港 さん プロフィール

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港さん: 多文化文庫
ハンドル名港 さん
ブログタイトル多文化文庫
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tabunkanohon/
サイト紹介文多文化共生について書かれた児童文学や絵本、トーク、イベントの紹介です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供49回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2016/04/13 09:52

港 さんのブログ記事

  • 『エベレスト・ファイル』
  • エベレスト・ファイル シェルパたちの山 (児童単行本) [単行本]マット ディキンソン小学館2016-03-16エベレスト登頂の描写がわくわくさせるものでした!作者は実際にエベレスト登頂に成功した方だそうですから。もちろん、その道はつらく、いくつもの悲劇が起こります。しかし、最大の悲劇に対してさえ、救いが用意されているのが、この物語のよいところです。物語は、枠組み構成になっています。18才のイギリス人ライアンは、「 [続きを読む]
  • 『太陽と月の大地』
  • 太陽と月の大地 (世界傑作童話シリーズ) [単行本]コンチャ・ロペス=ナルバエス福音館書店2017-04-15哀しいお話なのですが、まるで詩のように美しくもありました。なんというか、吟遊詩人の語る昔話のような・・・そして、グラナダの描写がステキで、行ってみたくなりました。とはいえ、スペインで16世紀前後に実際にあった、キリスト教徒と、イスラム教徒、そしてもはや故郷となったスペインに定住するためにキリスト教に改宗し [続きを読む]
  • 角野栄子さんのデビュー作『ルイジンニョ少年』
  • 『魔女の宅急便』の角野栄子さんの本をいろいろと読んでいると、角野さんのデビュー作は、この本だというのがわかりました。ところが、このブログと連携しているアマゾンや楽天のサイトをいつものように検索すると「この商品はありません」と出てきます。たとえ中古本でもあると掲載するネット書店にさえ無い稀少本です!私は図書館で借りました。『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』かどのえいこ文 福原幸男 絵 ポプラ社 [続きを読む]
  • 『日系人の歴史を知ろう』
  • 日系人の歴史を知ろう (岩波ジュニア新書) [新書]高橋 幸春岩波書店2008-09-19前にご紹介した『アマゾンからの手紙 10才のブラジル移民』では、ブラジル移民の悲惨な生活が描かれていましたが、この岩波ジュニア新書では、それを裏付けるような、ブラジルを中心とした南米移民の歴史が描かれています。大金がたまるとだまされて渡航し、着いてみれば荒地であったり、コーヒーの不作だったり、コーヒー園で禁止された黒人奴隷の [続きを読む]
  • 『東大留学生ディオンが見たニッポン』
  • 東大留学生ディオンが見たニッポン (岩波ジュニア新書) [新書]ディオン・ン・ジェ・ティン岩波書店2017-04-21作者ディオン・ン・ジェ・ティンさんは、シンガポール人です。東大に留学して感じた文化の違いなどについて、しっかりした日本語で考察しています。おもしろい点は多々あるのですが、たとえば、ディオンさんはシンガポールという多文化国家の出身なのですが、母語は「中国語」、「第一言語」は英語でした。それが、シンガ [続きを読む]
  • 『闘莉王超攻撃的ディフェンダー』
  • 闘莉王 超攻撃的ディフェンダー (スポーツ・ノンフィクション) [単行本]矢内 由美子学習研究社2009-04-08サッカー好きの方なら、この方のことは、よくご存知でしょう。(『オシムからの旅』の紹介のときも書きましたが、私はサッカー全然知らなくて)1981年、田中マルクス闘莉王さんは、ブラジルのサンパウロで生まれました。そしてやがて、日本サッカーの代表選手になります。その闘莉王さんについてのノンフィクションです。 [続きを読む]
  • 『アマゾンからの手紙 ー10歳のブラジル移民ー』
  • アマゾンからの手紙―10歳のブラジル移民 (風の文学館2) [単行本]山脇 あさ子新日本出版社2003-12昭和5年、10歳で一家でブラジル移民に行った大野雅夫の物語です。事実に基づいたフィクションですが、(あとがきに基になった小冊子のことが書いてあります)。家業がのっとられた大野一家は、ブラジルでの広大な農園主になることを夢見て、ブラジルに渡るのですが、とても過酷で残酷な物語です。一家は仲介会社にだまされ、たど [続きを読む]
