漫画の編集者Мのブログ さん プロフィール

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漫画の編集者Мのブログさん: 漫画の編集者Мのブログ
ハンドル名漫画の編集者Мのブログ さん
ブログタイトル漫画の編集者Мのブログ
ブログURLhttp://ameblo.jp/17710419mmm/
サイト紹介文悩める新人漫画家に送る、読むと元気になるブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供314回 / 365日(平均6.0回/週) - 参加 2016/04/14 19:43

漫画の編集者Мのブログ さんのブログ記事

  • 新人漫画家へ/産みの苦しみ
  • 締め切り前の漫画家、新連載を構想中の漫画家、新人賞の応募原稿のネームを描いている新人………。みんな重苦しい雰囲気を漂わせています。 時間の制約もあって、もう一日、あるいは一週間あれば、もっと素敵なものが描けるかもしれない。。。。なんて、思っても、前に進まなくてはならない。 いつも断崖絶壁?そうかも知れません。この商売は、そういう性質のものです。 人気が出なければ、「はい、それまでよ。 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/読後感について。
  • 読み終わった後に、「なんだこれ?」って言われてはあきません。「なんだか元気が出た」とか「人生捨てたもんじゃないかも」とか思って欲しいわけで。わざわざバッドエンドにすることもない。 せっかく手に取ってもらったんですから、これも何かの縁。「良いもん読まさせていただきました」って言わせたい。 これは、作者が作品を通じて言いたいこと、伝えたいこと、メッセージとも繋がってきますね。 主人公に「 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/型にはめようとする編集者には注意。
  • いっそ放置してくれれば良いのですが、新人を自分の得意な(信じてる)型にはめようとする編集者がいます。でもって、自分の言った通りにならないと怒りだしたりして、始末に負えません。 こういう編集者に当たるのは、大変残念なことなのですが、さて、どうしたら良いのか? 全面的にぶつかるのは愚策。 相手は、何か小さなものを守ろうと必死ですので、喧嘩を売ってはいけません。「なぜ、そういう風に言えるん [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/天才は、やり方を忘れてしまうらしい。
  • どこの世界でも、他人が何回もやってようやく出来るようなことを、無造作に一回でやってしまうような人はいます。 漫画界もしかり。天才ゆえ、理論より直観。ですので、人には教えることは出来ない。。。 凡人は、天才の真似したり、天才の秘密を何とかして知ろうとあがいたり。。。。でも、天才じゃないから、表面をなぞるだけです。 天才にも弱点はあります。 どうやって、それをやったかは、あまり覚えて [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/渇望感があなたを前に進める。
  • 満ち足りた気持ちでは、創作する気持ちにはなれないかも知れない。いつも何か足りないと焦っているくらいが、丁度良い。 お金が足りない。時間が足りない。納得できる画力が足りない。満足するアイデアが足りない。称賛の声が足りない。知名度が足りない。。。。。 今は功成り名を遂げた作家でも、新人のうちは、ないないずくしで、業界に参入しています。 若いうちは、「不足」をありがたいと思って下さい。足り [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/ネーム原作者という生き方。
  • 日々、消費されていく漫画作品。どこでも、新しい作品が欲しい。絵がうまくて、キャラクターも描けて、ネタも面白いなんて、三拍子揃った作家は、そうそういない。そこで、生まれたのが、分業システム。 原作と作画を分けるんですね。最近多いのが、ネーム原作。文字ではなく、ネームまで切ります。作画家にとっても、助かる。 二本目の連載で、絵を描く時間が捻出できないとか、面白いものは描けるが、絵に今一つ自信 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/世の中は綺麗なものや面白いもので溢れている。
  • ある詩人が電車に乗っていたら、乗り合わせた客が、あまりに眩しくて驚いたそうな。いたって普通の光景なのだが、その詩人は癌に冒されていて、余命幾ばくもない状態だった。それでも、生命の煌めきに心を奪われたらしい。元気でおしゃべりしている姿が羨ましいとも思った。 そう、生きてるってだけで、キラキラしてるんです。詩人の目を通してみた世界は、平凡でも、痛いくらいに輝いていた。 日頃、良いことがないと [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/世代が違えば対立は起きやすい。
