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  • 特別な配慮が必要な子どもたちに、今必要な防災とは何か。

    2020年、新年に保護者会を発足していざ活動を始めようとした矢先にコロナウイルスの感染による全国的な自粛生活が始まりました。 支援学校の卒業式や修了式、入学式は簡素化され、わたしの息子が通う支援学校では、運動会が5月に開催予定だったので、延期ではなく中止の判断となり、子どもたちも先生方も毎日が変化に向き合う毎日だったと思います。 見通しを立てる前ではなく、見通しを立てた後に変化が生じると、すこし混乱してしまう息子くん。コロナ対策での学校生活の変化は、彼にとって大変な毎日だったと思います。支援学校や放課後児童デイサービスの施設の皆様に支えられ、なんとかここまで過ごすことが出来ました。本当に感謝の…

  • 子育て支援センター 保護者会の発足

    今週のお題「2020年上半期」のふりかえり 今回は、子どもの就学相談から少し離れて、 学校でも、支援センターでも、児童デイの集まりでもない、 ちょっと日常から離れた時間を楽しんでもらいたい、交流して学び合いたいという想いから設立した、児童発達支援センターつぼみ 親の会 「いぶきの会」についてお話したいと思います。 7月の第二土曜日、雨上がりの休日に、「いぶきの会」はじめての活動「ヨガ教室」を実施することが出来ました。 2月に立ち上げて、さぁこれから保護者同士、子どもと地域の方々との交流をこれから作っていきたいと思っていた矢先に、コロナの渦で約半年間の自粛で活動を休止していたのですが、大分県で感…

  • 支援学校への道のり②~就学相談までにしたこと~

    わたしは、息子くんは小学校は公立の小学校で、(幼稚園に併設されている)支援級に進学することを考えていました。 そのため、幼稚園選びは公立小学校に併設されているところを選んで、小学校の入学前の1年間かけて、「ここが、こんど行く小学校だよ。」と事前に子どもに伝えていたのです。入学時にここちがう~~!!!と、パニックにならないために・・・ だから、当時、支援学校の見学に行ってみませんか?と発達支援センターの先生から声をかけられても、「いえ、〇〇小学校の支援級を考えてます。だから幼稚園に通いながら場所を覚えてもらうようこえかけしてるんですよ」と笑顔でお断りしていました。 支援員の先生がいたら集団行動も…

  • ブログ再開のお知らせと、〜支援学校への道のり①〜

    令和という、新しい時代が始まりました。 長い間、お休みしていたこのブログをゆっくりですが、再開していこうと思います。発達支援センターと公立幼稚園の併用を経て、現在は長男くん、支援学校一年生となりました。進路を決定するまで、たくさん悩み、歯がゆさを感じ、焦り、迷いながら、何度も何度も、教育委員会の先生や幼稚園の先生と相談、話し合いを重ねてきました。最終的には、支援学校を私自身が選んだ、という想いで進路を決定することが出来たと思っています。もちろん、今でも「ぼくは、○○小学校ではありません?ざんねん?」や、「○○ちゃんと、赤白帽子をかぶって、運動場で遊ぶー」と泣く息子の姿を見ては、これで本当に良か…

  • 療育センターってどういうところ?~ST(言語療法)について~

    今年の四月から、ST(言語療法)を開始しました。 通っている療育センターで行われた様子を紹介します。 <ST(言語療法)第一回目> ①現状把握 STの先生と初対面。ST(言語療法)は個室の中でイスに座って、先生と対面形式で言葉を話す(表現)、理解する、この両方の訓練をします。(座学) 家の中でもなかなかじっとして絵本を見たり、ねんどをするなど、長時間同じ遊びをしない息子にとって、すこしハードルの高い訓練のスタートです。 とりあえず、自己紹介と私から息子の言語発達の現状を説明。 「最近は、黄色い車が来たね、などの簡単な三語文の発語が出てきました」 「ひらがなや国旗など視覚的な情報を判断することは…

