けい さん プロフィール

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けいさん: 何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証
ハンドル名けい さん
ブログタイトル何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/mothra04281030/
サイト紹介文私は2015年末、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎と突然死別しました。これは彼の生きた証です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供314回 / 365日(平均6.0回/週) - 参加 2016/03/02 09:33

けい さんのブログ記事

  • 想い出の自販機
  • 祥一郎よ・・・・・・・・・・。煙草好きなふたりがこの部屋に越して来た時、近くに自販機が有ったのでお前は、「おっちゃん、今度は煙草買いに行くのに便利になったね。」と言ったよね。その通り、買いだめなどしなくともいつもあの自販機でふたりは煙草を買っていた。おっちゃんが仕事で疲れきっている時には、お前はふたり分の煙草を買って来てくれたよね。そして・・・・・・・・・・・・おっちゃんの見た最後のお前の笑顔も、 [続きを読む]
  • 無題
  • 祥一郎・・・・・・・・・・お前が旅立って一年と八カ月。おっちゃんはよく生きてきたと思う。よくよく考えれば・・・・・・・・・・・・とても独りで生きていけることじゃないことが起こったのだから。それでもこうしてまだ生きているのは、それ自体に何か意味が有るのか、おっちゃんの寿命がまだ残っているのか、ただ単に死ぬのが怖いだけなのか・・・・・・・・・・どれもこれも考えては、そうかもしれない、いやそうじゃないか [続きを読む]
  • 祥一郎と繋がるために。
  • 祥一郎・・・・・・・・・・。あれは去年の8月、Mさんとの初めてのミディアムセッション。はっきりとお前の存在を確かめ、繋がることができたひとときだったね。そしてお前は魂となって生きている事を信じるきっかけになり、そしてその後のおっちゃんの生きる指針になった出来事だった。あれからおっちゃんは霊界(幽界)に居るというお前ともっと繋がるために、それについての勉強を始め、死生観を変えるために、もっと言うなら [続きを読む]
  • 朝の寝室
  • 仕事が早番の朝。午前四時に起床して、いそいそと仕事にでかける準備をする。それが終ると椅子に坐り込み、心を落ちつけてきょう一日に思いを馳せる。そして玄関のドアを開ける前に寝室を覗くと、祥一郎がまだ早朝の眠りを貪っている。その寝顔を見て安心し、小さな寝息にいってらっしゃいと言われたような気持ちになってでかけた、そんなあの頃。無駄だとわかっていても今もその習慣を続けている自分がいる。誰も居ない寝室・・・ [続きを読む]
  • 魔の時刻
  • また魔の時刻がやってきた・・・・・・・・。オフの日の、夕刻。あの頃、私が日中どんなに忙しくとも遊び回ったとしても、夕刻には必ず部屋に戻りふたり分の夕餉の支度をした。祥一郎は風呂に湯を張ったり、洗濯物を取り込んだりしていた。あいつはときおりキッチンにやってきて、調理途中の料理に手を出し、それを私が叱る。そんなふたりの戯れもあった。20数年間続いた、そんな生活のひとコマ。今その時刻は私にとって魔の時刻 [続きを読む]
  • 居なくなったクロ
  • 夜勤明けでくたくたになって帰宅したその日、猫のクロが居なかった。いつもなら私の帰りを待って、玄関周辺に居るはずなのに。その日は私の足音を聞いて鳴きもせず、呼んでも反応が無かった。私は疲労困憊だったので、そのうち帰ってくるだろうと思い、ベッドに横になった。しかし目覚めてもマンションの周囲にクロの気配が無い。居そうな場所を捜索してみたが、やはり居ない。(祥一郎が亡くなってからはろくろくかまってやれなか [続きを読む]
  • 彼岸花
  • また彼岸花の咲く頃になった・・・・・・・・・。この花を眺めるたび、あの小さなできごとを想い出す。祥一郎の母親が亡くなって、あいつは箪笥の上に祭壇をこしらえて毎日線香と水をお供えしていた。私は祥一郎が祈りやすいようにその箪笥の上を整理して花瓶を買ってきた。ある日、いつも散歩に行く荒川土手に彼岸花が群生していたので、一本手折って祥一郎に「はい、これ。お母さんにお供えしてやりな。」と渡したのだった。今、 [続きを読む]
  • 襲い来るフラッシュバック
