くちゃ さん プロフィール

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くちゃさん: ほみんのえほん
ハンドル名くちゃ さん
ブログタイトルほみんのえほん
ブログURLhttp://kuchahomin.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミン小説。あまくてやさしいハッピーエンド話を書いています。パラレル多め、悲しい展開はありません。
自由文ホミンのあまあまラブラブ小説です。友達以上恋人未満なお話も書くと思います。あからさまなR18描写はありませんのでパスなしです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供341回 / 320日(平均7.5回/週) - 参加 2016/05/12 21:50

くちゃ さんのブログ記事

  • 8 振り向けばシムがいる
  • side Yサッカー部の練習の合間、暑かったので上だけ練習着を脱いで頭から水をかぶっていたら背後に気配を感じた。また来た…。校内新聞のカメラマンだ…。そいつがどんなやつかは知らないが、今日こそ言わせてもらうぞ。俺は顔を上げてそいつの方をギロッと睨みつけた後、ずんずんと近づいていった。居た堪れないのか、下を向いたままで顔の見えないそいつに、俺は言ってやった。「おい、お前。校内新聞のカメラマンだろ?いっつも [続きを読む]
  • 7 振り向けばシムがいる
  • side C『シムくんはあれか?変態なのか?』「……え、」僕は、ユンホ先輩に言われたことが信じられなくて顔を上げた。ユンホ先輩はなぜか一瞬驚いたように僕を見つめたけど、またすぐに険しい顔になって…「だってそうだろ、こそこそ隠れて、俺の水浴び撮影に来たんだろ?またそれも新聞に載せるのかよ?」あ…僕、ユンホに…嫌われてるんだ…そう、認識した瞬間…突然さあっと頭の中が真っ白になって、鼻の奥がツンとして来て…ひ [続きを読む]
  • 6 振り向けばシムがいる
  • side C今日もいつものようにユンホ先輩を探して…ようやく見つけた彼は、サッカー部の練習の休憩中のようだった。校庭の端っこの水道で、練習着を上だけ脱いで頭から水をかぶって…僕はあまりの男らしさに見惚れてしまって…シャッターを切るのもわすれ、ただただユンホ先輩を見つめていた。すると、ふと顔を上げたユンホ先輩が、僕に気づいたようだった。あっ…!見つかっちゃった…、ど…どうしよ…目があって、しばらくこちらを [続きを読む]
  • 5 振り向けばシムがいる
  • side C「お〜いチャンミン!先週の、後輩に実は優しい生徒会長の写真!なかなか良かったぞ!またああいうの頼む!!」「は、はいっ…!」委員長のヒチョルヒョンに褒めてもらって僕は嬉しくなって、今日もカメラをぶら下げて生徒会長を探しに委員会室を飛び出した。人見知りでなかなかクラスに馴染めなかった僕だけど、校内新聞のカメラマンをやるようになってからは、クラスの子にも僕が撮った写真のことで話しかけられるようにな [続きを読む]
  • 4 振り向けばシムがいる
  • side Yカシャ、カシャッ…カシャカシャッああ、今日も撮られてる。本当に…イライラする。3年に上がった俺が生徒会長になってからというもの、常に付きまとうヒョロッとした影。1年生なのだろうか、まだ着こなせていない制服を着た背の高い子。生徒会の仕事中だろうが、サッカー部の練習中だろうがお構いなしでどこにだってついてきて…ぎこちなく物陰に隠れ、遠くから勝手に俺の写真を撮って黙って去っていく。その数日後には決 [続きを読む]
  • 3 振り向けばシムがいる
  • side C僕を無理矢理引き込んだのは、校内新聞委員会の委員長であるキム・ヒチョル先輩だった。「おーいみんな!ウチにもめでたく新入生が来てくれたぞ!さ、新入生くん、自己紹介して!あ、お前なんて名前?」委員会室に入るなり自己紹介を求められた僕は、もう既に引き返せないことを悟った。「あ、あの…1年T組のシム・チャンミンで…す、」「ふーん、シム・チャンミンな!俺はキム・ヒチョル!こいつらが新聞委員会のメンバー [続きを読む]
  • 2 振り向けばシムがいる
  • side C入学式が終わり、初めて自分のクラスへと向かう。同じ中学出身の親友キュヒョンとはクラスが別れてしまって心細かったけど…新しい環境に早く慣れなくちゃ!と僕は意気込んでいた。でも…僕は、実はものすごい人見知りなので、席についてもなかなか周りに話しかけることができず、どんどん出来ていくクラスメートのグループに入れずにいた。「はあ…。」結局初日は特に仲の良い子もできず、早々に教室を後にした。隣の席にな [続きを読む]
  • 1 振り向けばシムがいる
  • side C『とにかく生徒会長のスクープ写真撮ってきてくれればいいから!』僕は先輩の言葉を思い出してため息をついた。首にかけた借り物の一眼レフカメラ。真新しいブレザーの上から付けているのは、『私立東方高等学校 校内新聞委員会』と書かれた腕章だった。第一志望校だった男子校の東方高校に合格した僕シム・チャンミンは、夢と希望を胸に入学式を迎えた。学校のお偉いさん達の退屈な祝辞の中で、唯一新入生達を惹きつけたの [続きを読む]
