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山茶花談 https://blog.goo.ne.jp/sazannkatree

最近はペン画を中心に制作しています。 他、銅版画・色鉛筆画等。

ホームページです。http://chii78.wix.com/sazannka

山茶花
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2016/05/21

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  • 4月の個展のお知らせ

    4月の個展のお知らせです。植物をベースにした具象と抽象のペン画を中心に銅版画を数点と蔵書票を展示販売します。展示場所のLEPETITPARISIENは、オーナーが蔵書票の研究をされており国内外の希少な古書が壁面に並ぶ空間です。以前ここで楢山節考の著者、深沢七郎氏が今川焼き店を開いていました。ペン画と古書が呼応するような興味深い個展になるかと思います。よろしくお願い致します。飯岡千江子個展会期4月7日(日)~4月20日(土)13:00~18:00(水)(木)定休最終日は17:00頃終了予定初日・最終日作家在廊予定場所LEPETITPARISIEN〒131-0032東京都墨田区東向島2-14-12Tel03-3612-9961東京メトロ半蔵門線直通東武スカイツリーライン曳舟駅徒歩1分LEPETITPARISI...4月の個展のお知らせ

  • はな*ハナ*hana展

    「落としもの」PenColoredpencilPaper140x180mm常夜灯Livingナンギョウベースさんでの「はな*ハナ*hana展」本日最終日です。13:00-18:00open一か月の長い期間、大変お世話になりました。オーナーの犬束さん、会場で出会えた作家の皆さんどうもありがとうございました。わたしは他県から引っ越してきたばかりなのですが出会う作家さん達とお話ししていると共通の知り合いが多かったです。市川・大門にも出店されている方もいたのでふとまた道でお会いできそうでした。作家さんが多い土地なんですね。家で毎日制作されている方や教室に長年通われながら完成度の高いアクリル画をたくさん制作されている方、その方それぞれの制作の日常をお聞きできたのもとても楽しい時間でした。にほんブログ村はな*ハナ*hana展

  • 野葡萄

    「野葡萄」PenPaper242x333mm少しずつ少しずつ雨も増えてきて春に近づいている風が吹いていますね。うちの猫も、なんとなくソワソワしています。寒がりの猫にとって春は待ち遠しい季節ですね。今週の金曜日から3日間開催される猫の蚤の市。主宰場所は市川駅から歩いてすぐの夏秋武蔵屋酒舗さんです。こちらのお店では蔵元の地酒の他ワインを幅広く扱ってみえて夜は素敵なワインバーVINPLATSFeria(フェリア)もopenされています。そして、かわいい黒猫がいるのです!偶然なのですが、以前野苺の茂みの中に一匹の黒猫がいる絵を描きました。その野苺を野葡萄🍷に変えて描いてみました。原画はもうすこし柔らかい感じ。猫の蚤の市に展示させて頂こうと思います。ふらりと遊びにいらしてくださいね。猫の蚤の市2月23日(金)~25...野葡萄

  • ねこの蚤の市

    梅の花が満開できれいですね。来週の三連休は、市川駅近くの大門通入り口にある夏秋武蔵屋酒舗さんで開催されるねこの蚤の市に参加させて頂きます。わたしは猫の絵とポストカードの展示販売、そして募金と交換にお渡しさせて頂くネコにタコがテーマのクレヨン画をライブペイントする予定です。他にも猫のグッズがたくさん並びます♫詳しくはわたしのインスタグラムまたは夏秋武蔵屋酒舗さんまでお問い合わせください。ぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしていま~す(=^・^=)にほんブログ村ねこの蚤の市

  • ねこの蚤の市

    2月23日(金)~25日(日)は、ねこの蚤の市。夏秋武蔵屋酒舗さんのズラリ―ノの小部屋にて作品展示販売会、ねこ募金付きライブペイントを開かせて頂きます。ねこのペン画・色鉛筆画・ポストカードを展示します。ライブペイントではねこの募金箱にご寄付頂いた方にネコにタコのクレヨン画をプレゼント♫ネコにタコは・・・福を招くネコに多幸のタコが一緒になった縁起ものです。ぜひ遊びに来てくださいね!インスタグラムフェイスブック>にほんブログ村ねこの蚤の市

  • はな・ハナ・hana展

    ”Colors"PenPaper242x333mm迷路のようなアジサイの葉脈に潜む螺旋のマイマイ。ペンによる細密画です。常夜灯Living「はな・ハナ・hana展」に展示させて頂きます。ペン画を二点。ギャラリーopen日はカレンダーをご覧ください。一番の寒い季節、花に思いを寄せて見るのも良いですね。お近くの方はぜひお立ち寄りください。にほんブログ村はな・ハナ・hana展

  • 謹賀新年

    龍PenPaper318x410mm2021新年明けましておめでとうございます。最近、機会があって昔読んだ本を読み返しています。とうとうページがぼろぼろになって外れてしまった本が何冊か出てきました。ばらばらに散らばってしまったページも活字が刷られた紙は生きているようでなかなか捨てがたいです。自分の知らない視点を人からお聞きできて当たり前ですが本の世界はどこまでも深くて何度も好きな本を読みたいと思いました。自分の世界は狭くて浅いですが人と本を共有するとそこからイメージが広がってその深さをかいま見ることができました。2024年も新しい世界と絵の制作が広がりますように。今年もよろしくお願い致します。にほんブログ村謹賀新年

  • 2024年もよろしくお願い致します

    2023年も残り数日となりました。今年は引っ越しもありたくさんの方達に大変お世話になりました。どうもありがとうございました。来年はどのテーマも自分の中に深く入れて消化しつつ絵を完成させていきたいと思います。2024年もどうぞよろしくお願い致します。にほんブログ村2024年もよろしくお願い致します

  • ヘレンに贈る

    私はあなたに一度・・・ただー度・・・幾年か前に会った。私は何年とは言えないが・・・しかし昔のことでない。七月の夜半のこと、飛び迷うあなたの魂のよう※ポオ蝶が飛び立って行きました。薔薇のあおむいた顔の上ふわりにほんブログ村ヘレンに贈る

  • グループ展終了いたしました

    ※芒に雁PenAcrylicPaper410x273mmギャラリー庭時計さんでのグループ展が終了いたしました。お忙しい中お越しくださいまして大変ありがとうございました。わたしはコロナ後、何年かぶりでギャラリーに在廊させて頂きました。住まいも東京に近くなり会期中、何度もギャラリーに伺うことができて久しぶりにお顔を合わせてお会いできた方たちがたくさんみえました。いろいろなお話しをお聞きできて今後、これは参考にさせて頂きたいと思う貴重なご意見をたくさん伺うことができました。残念ながらすれ違いでお会いできなかった方とはぜひまた次の場所で再会できましたら嬉しいです。ギャラリー庭時計さんには大変お世話になりました。作家のShinobu.Kさん、ママダミネコさん、素敵な作品と一緒に並べさせて頂けてお話もたくさんできてと...グループ展終了いたしました

  • ヘレンに贈る

    月の沈むまで、ただ瞳を見た。何というはげしい、心の来歴が、それら、水晶の、天上の球に記されていると、思われたことであろう。※ヘレンに贈るポオ今秋の日曜日まで展示会が行われています。お近くの方はどうぞお足をお運びください。※松に鶴PenPaperAcriylic273x410mmにほんブログ村ヘレンに贈る

  • いきもののいるしあわせ展(2)

    ”Flower"PenPaper220x273mmお花のような泡に囲まれた魚。泡の一つ一つの中には、植物が存在しています。急に冬の寒さを感じるようになりました。陽の光もすっかり晩秋の色。来週の月曜日からグループ展が始まります。在廊予定・20日(月)・26日(日)他の日はインスタグラム:chieko.iiokaなどでお知らせさせて頂きます。お立ち寄り頂けましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。にほんブログ村いきもののいるしあわせ展(2)