  • 職場の帰り、疲れきって自転車をこいでいると、突然フラッシュバックに襲われた。ドスンという祥一郎が倒れた大きな音と、「うわあああああああ!!!」という悲鳴。駆け寄った私の目に飛び込んできた祥一郎の苦悶の表情。その後に私の膝の上で大量吐血して、みるみる生気が無くなっていく祥一郎の表情。あれから何度この言葉にさえできないフラッシュバックに襲われたことだろう。考えないように・・・・・・・深く考えないように [続きを読む]
  • 剥きだしのこころ
  • 道路の真ん中で通行人の邪魔になるのにお喋りに夢中なおばさん達。信号無視して道路を渡る人。傘をぶつけて気付かない、甲高い声を出してしゃべりながら歩く女子高生。階段の下で騒ぐ近所の子供達。そんな人達を見るにつけ、無性に腹が立つ。祥一郎が生きていた頃、そんな人達に腹が立たなかったわけではない。ただ、すぐに忘れることができた。祥一郎との日常に埋没することができた。でも今は・・・・・・・・・・そんな少しばか [続きを読む]
  • この世では逢えない遠距離恋愛
  • いつだったか・・・・・・・私と同じゲイの死別経験者の人が言った。「・・・・・・・・相方とは遠距離恋愛のようなものかもしれませんね・・・・・・。」その人と私は勿論シチュエーションも違うし、今自分が置かれている状況も違うが、パートナーを喪ってその気持ちをどのように捉えていったらいいのか、模索している面では同じだ。遠距離恋愛か・・・・・・・・・・・・・・。私はいつかそのように想えるときが来るだろうか。遠 [続きを読む]
  • とてつもなく長い厄年
  • 長い・・・・・・とてつもなく長い厄年・・・・・・・・・・そうなのかもしれない。どんなに思い返してみても私の人生は、この半世紀以上の人生は、波乱と苦難に満ちてきた。それでも、祥一郎と過ごした20数年だけは、襲い来る災厄をふたりでやり過ごして来た。あいつは私がどんな境遇になっても、傍に居てくれた。どれだけ感謝しても感謝しきれない・・・・・・・・・・。そして私はまたこの世でひとりになった。祥一郎と出会う [続きを読む]
  • あの笑顔を返して欲しい・・・・・・
  • 祥一郎の笑顔の満ちた日々・・・・・・・・私はそれにどんなに癒されていたことだろう。笑顔良しさんの祥一郎。あの笑顔が無かったら、私はあいつに声をかける事も無かったかもしれない。ふたりを繋いだ笑顔。今は何枚かの写真でその面影を想い出すだけ・・・・・・・・・・・。極端に笑顔の少ない笑う事の無い私の傍に、あの笑顔がいつも花咲いていた。何も話さなくともいい・・・・・・あの笑顔をもう一度見られたら・・・・・・ [続きを読む]
  • 早く帰って来ておくれ
  • 祥一郎・・・・・・。お前の還ってくる場所は此処なんだよ。おっちゃんの居る、この部屋なんだよ。いつだって、どんなに時間が経っても、此処がお前の帰ってくる部屋なんだよ。そして、此処でご飯を食べて、パソコンで遊んで、体操をして、風呂に入って、昼寝して、おっちゃんをからかって・・・・・。あの頃のように、またあの頃と同じように、いつでも暮らしていいんだよ。だから早く帰ってくるんだ。早く帰って来るんだよ。おっ [続きを読む]
  • 川の流れの向こう
  • 私の住んでいる街の近くに、荒川という川が流れている。この街に来てから、仕事で疲れきった身体と頭を休めにときおり訪れて、見晴らしの良い河川敷に何時間も座ってただぼーっとする習慣があった。この近くには大きな公園が無いので、ここが一番の癒しスポットだ。最近、この河川敷を訪れる回数が増えた。ぼーっとする為ではない、部屋に居てもどうしようもない感情に襲われ、叫び声を上げたくなるので、ここに悲しみや孤独感など [続きを読む]
  • 10年前の日記
  • つい最近、とあるSNSに書いた私の10年前の日記に「イイね。」を押してくれた人が居た。以下がその日記だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『2005年9月23日あいつと暮らし始めてはや15年。 二丁目の帰りに酔っ払った勢いで声かけて、しばらくしたらもう俺んちに居候。大阪に引っ越したらついてきちゃった。 仕事もせずに引きこもりになって、それを立ち直らせるのに四苦八苦。 危機はそりゃあもう数限 [続きを読む]
  • 自我の殻を破る
  • 「おっちゃん、もっと冒険をしてよ。」・・・・・か。祥一郎と繋がった二度のミディアムセッションで言ってきた言葉だ。小さな事でもいい、お金をかけなくともいい、いつもと違う行動をとってみてとも伝えてきた。これがまた簡単なようで難しい。仕事で疲れきっているので、オフの日になっても雑用を済ませ、いつもの公園や河川敷でぼーっと過ごし、いつものスーパーで買物を済まし、いつもの時間に風呂に入って食事をするというこ [続きを読む]
