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青葉学習塾・お習字教室へようこそ! https://blog.goo.ne.jp/ao_juku

白石第二小近くにあります。個別塾と家庭教師紹介をしています。書道もしております。

冬場は毎年、混雑してます。受験生ははやめにご相談ください。

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2016/03/31

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  • 爆豪少年

    塾の小学生に描いてとリクエストがあったので、描いてプレゼントしました。あ、ご無沙汰しておりました。ブログのパスワードを忘れちゃいまして。1週間以上放置しちゃうと忘れちゃって、それっきりという事もあります・・・。思い出すまで放置プレイしてました。だめじゃん。すみません。最近、筆を持つより、書道や芸術の本を読んでいる事が多いです。書は伝統芸能だと述べてますが、継承していくものなら、個性って不必要でいいんじゃないかなとか。書は芸術だと述べてますが、芸術とは何?自己表現が芸術なのかとか。誰かからお手本等をいただいて書いている以上、個性は無いのかもとか。っていうか自分の製作は、誰のために製作しているんだろう。自身のためだけなら、自己満足でしかない。師匠とか上の方々のためなら、「道」なんだろうな。今日は、仙台の師匠の所にお...爆豪少年

  • ご無沙汰してました。怪我をしてしまい、ブログができませんでした。書道も、半切以上の大きい作品がなかなか書けなくなっちゃいまして。生徒さんから、相葉くんを描いてと言われたので、チャレンジしました。アニメ絵なら描けるんですけど、三次元の人物画はちょっと・・・と思いつつ。案外上手く描けたかなという事で、載せておきます嵐

  • 「書と文字は面白い(石川九楊)」を読んで

    古代から近代まで、さらっとコラム形式で書かれていました。戦後の前衛書家の作品は書とはいえない、だったかな。ならば、現代の漢字書家・仮名書家の作品は、現代一般人に全く読めないから、同じ。そしてトップ書家?同士が対立し、それ以上話さなくなり、そっぽを向いた。現代人達がそんな深く思っていない事に拘って、そのトップ書家が仲違いしてしまって今に至る・・・。今、手元に本が無いのだけど、現代書をなんとなくそんな感じで述べていた。まあ、20年前の出版物。その当時はこういう結論なんだろう。けど、面白くない事・問題点までコラムにして、その解決の糸口も述べず、さらっと次の話題に移る。その文章に、書の何が面白いんだろうというという、疑問を抱かせる書籍。この本を読んで、面白い!書家になりたい!と思う御方がいるだろうか。疑問や問題点があっ...「書と文字は面白い(石川九楊)」を読んで

  • 測量士補

    よければ、クリックください~時間がありましたので、もう一つブログを書いてみようかなと。新年度になり、今は仕事に少し余裕ができるようになりました。のんびり書道!・・・筆を持ちたいと思っていましたところ、嫁のほうから「暇なら資格をとれ!」と話をされました。三月の受験が終わったら、一時的に暇になる事を伝えてしまったばっかりに・・・真面目に資格をとる勉強をしたほうが良いと思うなら「応援」書道を中心にしていいなら、書道の続きを書きますので「続き希望」をクリックください。あ、誰もクリックしないという、場合もありますね(笑)もし、ブログ書かなくても、頑張っているという事で。私の近況の緊急事態宣言でした。測量士補

  • 細字三体 その2

    今月の雑誌、細字三体を一発書きしました。そして早速、稽古にきた御方に差し上げました。今見ると、一行目の中心がずれてますね。潤渇の変化もない・・・あちゃ。次に書くときに、修正していきます。他の方々にも、もっと上手く書いて差し上げていきたいと思います。自分の作品を提出することも大切ですが、実際に目の前で書いて、生の作品を渡して、きちんと教えていくことができれば、それは自分が上手くなるという事だと考えております。書の作品も、相手のためにしつつ。情けは人のためならず・・・みたいな感じでしょうか。あ、ちょっと疑問なのが、手書きは良いものだと言いつつ、実際はコピーや印刷したお手本を堂々と配る書家先生は、一体何者なのだろうと、思ったりもしちゃいます。まあ、100人くらいお弟子さんがいるなら、弟子一人のために時間を割くことはで...細字三体その2

  • 孔子廟堂碑 その2

    孔子廟堂碑の初めのほうを臨書しています。特徴は簡潔に、優しい楷書体です。数枚ほど書きましたが、思っていたのとは違くなってしまいました。「行」「郎」はもっとふところが広いだろうとか、横画がもっと伸びやかだとか。日の余白が違うとか。九成宮と比べ、縦に伸びやかなので、もう少し気を付けて臨書しようと思います。ところで、「書は人なり」といわれますが、私自身が、この孔子廟堂碑っぽい書風で作品が書けるようになったとしても、私の人間性が温かい・温かくなるっていう訳ではないんですよね。書を極めた人ほど、人間性も良いというのは、今の人々にはそれほど当てはまらないものだと思っています。今、筆を持たない人も多いですし。「書は人なり」とは、あくまでその人の「書き癖」等の事だと思っています。あっ、書を過小評価しちゃいました、逃げますww孔子廟堂碑その2

  • 近代詩 半切 その6

    先日「半切ハンドブック5」を購入しました。早速、そこに掲載されてます大先生の作例を参考に、私なりに書きました。ところで、昔の書家の作品を真似て書いた物を「臨書」等といい、現代書家の作品を参考にして書いた物を臨書とはいいません。マンガ制作なら、あるマンガを参考にして描いた作品を二次創作作品、自分自身が描いた作品をオリジナル作品と分けています。書は、現代書家の作品を参考にして書いたら、自分の創作作品となったりもします。その作品が入選したり、金銭が発生する場合は、作家に相談、書家先生に御礼します。書の創作作品とは、マンガのオリジナル作品とは違います。ということで、私が勉強不足ですいません。単につぶやきました。近代詩半切その6

  • 展覧会に向けて その3

    もう一枚、別な作品を書いてみました。ただ、この画像は、あえて色々と画像処理しちゃっています。下手だった作品を切り貼りしてみました。まあ、手書き感があればいいかなと。書をCGで表現する御方も多いですが、どのあたりまでが書の許容範囲なのでしょう?私自身は、白黒(厳密なら黒っぽい何かの色)で文字が書いてあるなら、書という認識をしちゃいます。ああ、金や銀の文字も良いですね。拓本も良いです。ただ・・・非文字にはしると、「書」ではなく「描」かと思っちゃいます。他の御方は、どのあたりまでが書なのでしょうか?私自身、固定観念や先入観を無くさないといけないと思っています。乱筆失礼しました。展覧会に向けてその3

  • 一字書 その2

    「桜」と書きました。少字というか一字書が難しいです。字典を見たり、古典から一字を集めてそれを自分なりに書くのですが、古典と全く同じようなコピーでは、面白みがありません。桜が見事に咲いているので、淡墨でどうかなと思い、数枚ほど書いたたのですが、淡い雰囲気を出したかった気持ちとは裏腹に、相変わらずの超濃墨で勢いで書いてしまいました。イメージとなんか違う。草書体ってこれで合ってますよね。イメージと現実が、上手くかみ合う事はなかなかないですね。一字書その2

  • 展覧会に向けて その2

    展覧会に向けて書きなぐり中です。実際は60×180㎝のサイズで大きいかな。審査員の先生から、作例をいただいてないので、構成とか全体のまとめ方が難しいです。前回の半切で書いた作品を、単に大きく書きました。センスが無いな~と思いつつ。では。コロナショックからの志村ショック、悲しいです。展覧会に向けてその2

  • 勉強法について

    真面目な仕事の話です。スルー願います。4月から、高校3年生の家庭教師をすることになりました。ご家庭と電話で自己紹介をして、話し合ったところ、学校で使用している、数学の教科書を教えて欲しいと話されました。問題集なども必要ですか?と質問しましたら、是非よろしくお願いしますとなりました。教科書内容をしっかり覚えれば、受験は大丈夫だとよく聞きます。確かにその通りなのかもしれませんが、ちょっと違います。数学の問題とかを解いてみると、解説も答えもほとんどないんですよね。教科書だけでは、覚えることがなかなか難しいんですよね。他の教科の教科書も、デメリットがあります。勉強法を間違えている御方は、教科書を読んで悩んで、それで勉強が終わっちゃったりします。小中学生で、学校への提出物等を、埋めて終わっちゃう御方もいます。理解して解け...勉強法について

  • 臨書 孔子廟堂碑

    昨日は桜が咲いて喜んだのに、今日は雪景色。急激に寒すぎです。今日は「中国法書ガイド孔子廟堂碑」を引き籠って読んでいました。まあ、20年以上前に読んでいたのを再度読み返しました。初唐の楷書をあげるなら、九成宮よりも、こちらの孔子が良いと述べていたり、なんか負けん気がある解説でした。冷たいのと温かいのではどちらが好き?と言われれば、今日は寒いから暖かい方で~とか冷たい人と温かい人ではどちらが好き?と言われれば、ツンデレが好きだとか、私自身は答えてしまいますが。孔子廟堂碑は、暖かい楷書体なんですよね。覆刻した所などがあるため、字形に違和感がある箇所あります。そこをどう解釈して、勉強していくかがポイントになりそうです。することが多すぎるので、孔子の臨書はやめといたほうがいいかもと、妥協しようとしております。過去にも、臨...臨書孔子廟堂碑