  • (終)49 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Cおまけのチャンミニ独白話ねぇユノ…ユノはよく、ぼくが他の人と話しているのを見てやきもちをやいちゃうけど、何も心配することないんだよ?僕はもうずっと、ユノのことしか見えていないんだから。初めてユノが僕のところに来てくれたときからずっと、ユノは僕にとって特別だったよ。本当の弟みたいでもあるし、今は恋人でもある。ユノの笑顔が、ユノの存在そのものが、僕の心を包み込んでくれて、とても安心させてくれるん [続きを読む]
  • 48 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Y今日はチャンミニが歌番組に出るお仕事があるから、おれとチャンミニはミノが運転する車に乗っていた。うしろの席で、おれのとなりにすわって外を見ているチャンミニのまつげがパチパチしていてすごくすごくかわいくて、むねがギュッてなったんだ。チャンミニが…はやくおれだけのチャンミニになればいいのに…。はやく、チャンミニが…おれのお嫁さんに…………あ!!!そっか!!今すぐケッコンの予約をすればいいんた!! [続きを読む]
  • 47 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Yドンへにもセンゾクケーヤクの話をしたら、いいよって言ってたから、おれはこれからもずっとチャンミニのそばにいられるんだ!よかった…!!いつもは…かわいくてのんびりしていて、おとなしいチャンミニだけど…お仕事になるとキラキラ輝いていて、みんながチャンミニを好きになっちゃって、すごくにんきもので…。なんだかちょこっと、とおいひとに感じちゃうんだ。チャンミニはすごくおれのこと好きだし、すぐくっついて [続きを読む]
  • 46 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side C結局、その日は専属ボディーガード契約は結べなかった。ドンへさんはてっきり1年契約だと思ってたから、その契約書しか用意してなかったんだって。後日、改めて契約書を書くことになったので、僕たちはひとまず仕事場に向かった。「チャンミニ…、」マネージャーのミノが運転してくれる移動車の中、隣に座るユノがそっと手を握ってきた。「ん、なあに?ユノ。」真剣な顔で見上げてくるのが可愛くて、僕は手を握り返して、ユ [続きを読む]
  • 45 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side C翌日、僕とユノはドンへさんに会って契約についての相談をした。「えっ、ユノと専属ボディーガード契約を結びたい!?本当ですか!?チャンミニさん!!」「はい…。ユノとも、話をして…。僕…、ユノ以外のボディーガードは、考えられないんです。とても信頼しているし…それに、」「そうですかそうですかっ…!!いやぁ〜!!良かったな、ユノ!!お前の望みが叶って!!チャンミニさんのそばに置いてもらえるなら安心だ! [続きを読む]
  • 44 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Yおれは、ちゃんとチャンミニに話をした。オヤジから、海外でいっしょにくらさないかって電話がきたこと。でもおれは大好きなチャンミニを守りたいから行けないって返事をしたこと。オヤジはおれがチャンミニのところにいることを、いいよって言ってくれたこと。それから、チャンミニとセンゾクケーヤクしたらどうかってオヤジに言われたこと!「ユノ…!僕と…専属契約を結んでくれるの…?」「うん、おれセンゾクケーヤクし [続きを読む]
  • 43 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Y少しだけ、おれたちはケンカしてしまったけど、なんだか前よりもチャンミニのことわかったような気がしたんだ。それから、おれが…だいきらいだって言うと、チャンミニはたくさんたくさん泣いちゃうこともわかったから…もう絶対に言わないんだ。そういえば、おれ、ドンへからあたらしいケーヤク書をもらってたんだった。ケーヤク書をチャンミニに渡すと、またチャンミニはなにかなやんでいるみたいだった。もう!チャンミニ [続きを読む]
  • 42 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side C少し、気持ちが落ち着いて、僕らはリビングのソファーに座っていた。テーブルの上には冷めきったハンバーグが置かれていて…。そっか、僕たち夕飯も食べずにケンカになって……、もうすっかり夜中になっちゃった。「う…おれの……ハンバーグ…」ユノが残念そうに声をあげるもんだから、「大丈夫だよ、温め直せば美味しく食べられるからね。」って頭を撫でてあげた。「そう言えばチャンミニ、おれドンへからケーヤク書をあず [続きを読む]
