葦原葭彦 さん プロフィール

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葦原葭彦さん: 人類は如何に神々として滅びるか(仮)
ハンドル名葦原葭彦 さん
ブログタイトル人類は如何に神々として滅びるか(仮)
ブログURLhttp://ashiharayoshi.hatenablog.com/
サイト紹介文読書、本、小説、kindle関連の話題が多めです。読み応えのある文章を心がけてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 326日(平均1.9回/週) - 参加 2016/04/28 02:57

葦原葭彦 さんのブログ記事

  • 「FAKE VS FAKEの時代」もしくは「大真実時代」
  •  昨日ひさしぶりにブログを更新して とか書いたけど、訂正します。 「真実」という日本語は、十人いれば十種類ありうるんだから、客観的事実というものを重んじるために、「ポスト真実」ではなく「ポスト事実」にしろとか言ったところで無意味なので、無意味だということを認めて主張を撤回したいと思います。 そもそも「post factual~」という言葉自体が、ヒラリー支持の米左派がトランプ陣営およびその支持者を批判す [続きを読む]
  • キンドル(KDP)新作小説『千万葉の閃光』の発売を開始しました。
  •  また新作をamazonという深い海に沈めてしまった葦原です。 今回も表紙は瑠花さんにつくってもらいました。 表紙から分かるかもしれませんが、恋愛が題材になっています。 それも生まれ変わっては、まためぐり会うことをつづける二人の恋愛です。 けっこうベタですね。ベタだけど、このタイミングで入れ替わりでなくて良かったなと思います。いや、このタイミングだから入れ替わりだったほうが少しは注目されたんだろうか。ま [続きを読む]
  • 世界は3はてブでできている
  •  繰り言を書くのは、あまり生産的ではないけれど、まあブログってものはそういうものも受け入れうる雑記帳でもあるだろうから、特別今思いついたというわけではないにしろ、とにかく今自分が思っていることを備忘録として書きつけておこうと思う。 はてなブログでは、はてなブックマークというやつが3つ付くと、ふだんよりもアクセスが少し増える。ブログのエントリが目立つ場所に引き上げられるからだ。だから、別段なんの知名 [続きを読む]
  • 私は私の偏見を抱きしめていたい
  •  偏見を攻撃する言葉が往々にして偏見に満ちているのは、たとえどのような彼、彼女であっても、考えられうる限り完璧な人間でも、それが神であっても、完全に偏見からのがれることなど不可能だからである。 可能であるとすれば何も考えないことである。頭に浮かべることを、腹が減ったとか、眠いとか、排泄したいとか、交合したいとか、単純な欲求に限ることである。 あの人は美しいとか、あの花は美しいとか、いやいや、それも [続きを読む]
  • Kindle(KDP)小説『河童之国探偵物語』第一作を無料試し読み
  •  『河童之国探偵物語』シリーズは、芥川龍之介の『河童』と、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズをネタ元にしたパロディ小説です。 人間の「僕」(G君)が河童の国へ落ち、河童の探偵ブケットと知り合いになり、友情をえることによって、さまざまな事件に遭遇するという話です。 けれどもブケット氏は河童の国での探偵ですから、普通の探偵とはちがっています。なぜならブケットは、まず何よりも金を得るた [続きを読む]
  • 太宰治『津軽』の嘘
  •  太宰の小説をまとめ記事にして目論見はずれてあんまりアクセスが稼げなかったおりに(『人間失格』だけじゃない!太宰治ならこれを読め──『晩年』とその他いくつか)『津軽」についてもエピソードを紹介しようと思っていたけど、文量が多すぎたので、断念した。ので、ここにメモ書きを残しておこう。 なにやら訳知り顔をして書き始めたが、手柄はすべて長部日出雄氏の取材である。太宰治への旅 (NHK人間大学)作者: 長部日 [続きを読む]
