漫画の編集者Мのブログ さん プロフィール

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漫画の編集者Мのブログさん: 漫画の編集者Мのブログ
ハンドル名漫画の編集者Мのブログ さん
ブログタイトル漫画の編集者Мのブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/17710419mmm/
サイト紹介文悩める新人漫画家に送る、読むと元気になるブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供287回 / 365日(平均5.5回/週) - 参加 2016/04/14 19:43

漫画の編集者Мのブログ さんのブログ記事

  • 新人漫画家へ/漫画は描いて見なくては分からない。
  • 理論・理屈というものは、大概正しい。そして、退屈。 読んでいると、なるほどそうだよなと合点がいくのですが、それですぐに漫画が生まれるわけではなく、いったん作者の頭の中を通って、作品の形で出て来る。理論が生きたのは、どのページのどのコマなのかなんて分からない。どこかで、ご利益があったんだろうなあという塩梅。 作品の狙い、テーマとかは、どこかに書かれるわけでもなく、主人公の行動や言葉を通して表現するほ [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/出し惜しみをしない。
  • 新人のうちは、蓄積したアイデアや知識が少なく、手持ちのものをすべて使ってしまうと、すっからかんになってしまうのではという懸念が。 しかし、常に勝負しなくてはなりません。出し惜しみしている場合じゃないです。思い切って、全部使う。 次の作品のことが不安になってくると思いますが、持ちネタを全部出して、そのまま枯れてしまったという話は、あまり聞きません。ベテランなら、長い連載の後で、燃え尽きてしまうという [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/空気を読むのが編集者。
  • 会議などで、空気を読むのは、事なかれ主義的で良くないという風潮がありますが、編集者は、その場その場で空気を読んで、打ち合わせが最大限のパフォーマンスを出せるように頑張ります。 漫画家との打ち合わせがうまくいくかどうかが、作品のクオリティーに直結するので、空気感読むのは大事です。 事前に企画、アイデア、資料・情報とかを用意しますが、打ち合わせそのものは、水もの。 漫画家のその日の顔色、声色、表情、体調 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/自分を信じるって大事。
  • プロになれたらなれたで、毎日毎週毎月、読者様の人気投票に翻弄される日々。漫画は、描いた時点では、まだ半分、読者が読んで反応して初めて完結。そこまでいかないと、(世間における)自分の作品の評価は得られません。 一喜一憂していると、体がもちません。自分を信じて、自分の漫画は面白いと信じるしか、心の平静は保てません。開き直りとも言えますね。そのくらいでちょうどいい。 創作する者の心の中は、いつも不安と自 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/キャラクターの本質。
  • キャラクターの本質は、時空を超える。Aというキャラクターは、現在でも、過去、たとえば江戸時代に行っても、平安時代に行っても、変わらない。逆に未来に行っても、宇宙空間に行っても、AはAである。だからこそ、安心して見ていられる。行動も、言動も予想がつく。ぶれない。番外編が容易に作れる。 二次創作が出来るようなキャラクターこそ、目指すべきもの。キャラクターが固まっているからこそ、作者以外の人でも、簡単に話 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/役割分担ということ。
  • 編集者は、漫画をよく読んでいますし、業界のことにも詳しい。多くの新人の原稿にも目を通しているので、新人の原稿の水準、出来不出来、立ち位置などにも的確な判断が出来る。 しかし、漫画が詳しいからと言って、漫画が描けるわけではない。アイデアは出すが、キャラクターを作り出すこともない。それは、漫画家の仕事。 まれに編集者の領域(職域?)を超えて、原作者になる人もいる。企画、ジャッジ、アイデアのみならず、丸 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/モチベーションが上がらないとき。
  • 以前にも書きましたが、机の前に座ったものの、なかなか集中できずに、いたずらに時間が経つ。。。。避けたい事態ですね。 プロの場合は、担当編集者が探りを入れてきますから、気を抜きにくい。電話で「ネーム進んでますか?」とか「いま何ページですか?」とか聞きます。これでは、サボりにくいですね。。。 アマチュアでは、そんな親身な人はいませんから、考えようによっては、さぼり放題。だって、暑いんだもーーーん。そり [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/キャラクターこそ作者のオリジナル。
  • 漫画を描くために、映画を見たり、ドラマを見たり、本を読んだり、取材したりして、色々なものを集める。でも、キャラクターは、探しに行っても手に入らない。それは、作者が自分で作り出すオリジナルなものだから。 自分の中にあるキャラクターを掘り出していくようなものだろうか。 キャラクターは、作者の分身だの、願望する人物像だの、色々言われるが、作者の作り出す、唯一無二の存在である。替えは利かない。それゆえ、価 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/未熟でも短くても完成させる。
  • 枚数が足りない、クライマックスの盛り上げ不足、主人公がイマイチ、ペンがうまく使えてない。。。。色々な理由で、自分の作品が良いとは思えないことも。 それでも、途中で投げ出さずに、最後まで描くべきです。今現在の力は、自分では納得いかなくても、受け入れましょう。これから向上すれば良いのです。 最初から完璧を目指して、自分を追い詰めないように。8ページでも24ページでも、完結していれば、立派な作品です。作 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/ダメキャラは楽しい。
  • 最初から立派なキャラは、もう成長の余地は少ないが、ダメキャラは、成長の余地がある分、楽しみ。周囲からあまり期待されていないので、活躍したときに脚光を浴びやすい。お得なキャラである。悪い奴がたまに良いことをすると、目立つのに似ている。 たいていの人は、自分をそんなに高評価していないので、共感されやすい面もある。ダメキャラだと気楽に生きられるし。良い人を演じ続けるのは、けっこう大変である。ストレスも溜 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/新人賞の応募原稿を読むのは大変!