  • 今年の桜

    梅、桃ときたら、桜!今年は椿やオオイヌノフグリとかから、何かしら眺めてきています。白石での桜、今は二分咲きでしょうか。ほんのりと赤っぽい。画像で分かりますでしょうか。これじゃ分からないか・・・テレビではコロナばかりで、桜前線の話題をほとんど聞きませんでした。どうしたのかと思っていました。花見の会はしませんが、買い物がてら、単に川沿いの桜を眺めます。20分ほどの散歩です。買い物といっても、コンビニで週刊誌を立ち読みし、お菓子を買う程度です。画像にみえる山、蔵王山も一緒に眺めます。そういえば、来週からこの画蔵王山のふもとに住む、新高校三年生の家庭教師をすることになりました。車であそこまで行くのか、遠いなぁ。この平穏に感謝。今年の桜

  • アニメ「このすば」めぐみん

    午後に少し時間ができたので、色紙にラクガキしました。めぐみん、素敵なんです。一つの事だけに特化している、不器用な生き方、普通はできないから、憧れます。塾の生徒が欲しがったら、渡そうと思います。肌色をもう少し濃くしてみようかな。ただ、ちょっと恥ずかしいですね。方言でいうと、こっぱずかすぃ~アニメ「このすば」めぐみん

  • 九成宮醴泉銘 臨書 その2

    午前中に習字教室をしました。最初の方から五・六文字ずつ書いていきました。欲しいという要望がありましたので、全部差し上げました。印もついて、渡しました。今の自分のレベルだと、これが精一杯です。このまま続きを続きを書いていこうと思っていたのですが、来週は孔子廟堂碑をリクエストされました。もう少し、九成宮の特徴とかを伝えたかったなぁ。二時間では時間が足りない。どうしたものか。九成宮醴泉銘臨書その2

  • 九成宮醴泉銘 臨書

    久々に臨書したら、激ムズでした。固めの筆を持つのも久々でした。慣れたらもう少し誇張して書きます。「宮」の口の部分をもう少し右に書きたかったです。ハネもまだまだでした。九成宮醴泉銘臨書

  • 「九成宮醴泉銘」について

    先日、楷書を書きましたが、上手く書けなかったので、天来書院テキストシリーズ「九成宮」を購入し、書き込んでいこうと思いました。書の初心者は、唐時代の九成宮か孔子あたりを勉強していくのが良いとされています。この整いっぷりが、神がかっているんですよね。ただ、今はコンピュータの時代で、活字が最も整っていると思っています。まあ、活字を悪く述べると、個性が無いです。脱線しました。初学者は整えて書く事が、上達の近道なのですが、私自身は、九成宮の個性的な箇所がありましたら、1.2~1.3倍程度、誇張しながら書いてみようかと思います。自己判断で、誇張しながら書くと、笑える作品になるかもしれません。古典は数冊用意して、調べながら書いていきます。ああ、九成宮が久しぶり過ぎて、法書ガイド(二玄社)が、紛失してました。再度購入するのは、...「九成宮醴泉銘」について

  • 漢字 その5

    半紙5文字を楷書体で書いてみました。久々に楷書を書くと、思うように書けません。先日、塾にいらした御方が「楷書に始まり、楷書に終わる」と話していました。書をする方々は「王羲之に始まり、王羲之に終わる」とか、自身の基盤となる古典があり、それを中心に研究しています。私自身は平安時代の仮名「元永本に始まり、元永本に終わる」もしくは「木簡に始まり、木簡に終わる」という事なのでしょうか。よく考えてみますと、各々の追求したい古典を書き続ける、こういう事ではないかもしれません。最高峰の古典は一生涯かけて習い続ける事が大切だ、だと思います。違ってましたらスイマセン~最近は、崩し字ばかりを書いてましたので、一旦、九成宮あたりを再復習したいと思っております。漢字その5

  • 「半切ハンドブック5」を読んで

    日曜日に古本屋のブックオフ巡りをしました。本来なら、嫁と一緒に温泉旅行等に行くはずでしたが、今回は地元で慎ましく買い物と食事をしました。古本屋さんでは、たまに書道の古本が安く売られており、今回も書道や勉強などの古本を何冊か買い込みました。今回の本は、新品で買おうかと、悩んでいた本で。お店側が何を思ったのかわかりませんが、210円で陳列されておりました。おおー!定価2400+税という値段なのに。何故にこんなに安い?!書道をする人が少なくなったから、こんなに安いのか?そんなはずはないと思いつつ。昨日今日とずっと鑑賞しておりました。すると、やはり少しばかり、蛍光ペンでの書き込みがありました。許容範囲~と思いつつ、好きな書作家さんの作品をじっくり鑑賞できました。「半切ハンドブック5」を読んで

  • 「日経キーワード」を読んで

    さらっと読みました。消費税の逓減税率だとか。日本経済は悪くなってないよとか。大学入試の制度が曖昧になってしまったとか。小学三年生から、英語の授業が始まるとか。プログラミング教育をするとか。非正規の給料を正社員並みにするけど、どうなるか分からないとか。AIが仕事をする時代だとか。この本の販売後に、コロナウイルスなので、日本社会は、曖昧から混乱へ、という事が分かりました。じっくり読んでません、こんな感じ。「日経キーワード」を読んで

  • 俳句 その17

    今日は仙台に行きました。書道のお稽古がありました。稽古の前に、ある御方から墨雅会の競書雑誌を一年分いただきました。ありがとうございました。それを師匠に見せて話し合い、その後は自己流で書きなぐっていきました。俳句の参考手本と全然違うようにも書いたりしたので、楽しくなってしまいました。俳句の創作作品では、自分が下手でも、参考手本よりも自分の方が上手いと思って書く事。参考手本はあくまで参考、良いと思う所以外は真似しないで自由に書くこと。数枚書いて、師匠にアドバイスをいただいたら、もっと自信を持って、伸びやかに!と、相変わらずのアドバイスをいただきました。結果的に伸びやか、悪く言うと余白がない作品になりました。どちらかを選ぶなら、しっかり読める右が良いでしょうか。カスレが面白い左でしょうか。稽古場の先輩がたにも、私の書...俳句その17

  • 落款印 その3

    落款印が、だいたい完成しました。左から3分弱、8分、4分の印です。1分は3mmです。やはり画像が大きいなぁ・・・汗あとは、じっくり眺めて怪しい所を修正して終わります。右の落款印の細さが好きです。細くても潰れなければいいなぁ。左はもう少し修正します。では。落款印その3

  • 「書とはどういう芸術か」を読んで

    今日、高校入試の合格発表がありました。全員、桜が咲きました。皆、良く頑張ったと思います。私も喜びを分けていただきました。ありがとうございます。――という事もあり、今日は午後からずっと電話番をしていました。中1生徒の授業もありましたが、その他の時間は、読書をしておりました。合格発表への緊張だかで、仕事が手つかずになってしまったので、本を読みました。お蔭で書道の本を一冊読み終えました。ちょっと古い本ですが。石川九楊先生の書論でしょうか、愚痴というのでしょうか。現代書道に対して、毒舌でした。書の世界は、将来的に何か発展的要素があるかというと、そうではなく、書は停滞しているというか退化していっているでまとめられちゃっています。なんだか、言葉巧みな人よりも、明るい話をする人に、ついていきたいと。これからもっとポジティブに...「書とはどういう芸術か」を読んで

  • 「リトルウィッチアカデミア」のアニメ等

    午前中は歯医者に行ってきました。地元では、患者を待たせることで有名な、カリスマ歯科医院!コロナウイルスの流行に巻けず、密室で混んでいる歯科医院!語弊が・・・失礼しました。人気がある歯科医院に行ってきました。気軽に読める小説を持っていき、歯を治療したついでに、読み終えて帰ってきました。「リトルウィッチアカデミア」は、去年映画館で上映しました「プロメア」その制作会社が数年前に放映していましたアニメです。プロメアは何も考えずに楽しめましたので、こちらも楽しめるかな~。登場人物はほとんど女の子なので、萌えなのかな。わくわくしながら、アニメ26話+αを観て、漫画コミックを読んで、今日やっと小説も読み終わりました。「プロメア」は信者が増えすぎて、ネタのパクリ疑惑とかまでついちゃったんですが火を扱うキャラなんてごまんといます...「リトルウィッチアカデミア」のアニメ等

