海堂紫 さん プロフィール

  •  
海堂紫さん: にっちもさっちもポメラニアン
ハンドル名海堂紫 さん
ブログタイトルにっちもさっちもポメラニアン
ブログURLhttp://blog500blog500.blogspot.jp/
サイト紹介文オリジナル小説で活動してます。高級娼婦シリーズを掲載中です。
自由文オリジナル小説です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1132回 / 334日(平均23.7回/週) - 参加 2016/04/28 12:59

海堂紫 さんのブログ記事

  • 今日も続きアリアンダスト
  •  また寂れた街に着いた。 ここには、ほとんど人がいないようだ。 街を歩くと浮浪者が数人いた。 遠巻きに二人を見ている。「ここには宿屋なんてなさそうですね」「ああ、食い物も期待できない」「廃墟で寝ますか?」「ああ、そうしよう」 前の街で買っていた保存食の缶詰を開けた。「おい、あんたら」 声をかけてきたのは、まだ若い男だった。「それ、少しわけてくれ」 男は小さい子を三人連れていた。 ミロクは子供に缶詰 [続きを読む]
  • 神官娼婦 <美しき君の人生>5
  •  彼は僕の王子様だった。 女神官を母に持ち、父親は剣士。 彼は将来は剣士になって人生、冒険して暮らしたいと言っていた。 僕は、もうすぐ十六。 十六になったら見習いから神官娼婦として寄付をしてくれた方と寝るようになるのだけど。 最近、彼が僕に冷たい。 年が近いから……この大神殿で、お母さんが神官しているから、僕が、この街に来て仲良くしてくれていたのに……。 「おい」「あ、スルスト」「お前……」「 [続きを読む]
  • 神官娼婦 <美しき君の人生>4
  •  クレートさんは近隣では一番の魔法使いです。 森の奥の塔に住んでるんですが魔法使いにしては珍しく信仰心が高いのです。 週に一度は礼拝に来ます。「クレートさん」「レナ君」「今日も熱心ですね」「ええ」「ついでに街に来て一杯?」 僕は酒を飲むジェスチャーをした。「そうですね、飲んで泊まりますよ」「酒は出ませんけど神官娼婦買いませんか?」「いや、私……女性は」「男も?」「男は嫌いじゃあないですけど」「じゃ [続きを読む]
  • 今日もアリアンダスト
  •  夜、微かな月明かりに照らされて。 荒野の岩陰でミロクとレオは土の上に寝ていた。 青い。 青い闇。 空も空気も。 星は見えない。 虫の声が聞こえる。 まるで世界に二人だけになったようだ。 ミロクは空に手を伸ばした。「何してるんだ?」「届くかと思って」「なんに?」「月にですよ」「あれって近いようで大きいから、そう感じるだけで月までって遠いんだろ?」「はい。人はまだ月に行く技術がないです」「こうして手 [続きを読む]
  • 熱が出たけどアリアンダスト
  • 38度熱が出ました。「この先の街はミロク教団の勢力が強いです。燃料が持つなら遠回りした方が」「ああ、行くのやめよう」 街には寄らずに抜けようとしたがタイヤがパンクした。「くそ!」 レオは悪態をついた。「ミロクは隠れてな。街には俺が行く」「はい」 三時間経っていた。 ミロクは時計を見て溜息をついた。 レオのことだから大丈夫、でも遅い。 そう思っていた。 ミロクは赤錆色の空を見上げた。 影?「げひゃひ [続きを読む]
  • 今日も更新アリアンダスト
  •  鉛色の海。 海には工場の汚水が垂れ流しに。 鳥も飛んでない空。 血の様に赤い空。「ミロク、今日は、ここの街で泊まろう」「はい」「どうした?」「空が赤いです」「禍々しい色だな」「空気が汚いからですよ」「世紀末……この世界の終わりが近づいてるみたいだ」「そうですね、人間は自然との調和、共存を選ばなかったのですから……淘汰は極普通の自然現象でしょうね」「難しい話はいいよ。行こう」「はい」 風呂から上が [続きを読む]