  • Youtubeでギリシア悲劇を観る──ギリシア悲劇を読む番外編
  •  オレステイア三部作の「感想文」を書いてからにしようかと思っていたけど、前のほうがいいかと思い直して、Youtubeで観ることができるギリシア悲劇のご紹介。 現代劇として演出され直したものではなく、なるべく当時のものを再現(シミュラークル)しようとしている劇映像をばみつくろってきた。だから、最低でも仮面をかぶっていないと除外対象。ここに貼ってある動画は全部英語のものだけどね。『オレステイア三部作』アイ [続きを読む]
  • 「『人生は理屈だ』と言ってやれ」と彼は言ったのだ
  •  ぼくは理屈っぽい。世の中には、ぼくより理屈っぽい人間もある程度いるのかもしれない、いることだろう。そうでもあっても、ぼくは結構、理屈っぽい部類に入ると思う。相当。かなり。かなり相当。ぼくは理屈っぽい。 しかし、理屈っぽい人間は嫌われる。 たとえば、理屈っぽい男は女性に好かれない。 理屈っぽいからといって、情が完全に排除できるわけでもない。ひとは、自分を論理的な人間だと思い込んだまま、自分の情を正 [続きを読む]
  • 木村太郎は、昔から木村太郎だった
  •  アメリカ大統領選の予想を的中させて、木村太郎が株をあげている。 大穴だ。2分の1の確率だが、トランプ勝利を予想した予想家はほとんどいなかったのだから、倍率はかなり開いていた。一人勝ちである。 木村太郎氏は、予備選の段階から独自の取材と分析にくわえて、「ジャーナリストとしての勘」でもって「トランプの強さ」を主張していたというから、単なる逆張りとは違うのである。しかも、ヒラリーの腐敗を指摘し、その腐 [続きを読む]
  • ギリシア悲劇を読む、の序章にして、アイスキュロス篇の序章
  • 「ぎりしあへ行きたしと思へど ぎりしあはあまりに遠し せめては古い巻をくりて きままなる読書の旅にいでてみん」 というわけで、本当にはギリシアにさほど行きたいとも思っていないけれども、悲劇と喜劇をもう一度読み直して、ブログ更新のかたがた記録を残そうと思いたった私だ。 手元に人文書院発行のギリシア悲劇全集第一巻がある。ギリシア悲劇全集 第1巻 アイスキュロス篇作者: 呉茂一出版社/メーカー: 人文書院発売日 [続きを読む]
  • Taro said "I love You."のアイラブユーの部分は、メタ物語世界だと言っていいんだよね
  •  ジェラール・ジュネットの提唱した用語に、異質物語世界と等質物語世界というのと、物語世界内と物語世界外というのがあってややこしい。異質物語世界の物語言説とは、語り手が自分の語る物語内容に登場しない場合等質物語世界の物語言説とは、語り手が自分の語る物語内容の中に、作中人物として登場する場合(つまり語り手の太郎と、作中人物としての太郎という二つの機能に区別できる)(厳密性が薄れるから、なるべく使いた [続きを読む]
  • 小説を書くなら必読!(?)な、文学理論・文芸批評の古典的名著たち
  • 0.前置き(読み飛ばし可) よくそれなりに名前を知られた小説家や、業界に名前を売った批評家、評論家が小銭稼ぎに、「小説家のなり方」とか「書き方教則」本のようなものを出すが、はっきり言ってああいうのは、ほぼすべて買ってはいけない。 なぜなら、小説家としての才能と、批評家としての才能は別物だからだ。小説家自身の自作解説を興味深い資料としてはあつかうが、それを絶対の解釈としてはいけない(一流の小説家が、 [続きを読む]
  • 同じ穴の狢の「業界意識」
  •  週刊文春がまたやった。三代目なんとか、とかいうまあエグザイルから派生したようなグループがレコード大賞獲得のために、バーニングを通して一億円払ったという疑惑についてのスクープ記事を書いたらしい。そのこと自体をうんぬんするつもりではないんだが、これに関して、ツイッターで、「私業界の片隅で細々とやっています面」した人々が、『これ自体は、意外でもなんでもなくてー、分かっていたことだけどー』云々とつぶやい [続きを読む]