みやQ さん プロフィール

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みやQさん: 「くすりや」の「現場」
ハンドル名みやQ さん
ブログタイトル「くすりや」の「現場」
ブログURLhttp://miyaq.hatenablog.com/
サイト紹介文薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2016/05/01 21:56

みやQ さんのブログ記事

  • 院内の調剤料と院外の調剤料が違う理由
  •  院内処方と院外処方で調剤に関する技術料が違うのにはわけがある。 1.採用している医薬品の種類 院内処方の場合、 大きいところだとその病院で採用する医薬品の種類を決めているので、原則としてその中から処方される 診療所で医師が一名だと、その医師が使用したい薬のみと種類が限定される。 院外処方だと多数の医療機関多数の医師の処方が突如として来るため、置いている医薬品の種類も多くなっていく。そして、1 [続きを読む]
  • 神戸市中央区薬剤師会学術講演会(2017.6.3)
  •  自分が参加した講演会の内容を軽くまとめます。 「神戸市での結核発生状況と薬局薬剤師に期待すること」神戸市保健所 藤山理世先生 神戸市は全国よりも結核発生割合が高い (一番高いのは大阪市) ホームレスだけの問題ではなく、小児に感染することもある。 結核の薬は有効なものの種類が多くないので、副作用が出ても一切中止とならないこともある 最初は入院で治療するが、外来で治療する(270日間薬をのむことに [続きを読む]
  • 遠隔診療は果たして対面より優れているのか?
  • 遠隔診療に対する話題がある。遠隔診療普及へ報酬増額=安倍首相「しっかり評価」―未来投資会議 - エキサイトニュースオンライン通院始めました〜半年して見えてきたこと 医者にも患者にも大きなメリット 普及に向けて前向きな議論を | JBpress(日本ビジネスプレス)遠隔診療でも直接対面で診察する場合でも治療効果に差はないという発表があった。 そうなれば、病院に行くのが面倒な人は遠隔診療を選ぶであろう。自宅だと、 [続きを読む]
  • EBMに対する誤解を解こう
  •  先日参加した講演会の内容をまとめました。 第6回 兵庫医療大学薬学部生涯研修セミナー 「ポリファーマシーをめぐる問題と薬剤師の関わり」 講師 青島 周一 先生(医療法人 徳仁会 中野病院薬局) 青字で書いているものは完全に私の私見です。 「ポリファーマシーの明確な定義はない」 ただし、処方される薬が5剤を超えると有害事象の発生が増える傾向にあるので、ざっくり5剤という捉えられている印象。「ポ [続きを読む]
  • 遠路はるばる会う意義
  •  「SNSの時代なのになぜ遠路はるばる会いに行く必要があるの?」 「患者は土日もないのに!」 という意見もありますが・・・・(もちろんこういう人は少数) 実際に、学会などで遠路はるばる会う意義があるのです。1.既に交流がある人との出会い2.新しい出会い両方です。 そもそも学会に行く人の多くは、新しい知見を得に行きたい人です。(中には所属組織内の付き合い・・・何もいいますまい) 会社組織内では浮いてい [続きを読む]
  • PGF2α誘導体製剤の紹介とまぶたへの色素沈着の機序
  •  今回の記事の始まりはTwitterで「プロスタグランジンF2α誘導体について調べる」といったことから始まっています。 ★そもそもプロスタグランジンとは 非常にざっくり説明すると 体中のいろいろなところで、様々な作用を示す物質。当たり前すぎますね。 プロスタグランジンにはいろいろな種類があります。 プロスタグランジン - Wikipediaここは書くのが面倒なのでwikipediaの資料を参考ください。一般の方が読んでもそこ [続きを読む]
  • 学会(学術集会)の流れ
  •  「学会に行きました」という報告が時折あります。多くの人が参加したことがないと思われる学会。いったいどんなことをしているのでしょうか?1.シンポジウム有名な人や実績を上げた人がそれぞれの取組から、同業の人に対し現状報告や未来への提言を行うもの2.発表自分の取り組みを発表する。ポスターを提示し、ある一定の時間にそのポスターについて説明したり、見に来た人と意見を交換するもの→名刺を交換し、その後の交流 [続きを読む]
  • 最後まで口から物を食べよう
  •  人生の最後に必要なのは、食べられることではないかと思う。 80歳を超えると、薬で延命できる期間が限られてくる、と数々の文献が示す。体の機能が落ちてきて、何かしらの不調で亡くなるリスクが高くなる。薬物治療による有害事象の方が効果よりも大きくなる傾向もある。効果に差がなくても、薬による治療を続けたいと考えるのならば、それはその人の生き方だ。 50代ぐらいから嚥下機能、物を飲み込む機能は落ちてくる。80 [続きを読む]
  • 人工知能が診断する時代になったら
  • 1.患者の所見、検査データ、服薬情報(実際は処方データであり、飲んだかどうかの情報蓄積をどうするのかが課題)を基に予測される病態をAIが準備する(各種論文や症例報告などのデータを基に)2.その情報を基に、当日の患者の様子をみて、医師がAIの出した判断を基に診断する(もちろん、医師がAIの想定していない答えを出す選択肢も存在する。これが勘である。)医師の想定していないAIによる判断と、AIの想定していない医師によ [続きを読む]
  • お知らせ
  •  当ブログ「くすりや」の「現場」を1年なんとか毎週更新できてホッとしています。 今まで、何度もブログを作っては更新できなかった自分としてはよくやったという気分です。最初1年はまめに更新して読者を増やそうという思いでやってきました。予約投稿機能は非常に素晴らしいです。最初にスパートをかけて尻切れトンボになるまいどのパターンを防いでくれるのですから。来年度からは隔週月曜日21時更新を基本として、記事の充 [続きを読む]