  • いきもののいるしあわせ展

    11月20日(月)~26日(日)に、東京のGallery庭時計さんのグループ展に参加をさせて頂くことになりました。わたしは、テーマの「いきもののいるしあわせ」をイメージしたペン画と色鉛筆画を展示させて頂きます。よろしくお願いいたします。ご一緒させて頂く作家の方はいつもわたしの個展を見に来てくださっていた絵本作家のママダミネコさんと初めてご一緒させて頂く切り絵作家のShinobu.Kさんです。Shinobuさんとは最近、共通のお知り合いの方がいることがわかりご縁というか繋がりを感じる、と嬉しいお言葉を頂きました。そしていつも大変お世話になっているGallery庭時計さんはオーナーの長井理佳さんご自身も、児童文学の作家さんです。先日お知らせさせて頂いた11月11日(土)の千葉市川・大門通まるしぇのネコマルシエ...いきもののいるしあわせ展

  • 大門通まるしぇのネコマルシェに参加します

    11月11日(土)大門通まるしぇのネコマルシエに参加させて頂きます。ねこをテーマにアート作品の展示受注販売会や美味しいものねこモチーフのハンドメイド作品を販売しています。売り上げの一部を保護ねこ、地域ねこのボランティア活動に寄付いたします。わたしは大門通にあるスタジオベジーズさんで10:30~15:00まで作家の長井理佳さんと一緒に作った絵本「ねこにたこ」をテーマに↓①店の前で段ボールに絵を描いています。小さなサイズの絵は、募金していただくとお好きな絵をお持ち帰りできますよ♫(雨の時は残念ながらライブペイントは中止とさせていただきます。)②お店の中で、ねこにたこの絵を色鉛筆で塗り絵しよう!どんな柄のねこがいいかな?参加無料♫③塗り絵に参加する子供にねこにたこの絵本の読み聞かせしますよ♫④お店の中には縁起の...大門通まるしぇのネコマルシェに参加します

  • 寒山百得

    横尾忠則さんの「寒山百得」国立博物館に行ってきました。「二人が一人」「渾然一体」多くの絵に描かれているトイレットペーパー此岸と彼岸が混ざり世界は自由でどんな物も存在するし同居もするにほんブログ村寒山百得

  • KAIFES`23

    先日は市川にあるギャラリーfさんで開かれていた個展KAIFES`23の個展とトーク・ライブコンサートのイベントにお伺いさせて頂きました。50代のKAIさん、初めての個展だそうです。建築のお仕事にも携わってみえるKAIさん、最初にギャラリーの大きさから展示する作品の大きさ、数を決めて制作に入られたそうです。最初にギャラリーに入った時に一番に見せてくださったのが展示模型でした。建築からの個展の構想、とても面白いですね。色から作家の気持ちが溢れるような作品。初めての個展は作家にとって、とても楽しみですよね。私の場合は、ちょうど中耳炎になってしまって片耳が聞こえず体調が最悪の状態でしたが画廊で出会った方たちは、とても個性豊かで初めてコレクターの方達の文化の高さに触れました。KAIさんのトークイベントに出席されてい...KAIFES`23

  • 新しい土地

    7-8月と、暑い中での引っ越しをしました。新しい土地、市川は、昔過ごした名古屋の家の近くの川辺の風景に似ていました。引っ越し前に、ふとそんな川がそばにあったら良いなと思っていたところ想いが通じたようで夕方は桜並木の散歩を楽しんでいます。初めての環境の変化に、猫の精神も大変でしたがようやく落ち着いてきました。食器棚など、手持ちの木材で夫が作った家具に絵付けをしました。植木鉢も同じように。以前家具屋で買った食器棚はあっという間に底板が壊れてしまったのです。手作りのリサイクルは良いですね。この付近は、昔ながらの商店があってお団子屋さん、肉屋さん、パン屋さんなど安くて柔らかくて、びっくりするほど美味しい。スーパーも品物の幅が広くて毎日、必要なものを少しずつ買い物するのが楽しくなります。こちらで暮らして、現金・小銭...新しい土地

  • 猫との引っ越し

    北海道から群馬に移り住んで20年が過ぎ今度、千葉に引っ越しました。群馬に移った時は子供たちが幼児だったので近くに保育園や学校があることが引っ越しのポイントでした。そして今度は3年前に家にやって来た猫との暮らしが一番のポイントに変わりました。3時間ほどですが猫にとっては初めての車での移動。新しい家に入った時は過呼吸になってしまいました。すぐに治まったのですが夜になるとまだ不安なようで鳴いています。でも、食欲も少しずつ戻ってきて今日は10分ほど外の空気を吸いました。早く元のリズムに戻るといいね。にほんブログ村猫との引っ越し

  • 引っ越し

    毎日暑さが続きますがまだ七月なんですね。お盆までなんとかこの厳しい暑さを乗り越えたいです。この夏、夫の仕事の関係で引っ越しをすることになりました。毎日汗をびっしょりかきながら荷物の整理に追われています。高崎に移ってきたときは子供たちは小さな保育園児でした。小さかった子供たちを20年庭の大きな木や足元の様々な植物、土、虫たち、古い木造の、一年中通気性が良く健康的で気持ちの良い家、それらがずっと見守ってくれました。ありがとう。いつかまた違う形で出会えるかもしれない。時間の流れの中で、また心地よい関係で再会できるかもしれません。人間にとっては長い時間、一緒に過ごしてくれてありがとう。にほんブログ村引っ越し

  • 六月の雨

    お太鼓叩いて笛吹いて遊んでゐれば雨が降る櫺子(れんじゅ)の外に雨が降る中原中也の亡き児が「六月の雨」の中でたちあらわれて消えてゆきます。暦を見ればもう一週間少しで梅雨も明けるかという時期なのに雨は少なく近くの蓮池は葉も茂らないうちに花のつぼみが膨らみ始めています。今朝は早朝から鶯が元気に鳴いていました。※「五月雨」メゾチントにほんブログ村六月の雨

  • 6月の海

    梅雨の最中ですが海で波を荒立て船にいたずらしたりする海坊主です。怖いというよりもいたずらっ子のイメージで。酷暑の前の海に入っているようなしっとりした季節。"Umibozu"273x410mmP6PenSumiAcrylicPaperにほんブログ村6月の海

  • 獅子も猫

    獅子の体には命を脅かす虫が住むそうです。その虫除けの薬となる牡丹の露を手に入れるために獅子は牡丹の花にやって来ます。獰猛な獅子もネコ科の動物、花に蝶が舞っていれば、思わず戯れてしまうのも性。シリアスな世界の中にあるユーモアは昔からとても大切で心を楽しくさせてくれます。"Shishi&butterfly"410x318mmPenSumiAcrylicにほんブログ村獅子も猫

  • あそぼうよ!

    友人が木工を教えている工房けやきさんのお風呂入浴セット作りをお手伝いさせて頂きました。子供たちが自然の中で元気に遊んでいる様子がテーマです。青森ヒバで作られているので、とっても良い香り!お風呂で浮べて遊んだり、置物にして飾ってもかわいいです。にほんブログ村あそぼうよ!