  • ねえ祥一郎
  • ねえ祥一郎。最近また夢に逢えるようになったね。逢えない時は半月以上も逢えないけど、逢える時は続けて逢えるんだね。半月以上逢えないときは、(もうこのまま逢えないのかな・・・祥一郎はおっちゃんの傍から離れてもっと遠いところへ行っちゃったのかな・・・・)なんて不安になるけど、やっぱりお前はおっちゃんの傍に帰って来てくれるんだね。ねえ祥一郎。この頃ね、夕方ちょっと涼しくなるとあの公園にお前の写真を持ってよ [続きを読む]
  • 私が求めている答え
  • 祥一郎・・・・・・・あいつは私の家族だった。紛れも無く家族だった。幼い頃から家族なんて要らない、必要ないと思っていた、それが当たり前だった私にできた、初めての家族だった。雨が降れば、粗末な部屋で二人でじっと雨をしのいだ。雪が降れば、二人で表に出て、二人とも転んで笑い合った。太陽がぎらぎら照りつければ、裸になって二人で冷たい麺を啜った。季節がどんな顔を見せようが、空から何が降ってこようが、あいつはい [続きを読む]
  • 儚い命 小さな命
  • 蝉が鳴いている。またやって来たいつもの夏、やはり蝉が耳をつんざくほどの声で鳴いている。きょう仕事が終って職場の屋上にある喫煙場で一息入れていたら、蝉があおむけになって死んでいた。なんとなく憐れを誘ったので手にとって、喫煙場の隣りにある花壇にでも埋めてやろうと思ったその時、その蝉は突然羽ばたいて飛んで行った。死んではいなかったのだ。しかしもう長くは生きられないだろう。蝉の成虫の命は数週間から一ヶ月く [続きを読む]
  • 孤独な映画鑑賞
  • 何十年振りだろうか、ひとりで映画館に映画を観に行ったのは。過日の日記にも書いたが、ひとりで部屋で悶々としながらケーブルテレビの映画をぼーっと眺めていてもまったく集中できないので、きょうは新宿まで出て映画を観てきた。「メアリと魔女の花」という作品。確かジブリ系の映画だ。作品自体はまあこんなものかという出来で、寝不足もあってか途中何度か寝そうになった場面もあったが、なんとか最後まで鑑賞。祥一郎の遺影を [続きを読む]
  • 川越水上公園の想い出
  • 夏になると想い出す。遥かな尾瀬・・・・ではなく、ふたりでよく行ったあのプール。確か川越水上公園とかいったかな。ふたりが出逢ってまだ間が無い頃、谷中に住んでいた頃だ。海水浴にはなかなか行けなかったので、祥一郎の申し出でそのプールへ行くことに。電車を乗り継いで、川越駅からまだバスに乗って行った。けっこう広くてそれなりのプールだった。私は別に夏になったからといってプールに行く習慣などなかったけれど、そこ [続きを読む]
  • ふたりの歴史は輝き続ける
  • 祥一郎と出逢ったばかりの頃、もちろんふたりは燃えあがっていて、お互い好きで好きでたまらなくて、片時も離れたくは無かった。人並みにそんな時期はあった。一緒に住むようになってからも、同じ布団で抱き合ってあいつに腕枕をしてやって眠った。寝る前にあいつは必ずキスをせがんで、私が軽くしかしてやらないと、「んーーー、愛が無い、愛が無い。」と言ってもう一度キスをせがんだ。なにしろ私はそんなにひとりの人を好きにな [続きを読む]
  • 前向きに予定を立ててみよう
  • 仕事が休みになる度に、(ああ、何をして過ごそうか・・・・・・。)と思い、結局何もたいしたことはせずに早目に床につく日が続いている。予定を沢山入れたいけれど、近所に友人知人も居らず、私の仕事がシフト制なのもあってなかなか遠方の友人達とも予定が合わない。となればどうするか。一日に何度も部屋を出たり入ったりして、結局は更に孤独を深めるのなら、可能でも不可能でもいいから何か予定を立ててみようと思い始めてい [続きを読む]
  • 私が差し出した傘
  • 私は祥一郎のどこに惹かれたんだろう。どんな面が好きだったのだろう。出逢って数年ぐらいは勿論恋愛感情が盛り上がっていた頃だし、外見的にも私のストライクゾーンだった。しかし長く共に暮らすには、勿論そんな理由だけでは続かない。事実、本当に私達はもう駄目かもしれないという喧嘩は何度もした。原因は、祥一郎がなかなか定職に就かず、アルバイトも長続きせず、フラフラしていた時期もかなり長かったので、私が「ちゃんと [続きを読む]
  • 慟哭
  • 昨夜、私はいつもの慟哭をしていた。「祥一郎・・・・・・・・・・逢いたいよ、逢いたいよ。なんで死んでしもうた・・・・・・・・なんでおっちゃんを遺して死んでしもうた・・・・・。おっちゃん、寂しいよお、悲しいよお、辛いよお・・・・・・。おっちゃんどうやって生きて行ったらええのや・・・・・・何を支えに生きて行ったらええのや・・・・・・お前の居らん人生はいやや・・・・ひとりで生きて行くのんはいやや・・・・・ [続きを読む]