くちゃ さん プロフィール

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くちゃさん: ほみんのえほん
ハンドル名くちゃ さん
ブログタイトルほみんのえほん
ブログURLhttp://kuchahomin.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミン小説。あまくてやさしいハッピーエンド話を書いています。パラレル多め、悲しい展開はありません。
自由文ホミンのあまあまラブラブ小説です。友達以上恋人未満なお話も書くと思います。あからさまなR18描写はありませんのでパスなしです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供383回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2016/05/12 21:50

くちゃ さんのブログ記事

  • 10 サヨナラがはじまり
  • side Yあんまりにも勝手なチャンドラの行動に、ふつふつと怒りが湧いてきて…俺は玄関の方で荷ほどきをしているヤツのところへズンズン歩いて行った「おいチャンドラッ!!!!!」ビクッ!!!俺の声に飛び上がるほど驚いてこちらを振り向くチャンドラ、怯えた顔をしているけどそんなの関係ない。「お前!!!どういうつもりなんだよ!?俺とルームシェアするってご両親にも俺の親にも言ってたらしいな!?」「……!!」あっ、と [続きを読む]
  • 9 サヨナラがはじまり
  • side Y俺は結局、その後も母さんに無事に着いたよと報告するのを忘れていて…、数日後の日曜日になって母さんからメールが来ていたことに気づいた。[ユノ無事に着いてるの?着いてるなら一言くらい連絡よこしなさい!!]こんな感じの、ちょっとイラつき気味のメールが何通か来ていて…俺は慌てて母さんに電話をかけた。『もしもし!?ユノなの…!?』「もしもし…ごめん母さん。ドタバタしてて連絡遅くなっちゃって…」『もう… [続きを読む]
  • 8 サヨナラがはじまり
  • side Y翌朝チャンドラは俺より早く起きて、引越しの荷解きをしてくれていた。昨日泣いていたのが勘違いかと思うほど、いつも通りのチャンドラだった。「おはようチャンドラ…。荷解きしてくれてたのか?…いいよ、俺やるから。」「おはようユノヒョン!!いいんだよ!僕にも手伝わせて…!!」「まあ、ありがたいけどさ…。おまえ、学校行き始める前に準備しなきゃいけないこととかないの?」「…うーん、特にないかなぁ。手続きは [続きを読む]
  • 7 サヨナラがはじまり
  • side Y「ユノヒョン…お休みなさい。あの、ベッドとっちゃって本当にごめんね…?」夜寝る時、1つしかないベッドにどちらが寝るかものすごく揉めて…。自分は居候の身なんだから床で寝ると聞かないチャンドラと、チャンドラは昔から風邪をひきやすいんだから床でなんか寝かせられないと言い張る俺。散々言い合った後、結局ジャンケンをして決めることになり、チャンドラがベッドに寝ることで落ち着いた。明かりを消して、目を閉じ [続きを読む]
  • 6 サヨナラがはじまり
  • side Y少し話を聞いてみれば、チャンドラは来週からニューヨーク市内の高校への留学が決まっていて、場所も俺の家の近くからバスに乗って行ける距離にあるらしい。広いこの国の中で、俺が住むことになった場所の近くの高校に留学するなんて…なんたる偶然。その偶然のせいで、俺はまたチャンドラと離れることができなかったじゃないか…。それどころか、前まではお隣に住んでる幼馴染だったのに…1つ屋根の下で過ごすことになるな [続きを読む]
  • 5 サヨナラがはじまり
  • side Y急に興奮したようにムキになったチャンドラに驚きを隠せなかった。チャンドラって…、前からこんなヤツだったか?俺の中では…おとなしくて、控えめで、あんまり感情を表に出せなくて。いつも言いたいことも言えずにじっと我慢しているような子だって思ってたんだけど…。長年近くにいたのに、俺って案外チャンドラのことよく知らないのか???そもそも人見知りで慎重なチャンドラが…急に決めて語学留学をしてきたってのも [続きを読む]
  • 4 サヨナラがはじまり
  • side Y「さあ、着いたよ。ここが俺のアパート。引っ越したばかりだから何もないけど文句言うなよな?」「うん、ユノヒョンありがとう…。」泣いたせいか少し赤くなった目をこちらに向けてニコッと笑うチャンドラ。情けないことに、その笑顔に死ぬほどキュンとしてしまう。ああ…、こいつは本当に可愛いな…。抗いようがないくらい…。俺が頭を抱えている間にも、チャンドラは呑気に窓の外を覗いたりクローゼットを開けたり閉めたり [続きを読む]
  • 3 サヨナラがはじまり