  • 『アディオス ぼくの友だち』
  • アディオスぼくの友だち (学研の新しい創作) [単行本]上条 さなえ学習研究社2000-10ひさしぶりに、「海外から日本へ」カテゴリーの本です。このカテゴリーの本、意外に少ないんですよね。細川周平くんは10歳の小学校4年生。江戸時代から続くとうふ屋のむすこですが、このおとうふ屋もこの代で終わろうとしています。海外から転校してくるのはペルーの女の子レベッカです。お父さんは亡くなっていて、お母さんが日本で働くために [続きを読む]
  • 『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』
  • 戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅 (大型絵本) [大型本]ルイーズ ボーデン岩波書店2006-07-14『おさるのジョージ』の作者夫妻が、ドイツ系ユダヤ人として、戦争中からくもナチスの手から脱出してアメリカへ渡るまでの絵本です。が、知りませんでした!その戦争前の1924年に、おふたりは、別々に、ブラジルのリオデジャネイロに移って、そこでいっしょに仕事をして、結婚したというのです。レイさんは [続きを読む]
  • サッカー好きの中高生へ『オシムからの旅』
  • オシムからの旅 (よりみちパン!セ) [単行本(ソフトカバー)]木村元彦イースト・プレス2011-12-21「戦争から学んだものがひとつでもあったといったとたん、戦争は必要なものになってしまう」ハッとさせられるこのことばは、サッカーで2006年に日本代表監督に就任したイビチャ・オシム監督のことばだそうです。実は、私はサッカーは全然見ないんです・・・この本のことは、『明日の平和をさがす本』の紹介で知って、オシムさん [続きを読む]
  • 『地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬』
  • 地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬 [単行本]大塚 敦子講談社2009-07-16地雷探知犬、というお仕事をしているワンちゃんたちがいることをこの写真絵本で初めて知りました!かわいい子犬ちゃんたちの時代から、りりしい探知犬の姿まで写真がいっぱいです。しかも、この地雷探知犬は、いまだ地雷がたくさん残っているボスニア・ヘルツェゴビナで生まれて、ノルウェーの団体が運営する地雷探知犬のセンターで訓練され、活動は、やは [続きを読む]
  • 『はばたけ!ザーラ 難民キャンプに生きて』
  • はばたけ!ザーラ―難民キャンプに生きて (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち) [単行本]コリーネ ナラニィ鈴木出版2005-03難民の子どもたちを描いた児童文学の中で、この作品は「クルド人」の人たちで、移住先はオランダになります。1989年、11才の少女ザーラは、赤ちゃんの時一家もろとも、イランからイラクの難民キャンプに逃がれてきました。もちろん、ザーラはイランのことは覚えていません。難民キャ [続きを読む]
  • 子どもの本の日フェスティバルトークイベント「子ども・本・世界」
  • 3月4日と5日、大崎ゲートシティで、「国際子どもの本の日」記念「子どもの本の日フェスティバル」が開催されました。主催は、日本国際児童図書評議会(JBBY)です。いろいろな展示や、イベントが行われたのですが、その中の、「トークイベント・子ども・本・世界」に行ってきました。コーディネーターがさくまゆみこさん。翻訳家であり、「アフリカ子どもの本プロジェクト」で活動もされています。登壇者は、せかいいちうつくし [続きを読む]
  • かこさとしさん描く『ユタ日報のおばあちゃん 寺澤国子』
  • 海を渡った日本人〈第2巻〉ユタ日報のおばあちゃん・寺沢国子 (海を渡った日本人 (第2巻)) [単行本]上坂 冬子瑞雲舎2004-09MOE(モエ)2017年3月号【特集:かこさとし絵本大博覧会 ふろく:だるまちゃんクリアファイル】 [雑誌]白泉社2017-02-03MOEのかこさとしさん特集を読んでいたら、かこさんの絵本リストに、『ユタ日報のおばあちゃん』という絵本があるのを見つけて借りてみました。実際は文章は、上坂冬子さんでした。ですから、 [続きを読む]
  • 『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』
