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2016/04/22

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  • ●科学技術ニュース●日立造船、オマーンでの合成メタンに関する覚書を締結

    日立造船および動社の100%子会社であるHitachiZosenInovaAG(スイス、HZI)は、このほど、オマーン政府や日本の商社などが出資するオマーン国のLNG事業会社OmanLNGLLC(オマーンLNG)と、「メタネーション(触媒を充填した反応容器内で水素と二酸化炭素を反応させ、天然ガスの主成分であるメタンを合成する技術)の事業化に向けた協力覚書」を締結した。オマーンは、日本と同じく2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロ達成を目指しており、両国政府は2022年12月に「水素・アンモニア及びメタネーションを含むカーボンリサイクルに関する協力覚書」を交わしている。今回の覚書は、両国間の協力覚書に基づいた取り組みとなり、オマーンLNGが保有するLNGプラントにメタネーション装置を実装し、CO2の資...●科学技術ニュース●日立造船、オマーンでの合成メタンに関する覚書を締結

  • ●科学技術ニュース●NIMS、熱電×磁性の複合構造で横型熱電効果を飛躍的に向上

    物質・材料研究機構(NIMS)若手国際研究センターの周偉男ICYSリサーチフェロー、磁性・スピントロニクス材料研究センター磁気機能デバイスグループの桜庭裕弥グループリーダー、スピンエネルギーグループの内田健一上席グループリーダー、ナノ組織解析グループの佐々木泰祐グループリーダーは、熱電材料と磁性材料を積層したシンプルな構造を用いて、熱流と直交方向に電界を生む「横型」熱電効果を飛躍的に増大できることを世界で初めて実証した。成果は、横型熱電効果を利用した新規な環境発電技術や熱流センサーといったデバイス実現に貢献する。廃熱などを活用し電気エネルギーを得る熱電変換技術として、ゼーベック効果を用いた研究が盛んに行われている。しかし、ゼーベック効果は、熱流と電流が平行した方向に現れる「縦型」熱電効果であり、複雑な素子...●科学技術ニュース●NIMS、熱電×磁性の複合構造で横型熱電効果を飛躍的に向上

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「付加価値ファースト」(木村哲也著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:付加価値ファースト〜常識を壊す旭鉄工の経営〜著者:木村哲也発行:技術評論社「収益性が低く,事業を将来も継続していけるか不安だ」「新しい取り組みに着手しようにも社内の抵抗が大きい」「環境への配慮が必要だが,コストを掛ける余裕がない」そんな会社を経営経験ゼロから変えていき,収益を10億円改善しつつ、CO2排出量を21%削減できた秘密とは、変革に必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること。「見ザル」「言わザル」「使わザル」改善を阻む“三ザル”をなくすChatGPTとカイゼンの上位概念「イマドキフキソカチ」でカイゼンを民主化。売上が増えても利益は増えない、限られた売上高でも生き残るようにする社長自らSlackで発信、挑戦や情報共有がしやすい風土をつくる利益を増やしてCO2を減らす“儲...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「付加価値ファースト」(木村哲也著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫著/日経BP)

    <新刊情報>書名:国産ロケットの父糸川英夫のイノベーション著者:田中猪夫発行:日経BP2024年1月20日未明、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型月面着陸実証機SLIMが月面着陸に成功した、と発表した。その後、世界初のピンポイント着陸に成功したことが明らかになり、2台の自律型小型ロボットによる画像データ送信にも成功した。我が国の宇宙開発を担うJAXAのルーツを遡れば、戦後ゼロからロケット開発に取り組んだ東京大学の糸川英夫研究室に行きつく。同書は、日本の宇宙開発の父で、次々にイノベーションを生み出した天才・糸川英夫(1912年―1999年)のイノベーター人生に焦点を当てた評伝である。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国産ロケットの父糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫著/日経BP)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週月曜日午後5時~6時3月18日(月)アルツハイマー病克服に挑む(初回放送日:2024年3月13日)認知症の6割以上を占めるアルツハイマー病。克服に向けて研究者たちが注目したのは家族性アルツハイマー病の遺伝子だ。発生の仕組みの解明や薬の開発などに役立てている。家族性アルツハイマー病は発症遺伝子によって起こる病。患者全体の1%ほどだが、特定の年齢になると発症する。その遺伝子がある人々の協力を得て、現在様々な研究成果が出ている。スウェーデンで見つかった発症遺伝子の研究結果は、去年承認された日本のアルツハイマー病治療薬に活用された。さらにはアルツハイマー病の発症を防ぐ遺伝子も見つかっている。仕組みを解き明かせば画期的な薬の開発につながるという。居...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Obsidianで“育てる”最強ノート術」(増井敏克著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:Obsidianで“育てる”最強ノート術~あらゆる情報をつなげて整理しよう~著者:増井敏克発行:技術評論社ノートやメモを作成・管理するためのさまざまなツールがあふれるなか、昨今とくに注目を集めているのが、ノート間の「つながり」に着目したObsidianというツール。同書では、Obsidianの基本的な使い方と考え方、さらにはさまざまなプラグインを取り入れた活用のアイデアを紹介していく。仕事も趣味も、タスクも日誌も……あらゆる情報をつなげ、あなた専用の「もうひとつの脳」を育てよう。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Obsidianで“育てる”最強ノート術」(増井敏克著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ものづくり興亡記」(杉本貴司、藤本秀文、湯前宗太郎著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:ものづくり興亡記~名も無き挑戦者たちの光と影~著者:杉本貴司、藤本秀文、湯前宗太郎発行:日本経済新聞出版「失われた30年」は、ものづくり敗戦の30年でもあった。希望はないのか――。現場を知る取材記者による迫真のノンフィクション。大手企業から露骨なさげすみを受けながらもしたたかに生き抜き、国内トップにまで上り詰めた下克上企業・今治造船。悲願の国際旅客機計画に挑みながらも志半ばで潰えたMRJ。確かな技術力でオンリーワンの座に就いた「変態工場」=日立金属・安来工場がはまった落とし穴。周回遅れの日本の次世代モビリティの中で輝きを放つホンダ「空飛ぶクルマ」。単なる企業ルポとはひと味ちがう筆力で、現場の挑戦と苦闘を描き出す。【目次】第1章今治造船・本社工場―瀬戸内から世界へ、造船一族の下克上第2章三...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ものづくり興亡記」(杉本貴司、藤本秀文、湯前宗太郎著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●NECネッツエスアイ、サービスロボットの群管理方式の国内標準化に向けた規格案を策定し本社ビルにて実証実験を実施

    NECネッツエスアイは、サービスロボットを群管理するための標準規格案を策定し、本社ビルにおいて複数種・複数台のサービスロボットを稼働させる実証実験を実施した。同社は、複数のサービスロボットが同時に進入することが困難な建物設備の使用状況や、すれ違いが困難な通路の通行状況などを「リソース管理サーバ」に集約し、制御システムとの接続に必要な仕様の標準規格案を策定した。これにより、異なる制御システム間の連携が容易になり、複数種・複数台のロボットの群管理をスムーズに実現できる。今回の実証は、同社の本社ビルにおいて「リソース管理サーバ」を用いた複数種・複数台のロボットの群管理制御を実施したもの。<NECネッツエスアイ>◇【同実証実験】実証期間:2023年9月14日~2024年3月5日実証内容:・サービスロボットによるエ...●科学技術ニュース●NECネッツエスアイ、サービスロボットの群管理方式の国内標準化に向けた規格案を策定し本社ビルにて実証実験を実施

  • ●科学技術ニュース●東京農工大学、AIでセラミックス材料の3次元ミクロ構造の高精度なモデル化に成功

    東京農工大学大学院工学研究院の山本明保准教授らは、人工知能(AI)の手法の1つである深層学習を活用することで、電子顕微鏡の画像からセラミックス材料の高精度な3次元ミクロ構造をモデル化することに初めて成功した。材料の研究開発に近年進歩が著しいAIなどをより容易に適用するには、材料の機能に密接に関わるミクロ構造をサイバー空間に再現する必要があった。同研究では、自動運転や医療用画像処理にも用いられる深層学習を、電子顕微鏡により撮影した鉄系高温超伝導材料のミクロ構造画像に応用することで、複雑なセラミックス材料のミクロ構造としては、世界最高レベルの精度でモデル化できた。サイバー空間で実在の材料の複雑なミクロ構造を取り扱えるようになることで、材料を合成する際の構造制御モデルの高精度化や、これまで分からなかった機能発現...●科学技術ニュース●東京農工大学、AIでセラミックス材料の3次元ミクロ構造の高精度なモデル化に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIと著作権」(上野達弘、奥邨弘司編著/勁草書房)

    <新刊情報>書名:AIと著作権編著:上野達弘、奥邨弘司発行:勁草書房高機能生成AIの登場により、AIをめぐる著作権制度の在り方には、かつてないほど大きな注目が集まっている。権利者側からは法規制の見直しが叫ばれ、政府も各種対応に追われるなど、一種の社会的な混乱が生じているなかで、どこまでコンセンサスが得られ、どこから先に議論の余地があるのか、珠玉の論攷と座談会を通じて徹底分析。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIと著作権」(上野達弘、奥邨弘司編著/勁草書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の世界史」(加藤文元著/KADOKAWA)

    <新刊情報>書名:数学の世界史著者加藤文元発行:KADOKAWA数学は征服と同化を繰り返して深化した――知られざる文明史。数学はそれ単体で進化したのではない。各々の文明圏から生じ、征服と同化を繰り返しながら一つの「世界の数学」に収斂していく文化的征服史といえる。歴史の流れの中で数学をとらえ、新しい数学観を見出す。【目次】第一章序論第二章三平方の定理と古代バビロニア数学第三章古代エジプト人の割り算第四章記数法の歴史第五章古代ギリシャ数学1論証数学の起源第六章古代ギリシャ数学2論理と現実は一致するか?第七章ヘレニズム期の数学1ユークリッド原論第八章ヘレニズム期の数学1アルキメデスの数学と古代ギリシャ科学の終焉第九章中世インドと中国の数学第十章中世アラビアの代数学第十一章近代西洋数学1十二世紀ルネサンス第十二章...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の世界史」(加藤文元著/KADOKAWA)

  • ●科学技術ニュース●ヘリカルフュージョン、高温超伝導導体の通電試験を成功させ核融合商用炉の実現へ一歩前進

    ヘリカル核融合炉発電を目指すヘリカルフュージョン(東京都中央区銀座、田口昂哉・宮澤順一代表取締役)は、独自に開発を進める高温超伝導導体(HighTemperatureSuperconductor:HTS)の試験機を用いた実証実験に成功した。試験機は、-253度(20ケルビン)の極低温かつ8テスラの強磁場環境下において、電気抵抗のない超伝導状態で19kAの通電試験に成功し、HTSマグネット開発にあたって重要なマイルストーンを達成した。同実証実験は、世界でも有数の「⼤型導体試験装置」を所有する核融合科学研究所(岐⾩県⼟岐市)において実施されている。HTS試験機は、今回の実証実験⽤にHTS線材であるREBCOを30枚積層し、約3cm四⽅で⻑さ4m強のケーブル状導体に製作された。「⼤型導体試験装置」及び関連装置の...●科学技術ニュース●ヘリカルフュージョン、高温超伝導導体の通電試験を成功させ核融合商用炉の実現へ一歩前進