  • side Y俺は結局チャンドラには敵わないんだ。こんなところにいる理由もろくに教えてくれないくせに、突然俺の家において欲しいとお願いしてきたチャンドラ。流石の俺も無条件にオッケーとは言えるわけなくて、少し渋ると途端にウルウルと悲しげに滲み始めるその大きな瞳。「やっぱり…ダメ…?そうだよね…急に、そんなこと言われても…ユノヒョンも、困るよね……グスッ…」ぽろぽろと瞳から溢れる涙を見てしまったら、やっぱり俺 [続きを読む]
  • 2 サヨナラがはじまり
  • side Yどういうことだ…?なんでニューヨークにチャンドラが…?俺は夢でも見ているのか…!?俺は混乱しすぎて言葉が出てこなかった。俺の隣には確かにチャンドラが座っている。今も韓国にいるはずのこいつがなぜ…?考え込んでいる間にタクシーは俺の目的地に到着した。チャンドラがどこへ向かうのか知らないけど、ここでお別れか。本当にこの子はアメリカに何しにきたんだろう。支払いを済ませ、タクシーを降りるとなぜかチャン [続きを読む]
  • 1 サヨナラがはじまり
  • side Yさようなら、俺の部屋。さようなら、俺の家。さようなら俺の地元。さようなら俺の故郷。そして…さようなら、誰よりも愛おしくて大切なチャンドラ。チョン・ユンホ18歳。先日高校を卒業したばかりだ。俺は今日、全てに別れを告げて、新しい土地に行く。諦められない夢を掴むため、そして、諦められない恋心を忘れるため…。韓国を発って、とても長い時間旅をして、俺はようやく留学先のニューヨークへ到着した。誰も知ってる [続きを読む]
  • (終)60 振り向けばシムがいる
  • side Y一度あふれ出した気持ちを抑えることは難しくて。俺はチャンミナを送り届けて家に帰った後も、翌日学校に行った後も…あの子のことを想っては悶々としていた。強引に抱きしめたチャンミナの細い体…、緊張していたのか、少し震えていた。そのくせ…そろりと俺の背中に回され、しがみつくようにシャツを握りしめた手からは、俺を好きって言う気持ちが溢れていて…///ああまったく!どこまで俺を夢中にさせれば気がすむんだ… [続きを読む]
  • 59 振り向けばシムがいる
  • side C恥ずかしかったけど…ユノヒョンが大好きで、その大好きなユノヒョンのご家族に好いてもらって嬉しかったことを伝えてみたら、ギューって抱きしめられてしまった///どうしよ…、僕、恥ずかしいよ…!!!///こんな道端で、誰かが来たらどうしよう///でも、とっても幸せなきもち…///ずっとこのままギューってしてて欲しい///「ゆ…ユノヒョン///」「2人っきりなんだから…ユノって呼んで?チャンミナ…。」「ゆ…ユノ…///」 [続きを読む]
  • 58 振り向けばシムがいる
  • side Y短かい間に信じられないくらい俺の家族に溶け込んだチャンミナは、帰らなければいけない時間になったときすごく引きとめられていた。母さんも父さんも妹も、チャンミナの謙虚で飾らない素直な性格と、いるだけでその場が華やぐ可憐なあの容姿に夢中になってしまったみたいだ。家族のためにも、またすぐにチャンミナを家に呼ばないとな。父さんが言っていたように、次は泊まりに来てもらおう!でも、あまりにも俺の家族がチャ [続きを読む]
  • 57 振り向けばシムがいる
  • side C「みなさん、今日は本当にお世話になりました。ごちそうさまでした…!」ユノヒョンの家での時間は、ただただ楽しいばかりで…あっという間に時が経ってしまった。美味しいご飯をいただいた後は、手作りのデザートを食べさせてもらった。昼ごはんの後は、ユノヒョンのご家族みんなとボードゲームをして遊んだ。ユノヒョンのおじさんもおばさんも子供のようにはしゃいでいたから、僕もすごく楽しかった。ボードゲームの後も、 [続きを読む]
  • 56 振り向けばシムがいる
  • side Y「おいしいっっっ!!!おばさんっ!!このお料理とっても美味しいですっ!!それからこのスペアリブも…スープもっ…!!!ぜんぶぜんぶすごくおいしいっっっ!!!」お昼ご飯にと、母さんが作った料理は肉料理から魚料理からサラダから…もうテーブルの上に乗り切らないくらいの色鮮やかなご馳走だった。それを目にしたチャンミナは目をキラッキラと輝かせて、その細い体のどこに収納されて行くんだと不思議になるくらい、 [続きを読む]
  • 55 振り向けばシムがいる
  • side C「だって〜!今まであなたが連れて来たどの子よりも可愛くてお行儀が良くていい子なんですもの…!!」「そうだな、今時珍しいくらい礼儀正しくてとってもいい子だ。」「それにオッパの友達の中では珍しい可愛い系のイケメンだし〜!!どうやって知り合ったの〜?」たくさん質問されてびっくりしてしまったけど、ユノヒョンのご家族は僕のことを気に入ってくれたみたい…。良かった。本当に良かった…!!ホッとしていたのも [続きを読む]
  • 54 振り向けばシムがいる