  • 月明り

    昼間は汗をかいて夜になるととても寒く感じる、気温を見ると20℃は超えているのにどうしてこんなに寒いんだろう。夜の間も寝苦しくてたまたまネットに載っていたとても素敵な絵の絵本の中の文、”見えるもの、音、味、この手がふれているものの手ざわり、それはなんだろう、と考える心、それもまた、あっても、やっぱり、ないのと同じです”その時たまたま枕元に置いていた本は「龍樹”あるように見えても空という”」夫が図書館から借りてきた、ゴリラの研究をされている方の本は京大出身で、その方の先生は河合雅雄さんでした。昔読んだ雑誌Mothernatureで立花隆さんと対談されていたのを思い出しました。そのゴリラについての本の、対談相手だった小説家の方は以前、河合隼雄さんに小説を読み解いて頂いたときのことを本の中で書かれていました。無意...月明り

  • 鳥の巣

    大きな大きな木蓮の木・・この家に移ってきたとき、幼児の子供たちをずっと高いところから見降ろして見守ってくれました。もう何十年も経っているのに斜めにどっしりと立つ老木は枝を落としても、毎年立派な葉をたくさん茂らせて春の新緑の美しい色や夏の暑さは窓越しにしっかり遮ってくれます。今日はお隣の方からこの木に鳥が通っていて巣を作ってるみたいだよ、とお聞きしました。右側のハリーポッターのあばれ柳のような楓の木には何度か鳩が枝を組み合わせて巣を作っていて一度、木の隙間が広くて落ちて割れてしまいました。いつも庭にやって来ているのは鳩のつがい。おっとりして、うちの猫が近くを散歩していても逃げない。危なっかしいので、わざとわたしが足音を大きく響かせるのにまだ地面の中の虫?散策に夢中。この大きな木、木蓮や山茶花、楓たちにもっと...鳥の巣

  • はじまりの日

    今日はいろんな学校で始業式の様子。ピカピカのランドセルや、自転車で通う子供の姿が見えました。ワクワクする初めての学校。楽しいことがいっぱいありますように♫※小鳥がかくれているよ・・・にほんブログ村はじまりの日

  • 落としもの

    あゝ、しづかだしづかだ。めぐり来た、これが今年の私の春だ。むかし私の胸博(う)つた希望は今日を、厳(いか)めしい紺青(こあせ)となつて空から私に降りかゝる。※中原中也「春」より今年の春は、桜と山桜とツツジが同時に咲いているそうです。静かな今年の春は空からわたしの足元に淡い春色の鶴が希望をふくんで降りています。※「落としもの」Pen,Coloredpencil,Paperにほんブログ村落としもの

  • 動いている庭

    埋みし犬の何処(いづく)にか、蕃紅花色(さふらんいろ)に湧きいづる春の夜や。※中原中也「春の夜」より春雨の中ようやく桜の花が咲いています。春の夜に歩いて桜を見るのも素敵ですね。日本の左まんじの文様の庭に花を咲かせました。吉祥の紋様に花を組み合わせた春です。※Thegardeninmovement動いている庭PenPaper225x224mmにほんブログ村動いている庭

  • 円形庭園

    昔、箱庭療法というのを本で紹介されているのを見ました。箱の中に、様々な物を自由に自分で置いて完成させていました。箱の中にとどめるのは自分の世界を改めてかたちに起こして再確認すること?また、自分の内面を箱の中にかたちで作り上げていく途上で人の内面を回復させる力があるのでしょうか。わたしは最近描いた絵の中で囲いのある庭の外に初めて製作上、植物を外に出しました。水が箱から流れるような感じではなくて植物が外に広がる、または地面の地中ではつながっている感じ。村上春樹さんの物語から感じる人の意識と無意識の境の壁、その下に共通に流れているように感じた水。壁で区切られていながら内と外は水面下でつながっていて壁の中の世界は外側にも解放されているそんな心地よさを今回の絵で初めて経験しました。※"Circulargarden"...円形庭園

  • 春の華

    摘み溜めしれんげの華を夕餉(ゆうげ)に帰る時刻となれば立迷ふ春の暮靄(ぼあい)の土の上(へ)に叩きつけ※中原中也「春の思ひ出」よりふと畑を眺めると所々にレンゲの花の桃色の群れが見えました。春が近いと思っていたのにもうとっくに足元にやって来ていたようです。昨日は地元のギャラリーの詩と絵の個展を拝見しに出かけてきました。入り口に並べられていたのは花をテーマにされた詩と対で色鮮やかに刷られた絵でした。※"Fishes"PenPaperにほんブログ村春の華

  • Fish

    時こそ今は花は香炉に打薫(うちくん)じ、そこはかとないけはひです。しほだる花や水の音や、家路をいそぐ人々や。※中原中也「時こそ今は・・・」より春も近く、柔らかい西日が射す夕方です。魚は花を薫じた香炉箱のよう。※”Fish"PenPaper2023F0にほんブログ村Fish

  • Paisely garden " Glass "

    たぶん永遠のテーマになりそうなペイズリーの庭シリーズ。今回のテーマは"Glass"空に散り浮くガラスの星の庭園に植物が繁茂します。※Paiselygarden"Glass"PenPaper2023Paiselygarden"Flower"2015Paiselygarden"Vines"2015Paiselygarden"Seedbox"2015Paiselygarden"Readingstars"2020にほんブログ村Paiselygarden"Glass"

  • もうすぐ春

    風が急に強くなってきました。春が近づいてきている証拠ですね。今朝、庭の垣根のナンテンの実がほとんど無くなっていました。鳥たちももう少しの辛抱です。足元の土の中のどこかでカナヘビの家族もきっとウトウト眠りも浅くなっているかもしれません。もうすぐ、もうすぐ・・※"Springfield"/AcrylicPenPaper2022にほんブログ村もうすぐ春

  • ねむりねこ

    先日初めて少しだけ雪が積もりました。今日は穏やかなポカポカ小春日和です。先週、飼い猫が何も口に入れなくなってしまい昨日からやっと食欲が戻りました。口に何も入れなかったのは7日間。水も飲まない、ご飯はもちろん。毎日病院に通い、原因はわからず水やお薬を打ってもらいました。病院の先生方にはいつも丁寧に治療して頂いていのちを助けてもらって感謝の気持ちでいっぱいです。画像の作品は、以前ペン画で描いたねむりねこをアクリル絵の具とペンで起こしたものです。背景が瑞雲模様でしたので、鮮やかな青にしました。※「ねむりねこ」アクリル・ペン・紙F6にほんブログ村ねむりねこ

  • ご来廊ありがとうございました

    ギャラリー来舎での展覧会は終了致しました。お忙しい中、お足を運んでくださった皆さま、寒い中たいへんありがとうございました。わたしは乗り物に大変弱くて移動するのにも何度も休憩しながら途中下車したりしてなんとか目的地に向かいます。ほんの数駅でもふらふらになってしまうことも多くコロナが始まってからはマスクをしての乗車・移動が難しくてしばらく在廊なしで展示会に参加をさせて頂いていました。自分の身体に合わせて生活しながら良い作品を作っていきたいと思います。絵を見に来てくださった方とわたしの代わりに作品でお会いできれば幸いです。今回は、最近使用しているアクリル画を展示させて頂きました。色絵の具で絵を描くことによって改めて今までのペン画が客観的に見えてきました。いろんな事をやってみると、新しく物が見えてくるようです。よ...ご来廊ありがとうございました

  • Visitors

    展覧会で展示中の作品です。セロ弾きのゴーシュより夜チェロの練習をしていたゴーシュの元に庭のまだ熟していないトマトをもいで手に持った猫が小屋を訪問するシーンです。宮沢賢治の物語の中では、猫は頭の良い、すこし怪しい雰囲気で登場します。”VisitorLeft/Right"AcrylicPenPaper273x237mmお近くの方はどうぞよろしくお願い致します。お話の中の猫展1/14(土)~1/22(日)11:00~18:00(最終日は16:00まで)(月)・(木)休廊参加作家:飯岡千江子小田島正惠かきはらひとみ梶原美穂キムラトモミ久世アキ子千葉真弓鳥飼規世mmr山崎美枝子Gallery来舎梅猫庵〒154-0022東京都世田谷区梅丘1-44-10℡03-6326-2126HPhttp://gallerykiya...Visitors

  • 本日から展示中です

    本日から展示会に出展させて頂いている作品です。宮沢賢治の物語「注文の多い料理店」から”Circle"AcrylicPenPaper273x237mmお近くの方はどうぞよろしくお願い致します。お話の中の猫展1/14(土)~1/22(日)11:00~18:00(最終日は16:00まで)(月)・(木)休廊参加作家:飯岡千江子小田島正惠かきはらひとみ梶原美穂キムラトモミ久世アキ子千葉真弓鳥飼規世mmr山崎美枝子Gallery来舎梅猫庵〒154-0022東京都世田谷区梅丘1-44-10℡03-6326-2126HPhttp://gallerykiya.jpFBhttps://www.facebook.com/kiyaumeneko梅が丘駅徒歩2分北口から左手の高架沿いに進み、黄色の看板を右へにほんブログ村本日から展示中です

