Mikiko さん プロフィール

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Mikikoさん: Mikiko's Room
ハンドル名Mikiko さん
ブログタイトルMikiko's Room
ブログURLhttp://mikikosroom.com/
サイト紹介文長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、2,000回超。
自由文赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供643回 / 365日(平均12.3回/週) - 参加 2016/03/05 17:53

Mikiko さんのブログ記事

  • 東北に行こう!(1378)
  • 婆「煩悩のカタマリではないか」み「修業すれば、解脱できるだろ」↑これは、幽体離脱。婆「おぬしから煩悩を引いたら、何も残らんわ」み「し、失敬な!」婆「大昔の漫才に、そういうツッコミがあったの。 誰だったかいな? エンタツアチャコか?」↑右が横山エンタツ。左が花菱アチャコ。2人が並んで掛け合いをする『しゃべくり漫才』は、この人たちが発明した形式です。み「呼び出して、ここで漫才させてみればいいではないか [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2266
  • 「お風呂場の実習でも行いましたが、もう一度、顎による方法をご覧いただきます」 仲居さんが、両脚を大きく開いて持ちあげた。 赤ん坊が、おしめを替えられるポーズだ。 無毛の股間を隠すものは何ひとつない。 改めて、綺麗な地肌だと思った。 やはり、ファンデーションなどを塗っているのだろう。「顎を下ろす位置を見ててください」 板前さんは、両手で仲居さんの太腿裏を抱えたまま、顔をゆっくりと下ろしていく。 参加 [続きを読む]
  • センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #196
  • 戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン幕間(小説形式)アイリスの匣#196 廊下に立つ恭子(のりこ)は屋外の春の陽射しの中にいる。 その陽射しを御簾により遮られる屋内は薄暗い。 御簾の隙間から、兵部の室内を覗き込んだ恭子の目には、しばらくの間、内部の様子がよくは見て取れなかった。恭子はもどかしげに幾度か瞬きをするが、暗さに慣れぬ目はどうなるものでもない。恭子は耳の感覚に集中した。 室内から漏れ聞こ [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1377)
  • 婆「恐山を値切るとは、この罰あたりめ」婆「500円くらい払いなされ。 バス代より安いではないか」み「確かに。 小一時間で、800円は高いよな。 東京だったら、そのくらいの時間、乗る路線もあるけど……。 みんな、210円均一だもんね」↑まだ回数券が売られてるようです。新潟では、2013年9月で終了しました。婆「途中で冷水を飲んだであろう。 何杯飲んだ?」み「大盛り2杯」婆「20年若返りますぞ。 800円など安いものじゃ [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2265
  •  史恵さんが舞台を下りてきた。 曲はかかったままだ。「みなさん、どうぞ、お膳を回りこんで、お近くでご覧ください」 史恵さんは、自ら布団の傍らに立ち、参加者たちを促した。 その声がかかるのを待っていたかのように、たちまち参加者たちは席を離れ、布団を囲むかたちに集まった。 もちろん、わたしもそのひとりだ。 仲居さんが、男根を吸いあげながら、自らの口から抜き取った。 男根は反動で、大きく振れた。 仲居さ [続きを読む]
  • 元禄江戸異聞 根来(三十四)
  • 「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)(三十四) 丹後二の丸の一室。 差し込む月明かりに浮かんだ屏風の陰に、何やら白いものが動いている。 ひれ伏すように屏風からはみ出した白いものに、後ろからもうひとつの白いものが覆いかぶさっていく。「あ……ああ……羅紗様……」 屏風の陰で犬の様に初音と羅紗がつながっていた。 前のめりで逃げる初音を抱き寄せて、羅紗はその背中に若い乳房を押し [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1376)
  • 律「ほら、脚元に気をつけなさいよ。 あんたみたいな罰当たりは、ステップから転げ落ちかねないんだから」み「いちいち、やかましい女じゃ。 よっこらしょっと」律「そういう掛け声はやめなさい」み「よし、無事降り立ったぞ。 この一歩は小さいが、人類にとっては大きな一歩である」律「何それ?」み「人類で初めて月面に降り立った、アームストロング船長の言葉じゃ」律「関係ないじゃない。 でも、お天気で良かったわね」み [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2264