  • ●科学技術ニュース●東京大学と東京理科大学、「準結晶」のタンタル–テルル系ファンデルワールス層状物質が1ケルビン以下で超伝導性を示すことを発見

    東京大学生産技術研究所の徳本有紀講師、枝川圭一教授らの研究グループは、東京理科大学先進工学部の田村隆治教授らのグループと共同で、結晶、アモルファスとは異なる第3の固体「準結晶」の構造秩序を持ったタンタル–テルル(Ta–Te)系ファンデルワールス層状物質の低温電子物性を調べ、この物質が1ケルビン以下の温度域で超伝導性を示すことを発見した。ファンデルワールス層状物質は、構造の2次元性を反映した特異な物性、およびそれを利用した新奇デバイス開発への期待から、近年、盛んに研究されているが、従来研究対象となっていたものはいずれも周期的な原子配列を持った「結晶」。結晶とは本質的に異なる原子配列秩序を持ったファンデルワールス層状「準結晶」において、今回世界で初めて、超伝導が発見された。この発見は、いまだ解明されていない準...●科学技術ニュース●東京大学と東京理科大学、「準結晶」のタンタル–テルル系ファンデルワールス層状物質が1ケルビン以下で超伝導性を示すことを発見

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Excel VBA開発を超効率化するプログラミングテクニック」(深見祐士著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:ExcelVBA開発を超効率化するプログラミングテクニック~ムダな作業をゼロにする開発のコツ~監修:大村あつし著者:深見祐士発行:技術評論社Excelマクロ(VBA)のプログラミングがある程度できるようになると次に知りたいと思うのが「開発(プログラミング作業)の効率化」。同書は「開発の効率化を極限まで高める」ことを目的として、開発を効率化するためのテクニックを集めた書籍。大手スキルマーケットココナラのプログラミング関連のカテゴリーでは、ランキング上位常連で業界屈指の開発力を持つVBA開発者である著者による「本当に実践で役に立つ効率化のテクニック」を解説。同書で扱うテクニックはすべて実務を通して必要であるものに限り、基本設定にかかわるものから他書籍では紹介されていなものまで多岐にわたる。全...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ExcelVBA開発を超効率化するプログラミングテクニック」(深見祐士著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての機械学習」(杉山 将著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:教養としての機械学習著者:杉山将発行:東京大学出版会AIのベースの一つである機械学習とは、コンピュータに大量のデータや経験を与えることによって、事象のパターン・ルールを発見し、予測などまでをも実現する技術である。機械学習の基礎から筆者らの最先端の研究までを初めての人にもわかりやすく解説する一冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての機械学習」(杉山将著/東京大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●NTTコムウェア、NECと長崎大学、インフラメンテナンス画像認識AIと3Dデータ解析を組み合わせた橋梁点検実証に成功

    NTTコムウェア、NECと長崎大学は、点検・診断・措置・計画というメンテナンスサイクル構築による橋梁の維持管理高度化をめざし、2023年10月より共同研究および技術的連携を開始しましたが、連携の第一弾として2024年1月、橋梁等インフラ構造物の維持管理における長崎大学の工学的知見に基づく、NTTコムウェアのインフラメンテナンス画像認識AIとNECの3Dデータ解析技術を活用した橋梁点検の実証に成功した。日本の道路や橋梁といったインフラ構造物の多くは高度経済成長期に整備されており、今後老朽化が進行していく。特に、橋梁は構造物として部材の種類が多く、点検・診断には熟練者のスキルや川辺・高所など多様な環境条件への対応が必要で、メンテナンス品質や安全性を確保することが課題となっている。さらに将来を見据えた修繕計画策...●科学技術ニュース●NTTコムウェア、NECと長崎大学、インフラメンテナンス画像認識AIと3Dデータ解析を組み合わせた橋梁点検実証に成功

  • ●科学技術ニュース●東京大学と日本電子、高速原子分解能電子顕微鏡法により白金3量体における3次元原子ダイナミクスの追跡に成功

    東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構の石川亮特任准教授、二塚敏洋大学院生、川原一晃助教、柴田直哉機構長・教授、幾原雄一教授らのグループは、日本電子の神保雄主事と共同で、新規に開発した高速原子分解能電子顕微鏡法を用いることにより、白金3量体の立体挙動(3次元)を40ミリ秒(0.04秒)の時間分解能で追跡することに成功した。二酸化チタン(TiO2)に担持された白金ナノ粒子は、有毒な排ガス処理や有機化合物の分解反応を促進する触媒材料として工業的に重要な材料。高温領域では触媒活性が高いものの同時に劣化も進行することから、高温における白金ナノ粒子の動的な立体挙動を明らかにすることは極めて重要。同研究では、新規に開発した高速原子分解能電子顕微鏡法と第一原理計算を融合することにより、3次元での原子ダイナミクスをリ...●科学技術ニュース●東京大学と日本電子、高速原子分解能電子顕微鏡法により白金3量体における3次元原子ダイナミクスの追跡に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「建築設備手帖 2024」(建築設備技術懇話会編/森北出版)

    <新刊情報>書名:建築設備手帖2024編者:建築設備技術懇話会発行:森北出版設計・施工・営業,いろいろな場面で役立つ最新データを掲載。[日誌欄]・1週間ごとの見開きダイアリー・六曜/暦/行事・年間カレンダー・月別予定表[資料]電気設備編・電線などの電気材料関連・許容電流などの一般要項・照明などの電力設備関連・警報装置などの通信・情報設備関連・物価表などの料金関連など機械設備編・管類などの管工事用材料関連・給排水衛生,防災,空調,エレベーターなどの各種設備・CASBEE,グリーン購入法などの環境関連・物価表などの料金関連・申請手続き,法令関連など●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「建築設備手帖2024」(建築設備技術懇話会編/森北出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2030 半導体の地政学<増補版>」(太田泰彦著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:2030半導体の地政学<増補版>~戦略物資を支配するのは誰~著者:太田泰彦発行:日本経済新聞出版ベストセラーになった「2030半導体の地政学」が2021年末に刊行された後、半導体をめぐる世界のパワーゲームは一段と激しい動きを見せている。わずか2年の間にロシアのウクライナ侵攻が勃発。台湾海峡をめぐる米中の軍事衝突の現実味が高まり、イスラエルとアラブ武装勢力ハマスとの衝突が世界を震撼させた。日増しにきな臭くなる国際情勢の中で、各国は国家の存亡をかけて半導体の争奪戦を繰り広げている。なりふり構わず台湾、韓国の企業を囲い込む米国。経済制裁で追い込まれて国内生産に走り出す中国。そして日本では台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場の建設が驚異的なスピードで進み、次世代チップの開発を目指し新会社ラピダ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2030半導体の地政学<増補版>」(太田泰彦著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●NEC、システム全体のコンピュータ機器の真正性を遠隔から確認可能とする技術の実証に国内で初めて成功

    NECは、コンピュータ機器の信頼性と安全性を高める国際業界標準規格を制定する業界団体「TrustedComputingGroup」(TCG)が、2024年2月に開催したOpenWorkshopに、サプライチェーンにおけるサイバーセキュリティ対策として、遠隔からコンピュータ機器の改ざんを検知可能とする「リモート検証基盤」を公開した。同リモート検証基盤を活用して、OpenWorkshopに参加した企業・大学のサーバやノートパソコン、IoTデバイスなどの様々なコンピュータ機器について遠隔からの真正性(コンピュータのハードウェア構成およびソフトウェアが正常な状態であること)の確認に成功した。複数メーカの機器が混在するマルチベンダ環境での遠隔からの真正性確認の成功は国内初となる。同リモート検証基盤は、Interne...●科学技術ニュース●NEC、システム全体のコンピュータ機器の真正性を遠隔から確認可能とする技術の実証に国内で初めて成功

  • ●科学技術ニュース●理化学研究所など、X線自由電子レーザーを微小結晶試料に応用する技術を開発し薬剤候補物質や有機半導体材料などの分子構造決定に成功

    理化学研究所(理研)放射光科学研究センター生体機構研究グループの高場圭章基礎科学特別研究員(研究当時)、SACLAビームライン基盤グループイメージング開発チームの眞木さおり研究員、生体機構研究グループの米倉功治グループディレクター(東北大学多元物質科学研究所教授)、SACLAビームライン基盤グループビームライン開発チームの井上伊知郎研究員、SACLAビームライン基盤グループの矢橋牧名グループディレクター、高輝度光科学研究センターXFEL利用研究推進室の登野健介チームリーダー、東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻の森本淳平講師、山東信介教授らの共同研究グループは、X線自由電子レーザー(XFEL)を、構造解析が難しい微小結晶試料に応用する技術を開発し、薬剤候補物質や有機半導体材料などの分子構造決定に成功...●科学技術ニュース●理化学研究所など、X線自由電子レーザーを微小結晶試料に応用する技術を開発し薬剤候補物質や有機半導体材料などの分子構造決定に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「超音波フェーズドアレイ技術」(「検査技術」編集部著/日本工業出版)

    <新刊情報>書名:超音波フェーズドアレイ技術~実技・応用編~<2024年版>監修:オリンパス㈱堀井崇史、エフティーエス㈱板垣正、㈱KS-NET後河内薫、ポニー工業㈱砥嶋浩彰、㈱KJTD西谷豊、ダイヤ電子応用㈱深谷義弘、日本ベーカーヒューズ㈱中川真一、日本マテック㈱松島勤著者:「検査技術」編集部発行:日本工業出版超音波フェイズドアレイシステムは、溶接部のクラック検出などで複雑な形状を二次元表示で可視化することができ、従来の超音波探傷にない利点がある。同書は、基礎編に続き、性能評価、実測例、探傷出力例等を紹介。【目次】第1章超音波フェーズドアレイ探傷器における性能評価の必要性第2章斜角セクタスキャンによる性能評価について第3章解説と実測例第4章応用分野と探傷例●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「超音波フェーズドアレイ技術」(「検査技術」編集部著/日本工業出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか」(橘 省吾著/岩波書店)

    <新刊情報>書名:「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか~リュウグウの石の声を聴く~著者:橘省吾発行:岩波書店(岩波科学ライブラリー)小惑星リュウグウに着陸し、試料の入ったカプセルを地球にもたらした探査機「はやぶさ2」。リュウグウの石は、実に様々なことを語ってくれる。この小惑星と太陽系の歴史。海や生命の材料は地球の外にありえたのか。採取装置の開発を担当し、持ち帰られた試料の初期分析を統括した著者が、リュウグウ試料分析の成果を語る。【著者】橘省吾。1973年生まれ、大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了(博士(理学))。東京大学助教、北海道大学准教授などを経て、現在、東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授。専門は宇宙化学。宇宙や太陽系を再現した条件での化学反応実験を中心に、太陽系の初期化学進化、惑...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか」(橘省吾著/岩波書店)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時00分3月13日(水)アルツハイマー病克服に挑む家族性アルツハイマー病は発症遺伝子によって起こる病。患者全体の1%ほどだが、特定の年齢になると発症する。その遺伝子がある人々の協力を得て、現在様々な研究成果が出ている。スウェーデンで見つかった発症遺伝子の研究結果は、去年承認された日本のアルツハイマー病治療薬に活用された。さらにはアルツハイマー病の発症を防ぐ遺伝子も見つかっている。仕組みを解き明かせば画期的な薬の開発につながるという。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分3月13日(水)顔の肌のアンチエイジング研究江連智暢(資生堂フェロー)加齢とともに気になる「たるみ」、その大敵に挑み要因を次々に...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「その仕事、AIエージェントがやっておきました。」(西見公宏著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:その仕事、AIエージェントがやっておきました。~ChatGPTの次に来る自律型AI革命~著者:西見公宏発行:技術評論社細かく指示を出さなくても、自分で考えて動くAI。「AIエージェント」というSF世界のような技術が、今まさに花開こうとしている。同書では、ChatGPTに代表される「チャット型AI」との違いに注目しながら、AIエージェントが私たちの仕事にもたらすであろうインパクトを明らかにしていく。さらに、AIエージェントの技術的なしくみについても、前提知識がなくても理解できるようにわかりやすく解説。生産性が爆上がりする、新時代の技術と働き方を垣間見ることのできる一冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「その仕事、AIエージェントがやっておきました。」(西見公宏著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIに勝つ数学脳」(ジュネイド・ムビーン著/早川書房)