  • 発達支援センターってどんなところ?〜保護者通園日について②〜

    今日は息子の通っている発達支援センターの親子参観日でした。 こちらの支援センターには、息子と同じ3歳児さん(今年4歳になる子ども)は16人いて、2歳児さん、4歳児さん合わせて登録児童はなんと39名! 昨年7月に開所した時はまだ数人だったそうですが、毎月2〜3名前後が増え続け、あっという間に40名近くの子ども達が通う施設となりました。 ここでは、毎日通っている子、週に数回通っている子、保育園や幼稚園と併用して通っている子と様々です。 保護者参観では、普段の療育を一緒に取り組んだり、保護者同士の交流する機会がなかなか無いことから、ママパパトークの時間を設けてグループ(同じ子どもの年齢)に分かれてフ…

  • 発達ゆっくりの長男、4歳になって出来るようになったこと~歌をうたう、先生の名前を覚える、電話に出られる、順番を待つ~

    4歳になり、数ヶ月が経ちました。苦手な暑い夏ですが、特に今年は猛暑、いや酷暑の九州。長男も次男も夏風邪にかかり、親子三人で3度目の入院を経験しました。 体調不良で苦労したものの、長男の健やかな成長に驚き、喜び、嬉しい夏でもありました。 4歳になって出来るようになったこと ①歌をうたう ・すうじのうた 「すうじの 2は なーに おいけの がちょう (ガーガー)」がお気に入り♪ ・みずあそびのうた この夏いちばんうたったお歌。 水あそび東 クメ作詞 滝 廉太郎作曲 みずをたくさんくんできてみずでっぽうであそびましょう一 二 三 四しゅっ しゅっ しゅっ この、しゅっ、しゅっ、しゅっが楽しくて、家で…

  • 発達支援センターってどんなところ?〜母子通園日について〜

    久しぶりの更新です。毎日、九州は猛烈な暑さで息子ふたりとヘトヘトな日々を送っています。先日、息子が通っている発達支援センターの母子通園日(お父さんや祖父母も参加できます)に初めて参加してきました。 母子通園日の一日 保護者と登所 ・お迎えのバスはお休み(私は毎朝車で連れて行っていますが、半数のお友だちは発達支援センターの送迎車で登所しています) ・『いつも』と違う登所なので、少し戸惑う息子。(いつもの駐車場ではなく、少し離れた公園の駐車場に駐めて、歩いて支援センターへ) ・病院と勘違いして、「てんてき、いくー!」と泣き出す。(朝の時間、車に乗って一緒に行く所は病院の場合が多いからかなぁ) ・下…

  • 発達ゆっくりな長男の、『色』の覚え方~『ABA(応用行動分析)』を家庭療育に取り入れることについて~

    先日、長男は4歳の誕生日を迎えました。 療育センターや発達支援センターに通うようになって約3ヶ月。 いくつかの、嬉しい変化が見られるようになりました。 色が大好き!! 黄色が大好きな長男。一番最初の発達外来で「いくつの色が分かりますか?」と質問されたとき(当時3歳4ヶ月)は、【赤、黄、青(あう、と発音)、桃(ピンー、と発音)】程度で区別はできても言葉にできない色もたくさんありました。最近は【赤、黄、青(あう)、水色、パープル(むらさきという時もある)、オレンジ、茶、肌色、黒、白、緑】など、 たくさんの色、中間の色が区別して理解できるようになりました。 絵本やテレビで、「みどりのカエルさん♪」や…