  • 「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう [単行本]税所篤快飛鳥新社2013-06-11「バングラデシュの予備校でトップレベルの人気をほこる先生たちの授業を、ビデオカメラで撮影してDVDに焼き、農村の高校生に届ける」というアイディアを思いついた一人の大学生の青年の実話です。この試みはうまくいき、名門国立ダッカ大学に合格者を出すことができたそうです。青年の思いつきから即行動に移すということで、山あり谷ありですが、今 [続きを読む]
  • スーダンから行きて帰りし物語『魔法の泉への道』
  • 魔法の泉への道 [単行本]リンダ・スー パークあすなろ書房2011-11今何かと話題のスーダンです。実話だそうです。1983年に勃発した「第二次スーダン内戦」。その時に学校で勉強したいた11才のサルヴァ・ドゥットさんは、突然の銃声と攻めてきた兵士たちの姿に混乱の中命からがら逃げ出すことを強制されます。家族にも会えず、逃亡の生活が始まりました。その後、サルヴァさんのような境遇にあるスーダンの人びとは絶望的な状 [続きを読む]
  • 『子どもの本のよあけ―瀬田貞二伝』の著者・荒木田隆子氏講演会
  • 子どもの本のよあけ―瀬田貞二伝 (福音館の単行本) [単行本]荒木田 隆子福音館書店2017-01-111月29日に、銀座教文館書店の子どもの本の店ナルニア国主催で、瀬田貞二さんの担当編集者でいらした荒木田隆子さんによる、『子どもの本のよあけ−瀬田貞二伝』が出版された記念講演会がありました。瀬田先生といえば、私にとってはナルニアシリーズ、『指輪物語』シリーズを翻訳してくださった方。そして、数々の児童文学論も読んで [続きを読む]
  • ドイツのベストセラーYA『14歳、ぼくらの疾走』
  •                                          14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック (Y.A.Books) [単行本]ヴォルフガング ヘルンドルフ小峰書店2013-10-24訳者あとがきによると、この本は、ドイツで2010年に発表されると「一躍旋風を巻き起こし」ミリオンセラーとなり、「この作品を抜きにしてはドイツの現代ヤングアダルト文学は語れない」のだそうです。14歳のマイクは、教室ではつ [続きを読む]
  • 宮崎駿さんもお勧め『ジェーン・アダムズの生涯』
  •     『ジェーン・アダムズの生涯』は、岩波少年文庫の1冊で、作者はジャッドソン、そして翻訳したのが、あの『赤毛のアン』シリーズなどの村岡花子さんです。初版が出てのが昭和28年。今ではあまり読まれなくなった古典でしょうか。実はこのブログを書くためについているアマゾン、楽天サイトにも無かったのです。しかし、この本は、宮崎駿さんが、2010年に西武百貨店で開催された「宮崎駿が選ぶ岩波少年文庫の50冊」 [続きを読む]
  • 映画のような絵本『マッチ箱日記』
  • マッチ箱日記 [大型本]ポール フライシュマンBL出版2013-08まだ小学校へ行く前の小さい女の子のひいおじいちゃんには、大切にしているものがありました。 それは、たくさんの古いマッチ箱でした。 ひいおじいちゃんは、それを自分の「日記」といいます。なぜ「日記」なのか・・・?ひいおじいちゃんは、子どものころ、貧しいイタリア移民で、字が書けませんでした。そのかわりに、マッチ箱の中には一つずつ、小さい記念 [続きを読む]
  • 斉藤洋さんの新作『ギュレギュレ!』
  • ギュレギュレ! [単行本]斉藤 洋偕成社2016-09-21この作品、厳密に言うと多文化共生っていうわけではないんですがでもね、トルコ語が重要なキーなんです!斉藤洋さんは、おもしろい、洒脱な作品を書く方という印象があるんです。有名な作品では『ルドルフとイッパイアッテナ』がありますよね。この作品も、ちょっととぼけていて、軽やかで、おもしろくて、それでいて、若者ことばで言うと「エモい」(・・・使ってみたかった・・・ [続きを読む]
  • 国立科学博物館「ラスコー展」観てきました
  • 明けましておめでとうございます。この拙いブログにご訪問くださって、本当にありがとうございます。今年も、いろいろな多文化共生についての子どもの本や、イベントなどについてご紹介できればと思っていますので、よろしくお願いいたしますね。さて、2017年最初のブログは、国立科学博物館のラスコー展です。公式サイトはこちらです。写真は、撮影してもいい場所で撮ったものです。(撮影してはいけない場所もあります)19 [続きを読む]