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ビールを飲む理由 http://foodbusiness.hatenablog.jp/

日々収集したフードビジネスやサービス業についての情報を書き込む備忘録

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込みます。 飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

麦とホップ
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渋谷区
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飯能市
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2016/05/02

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  • 最新の記事は、ぜひこちらでお読みください

    サイトにご訪問いただき、ありがとうございます。ずいぶん長いこと更新していないのですが、まだ見ていただいている方がいらっしゃるようですので、お知らせです。 ただいま、私の最新記事は「M&A Online」にてお読みいただけます。 飲食・ホテル・婚礼業界の企業買収ネタを軸に、コラムやニュース記事を執筆中です。 maonline.jp このサイトの記事に興味がある方はご覧いただければと思います。2か月に1度の頻度で寄稿しています。 宜しくお願いします!

  • 中目黒高架下開発計画のテナントが出揃ったところで実際の賃料を見てみる

    要点:東急電鉄が1600億円もの費用を投じて開発を進めるプロジェクト!「渋谷再開発」の、裏でひっそりと進められていた中目黒の高架下開発計画。中目黒駅の真下の空間約700メートルを、店舗・事務所など40区画に分けて貸し出そうというものです。28のテナントがすべて出揃い、いよいよ11月オープンとなりました。中目黒の駅直結という好立地、気になる賃料はどんなもんですか、「でも、お高いんでしょう?」という話です。 ■高架下物件の平均坪単価は26,500円前後でした、普通ですね 高架下の開発が流行っているのをご存知でしょうか?有楽町、新橋、上野のような「ドヤ街」的なイメージは今では払拭されています。秋葉原…

  • 大戸屋のお家騒動を村上春樹風にまとめてみる

    画像:大戸屋金沢 はじめに:大戸屋ホールディングスがお家騒動に関する、第三者委員会の凄まじい報告書を提出しました。雪国まいたけ、大塚家具どころの騒ぎじゃないです。報告書の方も内容をまとめきれずに、物語風になっているあたりも最高です。渦中にいるのは創業者の息子・三森智仁氏(27歳)。報告書の内容を一部村上春樹風にアレンジすると、何だか三森智仁氏の心境にぴったりな気がします。なので、一部を取り出してリライトしてみました。ちなみに報告書の中で、三森智仁氏の「僕はこうしたい!」という意思らしいものは見当たりません(そのあたりも村上文学によく合う)。 お家騒動の簡単な経緯:大戸屋ホールディングスは、三森…

  • 日和産業(2055)にみる国内畜産農家減少と業界再編の動き

    画像:生協コープかごしま 要点:西日本地盤の飼料メーカー日和産業のIRに「債権の取立不能」のお知らせが続々と舞い込むようになりました。いわゆる不良債権です。10月3日に鹿児島県の養鶏場、5月5日に長崎県の養豚場、養鶏場の売掛金が不良債権化しています。こちら3件で8億9500万円が不渡りになった計算。貸倒引当金(不渡りを見越して予め帳簿にのせておくお金)を設定しているため、業績に影響は与えないとのこと。いや、そうじゃなくて。バッタバッタと倒れる畜産農家を救う、飼料から流通までの抜本的なビジネス改革期が迫っているのではないでしょうか。一世を風靡した6次産業化とやらの期待感も消えかかっていますし。し…

  • 福証のジョイフル(9942)は狙い目銘柄か?

    画像:ジョイフル 要点:東京には3店舗しかなく、その希少価値からレアポケモンが出ることでプレーヤーの聖地となったジョイフル(嘘です)。実は全国で768店舗展開する、ファミリーレストラン業界3位の強者です。この会社、福証なのでほとんど知られていませんが業績回復が著しいです。上期の連結経常利益は前年同期比63.4%増の13.7億円に拡大。通期計画の進捗率は62.5%に達しています。しかも「ごはん処 喜楽や」という新業態を開発し、分社化して拡大を狙っている模様。投資家の間では株主優待ばかりが取り沙汰されますが、実は狙い目銘柄なのでは、という話。 ■エリア毎の分社化により、意思決定が素早く行える体制に…