  • 気持ちを言葉に出せなくて、自傷・他害行為をしてしまう時の対応〜元幼稚園教諭から教えてもらった関わり方〜

    先日、高校からの親友と久しぶりにランチ会。お互い子連れで、(友人:2歳前、私:7ヶ月)外食をゆっくり取るのは難しいため、美味しいピザをテイクアウトしました。 子どもたちの食べこぼしも、泣き声も、ウロウロあそびも気になりません。 子育ての悩みをお互いに相談したり、昔の楽しかった思い出話をしたり、とても充実した時間でした。来年、幼稚園に行くか迷ってるとか、発達支援センターの療育が充実しているとか、色んな話をしていく中で、私の長男がたまに頭を壁やイスにコツンと軽くぶつける話をしたら、こんな答えが返ってきました。 自傷や他害行為はどうしておきるのか? <長男の場合>いつ?:嫌だ!と感じたり、こっちを(…

  • 療育センターってどういうところ?〜OT(作業療法)で行われる遊びとその効果~

    療育センターに通い出して、2ヶ月が経ちました。これまで4回のOT(作業療法)でしてきた遊び(リハビリテーション)の中で、長男が興味を持ったものと、無関心なものがあります。 指先を使うあそび(微細運動) 粘土遊び(お気に入り:毎回したがる) こねる、ちぎる、道具に入れる、出す (まだ何かの形を作り上げる:造形は出来ません) ねんDo!ねんどでおべんとうセットジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > おもちゃ > 知育玩具 > その他ショップ: トイザらス・ベビーザらス価格: 1,510円 スライム遊び(気になる:触りたいけど、感触が気持ち悪そう) のばす、ちぎる、まとめる 道具遊び(気分によって…

  • NICU(新生児集中治療室)ってどんなところ?~生後5日で鼻腔狭窄による哺乳障害で入院した息子の場合~

    家の整理をしていたら、2012年のダイアリーと県立病院の入院の手引きが出てきました。 長男は生まれてすぐに右鼻腔の狭窄音(泣いてるとき以外でも、「フガフガ」と鼻詰まりのような音がする)を指摘されて、産院を退院した日にそのままNICUへ転院しました。 私は恥ずかしながらその日までNICUに関してほとんど知識を持っておらず、わけの分からないまま入院することとなったのです。 産院から県立病院の新生児科(総合周産期母子医療センター)へ 県立病院に到着して、まずはじめに産院からの紹介状を持って新生児科で診察を受けました。 産院の先生から県立病院に大まかな症状を説明してもらっていたので、私からほとんど説明…

  • 発達障がいは、都合の良い病気じゃない、親の育て方が原因でもない。そんなこと分かっているのに傷つくのはなぜだろう。

    発達ゆっくりの長男を連れて、外食に行ったり、子ども広場のような、公共のキッズスペース(ボーネルンドやレゴで遊べるようなショッピングモールのキッズコーナー)で遊ぶことが苦手でした。今も少し胸がそわそわします。 自分で決めたルールにしばられる 長男は、じぶんで『遊び』にルール(見通し)を決めてしまいます。 長男は、新幹線のプラレールが大好き!キッズコーナーにプラレールがあると、いくつかの車両を連結させて、トンネルをくぐらせて、踏切で止まって、スイッチをおして「しゅっぱっつー」と言って楽しく遊びます。もちろん、公共の場ですから他のお友達もたくさんいます。長男が走らせていたしんかんせんを取って違う場所…

  • 知らずしらず、子どもの問題行動が成長と共に減ってきた!~病院での過ごし方を通して見えてきたもの~

    先日、長男が2歳の時に判明した膀胱尿管逆流症*1の定期検査に行ってきました。 100人にひとりの乳児に見られる症状で、乳児期は男の子の方が少し多いようです。 検査の際、おしっこの出口から細いビニールのチューブを膀胱までいれます。造影剤と呼ばれる薬の入った水を膀胱に注入してレントゲンを撮り、逆流がないか調べます。 考えるだけでぞっとするような痛い検査ですが、眠くなってはおしっこが出た時の膀胱の様子が分からないので麻酔を入れることも出来ません。 チューブを挿すときの長男の悲鳴に何度私も泣かされたことか・・・ 今回の検査で3度目ですが、前回と今回、続けて2回とも逆流が見られなかったことで、自然に消滅…

