みやQ さん プロフィール

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みやQさん: 「くすりや」の「現場」
ハンドル名みやQ さん
ブログタイトル「くすりや」の「現場」
ブログURLhttp://miyaq.hatenablog.com/
サイト紹介文薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供75回 / 360日(平均1.5回/週) - 参加 2016/05/01 21:56

みやQ さんのブログ記事

  • 最後まで口から物を食べよう
  •  人生の最後に必要なのは、食べられることではないかと思う。 80歳を超えると、薬で延命できる期間が限られてくる、と数々の文献が示す。体の機能が落ちてきて、何かしらの不調で亡くなるリスクが高くなる。薬物治療による有害事象の方が効果よりも大きくなる傾向もある。効果に差がなくても、薬による治療を続けたいと考えるのならば、それはその人の生き方だ。 50代ぐらいから嚥下機能、物を飲み込む機能は落ちてくる。80 [続きを読む]
  • 人工知能が診断する時代になったら
  • 1.患者の所見、検査データ、服薬情報(実際は処方データであり、飲んだかどうかの情報蓄積をどうするのかが課題)を基に予測される病態をAIが準備する(各種論文や症例報告などのデータを基に)2.その情報を基に、当日の患者の様子をみて、医師がAIの出した判断を基に診断する(もちろん、医師がAIの想定していない答えを出す選択肢も存在する。これが勘である。)医師の想定していないAIによる判断と、AIの想定していない医師によ [続きを読む]
  • お知らせ
  •  当ブログ「くすりや」の「現場」を1年なんとか毎週更新できてホッとしています。 今まで、何度もブログを作っては更新できなかった自分としてはよくやったという気分です。最初1年はまめに更新して読者を増やそうという思いでやってきました。予約投稿機能は非常に素晴らしいです。最初にスパートをかけて尻切れトンボになるまいどのパターンを防いでくれるのですから。来年度からは隔週月曜日21時更新を基本として、記事の充 [続きを読む]
  • 技術にお金を払う
  • 先日、我が家のガス機器が故障した。日曜日の深夜ということで、これどうしたことかとガス会社に電話したところ、当日中の修理となった。その時点で、出張料と技術料が休日料金で3割増になりますがよろしいですかというお伺いがあった。もちろん、そんな誰もが休みたい日曜日に働いているのだから拒否する理由もない。了承した。 朝になってメンテナンス業者より電話が入った。修理の時間をもう少し早めてもいいですか、という [続きを読む]
  • 入学しても卒業できるとは限らない
  • 写真と本文はほんとうに一切関係ありません。文部科学省が出した、薬学部入学者の修学状況についての資料です。http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/09/28/1361519_1.pdf これには、平成22年度から24年度までの学生がどのような修学状況か大学ごとに書かれています。 平成22年入学生 5年次進学率、実習修了率、卒業率 平成23年入学生 5年次進学率、実習修了率 平成24年入 [続きを読む]
  • 副作用の情報を提供するのは非常に難しい
  • www.sankei.com 患者側は副作用の情報を提供してほしいという声が多い(53%)一方、実際に提供されたのは31%と少数とのこと。インターネットによる男女2000名アンケートによる(日本製薬工業協会) 「副作用を説明したら患者さんが薬を飲まなくなるからやめて」と医師にクレームを受けたことのある薬剤師は結構多いと思う。(実際これが元で薬剤師が移動になったり首になったり薬局が取り潰されるケースも無きにしもあらず [続きを読む]
  • 医療系ブログの信頼性を上げるには
  •  医療系キュレーションサイトのおかげで、ネットで提供される医療情報に悪い印象を持たれがちです。 真摯に正しい情報を提供しようとする人たちの苦労が水の泡です。 ブログやSNSなどで医療情報を提供しようとすると、「そんなことをしている暇があれば、一人でも多くの患者をみろ(職種によって漢字が変わるので敢えてひらがなにしています)」という人もいます。 医療従事者がネットで情報を伝えるのも、良い医療を提供する [続きを読む]
  • 信頼性のある医療サイト+専門家の意見で個別の事案に対処する
  • 医療系のキュレーションサイトに掲載された「真偽の定かでない情報」「著作権を無断で侵害している情報」が問題になりました。 人の「病気を直したい」「健康になりたい」「安心したい」という自然な欲求につけこんだ商売は決して許せるものではありません。 しかし、まっとうな医療情報を公の場で伝えるのは非常に難しいです。 受け手が不特定多数であるため →誰にでもわかる文書にしないといけない →しかし、誰が受け手 [続きを読む]
  • 地域を望まない人達もいる
  •  地域に根ざすことを望まれる薬局であるが、そもそも国民が地域に根ざした暮らしをしたいかどうか? 今の企業形態の薬局もいいことはある。スタッフが仕事でしかつながりがないことだ。どういう企業であっても、人がふたり以上いれば揉め事が起こりうる。企業であり、もともとその地域に住んでいない場合は、仕事でしかその地域とつながりがない。どんな合わない人(同僚だったり顧客だったりさまざま)でも仕事の時だけだと思 [続きを読む]
  • なぜ論文を読むのか
  •   最近、そこかしこで「論文を読みましょう」と言われる。論文が読めるようになったら薬剤師として一歩前に進める、とか論文ぐらい読めないと薬剤師としてやっていけない、という意見をSNSで見る。 その物言いは違うんじゃないか? 論文を読むのは良いことだが、同業種同士で上か下か比較している言動をする(ましてやSNSという何も知らない他人も見るであろう場所に)のもよろしくないが、そういう言動が元で、論文を読む [続きを読む]