  • 回転ずし「かいおう」が倒産、中途半端な店は生き残りづらい時代に

    画像:食べログ 要点:富山県発祥の回転ずしチェーン「かいおう」が8月末に倒産しました。負債総額は6億7000万円。都内では「お台場」などに出店し、一時期はFCを含め全国36店舗を展開。2015年1月期の売上高は19億1900万円(純損失は3000万円)でした。「かいおう」のFC事業は、M&Aや経営支援を行う経営戦略合同事務所(KSGグループ)が譲受。事業再生のパートナーとして、「神戸らんぷ亭」などを運営する株式会社ガーデンを選びました。安くて手軽だけがセールスポイントのこの手の回転寿司店を、本気で建て直すのは相当難しいです。回る「わたあめ」とか「パフェ」に業態変更して、新しいマーケット開拓に動…

  • 経常利益を20%上方修正したモロゾフ(2217)はチョコレートにもっと注力するべき

    要点:洋菓子の老舗モロゾフが8月29日の大引け後に上方修正を発表しました。17年1月期第2四半期累計の経常利益を従来予想の8.5億円から10.2億円に20%増額。増益率が51.5%から81.8%に急拡大します。併せて通期の経常利益も従来予想の15.3億円から17億円に11.1%上方修正。増益率が14.4%から27.2%に拡大する見通しとなりました。売上高の若干の上昇と、ナッツ原価の下落、人件費が予想を下回ったことが背景にあるようです。中期経営計画によると「チャレンジ」(どこかで聞いたような……)期間中のモロゾフ。時勢的にはチョコレートにもっと力を入れると良いのでは、という話です。 ■株価は29…

  • 2020年羽田空港に新たなホテル1704室が誕生!土地使用料は年間27億円

    要点:住友不動産を中心とするプロジェクトチームが、羽田空港に1704室の超大型ホテル群をオープンします。開業時期は2020年6月。ラグジュアリーホテル154室、ハイグレードホテル644室、スタンダードホテル906室というもの。ラグジュアリーホテルは外資系ブランドの誘致が決まっています。飲食・物販施設を含む年間土地使用料27億円の巨大複合施設誕生となり、羽田空港の国際化と利便性が益々高まりますね、という話です。 ■羽田空港は東京オリンピック受け皿としての役割が明確に 国際線増発で世界的にも存在感を高めている羽田空港。成田よりも利便性が高く、ビジネス・観光両面で羽田のメリットは大きいです。国土交通…

  • ぐるなび(2440)が次の成長戦略に向けて酒蔵の囲い込みを進めている件

    要点:ぐるなびが日本酒造組合中央会と連携し、日本全国の「日本酒・焼酎データベース」構築へと動き始めました。飲食店ポータルサイト事業の成長は頭打ち。新たな事業戦略として、生産者などの川上を抑える方向へと動いているようです。悪い言い方をすれば、飲食店から吸い上げ続けた甘い汁が尽き、次のターゲットとして酒蔵へと食指を伸ばした恰好。ここのところ株価は上昇傾向で、8月初旬に上場来高値を記録したところを見ると、投資家もその戦略に期待している様子。巨大企業も投資家の皆さんも、弱い者からカネを搾り取ってほくそ笑むのですね。でも、それが資本主義社会です当然です、という話。 ■2021年3月期に全社売上高550億…

  • 「飲食店.COM」のシンクロ・フード新規上場はVCナシの優良案件です

    要点:飲食店経営者と、外食関連業者のマッチングビジネスプラットフォーム「飲食店.COM」を運営するシンクロ・フードが9月29日にマザーズ市場に新規上場します。公募株数40万株で、想定発行価格は1960円。およそ15.8億円の資金調達になります。この会社、VC(ベンチャーキャピタル)の資金が入っておらず、業績も右肩上がりで盤石経営。代表の藤代真一氏は世界的コンサルティング企業アクセンチュア出身。目立った悪材料が見当たりません。上場規模としては中型なので、初値で”バコッ”と上がることはなさそうですが、中長期で持つには良い会社だと思います、という話。 画像:シンクロ・フード ■28年3月期の売上高は…

