ガットマイオー さん プロフィール

  •  
ガットマイオーさん: ガットマイオーの読書徒然日記
ハンドル名ガットマイオー さん
ブログタイトルガットマイオーの読書徒然日記
ブログURLhttp://turedurebook.blog.fc2.com/
サイト紹介文書籍・漫画のレビューをしています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供91回 / 302日(平均2.1回/週) - 参加 2016/05/08 09:57

ガットマイオー さんのブログ記事

  • The B.B.B. (秋里和国)
  • The B.B.B. (1) (小学館文庫)■あらすじ友美の義理の兄・獅子丸は、アメフトに憧れてアメリカ・バークレーに旅立つ。それから6年、女子大生になった友美は立ち寄ったディスコで超美形男子のボーイに出会う。この優男こそが獅子丸だったが、彼を追ってアメリカからさらにゲイの男が…■感想私の少女漫画観を変えた一冊。これまで少女漫画はあくまで少女趣味的な何かでしか見てなかったが、少女漫画には男同士の恋愛描写も多いとこの [続きを読む]
  • 蓮華伝説アスラ (菊池としを)
  • 蓮華伝説アスラ(1) (週刊少年マガジンコミックス)■あらすじはるか昔から続く光と闇の戦い。その戦いで無間界から人間界に抜け出してきた邪鬼は、一人の少年飛鳥仁とその恋人にも襲い掛かる。飛鳥が邪鬼により殺され死にゆくその時、光の権現アスラと共鳴、少年は蓮華王アスラに生まれ変わり、この世の邪鬼に鉄槌を下す。■感想カルト作家菊池としをの新人時代の連載である。作者が信仰する幸福の科学の教義を少年誌で展開する [続きを読む]
  • 古都 (川端康成)
  • 古都 (新潮文庫)■あらすじ京都を呉服屋の娘、三重子は両親に愛情たっぷりに育てら、彼女を取り巻く幼なじみの男子ともども仲良く過ごしていた。そんな時、祭で三重子とそっくりの女性苗子と出会う。三重子は実は捨て子であり、苗子とは双子だったのだ。古都・京都を舞台に、三重子・苗子姉妹の素顔と人間模様を表現豊かに描き出す。■感想川端康成らしい、シチュエーションと文体の美しさを愛でる書。ストーリーは特にカタルシス [続きを読む]
  • 武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (磯田通史)
  • 武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)■紹介金沢藩藩で先祖代々会計役を仰せ仕ってきた猪山家。そのの家史文書には、詳細な「家計簿」が完全な姿で残されていた。本書はそれを読み解き、幕末から明治初期に渡る士族の金の使い道を丹念に調べ、それにより同時代の武士の生き様を浮き彫りにする。■感想武家の生き様を知るにはもってこいの本であり、非常に読み応えがある。武家はとにかく見栄の文化であり、冠婚 [続きを読む]
  • この世界の片隅に(こうの史代)
  • この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス)■あらすじ広島で生まれ育ったすずは、太平洋戦争のさなか、呉の家に嫁に行く。当時は恋愛より見合いで添い遂げた時代。男も女も未熟であったが、新天地でしっかりと大地を踏みしめ、明るく生きていくすず。しかしやがて呉も戦火に包まれ、ついに広島に新型爆弾が…■感想最初の感想は「読みにくい」。手描きで味のある画風なのは良いのだが、コマ割りもドラマもまるで起伏がなく、退 [続きを読む]
  • つげ義春コレクション 近所の景色/無能の人 (つげ義春)
  • つげ義春コレクション 近所の景色/無能の人 (ちくま文庫)■あらすじ漫画家の助川助三は、かつては芸術的画風が持て囃されていたが、今では仕事もなく、かといって漫画も描かず、町をぶらぶらしたり骨董費やカメラ商売を始めたりもする。今度彼が始めたのは、河原で集めた石を売る「石屋」だった。他、「近所の景色」「魚石」等の短編を収録。■感想つげの得意ジャンルの一つ「日常モノ」に、これまたつげ作品にそこかしこ散見される [続きを読む]
  • マサイの恋人(コリンヌ・ホフマン)
  • マサイの恋人■紹介スイス人の筆者は恋人ともにアフリカのケニアで旅行をする。その地でマサイ族の精悍な戦士・ルケティンガと出会った筆者はすっかり彼に一目惚れ。恋人を捨て国も仕事も全て捨て、彼と一生を共にするためにアフリカに押しかけ女房をするが…■感想ノンフィクションラブストーリーとして世界中で評判を博した書。言いたい事は色々ある。押しかけ女房をしたのは良いものの、ケニアでの土と共に生きる生活が合わず、 [続きを読む]
  • 墨攻(森秀樹・酒見賢一・久保田千太郎)