  • 似たようなクラスターの仲間内では、変化・差異はどうしたって、小さなものになる。親子ほど年齢が違えば、たいてい全く一致するなんてことはない。ひと世代前の人は、ドラマの奥行・対立を作るのに便利。手っ取り早いのは、親。または親世代。学校ものだと教師でしょうか。会社だったら、部長とか。 いっこ上、いっこ下のメンツだけでドラマを作っていくと、せせこましいものになりがち。思い切って、10くらい違う人を出 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/読み切りのコツ。
  • よく応募原稿の条件が30ページまでとかなっていますが、これは同じ条件でチカラを見るというコンセプト。「こんな短いページで、自分の良さが分かるはずがない」と思っている人も、応募の規定を守らないと、読んでもらえない恐れもありますから、おろそかには出来ません。 仕事というものは、納期(締め切り)、条件(ページ数とか色数とか)は、普通にあるもので、「好きに描いていいよー」ってことは、稀です。 ま [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/男と女がいれば、そこに磁力が生まれる。
  • 古今東西、恋愛は大きなテーマでした。今も、毎日たくさんの作品が生み出されてますね。 男は女の関心事。女は男の関心事。 これがなくなったら、人類衰退ですから。 少女・女性漫画で、恋愛要素が入ってない作品は、まずないです。必須科目ですね。というか、メインテーマ。 男向けの物でも、大きな役割を果たしています。 私見ですが、「女と男」と「お金」を出せば、なにがしかのドラマは、きっと出 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/一日一日が大事。
  • 今日は、どんな一日だったか?昨日、一昨日の延長で、特に書き記すこともない。。。。とは言わずに、思い出してみる。些細なことでも良いから、ピックアップしてみる。腹が立ったこと、嬉しかったこと、ふと気づいたこと、最近考えたこと、美しく見えたもの。。。。今日のうちに書き留めておかないと、明日にも忘れてしまいそうな、ささやかなこと。一日は、大抵そんなことで出来ている。大きな事件が起きなくても、身の周りには [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/美しいネームと雑なネーム。
  • まれに落書きのようなネームを見ることがある。 いくらネームが設計図に過ぎなくても、「これはないな…」と思うようなものは、やはりつまらない。 ネームは、ある意味メモだから、綺麗に描く必要はないのかも知れないが、ほれぼれとするようなネームを描く作家のものは、やはり面白いし、ネームそれ自体が作品になっている。 意識の違いが、この差を生み出している。 どうしてそんなことになるのか? [続きを読む]
  • 新人漫画家へ・描かないと生きていけない。
  • 漫画家は、読者やお金のために描いてるのが普通でしょう。ですが、描かないと生きている気がしない、描かないと生きていけないと思うようになったら、これは、作家の業(ごう)と言えるものでしょう。 描いている間は、時間が止まり、世界が静止し、物音も聞こえず、呼吸をしているのかさえ、定かでない。。。没入の境地。 寝食を忘れて描くって、そういう感じですね。 考えようによっては、これは物書きにとって [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/修業時代は、お金にならないが。。。
  • 採用されない(依頼されたものでない)原稿は、何枚描いても、お金を生みません。ネーム段階の作品も同じ。そして、それがけっこう長く続くこともある。 そういう時に、我慢して、乗り切れるか?試される時ですね。特に、漫画愛。 通常の仕事は、労働に対する対価です。習作、ボツネームは、お金を生みません。しかし、技量を高めてはいる。無駄じゃありません。お金が発生しないだけです。 出版社は、こういう段 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/書斎を片付けながら考えた。
  • 「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」以上は、漱石の「草枕」の冒頭です。このあと、窮屈だからと言って、引っ越すのもどうかと続きます。 書斎を片付けながら考えた。古いコミックスなどの中に、すでに亡くなった先生のものなどもたくさんあり、懐かしくもあり、悲しくもあり、不思議な感じです。時間が止まっている。書斎を片付 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/編集者の影響力について。