  • 俳句 その16

    生徒さんから「何かを書きたい」というリクエストがありました。毎月の競書雑誌を日頃から書いている御方からで。話し合ってみると、俳句を書いてみたいという返事がきました。好きな俳句は?どんな書き方をしたいのですか?「まったく決まってません。」この状態から書いてみたいという事でした。まずは本棚にあった東北の歳時記、それに目を通していただいたところ、「椿」が素敵だという事で、一句を決定しました。仮名用小筆で書くより、大字仮名筆でのびのび書きたいという事でした。「みちのくのつらつら椿赤ばかり」と、書き始めました。生徒さんが書いたものを参考に、私も一発書きで書きました。私自身「本来は古筆から、文字を集めてから書く方法の方が、間違いないのだけども・・・」「字面も難しいね」と言い訳しながら渡しました。生徒さんが帰った後、再度書い...俳句その16

  • ペン字 その10

    一行目を流れるように書いてみましたが、全体的にみるとそこが違和感になってしまいました。あと、三か所の「です」が、皆同じような書き方になってしまいました。あとで訂正します。ところで、毎日展錬成会が明日なのですが、仕事の都合で休むことになってしまいました。午前と午後の両方に、家庭教師の仕事が。書道よりも仕事を優先してしまい、すいません。またくだらない事を書きます。こういう趣味とか仕事とかの優先順位って、どうなんでしょう?・・・私自身は、1位、家族2位、仕事3位、健康4位、オタ活動5位、読書6位、書道・・・です。書道は好きですが、師匠と出会って「書道の優先順位を下げなさい」とアドバイスをいただきました。師匠からは今も「頑張っているから頑張らなくていい」とアドバイスをいただきます。大切なのは、「書はお金ではない。流され...ペン字その10

  • 漢字 その4

    行書ばかり書いていたら、味気がなくなってきました。中心がずれました。飽きてきたら、臨書等に一旦戻ります。上手くなりたいと思って、競書雑誌とか展覧会作品を書いていると、上の段級を上の資格を目指そう、入選・入賞しようという意識が生まれます。競争しながら上手くなりたい、賞に入ったり上の立場になって誇りに思いたい、こういう気持ちも大切です。だけど、自分自身の内面ではない所に、書の目標を立ててしまうと、あとあと大変になる、とも思っちゃいます。でもまあ、目標が何も無いよりは、あるほうが良いです。ちなみに私は、純粋に上手くなりたい、満足する書を書きたい訳ではなく、実際は、ダークサイドに堕ちて書いてますね・・・。根っからの厨二ですから~漢字その4

  • ペン字 その9

    ペン字を書きました。まだまだだと思っていますが、一応、今の私の精一杯です・・・って、三枚ほど書いたうちの一枚です。万年筆は定価5000円の物を使用しているのですが、お稽古にいらっしゃる御方から、滲まずに綺麗に書いて素敵、と話されました。ありがとうございます。その御方のペンを見ましたところ、学生時代に購入した1000円のデスクペン等を今も愛用しています、と話してくださいました。そして、強弱が出ないとか、滲む事を悩んでおりました。理想的な安い万年筆があれば、何かお勧めしたいのですが、それが無い場合は、ワンランク上の物を探すしかないと思ってます。私は、高価な物が必ずしも良いとは思ってません。(ケチなんで)ただ自分が書き終わった時に、「自分が嬉しくなるような作品」に仕上がる事が理想だと思ってます。そのためにはやはり、値...ペン字その9

  • 落款印 その2

    印の依頼がありましたので、今日は夕方から印を彫っていました。四分サイズ(12mm)に四文字。思ってたより難しかったです。余白部分も考えると、一文字を5×5mmで、彫らないといけません。なんか、ブログに載せたら、画像がかなり大きい?・・・汗拡大されたお蔭で、アラがみえちゃったので、あとで修正します。マジで実際は12mmの印です。(2回目)今日は、午前の書道教室で体験に来てくださった御方がいました。勉強熱心で驚きました。落款印その2

  • 俳句 その15

    松尾芭蕉の句を書きました。今日の一枚です。「飛」という文字でちょっと躊躇してしまいました。自然にさらさらと書きました。綺麗な書き方ですが、これはやはり個性が無いかな。行間もちょっと苦しい。では、おやすみなさい。俳句その15

  • 「子規と歩いた宮城」を読んで

    正岡子規についてのエッセイです。「俳句は文学の一部なり。文学は美学の一部なり。」「美の標準は各個の感情に存す。」(俳句は、)俳句を作る個人に表現の根拠を置き、作品を複数で作り上げる俳諧等とは異なり、作者という個人があくまで主体的に表現する世界と定めた。そして俳諧の「発句」を独立させ「俳句」とした。――書道では大手展覧会に向け、大先生から「作例をいただく」ことが主となっています。技術の鍛錬は、競書雑誌等で毎月のようにやってますので、書の個性的な発展を願うなら、3~5年ほど基礎鍛錬した書学者に対しては、作例を与えずに、口頭アドバイスのみにする等のぼうが、個性的な作品になるのではと思ってます。もしくは参考作品は渡しても、それのコピー作品を書かないようにするとか。大先生の作品を100枚とか1000枚書いたという事は鍛錬...「子規と歩いた宮城」を読んで

  • 千字文 木簡

    千字文を木簡の調子で書いてみました。私なりに書くとこんな感じになります。うーん、丸すぎかなぁ。木簡調の千字文とか、行書・草書の千字文をどんどん書き込むことで、自分の書風が確立していくのではないかと思っております。千字文の書籍はたくさんありますし、鑑賞しながら良いものを見つけて勉強していきたい。千字文木簡

  • 千字文

    平安後期に仮名漢字の調和がなされて以降、漢字仮名の調和について個人的に勉強してます。基本として漢字は唐以前(団体によっては明清時代)、仮名は平安の法帖が良いとされていますが、こういう明治時代の書なども、書の勉強に大いに役立つと思っているのですが、どうなんでしょう。今日は確定申告の打ち込み作業をしてます。明日、申請してきます。千字文

  • 中学生用手本

    もう一枚載せておきます。行書です。格安半紙に書きました。「文」の一画目の点が、右にずれすぎました。「武」も、あと5mmほど、下に書けば良かったでしょうか。学校で教えている標準字体とは少し違っているかもしれませんが、楷書と比べて、行書はいくぶん書き易いです。ちなみに、文武両道が難しいと、塾の生徒から質問された事があります。上手く両立ができませんと。部活する時は部活するし、勉強する時は勉強する、遊ぶ時は遊ぶ。というのが私なりの答えでしょうか。テスト直前では勉強中心に毎日数時間して、部活関係は良くて30分程度。部活の大会直前等では、この逆になったりします。時期によって、臨機応変にメリハリをつけてするのが、私の文武両道です。では。中学生用手本

  • 小学生用手本

    小学生高学年用のお手本を書きました。1000枚で1500円程度のセールで買った格安練習用紙に、筆も羊毛ではなく、兼剛の筆で書きました。あいかわらず、のびのび大きく書きました。これに関して「雲」の縦画が、下の横画にぶつかった。「流」が窮屈か。「星」をあと1㎝ほど下に書けば良かった。中心がずれたとか。アラが見えているのですが、妥協しちゃったのを子供に渡しています・・・。話しは変わりますが、私は仙台に習いに行くと、師匠から「多くても2・3枚で作品を完成させなさい!」って言われます。師匠のような、その域には到達しておりません~と思いつつ、集中して書くと、師匠は「書けるのだから、自身を持って書きなさい」と述べてくれます。そして朱で真っ赤に訂正してくれたりします。師匠は「これが私なりの書き方、参考にして」と述べて強要はしま...小学生用手本

  • 小学生用手本

    小学生高学年用のお手本を書きました。1000枚で1500円程度のセールで買った格安練習用紙に、筆も羊毛ではなく、兼剛の筆で書きました。あいかわらず、のびのび大きく書きました。これに関して「雲」の縦画が、下の横画にぶつかった。「流」が窮屈か。「星」をあと1㎝ほど下に書けば良かった。中心がずれたとか。アラが見えているのですが、妥協しちゃったのを子供に渡しています・・・。話しは変わりますが、私は仙台に習いに行くと、師匠から「多くても2・3枚で作品を完成させなさい!」って言われます。師匠のような、その域には到達しておりません~と思いつつ、集中して書くと、師匠は「書けるのだから、自身を持って書きなさい」と述べてくれます。そして朱で真っ赤に訂正してくれたりします。師匠は「これが私なりの書き方、参考にして」と述べて強要はしま...小学生用手本

  • 俳句 その14

    冬の俳句を書くのも、そろそろ終わりでしょうか。どろどろの濃墨で書くと、クレヨンで書いたみたいになります。このガサガサとした書き方、「枯れ木」にマッチしている気がしました。今日も風が強く、晴れているのに台風みたいです。地元の風を「蔵王おろし」と呼んでいます。春になったという事ですね。あー、来週の錬成会、仕事と重なっちゃったなぁ。参加したいのだけども、上手くいかない事もある。俳句その14