  • 発達をうながす語りかけ~ことばの遅れを気になりだして意識した3つのこと~

    1歳半検診の時に、「わんわん」や「ブーブー」がかろうじて言えたくらいで、「ママ」や「マンマ(ごはん)」、「ミンミ(ミルク)」など自分の意思(欲求)を伝える手段としてのことばはまだ出ていませんでした。 おかしや飲み物が欲しい時は、泣いて知らせるか、私の手をひっぱって置いてあるところまで連れて行くなど、ことば以外の方法で自分の欲求を表していました。 ことばがなかなか出てこないな・・・もう少し待てばいいよね・・・ 周りのお友達や、保育園の先生に聞いても、返ってくる言葉は、 「個人差があるから大丈夫ですよ~」 「男の子だから、ひとりめだからだよ~」 と言ってくれます。 でも、やっぱり気になる・・・ 鼻…

  • 発達支援センターってどんなところ?【手続き編】~療育センターとの比較をふまえて~

    長男は月に1〜2回、県の療育センターに通っています。 療育センターは、小児科の先生による診察を受けて、脳血管疾患の医療行為としてOT(作業療法)によるリハビリを受けています。そのため、保険証と受給者証(こども医療受給者証)が必要です。これに対して、毎週金曜日に通っている発達支援センターは福祉の支援という位置付けで、保険証などを必要としません。(医療行為ではない) 療育センターと発達支援センターのちがい 【療育センター】〈分野〉医療行為〈必要な書類〉保険証・医療受給者証(自治体によって異なります)〈必要な手続き〉病院からの紹介〈費用〉基本的には保険適用のため実費はありません。〈付添い〉母子同伴 …

  • 発達ゆっくりの長男、「待つ」練習をあそび(家庭療育)に取り入れるためのコツ。

    長男は『待つ』ことが苦手です。順番を待つのも苦手ですが、たとえば、アンパンマンのテレビを見ていて、CMが入ることがきらい。DVDのように早送りしたがります。 病院の待ち時間、外食してお料理が出てくるまでの待ち時間、日常生活で「待つ」ことはとても多くて、長男にとっては我慢の連続なのかもしれません。 先日の療育で、「待つ」ためのコツを教えてもらいました。 作業療法の最中に、お友だちが先に入っているボールプールで遊びたくなったとき、「お友だちが先に使ってるから、ちょっと待ってね」と言うよりも、「ちょっと待って〜3、2、1!いいよ!」というように、次の動作を始めるまでに「カウントダウン」して待つ、とい…

  • 赤ちゃん、子どもにおすすめの絵本〜長男の0~1歳・2歳・3歳編〜(再掲載)

    先日の記事を間違って消してしまいました・・・。「赤ちゃん・子どもにおすすめの絵本」の記事にハテナスターを下さった方、本当にすみません(;;) おすすめの絵本 出産祝いで友達からもらったり、本屋さんに行くたびに1冊ずつ買ってきて、ちょっとずつ増やしてきた絵本。そのなかでも、長男のツボにはまったお気に入りの絵本を紹介したいと思います。 【0〜1歳編】第1位 だるまさんが、どてっとコケるところ、がとにかくツボで、きゃっきゃっ笑っていました。 第2位 英語ではなくにほんごで「くびのながーいキリンさん」などことばを足して読み聞かせしました。6ヶ月頃から自分でフリップをめくれるようになって、破いては補強し…