  • 41 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Cチャンミニなんてだいきらいだと言い残したユノが閉じこもってしまった寝室の前でぼくはずっと泣いていた。閉ざされたドアが、ユノとの心の距離のように感じてしまって、悲しくて悲しくてたまらなかった。でも、出てきてお願いとしばらく呼びかけていたら、ユノは部屋から飛び出してきて、「チャンミニ…っ!泣いてるのっ!?」とぼくの顔をのぞきこんだ。それからはユノにしがみついて僕はみっともなく泣いてしまって…。た [続きを読む]
  • 40 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Y廊下でおれに抱きついたまま泣き止まないチャンミニ。ずっと、「ごめんね、ごめんね…」って謝っていて…その声はガラガラで。お歌をうたうお仕事してるのに…だいじょうぶかな…。「チャンミニ、…チャンミニ。もうあやまらないで…、ねえ、泣かないで。チャンミニ…。」一生懸命チャンミニの頭をなでてみたけど、なかなか涙はとまらなかった。「ユノ…、まだ、ぼくを怒ってる…?」「…え?」「ぼ、ぼくのこと…だいきらい [続きを読む]
  • 39 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Y…ノ…、…ユ…ノ…、…がい…、あけ…、んんん…?この声は…、チャンミニ?ううん…まだ、もう少しねていたいよぅ…「…ック……ユノぉっ…!おねがい、ドア…あけて…っ!!…ユノ…でてきて…、おねがいっ!…ヒック…ヒック…」…!!!チャンミニ…!!?チャンミニが、泣いてる…!!!!ドアの外からハッキリとチャンミニの泣き声が聞こえてきて、おれはあわてて飛び起きて部屋の外に飛び出した。「チャンミニ…っ! [続きを読む]
  • 38 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Yうっ…ひっく……グスッ…ばか、チャンミニのバカ…わがまま…おこりんぼ…どうして、よろこんでくれないんだよ…?マフラーほしいって言ってたのに…!わけ、わかんないっ…チャンミニのかんがえてること、わかんないっ!グスッ…グスッ…うっ…グスッ…バカ、なんてはじめて言われた…チャンミニ、怒ってた。おれのこと、きらいに…なったのかな…。チャンミニに…きらわれたくないな…。ケンカになっちゃったけど…やっぱ [続きを読む]
  • 37 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Yプレゼント…よろこんでもらえなかった。おれの予定では、チャンミニにさぷらいずでマフラーをあげたら、チャンミニはびっくりしてとても笑顔になって、そしておれにギュッて抱きついてきて…ユノ、ありがとう!だいすき!!チュッチュ??ってなるはずだったんだ…。でも、チャンミニはおれがあげたマフラーを見てもよろこばなかった。「どうしてボーナス全部つかっちゃうのさ!!」「ユノの、バカッ…」はじめて、チャンミ [続きを読む]
  • 36 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side C手元にある、高級なマフラー。それを握りしめたら、涙が溢れてきて。そんな僕の前にいるユノは、しばらく言葉を発することもなく、部屋はとても静かだった。「……………チャンミ…ニ、…マフラー、ほしくなかった……?」か細い、絞り出すような声で…ぽつりと、ユノが言った。「お、れが…こいびとの、チャンミニに…プレゼントをあげるのは……いけないこと、だった……?」「ゆ…の…、」顔を上げてユノを見ると、ひどく [続きを読む]
  • 35 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Cユノが差し出した高級ブランドの袋に驚き過ぎて、フリーズしてしまった僕。「チャンミニ…?どうしたの?うけとって、おれ…一生懸命えらんだんだよ?」「ユ、ユノが…買ったの?これ…?」「うん、おれがえらんで買ってきたよ!ねえ、早く中を見てみて!!」僕はユノに促されるまま、袋の中身を取り出した。いかにも上質な包装紙に包まれた箱を開けると、そこには丁寧に納められた…「あ…、マフラー…?」「うん!そうだよ [続きを読む]
  • 34 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side C少しだけユノとくっついてお昼寝をした後、僕は夕飯の支度を始めた。ユノの大好きなハンバーグをこねて。ニンジンは甘く煮て、ユノが美味しく食べられるように…。また、僕はユノのことばかり考えながら、幸せな気持ちでご飯を作っていた。「ユノ〜?夕ご飯できたよ。リビングにおいで?」寝室のクローゼットの中で何やらゴソゴソしているユノを呼びにいって、僕は夕飯を食卓に並べた。座ってユノが来るのを待っていると、ユ [続きを読む]
  • 33 それゆけ!おこちゃまボディーガード!
  • side Cお昼ごはんはご飯とお味噌汁とおかずで軽めに済ませて、午後は2人でゲームをしたり、映画を観たりしてゆっくり過ごした。ゲームで勝った時はキスを要求してきたり、映画を観ている時は手を握ってきたり。おこちゃまなのに、ユノはちゃんと男らしい恋人の顔を持っていて…。「チャンミニ…かわいい、もっとこっち来て?」「チャンミニ、こっちむいて、ちゅうして。」「チャンミニ、ギュッてさせて?」とびっきり甘い言葉で僕 [続きを読む]