    <新刊情報>書名:AIに勝つ数学脳著者:ジュネイド・ムビーン訳者:水谷淳発行:早川書房AIに屈服するのはまだ早い!人間が生来備えている概算・直観・推論といった「数学的知性」をAIの計算能力と組み合わせれば、デジタル時代における新たな知の地平を拓くことができるのだ。オックスフォード大学で数学を学び教育者に転じた著者の会心作。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIに勝つ数学脳」(ジュネイド・ムビーン著/早川書房)

  • ●科学技術ニュース●「ダイヤモンド半導体」の大熊ダイヤモンドデバイス、北陸銀行・みずほ銀行・三井住友銀行から資金調達実現

    「ダイヤモンド半導体」の世界初の社会実装を目指す大熊ダイヤモンドデバイス(本社:北海道札幌市、代表取締役:星川尚久)は、このほど北陸銀行、みずほ銀行および三井住友銀行から総額3.3億円(融資枠含む)のデットファイナンスによる資金調達を行った。同社は、これまでにも内閣府主催のSIPやBRIDGEに採択されており、シード調達や復興庁/福島県による実用化補助金などを含めると、総額19.2億円の資金調達を実現している。同社は、次世代半導体である「ダイヤモンド半導体」の世界初の社会実装を目指す、北海道大学・産業術総合研究所発のスタートアップ企業。福島第一原発事故に伴う廃炉作業に必要な要素技術として、高温かつ高放射線下に耐え得るダイヤモンド半導体へのニーズが高まり、国家プロジェクトとして国内の大学や研究機関が英知を結...●科学技術ニュース●「ダイヤモンド半導体」の大熊ダイヤモンドデバイス、北陸銀行・みずほ銀行・三井住友銀行から資金調達実現

  • ●科学技術ニュース●慶應義塾大学、アナログコンピュート・イン・メモリー回路でTransformerとCNNのハイブリッド処理を世界で初めて実現しAIの環境負荷を低減

    慶應義塾大学理工学部電気情報工学科の吉岡健太郎専任講師は、エッジコンピューティングの普及に伴い、より身近なデバイスへの人工知能(AI)応用を促進するため、深層ニューラルネットワーク(DNN)、特にTransformer処理の高効率な推論を実現する高精度かつ省エネルギーなコンピュート・イン・メモリー(CIM)回路を開発した。同研究では、従来のCIMが抱えていたTransformerの推論に必要な演算精度を実現するために、データ格納、演算、アナログ-デジタル(A/D)変換を1つのメモリーセルに集積した「容量再構成型CIM(CR-CIM)」構造を提案した。この構造によって、アナログCIMで初めてTransformer処理に必要な演算精度を達成しつつ、消費電力1ワットあたりの処理速度が818TOPS(兆回/秒)と...●科学技術ニュース●慶應義塾大学、アナログコンピュート・イン・メモリー回路でTransformerとCNNのハイブリッド処理を世界で初めて実現しAIの環境負荷を低減

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「systemdの思想と機能」(森若和雄著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:systemdの思想と機能~Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート~著者:森若和雄発行:技術評論社(SoftwareDesignplusシリーズ)systemd(システムディー)は、Linuxの基本的な構成要素を提供するソフトウェア群。システムやサービスの管理機能を中心として、ハードウェアの管理、ログの管理などを行う多数の独立したソフトウェアからなっている。Linuxでシステム管理を行うときには、systemdの知識が必要になる。systemdに関するオンラインマニュアルなどは充実しているものの、systemdがどんな機能を提供しているかを知らなければ「どのドキュメントを読めばいいのか」「何を探すべきなのか」の見当がつかないであろう。同書は、systemdの概要をつか...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「systemdの思想と機能」(森若和雄著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「一つの惑星、多数の世界」(ディペシュ・チャクラバルティ著/人文書院)

    <新刊情報>書名:一つの惑星、多数の世界~気候がもたらす視差をめぐって~著者:ディペシュ・チャクラバルティ訳者:篠原雅武発行:人文書院温暖化、豪雨、山火事、パンデミックなど、加速する異常気象による数々の出来事は、地球という一つの惑星システムと、政治的分断を抱える人間世界との間に、深刻な亀裂をもたらしている。この危機に向き合うためには、人間と人間ならざるもの、そして自然に関する認識すべてを根幹から再考し、新たな存在の関係性を立ち上げる必要がある。人文科学研究の立場から人新世の議論を牽引する著者が、ラトゥール、ハラウェイ、デ・カストロなどとの対話的関係のなかで示す、新たな思想の結晶。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「一つの惑星、多数の世界」(ディペシュ・チャクラバルティ著/人文書院)

  • ●科学技術ニュース●日本電気硝⼦、全固体ナトリウムイオン⼆次電池(NIB)のサンプル出荷を開始

    日本電気硝⼦は、このたび全固体ナトリウムイオン⼆次電池(NIB)のサンプル出荷を開始した。同社が⼿掛けるNIBは、正極、負極、固体電解質のすべてが「安定した酸化物」により構成され、これらが同社独⾃の結晶化ガラス技術により強固に⼀体化した電池。過酷な環境下(-40℃〜200℃)で作動し、発⽕や有毒ガス発⽣のリスクがなく、また資源確保への懸念を要しない材料(ナトリウム)を⽤いた⾰新的な全固体電池。今回サンプル出荷する製品は、3V200mAhが標準となる。さらに⾼容量なモデルなど、個別の要望にも対応する。同社は、2017年に室温駆動に成功して以来、全固体電池の開発を着実に進めてきた。今回のサンプル出荷を経て、2024年内での販売開始を予定している。<日本電気硝⼦>【主な特⻑】・3Vで⻑時間作動できる・動作温度-...●科学技術ニュース●日本電気硝⼦、全固体ナトリウムイオン⼆次電池(NIB)のサンプル出荷を開始

  • ●科学技術ニュース●理化学研究所、シリコン量子ビットの高精度読み出しを実現し半導体系の誤り耐性量子コンピューターの実現に前進

    理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループの武田健太上級研究員、野入亮人研究員、樽茶清悟グループディレクター(量子コンピュータ研究センター半導体量子情報デバイス研究チームチームリーダー)らの国際共同研究グループは、シリコン量子ドットデバイスにおいて、電子スピンの状態を高速かつ高精度に測定することに成功した。同研究成果は、半導体量子コンピューターにおいて、量子誤り訂正などの高精度な測定に基づいた条件付きの量子操作を要する技術を可能にすると期待できる。今回、同国際共同研究グループは、シリコン量子ドット中の2つの電子スピンに起こるスピンブロッケード現象を用いてスピン読み出しを行うことで、従来の1つの量子ドットのみを用いる方法に比べて量子ビット読み出しの速度と精度を大きく改善した。<...●科学技術ニュース●理化学研究所、シリコン量子ビットの高精度読み出しを実現し半導体系の誤り耐性量子コンピューターの実現に前進

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎と現場から学ぶ 最新粉体技術」(内藤牧男編著/日本工業出版)

    <新刊情報>書名:基礎と現場から学ぶ最新粉体技術編著:内藤牧男発行:日本工業出版㈱徳寿工作所の創立100周年を記念して出版された最新の粉体技術書。粉体工学と粉体を取り扱う現場技術やノウハウなどとの「谷間」を埋め、双方の知見を融合して、現場の粉体技術者に「生きた粉体技術」を身に着けてもらうことを目的とした。一つ目に粉体工学の本質を分かりやすく解説。二つ目は、ハードルの高い、企業が独自に保有する技術、ノウハウの開示。三つ目は、粉体工学の専門家と企業の技術者が技術開発を行った「サクセスストーリー」を紹介。随所にQRコードを挿入し、動画から視覚的に技術が理解できるようになっている。粉体技術の現場で起こる課題に挑戦する技術者には大いに役立つ一冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎と現場から学ぶ最新粉体技術」(内藤牧男編著/日本工業出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「地球46億年 物質大循環」(月村勝宏著/講談社)

    <新刊情報>書名:地球46億年物質大循環~地球は巨大な熱機関である~著者:月村勝宏発行:講談社(ブルーバックス)地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「地球46億年物質大循環」(月村勝宏著/講談社)

  • ●科学技術ニュース●ソフトバンク、NECと米ブロードコム、仮想化によるRANのモダナイゼーションに向けた共同検証を実施

    ソフトバンク、NECおよび米ブロードコムによる買収が完了したVMwareの3社は、モバイルネットワークのフロントエンドである無線アクセスネットワーク(RadioAccessNetwork=RAN)の仮想化による共同検証を実施し、O-RANアーキテクチャーとテレコムクラウドの融合によるRANのモダナイゼーション(システムの最新化)の実現性を確認した。今回の共同検証では、仮想化されたRAN(virtualizedRAN、以下「vRAN」)のシステムにおいて、ソフトバンクが要件定義した汎用性の高い共通のインフラストラクチャーと、O-RANアーキテクチャーを採用したNECのvRANアプリケーション、テレコムクラウドに最適化したVMwareのvRANプラットフォームを使用した。共同検証で使用したvRANアプリケーシ...●科学技術ニュース●ソフトバンク、NECと米ブロードコム、仮想化によるRANのモダナイゼーションに向けた共同検証を実施

  • ●科学技術ニュース●名古屋大学と韓国・高麗大学、分子素子としては最高の熱起電力を持つ熱電変換デバイスを新たに開発

    名古屋大学大学院工学研究科の大戸達彦准教授らの研究グループは、韓国・高麗大学との共同研究で、分子素子としては最高の熱起電力を持つ熱電変換デバイスを新たに開発した。廃熱を電気エネルギーに変換する熱電変換技術は、エネルギーの有効利用のために期待されている。与えられた温度差に対して、どれだけの電圧が発生するかの比率は熱起電力と呼ばれ、その指標の向上が求められていいる。同研究ではルテニウム(Ru)錯体の自己組織化膜を用いることで、これまでの分子熱電素子では報告されたことのなかった、1ミリボルト/ケルビンを超える熱起電力を達成した。理論計算から、分子軌道準位が電極のフェルミ準位近くに存在し、10ナノメートルに及ぶ長さまでトンネル伝導を維持していることを突き止め、高い熱起電力が達成されることを明らかにした。将来的にト...●科学技術ニュース●名古屋大学と韓国・高麗大学、分子素子としては最高の熱起電力を持つ熱電変換デバイスを新たに開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Copilot in Windows」(リンクアップ著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:CopilotinWindows~無料で使えるAIアシスタント100%活用ガイド~著者:リンクアップ発行:技術評論社(100%ガイドシリーズ)同書は、Windows11に新しく組み込まれた無料のAIアシスタント「CopilotinWindows」の使い方を解説した書籍。ChatGPTのようなAIによる文書生成やテキスト要約だけでなく,Windowsの操作や設定が行えるのが特徴で、画像を使った質問や画像の生成にも対応しているため、ChatGPT以上に活用することができる。そのほかにも、Excelでの活用、アイデア出しや学習に使う方法、より精度の高い回答を得られるためのテクニックなど、仕事でAIを使いこなすためのプロンプト例を多数紹介。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「CopilotinWindows」(リンクアップ著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「化石に眠るDNA」(更科 功著/中央公論新社)

    <新刊情報>書名:化石に眠るDNA~絶滅動物は復活するか~著者:更科功発行:中央公論新社(中公新書)DNAには不思議な魅力がある。大ヒット映画「ジュラシック・パーク」では、琥珀の中に遺されたDNAから、恐竜を現代に蘇らせた。それは絵空事とは言い切れない。マンモスなど絶滅動物の復活をめざす取り組みは今なお続けられている。古代DNAの研究を進展させた新技術はどのようなものか。生命を操作することに重大なリスクはないのか――。科学者たちが織りなしたドラマとともに、起伏に富んだ研究史をたどる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「化石に眠るDNA」(更科功著/中央公論新社)

