環境では、昆虫たちも厳しい寒さを回避するために、越冬に適した発生ステージ・生理状態で冬をやり過ごせるよう、休眠によって卵期間や成虫の未成熟な期間の長さを調節することが知られてます。マダ [続きを読む]
  • アキアカネの連結♀がコモリグモをおんぶ?:事の顛末
  • 昨日(10月8日)、当研究所から車で数分のところにある小規模な水辺に、カメラをぶら下げて出かけました。トンボはいないかと、目を凝らしていると、アキアカネSympetrum frequens (Selys, 1883)の連結態が1ペア、心なしかふらふらと飛んできて、ヒメガマの茂みのはずれにある枯葉にとまりました(写真1)。写真1.アキアカネSympetrum frequens の連結態(クモがとりついている) ( で拡大)早速カメラを向け、ピント [続きを読む]
  • ヤマサナエ:学名の謎が氷解
  • 以前の記事「ヤマサナエ:学名の謎」で、私が岐阜県で観察・撮影したヤマサナエAsiagomphus melaenops (Selys, 1854)(下の写真)の学名の謎についての続報です(解決篇)。この学名のうちの種小名melaenopsの意味は「黒い眼」であるはずなのに、ヤマサナエそのものの眼は黒くない――これは謎である、として私の宿題としていました。写真.ヤマサナエAsiagomphus melaenops (Selys, 1854)♀。 (生方秀紀撮影、再掲) (クリッ [続きを読む]