  • 新興ブライダル企業エスクリ(2196)も、”泥船”不可避か

    要点:2003年創立、2007年にマザーズ上場、2012年に東証一部に指定替えと順調に成長してきたブライダル企業エスクリ。2年ほど前までは都市部へのビルイン型婚礼施設の出店で急成長していたものの、今年2月に入って通期の利益を予想の19.2億円から6.7億円に65%下方修正していっきにトーンダウン。積極的なM&Aによる拡大戦略が災いしているようです。赤字体質から抜け切れないワタベウエディング、株価が3年間で1/5になってしまったテイクアンドギヴ・ニーズ、今期経常を32%減益に下方修正したツカダ・グローバルホールディングス。飛ぶ鳥落とす勢いだったエスクリも老舗ブライダル企業と同じく泥船化してしまい…

  • ベインキャピタルが仕掛けた「大江戸温泉リート投資法人」はやや香ばしい匂いがする

    要点:全国に31の温泉旅館を経営する大江戸温泉ホールディングスが、今年8月に温泉特化型リートを上場させます。仕掛けたのは米投資ファンド大手、ベインキャピタル。リート市場に上場して調達する資金はおよそ200億円です。ベインキャピタルは2015年3月に非上場の大江戸温泉の全株式をおよそ500億円で買収していました。企業価値(業績)を上げて上場させるのかと思いきや、リートを組成するというまさかの変化球。業績を急回復させる目処が立たず、不動産を転がす作戦なのですね。でも、大江戸温泉というウワモノ(運営会社)に、どれほど不動産価値向上力があるのでしょうか、という話。 ■大江戸温泉はホテルニュー岡部の物件…

  • そば居酒屋「高田屋」でお馴染みのタスコシステムが倒産

    要点:「北前そば高田屋」や焼き鳥「とり鉄」などを運営していたタスコグループが先月倒産しました。2001年にジャスダックに上場、2003年のピーク時の売上高は182億3700万円にも達していました。「升屋」「月の虎」など数々の業態を立ち上げ、2008年には直営・FC店舗数が100を超えるほどまでに成長。ところが急拡大によるサービスの悪化、客離れ、新業態の失敗と、ありがちな轍を踏む結果に。2008年に上場廃止、そして2016年に倒産。その栄枯盛衰について。 ■昼は「蕎麦」、夜は「居酒屋」の優れたビジネスモデル 「北前そば高田屋」は1995年、北海道の北四条に1号店が誕生しました。蕎麦屋の常識を覆す…

  • 大手町にフォーシーズンズホテル!2020年春オープンです

    要点:大手町にフォーシーズンズホテルが誕生します。開業は2020年春。地上39階建てのビル34~39階部分を、レストラン、宴会場、スパ、プール、フィットネス・ジムを含むホテルとして稼働(写真B棟の矢印あたりがちょうどホテル部分です)。延べ床面積は25,578㎡、客室数は190室。皇居を見渡す絶好のロケーションです。ディベロッパーは三井不動産。大手町といえば、アマン東京がオープンしたことで話題になったエリア。星のリゾートの高級天然温泉旅館開業もあり、ネタが尽きない場所ですね、という話。 ■三井物産の来賓者やゲスト、社員を主要顧客に定めたか 三井不動産と三井物産が共同開発する、都内有数の大規模複合…

  • 外食経営のトレンドは「金太郎アメ」から「水アメ」型に変わっているのかもしれない

    画像:バルニバービ 要点:外食企業バルニバービ(3418)が、不動産開発の日本エスコン(8892)と提携し、大津駅に簡易宿泊施設をオープンします。施設運営をバルニバービが手掛け、物件への一部投資と経営ノウハウを日本エスコンが提供するというもの。協業して別業態への新たな店舗展開をするといえば、「WIRED CAFE」を運営するカフェ・カンパニーが、「NIKO AND…」のアダストリア(2685)と共同出資し、アパレルとカフェの融合店を運営する新会社を立ち上げると発表していました。外食企業は、店舗開発、チェーン展開、ドミナント戦略、フランチャイズといった、金太郎アメ型経営スタイルが主流。それが今は…

