港 さん プロフィール

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港さん: 多文化文庫
ハンドル名港 さん
ブログタイトル多文化文庫
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tabunkanohon/
サイト紹介文多文化共生について書かれた児童文学や絵本、トーク、イベントの紹介です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 344日(平均1.8回/週) - 参加 2016/04/13 09:52

港 さんのブログ記事

  • サッカー好きの中高生へ『オシムからの旅』
  • オシムからの旅 (よりみちパン!セ) [単行本(ソフトカバー)]木村元彦イースト・プレス2011-12-21「戦争から学んだものがひとつでもあったといったとたん、戦争は必要なものになってしまう」ハッとさせられるこのことばは、サッカーで2006年に日本代表監督に就任したイビチャ・オシム監督のことばだそうです。実は、私はサッカーは全然見ないんです・・・この本のことは、『明日の平和をさがす本』の紹介で知って、オシムさん [続きを読む]
  • 『地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬』
  • 地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬 [単行本]大塚 敦子講談社2009-07-16地雷探知犬、というお仕事をしているワンちゃんたちがいることをこの写真絵本で初めて知りました!かわいい子犬ちゃんたちの時代から、りりしい探知犬の姿まで写真がいっぱいです。しかも、この地雷探知犬は、いまだ地雷がたくさん残っているボスニア・ヘルツェゴビナで生まれて、ノルウェーの団体が運営する地雷探知犬のセンターで訓練され、活動は、やは [続きを読む]
  • 『はばたけ!ザーラ 難民キャンプに生きて』
  • はばたけ!ザーラ―難民キャンプに生きて (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち) [単行本]コリーネ ナラニィ鈴木出版2005-03難民の子どもたちを描いた児童文学の中で、この作品は「クルド人」の人たちで、移住先はオランダになります。1989年、11才の少女ザーラは、赤ちゃんの時一家もろとも、イランからイラクの難民キャンプに逃がれてきました。もちろん、ザーラはイランのことは覚えていません。難民キャ [続きを読む]
  • 子どもの本の日フェスティバルトークイベント「子ども・本・世界」
  • 3月4日と5日、大崎ゲートシティで、「国際子どもの本の日」記念「子どもの本の日フェスティバル」が開催されました。主催は、日本国際児童図書評議会(JBBY)です。いろいろな展示や、イベントが行われたのですが、その中の、「トークイベント・子ども・本・世界」に行ってきました。コーディネーターがさくまゆみこさん。翻訳家であり、「アフリカ子どもの本プロジェクト」で活動もされています。登壇者は、せかいいちうつくし [続きを読む]
  • かこさとしさん描く『ユタ日報のおばあちゃん 寺澤国子』
  • 海を渡った日本人〈第2巻〉ユタ日報のおばあちゃん・寺沢国子 (海を渡った日本人 (第2巻)) [単行本]上坂 冬子瑞雲舎2004-09MOE(モエ)2017年3月号【特集:かこさとし絵本大博覧会 ふろく:だるまちゃんクリアファイル】 [雑誌]白泉社2017-02-03MOEのかこさとしさん特集を読んでいたら、かこさんの絵本リストに、『ユタ日報のおばあちゃん』という絵本があるのを見つけて借りてみました。実際は文章は、上坂冬子さんでした。ですから、 [続きを読む]
  • 『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』
  • 「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう [単行本]税所篤快飛鳥新社2013-06-11「バングラデシュの予備校でトップレベルの人気をほこる先生たちの授業を、ビデオカメラで撮影してDVDに焼き、農村の高校生に届ける」というアイディアを思いついた一人の大学生の青年の実話です。この試みはうまくいき、名門国立ダッカ大学に合格者を出すことができたそうです。青年の思いつきから即行動に移すということで、山あり谷ありですが、今 [続きを読む]