  •  羽衣めいた薄く儚い布地は、あっという間に滑り落ちた。 残りは、赤いブラだけだった。 華奢な良く撓る腕が折りたたまれ、ブラのホックが外された。 ストラップが肩を滑り落ちる。 乳房が現れた。 半襦袢を着ているときからわかっていたが、乳房に豊かな膨らみはなかった。 女の手の平で包めるほどだ。 しかし、その中心の乳首だけは、標準サイズを越えている。 掌に包んだときの感触を想像すると、背中に怖気が走るほど [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2263
  •  佳代ちゃんは、お膳の真上まで顔を突き出し、視線を下方に落としている。 目が寄るほどのガン見だった。 真性のレズビアンにとって、綺麗な女性器は何よりのご馳走だろう。 そのとき、部屋の隅に気配を感じた。 わたしは一番下座に座っていたが……。 部屋にはまだ余裕があり、誰も座らない畳が続いていた。 壁際の隅には、仲居さんが脱いだ作務衣などと一緒に、板前さんが座っていた。 板前さんは、仲居さんがお膳を回っ [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1375)
  • 律「バカ言ってないで。 ほら、降りるわよ」み「ごめんなすって。 ちょっくらごめんなすって」律「人を追い抜かなくたっていいでしょ」み「気が急く」律「ほんとに恥ずかしいんだから。 運転手さん、いかほど?」み「タコほど」律「バシ」み「叩くな!」運「お客さん、『下北駅』からですね?」み「うんにゃ。 『冷水』からです」運「『冷水』で降りたじゃないですか」律「バカ言わないの。 『下北駅』からです」運「800円に [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2262
  •  村井さん夫妻に、じっくりと鑑賞させた仲居さんは、いったん起ちあがると、わたしの前に腰を落とした。 わたしはてっきり、次は向かい側のお膳に移ると思っていた。 わたしがスタッフ側なのは、この仲居さんも知っているはずだ。 しかし、遠慮するのも妙なので、とっくりと鑑賞させてもらった。 案の定、性器の周りは、完全に剃りあげられていた。 驚いたのは、大陰唇の色調だ。 ほかの部分の肌色と、まったく変わらない。 [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1374)
  • 律「三途の川を、バスで過ぎたわけ?」み「左様じゃ」↑金属製の手すりがバス道路だと思います。カラスは出来すぎですね。み「すでにここは、あの世の領域なのじゃ」律「どうしてそういう口調になるのよ」み「イタコが乗り移った」↑このフィギュア、わたしの枕元におわします。律「気持ちの悪い」み「イタコのテーマソングを歌う」律「そんなの、あるわけないでしょ」み「?イタコぉの伊太郎、ちょっと見な〜れば〜」律「バシ!」 [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2261
  •  仲居さんは、横座りのまま動かない。 揃った脚の付け根は、襦袢の裾が隠してしまっている。 仲居さんは視線を布団に落とし、息を整えているようだ。 わたしを含め、がっかりした顔が仲居さんを見つめる。 突如、曲調が変わった。 一転して、アップテンポな曲だ。 思わず、舞台の史恵さんを見る。 やはり、カラオケ機械が操作されたらしい。 曲がワンフレーズを刻むと同時に、仲居さんが跳ね起きた。 そのまま、上座に座 [続きを読む]
  • センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #195
  • 戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン幕間(小説形式)アイリスの匣#195(そうじゃ)(あれは……そう……)(あのとき、わたくしは……) 斎王恭子(のりこ)の追憶は、十年(ととせ)近くを遡った。恭子はようやく幼女から少女に、そう云えるようになった頃であったろうか。その前年、恭子は月のものを見るようになっていた。 外面、外見は折節(おりふし)、匂やかな女の風情を垣間見せるようになった恭子ではあったが [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1373)
  • み「の、飲み干したぞ」律「ほら、早く」み「ゆ、揺らすな。 喉から出る」↑スターリンのようです。律「すみませーん。 遅くなりました。 ほら、早く乗りなさい」み「ふー。 間に合った」律「わたしたちを待ってくれてたのよ。 ほんとに恥ずかしいんだから」み「腹の中が、ちゃっぽんちゃっぽん言ってる。 少し、出すかな」律「止めなさい! 出したら、窓から捨てるわよ」↑ほんとうにそうでした(今は違うと思いますが)。 [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2260
  •  ここで改めて、仲居さんの体型がはっきりとした。 作務衣を着ているときから想像できたことだが……。 胴が長いのだ。 半襦袢の裾は、普通の体型の女性であれば、余裕で太腿まで届くだろう。 しかし、この仲居さんは、襦袢の下から、ショーツが覗いていた。 しかも、深紅のショーツだった。 白い襦袢の下から覗く赤は、異様に扇情的に見えた。 仲居さんは、それを見せつけるかのようにその場で回転した。 裾が捲れあがる [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1372)