  • いちごホテルリート投資法人が手堅いビジネスホテル10物件を新規取得

    要点:昨年11月30日にJリート市場に上場した、いちごホテルリート投資法人(3463)がビジネスホテル10物件を新規取得しました。取得額はおよそ272億円。上場時の資産規模9物件204億円から19物件476億円に急拡大します。取得した物件は「ネストホテル大阪心斎橋」や「コンフォートホテル中部国際空港」など、すべてビジネスホテル。手堅い投資で拡大する戦略ですね、という話。 ■物件取得のニュースは絶妙なタイミングです いちごホテルリート投資法人は昨年11月30日に上場しました。訪日外国人が過去最高の1973万人、国内の海外旅行者を上回ったと騒がれる絶好の頃合いで上場。株価初値は予想価格10万円を若…

  • ダイヤモンドダイニングがゼットンを買収!売り上げ規模は300億→400億へ

    写真:ダイヤモンドダイニング 要点:外食上場企業大手のダイヤモンドダイニングが、「アロハテーブル」などで有名なセントレックス上場ゼットン(3067)の株式を公開買い付けします。買い付けの下限を40%と設定しており、完全子会社化への布石となります。ゼットンの売上高はおよそ100億。子会社化すればダイヤモンドダイニングの売り上げ規模は400億円台となり、チムニー(およそ470億円)に迫る勢いとなります。 ※ダイヤモンドダイニング代表の松村厚久さん(右から2番目)と、ゼットン創業者の稲本健一さん(右3番目)は、写真の通り蜜月の関係。今回の買収劇は両社の利害が一致した、前向きなものとなります。 ■目標…

  • KG情報(2408)はウエディング事業で本気のテコ入れを図るべき3つの理由

    要点:KG情報(2408)の16年12月期第2四半期の連結経常利益が前期比8.7%減、0.4%増益予想から一転して減益となりました。更に通期の利益を従来予想の7億円から4.9億円に約30%下方修正。株価は7月7日の555円から、8日の489円まで急落。この会社、微妙に力を入れているウエディング事業が足を引っ張っているような気がしてなりません。やるならやれよ、ダメならやめろ、という話です。 ■渋谷の超一等地に突如出店するという暴挙 KG情報は四国が地盤の会社です。求人、不動産・結婚式場紹介などを行っています。さながら四国・九州のリクルートといったところ。情報誌(雑誌)を主力として事業展開してきま…

  • 狂気の沙汰か、イスラム圏進出への布石か?海帆(3133)のムスリム完全対応「ゆずの雫 姫路駅前店」

    要点:海帆(3133)は7月1日にムスリムに完全対応した居酒屋「ゆずの雫」をオープンしました。場所はなぜか姫路駅前。イスラム教徒が多いわけでも、ムスリム観光客が多く集まるエリアでもありません。今回オープンした店舗は、イスラム教徒向けの礼拝所まで店内に設ける徹底ぶり。「んなことやってる場合かよ!」と思うか「世界の潮流を見極めている」と見るかは、投資家次第、という話。 ■28年3月期の営業利益を昨対で40.7%落とした海帆 「なつかし処昭和食堂」でおなじみの海帆ですが、前期は出店準備の遅れなどが影響して、業績は振るわない結果となりました。営業利益は1億3300万円(前期比43.7%減)。今期は微増…

  • 横浜の「ホテル、ニューグランド」が東電からカネをせびっていた件

    要点:横浜のランドマークとして、昭和2年に開業した老舗ホテル「ホテル、ニューグランド」。ロマン溢れる建物が観光客に人気です。そんな表向きの顔とは裏腹に、隠れて東京電力からおカネをせびっていました。理由は「福島第一原発事故による、風評被害」。和解金は4900万円。お、おう。福島県からだいぶ離れたこんな場所でも損害賠償請求ができるんですね、という話。 ■特別利益4900万円計上は何だか複雑な思いを抱かせる発表です 当社は、平成 28 年 11 月期第 2 四半期累計期間において、下記のとおり特別利益を計上するこ とになりましたので、お知らせいたします。 特別利益発生の内容と理由 当社は、東京電力ホ…