  • 猫はじめ

    新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。群馬の強い風がよく吹いていますが晴天つづきでとても気持ちの良いお正月です。めずらしく家を出ている子供たちが皆帰省したので家族そろってにぎやかに過ごしています。普段静かな家で暮らしている猫は突然の宿泊者に違った意味での大騒ぎ・・窓に登って夜まで降りてきません。猫が大好きな下の息子は毎日がんばっておもちゃで遊んでくれるかいあって夜はリラックスして羽あそびができるようになりました。新年はうさぎ年ですが、猫の年初めになりました。中旬からグループ展に参加させて頂くことになりました。猫のお話がテーマで、わたしは宮沢賢治の物語から猫のアクリル画・ペン画を4点出展します。わたしは在廊を予定していませんがお近くの方はお立ち寄り頂けましたら幸いです。1...猫はじめ

  • Horn

    角のあるフクロウのアクリル画です。背景の深い森に、緑の葉をペンで描き込んでいます。ちょうどクリスマスが終わってしまいましたが偶然そんな配色ですね。ここ高崎でも、夏の夜に近くの山からボーボーというフクロウの鳴き声が聞こえてきました。とても心地よい夏の夜になります。今は冬本番、毎朝大きなサザンカの木の上でわさび色の小さなメジロが数羽、ピルピルピルと鳴いてかわいい季節です。2022年もあと数日、来年もたくさんの元気な鳥たちに会えますように。”Horn”AcrylicsPenPaper333x242mmにほんブログ村Horn

  • Moon Siesta

    以前描いたペン画、花札の「菊に盃」の盃を月に変えました。菊の花の中心は月のような、星のような、太陽のような。絵の中心に月が昼寝している姿がイメージに浮かびました。菊の花畑は空に広がり月は菊の宇宙で昼寝しています。原画の青は鮮やかな発色の澄んだ水色。アクリル絵の具の色の鮮やかさに惹き込まれています。※`MoonSiesta`アクリル・ペン・紙242x333mmにほんブログ村MoonSiesta

  • オッペルと象

    宮沢賢治の物語「オッペルと象」から"GoodbyeSantaMaria"。アクリルにペンを重ねています。アクリル絵の具の鮮やかさがなかなか画像に出にくいのがとても残念です。絵の具の上にペンを載せるとペンの黒が下地の絵具の色に反応して若干沈みしっとりと良い感じに仕上がります。細かで繊細なこれまでのペン画作品と勢いのあるペンを載せたアクリル画、どちらの世界も良さがあって画材によって作品が変わるのはとても面白いです。※宮沢賢治の物語「オッペルと象」から"GoodbyeSantaMaria"アクリル・ペン・紙410x318mmにほんブログ村オッペルと象

  • 6days

    アクリル画にペンを加筆して制作し始めています。スタートのきっかけになったのは宮沢賢治の貝の火という物語からイメージが浮かんできたことでした。子ウサギに起こる6日間の出来事。物語の中心にある宝珠の中で燃えている美しい炎の赤がこの絵の中心のいろにもなりました。いろんな意味で心に響く宮沢賢治の物語。いつも物語の最後の解釈がとても心に響きます。悲しい内容も多いけれど解釈はもっと俯瞰的で前向きです。学生時代に先生から聴いた柳田国男さんの山の人生の解釈と重なって生き物の生命力の美しさがわたし達の捉え方とはすこし違うような。違うけれど、人の心の奥の根っこのところをぐっとつかんでくる、ほんとうにすごい作家だなあと一つ一つ物語を読むたびにうーん、、唸らされてしまいます。「days」AcrylicPenPaper273x23...6days

  • 犬に追い立てられる山猫たち

    宮沢賢治の物語「注文の多い料理店」の最後の場面、犬に追い立てられる山猫たちです。二匹の白い犬は、物語の最初にあんまり山がものすごいので目を回してしまったのですが最後に大奮闘してくれました。猫は高いところに登るのが得意なので翌朝には犬たちもあきらめて今度は目を回して眠っている人間たちの元に帰って行ったかもしれませんね。※「犬に追い立てられる山猫たち」ペン・紙337x250mmにほんブログ村犬に追い立てられる山猫たち

  • Goodbye Santa Maria

    宮沢賢治の物語「オッペルと象」から。白象がオッペルという稲扱機械工場の主人にこきつかわれて働かされるというお話です。白象は巨体なのになぜ小屋から自分で途中で逃げ出さなかったのでしょう。働き疲れて窓から見える月に気弱になってGoodbyeSantaMariaと語りかけます。白象を助けてくれたのはお月さま。物語の最後はハッピーエンドです。お月さまは白象に「おや、何だって?さよならだ?」と笑って助けてくれました。ちょっと悲しそうな絵ですが宮沢賢治の生き物たちのこころが揺れるシニカルでユーモアを含んだ物語の一片を描いてみました。「GoodbyeSantaMaria」PenAcrylic410x318mmにほんブログ村GoodbyeSantaMaria

  • 半熟トマトを持つ三毛猫

    いよいよ冬に向かって、肌寒くなってきましたね。宮沢賢治の物語「セロ弾きのゴーシュ」で夜遅く住処の小屋の中でセロ(チェロ)の練習をしていたゴーシュの元を一匹の三毛猫が訪問します。両手にトマトを重そうに持って。そのトマトは、ゴーシュが庭に植えていたまだ半熟のトマトでした。勝手にもいでしまって、しかも半熟、でも悪びれない三毛猫がどこか憎めませんでした。そんな三毛猫を描いたものです。夏の名残に・・・「半熟トマトを持つ三毛猫」ペン・色鉛筆・墨・紙410x318mm2022にほんブログ村半熟トマトを持つ三毛猫

  • 展示会ありがとうございました

    「小さなわたしの窓」展、終了致しました。お忙しい中、わざわざお足を運んでくださった皆さまネットで応援してくださった皆さまギャラリー庭時計さま大変ありがとうございました。今回は宮沢賢治の注文の多い料理店という物語をテーマにすこし愛らしい絵が多い展示になりました。作品を通じてまたお会いできる時を楽しみにしています。感謝をこめて。物語「貝の火」子ウサギが6日間に遭遇した出来事のために曇ってしまった目。にほんブログ村展示会ありがとうございました

  • 伊藤眞理展

    昨日、伊藤眞理さんの個展に伺って来ました。日本画の絵具・墨、他、を和紙の上に垂らして制作されています。ふすま一枚ほどの大きな和紙が壁面に垂らされた大作とパネルに和紙を貼って絵具を重ね一見鉄を感じさせる心地よい硬質感の小作。床に和紙を置き絵具が流れないように四隅を新聞紙で固めて溝を作り何日か自然に紙の上に載ったある部分は沈殿している深い絵具も自然に乾かせて完成させるそうです。大作の和紙は、ギャラリーの壁で風が吹くとふんわり揺れ日光の微妙な光の移ろいで作品の色はその時々若干変化して見えます。同じ材料でも、作品の仕上げ方でまったく違う作品に完成していたことにとても魅力を感じました。にほんブログ村伊藤眞理展

  • 晩餐の準備をする山猫たち

    山奥にある西洋料理店・山猫軒の厨房では山猫の子分たちが晩餐の準備に大忙しです。メインディッシュはもうすぐやって来る狩人の人間たち、副菜と、扉の前に置くバターを練っているところです。バター作りって結構体力いりますよね・・グループ展に展示しています。「晩餐の準備をする山猫たち」PenPencil182x242mm20222022.10.04-10.1010.07close小さなわたしの窓展Gallery庭時計にほんブログ村晩餐の準備をする山猫たち

  • 香水瓶に酢を入れる山猫たち

    宮沢賢治の注文の多い料理店から、「香水瓶に酢を入れる山猫たち」。もうすぐやって来るお客のために準備に忙しい山猫の子分たち。頭に酢を振りかけた人間も災難ですがあんなに強烈な匂いの酢を香水瓶に入れた山猫たちの嗅覚もそれはそれは辛かっただろうな・・と思いながら描いた絵です。明日からグループ展が始まります。お近くの方はぜひお立ち寄りください。「香水瓶に酢を入れる山猫たち」PenPaper242x182mm2022.10.04-10.1010.07close小さなわたしの窓展Gallery庭時計にほんブログ村香水瓶に酢を入れる山猫たち