  • 墨攻(ぼっこう)(1) (ビッグコミックス)■あらすじ紀元前の中国戦国時代、大国趙が辺境の小国の城・梁城を攻め落とそうとしていた。梁王はその防衛のため、墨家に救援を求める。墨家とはキリスト教が生まれるはるか昔から兼愛・非攻思想を説いていた思想集団であったが、同時に篭城戦のエキスパートでもあった。やがて救援はやってきた。しかしそれは、革離と呼ばれる男一人のみであった…■感想本書は酒見賢一の同名小説を原 [続きを読む]
  • 地獄小僧(日野日出志)
  • 地獄小僧■あらすじ町の名士であり天才外科医でもある円間博士の1人息子が事故死。しかし彼は息子可愛さのあまり、怪しげな老婆から教えられた蘇生術を施し、息子は蘇った。正常に蘇ったかに見えた息子だったが、しかし少年が蘇生したこの日から、町で次々と惨劇が巻き起こる…■感想日野日出志の全盛期を象徴する作品の一つ。徹底的な猟奇描写をしながらも、化け物と化した少年と、彼にまつわるアウトサイダーやマイノリティとの [続きを読む]
  • チキン・クラブ(石山東吉)
  • チキン・クラブ -CHICKEN CLUB- 1■あらすじ浪速京三は表向きは進学校で成績優秀な優男だが、その裏の顔は大阪ミナミを根城とするヤンキー集団「チキン・クラブ」の頭だった。ヤンキー集団と言いつつも極悪なこともせず、京三の持ち前の度胸で大阪ミナミを守り通してきたが、その地を狙う他のヤンキー集団が否応なく攻め立てる…■感想古き良き80年代少年漫画である。飄々とした主人公というのも80年代であり、そこから延々とイ [続きを読む]
  • 山椒魚(井伏鱒二)
  • 山椒魚 (新潮文庫)■あらすじ山椒魚は悲しんだ。住み慣れた岩屋から出ようとすると、頭がつかえて出られなくなっていたのだ。岩屋でうとうとと過ごしているうちに、体が肥大化してしまったのだ。どうにもならなくなった山椒魚は岩屋から外界を自由に動く生き物たちを羨みながら悶々としていたが、そこに一匹の蛙が入ってくる。山椒魚はその蛙も自分と同じ目にあわせてやろうと入り口を塞ぐが…他、「へんろう宿」「シグレ島叙景」「 [続きを読む]
  • 眠れる美女 (川端康成)
  • 眠れる美女 (新潮文庫)■あらすじ江口老人は、知り合いの老人からある秘密倶楽部を紹介される。そこには見目形麗しくかつ多様な少女たちが寝かされており、老人たちは同じ布団で少女たちと同衾して一夜を過ごす倶楽部。ただし老人たちは少女に性的な何かをしてはいけないし、またそれが出来ない老人であることがこの倶楽部に入る条件の一つだった。性的な何かがまだ出来る江口老人は、それを偽ってこの倶楽部に通うことになるが… [続きを読む]
  • 図説 不潔の歴史(キャスリン・アシェンバーグ)
  • 図説 不潔の歴史■紹介現代では、不潔な人は嫌われる。しかしそういう観念が生まれたのは、ごく最近からだった。人々は地域と宗教と医療概念によっては長く不潔だったし、むしろそれが正常だった。社会風俗・宗教・医療・国、様々な観点から、不潔の持つ意味の変遷をリアルに描く。■感想不潔というのは現在衛生学の観点からお勧めされないが、1世紀前では石鹸を売るための売り文句として推奨されず、それ以前はむしろ推奨されてい [続きを読む]
  • 涼宮ハルヒの憂鬱 (谷川流)
  • 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)■あらすじ全く普通の高校に普通に入学したキョンというあだ名の男子高校生。そこに、やたらかわいい凉宮ハルヒと言う名前の少女が入学。彼女は開口一番、「普通の人間には興味ない。宇宙人や超能力者、未来人は私の元に来なさい」と話す。どうにもエキセントリックな彼女の元に、やがて一人二人と極普通の生徒たちが集まっていく。しかし集まった生徒たちには、全て重大な秘密があった…■感 [続きを読む]
  • フルーツ宅配便(鈴木良雄)
  • フルーツ宅配便(1) (ビッグコミックス)■あらすじ会社が潰れて田舎に出戻った咲田は、古い知り合いの仕事の手伝いをすることになった。それはデリヘルの運営。デリヘル嬢がデリヘル嬢をする理由は、100人いれば100通りある。貧困であったり、自己実現であったり、恋人の借金に巻き込まれてしまったり。それら一人ひとりの人生模様を、ゆるいタッチでシリアスに描く。■感想絵柄もキャラも非常にゆるいのだが、やっていることは [続きを読む]
  • 雪ノ女(相澤亮)
  • このマンガがすごい! comics 雪ノ女 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)■あらすじとある自衛隊員の男が、雪山で雪女に出会う。相方の一人は凍死させられるが、自身は助かる。ただしこの事を他人に話したら命は無いと。その後、この雪女とそっくりの女と出会い、自衛隊員はその女と結婚するが…■感想このマンガがすごい!らしいので読んでみたのだが…よくわからない。言いたい事はなんとなくわかる。雪女のしきたりとそこからの逸脱、 [続きを読む]