  • 金沢に誕生する外資系ホテルは「ハイアット・セントリック」に決まったようです

    要点:金沢市に誕生する初の外資系ホテルが都市型ハイブランド「ハイアット・セントリック」に決定しました。ディベロッパーはオリックス、土地取得金額は22億円。敷地内はホテル棟とレジデンス棟の2つに分かれており、ホテルは250室、レジデンスは109室となるようです。庭園内には独立型チャペルを設け、ウエディングにも力を入れる様子。金沢市の観光・ビジネス・文化の拠点に相応しい場所となりそうですね、という話。 ※過去記事はこちら ■国際都市へと変貌を遂げる金沢市 ほんの数年前は「ああ、兼六園か」くらいの認知度しかなかった金沢市。ところが、北陸新幹線の開通と世界的な知名度を得た駅舎で観光客の心を鷲掴みにし、…

  • 星野さん、そうっすよね、ビジネスホテルとシティホテル買いますよね。旅館なんてやってらんないっすよね。が、よく分かります

    画像:ニュースイッチ 要点:星野リゾートリート投資法人が平成28年4月期の決算を発表しました。営業収益は35億5900万円(リートは半年毎の発表です)と、予想を3100万円上回るまずまずの結果に。ちなみに5期は19億2600万円でした。急激に伸びているように見えますが、これはANAクラウンプラザ(シティホテル)取得によるもの。更に予想値を上回ったのは、買収したばかりの旭川グランドホテルの賃料が寄与したからです。星野リゾートは、旅館からビジネスホテル、シティホテルへと軸足を移しています。なぜか。楽して儲かるからです。旅館なんてやってらんねぇっす、という話。 ■そもそも、旅館でリートなんか、よく実…

  • 「物を売るってレベルじゃねぇぞ!SOL HOLDINGS(6636)」

    要点:その名はスーパーソルガム。何がスーパーか。サトウキビより背丈が高く、1年間で2回の収穫が可能。高糖度で種まき後4ヶ月で収穫ができる。用途はシロップからバイオエタノールの原料と様々。そんなところがスーパーなのです。ところがこの神秘の植物、育ての親SOL HOLDINGSの資産を食いつぶしている様子。なんと売上高3200万円で損失が17億1200万円。「おい、物を売るってレベルじゃねぇぞ!」 ■長男が稼いだカネを、次男、三男が食い潰す構図 SOL HOLDINGSは危うい会社の代表格です。メインの事業は3つ。 ①:半導体 ②:レストラン・ウエディング ③:スーパーソルガム 各事業の売上高と利…

  • 小僧寿し(9973)の成長戦略がまたしても”やらかしている”件

    要点:小僧寿し(9973)が成長戦略を発表しました。これまた尖った内容です。今まで新規事業で業績回復を目指すと宣言し、市場から資金まで調達した「新規業態 ステーキ店」、「新開発 ラーメン店」は撤退を決定。業務の効率化を図る統合システムは2700万円を支出したものの、継続運用は見直し。そして最後に言い放った言葉は、なんと「やっぱり寿司が好き」。 ※小僧寿しについては、こちらの過去記事も併せてお読みください。 ■「麺や小僧」、「麺屋黒琥」、「カウンター式ステーキ店」は撤退・縮小へ 2014年に赤字体質からの脱却を図るため、ぶちあげた新規事業開発構想。当初はラーメン店を2015年6月に50店舗、そし…

  • 食べログ有料会員が1年で100万人も増加してる!年間売上は27億円

    要点:飲食店の検索サービスとして国民的存在となった「食べログ」。カカクコム全体の売り上げの40%近くを担う巨大サイトに成長しました。店舗からの広告収入も堅調に推移していますが、次の成長戦略として打ち出したのが有料会員。その数が急増しています。2014年度第4四半期の時点で54.9万人でしたが、2015年度第4四半期には157.3万人にまで増加しました。有料会員の何が魅力的なのか。”そんな機能”で年間27億円もの売上に?という話です。 ■課金店舗数は年間7000店増で、頭打ちが近づく 食べログの課金飲食店数は、2014年第4四半期で4万2200、2015年第4四半期で4万9000店舗まで伸びまし…

  • それで、セレブ少女ララちゃんとやらは何者なのか?