  • 一字書

    練習用紙に「歩」と書いた。ギリギリ読めますか。安い紙で墨液だから墨色は悪いです。最終画の角度やカスレが気に入りました。じっくり歩いている感じで書けたかと思ってます。私たちは子供の頃は学校で、綺麗に整えて書く事を学んでいます。もし、その頃から綺麗に整えて書かなくてよい、好きなように文字を書こう、という事を学んでいたら、どうなったのだろう。もっと個性的な、面白い書が書けるようになったかもしれないですし、癖のある、読みづらい書になったのかもしれないです。今は癖があって読みづらくても、今はパソコンで文字を打つ時代です。日頃のメモ書きは、それでも良いです。何かの時に自分の名前程度が、相手に分かるように書ければ問題ないです。自分らしい書き方ができるほうがいいかもしれません。ただ、個性どうこう以前に、鉛筆でも筆でも、基本があ...一字書

  • ペン字 その8

    ペン字を書きました。実際の競書雑誌の参考手本と、行の文字数を変えて書いてみたので、まだまだ、ぎこちないです。二枚ほど書いて一枚を提出しました。雑誌のペン字参考手本についてですが、少し癖字っぽくて大変です。学生部の参考手本は、嫁曰く「硬筆毛筆、どちらも下手」「この先生の手本だけ上手い」と辛辣に述べます。嫁は、小学校時代からの根っからの習字嫌い。私が筆を持つことにも反対です。「今のこの時代、筆を持って何をしたいの?」「書道とか、道のつくものはお金がかかる。一つの展覧会で10万かかるなら、それをやめて、代わりに何かプレゼントちょうだい。」「大先生に愛想振りまいて、お手本いただいて言うとおりに書けたら入賞、御礼。自分のためと言いつつ、大先生に貢ぐための書道だよね。」まあ、こんな状況下で筆を持っている訳で・・・。今日は朝...ペン字その8

  • 楷書 その3

    うーん、大きく書くのが私の会派の特徴ですが、「明」が縦長すぎました。今日は高校入試がありました。私は毎年恒例ながら、午前中はある神社に神頼みしに行きました。その神社は山奥なんですが、今年は雪が積もってませんでした。いつもは車で雪道を登って気温マイナスの中、拝んでくるはずだったのですが、途中の道路では「3℃」という表示でした。山奥ではありえない暖かさでした。あとは午後に、新規生徒の問い合わせがあり、夕方に早速体験授業をしました。生徒は陸上部でゲーム好きだということで、話が合いました。夜は、受験生が卒業してしまったので、一年生と授業しました。するといきなり「先生、入試終わりました!今から塾で採点したいです!」と、入試後なのにやる気満々の受験生が顔出してきました。何故かその父母もご一緒でした。まあ、親は挨拶したかった...楷書その3

  • 近代詩 半切 その5

    アニメ「タイバニ」のOP曲の一部を書きました。下手?です。画像にすると、訂正箇所が出てきます。提出締切があるので、妥協し提出しました。そういえば最近、昭和50年代からの競書雑誌を、鑑賞というか、切りながらまとめています。その中で、故・加藤翠柳先生の作品にはやはり感動しました。そして私の師匠やそのお弟子さん達が、写真版に載っている事も凄かったです。40年も前から筆を持ち評価され続けてきたことに、感動してしまいました。最近の競書雑誌と、比較しながら購読もしちゃってます。最近の作品は、今の大先生の参考手本が無いんです。亡くなられた大先生の参考手本を載せ続けています。錬成会などでは、その書き方はもう古いと言われます。故・大澤雅休先生の書論も載せていますが、戦後に80年近く前に亡くなった御方の論文です。古すぎないかなぁ。...近代詩半切その5

  • 「センス」について

    「お金の9割は意欲とセンスだ(千田琢哉)」を読みました。ランチェスターの法則、2:8の法則、1.3という数値、聞かれていないのに教えない。という内容が、簡単に述べていました。弱い立場でも、法則にかなっていれば、なんとかできるというのは、面白い考えだと思いました。趣味の書道にもつなげられないかな。例えば、書道で上手いという評価が欲しいなら、競書雑誌に作品を出品して、3点程度は写真版になって、評価していただく事、それを地道に続けることが、良いのかなと思いました。今月号の作品提出、ほとんど手つかずですが、より良い作品を提出してみようと思います。・・・それにしても、コロナウイルスが大変です。各学校では今日で授業終了!という強制終了だったようで・・・。受験生の勉強までも、学校が放り投げてどうするんだろう。国や学校に腹を立...「センス」について

  • 「千代倉桜舟」を読んで

    「・・・祖父が常々、『字ばかりただ書いていてもダメだ。漢籍の土台が豊かになって、はじめて字の内容が良くなる』と言っていたということだ。単にきれいで、うまい字を書く。それだけではないことを、この時すでに千代倉桜舟は学んでいたのである。」・・・平安仮名はきれいだが、平安仮名を学んでいるだけでは書の現代性にはたどり着けないらしいです。字形等のバランス感覚を身につけるには仮名の原点となる中国の法帖を身につけなさいということなのか。文章に筆者の主観的もあるため、読んでいて所々で立ち止まって、考えてしまいました。「技術よりも、そうした内面的なものに桜舟自身の意識が向いていた・・・」・・・技術よりも大切な要素があるというのは理解できますが、ここで述べる技術って、何の事だろう。漢字・仮名の法帖を学ぶ上での技術・技法とかのことだ...「千代倉桜舟」を読んで

  • 漢字 半切1/4

    半切を1/4に切って平凡に書きました。花粉症なのか風邪なのか分からんが、鼻水と咳をするようになりました。早く寝ます~漢字半切1/4

  • 「やさしいかな作品の書き方」を読んで

    100ページ無いのでサラサラッと読むことができました。半紙で大きく練習し、最終的には半切1/2・半切作品を仕上げるという内容でした。仮名の二字連綿を半紙に書くのは斬新ですが、学校で習う書写とは書き方が違うため、線が細い印象を受けました。筆者自身の書風で色々アドバイスが書かれているため、本格的に仮名の勉強をする人は、好きな古典もわきに置いて、古典臨書・倣書を同時進行でしていくというのが、上達すると思いました。2000円近い価格でした。上達法がもっと書いてあって欲しかったです。「やさしいかな作品の書き方」を読んで

  • 漢字 その3

    今日の一枚。なんだか、2月も下旬になるのが早いなぁ。「早い」で思いましたが、川の流れが「速い」、時の流れが「早い」で、合っているのかな。では、失礼しました。漢字その3

  • 漢字 その2

    半紙は、習字教室だけでなく、小・中学校の学校授業でも使われます。たいていは手本を参考にしながら、小学校低学年の時は二文字、高学年になれば四文字、中学生になれば行書体も書こう、そして書をしたい高校生は、臨書(古典の真似)や創作をしよう、みたいになります…よね?もし、半紙に、漢字・仮名・調和体・少字・墨象、臨書、創作、なんでもいいから書いてと言われると、何を書きますか?一般の御方なら「筆なんて持ってないよ~」と言いつつ、照れながら「夢」とか漢字一文字を書いたり、習字を習いたい御方は、自身の名前を大きく書いたりすると思っています。書家とか、上手い御方は何を書くんだろう。私の経験では、本などを参考に、臨書作品を書く御方が多いのではないかと思ってます。昔の人の完成形を真似ることは、上手い作品を書く事につながりますし。それ...漢字その2

  • ペン字 その7

    先月末、久々に競書雑誌に出してみました。仕事では、100円均一10本入りボールペンをよく使っていますが、書きなぐっていくとインクが漏れて、手のひらが黒く汚れちゃいます。いつも、おおっ!てなって手を洗います。そして、よくよく見ると線が微妙に灰色で。安いボールペンの黒は、黒じゃないと思いながら使ってます。これよりは、ゲルインクボールペンのほうが好きです。0.4mm前後の太さが好きです。細目が好きなのかな。ただ、太さが一定なので、ペン字作品を仕上げようとすると、線の変化がありません。ゆっくり書いても、強く書いても同じ太さです。線に変化のある物となると、万年筆。筆ペンも変化を出せますが、代わりに小筆を使うので、筆ペンは下手だったりします…爆。やはり万年筆が好きです。携帯するなら必ず万年筆。筆ペンは実用的に使う機会が少な...ペン字その7

  • 半切に近代詩文書 その4

    えと、鬼滅の刃のアニメOPの一部を書いた。下手に書いてみた。うん、目立つけど下手。もっとカスレも混ぜて堂々と書きたかったかな。まあ、まだ練習だし。それにしても、漫画・アニメの「鬼滅の刃」の影響がすごい。地元の小中学生も、ほとんど知っている。一昔前でいうと、ワンピースとかドラゴンボールみたいな感じかなと。ただ、鬼滅は、夢とか楽しい冒険ではないなと。最近のアニメ、不幸な物・痛い物が多い気がする。気のせいならいいけど。今の時代、夢や希望は少ないのか。登場人物の、ねずこは寡黙な所が素敵。くだらないけど、ねずこが出てくると「整いました~。ねずっちです。」じゃべらないキャラなので、代わりに叫んであげる。爆・・・すいません。恥ずかしいので、あとで文面を消去するかもっ半切に近代詩文書その4