  • 絶対的彼氏服従編 更新しました
  • 一般人の書いた小説(タイトルの下からいけます)のブログに絶対的彼氏服従編6絶対的彼氏服従編7絶対的彼氏服従編8更新しました。6は敬二と藍のバレンタインの可愛い話です。7はミモザの日ネタです。8はホワイトデーのネタ。興味のある方は読みに来てください。リンクはっておきましたのでこのページから読むことが出来ます。 [続きを読む]
  • ちょびっと進んだアリアンダスト
  • 岩場で休憩して今回は三つ髑髏のランタンの設定を話しています。 二日、追っ手もなく。 蒸し暑さに岩陰で休憩する。「なあ、そのランタン」「これですか?」「髑髏が三個、誰の頭なんだ?」「そうですね、レオには、この髑髏にまつわる話をしておくべきですね」 ミロクは三口、水筒の水を飲んで話始めた。「この髑髏は古代の物です」「どれくらい古いんだ?」「五千年くらい前の時代の遺物です」「へえ?」「この髑髏は三賢者の [続きを読む]
  • 花の限り セカンドシーズン1
  •  ああ、それはもう、言っても詮無きこと。  まだ、宮鬼の家に来たばかり頃、兄貴が俺に良く能とは何かを話してくれた。「貴方が神でも、いきなり能を舞えと言われて出来るものでもないでしょうよ。能とは舞台芸術、舞台です。完成された芸術のようであり未完の物語の舞台です」「未完?」「それだけではわからないものも多いです」「へえ?」「まず、主人公が幽霊や神、鬼、そういう人でないものが多く現世での心残り、未練 [続きを読む]
  • 高級娼婦 <花になりたい>
  •  花になりたい  街で突然、声をかけられた。 ナンパなら断るけど……和泉さんが、あんまり綺麗なので見とれて、つい「はい」と言ってしまった。 和泉さんは僕を買うけど抱くのではなく僕をモデルに絵を描いている。「これ、日本画ですよね」「はい、そうです」 僕がモデルで和泉さんが画家だけど、むしろ和泉さんは自分をモデルに描いた方がいいんじゃないかって思うほど綺麗な人。 線が細くて中性的。 栗色の肩までの [続きを読む]
  • 頑張りましたよアリアンダスト
  • レオとミロクがバイクから振り落とされるところからの続きです。 ボン!  バイクの前輪に異物のぶつかる音と爆発音。 レオとミロクはバイクから、振り下ろされた。「くっ、いてて……ミロク」「レオ!」 ミロクが指差す方には黒ずくめの着物に鬼の面をつけた男がいた。「レオ、フジナミ……水使いです!」 水を操る魔導師。 体勢を整える暇もなく水の玉が飛んできてレオは弾き飛ばされ地面に叩きつけられた。「がはっ!」「 [続きを読む]
  • 今日こそアリアンダスト
  • 狼少年になりつつありますが今日こそアリアンダストの続きを書こうと。早く投稿して批評を聞きたいしねー。まあ紙で返るので聞くじゃなく読むですが。投稿する前からあれですが入選するような作品じゃないです。一応、ここをこうしなさいとか、色々守るとBLっぽくない作品になるのねー。プロの人や入選出来る人はそれでもちゃんとしたBLが書けるんでしょうけど私には難しい。ここをこうしたら、こうなる。規則がなければもっとまし [続きを読む]
  • 高級娼婦 <恋の高気圧>
  •  恋の高気圧 本城務(ほんじょう つとむ)先生は、ここ幻夢館の高級娼婦の、ほとんどの子の、かかりつけ医です。 僕、野上利(のがみ とおる)も本城先生に花粉症を診てもらいました。「急に鼻水と、くしゃみが出て」「アレルギーの検査でわかりますよ」 採血してもらった。「本城先生って利が好みなんだって」「え?」「も、一回言う?」 僕は首を振った。 同じ高級娼婦の久義が言った。「本城先生ってかっこいいでしょ? [続きを読む]