  • 新人賞……審査する方もされる方も大変。投稿者には人生が掛かってます。読む方は、責任を感じるし、出す方は、入賞を祈っています。 眠っている才能、磨かれていない才能を見落としてはならないというプレッシャーは、けっこうなもの。おまけに読むための時間が極めて短い。本業の合間にやります。 応募作がすべて面白ければ、審査も楽しいのですが、どう贔屓目に見ても、つまらない作品はあります。それでも、何とか良いところ [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/現実が重苦しいと人は軽いものを求める。
  • 気苦労が絶えない毎日を過ごしていて、すき間時間や家に帰ってからのひと時に、漫画を読むのを楽しみにしている人にとっては、漫画のネタは現実的なものより、軽いもの、ファンタジーの世界を舞台にしているものが望ましいようだ。 現実がヘビーな人にとっては、いくらフィクションだといっても、現実と地続きのような作品は、読む気がしない。それよりは、軽くて、肩の凝らない笑えるものが欲しくなるのは普通のことだ。漫画は、 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/引き出しを多く作るには努力しかない。
  • 漫画を描くときの様々な技術、画面上のものは、そんなに多くないハズ。効果的なベタの入れ方とかトーンの使い方とか、自分で工夫・開発できるものも多いかもしれない。 ここでは、ソフトの問題。アイデアや展開案、気持ち良いパターンなどは、たくさんの参考資料に当たって引き出しを増やしていく必要がある。参考資料とは、主に映画。努力と言っても、要するに映画を見るということ。 過去の名作を遡っていくと果てしないから、 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/映画を分析的に見る。
  • 映画を漫然と見ていても、もったいない。映画は、漫画を描く上で、非常に参考になる部分が多い。面白いとか、つまらないとか、ラストが納得できないとか、俳優がい演技をしていたとか、そういう感想のほかに、見るべきものは、フレーミング。 漫画も、映画のショットも、絵をどのように切り取るかがポイント。アップかロングか、俯瞰か、あおりか、ピンか集合か、映画のひとコマも漫画を描くときと同じような作業をしています。( [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/現場の持つチカラ
  • 持ち込みのメリットは、直接編集者に作品の感想を聞けるだけでなく、編集者のまとっている空気を感じることにも意義がある。 日々たくさんの原稿に接し、たくさんの漫画家・新人に会っているからこそ醸し出せる、リアル現場の空気感。 どういうものがウケているか、あるいはウケやすいか、何が売れているか、売れそうか。。。何が次に化けそうか? そういうものが理屈ではなく、日々の業務の中で、皮膚感覚で分かっているのが現場 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/若さは武器だ。
  • 若いと何もかもが経験不足。確かにそうだ。それでも、若さは有利。 年を取ると、経験値もあがるし、余裕も出るが、だんだんとハングリーさがなくなる。気力、体力もなくなる。これは、けっこう大きい。若いときは、分からないが。。。。 年を取って見て感じるのは、若いときにたくさんやっておくに越したことはないということ。失敗続きでも、若いと挽回可能である。柳に風。年取ると、ぽっきり折れたりする。筋肉も堅くなってい [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/どのキャラクターも自分
  • 意地の悪いやつ、優しいやつ、優柔不断なやつ。さまざまなキャラクターを描かなくてはなりません。しかし、手本になるような人は周りにはいない。。。どんなにとんでもないキャラクターを描いても、それは自分が化けているだけ。人間、自分が思っているよりも不道徳なキャラクターもゲスなキャラクターも演じられます。実際にやるかどうかはともかく、どんなキャラクターも既に自分の中にある。探しに行かなくてもいるんです。絶 [続きを読む]
  • 虚構の方がリアルに見えるのはなぜか?