  • ●科学技術ニュース●富士通とオランダQuTech、量子コンピュータの量子ビット制御回路を極低温で動作させる技術を世界で初めて開発

    富士通はこのたび、デルフト工科大学とオランダ応用科学研究機構(TNO)が共同で設立した世界有数の量子技術研究機関であるQuTechとともに、ダイヤモンドスピン方式の量子コンピュータにおける量子ビットを制御する電子回路を、極低温で動作させる技術を世界で初めて開発した。量子ビットが正確に動作するためには量子ビットの温度を極低温(およそ-268℃以下)に下げる必要があるが、量子を制御する電子回路を極低温下で正確に動作させるのが難しく、冷凍機の外に設置する必要があったため、配線が複雑化してしまうことが課題であった。今回開発した技術では、QuTechがこれまで培ってきた極低温でも動作する半導体集積回路(クライオCMOS回路)技術のノウハウを応用し、極低温冷凍機に設置したクライオCMOS回路を用いて、ダイヤモンドスピ...●科学技術ニュース●富士通とオランダQuTech、量子コンピュータの量子ビット制御回路を極低温で動作させる技術を世界で初めて開発

  • ●科学技術ニュース●慶應義塾大学、自動運転用LiDARセンサーに対する網羅的セキュリティー調査を世界で初めて実施

    慶應義塾大学理工学部電気情報工学科の吉岡健太郎専任講師らは、カルフォルニア大学アーバイン校のアルフレッド・チェン助教授、同校博士課程学生の佐藤貴海と共同で、自動運転用のセンサーが持つ脆弱性に焦点を当てた初めての網羅的セキュリティー調査を実施し、どのような対抗策が必要か明らかにした。自動運転技術は私たちの未来社会を大きく変革するポテンシャルを秘めているが、その安全性の向上が不可欠。早期段階で脆弱性を特定し、それらを解消することが求められている。同研究では、新旧あわせて9種類のLiDARセンサーに対する網羅的な脆弱性調査を行い、新たな攻撃手法「HFR(高周波レーザー除去)攻撃」の実用性を実証した。その結果、さまざまな種類のLiDARセンサーにおいて物体消失を起こすことが可能であることを明らかにした。この研究成...●科学技術ニュース●慶應義塾大学、自動運転用LiDARセンサーに対する網羅的セキュリティー調査を世界で初めて実施

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「産学連携によるものづくりイノベーション」(西田新一、田中洋征、野田尚昭著/アグネ技術センター)

    <新刊情報>書名:産学連携によるものづくりイノベーション~事例から学ぶ成功のカギ~著者:西田新一、田中洋征、野田尚昭発行:アグネ技術センター「何のために産学連携を行うのか」「産学連携によって得られるメリットはどのようなものか」「具体的にどのようにやればよいのか」等の疑問点を明らかにし、豊富な事例を示した。積極的に取り組みたいと願っている研究者、技術者、また会社の経営者にとって必読の書。【目次】1産学連携の背景とその重要性(西田新一)2産学連携の具体的推進方法(西田新一)3産学連携を失敗しないために(田中洋征)4外部資金獲得への挑戦(田中洋征)5コーディネーターの重要性(田中洋征)6産学連携による具体的成果の事例(西田新一、田中洋征、野田尚昭)●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「産学連携によるものづくりイノベーション」(西田新一、田中洋征、野田尚昭著/アグネ技術センター)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?」(未来の人類研究センター編/ミシマ社)

    <新刊情報>書名:RITAMAGAZINEテクノロジーに利他はあるのか?編者:未来の人類研究センター発行:ミシマ社文理共創の新しい知のかたちが、ここに。東京工業大学の中で、利他研究会が発足してから4年。AI、ロボット、情報科学が劇的に進化する時代に、利他はどうありうるのか?「漏れる」工学、「野生の思考」とテクノロジー、「共感」を前提とせずに「共にいる」…「利他」論考の決定版。【編者】未来の人類研究センター2020年2月、東京工業大学科学技術創成研究院の中に創設され、リベラルアーツ研究教育院の多様な研究者が集結している。理工系大学のど真ん中で、手と心を動かしながら、人類の未来について考え、発信しており、最初の5年間のテーマとして「利他」を掲げる。【目次】Chapter1:「漏れる」工学・分身ロボットとダンス...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「RITAMAGAZINEテクノロジーに利他はあるのか?」(未来の人類研究センター編/ミシマ社)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時00分3月6日(水)宇宙人はどこにいるのか?「宇宙人はいるはずなのに見つからない」=“フェルミのパラドックス”と呼ばれる難題に今も挑む科学者たち。その挑戦を追う。正体不明の飛翔体の存在を認めたアメリカは未確認空中現象の調査を開始。著名な天文学者も大規模探索プロジェクトに乗り出した。太陽系の外から飛来した天体「オウムアムア」の奇妙なふるまい。これは宇宙人の乗り物?宇宙人が人間の想像を絶する文明を持つ可能性も。どう探索すればいい?居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分3月6日(水)日本発有人宇宙船米本浩一(東京理科大学教授)次世代基幹ロケット「H3」の打ち上げや月面探査機「SLIM」の運用成功など...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界標準MIT教科書 アルゴリズムイントロダクション<第4版>翻訳第2巻」(T.コルメン、C.ライザーソン、R.リベスト、C.シュタイン著/近代科学社)

    <新刊情報>書名:世界標準MIT教科書アルゴリズムイントロダクション<第4版>翻訳第2巻著者:T.コルメン、C.ライザーソン、R.リベスト、C.シュタイン翻訳:浅野哲夫、岩野和生、梅尾博司、小山透、山下雅史、和田幸一発行:近代科学社同書は、全世界で標準的なアルゴリズムの教科書として位置づけられてきた「IntroductiontoAlgorithms」の第4版の翻訳書である。第4版ではコンピュータサイエンスの第一線を捉えるために、安定結婚問題(2部グラフでのマッチング問題)、オンラインアルゴリズム、機械学習などの新しい章や、再帰的漸化式の解法、ハッシュアルゴリズムなど、新しい話題を豊富に取り入れている。これまでの版と同様、各節末には多様なレベルの問題が配置され、学部や大学院の講義用教科書として、また技術系専...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界標準MIT教科書アルゴリズムイントロダクション<第4版>翻訳第2巻」(T.コルメン、C.ライザーソン、R.リベスト、C.シュタイン著/近代科学社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ウマは走る ヒトはコケる」(本川達雄著/中央公論社)

    <新刊情報>書名:ウマは走るヒトはコケる~歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学~著者:本川達雄発行:中央公論社(中公新書)背骨と手足を得て、脊椎動物は速く長距離を移動できるようになった。走る、泳ぐ、飛ぶと方法は異なるが、動物それぞれが素早い動きを可能にする体のデザインを持っている。ヒトはコケつつ歩くが、これがめっぽう効率が良くて速い。なぜ?鶏の胸肉はササミよりも3倍も大きい。なぜ?渡り鳥が無着陸で何千㎞も飛べる。なぜ?魚やイルカには顎がない。なぜ?皆、納得のいく理由がある。動くための驚きの仕組みが満載。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ウマは走るヒトはコケる」(本川達雄著/中央公論社)

  • ●科学技術ニュース●日立造船、半導体製造装置メーカーから同社製全固体リチウムイオン電池を受注

    日立造船は、このほど、半導体製造装置メーカー向けに、同社製全固体リチウムイオン電池「AS-LiB」(140mAhタイプ)を1ロット(12個)受注した。今後、同社からの継続的な受注が期待される。AS-LiBについては、これまで様々な業界向けのサンプル提供品を受注してきたが、実際の製品(装置)に組み込まれる商業ベースでの受注は今回が初。AS-LiBは、広い使用温度域や使用可能環境の多様性に特長があり、低温度環境および高温度環境や真空中での充放電が可能で、主に宇宙で使用される製品や半導体装置、既存電池が使えない環境となる装置向けにサンプル出荷してきた。また、2022年3月に開始した宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同実証研究では、国際宇宙ステーション(ISS)を構成する「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフ...●科学技術ニュース●日立造船、半導体製造装置メーカーから同社製全固体リチウムイオン電池を受注

  • ●科学技術ニュース●東京大学、半導体量子ドット中の電子とテラヘルツ電磁波との強結合状態の実現に成功

    東京大学生産技術研究所の黒山和幸助教、平川一彦教授らによる研究グループおよび、同大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川泰彦特任教授、權晋寛特任准教授らによる研究グループは、スプリットリング共振器と呼ばれるテラヘルツ帯域に共鳴周波数を持つ半導体基板上に作製した光共振器と半導体量子ドット中に閉じ込めた電子を強く相互作用させ、光と電子の両方の性質を持つハイブリッドな量子結合状態を生成することに成功した。同研究では、GaAs(ヒ化ガリウム)半導体量子ドットの中に閉じ込められた電子と半導体基板上に作製されたテラヘルツ光共振器との間の強結合状態を、量子ドットを流れる電流を測定することによって観測した。先行研究では、GaAs半導体中の多数の2次元電子集団とテラヘルツ光共振器の間で強結合状態が実現することが知られ...●科学技術ニュース●東京大学、半導体量子ドット中の電子とテラヘルツ電磁波との強結合状態の実現に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎から学ぶ機械材料学」(内田 仁著/アグネ技術センター)

    <新刊情報>書名:基礎から学ぶ機械材料学著者:内田仁発行:アグネ技術センター「材料を制するものは技術を制する」という言葉がある。同書は、大学や高専などにおいて「機械材料学」を初めて学ぶ学生はもとより、実務で設計や生産業務に携わる技術者が、材料の基本を理解する重要さを再認識した際にも役立ち、基礎から学べるように各種材料についてもバランスよく丁寧に解説している。演習問題付。【目次】第Ⅰ編機械材料通論第1章総論第2章原子と結晶構造第3章転位と結晶塑性第4章拡散第5章熱力学と相変化第6章合金の平衡状態図第7章機械的性質と材料試験第8章材料の強化機構第9章材料の強度と破壊第Ⅱ編機械材料各論第10章炭素鋼第11章合金鋼第12章鋳鉄第13章非鉄金属材料第14章非金属材料第15章複合材料と機能材料●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「基礎から学ぶ機械材料学」(内田仁著/アグネ技術センター)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「細胞<上><下>」(シッダールタ・ムカジー著/早川書房)

    <新刊情報>書名:細胞~生命と医療の本質を探る~<上><下>著者:シッダールタ・ムカジー訳者:田中文解説:仲野徹発行:早川書房ピュリッツァー賞受賞の医師による『がん』『遺伝子』に続く圧巻の科学ドラマ。顕微鏡による発見の数々から、感染症やがんとの苦闘、脳の仕組みの解明、最新の遺伝子治療まで、「細胞」からヒトそして生命の本質に迫ろうとしてきた人類の歩みを鮮やかに描くノンフィクション。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「細胞<上><下>」(シッダールタ・ムカジー著/早川書房)

  • ●科学技術ニュース●JR九州、3月16日より香椎線と鹿児島本線の2つの「自動運転」を開始

    JR九州は、2024年3月16日より、①香椎線のGOA2.5自動運転、②鹿児島本線の自動列車運転支援装置の実証運転の2つの「自動運転」を開始する。香椎線ではGOA2.5(GOA:GradesofAutomation)自動運転の開始に伴い出発式を実施する。鹿児島本線では2023年3月より「自動列車運転支援装置」の走行試験を実施しているが、営業列車で実証運転を開始する。JR九州は、少子高齢化や人口減少が進む中で、交通ネットワークを長期的に維持していくため、安全性を維持・向上しながら業務運営の効率化を行っている。また、将来にわたる労働人口減少の中で必要な人材を確保するため、作業の自動化や機械化を推進しており、中期経営計画2022-2024の「経営基盤の強化-DX推進」に掲げたオペレーション改革の一環として「鉄道...●科学技術ニュース●JR九州、3月16日より香椎線と鹿児島本線の2つの「自動運転」を開始