  • ご馳走を待つ山猫の親方

    山奥にある西洋料理店WILDCATHOUSEの奥の部屋では今か今かと山猫の親方がご馳走を待っています。そのご馳走というのは・・・?ちょっと怖い話なのですこしかわいい山猫の親方にしてみました。「ご馳走を待つ山猫の親方」PenPaper200x160mm20222022.10.04-10.1010.07close小さなわたしの窓展Gallery庭時計にほんブログ村ご馳走を待つ山猫の親方

  • めまいを起こした二疋の犬

    宮沢賢治の物語注文の多い料理店から”あんまり山がものすごいのでめまいを起こした二疋の犬”。山の中から山猫たちがそっと様子を伺っています。白い犬たちは、物語の最後に復活して主人を山猫から救ってくれます。大奮闘ですね。10月のグループ展に展示しています。「あんまり山がものすごいのでめまいを起こした二疋の犬」PenPaper180x238mm20222022.10.04-10.1010.07close小さなわたしの窓展Gallery庭時計にほんブログ村めまいを起こした二疋の犬

  • Little wildcat

    10月のグループ展で展示する作品です。宮沢賢治のオマージュ、注文の多い料理店に出てくる山猫の子分をイメージしました。すすきが広がる山の中を散歩しているちょっとかわいい小さな山猫です。気分はRattata♫♫LittlewildcatPenPencil220x273mm20222022.10.04-10.1010.07close小さなわたしの窓展Gallery庭時計にほんブログ村Littlewildcat

  • Wildcat

    10月のグループ展に展示する作品「Wildcat」です。宮沢賢治のオマージュ。注文の多い料理店に登場する山猫です。物語に出てくる芒を、背景にふんわり飛ばしました。「Wildcat」PenPencil273x220mm202220221004-10101007close「小さなわたしの窓」展ギャラリー庭時計にほんブログ村Wildcat

  • 展覧会のお知らせ

    グループ展に参加させて頂くことになりました。「小さなわたしの窓」展Gallery庭時計わたしは宮沢賢治の物語「注文の多い料理店」のオマージュペン画を展示します。DM右下の猫は物語に登場する山猫・Wildcatです。よろしくお願いいたします。にほんブログ村展覧会のお知らせ

  • 名月や

    早朝、西の空にオレンジ色の大きな月が浮かんでいました。すばらしい名月でしたね。にほんブログ村名月や

  • 山猫たち

    10月にグループ展に参加をさせて頂くことになりました。また詳しいお知らせは後ほどさせて頂きたいと思います。わたしは今回、宮沢賢治のオマージュ・物語「注文の多い料理店」がテーマのペン画を展示します。山猫たちがたくさん登場します。こちらは2種類あるポストカードから。にほんブログ村山猫たち

  • 秋の気配

    お盆が過ぎたら、急に朝晩と涼しくなりました。すっかり秋の気配です。家の前の川ではトンボがたくさん飛び交い夜は秋の虫の合唱。空は水色に澄んで酷暑の後にほっとします。※「芒に雁」ペングワッシュにほんブログ村秋の気配

  • 暑中

    毎日大変な暑さが続きますね。すこし涼をとれればと、涼しげな絵を載せてみました。海にでも行けると気持ち良いのですが遠い道のり、マスクをしての移動はわたしはすぐに真っ赤な顔にのぼせてしまいそうです。最近、夕方の散歩は暑すぎてできないでいるのですが夏は早朝、5時ごろ猫の散歩をしています。風が秋のように涼しく吹いてほんの一時間くらい楽しめます。外に出にくい生活になった分、テレビで見る海や山、日本や海外の画像はとても鮮明できれいな色で以前よりもずっと感受性豊かに見せていただいているような気がします。にほんブログ村暑中

  • オリーブに鳩

    日本人が大好きな淡いグレー・グリーンのオリーブに夫婦の鳩。うちの庭にオリーブの木はありませんが楓の木の枝に、昔、鳩が巣をつくってとても小さなたまごが一つ、落ちてしまった。しずかな月夜の下にしずかな世界がわたしたちの住む世界でありますように。にほんブログ村オリーブに鳩

  • 湖上

    ポッカリ月が出ましたら、舟を浮べて出掛けませう。波はヒタヒタ打つでせう、風も少しはあるでせう。※中原中也「湖上」よりあっという間に梅雨が明け連日の暑さの中で七月に入りましたね。以前この時期の気温を数年分調べたことがあって梅雨明けの6月25日前後からはずっと毎日30℃越えでした。今年は梅雨が遅くて短かったのでしょうか。すこし涼を感じたくて湖上の月を載せてみました。※「湖上」ペンにほんブログ村湖上

  • 雨のいろ

    通りに雨は降りしきり、家々の腰板古い。もろもろの愚弄の眼(まなこ)は淑(しと)やかとなり、わたくしは、花辨(くわべん)の夢をみながら目を覚ます。中原中也「雨の日」より田んぼに水が入りました。毎日のように雨が降って水の張った水田が広がるのを見るととてもさわやかな風が胸を通り過ぎます。雨は無色透明ですがこれから水田に苗がびっしり植えられた緑色はわたしの中の雨のいろ。「にわか雨」ペン・グワッシュにほんブログ村雨のいろ

  • 友人の展示会

    梅雨を感じさせるような雨が続きますが晴れた日は新緑がきれいに広がってとても気持ちが良いですね。建築設計をしている友人夫婦が開いているギャラリーで友人tsumugiさんが布物の展示会を開きます。わたしの絵とポストカードもすこしだけ飾っています。わたしは在廊を予定していませんがもし千葉でお近くの方がいらっしゃればお立ち寄りくださいね。ギャリーf千葉県市川市市川1-17-3Tel047-383-9522(かめ設計室)紬tsumugi日々の衣服5月22日(日)-29日(日)(水)休み10:00-17:00にほんブログ村友人の展示会

  • 五月晴れ

    連休の後半は、水色の空が広がってうちの猫もごきげんでお散歩を満喫中の五月晴れ。近くの山は一面黄緑色に光っていまだけの旬の色。「灰色猫」色鉛筆にほんブログ村五月晴れ

  • 穀雨

    今朝読ませていただいた暮らし歳時記さんの記事によると今日は穀雨だそうです。雨が降って百穀を潤す春ですね。昨日の夜、布団の中で目が覚めると外からサーっと静かな雨の音が聞こえてきました。春なんだな・・と心地よい気持ちに。学生時代の先生は静かな夜、眠らずに本を一冊朝まで読みふけったそうです。新緑の美しい黄緑の色に春の静かな小粒の雨、散歩道では棚にびっしり藤の花が咲いていました。うぐいすが朝からずっと、いろんな方向からきれいな鳴き声を響かせています。※「藤に時鳥」penGouache410x273mmにほんブログ村穀雨

  • 桜に幕

    あ々、しづかだしづかだ。めぐり来た、これが今年の私の春だ。むかし私の胸打った希望は今日を、厳(いか)めしい紺青(こあせ)となつて空から私に降りか々る。※中原中也「春」桜の河に錦の橋を架けて描いてみました。寒い冬から、やっと春の季節がやって来てくれました。あたたかくて新緑に花が咲き時間もゆったりと小川の水のように流れています。今日はとても良いお天気でした。いまは夕方、外はまぶしい西日の中、風がおだやかに吹いています。中原中也の詩のような、春の日の夕暮れ。※花札3月桜に幕ペン・グワッシュにほんブログ村桜に幕