  • 戦国大名の城を読む 築城・攻城・籠城 (萩原さちこ)
  • 戦国大名の城を読む 築城・攻城・籠城 (ソフトバンク新書)■紹介戦国時代の山城から江戸初期の平城まで、古今東西の様々な城についての身どころや仕掛け等を解説した書。城にまつわる武将の戦略・戦術エピソードも満載。■感想惜しい。本当に惜しい本。作者はとにかく城が大好きなようであり、その好きさが文章から溢れんばかりである。私はこういった、作者のパーソナリティそのものがにじみ出るような本は嫌いではない。しかし [続きを読む]
  • 後宮小説(酒見賢一)
  • 後宮小説 (新潮文庫)■あらすじ中華風王朝の先帝が倒れ、新帝の後宮に一人の田舎娘の少女・銀河が入宮する。快活明朗で豪快な彼女は、個性的な仲間に囲まれながら研鑽を積み、ついには正妃の座を射止める。しかし折り悪く反乱が起きるが、彼女は後宮軍隊を編成しそれに挑む。■感想第一回ファンタジーノベル大賞受賞作らしいのだが、この作品のせいでそれ以降の第二回以降の大賞の選考基準を大幅に引き上げざるを得なくなったとい [続きを読む]
  • 死刑執行人の苦悩(大塚公子)
  • 死刑執行人の苦悩 (角川文庫)■紹介犯罪者が死刑判決されると、世間の人々はそれで終わりと思う。しかし死刑判決されてから、心を入れ替える犯罪者もいる。死が間近になって初めて命の大切さに気付き始めた人間を、しかし死刑執行人は殺さねばならないだからこそ、死刑執行人達は苦悩する。それら執行人たちの苦悩をまとめ、死刑制度の是非を改めて問う。■感想本書は死刑制度反対の立場で書かれているのだが、その主張はひどく生 [続きを読む]
  • 明治のお嬢様(黒岩比佐子)
  • 明治のお嬢さま 角川選書■紹介明治のセレブなお嬢様の生き方や心構え等を浮き彫りにしつつ、現在で言うセレブとの違いを浮き彫りにした書。■感想明治時代のお嬢様とは俗に言う華族のご令嬢だ。華族とは前時代で大名や高位の公家であったり、あるいは元は低い身分でも功を成して名を上げて華族に連なった人も含む。今で言うセレブであるが、そのセレブっぷりはハンパ無く、家の敷地は1〜2万坪。家の中に山があるようなもので、実 [続きを読む]
  • 軍鶏(たなか亜季夫・橋本以蔵)
  • 極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1〜3巻相当) (イブニングコミックス)■あらすじ元優等生で親殺しの犯罪者・成嶋亮は、少年院での過酷な体験を経て格闘家として転進していく。それは自身により運命を狂わされた妹を救う贖罪の戦いでもあったが、自らと社会の負に敢えて身を投げる亮は、果たして何を目指すのか。 ■感想初期はやたら暗い世界観が強調され、それが他の格闘漫画とは一線を画した存在感を放っていたが、回が進むにつれ良く [続きを読む]
  • テコンダー朴(山戸大輔 ・ 白正男)
  • テコンダー朴■あらすじ韓国人、朴星日(パク・スンイル)は世界最強格闘技テコンドーの使い手だ。彼は海を渡り日本の格闘技大会に出場する。父の仇を討ち、邪悪な日本人に正義の鉄槌を下し、捏造された歴史を正す為に!■感想戦後最大の奇書「家畜人ヤプー」は、日本人を便器以下の存在にすることでそのメンタリティーを強烈に皮肉っていた。本書にもそれだけの強烈な皮肉を期待して読んでみたが、内容は適度なエスプリと妙な清涼 [続きを読む]
  • 夜明けあと(星新一)
  • 夜明けあと (新潮文庫)■紹介明治時代の新聞記事を切り抜き紹介した本。学校の教科書に載っている様な事柄は意図的に少なくし、当時の文化や社会・風俗がわかるような記事を多くまとめているのがポイント。■感想明治時代の人々や社会の考えがよくわかる本。明治時代初めの日本はまだまだ自他共に世界の三流国という認識があり、工業製品の輸出など夢また夢。生糸や干物を細々と輸出して日銭を稼いでいた小国だった。記事も何処と [続きを読む]
  • つげ義春コレクション 李さん一家/海辺の叙景 (つげ義春)
  • つげ義春コレクション 李さん一家/海辺の叙景 (ちくま文庫)■あらすじ人気の無い、自然溢れるボロ家に越してきた。心地よい鳥の歌声で起床して、ふと外を見やれば朝顔のつる草。家庭菜園でも作って悠々自適に一人静かに暮らそう。そう思っていたのに…いつの間にか2階に、道端で偶々であった李さん、そしてその妻子が居候してしまった。他、「沼」「山椒魚」など、いろいろな人々の生活模様を題材にした短編をメインに収録。■感想 [続きを読む]