furacoco さん プロフィール

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furacocoさん: 死と蜜 Death & Honey
ハンドル名furacoco さん
ブログタイトル死と蜜 Death & Honey
ブログURLhttp://deathandhoney.hatenablog.jp/
サイト紹介文死と蜜 人生はいつもトリッキィ 言葉はいつだってマジカル
自由文ラジカルかつロジカルに。今日を生きよう、なんて言うのは簡単。見えないものを形に、言葉にするとどうだろう。生きているという錯覚がしないだろうか。何か痕跡を残したいというせめてもの抵抗。
人生の模範解答に沿って生きたい方はどうぞご自由に。私はくぐり抜ける。そして存在するために生きる。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供242回 / 363日(平均4.7回/週) - 参加 2016/04/23 19:08

furacoco さんのブログ記事

  • ”春の夜の献体”
  • 倦怠上を眺めればたそがれに浮遊下を見おろせば沈む波打ち際春の夜の献体この厳かな生命その響き巨大な黒い海吸い込まれそうになって後ずさった春の夜の海がどの季節の海より一番良いって教えてくれたのにあなたはもういない [続きを読む]
  • ”どうして今日は終わるの?”
  • 明日が来るのがもったいないくらいだどうして今日は終わるの?土曜の花曇りの夕方今この瞬間がずっと続けばいいのにどうして終わるの?言い出した順番が大切な順番私を一番最初に言ってくれてうれしかった桜の樹の下散るのは不安去るのは情け墨色の幹から時々風に舞う淡いピンクの花びらそれは気まぐれな涙髪の先に花びらが一枚、とまった払い落としてしまうと何か寂しくなりそうで放っておいたどうして?帰らなきゃいけないの [続きを読む]
  • ”笑っていてね”
  • いまだ雪はやまず予想はずれのお天気に交差点は混乱してる白と黒が交差してそのコントラスト、ハレーションのような眩しさの中であなたを見つけられるだろうかその無骨で滑らかな鎖骨や、手の甲のすじ色白なあなたは見つけにくいだろうねだから笑っていてね毎日は気が狂いそうでだから笑っていてねどうにかやりすごすためにいまだ雪は降らず予想はずれのお天気に交差点は落胆してる毎日は気が狂いそうでだから笑っていてね見 [続きを読む]
  • ”貴死電信哀歌”
  • 残酷無神退廃懺悔堕天崩落死ヌトアッテハ誰モ止メラレヌ?無常哀花集落弾劾放念自決シヌトアッテハダレモトメラレヌシヌトアッテハダレモトメラレヌシヌトアッテハダレモトメラレヌ電信を打っていますあなたに電信を打っていますあなたに聞こえますか?聞こえますか? [続きを読む]
  • ”無風”
  • 窓の外は嵐夜より暗い部屋不安不安不安はfunじゃなくno fun「未来は良いもの、過去は良いもの」ロックスターに騙されて味わってみればどっちも無味無臭誰も嫌いになれない誰も好きになれない心は無風ただ、流れるマグマを見ていたい窓の外は嵐夜よりも暗い部屋不満不満不満はloveじゃなくhate生き方は誰かからコピー・アンド・ペースト………落ち込み出したらキリがないから思考停止誰も嫌いになれない誰も好きになれない心 [続きを読む]
  • ”夢の標本”
  • 冷房の効いた部屋で生まれた赤ん坊が砂糖をなめているサボテンのとげ私ははちまきを頭に巻いて何かをがんばっているしなければいけないことはなぜかもうわかっていて後はそれをするだけ仕事が終われば空き地いっぱいの巨大なアンモナイトの中で鬼ごっこをしよう冷えたカンパリを飲もう大声で肩組んで歌おうなんだっていいさどうせ朝までの命なんだから [続きを読む]