  • 春到来

    先週近くの河川敷では梅が満開でした。ほんの一週間で木蓮の花が咲きさわやかな水色が一面広がる空の下で明るい乳白色の花がとてもきれいです。明日から雨だそうでまた寒さも戻りそうですがうちの猫は、庭でトカゲ捕りに夢中です。カナヘビにモンシロチョウ、クモ、テントウムシ・・虫たちに遅れてタンポポはまだ背を低くしながらつぼみが膨らんできました。木蓮の木の上では鳥たちが代わる代わるにぎやかに飛んできて虫も鳥も猫も、あたたかい陽の光を浴びて静かで幸せそうな春の季節。ゆったり時間が流れています。わたしたち人も他の生き物たちと一緒に春の光を浴びながら穏やかに平和に、手のひらを太陽に向けて伸ばしながら今もこれからもずっと生きていきたいですね。にほんブログ村春到来

  • 春の草

    ふと気付けば外では足元に、みどりの草が生えていました。この間まで、猫と一緒に枯れた地面にみどりの草を探していたのにいつの間に・・?シュロの木の根元に広がりだしているのは一番に名乗り出た元気なカラスノエンドウ。たくさんの葉は閉じられたものからいくつかの葉は大きく開きだしていました。天に向かってめいっぱい葉を広げる姿は春そのもの。今日は一枚さくらの絵が仕上がりました。ここ最近、いえ、数か月になるかと・・いろいろ模索しながら描いていた時期。毎日の生活の中でのいろいろな出来事がいつの間にか絵の中に含まれていて小さなひとつひとつが絵が成長してくれる素材になってくれるようです。もの作りは悩み多いですがあ、小さい一歩、進んだ・・と感じた春の夕暮れです。にほんブログ村春の草

  • 春がくる

    もう18時になるのに窓から見える空は、淡い藍色に紅がほんのりたなびく春の色合い。こちらは山で都心より寒くようやく梅は半開きです。わたし達はいつも同じ歴史を繰り返しながらいのちの世代が交代し続けてています。何度も繰り返されながらも平和を望む気持ちは幾世世代が変わってもきっと同じように春の空を眺めて感じていたはず。昔も今もこれからもいろんなことが起こりますが春の空はとても静かで柔らかくて平和です。もうすぐ花開くつぼみや新緑はいろんな場所で様々に生きているわたし達にほんのつかの間きっと穏やかな気持ちを与えてくれる。いつの時代も平和を幸せに感じる気持ちは同じ。もうすぐやって来る春の季節と同じようにわたし達も他のたくさんの生き物たちを抱えながら平和を望む気持ちを持ち続けていたい。※「花札2月梅に鶯」PenGouache(...春がくる

  • お稲荷さんの日

    昨日は、初めて高崎に雪が降りました。水っぽい雪だったので、あんまり積もらず朝にはほとんど溶けていましたが昨日は一日久しぶりの雪景色。近くの山も薄い灰色と雪の白がぼおっと浮かんで見えてそれはきれいでした。昨日は2月10日、お稲荷さんの日だそうです。近くのお豆腐屋さんで油揚げを買ってきて夕飯は稲荷寿司を作りました。お醤油と、炊飯器で作った甘酒と麦飴で揚げを煮込みました。ほんのり甘い、ちょっと薄味のお稲荷さんです。外はしんしんと雪が降っていてお稲荷さんをひとつ濡れないようにビニールにくるんで夜になってしまったけれど家の裏の祠のお稲荷さんにお供えしました。お稲荷さんの日は、農耕の始まる日。今年もいろいろなことがあるかもしれませんがどうか天候に恵まれ大地から豊かな実りをたくさん収穫できますように。皆が健康に、安らかに暮ら...お稲荷さんの日

  • 年下の兄弟

    外では、マンリョウとナンテンの実の赤色が冬の木々の深い緑色の中で薄い陽に照らされながら鮮やかに輝いています。ここ数年縁があって読んだ何人かの著者の本の中で木々が地中の根の間の菌糸によってさまざまな情報、栄養や危険信号などを共有し合っていることを知りました。窓から見える薄茶色の山もこの山の木すべてもそうなのだろうと想像しながら立ち枯れている木も多く山の古老の木たちが地中で栄養を運んでいるのかもしれません。日本の奥深い森の中で粘菌を収集、発見した南方熊楠もひとり森の中で長い期間彷徨ううちに自然と森から情報を夢という深い意識下で受け取っていたのかもしれない・・とも思われてきます。民俗学の本にも出てくるように深い山の中で暮らしているとすこし不安定になる人が出てくるのですがひょっとすると人の意識と、巨大に共有されている森...年下の兄弟

  • 壬寅

    新年明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。空の上から壬寅が降りてきました。水のようにしなやかに、強くたくましい年になりますように。※「壬寅」MizunoeToraPenGouache:goldandwhiteF6にほんブログ村壬寅

  • Merry Christmas

    にほんブログ村MerryChristmas

  • リース作り

    庭のローズマリーとナンテン・ヤツデの実でリースを作ってみました。さわやかなローズマリーの香りにナンテンとヤツデの玉の実のかたちがとてもかわいく素人ですが素敵に仕上がりました。やっぱり手作りって良いですね。手元にある材料で物を作るのは白い紙に線を重ねながら絵を仕上げるのとよく似ています。料理を作るのも野菜を切ったり調味料を混ぜながらあれこれ手を加えて仕上げていく感じが似ていて。完成品が目に見えているわけではないのにあれこれなんとなく手を加えていくうちに物が生まれてくることはわたしにとってはとても不思議です。リースの丸いかたちはお正月の飾りや神社のお祭りの茅の輪、マンダラなど昔から世界中で大切にされているかたち。うちの猫も、丸いマンホールの中にずっと座っていたりします。丸のかたちは生き物にとって心が落ち着くのでしょ...リース作り

  • 野の風景

    美しい秋の季節に展示していただいた中之沢美術館での「森の中の美術展」は終了いたしました。お忙しい中、美術館までお越しくださった皆さま展覧会にお誘いくださった中之沢美術館様本当にありがとうございました。展示作品は、いつか描きたいと思っていた日本の古い生き物がテーマでこんなふうに描こうとあまり思わず描きたい気持ちから自然に生まれてきました。その勢いが画面に出てくれたような気がしています。いま描いているのは虎でこちらもラフから勢いよく白い画面に出てきました。これから迎える日本の新しい年に向かって紙の上に降りてきてくれたのかもしれません。画面にアップしたのは、我が家の野の風景です。春からあたたかい秋までは、こんな様子です。カナヘビの家族がいっぱい緑の中で暮らしています。冬はこれから本番。まだ来ぬ春の庭に思いを寄せてみま...野の風景

  • 雲に浮かぶ花

    NHKの「この素晴らしき世界」という番組を見ました。コロナ下でのニューヨーク、ジャズのライブハウス・ヴィレッジヴァンガードと暴力を受けた二人のジャズプレイヤーのドキュメント。相手を責めることなく、自分の演奏を通じて愛を語ろうとする姿勢に勇気をいただきました。多くのミュージシャンが外で演奏していた「この素晴らしき世界」。ルイアームストロングも重なってとても素晴らしい番組でした。「雲に浮かぶ花」PenPaper318x410mmにほんブログ村雲に浮かぶ花

  • 雲に浮かぶ花

    小さな作品です。雲の周りには小さな花びらが飛んでいます。「雲に浮かぶ花」PenPaper273x160mmにほんブログ村雲に浮かぶ花

  • アカンサスと鳳凰

    秋が深まる中で開催中の「森の中の美術展」です。出展させて頂いている神獣のテーマで展示していない作品のアカンサスと鳳凰です。薄いベージュの紙に、淡いペン画です。作品に近い写真を撮るのはとても難しいですね。気温が20℃前後になって強い風も吹いたりするようになりました。暑かった夏から急に冬の気配が感じられます。気付くと10月も後半に入りもうすぐ11月になるんですね。※アカンサスと鳳凰ペン410x318mmにほんブログ村アカンサスと鳳凰

  • 掲載のお知らせ

    開催中の「森の中の美術展XXⅡ」が上毛新聞にご掲載いただきました。大変ありがとうございました。少しずつ秋が深まり、さわやかなお天気の続く群馬です。お近くの方はどうぞお立ち寄りください。「森の中の美術展XXⅡ」会期2021年9月12日(日)~11月28日(日)11:00-16:00(土)・(日)・祝祭日開館NPO法人中之沢美術館群馬県前橋市粕川町中之沢249-14Tel027-285-2880HPFacebookにほんブログ村掲載のお知らせ