  • 編集者とは、直接的には、作品、アイデア、ネームの良し悪しを判断します。こうなると面白いかもというアドバイスもする。新人であればあるほど、生活上のことや健康上のことまでアドバイスすることも。 しかし、この作品の何パーセントが編集者のチカラによるものかとか測定することはできません。あっても、印象論でしょう。 編集者サイドでも、役割としてやっている。「少しでも役立てば良いなあ」とは念じている訳 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/キャラクターがマーキングするとき。
  • マーキングと言えば、散歩に出た犬が電信柱にやるあれです。しるしを付けること。キャラクターのマーキングと言えば、他の誰でもない、その人の特徴を表すような動作、仕草です。 煙草の火を消すときに、目の前に灰皿があっても、律儀に携帯用吸い殻入れに入れる。定食屋に入って、出てくる割りばしの袋で、必ず箸置きを作る。それも、けっこう複雑な折り方のもの。割りばしを二つに折ったあとで、チヤッチャッと擦り合わせ [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/子供時代に読んだ印象深い作品。
  • 手塚治虫の「どろろ」。コミックス2〜3巻なのですが、内容は濃厚です。先日読み返してみましたが、まだしっかり覚えていました。初出が1967年の少年サンデー。50年以上も前です。百鬼丸、かっこよかったです。未完ですが、問題なく楽しめます。 楳図かずおの「半魚人」。1965年の発表。少年マガジン。こちらも50年以上前。近所の散髪屋で読んだ記憶が。私のトラウマ漫画です。ラストの友達との別れ。怖くて切 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/主人公は前向きな奴に。
  • ラストで主人公が情けない姿になったり、堕落してしまったりするのは見たくないですね。途中で、どん底になっても、這い上がっていくのが見たい。ピンチに陥っても、巻き返して欲しい。現実では、たいていそうならないのであっても、自分の読んでいる漫画の主人公は、違う意味で予想を裏切って欲しい。人間は、前向きな奴に共感したり、応援したくなる生き物なんです。 自分の持ち馬が競馬場で走っているイメージ。最初は後 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/最初の1年の重み。
  • デビュー前後の1年は、ことさらに重い。せっかくデビューしたのに、その次が、なかなかできなくて苦労する人は多い。受賞作は、何か月も掛けて描いていたりするものもあって、無制限一本勝負。ネタも、何年も温めていたりして、取って置きのものを使っていたり。 ところが、デビューするや、編集部から注文やお題が出されて、いきなり面食らう。おまけに厳しい期限(締め切り)を言い渡されて、途方に暮れたり。。。さらに、 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/子供のころ心に残ったものが役に立つ。
  • 子供のころに繰り返し読んだ(読んでもらった)もの、見た(見せてもらった)もの。漫画、絵本、アニメ、映画、ドラマ、演劇など色々あると思いますが、その中でも、特にお気に入りのもの。これが、創作物に欠かせない養分です。 最初から終わりまで、再現できるくらい好きだったとか、繰り返し読んだので、本がボロボロになったとかだと、あなたの中の何かを形作っている可能性が高いです。 兄(姉)が好きだったもの [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/伸びしろを見ると言うが。。。
  • 新人の作品を評価するときに、よく伸びしろがあるとか、ないとか言いますが、伸びしろとは何でしょうか?言葉通りで言えば、これから先、伸びる余地がある、伸びる余地が大きいということですね。神ならぬ凡人の予想ですから、あくまで、そんな気がするってことです。 新人が、どこまででっかくなるかは、新人自身にも分からないのです。他人には分かるはずがない。。。(そう言いながら、私も僭越ながら、よく使っていまし [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/60歳を迎えて。
  • 気が付いたら36年も漫画の現場にいました。そんなに経ったのか……という思い。 最初に先輩に連れて行かれた某漫画家の仕事場で、出来上がっている原稿に写植を貼っていたのが、昨日のことのようです。(※写植…漫画のセリフを写植にして裏にノリを付けたもの。セリフのシールです。吹き出しの中に貼っていく。) 今でも、新人の原稿やネームを見ていますし、担当もしています。あんまり、あの日から進歩していませ [続きを読む]