  • ペン字 その6

    今日は、習字に来た御方とペン字を書きあいました。小中学校時代、書写の硬筆で県展によく出品してたという御方と一緒に書きました。細かい事に気づかされます。今回は載せていませんが、楷書体の文を書きました。習字の終わり直前の時間に、さらっとこの行書体の文章を書いてプレゼントしました。個人的に行書体で書くほうが楽です。でも「す」の横画を右下がりに書くのに抵抗があります。横画は右上がりに書くと、元気良さが出て好きなんです。個人的な思い込みなんですが、横画が右下がりになると、その書いた御方が弱いというか、病気で調子悪いのかな~と感じたりします。逆に横画の右上がりが強すぎると、書いた御方は暴れん坊だ~とか。横画が水平すぎると、無機質な人間かよ~とか。横画も色んな変化が出したいです。でもまあ、六度ほど右上がりなのが、一般的という...ペン字その6

  • 小筆で

    久しぶりに日中に空き時間ができたので、仙台の書道のお稽古に行ってきました。元気よく挨拶して準備して、筆を持とうとしたのですが、何故かさっそく硯を落として、床を墨だらけにしてしまいました。周りの先輩方に手伝っていただいて、墨をふきとりました。墨は、ふき取れませんでした…すいません…。新年会の写真ができたので、稽古場におかせていただきました。あと、芸術院展を観に行かれた御方から、私の作品の写真をいただきました。ありがとうございます。次回、錬成会等がありましたら、飲み物等、ごちそうさせてください。今日は、墨をこぼしたこと以外は、良い一日でした。小筆で

  • 素敵な地面

    「わすれすよかりねに月を宮き野のまくらにちかきさをしかのこえ」先日、仙台駅の東口から楽天スタジアムのほうに歩いていたら、地面にあった。最初、わすわすよ・・・ってなんだ?ってなった(汗)読めたけど意味わからん。宮城野には月夜に鹿が鳴いた~でいいのかな。書き方が、定家流だ~と眺めていたら、わきの看板に藤原定家だと書いてあった。おお。読み方は、わすれずよ・・・か。読めなかった事に反省。字形が正方形ややや潰れ気味で太い。力強くて目立つ。いいな。この仮名と木簡の章草あたり、上手く調和できないかな。横作品で何かを書いてみたいなぁ、とか思った。他にも地面に彫られた短歌を探して、楽しくなった。素敵な地面

  • 日本の美術 寛永の三筆

    江戸時代前期の寛永年間を中心とした約80年間の文化を寛永文化といい、近衛信尹(のぶただ)、本阿弥光悦、松花堂昭乗を「寛永の三筆」と呼んでいる。その中で、昭乗の書は広く流行した。理由として、第一に習いやすくなじみやすいものであった。第二に幕府の公用書体に近かった。そして弟子へ直接教えられた事だけではなく、刊行された手本類による手習いもあった。書の大衆化、流行という点では、昭乗の書が第一であった。・・・今現在、壁面芸術が主流の書は、大衆から離れてはいないのか。この状態で書き続けて、流行をどうこうといえるのか。平安末期以降の世尊寺流を勉強中。世尊寺流がダメだという御方もいるけど、何がダメなんだろう。最近は忙しく寒いので、読書しかしてません。乱筆失礼しました。日本の美術寛永の三筆

  • 俳句 その13

    先日、仙台で書道の新年会がありました。競書雑誌の新年会では、雑誌の写真版審査を担当していらっしゃる先生とお話ができました。現代詩の作品は、読める言葉を書くよりも、全体感が良ければ良いと、アドバイスいただきました。もう一つの新年会(社中)では、師匠や書友の皆様から、読める言葉を書く事が基本だと、アドバイスをいただきました。書の良い悪い基準は人それぞれ。最近、その中で私自身が書きたい物がやっと見えてきた気がしてます。私自身は今年も、可能な限り師匠に教えていただきながら、創始者の近代詩作品を勉強していきます。で、こっそりと雑誌の現会長等の作品等も参考に、書いていきたいと思います。今回の作品は、渇筆がうるさかったかな。では。俳句その13

  • 今年もよろしくお願いします。

    挨拶が遅くなりました。今年もよろしくお願いします。学習塾の忙しい時期が過ぎました。あとは3月の入試まで突っ走ります。私自身が書きました年賀状です。展覧会に向けて書いている作品と全然違うので、良し悪しの基準は分からないです。まあ、自分らしく、読めるように、品のあるように伝わればいいやと。昨年はお世話になりました。元気ですよー。みたいに。すると先日、年賀をお送りした嫁の友人から、「年賀状、家で飾りますね!」大絶賛のお返事をいただきました。20枚ほど書いて、嫁に数枚ほど渡しましたが、その渡したものは、案外下手だったんです(汗)あわわわ、ごめんですっ(秘)今年も始めっから反省しつつ、手書きの年賀状を気に入っていただけて嬉しく思います。ハンコには「ハムスタ」と彫りました。これがお気に入りでしょうか。今年もよろしくお願いします。

  • 日常毛筆 その5

    今年も今日で終わりですね。半紙に小筆で一発書きしました。二行目が失敗しました。今年も五体満足で、家庭も平穏で、仕事ではもう少し稼ぎたい気持ちはありますが、趣味の書道を満喫でき、今年も良い年でした。31日で学習塾の冬期講習前半戦を一旦終了し、次は1月3日に模試を行って、冬期講習後半戦を頑張ります。31日中に、年賀状を出しに行かないとなぁ。ああ、もはや元旦に届かないっ(汗)では良いお年を。日常毛筆その5

  • 短歌 半切1/2 その3

    今日は地元小中学校では終業式です。あ、三学期制ならそうですが、二学期制では違いますね。明日から冬休みという事で、休みを満喫する方々もいると思いますが、塾では、冬期講習会。私は塾の先生ですが、正直な話、勉強が嫌いです。あー、地獄が来たー(笑)私は今まで、効率良く勉強するにはどうすればいいかを、考え実践してただけ。勉強が好きな人こそ、人間性も磨いて、学校の先生になって、その教科の面白さを多くの子供達に教えていただければいいと思っています。私は、勉強嫌いなので、塾であくまで効率重視です。こんな事ばかり考えているから、塾では変な先生になっちゃうのかな。勉強が嫌いで、カードゲームやアニメ好きとして、遊んでばかりだと避けられちゃいますね。点数がアップして、第一志望に合格決まった塾の卒業生達から、カード塾とか、マンガ塾とか言...短歌半切1/2その3

  • 俳句 その12

    今年もあっという間ですね。最近は、筆をあまり持っていないです。すいません。その分、書関係の本や、くだらない本ばかり読みまくりです。アニメも観まくりです。脱線しますが、アニメ「鬼滅の刃」面白かった。先日「日本詩文書作家協会会報」を読ませていただきました。付属の動画もじっくり眺めました。選ばれたエリート参加者達が、力強い表現、繊細な表現を、熱海温泉で熱心に追及していました。百年千年後も、これらが残るのかな。今回の半紙は、単に普通に書きました。雑誌にも送りましたが低い評価。奇をてらう書き方はしなかったから、こんなもんです。仙台の師匠は最近元気がありません。師匠がいなくなった後は一人で頑張るほうが良いと励ましてくれます。今の書道会は、派閥がものをいうので、数年後に一人で頑張るのは大変だなと。でもまあ、見方や考え方が違う...俳句その12

  • 半切に近代詩文書を書いた その3

    綺麗なだけが「書」ではない。「書」を追及している人は、綺麗に書けて当たり前。綺麗な「書」は、個性があるとはいえない。それでは展覧会には通用しない。「書」の現代性を追求しよう。・・・等とアドバイスをいただいています。まだ数枚しか書きなぐってませんが、自分の書を確立するために、綺麗さから離れて下手に書くことがあります。(綺麗さも確立した書です)こういう「書」は、下手というのか、味があるというのか、面白いというのか、個性的というのか・・・。(今の展覧会の大先生の作品を観ると、もっと読めない書を感じ取れっていう時代でもありんす。)ある書籍の言葉を載せておきます。「文字とは、奇瑞を記し、吉兆を知り、天を動かすためのものである。個人のためにつくられたものではなく集団に与えられた恩寵だった。」古典を大切に書の勉強をしていると...半切に近代詩文書を書いたその3

  • 半切に「嵯峨天皇 李嶠詩」

    「嵯峨天皇李嶠詩」を臨書しました。11月3日に仙台で筆塚祭が行われます。その時に出品する作品を書きました。右と左ではどちらがいいかなぁ・・・というのが一番の悩みでした。悩みつつ、先日、やっと出品しました。いや、マジで、どちらが良く書けているのだろう。ちなみに私の団体では臨書作品は大きくのびやかに書きます~半切に「嵯峨天皇李嶠詩」