  • ”発芽 How to”
  • 発芽How toなんていらないライフハックなんてつまらない舌がもつれて君の前ではもう話せない感情移ろいやすく淡く脆く結局のところ脳内物質の分泌の過剰、不足だとしたら?たったそれだけの事実だとしたら?頬は潮風を感じなんだかもやもや考えているうちに土曜の日が暮れたもう思い出せない手がかりをくれないかな?幾何学模様の手鏡や溶けそうなソフトクリーム森羅万象知覚無自覚もひとところに収束はしない結論は出ないのに [続きを読む]
  • ”選んでいるところ”
  • その脳内世界につま先からひたって肩まで浸かってもう逃げられない逃げたくもない自分で話したい大好きなあの名曲は確かにこの気持ちを代弁してくれるけれど私は私から話しかけたいんだ自分の言葉でその言葉を選んでるところ当たり前のような気はきかないし鈍いし?やんなっちゃう自分への恨みつらみ重ね眠れないよ週末はあ〜、何やってんだろう部屋の電気消してスマホばっか見てる積み重なったのは他愛ない会話だけ愛ある会 [続きを読む]
  • ”両の眼球が”
  • 何かわかったかい?大人たちは遠いところで自慢している子どもたちは遠いところで謳歌しているどちらにも、『私』は属さないねえ本当は、君も含めて、『私たち』と言いたいところだけど、それは許してもらえないだろう「わからない」この指先が答える愛情でも友情でも義理でも契約でもなく、ただ、単純に君の両の眼球が、こっちを見ている [続きを読む]
  • ”かりそめの恋心”
  • さようなら!かりそめの恋心よ!僕は崖から飛び降りるだろうそんな夢を見るだろう泡のような夢を見るだろうくだらない夢を見るだろう少ない言葉と少ない色と少ない線だけの額に入った君を好きになった泡のように消えるだろう崖から飛び降りるだろう嫉妬で身をよじらせながら炭酸みたいに砕け散るのだろう散り散りになるのだろう無意味な思慕に魂を捧げた嗚呼哀れな青春よ哀れな思慕よガラス窓のように馬鹿げていて消火栓のよう [続きを読む]
  • ”神聖なる禁猟区”
  • ここは禁猟区神聖なる領域誰にも穢されることはない醜さも、美しさも紙一重奇跡は太陽に近く後悔は月に優しく添い遂げるどこからか穏やかな風が吹き狩人は世界を支配する空砲を放つひしめき合う薔薇が生き辛い人たちを守り存在の理由なんて忘れさせる穢れた言葉を投げるなここでは、それ相応の罰があると心得よ閃きはそのまま実行に移せここでは、夢中になれたらそれで全て鳥たちのさえずりと果てが無い森硬い剥き出しの土、 [続きを読む]
  • ”冷たい瞳は誰のもの?”
  • 軋み放つ白んだ嘘の切れ味に酔いしれな壁は灰色石の沈黙弦のたわみそのきらめき響き風邪ひいちゃったかな声がザラザラ冷たい瞳は何も語らない何も語らない何も見ていないのだから当然足を投げ出し壁にもたれてかかっている置き人形ハハ厳しいね悪態の一つでも吐けば? スーパーマンさん [続きを読む]
  • ”一瞬”
  • 愛したのは一瞬で憎んだのは一瞬で殺したのは一瞬息を止めて目は開けたままその人は頷いたこびりつく錆のような友情に愛情に思いやりに嫌気が差して最後はエナメルの息一つ [続きを読む]
  • ”鐘の音”
  • そうね切り離して人生とそれ以外を視野には入らない笑顔がたくさんあって人混みの出す騒音にかき消された笑い声がたくさんあって雪の下には気づかないまま通り過ぎてしまった奇跡がいくつもあって世俗に別れを告げる鐘の音が聞こえます軽く明るく飄々と行く人もあり逝く人もあり生く人もあり [続きを読む]
  • "あなたの名前をつぶやくたびに"
