ぷにぷにアザラシ さん プロフィール

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ぷにぷにアザラシさん: The Scientific Ocean
ハンドル名ぷにぷにアザラシ さん
ブログタイトルThe Scientific Ocean
ブログURLhttp://punipuniazarashi.hatenablog.com/
サイト紹介文自然科学(生物メイン)の“今”をわかりやすく教えます。高校生や大学生など、理系初心者・文系大歓迎
自由文こんにちは、ぷにぷにアザラシです。
まだ初学者な身分ながら、自分の学習の足跡として、このブログは始めました。色々な方に生命科学に対する興味を持ってもらえれば幸いです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2016/06/05 02:47

ぷにぷにアザラシ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 大学の研究1(大学生目線で振り返って)
  • どうも、ぷにぷにアザラシです。今日は少し前にTwitterで述べたように、大学の研究について少し紹介したいと思います。大学生よりも若い皆さん、大学ってどんなところだと思い浮かべられているでしょうか?おそらく進研○ミや河○塾などが発行する大学紹介雑誌や、大学のwebページで色々と調べている方も多いと思います。しかし、結局どうやって学んでいるのか、具体的なことは案外わかりにくいのではないでしょうか?少なくとも、 [続きを読む]
  • 戦う赤血球
  • お久しぶりです、ぷにぷにアザラシです。いつの間にか9月ですね。早いものだ。。。さて、今回紹介する論文はこれです!Genetically engineered red cells expressing single domain camelid antibodies confer long-term protection against botulinum neurotoxin遺伝子操作した(genetically engineered)赤血球(red cells)を使ってボツリヌス毒素(botulinum neurotoxin)という毒から体を守るよ!という話です。ボツリヌス [続きを読む]
  • 神経のつながり方を知る新しい術
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。氷山が欲しい。。さて、暑さに参っていましたが、久しぶりに更新しようと思います!今日紹介する論文はこれ!An optogenetic toolbox for unbiased discovery of functionally connected cells in neural circuits今回は背景の説明や、この論文の細かいことは説明しません。この論文は、発見したことというよりも、その実験技術に魅力があるからです。この論文は、ゼブラフィッシュと呼ばれる熱 [続きを読む]
  • クーラーにあたると遺伝子が変わる?
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。最近暑くなってきましたが、みなさまお元気でしょうか?私は暑いのが嫌いなのでもう秋を待ち遠しく思っています 笑。さて、本日紹介する論文はこちらです!Body temperature cycles control rhythmic alternative splicing in mammals私たちが普段生きてゆけるのは、食べたりした栄養が酵素の力によって分解され、エネルギーが取り出され、それを利用しているからです。そんな大事な酵素は、ア [続きを読む]
  • オプジーボ、痛いところを突かれる、の巻
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。今日は久しぶりに医学系の論文を紹介します。今回の論文はこちら!PD-L1 inhibits acute and chronic pain by suppressing nociceptive neuron activity via PD-1PD-L1やらPD-1やら、知らない名前だと思われる方も多いかも知れません。しかし、これらは現在非常にホットなタンパクです。“オプジーボ”。この名前を聞いたことのある方なら、いらっしゃるのではないでしょうか?オプジーボとは、 [続きを読む]
  • 鳥の卵の美学
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。またもや非常におもしろい論文を発見したので、紹介したいと思います。今日の論文はこちら!Avian egg shape: Form, function, and evolutionです!おそらくこの記事を読んだ方の5人に1人くらいは、今朝割りましたよね!ニワトリの卵!卵は「卵形」としか表現できないくらいに見事に個性的で美しい形をしています。しかし、実は鳥の卵って、ニワトリの卵のような「卵形」ばかりではありません。 [続きを読む]
  • 音を楽しむ仕組み
  • ぷにぷにアザラシです。twitterではチーターのことを書くと予告しながら、少しおもしろいものを見つけたので紹介します。今日の話題はこれ!Neuroscience: How music meets mindこれは論文ではないのですが、“Nature”という、その筋の人で知らない人はいない有名な雑誌に紹介された記事です。簡単に言うと、「人はどうして音楽に感動するか」、ということについての文章です。考えてみれば不思議なもので、僕たちはあまり言葉を [続きを読む]