  • 発達ゆっくりな長男の、苦手なあそび、好きなあそび。

    長男は、視覚的に楽しめるあそびが大好きです。OTの先生からも、「○○くん(長男)、目が強いね~」とよく言われます。そんな長男にとっていくつか苦手なあそびがあります。 苦手なあそびと、その原因 苦手なあそびランキング、第一位は・・・「新聞紙をびりびり破る」あそびです。 一時期、家で新聞紙を床に広げて、ピクニックみたいにその上で遊びたがっていたのですが、手足は真っ黒になっちゃうし、片付けは大変だし、「だめだよ!お片づけ、ないない~」と新聞紙で遊ばせることはしませんでした。 そのことを覚えているのかどうなのか、幼児園でお友達や先生と新聞紙を破って散らばしたり、マントに見立てて肩に付ける様なあそびをす…

  • 療育センターってどういうところ?〜不安と決意編〜

    長男の通う療育センターは、自宅から車で約1時間のところにあります。初診は3月、今まで3回通っています。 療育センターって何をするの? 長男が県立病院から紹介された療育センターは、クリニック(医療)、PT(理学療法)・OT(作業療法)・ST(言語療法)それぞれのリハビリルームと、母子通園の支援センターや分離保育の児童デイサービスなどが同じ敷地内にある総合型の療育センターです。 〜療育のながれ〜 ①診察:センターを訪れてたら、まずは保険証と医療受給者証*1を提出して検温・問診。 ②カルテの受取:療育計画が書かれているカルテを受付で受け取り、OTの先生が来るまでリハビリルーム前のキッズスペースで待つ…

  • 子どもの発達の目安(めやす)とコミュニケーション力

    次男の赤ちゃん訪問*1で、『発達のめやす』という資料をもらいました。子どもの月齢・年齢に応じて4つの分野に分けておおまかな発達の目安が書かれていたので紹介したいと思います。 発達の4分野 <粗大運動>体が自由に動くようになる過程 <微細運動・適応>手を使って道具を操るようになるまでの過程 <言語>言語を話すようになる過程 <個人・社会性>自分の判断で行動を決定するまでの過程 例えば、4~5ヶ月ごろのめやすは、寝返りができる<粗大運動>、両手を合わせる<微細運動>、声のほうに振り向く<言語>、玩具をとる<社会性>が挙げられます。1歳ごろになると、歩く<粗大運動>、なぐり書きをする<微細運動>、意…

  • 発達ゆっくりの長男、ジャンプが出来るようになる。

    「ジャンプができるようになりたい!」 私の場合、発達外来で指摘されるまで「両足ジャンプ」を意識して子どもに教えたことはありませんでした。 どうやって教えたらいいのかな? ・まずは私(保護者)が何度もジャンプしてみせる。 ・手をつないで一緒にジャンプする。 *トランポリンが便利だけど家にはなかったので、寝室のベットで代用! ・幼児園の先生にジャンプの練習を遊びに取り入れてもらう。 *先生のほうから、「朝のお集まりの時に、みんなで一緒にジャンプジャンプ!と遊びながら練習しますね」と、声をかけていただけました。本当に感謝です。 ・・・約10日後、両足ジャンプが出来るようになりました!!! (旦那さん…

  • 発達ゆっくりの長男、はじめて発達外来へ行く。

    発達外来ってどこに行けばいいの? 【発達の相談・診察ができる病院】 〜大分県の場合〜・大分県立病院・大分大学附属病院・大分療育クリニック等 何れも予約が必要です。私はかかりつけのお医者さんに相談して紹介してもらいました。 その他、県のホームページに掲載されています。 (障害福祉課のリンク)http://www.pref.oita.jp/soshiki/12500/hattatsuiryou.html 発達外来の前に、1歳児半健診で指摘された時のことなどはこちらへ https://note.mu/uniquenote/n/nf9c24148c289 発達外来って何をするの? 【発達外来の診察内容…