  • み「口をとんがらせなきゃ、飲めないでしょ。 さらにその際、“おっとっとっと”と言わねばならぬ」↑このときは、“おっとっとっと”と言ってはいけません。律「馬鹿馬鹿しい。 早く飲みなさいよ。 バスが出ちゃうわよ」み「じゃ、“もっきり”で3杯。 よーし、入ったな」律「零れてるじゃないの」↑手で飲むんすか! 一度もしたことないぞ。み「袴が無いんだから、仕方ないでしょ。 いいかね、チミ。 顔から迎えに行くのじ [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2259
  •  仲居さんは、その場でくるりと身体を回転させた。 こちらに向き直ったときには、作務衣の上着が肩から抜けていた。 そのまま、柿色が畳に沈む。 板前さんがそれを拾い、脇に取り除けた。 どう見ても、手慣れた動作だった。 こんなことをするのが初めてではない、ということは明らかだ。 しかし、こんな疑問を抱いているのは、どうやらわたしだけらしい。 参加者は全員、乏しい明かりに油断してか、痴呆のような表情を隠そ [続きを読む]
  • コメントログ109(2251〜2260)
  • センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #193★Mikiko05/02/2017 07:24:11 AM尻フェチ 電気通信大で……。 ↓筋肉の見た目、触感の変化によって感情を表す尻型ヒューマノイド「SHIRI」が開発されたそうです。 昔、筒井康隆の小説に、「オイドイド」というのが出てきましたが……。 まさしく、そのイメージですね。 ゲイの方向きじゃないでしょうか。-----☆尻啖えハーレクイン05/02/2017 02:44:14 PM ↑うそうそ  孫一孫一 [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2258
  •  わたしを含めた参加者全員の疑問に応えるように、照明の色が変わった。 部屋の入口を振り向くと、史恵さんがスイッチの傍らに立っている。 天井中央に嵌めこまれた白色の蛍光灯が消され……。 代わって、天井角の赤色のスポットライトが灯っていた。 こんな照明があることは、今まで気づかなかった。 史恵さんはスイッチを離れると、舞台に身を移した。 舞台と云っても、大がかりなものではない。 床の間に毛の生えたよう [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1371)
  • 律「うーん。 ま、こんなものでしょう。 普通の水だわ」み「どうやら大丈夫そうだな。 柄杓、柄杓」↑アルマイトの柄杓。口を付けると、金臭いんですよね。でも、木製よりは清潔でしょう。律「もう1杯飲まなきゃ。 20年、20年」み「浅ましいヤツ」律「でも、バスのない昔は、今来た山道を、みんな歩いて登ってきたのよね。 ここまで登って、この湧き水を飲んだら、さぞかし生き返る思いがしたでしょうね」↑然り。律「はい、 [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2257
  • ■ 襖が開くと……。 そこに立っていたのは、この宿の板前さん、つまり仲居さんのご主人だった。 仲居さんが襖の向こうで、立て膝をついていた。 襖を開いたのは、仲居さんだろう。 なぜなら、板前さんの両手は塞がっていたからだ。 入ってきた板前さんを前に、参加者全員の目に疑問符が浮いた。 板前さんは、畳んだ布団を胸前に抱えていたのだ。 疑問符の泳ぐ空気の中、板前さんはお膳の間から、中央の畳に進んだ。 襖を [続きを読む]
  • 元禄江戸異聞 根来(三十三)
  • 「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)(三十三) 屋敷の中に静寂が戻って、陣内伊織はそっと寝床から身を起こした。 お竜をはじめ根来の一味は早朝から何処かへ出かけたようである。 廊下に面した戸襖から顔を出すと、右手は明かりの灯った帳場に人の気配がする。 大引け後に遊郭の世話から戻って来たのか、飯炊きの老婆に食い物を催促する若い衆の声が聞こえた。 逆に左へ目を転じると、小さな [続きを読む]
  • 東北に行こう!(1370)
  • 律「“タダより高い物は無し”とも云うわよ」み「確かに。 “死ぬまで若返る”って、どゆことだ? 消えて無くなるんでないの?」律「4杯飲んだら死ぬとか」み「ほんまきゃー! しかし、20年若返るのは魅力じゃ。 2杯飲まねば」み「降りるぞ」律「わたしも」み「あんたはもう、若がえらんでよろしい」律「なんでよ!」み「厚かましいヤツ」律「あれね」み「地蔵があるのが、微妙な雰囲気ですな」律「こんこんと湧いてるわね」み [続きを読む]
  • 由美と美弥子 2256
  •  医学の世界には、プラシーボ効果という術語がある。 乳糖や澱粉、生理食塩水など、薬理作用の無い物質を、薬と称して患者に投与した場合……。 明確な治療効果が現れることがあるのだ。 この場合、たとえ鍋の中身が普通のキノコであっても……。 女将の話を信じて食べたら、実際に性欲昂進が起こる可能性もある。 ひょっとしたら、女将の口上も、史恵さんの演出かも知れないと思った。 もしそうなら、女将も大変な女優だが [続きを読む]