  • ●科学技術ニュース●北海道大学、ヒト由来の移植用ミトコンドリア活性化細胞の製造に成功

    北海道大学大学院薬学研究院の山田勇磨教授、原島秀吉教授と同大学病院小児科の武田充人講師、白石真大医員の研究グループは、ミトコンドリアを活性化した移植用ヒト由来心筋前駆細胞(HumanMITOcell)の製造に成功し、心筋虚血再灌流モデルラットを用いた細胞移植療法の検証実験を行い、「ミトコンドリア活性化ヒト由来心筋前駆細胞(HumanMITOcell)」が心疾患を対象とした細胞移植療法において良好な治療成績を示すことを明らかにした。細胞移植療法は、心不全に対する有望な治療法として障害心筋の再生効果が期待されているが、治療効果の向上が課題とされている。そのため同研究グループは、エネルギー産生を担うミトコンドリアを活性化した移植用ヒト由来心筋前駆細胞(HumanMITOcell)を製造すれば、治療効果の向上が期...●科学技術ニュース●北海道大学、ヒト由来の移植用ミトコンドリア活性化細胞の製造に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネススクールで教えている 武器としてのAI×TECHスキル」(グロービス経営大学院著/東洋経済新報社)

    <新刊情報>書名:ビジネススクールで教えている武器としてのAI×TECHスキル著者:グロービス経営大学院発行:東洋経済新報社生成AI、DX、XTECH、マネジメントへの活かし方……。新時代のベーシックスキルがまるごと1冊でわかる。日本最大のビジネススクールで教えているテクノロジーの「勘どころ」と「使いどころ」。ビジネスパーソンが、「何をどこまで知っておけばOKか」のラインを明確に解説。文系でも、何歳でも、テクノロジーを味方につけてビジネスで勝てるようになる本。【目次】<1部>ベーシックスキル:テクノロジーを知っておくことでできること1章生成AIで生産性を上げる2章問題解決のレベルを上げる3章IT人材と協業する4章DXに取り残されない5章伸びる/衰退する業界や会社を見分ける6章IT新時代にマネジャーとして成...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネススクールで教えている武器としてのAI×TECHスキル」(グロービス経営大学院著/東洋経済新報社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIナビゲーター2024年版」(野村総合研究所、NRIデジタル著/東洋経済新報社)

    <新刊情報>書名:AIナビゲーター2024年版~生成AIの進化がもたらす次世代ビジネス~著者:野村総合研究所、NRIデジタル発行:東洋経済新報社生成AIの登場で変容するビジネス現場を業界別に解説。NRI(野村総合研究所)グループのAIエキスパートチームによる決定版。いかなる未来を想定し、いかに活用すればよいのか?「本書は、生成AIの歴史、主要技術、発展を支える技術的基盤、規制とリスク、各業界での活用状況、そして未来展望を解説し、この分野における深い理解と潜在力の活用に向けた洞察を提供します」――「はじめに」より。OpenAI/ChatGPT/自然言語処理/敵対的生成ネットワーク(GAN)/トランスフォーマー/大規模言語モデル(LLM)/NVIDIA/検索拡張生成(RAG)/ファインチューニング/量子コンピ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AIナビゲーター2024年版」(野村総合研究所、NRIデジタル著/東洋経済新報社)

  • ●科学技術ニュース●ラピダス、2nmロジック技術によるエッジAIアクセラレータの開発で米テンストレントと合意

    ラピダスは、2nmロジック技術によるエッジAIアクセラレータの開発に関して、AIのためのコンピュータを構築する次世代コンピューティングカンパニーである米テンストレントと共に推進していくことで合意した。同件は、次世代半導体の量産技術の実現を目的とした研究機関である最先端半導体技術センター(LSTC)が、2月9日に発表した新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(委託)」における「2nm世代半導体技術によるエッジAIアクセラレータの開発」の枠組みの中で協業していくもの。このプロジェクトは、次世代半導体設計技術として生成AIを含むエッジ推論処理用途に専用化したエッジAIアクセラレータの開発を国際連携により推進するもの。同プロジェク...●科学技術ニュース●ラピダス、2nmロジック技術によるエッジAIアクセラレータの開発で米テンストレントと合意

  • ●科学技術ニュース●分子科学研究所、国産初となる冷却原子方式量子コンピュータ開発へ向け10社と連携

    分子科学研究所(分子研)は、大森賢治教授が主導する研究グループの成果を用いた量子コンピュータ開発を目指して「事業化検討プラットフォーム」(PF)を設立し、企業や金融機関など10社の参画を得て事業化に向けた活動を始めた。同PFへの参画企業はblueqat株式会社(東京都渋谷区)、株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、DBJ)、富士通株式会社(東京都港区)、株式会社グルーヴノーツ(福岡県福岡市)、浜松ホトニクス株式会社(静岡県浜松市)、株式会社日立製作所(東京都千代田区)、日本電気株式会社(東京都港区、NEC)など計10社。同PFでは、スタートアップ設立、国産量子コンピュータ開発、量子コンピュータの実用化研究やサービス展開といった事業化にかかわる事項について、参画各社の強みを生かした助言や支援を得る予定。...●科学技術ニュース●分子科学研究所、国産初となる冷却原子方式量子コンピュータ開発へ向け10社と連携

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「パワーポイントスライドデザインのセオリー<改訂新版>」(藤田尚俊著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:パワーポイントスライドデザインのセオリー<改訂新版>著者:藤田尚俊発行:技術評論社魅力的なパワーポイントのスライドは、誰でも簡単に作ることができる。同書では、伝えたい情報を正しく伝えることができ、デザイン的にも優れたパワーポイントのスライドを作るためのセオリーとテクニック,そしてそうしたスライドを効率的に作成する方法を解説。【著者】藤田尚俊ゲーム業界でプランナー・ディレクターを経て,現在フリーランスのWebデザイナー・フロントエンドエンジニアとして活動中。2014年,パワーポイントに関する知見の共有とテンプレートの配布を目的としたサイト「ThePowerofPowerPoint」(http://thepopp.com/)を開設。テンプレートの累計ダウンロード数は1600万を超える。これま...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「パワーポイントスライドデザインのセオリー<改訂新版>」(藤田尚俊著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Science Fictions あなたが知らない科学の真実」(スチュアート・リッチー著/ダイヤモンド社)

    <新刊情報>書名:ScienceFictionsあなたが知らない科学の真実著者:スチュアート・リッチー訳者:矢羽野薫発行:ダイヤモンド社著名な科学実験やベストセラーの間違いを紹介しながら、科学における不正・怠慢・バイアス・誇張が生じるしくみを多数の実例とともに解説。単なる科学批判ではなく、科学の原則に沿って軌道修正することを提唱する。既存の本で知ったウンチクを得意げに語る人に読ませたい、真実の書。【目次】第1部「あるべき」と「ある」第1章科学の仕組み第2章再現性の危機第2部欠陥と瑕疵第3章詐欺第4章バイアス第5章過失第6章誇張第3部原因と対処法第7章逆インセンティブ第8章科学を修正する【著者】スチュアート・リッチー心理学者。キングス・カレッジ・ロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所の講師。2015年に...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ScienceFictionsあなたが知らない科学の真実」(スチュアート・リッチー著/ダイヤモンド社)

  • ●科学技術ニュース●楽天モバイルと米AST、衛星と携帯の直接通信による国内サービスを2026年内に提供し日本全域をカバー

    楽天モバイルは、米ASTSpaceMobile(AST)と共同で、衛星と携帯電話の直接通信によるモバイル・ブロードバンド通信サービスを日本国内で2026年内に提供を目指す計画を発表した。サービスの開始時期や提供範囲については、両社の関与しない事由を含む要因等により変更となる可能性がある。同計画ではテキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話等のブロードバンド通信を、市販されているスマートフォンで利用できるサービスを提供予定。自然災害が多く山岳地帯や離島が多い日本においては、低軌道衛星を活用した通信サービスへのニーズが高まっていまる。令和6年能登半島地震では、復旧に向かう道路が寸断され、応急復旧に時間がかかった。低軌道衛星による通信サービスであれば、地上の状況に左右されることなく、携帯電話を利用できる...●科学技術ニュース●楽天モバイルと米AST、衛星と携帯の直接通信による国内サービスを2026年内に提供し日本全域をカバー

  • ●科学技術ニュース●東京大学と東北大学、磁石に隠されていた振動の情報を取り出すことに成功し磁気情報デバイス開発に道

    東京大学大学院工学系研究科の巻内崇彦特任助教、日置友智助教、清水祐樹大学院生、星幸治郎特任研究員、齊藤英治教授(東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)主任研究者、東京大学BeyondAI研究推進機構教授を兼務)らを中心とする研究グループは、東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)のMehrdadElyasi助教、GerritErnst-WilhelmBauer主任研究者らと共同で、従来、磁石の中で短い時間しか存在できないと考えられていた磁気振動の情報(コヒーレンス)が桁違いに長い時間隠れて存在できる機構を発見し、それを取り出せることを明らかにした。磁石の中のコヒーレンスは0と1両方の情報を扱える可能性があるが、その状態を長く保つのが難しいため応用が困難と考えられていた。今回、磁石に隠されたコ...●科学技術ニュース●東京大学と東北大学、磁石に隠されていた振動の情報を取り出すことに成功し磁気情報デバイス開発に道

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「無機化学<第3版>」(田中勝久、中平 敦、平尾一之著/東京化学同人)

    <新刊情報>書名:無機化学<第3版>~その現代的アプローチ~著者:田中勝久、中平敦、平尾一之発行:東京化学同人無機化学の中心的な領域として研究が活発になっている固体化学や材料化学に重きを置くとともに、社会的関心の高い、環境、生命、エネルギーと無機化学とのかかわりを意識した教科書。【目次】序章無機化学への招待1章原子の構造と周期律2章化学結合3章元素の性質と化合物4章溶液化学5章配位化学6章固体状態と無機材料7章生命と無機化学8章環境と無機化学付録A.原子価結合法B.結晶場理論のより詳細な記述C.群論の初歩D.田辺−菅野図●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「無機化学<第3版>」(田中勝久、中平敦、平尾一之著/東京化学同人)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科学がつきとめた疑似科学」(山本輝太郎、石川幹人著/エクスナレッジ)