  • 発達ゆっくりの長男の、乳児期から幼児期にかけて気になっていたこと。

    療育の予約が取れて、ふと【母子手帳の保護者の記録】をじっくり見直してみました。 項目を整理してみると、 ①行動の発達 ②情緒・感情反応 ③生活習慣・環境への順応 ④体とこころの成長 の四つに区分けされているようです。 例えば、6~7ヶ月のチェック欄を見ると、 ・寝返りをしますか?おすわりをしますか?等は〔行動面〕 ・家族と一緒にいるとき、話しかけるような声を出しますか?は〔感情面〕 ・離乳食をはじめましたか?は〔環境面〕 ・ひとみが白く見えたり、黄緑色に光って見えますか?は〔体の様子〕 という感じで分けることが出来ます。 乳児期後期にさしかかると個人差が出てきて、1歳半(6ヶ月)頃のチェック欄…

  • 発達ゆっくりの長男、療育をはじめる。

    3歳になっても、なかなか2語文が出ない長男。自分の思いが伝わらなかったり、行動を制限されるとパニックになりやすいなぁ、座ってご飯を食べるのが苦手だなぁとうすうす(いや、はっきりかな)感じていました。「う〜ん。やっぱり早めに言葉の教室のようなところや療育を始めたほうがいいよね…」3歳半検診の前に次男の妊娠が分かったので、動けるときに、かかりつけの病院→県立病院→療育の紹介&診察をすませよう!と思い立ち、早速行動に移しました。長男は出産した時に鼻腔狭窄の為、NICUで脳のMRI検査をしました。その時に、左シルビウス裂がやや広めと診断されていて、発達の進み具合をみて再度検診しましょうと言われていたの…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり⑥

    入院2日目の夜、産院の先生から「赤ちゃんのお鼻が狭くて、産院にある管が通らない状態です。このままだと鼻から上手に呼吸が出来なくて、成長に必要な母乳やミルクを飲めない可能性があります。明後日、もう一度「鼻腔」の様子を確認して、ミルクの飲みが悪かったり、まだ管が通らなかったら県立病院の先生と相談してNICUに入院してもらおうかと思っています」と言われました。 鼻腔が狭いってどういうこと?フガフガ言ってるけどただの鼻詰まりじゃないのかな?県立病院に転院?NICUってどんなところなの? もう、いっきに不安や疑問があふれ出てきて、ほとんど出てこない母乳がもっとたくさん出てくるように、どうかお鼻の奥が通じ…

  • 発達ゆっくりの長男と、次男のコミュニケーション

    昨年11月に、次男を出産して発達ゆっくりの長男に『弟』ができました。まだ弟・兄弟という理解ができない長男にとって、生まれたばかりの赤ちゃんは自分と同じ「ヒト」だということも分からない様子でした。「よしよしってしてあげて?」とさわらせようとしても、すぐ逃げ出してしまいます。何週間か、生まれてきた次男に無関心の状態が続きました。まずは同じ「ヒト」だと分かってもらおうとおもい、「○○(長男)くん、赤ちゃん泣いてるね、お腹すいたのかな?」と授乳のたびに声をかけたり、「○○くん、赤ちゃん笑ってるね、お風呂気持ちよかったのかな」と赤ちゃんの気持を代弁して伝えました。 赤ちゃんは、まだ大人のように言葉を話し…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり⑤

    私は実家に戻り、旦那さんは関東でSEのお仕事を続けることになったので、妊婦検診の結果は毎回メールやSNSでやり取りをしていました。 「今日のエコー写真はどうだった?足は伸びていた?」 何度この言葉を口にしたことでしょう。 一緒に検診に立ち会うことは出来なかったので旦那さんも不安だったと思います。でも、私には「大丈夫だよ、写真もはっきり撮れていないし、ただ影で隠れているだけかもしれないよ」と何度も励まし続けてくれました。 そして、ついに出産の日がやって来たのです。 出産の前日におしるしと言われる出血があり、旦那さんに「近いうちに生まれそう!」と連絡をしました。出産予定日の前々日におしるしがきたの…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり④