  • side C「ま〜!!とっても礼儀正しいのね?こちらこそ、今日は良く来てくれたわ!!たっくさん楽しんで行ってねチャンミン君!!」「はっ、はい!ありがとうございます!///」「ふふふ…本当に可愛らしいわねぇ?こんな息子も欲しかったわ〜?」とっても優しいユノヒョンのおかあさん。「チャンミン君は今年の新入生だよね?学校は楽しいかい?」「はっ、はい!とっても…!ユノさんもとても良くしてくださって…///」「そうかそう [続きを読む]
  • 53 振り向けばシムがいる
  • side Y「あらま〜??いらっしゃいチャンミン君??まあとっても背が高くてスタイルがいいのね〜??まあなんて可愛らしいのかしら…!!さあさ、中へ入ってね〜!」「チャンミン君いらっしゃい。今日はゆっくりしていくんだよ。」「チャンミンオッパいらっしゃい!!あとで一緒にボードゲームしましょ!!」昼前に家についてドアを開けると、家族総出でチャンミンを出迎えるもんだから俺も驚いてしまった。母さん父さん、それに妹 [続きを読む]
  • 52 振り向けばシムがいる
  • side Y今日はいよいよチャンミナが俺の家にくる日。彼の家までむかえに行くと、緊張しているのか…何だか言葉少なで笑ってしまった。「チャンミナ、そんなに緊張するなよ?大丈夫だから。家族みんなお前に会うのをとても楽しみにしてる。」「で…も、僕、人見知りだし…喋るのが…あまり、得意ではないので…、」不安そうに俺を見上げるチャンミナは、綺麗めな服を着ていて髪の毛も少しだけセットされていて、いつもの雰囲気と違っ [続きを読む]
  • 51 振り向けばシムがいる
  • side C「母さん…服、これでいいかな?おかしくない?」「うん、いいじゃない!!清潔そうに見えるわよ〜!!ちゃんとお行儀よくするのよ。あなた食い意地が張ってるから…ご飯にあんまりがっついちゃダメよ?」「わ、わかってるよ!!///」「あとこれ、駅前のケーキ屋さんで買ってきたのよ。とっても人気のパウンドケーキなんですって。お土産に持って行きなさい!」「うん、ありがとう…。どうしよ、なんか緊張してきた…。」「 [続きを読む]
  • 50 振り向けばシムがいる
  • side C勇気を出して伝えた僕の案はヒチョルヒョンに受け入れられて、東方高校の校内新聞はもっと人の魅力を伝えられるような内容に生まれ変わることになった。ユノヒョンもこのことにすごく喜んでくれて、頑張れよ!って言ってくれた。良かった。これでもうユノヒョンや学校のみんなを傷つけるような新聞記事は出なくなるよね…。頑張っていい新聞作れるように写真撮らなくっちゃ…!*****そんなことより…!!今日は土曜日。明日 [続きを読む]
  • 49 振り向けばシムがいる
  • side C「もう、誰かを追いかけ回してスクープ写真とか、隠し撮りみたいなのは嫌なんです!もっとちゃんと…取材をして、その人の考えを聞いた上で写真をとって、その人の良さを伝えたいんです…ぼく…」「…その人の…良さ、か…。」「そっ、それから…学校の部活で陰ながら頑張ってる人とか、目立たないけど活躍しているひととかっ…そう言う人に焦点を当てた写真を撮ってみたいです…。そういう、新聞作りは…できませんか?」「 [続きを読む]
  • 48 振り向けばシムがいる
  • side C「そうだ、シム!お前に頼みたいことがあるんだけど。聞いてくれるか?」僕たちをからかっていたと思ったら突然真面目な顔になったヒチョルヒョン。僕に頼みたいことって何だろう…?「あのさ、お前…また校内新聞委員会のカメラマンに復帰しないか?」「えっ!?僕がですか!?」「ああ。お前の撮った写真は生徒にも先生にもウケが良かったしな!…そもそもお前がカメラマン辞めた理由はユノだろ?もうユノとは仲直りしたこ [続きを読む]
  • 47 振り向けばシムがいる
  • side Y「いや〜、…随分と仲がよろしいようだな。お前ら〜!!笑」校内新聞委員会室を訪れた俺とチャンミナは、ヒチョルのひやかしを受けていた。チャンミナと一緒に登校するようになって数日。毎朝チャンミナの家に上がってチャンミナの寝起きを見守って、仲良く2人で登校して。チャンミナは恥ずかしがったけど、無理やり手を繋いだりして毎日毎日じゃれ合っていたら案の定校内新聞に俺たちの記事が載った。『スクープ!生徒会長 [続きを読む]
  • 46 振り向けばシムがいる
  • side Cユノヒョンに寝起きのだらしない姿を見られちゃって、大急ぎで朝ごはん食べたり、歯を磨いているところも見られちゃって。すっごく、恥ずかしかったけど…ぼくの家に当たり前にユノヒョンがいるのが嬉しくて、僕はすごく浮かれてしまった。ユノヒョンがぼくの家族になったみたいで、顔がにやにやするのをおさえられなかった。「「いってきま〜す!!」」一緒に家を出て、並んで登校する道はいつもよりもキラキラして見えて。 [続きを読む]