    <新刊情報>書名:科学がつきとめた疑似科学~「科学リテラシー」で賢く生き延びる~著者:山本輝太郎、石川幹人発行:エクスナレッジ同書は、何が「科学的」かが図解でわかる、現代を賢く生き延びるための「科学リテラシー」の教科書。「エビデンスの有無」だけでは不十分!「専門家の意見」が一番信用できない!?ホメオパシー、デトックス、ブルーライトカット、水素水、電磁波有害説、牛乳有害説、シリカ水、メンタリズム、血液型性格診断、磁気治療器、EPA、DHA、O-リングテスト、血液クレンジング、漢方、マイナスイオン、GABA、などなどなど…日常にあふれる「これって効くの?」「あれって本当に効果あるの?」といった物事を、「理論」「データ」「理論とデータ」「社会」の4つの観点で判定する。「トクホと機能性表示食品の違いって?」「確証...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科学がつきとめた疑似科学」(山本輝太郎、石川幹人著/エクスナレッジ)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時00分2月29日(木)宇宙人はどこにいる?「宇宙人はいるはずなのに見つからない」=“フェルミのパラドックス”と呼ばれる難題に今も挑む科学者たち。その挑戦を追う。正体不明の飛翔体の存在を認めたアメリカは未確認空中現象の調査を開始。著名な天文学者も大規模探索プロジェクトに乗り出した。太陽系の外から飛来した天体「オウムアムア」の奇妙なふるまい。これは宇宙人の乗り物?宇宙人が人間の想像を絶する文明を持つ可能性も。どう探索すればいい?居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分2月28日(水)地球外生命体の存在に迫る関根康人(東京工業大学地球生命研究所所長)まだまだ謎が多い未知なる宇宙には「果たして生命はいる...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力 アジャイル開発の基礎知識と導入方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(増田智明著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解即戦力アジャイル開発の基礎知識と導入方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書著者:増田智明発行:技術評論社(図解即戦力シリーズ)DXが推し進められ、ビジネスやサービスを取り巻く環境やニーズの変化に機敏に対応することが求められる中、アジャイル開発の手法をプロジェクトに取り込むことのメリットがあらためて注目されるようになった。これまで長い期間をかけて、スクラム開発、XP、チケット駆動といった手法の実践的なノウハウが培われてきたが、新たに取り組み始めた開発プロジェクトの中には、その場しのぎの導入となってしまっているケースも多いように見受けられる。そこで同書では、「現在のプロジェクトに対して、いかに上手くアジャイル開発の要素を取り込むか」に焦点を当て、実際の開発ロジェクトで実践するための手順や効...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力アジャイル開発の基礎知識と導入方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(増田智明著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「なぜ東大は男だらけなのか」(矢口祐人著/集英社)

    <新刊情報>書名:なぜ東大は男だらけなのか著者:矢口祐人発行:集英社(集英社新書)「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。現役の教授による懺悔と決意。これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!2023年現在、東大生の男女比は8:2である。日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。現状を打開するには何が必要なのか。現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなお...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「なぜ東大は男だらけなのか」(矢口祐人著/集英社)

  • ●科学技術ニュース●富士通、量子シミュレータの量子回路計算を200倍高速化する技術を開発

    富士通はこのほど、量子シミュレータ上で、量子コンピュータの初期の使用方法として提案されている量子・古典ハイブリッドアルゴリズムを、従来のシミュレーション所要時間と比較して200倍高速に実行できる技術を開発した。従来の量子・古典ハイブリッドアルゴリズムを活用した量子回路計算においては、解きたい問題の規模に応じて量子回路計算の回数が増大してしまい、特に材料や創薬分野のシミュレーションのように多くの量子ビットを必要とする大規模な問題では数百日も要しており課題となっていた。今回開発した技術は、繰り返し実行される膨大な量子回路計算を複数グループに分散し同時処理を可能にした。さらに同社が開発した世界最大級の量子シミュレータを使うことで、規模が大きな問題では、精度の劣化を抑えつつ問題を単純化できる手法を導出した。これら...●科学技術ニュース●富士通、量子シミュレータの量子回路計算を200倍高速化する技術を開発

  • ●科学技術ニュース●東京大学など、溶液中での高い安定性と反応性を両立した金ナノ粒子を開発

    東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻の鈴木康介准教授、夏康大学院生、谷田部孝文助教、米里健太郎助教、山口和也教授らによる研究グループは、同研究科附属総合研究機構の石川亮特任准教授、柴田直哉教授、幾原雄一教授、東京都立大学大学院理学研究科の吉川聡一助教、山添誠司教授、物質・材料研究機構の中田彩子主幹研究員と共同で、金属酸化物ナノクラスターで保護することにより、高い安定性と触媒活性を両立した金ナノ粒子の開発に成功した。金は安定で反応性に乏しい金属とされてきたが、サイズを小さくすることで優れた触媒作用を示す。しかし、小さな金ナノ粒子は溶液中で集合しやすいため、高い安定性と反応性を両立できる技術の開発が求められている。同研究では、有機溶媒中で金属酸化物ナノクラスターを保護剤として用いた合成法により、直径約3ナノ...●科学技術ニュース●東京大学など、溶液中での高い安定性と反応性を両立した金ナノ粒子を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Python科学技術計算<第2版>」(Christian Hill著/東京化学同人)

    <新刊情報>書名:Python科学技術計算<第2版>~物理・化学を中心に~著者:ChristianHill訳者:大窪貴洋、松本洋介、飯島隆広、堀田英之発行:東京化学同人【訳者序より】同書は、物理化学者であるChristianHillの物理・化学・生物にわたる幅広い知識をPythonと見事に融合した内容となっている。おもな対象は、物理や化学へのPythonの応用を目指す中級者である。翻訳の過程で,講義に関連した例題や問題と数多く遭遇した。これらの問題は、物理や化学を専攻している人にとって、学んだことを具体化する点で興味深く学習を進められることと思う。数式をプログラミングして可視化する作業を通じて、抽象的な概念が一気に身近になる。一方、物理や化学研究のためにPythonを指導する側からみても、講義で扱いたい優...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Python科学技術計算<第2版>」(ChristianHill著/東京化学同人)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今と未来がわかる半導体」(ずーぼ著/ナツメ社)

    <新刊情報>書名:今と未来がわかる半導体~ビジュアル図解~著者:ずーぼ発行:ナツメ社私たちの身の回りにある、あらゆるものに半導体が使われている。スマートフォンはもちろん、自動車、電車、家電製品など電気で動くものは、ほとんどすべてに半導体は組み込まれている。そのような状態だから、半導体がないとモノが作られず、売れず、経済が停滞してしまう。使用している機器が故障し、修理ができなければ、生活が脅かされる。経済や生活を守るために、半導体の安定供給は国が担うべき政策となった。①半導体の動作原理と基本機能②半導体の製造工程③半導体業界の現状と最新事情④半導体の歴史と未来【目次】Prologue半導体の世界へようこそChapter1半導体の基本Chapter2半導体のしくみChapter3半導体の作り方Chapter4...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今と未来がわかる半導体」(ずーぼ著/ナツメ社)

  • ●科学技術ニュース●宮崎県都農町、完全閉鎖循環式陸上養殖では世界初となる「クエタマ」「タマカイ」の養殖に成功

    宮崎県都農町、岡山理科大学、NTT東日本、NTT西日本は、2022年12月より「水産業夢未来プロジェクト」として、都農町の新たな水産業創出に向けた取り組みを実施しているが、2023年3月より、実証用養殖プラントにおいて、ICTと好適環境水を活用した「クエタマ」「タマカイ」の9か月間の試験飼育を実施し、完全閉鎖循環式陸上養殖では世界初となる試験養殖に成功した。今後は、特に高い生残率と成長率を確認できた「タマカイ」の本格的な量産体制の構築を進める。2023年3月末に都農町に完成した7.4トン水槽×2基の実証用養殖プラントにおいて、日本をはじめとするアジア各国で高級魚として好まれているハタ科の中で、完全閉鎖陸上養殖方式では成功事例が無い「クエタマ」と「タマカイ」を選択し、約9か月間の試験飼育を実施してきた。同養...●科学技術ニュース●宮崎県都農町、完全閉鎖循環式陸上養殖では世界初となる「クエタマ」「タマカイ」の養殖に成功

  • ●科学技術ニュース●東京大学、腸内細菌が産生する膜小胞が引き起こす大腸がん発生メカニズムを解明

    東京大学医学部附属病院光学医療診療部の宮川佑特任臨床医、同院消化器内科の大塚基之講師(研究当時、現岡山大学学術研究院医歯薬学域教授)、藤城光弘教授らの研究グループは、口腔内細菌の一種であるアクチノマイセス・オドントリティカス(A.odontolyticus)が大腸がんの発がん初期の過程に密接に関与することを明らかにした。これまでの腸内細菌のゲノム解析の結果から、A.odontolyticusが大腸がんの発がん早期の患者の便中に多く見られることが知られていたが、この細菌の大腸がん発症への関与について(がんの原因なのか結果なのか)は不明であった。今回の研究で、A.odontolyticusが産生する細胞外小胞である膜小胞(Membranevesicles:MVs)が、腸管上皮細胞の炎症を惹起すること、また腸管...●科学技術ニュース●東京大学、腸内細菌が産生する膜小胞が引き起こす大腸がん発生メカニズムを解明

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スキルアップ有機化学」(Mark C. Elliott著/東京化学同人)

    <新刊情報>書名:スキルアップ有機化学~しっかり身につく基礎の基礎~著者:MarkC.Elliott訳者:岩澤伸治、豊田真司発行:東京化学同人正しい習慣を身につけて、よくあるまちがいを完全攻略。あらゆる反応に応用できる基礎の基礎を徹底解説。有機化学の基礎を学ぶ上でつまずきやすい内容を、教科書には書いていない別視点から考え直す独習書。有機化学の習得に必須の基本事項に内容を絞り、学生の目線に立ってとことん懇切丁寧に解説した初心者必携の副読本。初心者がどのように有機化学に取組み、その習得に努めればよいか、そしてどのような誤りをしやすく、それに対してどうすれば直せるのか、という点を強く意識して解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スキルアップ有機化学」(MarkC.Elliott著/東京化学同人)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アンモナイト学入門」( 相場大佑著/誠文堂新光社)

    <新刊情報>書名:アンモナイト学入門~殻の形から読み解く進化と生態~著者:相場大佑発行:誠文堂新光社アンモナイトといえば、まずあの「ぐるぐる巻いた殻」を思い浮かべるのではないか。アンモナイトは日本古生物学会のシンボルマークにもなっており、小学校理科の教科書では「白亜紀末に絶滅した頭足類」「地質時代を示す示準化石の一つ」と説明されている。化石を持っている人もいるかもしれない。それなのに私たちは、アンモナイトが実際にどのように生きていたのか――何を食べ、どんなふうに成長し、どのように泳ぎ、どういった進化を遂げたかなどをあまりよく知らない。なぜなら、本体である軟体部が化石になりにくく、また生活の痕跡が地層に残りづらいことなどにより、そもそも古生態の復元が難しいからである。研究の進展により、その謎は徐々に明かされ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アンモナイト学入門」(相場大佑著/誠文堂新光社)

  • ●科学技術ニュース●TT東日本、防犯カメラロボットおよびAI警備システムを活用した警備・巡回業務の実証実験をイオンモール常滑で実施

    NTT東日本は、イオンモール常滑(愛知県常滑市)において、自律走行ロボット「ugo」(提供:ugo株式会社)および、AI警備システム「AISecurityasilla」(提供:株式会社アジラ)を組み合わせた運用による、警備・巡回業務DXの実現に向けた実証実験を2024年2月13日(火)~2024年2月18日(日)に行った。同実証実験は、2023年度愛知県サービスロボット社会実装推進事業「AICHIROBOTTRANSFORMATION(ARX)」の一環として行われるもの。同実証実験では、ロボットを活用した高度な警備・巡回ソリューションを構築することで、犯罪行為の抑止効果や専門店従業員・顧客への安心感の向上と、警備・巡回業務の効率化・省人化の実現を目指す。イオンモール常滑の施設内を自律走行ロボット「ugo」...●科学技術ニュース●TT東日本、防犯カメラロボットおよびAI警備システムを活用した警備・巡回業務の実証実験をイオンモール常滑で実施

  • ●科学技術ニュース●名古屋大学など、発がんウイルス(EBウイルス)に感染した細胞の増殖が促進され、腫瘍が形成されるメカニズムを発見

    名古屋大学大学院医学系研究科ウイルス学の木村宏教授、佐藤好隆准教授らの研究グループは、血液・腫瘍内科学の清井仁教授、佐合健大学院生、生体反応病理学の豊國伸哉教授、名古屋市立大学ウイルス学の奥野友介教授、藤田医科大学ウイルス学の村田貴之教授らとの共同研究で、発がんウイルスEpstein-BarrウイルスがB細胞を不死化する際にウイルス因子BNRF1が宿主因子IFI27を誘導し、安定した細胞増殖能を獲得することを明らかにした。Epstein-Barrウイルス関連リンパ腫は、一般に抗がん剤が効きにくく、予後不良であることが知られており、これらのリンパ腫に有効な治療法の開発が求められている。同発見は、BNRF1やIFI27を治療標的とする新たな治療法の開発につながると期待される。①悪性リンパ腫の原因となるEBウイ...●科学技術ニュース●名古屋大学など、発がんウイルス(EBウイルス)に感染した細胞の増殖が促進され、腫瘍が形成されるメカニズムを発見