    要点:インスタグラムから始まり、今ではテレビでも取り上げられるようになったセレブ少女ララちゃんをご存知でしょうか?世界中を旅する派手な私生活や、紗栄子さん小嶋陽菜さんといった芸能人とツーショットを撮る姿、大人顔負けのファッション画を描きあげる多彩さで注目を集める10歳の少女です。彼女のご両親はフォーシスアンドカンパニーという、ウエディングドレスを手掛ける会社の経営者です。年間売上65億、従業員数650人前後の、この会社のことについて。 ■創業者の結婚を機に、”ウエディングドレス屋”から”巨大ブライダル企業”に アフリカやヨーロッパを飛び回る写真をインスタグラムにアップし、オシャレ系芸能人との親…

  • フィンテック グローバル(8789)が仕掛ける「ムーミン谷」は年間来場者数1400万人?!

    要点:埼玉県飯能市に新たなテーマパーク「ムーミン谷(メッツァ)」を開発するフィンテック グローバルは、土地の取得が完了したと5月31日に発表しました。宮沢湖周辺の土地、18万7000㎡の取得金額は6億円。独自に弾きだした回帰分析によると、年間の来場者数は1400万人!USJよりも多い数字です。フィンテックはずいぶん安い買い物をしましたね、というかなりいいかげんな話です。 ■来場者数1400万人はエクセルの回帰分析で出した数字です フィンテック グローバルが社運を賭けて開発しているムーミン谷、メッツァ。当初の東京都立川市案が消え、紆余曲折の末に飯能市という辺境の地に行き着きました。ゴルフ場で有名…

  • 正直微妙な日本エスコンといちごHDの提携。でも低位株ハンターには狙い目かも

    要点:不動産流動化やファンド組成などを行ういちごHD(2337)と、不動産開発の日本エスコン(8892)が5月31日に業務提携すると発表しました。昨年11月にいちごホテルリート投資法人をリート市場に上場したいちごHD。今回の提携により保有資産の拡大に勢いがつきそう。そして日本エスコンはホテル開発がスピーディに進みそうです。値がさ株中心の巨人投資家には大したニュースではありませんが、低位株ハンターにはいい知らせですね、という話です。 ■要するに、ホテル開発に弾みがつきそうです 「いちごHDが土地の情報を提供し、日本エスコンがホテル開発案件の情報を提供する。それにより、相互の発展が望める」という今…

  • ウエディング企業はプラン・ドゥ・シーを超えることができないのかもしれない

    要点:非上場企業プラン・ドゥ・シー。ゲストハウス型婚礼施設の嚆矢となった会社です。そのビジネスモデルを踏襲して日本中に広めたのがテイクアンドギヴ・ニーズ(4331)とノバレーゼ(2128)でした。中国への先行投資が失敗し、業績が悪化する一方のT&G、一歩一歩着実に歩みを進めるノバレーゼ。両社の命運はプラン・ドゥ・シーモデルの枠内に収まるか、飛び出すか。そこが分かれ目になっているようですね、という話です。 ■中国への先行投資50億円の結果を”そっ閉じ”したT&G テイクアンドギヴ・ニーズの業績落ち込みが勢いを増しています。28年3月期の売り上げ高は前期比0.4%増の595億2400万円だったもの…

  • ハウス食品(2810)は可愛い顔してヤルことは結構ヤル

    要点:フルーチェ、バーモントカレー、北海道シチューといえば、ハウス食品。テレビCMではAKBや武井咲を全面に押し出して、可愛さ満点な感じです。ところが、ビジネス面では香辛料、カレーの分野で寡占化を進めている超大人な企業。昨年12月にはCoCo壱番屋、そして今月ギャバンの買収へと動きました。日本人大好物の”カレー”がハウス食品に牛耳られている!という話。 ■ギャバンの買収金額は66億円 ハウス食品は味の素が持っている株式の公開買付けにより、香辛料で有名なギャバンを買収すると発表しました。1株の買い付け金額は710円。買収金額は66億円となる予定です。 この買収には2つの側面があるでしょう。 ①:…

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