  • アメフラシ

    今展示して頂いている作品です。以前から神獣を描いてみたいと思っていました。今年、気持ちの高まりに任せてのびのびと描いてみました。風に乗り、小雨を降らしながらびゅんびゅんと突き進んでいく感じが出たように思います。また気持ちが起これば何度か描いてみたいテーマです。「アメフラシ」ペンF6618x410mm「森の中の美術展XXⅡ」会期2021年9月12日(日)~11月28日(日)11:00-16:00(土)・(日)・祝祭日開館NPO法人中之沢美術館群馬県前橋市粕川町中之沢249-14Tel027-285-2880HPFacebookにほんブログ村アメフラシ

  • 森の中の美術展 展示風景

    昨日は、出展させて頂いていますNPO法人中之沢美術館にお伺いして来ました。爽やかな秋晴れの中、周りの森の木立は冬に向けて実がびっしりと生っていました。美術館の中も木々の静かな呼吸が感じられるような心地よい空間でした。こんな素晴らしい空間で展示してもらえる作品も幸せそうです。ペン画を3点展示させて頂いています。このコロナ下で、中央の作品「ねむりねこ」を出展させて頂いて良かったなと改めて思いました。日光東照宮のねむりねこからイメージが膨らんで制作した作品で徳川の時代に、ねこが安らかに眠るように世の中が平穏でありますように・・との願いが込められているそうですが時代を超えて今もまた同じ想いです。長い会期ですので、機会がありましたらどうぞお立ち寄りください。「森の中の美術展XXⅡ」会期2021年9月12日(日)~11月2...森の中の美術展展示風景

  • 「森の中の美術展xxⅡ」フライヤーのお知らせ

    9月12日(日)から始まりますNPO法人中之沢美術館「森の中の美術展xxⅡ」のフライヤーのお知らせです。よろしくお願いいたします。NPO法人中之沢美術館フェイスブック彫刻家の島田忠幸さんのお名前が島田忠彦と誤表記されています。ご確認お願いいたします。出品させて頂いている作品の中から「ねむりねこ」です。日光東照宮のねむりねこからイメージが広がり制作しました。ねこが目を覚まさないほど世の中が平和でありますようにとの願いが込められているそうです。このコロナ下で想いが通じますように・・。「ねむりねこ」ペン・グワッシュ・パネル・紙318x410mm2018年にほんブログ村「森の中の美術展xxⅡ」フライヤーのお知らせ

  • 展覧会のお知らせ

    展覧会のお知らせです。NPO法人中之沢美術館「森の中の美術展」に出品させて頂きます。わたしはペン画を3点展示しています。森の木立の中にある素敵な美術館です。会期中には、晩夏から冬に向けて森の景色が静かに移ろう様も見られそうです。お近くの方はお立ちより頂けましたら幸いです。「森の中の美術展XXⅡ」会期2021年9月12日(日)~11月28日(日)NPO法人中之沢美術館群馬県前橋市粕川町中之沢249-14Tel027-285-2880http://nakanosawamuseum.blogspot.com/出品作品「獅子」ペン・墨410x318mm2021年にほんブログ村展覧会のお知らせ

  • Stars and plants

    ある方が投稿で竹西寛子さんの解説された与謝蕪村の句を紹介されていました。そのやさしい解説に胸を打たれ本を取り寄せてみました。短夜(みじかよ)や毛虫の上に露の玉”体をおおっているたくさんの毛が、よく見れば露の玉を捧げているようなのも・・・”夏の朝は平等に訪れ、作者も毛虫も読者も一緒に生きる。本の中からもう一句月天心(つきてんしん)貧しき町を通りけり天の中央に座した月の下には様々な意味での貧しき町、または人。毛虫の毛の上の露の玉が、美しい捧げもののようだという。風景に人の想いを重ねて生まれた句は読む人の想いによって意味もまた様々に。露や月を、この一年に置き換えてみるとどんな句が生まれてくるでしょうか。※StarsandplantspenF4333x242mmにほんブログ村Starsandplants

  • 花札の季節

    花札をテーマに習作を描いています。遠い昔、子供のころに花札で遊んでいる映像がふっと頭をよぎります。絵札に描かれている生き物はひと月ごとに変わっていますね。この絵は1月の松に鶴。お正月らしい。2月は梅に鶯4月に飛んで藤に時鳥。7月は萩に猪8月は芒に雁10月は紅葉に鹿この8月に、芒に雁・・雁は家の前の川でよく見かけるのですが芒はなんとなく10月ごろかな・・と。江戸時代には、お盆を過ぎれば芒に雁の風景が広がっていたのでしょうか。にほんブログ村花札の季節

  • 春風

    刺繍作家のtsumugiさんと進めている、絵と刺繍のユニット”CHIKICHIKI”をわたしのホームページの中にページを作りました。来週から始まる帯広での展示会の品を載せました。よろしければご覧ください。https://chii78.wixsite.com/sazannka上の絵は、春風に揺れる植物のペン画です。刺繍では春の夜になっています。にほんブログ村春風

  • 筆と糸

    ある暑い夏の日、足元の土は照り付ける太陽でカラカラに乾いていました。そんな熱い土の上で、地面にへばりつくように細く四方に蔓を伸ばす植物に気が付きました。その植物のかたちが面白く生命力のたくましさにも惹かれて以前、この植物の絵を描いたことがありました。そんな季節がまたやって来ています。刺繍作家のtsumugiさんに縫ってもらうために描き直した絵です。普段あまり白地の背景にすることがないのですが瑞々しい透明感が生まれて、新しい発見でした。普段よりも、ちょっと肩の力を抜いて白い紙に描いてみる、違うものが生まれてくるものですね。その絵を見たtsumugiさんが縫ってくれた刺繍。涼やかで、布の上を伸びていく刺繍糸にあの暑い日に足元に見た植物の姿が重なりました。ちいさな小物、(ブローチ)このシリーズも、tsumugiさんの...筆と糸

  • CHIKICHIKI展

    展示会のお知らせです。今回は刺繍作家のtsumugiさんとのコラボCHIKICHIKIの初展示です。わたしが描いた絵をtsumugiさんが刺繍で表現しました。コロナ下ですので、ご無理のない範囲でお立ちより頂ければ嬉しいです。GALLERIAオリザ7.27-8.111:00-19:00lastday-17:00にほんブログ村CHIKICHIKI展

  • カタツムリ

    7月に入って続く雨の季節。もう何年も前のことですがある雨の日、こんな梅雨時期だったと思います。曇り空の下、家の前の川に向かう道路を夥しい数の小さなカタツムリたちが川に向かって横断しようとしていました。細い道路は小さなカタツムリでいっぱいでした。それを機に、めっきり庭でも外でもカタツムリの姿が見られなくなりました。逆に、ごくたまに年に一度くらい見かけると珍しい!と思うように。小学生のころ、傘をさして下校途中アジサイの葉やの原っぱに大きなカタツムリをよく見かけませんでしたか?原因はわかりませんが長い時間わたしたちが都合で環境に手を加えてきたせいかと思えたり。2~3年ぐらい前から、急に女性の間で日常生活で使うものなどに関心が大きくなってきているのを数字で知りました。大きなカタツムリが庭にたくさん来てほしいなぁ・・戻っ...カタツムリ

  • 暗い闇の空間を、ふんわりと浮かびながら海の中を潜るように下に、下に、ゆっくり下降していく。するとやがて到達点の青い美しい海王星が現れる。1993年に見た、夢です。ユング心理学と、天文学・占星術を関連付けた本がいくつか出版されているようなのですが星の世界が、昔からどうも理解するのが苦手でした。こころの深い部分、無意識下では個人の枠を超えて集団につながっているという説と、小さな人も、大きな天体も、微細な構造で共通しているなら互いに影響しあうこともあるでしょうか。こころの世界はほんとうに不可思議で深くて天体のように広大なので自分が経験したことを持ち続けながら一生を終えてしまいそうですが・・。「あなたは軍師なのに、星が読めないのですか?」むかし読んだ本の台詞。頭の上にはるかに広がる星空をもうすこし違った意味で感じること...星