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「事例で学ぶ 暗号資産・NFT・メタバースの会計税務Q&A70選」(延平昌弥、山田誠一朗、髙橋健悟、藤原琢也、田村光裕、山中朋文著/清文社)

    <新刊情報>書名:事例で学ぶ暗号資産・NFT・メタバースの会計税務Q&A70選著者:延平昌弥、山田誠一朗、髙橋健悟、藤原琢也、田村光裕、山中朋文発行:清文社暗号資産を中心にメタバース、NFTといった最新の内容を盛り込み、関連する会計・税務をQ&A方式により実践的、かつ詳細に解説。令和5年分の所得税確定申告に対応した設例や記載例も掲載。【目次】第1章技術による課税客体の変化と法整備第1節技術による課税客体の変化第2節ブロックチェーンのトークンを介したビジネス全般に関する法制度等の現状第2章暗号資産の会計と税務第1節法人編第2節個人編第3章NFTの会計と税務第4章メタバースの会計と税務参考資料所得税確定申告書の記載例●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「事例で学ぶ暗号資産・NFT・メタバースの会計税務Q&A70選」(延平昌弥、山田誠一朗、髙橋健悟、藤原琢也、田村光裕、山中朋文著/清文社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「地球46億年 物質大循環」(月村勝宏著/講談社)

    <新刊情報>書名:地球46億年物質大循環~地球は巨大な熱機関である~著者:月村勝宏発行:講談社(ブルーバックス)地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「地球46億年物質大循環」(月村勝宏著/講談社)

  • ●科学技術ニュース●NEC、ソフトウェアに潜む脆弱性をバイナリコードから検出する技術を開発しソフトウェア検査の効率を40%向上

    NECは、企業や組織のサプライチェーンのセキュリティ強化に向け、ソフトウェアに潜む脆弱性を、ソースコードを用いることなく実行ファイルのバイナリコードから検出する技術を開発した。同技術により、これまで専門家による対応が必要となっていたソースコードを利用できないソフトウェアの静的解析による検査について、その一部を自動化し、検査効率を40%向上する。一般的なソフトウェアの静的解析技術がソースコードを対象とするのに対し、同技術では、ソフトウェアの実行形式であるバイナリコードに対して静的解析を行う。特に、外部から入力されたデータがソフトウェア内のどの処理で使われているかを追跡し、コマンド実行処理など機微な処理の制御に用いられている場合に、バックドアの疑いのある不審な実装として検出する。同技術の特長は、1.ソースコー...●科学技術ニュース●NEC、ソフトウェアに潜む脆弱性をバイナリコードから検出する技術を開発しソフトウェア検査の効率を40%向上

  • ●科学技術ニュース●京都大学、生きた動物脳内で発現する神経伝達物質受容体に目印を付ける新手法を開発

    科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業において、京都大学大学院工学研究科の浜地格教授、野中洋特定准教授、坂本清志特定准教授、白岩和樹博士課程学生らは、生きている動物脳内の天然に存在する神経伝達物質受容体たんぱく質を標識(ラベル化)する新手法を開発した。従来は目印となるような蛍光を発するたんぱく質を、遺伝子組み換えにより観察したいたんぱく質とつないだ状態で発現させて観測していたが、①遺伝子組み換えが必要であること、②観測したいたんぱく質に対する機能阻害、③発現時の不具合の懸念から、より自然な状態でたんぱく質を標識(ラベル化)する技術の開発が望まれていた。同研究グループは今回、リガンド指向性アシルイミダゾール化学(LDAI化学)を生きたマウスの脳で用いることで、遺伝子操作を伴わずにマウス脳内の天然に...●科学技術ニュース●京都大学、生きた動物脳内で発現する神経伝達物質受容体に目印を付ける新手法を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「体験しながら学ぶ ネットワーク技術入門」(みやた ひろし著/SBクリエイティブ)

    <新刊情報>書名:体験しながら学ぶネットワーク技術入門著者:みやたひろし発行:SBクリエイティブ設定からパケット解析まで、たくさん手を動かしながら、知識をスキルに育てよう。知識をただ読んで学ぶだけでない、設定からパケット解析まですべて実際に体験できるネットワーク技術書が登場。1台のPCの中に、スイッチ、ルーター、ファイアウォール、負荷分散装置を備えた仮想的なネットワーク環境を構築。それぞれの装置にログインして、VLAN、ルーティング、ファイアウォールの通信制御、HTTPS暗号化、負荷分散などをすべて実際に設定し、動作を確認できる。仮想ネットワーク環境は、セットアップスクリプトを用いて簡単に構築可能。現場で通用する確かなネットワーク技術力を獲得したいすべての方にお勧めの1冊。Windows10以降(64ビッ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「体験しながら学ぶネットワーク技術入門」(みやたひろし著/SBクリエイティブ)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Society5.0のアーキテクチャ」(日立東大ラボ編著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:Society5.0のアーキテクチャ~人中心で持続可能なスマートシティのキーファクター~編著:日立東大ラボ発行:日本経済新聞出版「人中心の超スマート社会」のコンセプトとして日本から発信されたSociety5.0。その考え方に基づきスマートシティの実装が日本各地で始まっている。実装のなかで見えてきた疑問や課題「人中心にするには何が必要か」「自治体や民間企業がどのようにスマートシティ化を進めればよいのか」に本書は取り組む。スマートシティを実現するためのキーファクターとして、同書では、①社会的な受容、②データガバナンス、③生活者参画、④スマートシティQoL評価、⑤人財育成、⑥データエコシステムを取り上げ、日立東大ラボが日本各地で行っている事例などを盛り込みながら解説する。藤井輝夫・東大総長と東...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Society5.0のアーキテクチャ」(日立東大ラボ編著/日本経済新聞出版)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティアNHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時00分2月21日(水)古代文明同時崩壊のミステリー今から3千年前、今のギリシャやトルコにあった文明が次々と崩壊していった。陥れたのは「海の民」と呼ばれる謎の集団。どこから来たのか、目的は何なのかも分からない。そこで世界中の研究者たちは、古代DNA解析など最新の技術を利用して遺跡や出土物を再調査。彼らの真の姿に迫ろうとしている。すると海の民が着ていたものには統一感がなく、出身地がバラバラであることが分かってきた。さらに見えてきたのは当時の環境。干ばつや大地震、疫病が頻発していたという。最終的に研究者たちが打ち立てた仮説とは?居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分2月21日(水)休止。次回は2月28日(水)。司会:加藤...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい土木施工の本」(溝渕利明著/日刊工業新聞社)

    <新刊情報>書名:今日からモノ知りシリーズトコトンやさしい土木施工の本著者:溝渕利明発行:日刊工業新聞社土木施工は道路、ダム、橋などの構造物を造るために欠かせない技術である。多くの書籍ではそれらの施工法を解説しているが、そもそも施工はヒト・モノ・カネ等によって大きく変化する。同書では安全性、コスト、工期や、構造形式、使用材料、環境条件などの土木施工を成り立たせる様々な因子に着目し、土木施工とは何かを広く解説する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今日からモノ知りシリーズトコトンやさしい土木施工の本」(溝渕利明著/日刊工業新聞社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「役に立ち、美しい はじめての虚数」(蔵本貴文著/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:役に立ち、美しいはじめての虚数著者:蔵本貴文発行:ベレ出版2乗するとマイナス1になる数「i」を虚数という。プラス×プラスはプラスになり、マイナス×マイナスもプラスになるという事実を私たちは数学の授業で習った。それなのに、2乗してマイナスになるとはどういうことなのか?そんな数、存在するのか?そもそも数が「存在する」ということ自体、考え方にもよるが、1とか2とか3が存在するというのであれば、虚数も存在すると言える。そして、そんな“常識外”の数でありながら、単に数学の世界の中だけでの話でなく、思いっきり現実世界で使われているもの。同書では、半導体エンジニアとして虚数・複素数を実際に“使っている”著者が、それがどのように使われているのかと、その数学的美しさについて、易しく解説していく。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「役に立ち、美しいはじめての虚数」(蔵本貴文著/ベレ出版)

  • ●科学技術ニュース●NTTデータ、国内初の共同利用型勘定系システム向け「統合バンキングクラウド」の開発に着手

    NTTデータは、地銀共同センター参加行13行とともに、2028年1月に地銀共同センターに「統合バンキングクラウド」を適用することを決定した。これに伴い、2024年4月より「統合バンキングクラウド」の開発に着手する。統合バンキングクラウドは、NTTデータが独自に構築するクラウド上に、複数の共同利用型勘定系システムを搭載できる、国内初の共同利用勘定系システム向けバンキング専用国産クラウド。2004年1月に地銀共同センターでサービス開始した勘定系アプリケーション「BeSTA」の20年目の節目に、今後も安心・安全・安価に永続的なバンキングサービス提供を可能とするべく、地銀共同センターのオープン化と「統合バンキングクラウド」の開発に着手する。今後は、MEJARなど他システムへの展開、他業態の金融機関への採用拡大を目...●科学技術ニュース●NTTデータ、国内初の共同利用型勘定系システム向け「統合バンキングクラウド」の開発に着手

  • ●科学技術ニュース●最先端半導体技術センター、NEDOの「Beyond 2nm 及び短 TAT 半導体製造に向けた技術開発」と「2nm 世代半導体技術によるエッジ AI アクセラレータの開発」に採択

    次世代半導体の量産技術の実現を目的とした研究機関である「技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)」は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(委託)」において、「Beyond2nm及び短TAT半導体製造に向けた技術開発」と「2nm世代半導体技術によるエッジAIアクセラレータの開発」について採択された。「Beyond2nm及び短TAT半導体製造に向けた技術開発」においては、2nm世代よりもさらに高性能な半導体の実現のため、「Beyond2nm向けデバイス・材料・プロセス要素技術および短TAT・クリーンプロセス装置技術」を国際連携も活用し開発する。この技術が実現すれば、半導体の一段の高性能化に加え、半導体製造期間の短縮...●科学技術ニュース●最先端半導体技術センター、NEDOの「Beyond2nm及び短TAT半導体製造に向けた技術開発」と「2nm世代半導体技術によるエッジAIアクセラレータの開発」に採択

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「次世代のものづくりに役立つ振動・波動系の有限要素解析」(萩原一郎、橋口真宜、米 大海著/近代科学社)

    <新刊情報>書名:次世代のものづくりに役立つ振動・波動系の有限要素解析著者:萩原一郎、橋口真宜、米大海発行:近代科学社(マルチフィジックス有限要素解析シリーズ第6巻)同書は、振動・波動系の有限要素解析について、第1著者自身が切り開いてきた歴史的な経緯も披露しながら、その必然的な成果である最先端の豊富な応用事例を交えながら説明をしている。さらにものづくりに必須の具体的な道具とその作成法と利用法について流体解析を例に挙げて紹介している。同書はまさに次世代のものづくりの主役である振動・波動計に読者を誘う最良で最短の道筋を示す内容になっている。【目次】第1章音の力学第2章モード合成法をベースとする新しい解析技術第3章固有周波数を操る第4章機械学習と応答曲面最適化法第5章流れの音第6章アプリによる数値解析●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「次世代のものづくりに役立つ振動・波動系の有限要素解析」(萩原一郎、橋口真宜、米大海著/近代科学社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「生命の40億年」に何が起きたのか」(林 純一著/光文社)