  • マンガやドラマは虚構(フィクション)なのに、リアルに迫ってくるのはどうしてか?現実は、フィクションのように、激しく対立したり、すっきり決着が付いたりすることは、少ないから。 なかなか解決せずに、いつの間にか時間が経って、うやむやになることも多い。主人公然とした人物が、快刀乱麻の活躍で、事件を解決するなんてこともない。 現実には、そんな人物がいないからこそ、マンガの主人公は、際立つ。 誰しも、本当のこ [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/職業ものは、けっこうオイシイ。
  • 漫画作法の基本は、キャラクター主義だ。そのキャラクターが活躍する場は色々。その中でも、職業ものと呼ばれるジャンルがある。主人公が、警察官だったり、パティシエだったり、監察医だったり、弁護士だったり、古本屋さんだったり、喫茶店のマスターだったり。忍者も職業です。サラリーマンものも職業ものの一種かも知れない。 職業ものの良いところは、情報性。大人の鑑賞に堪える蘊蓄や情報を漫画の中に落とし込める。説明の [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/とりあえずキャラクターは反応で考えてみる。
  • キャラクターのことが、いまいち分からない。。。。そういう時は、キャラクターの反応について考えるのがラクです。キャラクターに何かをぶつける、そして反応を見る。 (例)道を歩いていたら、目の前にカエルが飛び出してきた→キャッと言って飛びのく。→よける。→ふんずと掴む。→無視する。→気づかない。→話しかける。→スマホを出して撮る。→追いかける。 (例)月末に友達がお金を貸してくれと言ってきた→さっとお金 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/普通の人が見たいのは普通じゃない人。
  • 読者は99.9パーセント以上、普通の人でしょう。普通の人が普通の人を見ても、面白くない。主人公は、一筋縄ではいかない人が必要だ。 猫のいいなりになっている弁護士とか、爬虫類を愛しているヤクザとか、プラモデルマニアの医者とか、社会人でも素敵に変な人はいます。 漫画のキャラクターなら、何でもアリ。 今まで見たことがないようなキャラクターを創造できれば、強いです。 事件やネタはあとから考えればOK。まず、と [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/臨場感を演出するのは細部の描写
  • 漫画はデフォルメ、省略のアートと呼ばれます。が、架空、虚構の空間をリアルに見せるには、細部の描写、描き込みが有効です。 白い空間のちょっとした汚れは、舞い立つ誇りかもしれない、あるいは緊張感を醸し出しているかもしれない。手すりのちょっとしたトーンは、古びた金属の感じを良く出してくれるかもしれない。革の鞄の細かい斜線は、年季の入り具合をうまく出している。 小道具は、何かに使われるためでなく、空間のリ [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/物語の世界の法則
  • 物語は時間を封じ込めているので、その中では時間は流れるように見えるが、本当は止まっている。ラストシーンが来ても、また最初に戻れば、時間が巻き戻り、その世界は永遠に閉じている。主人公は年を取らないし、ラストで死んでも、ファーストシーンでは生き返る。不死の存在だ。 作者が亡くなっても、主人公たちは生き残り、活躍し続ける。考えようによっては、気味が悪い話だ。画面の上に定着したキャラクターたちは、永遠の命 [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/面白いものは頭の中にある。
  • 取材は必要だが、最後にモノを言うのは想像力。何十年と生きていて、日々インプットされている膨大な情報、あるいは情報のかけら、思考、記憶、思い出、思いつき。。。。。そんなものが醸成されて、新しいアイデアになる。 本当は、探しに行かなくても、材料はすでに自分の頭の中にある。ただ、漫然としていては、脳の表面には浮上してこない。何らかの強制的な刺激が必要であろう。締め切りもその一つかも知れない。あるいは誰か [続きを読む]
  • 新人漫画家へ/描きたいものと描いて欲しいもの。
  • キャリアの浅いうちは、今までの経験や知識のストックだけで作品を作ろうとしがちです。でも、悲しいかな、ストックはすぐに尽きてしまいます。人生経験が浅いですから、知識量だって知れてます。そうすると、厳しいループに入ってしまい。。。。。 描きたいものとは、単にいま描けるものと同義なのでは? 自分でそこから抜け出すのは、けっこう大変。 そういう時に、周りの声、特に編集者の声(要望)が効いてきます。自分では、 [続きを読む]