  • 「大沢雅休書話」を読んで その4

    先日、書道の集まりが東京でありました。私は不参加でした。ただ不参加であっても「ある審査員先生へ弁当代で3000円」ということで、ご寄付しました。参加者一人につき5000円ということで、全国から100人以上集まるでしょうし。そうすると審査員先生のお弁当(お昼)は、その一食が数十万円以上。領収書などのやりとりもしないって悪徳~。私も愚痴しか書けない(笑)その書道からは手を引こうと思っております。そのトップの人にいかに権力があっても、仮名が上手い評判があっても、人間的におかしな事をしていれば、その人の書、その集まりの書はそこまでなんですよね。(まあ、腐敗したオワコン、どうでもいいか)入選以上で、30万~100万の御礼を献上しろとか、ありえないッス~これからは、その集まりの「変体仮名」を「神戸仮名」と訂正します。神戸仮...「大沢雅休書話」を読んでその4

  • 書・諸々

    昨日、仙台に行ってきました。書道の社中展巡り、書道雑誌の支払い、家庭教師会の話し合い、古本屋巡りをしました。一件目は、I先生の書道の社中展。近代詩文書・仮名を中心として、半紙~半切サイズ程度の作品が並んでいました。羊毛濃墨で力強くのびのびと書かれていました。イベント等でよくお会いする先生もいらしており、挨拶しながら観て回りました。二件目は、K先生の書道の展示会。漢字・仮名を中心とした半切の展示会でした。こちらは淡墨~中濃墨なので、力強さはそれほどではありませんでしたが、保守的にまとまりよく書かれていました。K先生の半切仮名作品は強さも兼ね備えており、別格でした。書道雑誌の支払いをしました。私の教える書道の生徒数が減ったので、頭を下げに行ったというのが本音です。私自身も本業が忙しいのでスイマセン~。もちろん、書道...書・諸々

  • 調和体 その3

    展覧会に向けて、書いております。ただ、入選した場合は御礼として数十万円ください・・・という話をいただきました。無理なので落選でお願いしますと、笑いながら受け答えしました。落選といえども自分の作品、せめて納得する作品だけでも提出したいと思います。まあ、そんな気持ちで臨んでも良いものは書けませんが。数年前はトップ賞で100万円だったという事も話していただきました。年収がせめて数千万円以上あるなら、100万円払えるんですけど~と。マルチまがい、悪質な宗教だな。クソだなと、内心ははらわた煮えくりまくり。愚痴っておきます(笑)調和体その3

  • 映画「プロメア」を観に行きました

    先日、アニメ映画「プロメア」を一人で観てきました。上映100日記念特典をいただいてきました。応炎(援)上映というのがあり、観客はペンライトやサイリウムを輝かせながら、押しキャラ登場とともに、声を張り上げて応援していました。腐女子がすごかったです。私はじっくり観てきただけなんですが。うちの嫁は、アニメのグレンラガン等に一切興味がないので、映画を観ませんでした。しかし、この映画の話をしたところ、かなり激怒しました。嫁「そんな面白い集まりがあるなら、観たいに決まっているだろが!」・・・次の休みとかに、まだプロメア上映してたら、嫁と騒ぎに行きたいと思います。オタクとか、腐女子じゃなくてもいいのかなぁ。っていうか、映画じゃなく、騒ぐ観客を、拝んできたいという嫁、狂っています(笑)映画「プロメア」を観に行きました

  • 小学生向け

    私の塾では、いつもは勉強を教えているのですが、金曜日と土曜日は小学生の習字教室をしています。昼間は、大人部の書道教室をしています。私のいる地域では、定年退職なさった書の先生が月一回、無料で教えていたり、安い金額を述べつつ、高くなる書道教室があったりもします。私自身は、無料で教えるのは無理です。手本代・御礼等で、追加でお金をいただく教え方も好きではありません。あとは、高価な道具を購入していただき、退会できなくなるような教え方は嫌いです。自分や生徒さんにとって、どういう教え方がいいのか、生活・稼ぎを考えながら、どうやって良い文化を残せるのか、考えながら教えています。まあ、楽しく書いて、上手くなれば最高!それだけの事でした。乱筆失礼しました。小学生向け

  • 日常毛筆 その4

    右は、一行目が下まで書きすぎました。左の半紙は、仮名用の半紙です。薄くてツルツルしてます。二枚並べたら暗くなっちゃいました。普通の半紙では、にじみが出過ぎたり、すぐにかすれてしまったりします。ロール紙のようにツルツルのほうが、書きづらかったりしますが、慣れると良い事があると思っています。ツルツルではない紙とか、紙のウラのザラザラで練習するようにと勧める先生もいます。ただ、小筆の毛先の寿命は短いのです。だから私は、ツルツルな紙面に書くことで、小筆に長生きしてもらっています。面相筆を5~10本くらいはわきに置いて、小筆を交替させながら書いています。雑誌の課題などで、毎月数枚ほどこういう日常書を書くのですが、実際リアルな話、知人等への年賀状くらいでしか、書かなくなりました。とても大切なんですけども。今の展覧会には、日...日常毛筆その4

  • ペン字 その5

    またもや一発書きです。いや、二発書きでした。そこまで上手いわけでもありません。今月の課題、文字数が多いため、文字の潰し方が大変でした。私自身、書の雑誌など色々と比較し参考にして書いています。それぞれの書業界によって、書き方が違うなぁと思わされることがあります。今月のペン字、実際の参考手本はもっと崩して書かれています。私自身が書くと、どうしても普通な書となってしまいます。先日の稽古の時、弟子達からは、読めて綺麗で素晴らしいです、欲しいですと言われました。嬉しかったですが、やっぱり平凡ですね。(弟子に今月の課題を数枚か差し上げてしまい、手元に無くなってしまいました。今月、課題提出できないかも。汗)とにかく、雑誌の参考手本の良い所を真似て書かないと、写真版とか特選という評価にはならないですよと伝えました。当然の事です...ペン字その5

  • ペン字 その4

    河北書道展を見に行きました。自分の入選作品は、平凡で面白味が無かったです。画像で載せませんのであしからず。ある人から、毎日展系の近代詩文書部の書き方は、読めないように文字や表現の仕方を崩し、全体的にみて良ければ良いと話しをされました。その見方でみると、私の作品は真面目に書き過ぎて良くないとのことで、毎日展系に合わないと話をいただきました。加えて真面目な平安朝の仮名が書けるのだから、仮名部門の方が合っているとも話をいただきました。入選入賞を選ぶのは、審査員の先生です。審査員の先生が良し悪しを決めるのが展覧会では当然だけど、作品の本当の良し悪しの判断は、自分とそれに関わった師匠とか書友の方々とか身近な人達がすることだと思っています。・・・という愚痴でした。30万円包めば入選・入賞するよ~と、審査員の先生から話を持ち...ペン字その4

  • ペン字 その3

    スマホのご機嫌がナナメだったので、一か月ほど、画像を載せることができませんでした。夏休み時期は、仕事が忙しいので、筆を持てませんでしたし、ちょうど良かったかな。9月号の雑誌が届いたので、読んでから筆を持とう・・・と思っていたのですが、雑誌の解説がいまいちピンと来ませんでした。ちょっと臨書について思ったことを述べます。臨書には、形臨と意臨があり、簡単に述べると、形重視、気持ち重視という事ですが。どう重視するかによって、作品の書き方は違くなります。雑誌を読んでいて、個性重視の現代だからといって、いきなり気持ち重視でいいのかなぁと。古典には、真似できない素晴らしさがあるからこそ、千年以上も残り続けている訳で、形を真似ようとしても、その真の形には、すぐには近づけない。例えば、王羲之を讃え、王羲之の書を真似よう・臨書しよ...ペン字その3

  • 「天気の子」を観てきました。

    「天気の子」を観てきました。描写が凄い綺麗でした。特に雨の描写が!今風でかつリアルでした。あとはRADWIMPSの曲がとても素敵でした。最後まで飽きないで、観ることができました。悪い点を述べちゃいますと・・・ストーリー展開がベタでした。キャラクターは外見が健全そうでしたが、実際の内面は、皆が斜に構えていました。過去のゲームソフト、ファルコムのイースⅡのOPを思い出させてくれました。空で何かがまた始まるような・・・イースⅡとか、ラピュタ的な展開をもっとお願いしたかったです。勝手ながら、ファルコムのH.Yさん、元気でやってますように。Tぞうと一緒に、日本酒持ってまた遊びに行きたいです。今を頑張っているので、許してヒヤシンス「天気の子」を観てきました。

  • 「つづけ字の知識と書き方 駒井鵞静著」を読んで その2

    またまた続き。「三」「川」という漢字の行書では、二画目三画目が続くのが良いとありました。あとの方をつづけるのは、丁寧さにもつながるとありました。私自身は、一文字を一画目から連綿線で続けて書くと、うるさく感じるなぁと常日頃から思っていました。こういう基本をしっかり教えてくれる本は、自分のささいな謎も解決してくださるので嬉しいです。烈火も、この理論で書くと丁寧な行書になります。「つづけ字の知識と書き方駒井鵞静著」を読んでその2