  • 大きくなったり 小っちゃくなったり
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。今回紹介する論文はこちら!Fatty acid aveilability sets cell envelope capacity and dictates microbial cell size今回はちょっと今までとは雰囲気が変わって菌の話です!みなさん、菌といわれるとどんなものを想像するでしょうか?大腸菌やカビのような身体に悪そうなもの、日本酒やパンを作るのに欠かせない発酵菌、無害そうなアメーバ、ゾウリムシ。もしかするとインフルエンザをおこすよ [続きを読む]
  • 体温を維持する2つの仕組み
  • ずいぶんとお久しぶりです。ぷにぷにアザラシです。やっと身辺が落ち着いてきましたので、久しぶりに更新しようと思います。本日の論文はこちら!Mitochondrial Patch Clamp of Beige Adipocytes Reveals UCP1-Positive and UCP1-Negative Cells Both Exhibiting Futile Creatine Cyclingパッチクランプ(Patch Clamp)とは、細胞の電気を測るための実験方法です(電気生理学についての説明はこちら)。今回は、パッチクランプを、 [続きを読む]
  • ”空白”を読む鳥
  • 本当にお久しぶりです。ぷにぷにアザラシです。身の上が忙しかったために、ここ数ヶ月は更新できておりませんでした。。まだしばらく忙しい日々が続きそうですが、ぼちぼち更新をしたいと思います。今日紹介する論文は、酉年ということで(今更と言わないで)、これです!Mind the gap: Neural coding of species identity in birdsong prosody“ホーホケキョ”。春が近づくにつれてウグイスはその“歌”に磨きをかけてゆきます。 [続きを読む]
  • 光で変身
  • おひさしぶりです、ぷにぷにアザラシです。最近めっきり寒くなりましたね。忘年会のシーズンにもなって、懐までも寒くなる今日この頃です。。さて、今日はこんな論文を紹介します!“A photoactivatable Cre?loxP recombination system for optogenetic genome engineering”昨今の生命科学の研究において欠かすことのできない技術に、「遺伝子操作」があります。遺伝子操作によりある1つの遺伝子を無くしたネズミや細胞を使って [続きを読む]
  • T細胞による「物理的」攻撃
  •  こんにちは、ぷにぷにアザラシです。最近急に涼しくなりましたね。そのおかげで鼻が詰まり気味な今日この頃です。そんな私の鼻の中では、おそらくたくさんの免疫細胞が戦っていることでしょう。今日紹介する論文はそんな免疫細胞のお話です。“Cytotoxic T Cells Use Mechanical Force to Potentiate Target Cell Killing”という今回の論文の主人公は、細胞傷害性T細胞という免疫細胞です。昔この細胞は“キラーT細胞”と呼ばれ [続きを読む]
  • 「冷たく痛い」は「遠回し」な感覚
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。台風が次から次へとやってくる毎日ですね。個人的に、宇宙から撮影された台風の写真は美しいと思うのですが、どうでしょうか?目のあたりとかくっきりしていると良いですよね・・・?さて、今日はそんな前置きとは全く関係なく(笑)、こんな論文を紹介します。“Cold sensitivity of TRPA1 is unvailed by the prolyl hydroxylation blockade-induced sensitization to ROS”突然ですが、氷水 [続きを読む]
  • アストロサイトからの贈り物
  • おひさしぶりです、ぷにぷにアザラシです。ばたばたしていて更新が滞ってしまいました。そんな間に台風の季節になりましたね。台風の贈り物と言えば暴風と豪雨ですが、脳の中にあるアストロサイトという細胞は、脳が大変なときにニューロンへ素敵なプレゼントを贈ることが最近発見されました。“Transfer of mitochondria from astrocytes to meurons after stroke”と呼ばれるこの論文(Hayakawa et al., Nature, 2016)では、ア [続きを読む]
  • “暖かい”といえる日まではまだ遠いけれど
  • ぷにぷにアザラシです。まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?まだまだ昼間は暑いですね、夜は最近涼しくなってきたように感じるのですが。。。しかし、どうして暑いなんて感じるのでしょう?こんな感覚無くなれば良いのに・・・と思いませんか?“The TRPM2 ion channel is required for sensitivity to warmth ”と題された今回紹介する論文は、そんな「暑い」や「暖かい」などの根本に迫る論文にな [続きを読む]
  • 心のブレーキ