  • あなたの名前をつぶやくたびにぽろりとこぼれるものがあるなんて素敵なことでしょうそれはもう魔法みたいに空気弾んで風船喜んで眠りにつく前ほんの少しだけ小さく声に出して君の名前を呼んでみる呼ぶって不思議届きやしないのにどんな大声で呼んだって叫んだってきっと届きやしないのにでも呼んでみると、少し素敵で少し幸せになるあなたの名前をつぶやくたびにぽろりとこぼれるものがあるそれは魔法それは呪文人生のかたち [続きを読む]
  • ”水晶越しに”
  • もう許されはしないぞ苦しみの他にはもう後はないぞ苦しみの他には痛みの宮殿で水晶越しに見る別世界それは綺麗な綺麗な世界私のいない新世界もう戻れはしないぞ私は罪人生れながらの罪人 [続きを読む]
  • ”黒いパンタグラフ”
  • 仮面遊戯振る舞う汎社会性強行採決セレモニィそして飛び散るー光燦々とやがて日は暮れプラットホームでぼーっとしたりなんかして瞬間嘲るこの感情を仮面たちをまた取り戻して気を取り直して次の電車に乗ろう冷たく黒いパンタグラフ [続きを読む]
  • ”光速”
  • 閃死のフラッシュドットの青春が分解悶喜のクラッシュ急カーブで冷や汗選択の余地光速同時に拘束気づかないままハンドルを握る潤滑油を刺されていたのはマシンじゃなく僕選択の予知しがみつくのは親と先祖と神様と宿題愛想笑い致命的な癒し有史以降のプロジェクトハンドルを握って遺伝子複製廻ってるだけなのか廻ってただけなのかしがみつくのは子供と子供と子供と遺伝子儀式(セレモニー)を破棄耐望のクラッシュ原惑のフラッシ [続きを読む]
  • ”Y字路に立って”
  • 右手には煙草のにおいが染みついて脳にはさっき吸った煙が充満している男は立ち止まるぼんやり考える蒙昧とした視界Y字路の向こう駱駝色のコートに包まれた躰にゆっくり静電気が溜まる遠く山の向こうに毛むくじゃらの巨人を見た悲しい歌を歌っていたそれはこのY字路の先彼は随分長い間ぼんやり考えているまた新しい煙草一つの火二つの道煙に目を細め新しい考え古い価値観今まで撃った銃弾の数 傷つけた人達振り返ると煙と共 [続きを読む]
  • ”金魚鉢の中の二人”
  • 「それ以上は聞かないで」込められた断絶の意言えない金魚鉢の秘密抱えたままのあなた今にも向こうの出窓くぐって飛び降りそうこれ以上踏み込めないもっと知りたいのにもっと聞きたいのにその紅い唇からささやき漏れた言葉「それ以上は聞かないで」優しさ?でも硬い硬い優しさ?一瞬喉の奥が強く揺さぶられ、脳が鈍く殴られて苦しさが手足を伝っていく息ができない呼吸を取り戻さなきゃああ息の仕方を忘れてしまった愛の [続きを読む]
  • ”極北のトルソー”
  • 時間の隙間呼吸の間隔喪失を告げる極北のトルソー空回ったっていいよ見届けてあげるから氷づけの人生かすかな摩擦予感未完成な生暗闇の中必死に掴もうとしている 空回ったっていいよ見届けてあげるからキスは罠甘美な毒 [続きを読む]
  • ”脱皮”
  • 朝焼けが海沿いの道のアスファルトに作ったこのやせ細った影頼りなく、危うく冴えない色をした車たちが長い間隔をあけて車道を西へ東へどこまでも続いているように見えいつだって引きずってるよ昨日の続きを去年の続きをあの日の続きをあの瞬間の続きをいつだって心残りで暑くって、うるさくって、耐えられなかったあの夏の通底音日陰の野良猫よ君もそうなの?何を待っているの?隠れているだけじゃあないんでしょう?そし [続きを読む]
  • ”ある画家の証”
  • 記録されていた生きた証は白いスケッチブックに鉛筆で定着された黒鉛の線その線の佇まいが放つ生命力のああ、なんともか細くも力強い放出眩しいほどでもなく暗くて見えないほどでもなくしかし確実に「俺はここに居たんだぞ」と何冊にも及ぶスケッチブックの1ページ1ページがそう言っている主張と言えるほど傲慢でもなく沈黙というほどかしこまったものでもなくこれが画家の存在そのもの、証ページをめくるたびに息はつまり [続きを読む]