  • スーダンから行きて帰りし物語『魔法の泉への道』
  • 魔法の泉への道 [単行本]リンダ・スー パークあすなろ書房2011-11今何かと話題のスーダンです。実話だそうです。1983年に勃発した「第二次スーダン内戦」。その時に学校で勉強したいた11才のサルヴァ・ドゥットさんは、突然の銃声と攻めてきた兵士たちの姿に混乱の中命からがら逃げ出すことを強制されます。家族にも会えず、逃亡の生活が始まりました。その後、サルヴァさんのような境遇にあるスーダンの人びとは絶望的な状 [続きを読む]
  • 『子どもの本のよあけ―瀬田貞二伝』の著者・荒木田隆子氏講演会
  • 子どもの本のよあけ―瀬田貞二伝 (福音館の単行本) [単行本]荒木田 隆子福音館書店2017-01-111月29日に、銀座教文館書店の子どもの本の店ナルニア国主催で、瀬田貞二さんの担当編集者でいらした荒木田隆子さんによる、『子どもの本のよあけ−瀬田貞二伝』が出版された記念講演会がありました。瀬田先生といえば、私にとってはナルニアシリーズ、『指輪物語』シリーズを翻訳してくださった方。そして、数々の児童文学論も読んで [続きを読む]
  • ドイツのベストセラーYA『14歳、ぼくらの疾走』
  •                                          14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック (Y.A.Books) [単行本]ヴォルフガング ヘルンドルフ小峰書店2013-10-24訳者あとがきによると、この本は、ドイツで2010年に発表されると「一躍旋風を巻き起こし」ミリオンセラーとなり、「この作品を抜きにしてはドイツの現代ヤングアダルト文学は語れない」のだそうです。14歳のマイクは、教室ではつ [続きを読む]
  • 宮崎駿さんもお勧め『ジェーン・アダムズの生涯』
  •     『ジェーン・アダムズの生涯』は、岩波少年文庫の1冊で、作者はジャッドソン、そして翻訳したのが、あの『赤毛のアン』シリーズなどの村岡花子さんです。初版が出てのが昭和28年。今ではあまり読まれなくなった古典でしょうか。実はこのブログを書くためについているアマゾン、楽天サイトにも無かったのです。しかし、この本は、宮崎駿さんが、2010年に西武百貨店で開催された「宮崎駿が選ぶ岩波少年文庫の50冊」 [続きを読む]
  • 映画のような絵本『マッチ箱日記』
  • マッチ箱日記 [大型本]ポール フライシュマンBL出版2013-08まだ小学校へ行く前の小さい女の子のひいおじいちゃんには、大切にしているものがありました。 それは、たくさんの古いマッチ箱でした。 ひいおじいちゃんは、それを自分の「日記」といいます。なぜ「日記」なのか・・・?ひいおじいちゃんは、子どものころ、貧しいイタリア移民で、字が書けませんでした。そのかわりに、マッチ箱の中には一つずつ、小さい記念 [続きを読む]
  • 斉藤洋さんの新作『ギュレギュレ!』
  • ギュレギュレ! [単行本]斉藤 洋偕成社2016-09-21この作品、厳密に言うと多文化共生っていうわけではないんですがでもね、トルコ語が重要なキーなんです!斉藤洋さんは、おもしろい、洒脱な作品を書く方という印象があるんです。有名な作品では『ルドルフとイッパイアッテナ』がありますよね。この作品も、ちょっととぼけていて、軽やかで、おもしろくて、それでいて、若者ことばで言うと「エモい」(・・・使ってみたかった・・・ [続きを読む]
  • 国立科学博物館「ラスコー展」観てきました
  • 明けましておめでとうございます。この拙いブログにご訪問くださって、本当にありがとうございます。今年も、いろいろな多文化共生についての子どもの本や、イベントなどについてご紹介できればと思っていますので、よろしくお願いいたしますね。さて、2017年最初のブログは、国立科学博物館のラスコー展です。公式サイトはこちらです。写真は、撮影してもいい場所で撮ったものです。(撮影してはいけない場所もあります)19 [続きを読む]
  • 岩波ジュニア新書『通訳になりたい!』