  • 「つづけ字の知識と書き方 駒井鵞静著」を読んで その1

    行書はつづけ字、草書はくずし字という観点から、日常の書を述べている本でした。活字体や楷書などは読み文字で、読みやすいのですが書くのはなかなか難しい。それに対して行書・草書は書き文字、ただ草書はいろいろ難しいため、楽に書けるのは行書だということで、行書について色々書いてありました。駒井鵞静先生の書き方は、つづけ字ではないのですが、ここでは自身の書について述べたのではなく、王羲之などの古典を少し参考にして、この書き方が良いといろいろ語っていてる本でした。最近、本しか読んでないのでどうしたものか。ご無沙汰してました。中国で流行している「三体」という書籍を、今は毎日のように読んでいます。書道と関係ないけども・・・「つづけ字の知識と書き方駒井鵞静著」を読んでその1

  • 全懐紙 仮名 その2

    「むらさめの露もまたひぬまきの葉にきりたちのほる秋の夕暮」全懐紙、半紙の倍以上の大きさなので、未だに書きなれていませんが。最近の、毎日系の近代詩文とか、読売系の調和体部門では、読めないものが多いです。日常に根差してない審査員主義だからなのかと思っていますが。ただ、自分の書を確立するためには、平凡さから抜け出さないといけませんし、もっと読めない作品に対して、勉強をしていこうと考えております。そのためには、行草書体、変体仮名、現代の五十音について臨書しながら、崩す勉強をしていきたいと思ってます。全懐紙仮名その2

  • 俳句 その11

    最近、力強さを意識しているため、逆に雑になっていると思っています。こちらは、綺麗に書いた作品です。俳句その11

  • 短歌 その3

    「ほととぎすこえもきこえずやまびこはほかになくねをこたへやはせぬ」三角構成法を勉強中です。短歌その3

  • 短歌 半切1/2 その2

    半切1/2に短歌を書きました。今の自分は、これが精一杯です。短歌半切1/2その2

  • 短歌(半切)

    素朴な感じで書いてみました。下手で、力強いだけかもしれません。行間がなくなっちゃいました。「の」が並んで字面が、良くなかったかもです。短歌(半切)

  • 臨書!関戸本 その3

    関戸本古今集を臨書しました。小筆の先がすり減ってしまい、ちょっと太かったです。細い線をもっと入れたかったなぁ。臨書!関戸本その3

  • 臨書!元永本 その2

    元永本古今集上(一)二玄社32・33ページを臨書しました。前回に引き続き、基本的な箇所を書きました。実際はもっと綺麗な料紙に書けば良いのですが、練習なので白い仮名半紙で書いてます。あ、基本的と述べましたが、今回の元永本の特徴は、はなち書き、漢字と仮名の調和という点ではないでしょうか。平安中期では、一行の文字を上から下までつなげて書くような書き方が主流でした。ただ、平安後期、1120年頃の元永本では、一文字一文字を離して書くという「はなち書き」もしています。そして、平安中期では、仮名は仮名どうし、漢字は漢字どうしで書くのがほとんどでしたが、平安後期の元永本では、仮名、漢字の両方を一つの紙面上に調和して書くこともしております。時代の流れが、貴族たちの中で書き易い方向性、漢字と仮名の調和に導いたといいましょうか。現代...臨書!元永本その2

  • 臨書!元永本 その1

    元永本古今集上(一)のP28・29を書きました。仮名を学習するうえで、基本となる古典といえば、大抵は高野切三種とか、慣れた人にとっては関戸本古今集だったりします。ただ個人的ですが、私自身は元永本古今集が好きなんです。完本ということもあって、全部で4冊(一冊170ページくらいだったかな×4冊)もあります。高野切三種とか、関戸本古今集は最初から最後まで、レベルの高い書き方で感動させられっぱなしですが、元永本古今集は、かなり大量にあるため、筆者の書き方が違う所もあり、悪く言うと下手なんじゃないか???という書きぶりもあり、それが逆に畏まらなくて好きなんですよね。下手っぽい所を習うと上達しないので、悩ましい古典でもあります。今回は、最初の基本的な書き方で、個人的にいいなぁと思うページを臨書してみました。まあ、相変わらず...臨書!元永本その1

  • 日常細字 その2

    たまには、地名や人名を書く練習もしないとと思って書いてみました。久々すぎたので、手がいう事をきかないです。半紙のほうは、もう少し下に書けばよかったなぁとか、地名人名のほうは、もう少し字間と中心を意識して書けばよかったなと。ちなみに、楷書体が一番難しいです。楷書体を狂いもなく書ける人は、実力者だと思っております。日常細字その2

  • 日常小筆

    一発書きです。やっぱりPCで文字を打ったり、ペン字でサラサラと書くほうが手軽ですね。小筆で書いていくと、整えて書こうとしても、長い文章になるほどミスというか甘さがでます。こういう所を修正できません・・・、もう私自身は失敗していてもこれでいいや。という事にしています。当たり前のように書いていた昔の人は凄かったんだなぁ。現在、書を本格的にやっているほとんどの人は、展覧会に向けて大きな作品を大筆などを使って、百枚とか何度も清書し、ミスを無くし、その中から一枚を展覧会に発表します。日常小筆書と展覧会書の違いをちょっと羅列しますと、まず、使用する筆が根本的に違います。展覧会書は目立つ事も必要なため大抵大筆などになります。そして、小筆日常書では何度も清書をしません。年賀状などを同じ人に向け、100枚も清書しませんし。あと個...日常小筆

  • ペン字 その2

    筆を持つ時間が無いので、仕事の合間にペン字を少々書きました。文字の歴史は、刻む彫る→筆で書く→ペンで書く→PC等で打つ・・・という流れなのでしょうか。ペンで書くとか、PCで文字を打つのは、芸術的に劣っているのだろうか。筆のほうが、心がこもっている文を書くことができる・・・などと言われますが、私自身、正岡子規の絶句三句などは拝見して感動しますけど、普通に活字の小説を読んでも、泣いたりしますし。最近は、書道の作品を拝見して泣いたことなんてないなぁ・・・と思っています。それよりも書作品を眺めていると、作品製作者と向かい合っている感じがして、畏まってしまうんですよね。緊張しちゃうのかなぁ。まあ、活字体PC等で打つのは「読み文字」、私が目指しているのは「書き文字」という事で。PC文字ではその人らしさを表現できませんし、ペ...ペン字その2

  • ペン字

    先週は体調を崩してしまい、安静にしていました。ペン字は自信がありませんが、一発書きで書くとこんな感じです。いかにもな書き方ですが、ペン字や小筆字に個性とか現代性というのは必要なのか?と思う時があります。学生時代に書写や書道で基本的な事を学びます。しかし硬筆や小筆の授業で自分らしく現代的なものを書きなさいという授業なんて、ほとんどないです。綺麗に整えて書くことが良いという事しか学んでいませんから。そんな中で、大手の書家先生などの達筆なペン字や小筆字を拝読する機会があると、凄いな~こんな風に書きたいな~となったり、逆に、読めないんだけどなんか雑なんだけど、これでいいのか?という疑問もでたり、いろいろ考えさせられます。ペン字や小筆の書は、なんか芸術として評価されていない感じもしますし。小筆の臨書作品なんかはごく少数で...ペン字

  • 「書道芸術 見て読む中国」を読んで その4

    またまた読みました。「中国書道では、作品の中の漢字は形を持つ物象であり、一定の筆法、字法、章法に従い、秩序、順序があり、一気に書き上げるものである。それにより作品が時間芸術としての過程の美や動態の美を帯びる。・・・誰もがなじんでいる規則に従って読める字を書きあげることで、鑑賞者は親しみを感じ、そこから啓示や挑発を受けることができる。書道家のねらいは形に情を託し、理性で筆を運ぶことにある。唐の書道評論家、孫過庭がその『書譜』の中で「情が動き、形がものを言う。陽ののびやかさから陰の惨めさまで、すべてが天地、自然の心のままに」と述べている。書道の表現した感情は古代の『詩経』『楚辞』などの詩文に表れた感情と共通している。即ち文学的才能や文学的教養に根差した穏やかで、誠実、そして高雅で自然な感情であり、それは偽らざる内面...「書道芸術見て読む中国」を読んでその4