    実家に戻り、私にとっては3つ目の産婦人科検診初日の日がやって来ました。 最初の婦人科クリニックでは妊娠確認が出来ずに大きな病院に紹介され、無事に母子手帳がもらえるまで通ったかと思ったら、今度は引越しの為3つ目の産婦人科クリニックへ(笑) 順調に妊婦検診に通い始めて、2ヶ月位経ったある日、またまた心配な事が見つかりました。 毎回エコー検査の際に、赤ちゃんの太ももの長さを計測するのですが、どうも足の部分の成長が遅く、平均より短いかもしれないとの診断でした。 「ええっ」…子宮外妊娠の心配がなくなったと思ったら今度は足の成長が遅いだなんて。 妊娠が分かってから、様々な雑誌で紹介されているサプリや体に良…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり③

    妊婦健診を川崎市で3回受けた後、里帰り出産(引越し)の為、地元の産婦人科クリニックに出産予約を入れました。 私も旦那さんも九州出身で、祖母が脳梗塞で倒れたことが重なり、長男の出産を期に退職して、実家に戻ることを決めました。 住民票も移すので、母子手帳の手続きをもう一度し直すのかと思ったら、母子手帳は川崎市でもらったものをそのまま使用して、「妊婦・乳児健康診査受診票」だけを発行してもらいました。基本的に実家の大分では県内の医療機関での健康診査費用を、次のとおり助成してくれます。 妊婦一般健康診査 ・全14回 ・A…血液等検査 ・B…子宮頸がん検診 ・C…B群溶血性レンサ球菌 ※A・B・Cの検査は…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり②

    長男の妊娠初診日は9月のはじめ頃でした。 子宮外妊娠の可能性があるので、10月になっても、なかなか母子手帳をもらうことが出来ず、そのことにより国(私の場合は川崎市)からの補助もなく、診察のたびに高額の医療費を支払っていました。 ドキドキしながら向かった3回目の診察。内視鏡検査で、小さい小さい受精卵のようなものが見えました。まだその時は、妊娠確定とまでは診断してもらえず、1週間後にもう一度検診。 やっと、やーっと4回目の診察で待望の受精卵を子宮内腔に確認できて、先生から「母子手帳をもらって来てください」と言ってもらえました! 母子手帳(正確には母子健康手帳)は病院から「妊娠」と診断してもらった後…

  • 産後の悩み~抜け毛・頭皮のかゆみ~

    長男の出産後、いちばんショックだったのが「肌荒れ・抜け毛・頭皮のかゆみ」の発生でした(笑) 出産によりホルモンバランスが乱れ、肌質も変化します。私は今まで使っていた洗顔や化粧水が全て合わなくなり、お肌もカサカサになりました。顔だけでなく、頭皮も乾燥してお風呂上りにはかゆみを感じることも・・・。 洗髪すると、大量の髪の毛が排水溝に詰まっていて、これは母乳によるカルシウム不足からくるものなのかな、母乳に栄養を取られているから? 色々と調べてみると、ママの70パーセント以上が産後脱毛症といわれる抜け毛に悩んでいるということが分かり少しほっとしました。そして母乳とは関係なく、ホルモンバランスが変わるこ…

  • 長男の妊娠〜出産までの道のり①

    長男のちょっとドタバタした妊娠ライフを振り返ってみたいと思います。 2011年初秋、妊娠検査薬で陽性反応が出たので「婦人科に行って母子手帳の手続きをしよう!」そんな軽い気持ちで診察を受けた私に待っていたのは、いざというときに救急車に渡す「診断書」と「紹介状」でした・・・。 長男の妊娠が分かったと同時に、「子宮外妊娠の可能性があります。もし次の検査までに子宮が痛くなったら救急車を呼んで病院にすぐ行って下さい」と言われ、いきなりショッキングな産婦人科デビューを果たしました。そして先生は、「まだ未確定なので詳しい説明は後々はっきりしたらお話します」とだけ言われ、私は家に帰りました。 携帯ですぐに「子…

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