    <新刊情報>書名:「生命の40億年」に何が起きたのか著者:林純一発行:光文社(光文社新書)現在、最も古い生命の痕跡が見つかっているのは約40億年の前の地層からだ。そこから今に至るまで、地球上には様々な生物が誕生した。そして、それらはある共通の特徴を有している。「細胞」を基本単位とすること。これは現在の生物の定義にも使われている。しかし、「細胞」が生き物の本質なのだろうか。細胞を基本単位としないウイルスすら持っており、生命の設計図とも呼ばれる「ゲノム」にこそ生き物たちの本質が隠れているのではないだろうか。同書では長く生物学の世界で研究を続けてきた研究者がそんな問いへと立ち返り、今までにない生命観を構築していく。そして、その先で見えた新たなヒトの姿とは――。【目次】プロローグ<第1部>生命の再定義第1章生き物...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「生命の40億年」に何が起きたのか」(林純一著/光文社)

  • ●科学技術ニュース●NEC、米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証精度評価で第1位を獲得

    NECは、世界的権威のある米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した直近の顔認証技術のベンチマークテスト(FaceRecognitionTechnologyEvaluation(FRTE)1:NIdentification)で世界第1位を獲得した。同ベンチマークテストにおいては、1,200万人分の静止画を用いた「1:N認証」(認証端末上の顔情報と登録データベース上の複数人の顔情報を照合しユーザーを本人認証する方式)で認証エラー率0.12%という第1位の性能評価を獲得したほか、撮影後10年以上経過した画像を用いて評価を行う経年変化のテストを含む3つのテストでも第1位となるなど、NISTのWebサイトに掲載されたFRTE1:NIdentificationの主要8項目全てでTOP3に入る高い評価を獲得した。N...●科学技術ニュース●NEC、米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証精度評価で第1位を獲得

  • ●科学技術ニュース●名古屋大学と九州大学、次世代有機EL発光材料の発光効率を増幅する新しい量子機構を発見

    名古屋大学大学院理学研究科の羽飼雅也博士前期課程学生、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の柳井毅教授、藤本和宏特任准教授、九州大学高等研究院の安田琢麿教授らの研究チームは、次世代有機EL発光材料の発光効率を増幅する新しい量子機構の理論的発見に成功した。有機ELにおいて電気的に励起された発光分子は、25%の励起一重項状態と75%のパーセント励起三重項状態を形成しする。非発光性の励起三重項の蓄積は発光量子効率低下の原因となるため、スピン反転によりこれを励起一重項へと変換して発光させる熱活性化遅延蛍光(TADF)機構が注目を浴びている。TADF機構は100%に迫る高い内部量子効率を実現できる一方、スピン反転の効率が低いという課題があり、これを克服するための新たな分子設計理論の確立...●科学技術ニュース●名古屋大学と九州大学、次世代有機EL発光材料の発光効率を増幅する新しい量子機構を発見

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「製造業DX」(福本 勲著/近代科学社)

    <新刊情報>書名:製造業DX~EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略~著者福本勲発行:近代科学社日本を代表する産業である製造業。その製造業にもいま、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったサステナブルな取組みや、新型コロナウイルスの蔓延、米中の分断やロシアのウクライナ侵略といった地政学リスクに対応するためのレジリエンスなサプライチェーンの実現、世界的な潮流となってきているESGへの対応などが求められている。同書では、日本の製造業に携わる皆さんの視野が広がり、日本の製造業のDXの取組みが進んでいくように、製造業における日本のDXの現状を踏まえ、欧州連合(EU)/ドイツを中心とした世界の最新事例を紹介。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「製造業DX」(福本勲著/近代科学社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ヤバい統計」(ジョージナ・スタージ著/集英社)

    <新刊情報>書名:ヤバい統計~政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか~著者:ジョージナ・スタージ訳者:尼丁千津子発行:集英社私たちは政府統計を信頼しきっているが、その調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて驚くはずだ。同書は、英国国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモア溢れる筆致でその舞台裏を紹介した一冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ヤバい統計」(ジョージナ・スタージ著/集英社)

  • ●科学技術ニュース●富士通主催の量子アプリケーション開発コンテスト、フィンランドのQuanscient社が第1位

    富士通は、39量子ビットの量子コンピュータシミュレータ(量子シミュレータ)を活用して、量子アプリケーション開発の成果を競うコンテスト「QuantumSimulatorChallenge」を2023年2月から9月まで実施し、このほど受賞4チームを決定するとともに、その受賞式を2024年1月25日にオランダのDeOudeBibliotheekAcademyで開催した「FujitsuQuantumDay」で行った。同コンテストには、スタートアップや大学が17の国や地域から全43チーム参加し、その内、書類選考を通過した20チームが量子シミュレータを用いたアプリケーション開発の成果を競った。その結果フィンランドのQuanscientOy(Quanscient社)の「流体力学における量子アルゴリズム開発」の取り組みが...●科学技術ニュース●富士通主催の量子アプリケーション開発コンテスト、フィンランドのQuanscient社が第1位

  • ●科学技術ニュース●理化学研究所と神戸大学、生体分子アクチンによる自発的な細胞骨格形成を空間的に制御できる技術を開発

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター構成的細胞生物学研究チームの山崎陽祐リサーチアソシエイト、宮﨑牧人チームリーダー、神戸大学大学院農学研究科修士課程2年の宮田優里大学院生、同バイオシグナル総合研究センターの森垣憲一教授(同大学院農学研究科教授)らの共同研究グループは、生体分子アクチンによる自発的な細胞骨格形成を空間的に制御できる技術を開発した。同研究成果は、アクチンが担う細胞の運動や変形など基本的な生命機能の理解だけではなく、がん細胞の浸潤や転移など、アクチンが関わるさまざまな病気の原因の解明や治療法の開発への貢献が期待される。同共同研究グループは、細胞膜上でナノメートルサイズのアクチン分子が、細胞骨格と呼ばれる、自身の千倍以上大きなマイクロメートルサイズのネットワーク構造を自ら組み上げる仕組み...●科学技術ニュース●理化学研究所と神戸大学、生体分子アクチンによる自発的な細胞骨格形成を空間的に制御できる技術を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「パナソニックに学ぶIT業務システム入門」(津田 博、中川隆広編著/中央経済社)

    <新刊情報>書名:パナソニックに学ぶIT業務システム入門編著:津田博、中川隆広発行:中央経済社パナソニックのIT化は営業、受注、製造等の主要業務に加え、経理、人事等の支援業務まで浸透している。各業務の組織、役割、業務プロセス及び業務間のIT連携を具体的に解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「パナソニックに学ぶIT業務システム入門」(津田博、中川隆広編著/中央経済社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生命の時間図鑑」(ヘレン・ピルチャー著/グラフィックス社)

    <新刊情報>書名:生命の時間図鑑~グラフで見る動植物の体内時計~著者:ヘレン・ピルチャー訳者:吉井大志発行:グラフィックス社生き物によってさまざまに異なる時間の流れを豊富な写真とともに、カラフルにわかりやすく図解。大人も子どもも楽しめる、生物学の教養満載。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生命の時間図鑑」(ヘレン・ピルチャー著/グラフィックス社)

  • ●科学技術ニュース●千代田化工とトヨタ、大規模水電解システムを共同開発し国内外の水素製造市場拡大に対応

    千代田化工建設とトヨタは、大規模水電解システムの共同開発および戦略的パートナーシップを構築していくことで合意し、協業基本合意書を締結し、政府が策定した水素基本戦略における、国内外を対象とした水電解装置導入の政府目標の達成に貢献する。水素の使用量や設置面積の制約など、ユーザーのさまざまなニーズに対応できるよう、5MW級を原単位(設置面積:2.5m×6m、水素製造能力:約100kg/時間)として開発し、それらを組み合わせて標準パッケージとすることで、大規模な水電解システムを構築する。同装置は、一般的な設備に比べて約半分の設置面積におさまり、メンテナンス性も確保しながら、輸送性や現地工事期間の短縮、土木・建築工事のコストダウン効果などのメリットがある。トヨタが得意とする工業製品のノウハウと、千代田化工が得意とす...●科学技術ニュース●千代田化工とトヨタ、大規模水電解システムを共同開発し国内外の水素製造市場拡大に対応

  • ●科学技術ニュース●東京大学、非対称な棒状分子が全て同一方向に並んだ極性単結晶薄膜を塗布形成できる新たな有機半導体を開発

    東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の井上悟助教、長谷川達生教授らは、非対称な棒状分子が全て同一方向に並んだ極性単結晶薄膜を塗布形成できる新たな有機半導体を開発した。最近、π電子骨格とアルキル鎖を単純に連結した非対称な棒状分子系において、分子同士の横並びの相互作用により、分子が層状に自己組織化する顕著な性質を持った層状有機半導体が開発され、注目されている。これらは溶液塗布により分子層が積み重なった高均質な半導体単結晶薄膜の構築が可能であるため、高性能な薄膜トランジスタを得ることができる。ただこれまでは、非対称分子が同じ向きにそろった単分子層同士を積み重ねて薄膜化する際に、互いの極性を打ち消さないよう積層することは困難であった。薄膜内で非対称な棒状分子の向きが全て一方向にそろった極性結晶(エレクトレット)...●科学技術ニュース●東京大学、非対称な棒状分子が全て同一方向に並んだ極性単結晶薄膜を塗布形成できる新たな有機半導体を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼミナール 制御技術入門」(梶原 宏之著/近代科学社)

    <新刊情報>書名:ゼミナール制御技術入門著者:梶原宏之発行:近代科学社同書は、現代制御の理論を、基本的な線形代数と微分積分学を元に物理に即して丁寧に解説。導入では高校の物理(力学)の延長として説明をはじめ、平衡状態、状態フィードバック、状態オブザーバ、線形システムの応答、回転数制御(PID制御)、最適設計法(LQI制御)と順に理解できるように構成。どの章でも具体的な事前学習の項目とMATLAB/SCILABによる計算方法を記載し、具体的に手を動かしながら学ぶことができる。制御を意識したモノづくりのために、基礎をしっかりと学びたい方に向けた入門書。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼミナール制御技術入門」(梶原宏之著/近代科学社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「電力の自由化と原子力発電」(森田 章著/幻冬舎ルネッサンス)

    <新刊情報>書名:電力の自由化と原子力発電著者:森田章発行:幻冬舎ルネッサンス発売:幻冬舎原発事故に係る膨大な費用はどのように対処されているのか。「国(政府)」が今後とるべき方針とは?「原発」「福島原発事故」に関わる関連法規や豊富な判例を読み解くことで、「電力自由化」=資本主義の本質に迫る。【著者】森田章1949年生まれ。同志社高校卒業。神戸大学法学部卒業。1977年神戸大学大学院法学研究科修了(法学博士)。1978~79年米国イェール・ロー・スクール客員研究員。1991年から同志社大学教授。公認会計士試験委員、法制審議会会社法部会臨時委員、司法試験考査委員を歴任。現在は同志社大学名誉教授、弁護士法人三宅法律事務所客員弁護士。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「電力の自由化と原子力発電」(森田章著/幻冬舎ルネッサンス)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティアNHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時00分2月14日(水)東洋医学とは何か痛みや不調を改善するとされる鍼(はり)やお灸(きゅう)の「ツボ」。最近、全身の免疫機能に及ぼす驚きのメカニズムが明らかになってきた。アフリカで広がる結核患者の免疫機能アップのために「足三里」のツボを刺激するケアなど、世界的にも注目が集まっている。漢方薬の分野でも、腸内細菌の働きを介して腸の免疫機能を高めるメカニズムが明らかに。東洋医学と近代医学を融合させ未来の医療を模索する取り組みも始まっている。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分2月14日(水)CTやMRIのデータサイエンス青木茂樹(順天堂大学健康データサイエンス学部長・教授)今回は「MRI」研究の第一人者、順天堂大学・青...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

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