  • 「書道芸術 見て読む中国」を読んで その3

    またまた読みました。「書は人を以て貴しとす」という言葉について書かれていました。――宋時代の名将岳飛の書は、真筆ではないとも指摘が生じたが、彼の高尚な人柄とともに、今でも評価されている。一方、明末の張瑞図の書は、魅力はあるが、後世の書論家は、彼の人柄を嫌ったため、言及されたり研究されたりすることも少なかった。人柄からその書を軽んじてしまい、書の持つ本来の価値をおとしめてしまうならば、これは芸術的な角度からすると、大変残念な事である。しかし、一方で書は君子(人格者)の芸であり、鑑賞者は書を見る時にどうしてもその作者を連想してしまう。人柄と作品を、完全に分けることは難しい――まとめるとこんな感じの内容でした。正直な感想を述べるなら、(書道を真面目にやっている御方はスルー願います。)現在の書の評価は、権力ある審査員の...「書道芸術見て読む中国」を読んでその3

  • 楷書 その2

    楷書四文字を書きました。半紙に大きくのびのび書くのが宮城野書人会の特徴です。まだ書き始めたばかりなので、アラがみえます。月のハネ、山の位置に気を付けて書こうと思います。楷書その2

  • 俳句 その9

    月曜日に書道の勉強会に行ってきました。顔真卿の争坐位稿を全紙に書きました。うまく書けませんでした。画像を載せようと思いましたが、やめときます。かわりに俳句の画像を載せます。師匠の目指す漢字かな交じり書は、こんな感じです。ほぼ直線で堂々と、スッとみせる書き方、読みやすいです。平凡とも言われそうですが。他にも木簡調で書いたりもします。基本をしっかり身につけたいと思います。俳句その9

  • 細字三体

    今日は書道も教えました。最近、細字三体を書いていませんでしたが、細字三体のお手本のリクエストがあったので、久しぶりに書きました。差し上げてしまったので、今月の競書雑誌にお送りすることができないかも・・・。でも、これからまた書けばいいかな。今は、習っている方々が、欲しいと言ってくれるというほうが嬉しくて、雑誌<身近な人・・・という図式になってます。そういえば、私自身が、書いた物を保管?しておくと、嫁から「その紙の山や書道の本など、はやくゴミに捨てなさい」となります。世の中そんなもんですね。細字三体

  • 俳句の会

    今日は、俳句の会に顔を出しました。全部で150ほどの素敵な句がありました。個人的に好きな句は「平成に名残と思う花に雪(リツさん)」「野仕事の結の昼餉や豆ごはん(アキオさん)」「十連休どこへも行かず草むしり(ヒロコさん)」でした。俳句の先生が私に、「桃子先生、俳句ここを教えて!(辻桃子2017年発行)」を渡して下さったので、私はそれを読みながら参加しました。季語は分かるけど、二回使うのは、普通はダメとか、似た意味の言葉も、二回使うとダメとか、当然の事が理由つきで丁寧に書かれている本でした。なるほど。来月も忙しくなければ参加したいと思います。ありがとうございました。今月の俳句

  • 「書道芸術 見て読む中国」を読んで その2

    引き続き、この本にはこう書かれてありました。「書道作品には基本的に作者の性格など概括的で、抽象的な感情が現れる。・・・人間の性格と書道の形質を明確に対照させることが難しい・・・書道の作者も鑑賞者も書道作品にどのような感情や性格が表現されているかを求めるのではなく、あくまで書道の形式の中に込められた「意味」や「情趣」を大切にし、一種の「感情」を感じとるからであり、むしろ書道の長所でさえある。」述べている内容が難しくてよく分かりませんでした。なんとなくまとめますと、書は人なりと言われますが、作者の性格を書で明確に表現するのは難しい。芸術は爆発だといわれますが、書道は感情や性格を爆発させるというものではない。あくまで、自分や相手が書道の形式の中に込められた「意味」や「情趣」を大切にし、一種の「感情」を感じとるものであ...「書道芸術見て読む中国」を読んでその2

  • 「書道芸術 見て読む中国」を読んで

    「書道芸術見て読む中国(東方書店2006年発行)」を読みました。そこには、『初心者はみな臨書から書道を始める。・・・臨書はまず「入帖」から始まり、一筆一画を原帖の字に倣って書くことが求められる。・・・一般にこの段階には数か月かかる。この段階を過ぎると、「出帖」を始める・・・』と書かれてありました。競書雑誌を書いていると、毎月の古典臨書課題で数文字、しかも数か月も経たないうちに別な古典に移ってしまったりします。この本の内容と、競書雑誌の勉強方法は、違うようで・・・考えてみると、自分自身は、競書雑誌に向けて書くこと、手本を真似ることに力を注ぎすぎていたかもしれません。過去に習った古典の書き方等を、案外忘れてしまっていますし。その古典を活かした、創作作品なんか、すぐに書けません。幅広く浅く勉強したほうが良いのか、狭く...「書道芸術見て読む中国」を読んで

  • 宮城を魅せる書展

    昨日、仙台メディアテークで行われている書の展覧会を見てきました。「書道家による大作書展」とあるように、大きな作品が中心で見ごたえがありました。小さな作品等も負けず劣らず丁寧で感動しました。墨といえば黒が普通ですが、面白い墨色を出している作品もあれば、黒以外の色や模様を駆使し、面白くした作品もありました。今回、偶然にも制作した書道の先生がたが作品のそばにいたこともあり、作品解説していただけました。ありがとうございます。入場料200円ですが、作品解説してくださるなら、もっと費用がかかっても楽しめると思いました。書道の展覧会って、入場料が無い場合、開催する側はめちゃ赤字覚悟でしょうし。大きな展覧会ほど、出品料・年会費などを出品者から取り、主催者はもとを取りますが、個人的には、大きな展覧会ほど、入場料を安売りせず、出品...宮城を魅せる書展

  • 河北展に向け その5

    師匠から作例をいただいたので、そちらを参考に構成を少し変えて書きました。寂しい詩文だったのですが、強いイメージになりました。間もなく平成時代が終わりますね。私自身はこの時代にやり残した事は、特にないですね。夕食に、まわるお寿司を食べて、いつもの生活と同じです。令和。いらっしゃいませ~。河北展に向けその5

  • 河北展に向け その4

    前回の草稿、一枚書くのに2時間近くかかったので、あきらめました・・・チーンさらっと書ける詩文を探して書きました。鉛筆で簡単に草稿を練って、その後に書きました。一枚目ですが、画像を撮ってパソコンで少し修正しました。昨日は錬成会、書く時間が無いのでこれを見せました。寂しすぎる・・・と、感想をいただきました。師匠の参考手本をもとに書いた作品も、しばらくしましたら載せて眺めてみようかな。河北展に向けその4

  • 短歌 半切1/2

    自分の書いた作品を眺めると、アラがみえてきます。出だしの「春」がイマイチ、二行目下の「身に」もなんだか、三行目上の「染」が離れすぎ、上部が重い・・・等と、修正したくなります。しっかり読めるように書きたいと思っているから。文字を崩す事が好きな御方なら、この修正箇所をも活かし、読めない方向にも崩し、視覚的にみて、全体がまとまっていれば良い・・・という方向にしていくのでしょうか。違和感無いように、面白く崩せる書き方も知りたいです。一応私なりに、太い細い、大小変化をつけて書きました。短歌半切1/2

  • 河北展に向けて その2

    私の書き方が、天気で例えるとみぞれっぽいというアドバイスをいただきました。という事で、みぞれに関する言葉を、適当につらつら書きました。字面が悪いかもしれませんが、字面よりも書きたい言葉を書きました。字面が悪いと作品にならないから書くなと、大抵は忠告されたりもしますが、視覚芸術に囚われず、良い言葉を伝える事も、書の楽しい要素だと思っています。河北展に向けての一発目です、まだまだ線が弱すぎます。構成もまだ模索中・・・。河北展に向けてその2

  • 大字仮名(関戸本) その2

    関戸本古今集の大字臨書をしていますが、毎日展系の近代詩作品を書く上で本当に必要なのか?と思う時があります。まず疑問点一つ目、変体仮名を書いて覚えるのが大変です。二つ目、連綿線が多すぎて、現代風になりません。三つ目、現代書家の平仮名を勉強したほうが、覚え易いし、入選入賞しやすい。四つ目、古典を活かして近代詩作品を仕上げても、平凡、古いとなってしまう。仮名書家を目指すなら仮名古典の臨書は必要ですが、そうでないなら、そんなに仮名の臨書する必要は無いと思っています。・・・と述べつつ、大字仮名の臨書を載せておきます。大字仮名(関戸本)その2

  • 落款印

    ハンコを作ってほしいという依頼があり、彫っております。大雑把に彫って、画像にしてみました。一番小さいハンコが9mm、画像にするとめっちゃ大きいです。こんなに拡大画像にならんでも!アラがたくさん見えてきますね・・・汗修正して、差し上げたいと思います。落款印

  • 桜 散りはじめ

    今日は、白石城に花見に行きました。散歩途中、団子を買いました。ピーナッツ味に挑戦しました。甘っ刀剣乱舞のコスをしている、御方を遠目に眺めました。コスは五虎退ちゃんだったのかなぁ。桜と刀剣男子が似合ってました。暖かい一日を過ごしました。宮城県南部、白石の桜が見れるのは、あと数日ですね。桜散りはじめ

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