  • ひだまり

    前回に続き林木林さん(文)と岡田千晶さん(絵)による絵本「ひだまり」。表紙の、お日様の小さなひだまりに座る二匹の猫。淡いふんわりした日常の猫たちの風景と、美しい林さんの文。のらねこの、ちょっと意地っ張りの、そうでないと生きていけない厳しい生活の中でのやさしい物語。まるで天から、猫たちにお日様が恵みを与えてくれているような世界でした。にほんブログ村ひだまり

  • こもれび

    版画のためのペン画梅雨の前の晴れ間の続く、心地よい季節です。時折降る雨と高い気温で、地面に生える植物は元気そのもの。特に蔓科の植物は、くるくると天に向かって伸びてあっという間に高い枝を占領しようとしています。ほんのすこし前まで影で咲いていた野花の菫はすっかり花をしぼませて濃い葉が茂っています。今はカタバミとドクダミの花が満開、どちらも緑の中に鮮やかな色。先日読んだ絵本「こもれび」は、日々感じ見ていた菫のおはなし。淡い春の緑の中で、風に揺れておひさまの光を浴びるたんぽぽや菫たちの話し声の物語。ああ、わたしもおひさまの光が浴びれたら・・と望む菫にふっと風がそよいで与えたつかの間の光。今日も猫の散歩をしながら、家の裏影にひっそり、でもしっかり茂る菫を物語を思い出しながら見ていました。わたしには、この涼しい影がとても好...こもれび

  • ニワゼキショウの花

    白や薄紫のニワゼキショウの花がきれいに咲いています。ジャノメソウなどのように花は、なんとなく目を感じさせますね。植物の弧を描くようなうごきや吸い込まれそうなめしべなどふだん外でじっくり見ているつもりはないのですがなぜか自然に、紙の上に生まれてきます。にほんブログ村ニワゼキショウの花

  • 春と梅雨の合い間

    5月の連休も過ぎて、気温も上がってきました。週末は家の窓に簾を掛けました。ほんのり部屋が茶色くなり簾越しに外の木の緑が透けて見えて猫までゆったり網戸の前に寝そべっています。いまは春と梅雨の合い間。ひと雨ごとに草木がぐんぐん、と伸びる時期。数日前から、ニワゼキショウの小さな花が咲き始めました。猫と庭に出ると日々移ろっていく緑の中から見かける様々な生き物たち。トカゲやガガンボ、小さな羽虫たちサナギになろうとして住まいを探している幼虫まだ体の小さなアゲハ暖かくなってきたので散歩をしに来る野良猫も増えました。狸が出るのはもっと夏に近づいてから・・この絵の中にも、雑多な植物の茂みの中に様々な生き物が潜んでいます。なにか見つかるでしょうか?絵はわたしの心から生まれたイメージの世界。外の生き物たちとしっかりつながっているのだ...春と梅雨の合い間

  • はなひらく

    少し前に、近くに流れる大きな川の土手の斜面に菜の花が咲いているのを見かけました。一本道が続く高台の道が花畑だったら良いのになぁ・・とずっと思っていたのでその黄色いふんわり揺れる菜の花の群れがうれしかったです。そして今、その土手の斜面にびっしりとヤグルマソウが植えられていて花が次々に咲き始めています。何色も混ざった蛍光の花びらはとても鮮やかでそれは美しい花畑になりそうです。名古屋の徳川美術館で円山応挙のこんな書を見ました。花開蝶自来図花が開けば蝶はおのずから来るわたしはよく植物の絵を描いていますが最近なぜか以前よりもっと正面から植物を対象に描くようになりました。木や花は何代も続きながらその季節が来たら自然に花や芽を開いて風に揺れながらいつもわたしたちを楽しませてくれますね。にほんブログ村はなひらく

  • お日さまが昇って、空を幸せにする。楽しい鐘が鳴って、春を歓迎する。ひばりとつぐみ藪の小鳥たちがあたりでさらに声高く鳴く、快い鐘の音に合わせて。ぼくたちの遊びも見られるよ、こだまが原で。※ブレイク(対訳)「こだまが原」より桜の花が咲いて四月も半ばを過ぎ春はいま真っ盛り。外は新緑の葉と草花であふれていますね。先日道端で、細い茎の先に小さな固い蕾をいくつも付けたアザミを見かけました。そっと咲く赤紫の小さな花はかわいくて好きです。様々な種類の草花が順々に咲いて吹く風も涼しげで、心地よい季節ですね。にほんブログ村春

  • チキチキ

    布作家のTsumugiさんとのコラボ「チキチキ」が動き出しています。わたしが絵を描き、Tsumugiさんが絵からイメージして刺繍する布物の企画です。5月末に初めての展示会を千葉で開く予定で春・夏物の服や小物を展示します。絵描きと布作家がコラボすることでなんだか面白い、新しいものが生まれてきそうです。制作の様子などをこれから少しずつ載せていきたいと思います。にほんブログ村チキチキ

  • 猫ブログ始めました。

    すっかり春ですね。ここはまだ桜のつぼみが膨らんだ感じです。もう1~2週間くらいでお花見できるでしょうか・・昨年の秋に、縁あって家族になった猫のはなしをもうひとつ別のブログで始めました。簡単な絵で気負わず気分転換にゆったり進めたいと思っています。よろしければ遊びに来てくださいね。こハルびよりこのペン画の猫は、うちの庭にいつも春先から夏ごろまでやってきた黒猫がモデルです。玄関の入り口の緑の草の上でゆったり眠っていました。地面は梅雨時期にきれいだったどくだみの葉と花を描いています。昨年はいろんな猫がうちにやってきていましたが今年は猫が住んでいるのであまり会えないかもしれませんね。いえ、気にしないで遊びに来るかな・・?にほんブログ村猫ブログ始めました。

  • はる

    みずはつるつる。かぜはそよそよ。ケルルンクック。ああいいにおいだ。ケルルンクック。ほっいぬのふぐりがさいている。ほっおおきなくもがうごいてくる。※草野心平春のうたより私の住んでいるところでは梅の花が散り始めさくらの蕾はまだ固く閉じられています。いぬふぐりの花が咲くのはもうすこし。学校では卒業式が行われていますね。皆さん、おめでとうございます!明るい出発になりますように・・※「とおせんぼ」色鉛筆にほんブログ村はる

  • 桃の節句

    三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の今咲き始むる。柳などをかしきこそさらなれ、それもまだまゆにこもりたるはをかし。枕草子今年も野菜屋さんから、歌と桃の枝をいただきました。ありがとうございます。猫がいるので棚の上に飾っていたら暖気で上手に花を咲かせられませんでした。代わりに梅の花の絵を載せます。今日はとても良いお天気で素敵なお祭り日和です。「枝梅」ロットリング・マーメイド紙242x333mmにほんブログ村桃の節句

  • 222

    海にゐるのは、あれは人魚ではないのです。海にゐるのは、あれは、浪ばかり。※中原中也「北の海」昨日は2月22日、いつからそうなのか"猫の日"だそうですね。猫といえば魚が好きと言われていますがうちの猫は鶏肉が1番のようです。キャットフード(チキン)をあげているので食べさせていないのですが・・。わたしたちの夕食の時間に目に見えて反応するのが鶏肉を使ったときで水炊きでも鍋から匂うらしく、気になってそわそわ。そういえば、庭でも一番の興味は木の上の鳥たち。ここ数日とても暖かかったのではやく梅の花を見に行かなくちゃ・・と河川敷に出かけてみると真っ青な空を背景に、華やかな真っ白な梅の花。帰宅するとしっかり花粉症がひどくなっていました。カラカラに乾いたアジサイの枝に少しずつ芽が出てきていて、春ももうすぐ。早く鶯の声が聞きたいです...222

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