  • 技術にお金を払う
  • 先日、我が家のガス機器が故障した。日曜日の深夜ということで、これどうしたことかとガス会社に電話したところ、当日中の修理となった。その時点で、出張料と技術料が休日料金で3割増になりますがよろしいですかというお伺いがあった。もちろん、そんな誰もが休みたい日曜日に働いているのだから拒否する理由もない。了承した。 朝になってメンテナンス業者より電話が入った。修理の時間をもう少し早めてもいいですか、という [続きを読む]
  • 入学しても卒業できるとは限らない
  • 写真と本文はほんとうに一切関係ありません。文部科学省が出した、薬学部入学者の修学状況についての資料です。http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/09/28/1361519_1.pdf これには、平成22年度から24年度までの学生がどのような修学状況か大学ごとに書かれています。 平成22年入学生 5年次進学率、実習修了率、卒業率 平成23年入学生 5年次進学率、実習修了率 平成24年入 [続きを読む]
  • 副作用の情報を提供するのは非常に難しい
  • www.sankei.com 患者側は副作用の情報を提供してほしいという声が多い(53%)一方、実際に提供されたのは31%と少数とのこと。インターネットによる男女2000名アンケートによる(日本製薬工業協会) 「副作用を説明したら患者さんが薬を飲まなくなるからやめて」と医師にクレームを受けたことのある薬剤師は結構多いと思う。(実際これが元で薬剤師が移動になったり首になったり薬局が取り潰されるケースも無きにしもあらず [続きを読む]
  • 医療系ブログの信頼性を上げるには
  •  医療系キュレーションサイトのおかげで、ネットで提供される医療情報に悪い印象を持たれがちです。 真摯に正しい情報を提供しようとする人たちの苦労が水の泡です。 ブログやSNSなどで医療情報を提供しようとすると、「そんなことをしている暇があれば、一人でも多くの患者をみろ(職種によって漢字が変わるので敢えてひらがなにしています)」という人もいます。 医療従事者がネットで情報を伝えるのも、良い医療を提供する [続きを読む]
  • 信頼性のある医療サイト+専門家の意見で個別の事案に対処する
  • 医療系のキュレーションサイトに掲載された「真偽の定かでない情報」「著作権を無断で侵害している情報」が問題になりました。 人の「病気を直したい」「健康になりたい」「安心したい」という自然な欲求につけこんだ商売は決して許せるものではありません。 しかし、まっとうな医療情報を公の場で伝えるのは非常に難しいです。 受け手が不特定多数であるため →誰にでもわかる文書にしないといけない →しかし、誰が受け手 [続きを読む]
  • 地域を望まない人達もいる
  •  地域に根ざすことを望まれる薬局であるが、そもそも国民が地域に根ざした暮らしをしたいかどうか? 今の企業形態の薬局もいいことはある。スタッフが仕事でしかつながりがないことだ。どういう企業であっても、人がふたり以上いれば揉め事が起こりうる。企業であり、もともとその地域に住んでいない場合は、仕事でしかその地域とつながりがない。どんな合わない人(同僚だったり顧客だったりさまざま)でも仕事の時だけだと思 [続きを読む]
  • なぜ論文を読むのか
  •   最近、そこかしこで「論文を読みましょう」と言われる。論文が読めるようになったら薬剤師として一歩前に進める、とか論文ぐらい読めないと薬剤師としてやっていけない、という意見をSNSで見る。 その物言いは違うんじゃないか? 論文を読むのは良いことだが、同業種同士で上か下か比較している言動をする(ましてやSNSという何も知らない他人も見るであろう場所に)のもよろしくないが、そういう言動が元で、論文を読む [続きを読む]
  • 夜尿症の治療は気長に
  •  先日、夜尿症の治療薬「ミニリンメルトOD」のメーカー(協和発酵キリン)説明会を聞きました。そこで聞いた話から、夜尿症の治療と生活への配慮についてお伝えします。 夜尿症診療ガイドライン2016によると、夜尿症の定義は5歳以上で1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くことであり、小学校入学直前で2割のお子さんがかかっているとされています。 治療の対象は6歳以上なので、6歳になっても上記の夜尿があるようであれば、 [続きを読む]
  • 薬剤鑑査システム使用体験(BLACK)
  • 鑑別するっちゃするんですけれども。先日、薬剤鑑査システムの使用体験をしてきました。包装のまま調剤された医薬品を処方箋通りか確認し、記録を残してくれる機械。小型で、PCデスクの面積があれば十分作業できるシロモノです。月のリース費用と電気代などを考えると、薬剤師1人減らせて作業量も減るぐらいですw(人は減らしてはいけませんが・・・理由は後に書きます) こういう機械があって、こっちが調剤したものを鑑査 [続きを読む]
  • 時短勤務中のママさん薬剤師だけの店舗
  • www.yakuju.co.jpwww.sustainablebrands.jphttp://www.yakuju.co.jp/news/wp-content/uploads/2016/10/%E8%96%AC%E6%A8%B9-NEWS-RELEASE-%E
    F%BC%8820161003-mammy%E5%BA%97%EF%BC%89.pdf こちらの薬局は・育児中の時短勤務者のみで構成されている・
    近所に同系列の他の店があることが特徴です。 子供が急に病気になったので休みたい、となっ
    たら他の店の人がヘルプになったり、その店を閉めて対応することができます。その店 [続きを読む]