  • 夜尿症の治療は気長に
  •  先日、夜尿症の治療薬「ミニリンメルトOD」のメーカー(協和発酵キリン)説明会を聞きました。そこで聞いた話から、夜尿症の治療と生活への配慮についてお伝えします。 夜尿症診療ガイドライン2016によると、夜尿症の定義は5歳以上で1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くことであり、小学校入学直前で2割のお子さんがかかっているとされています。 治療の対象は6歳以上なので、6歳になっても上記の夜尿があるようであれば、 [続きを読む]
  • 薬剤鑑査システム使用体験(BLACK)
  • 鑑別するっちゃするんですけれども。先日、薬剤鑑査システムの使用体験をしてきました。包装のまま調剤された医薬品を処方箋通りか確認し、記録を残してくれる機械。小型で、PCデスクの面積があれば十分作業できるシロモノです。月のリース費用と電気代などを考えると、薬剤師1人減らせて作業量も減るぐらいですw(人は減らしてはいけませんが・・・理由は後に書きます) こういう機械があって、こっちが調剤したものを鑑査 [続きを読む]
  • 時短勤務中のママさん薬剤師だけの店舗
  • www.yakuju.co.jpwww.sustainablebrands.jphttp://www.yakuju.co.jp/news/wp-content/uploads/2016/10/%E8%96%AC%E6%A8%B9-NEWS-RELEASE-%E
    F%BC%8820161003-mammy%E5%BA%97%EF%BC%89.pdf こちらの薬局は・育児中の時短勤務者のみで構成されている・
    近所に同系列の他の店があることが特徴です。 子供が急に病気になったので休みたい、となっ
    たら他の店の人がヘルプになったり、その店を閉めて対応することができます。その店 [続きを読む]
  • 研修会に参加する既婚女性はかなり努力をしている
  •  各所で行われる研修会。多くの人が参加しています。 薬剤師の6割は女性、薬局や医療機関に限って言えば7割近くになります。平成26年薬剤師調査 結果の概要http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/14/dl/kekka_3.pdf半分以上の薬剤師が、家事や育児介護などの事情を抱えて働いていると考えることができます。 彼女たちが参加するのに損愛する障壁。1.開催される日時2.研修会にかかる時間3.金銭1.開催される日時  [続きを読む]
  • 子供に特化した薬局
  •  すべての薬局を地域の人のかかりつけ薬局にしたいという国の方針とは外れるのですが・・・ 子供に特化した施設を持った薬局があるといいと思います。 子供連れで安心して外出できる場所としての薬局。 子供連れだと、色々遠慮をします。子供が急にわがままを言っても、説得をする時間を与えられず、バツの悪い表情でその場を立ち去らなければいけない状況になったこともあるでしょう。子供が急に走り出したり、迷子になり [続きを読む]
  • 書評「Rp+ レシピプラス 乳幼児の発熱」
  • www.nanzando.com 南山堂の「Rp+(レシピプラス)」の2016年秋号は「乳幼児の発熱」「発熱に使う薬」だけだったら、延々アセトアミノフェンについて書くしかなくなるので、乳幼児が発熱する疾患についての解説や薬の使い方ホームケアのコツについても書かれています。非常にお買い得の一冊です(本体1200円+消費税) これ一冊あったら、小児科でよく見られる一般的な疾患の説明は大抵できるようになります。(皮膚の疾患や喘 [続きを読む]
  • 薬に対する興味関心の薄い人の事例報告
  •  先日、私の家族が処方された薬を調剤してもらった時のことを報告します。 当人は基本的にものぐさです。 当然のごとく、お薬手帳は持っていってません。多分説明は受けたと思うのですが、その記憶は一切残っていません。ただし、ジェネリックにするかどうか聞かれて 「安い方がいい」と言って変更したのだけは覚えていたそうです。この時の当人の受け答えもかなり表面的だった模様です。どうも話をきちんと聞いていない様 [続きを読む]
  • 相談する習慣をつける
  •  普段からほんの些細なことでも相談してくる患者さんがいます。他の患者さんがいて混んでいるとその人のことを少し鬱陶しいと思いつつも必要な対応はします。その方も色々相談していくうちに相談するのがうまくなってくる場合があります。 こういう方は、相談内容によって色々なところに相談しているんだと思います。今の時代、悪いどころかむしろいいことです。依存する先が多いので、ベッタリしません。「その後どうなりました [続きを読む]
  • 処方箋を一度読んでから薬局へ
  •  「お願いしていた(医師から説明があった)薬が出ていない」という理由で疑義照会になるケースがままあります。 この場合、患者さんの一工夫で解決することができます。1)医療機関で処方箋を受け取ります。2)その場で何の薬が処方されているか内容を確認します。3)診察時の医師もしくは自身の説明(前回残っていた薬の量の関係で調整していて再度出して貰う場合など)と合致していない薬があれば受付にその旨伝える。 こ [続きを読む]
  • 医師の言いなりになっているわけではないのです
  • 医師の診察方針に不安や不満を感じている患者さんが来ることがあります。いろいろ愚痴を聞いて、ガス抜きになる場合が多いです。患者さん本人も仕方ないとわかっていることが多いからです。これが建物の違う分業のメリットです。同じ建物の場合、患者さんが医師に聞かれるのではないかと気にしてよう言わんことが多いです。こういうメリットなので、医師側にとってメリットとは感じにくいようです。数値化しにくいですし。 専門家 [続きを読む]