  • 通訳になりたい!――ゼロからめざせる10の道 (岩波ジュニア新書) [新書]松下 佳世岩波書店2016-04-21いやもう、通訳になんてとてもなれません・・・とにかく外国語会話が全くだめなんです。読むことはできるのに・・・だからこそ、あこがれてしまいます。岩波ジュニア新書は読みやすいけれど、内容は深いので、この本も手に取りました。著者は新聞記者を経て通訳になった方。その方が、通訳になるにはどうしたらいいか、ということ [続きを読む]
  • 西加奈子さんの新刊『i』
  • i(アイ) [単行本]西 加奈子ポプラ社2016-11-30直木賞作家の西加奈子さんは、イランのテヘラン生まれで、エジプトのカイロ育ち、帰国後は大阪で暮らしておられるというとても興味深い経歴の方です。それを知ったときは、「西加奈子さんって帰国子女だったのか」と驚きましたが、驚いたすぐあとに『サラバ!』という作品を出版されました。この作品は、主人公が、エジプトのカイロで少年時代をいかに過ごしたかということが書かれて [続きを読む]
  • 『グリーン・ノウのお客さま』
  • グリーン・ノウのお客さま (グリーン・ノウ物語 4) [単行本]ルーシー・M. ボストン評論社2008-09メモリー―ルーシー・M・ボストン自伝 [単行本]ルーシー・M. ボストン評論社2006-05『グリーン・ノウ』シリーズは、イギリスのノルマン時代、1120年に建てられたというマナーハウスで起こるファンタジー物語です。ところが、そのシリーズの中で、この4作目の『グリーン・ノウのお客さま』は、ファンタジー要素の無い物語なのです [続きを読む]
  • キルトの絵本『ここってインドかな?』
  • ここってインドかな? (アジア・アフリカ絵本シリーズ―インド) [大型本]アヌシュカ ラビシャンカールアートン2005-12アンナおばさんがインド旅行から帰ってきて、インドで見たいろいろなけしきをキルトにぬいこんで、「わたし」にくれました。「わたし」は、ある夜、青いネズミになって、キルトの中を旅します・・・この絵本の絵がほんとうにステキなキルト作品なんです。手仕事好きな方なら、マネして作ってみたいと思われるでし [続きを読む]
  • ポケモンGOもびっくり?絵本『エマのたび』
  • エマのたび (世界傑作絵本シリーズ) [単行本]クレール・フロッサール福音館書店2016-10-12この絵本の文と絵を描いたのは、フランスに住んでいるクレール・フロッサールさん。そして、この絵本の写真を撮ったのは、ニューヨークに住んでいる、クレールのおじさんの写真家さん。文と絵と写真・;・・?そうなんです、この絵本は、子スズメのエマが、ニューヨークの街の中、そしてパリに行くのですが、エマは絵で、街は写真なんです。 [続きを読む]
  • 音楽劇(ライブ?!)『星空ロック』秋編観てきました!
  • 夏にも観に行った、新感覚音楽劇『星空ロック』。その時のブログはこちらです。そして、今、キャスト一新、演出も少し変わって再演、しかも今日はアフタートークがつく、というので、またまた行ってきました!そうしたら・・・進化していました!なんといっても・・・物販に!原作本置いてある!!そして・・・パンフレットもある!今回のキャストそのほかの情報はこちらに公式サイトがあります。そして本編も!!お時間のある方、 [続きを読む]
  • 『マドレーヌ、ホワイトハウスにいく』
  • マドレーヌ、ホワイトハウスにいく [ハードカバー]ジョン・ベーメルマンス マルシアーノBL出版2011-031939年に第1作が出た『げんきなマドレーヌ』は、人気のシリーズですね。マドレーヌはパリの寄宿舎にいるアメリカ生まれの女の子です。作者のベーメルマンスも、オーストリア=ハンガリーのメラン(現在のイタリア)から16歳のとき単身アメリカに渡り、以後アメリカ人として暮らしたそうです。つまり、作者もマドレーヌち [続きを読む]
  • 少年と実在の画家の出会い『ミスターオレンジ』
  • ミスターオレンジ [ トゥルース・マティ ]1943年のニューヨーク。八百屋の少年ライナスは、兄アプケが戦争に志願してヨーロッパに向かうことを誇らしく思っています。アプケがいなくなったために、ライナスは注文された商品を荷車で配達する役目をまかされます。そこで出会ったのが不思議な人物。健康のためにと、オレンジを注文したその人物は、ヨーロッパから迫害を逃れるためにニューヨークにやってきたと言うのでした。ち [続きを読む]