  • こんにちは、ぷにぷにアザラシです。お盆ももう暮れですね。このけだるい暑さもお盆と共に過ぎ去ってほしいものです。さて、今回紹介する論文はこちらです!「TRPC5 channels participate in pressure-sensing in aortic baroreceptors」私たちの命を維持する上で最も欠かせない臓器、心臓。私たちは何も意識することなく心臓を動かしています。走ったり泳いだり激しい運動をすると酸素をたくさん全身に運ぶために心臓はたくさん拍 [続きを読む]
  • ニューロンの嫌がらせ
  • おひさしぶりです、ぷにぷにアザラシです。最近暑くて死にそうです。。夜家に帰ると室温34℃。。何とかなってくれないものか。というわけで(?)、今回紹介する論文はこちら!“Somatodendritic Expression of JAM2 Inhibits Oligodendrocyte Myelination”です。以前の記事でも紹介しましたが、私たちのからだの中にニューロン(神経細胞)という「伝線」があって、そのおかげで私たちは体を動かせたりモノを考えたりすることが [続きを読む]
  • 細胞は電気回路
  • ぷにぷにアザラシです。今日は「電気生理学」のコラム第3回をお届けします。(ちなみに第2回はこちら)前回までに、細胞の外と中ではイオンの様子が異なることをお伝えしました(外にはナトリウムやカルシウムが多く、中にはカリウムが多い)。どうして細胞の外と中でイオンの様子が異なるかというと、「トランスポーター」と呼ばれる“ポンプ”が一生懸命ナトリウムを外へ、カリウムを内へ、というようにくみ出しているからで [続きを読む]
  • 泳ぐか泳がないか
  • (人によっては今回のお話は科学的ではあるものの、“卑猥”と思うかもしれません。そういうお話が苦手な方は回避してください。)こんばんは、ぷにぷにアザラシです。今日は少し古いですが、2010年に発表された論文について紹介したいと思います。今日紹介する論文はこちらです。“Acid extrusion from human spermatozoa is mediated by flagellar voltage-gated proton channel”Spermatozoa。精子ですね。精子というと卵子まで [続きを読む]
  • 見分ける技術
  • お久しぶりです、ぷにぷにアザラシです。最近暑いですね、夏がやってきてしまう。。先週実は北海道に少し行ってきたのですが、北海道も残念ながら暑かったです。。さて、今日はそんな暑さを吹き飛ばすべく、論文を紹介してきたいと思います!本日紹介する論文はこちら!「New tools for studying microglia in the mouse and human CNS」です!ちょっと前置きを説明すると、私たちの赤い血液の中には、たくさんの細胞が存在してい [続きを読む]
  • 中の世界と外の世界
  • こんばんは、ぷにぷにアザラシです。今日は第2回「電気生理学」のコラムを書きたいと思います。(ちなみに第1回はこちら)前回紹介したように、私たちの体の中のイオンは厳密に調節されています。では、もう少しその中身を見ていきたいと思います。ご存じの通り、私たちの体は、水や油が単純に詰まっているわけではありません。口があってそこから食道や胃というものがあって小腸があって大腸がある。さらには別の道に行けば気管 [続きを読む]
  • 腸の神経は超働いている
  • ぷにぷにアザラシです。もう少し良いダジャレのセンスが欲しい今日この頃です。今回はこんな論文を紹介します。その名も「Simultaneous optical and electrical in vivo analysis of the enteric nervous system」(生体を用いた腸管神経叢の視覚的・電気生理学的同時解析)です。私たちは普段、モノを食べると、食べたものは口から食道を通り、胃へ入って、その後小腸と大腸を経て肛門より排泄されます。その中でも小腸は、食べ物 [続きを読む]
  • 水よりもスポーツ飲料だけれども
  • ぷにぷにアザラシです。今日は論文紹介ではなくて、私の知っている範囲での科学の知識をご紹介したいと思います(これからはこのようなコーナーをコラムと称します)。と言っても、私は大学教授のようなエキスパートではありませんので、ある程度はご了承いただけますと幸いです。これから数回は、「電気生理学」というものを扱います。これは生物と物理を同時に扱う学問です。この分野になじみのない方にはあまり想像できないので [続きを読む]
  • 脊髄神経ネットワークの多様性と筋肉の制御
  • ぷにぷにアザラシです。記念すべき初投稿に1週間以上かかってしまいましたが、早速紹介を始めたいと思います。今回紹介する論文は、「Spinal Inhibitory Interneuron Diversity Delineates Variant Motor Microcircuits」という論文です。私たちは普段何気なく歩いたり、物体をつかんだりすることができますが、そんなことができるのは、体中を覆う筋肉ひとつひとつが、厳密に神経細胞という「電線」によってコントロールされ [続きを読む]
  • 自己紹介など
  • はじめまして。ぷにぷにアザラシです。私は現在とあるところで生命科学の研究をしている者です。ですが、研究をわかりやすく他人に解説することの難しさを、日々痛感しております。そこで、このブログでは、最近読んだ学術論文を、わかりやすく解説できればと思っております。(さすがに図などは載せることはできませんが)Open access(無料で読める)な記事も扱いたいと思っております。これから生命科学を研究したいと思 [続きを読む]
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