kagusi さん プロフィール

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kagusiさん: 家具職人入門
ハンドル名kagusi さん
ブログタイトル家具職人入門
ブログURLhttp://kagusi.com/
サイト紹介文経験30年以上の現役家具職人が、基本的ノウハウを、わかりやすく説明します。
自由文初めてのブログで悪戦苦闘してます。
3DCGソフトを駆使してわかりやすく説明したいと思っています。
モデリングしながらの作業なので記事更新が
遅いかもしれませんが、頑張りますので、
よろしくお願いします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 283日(平均1.0回/週) - 参加 2016/06/12 16:12

kagusi さんのブログ記事

  • 材料の拾い出し
  • 家具を製作する上で必要なのが使う材料の拾い出しです。あらかじめどの材料をどのくらい使うのかを把握していなければなりません。下図を例に拾い出し表を書いてみたいと思います。使うのは木目のメラミン化粧板、図面には木目方向が指示されています。それぞれの貼る面に対して番号をつけると把握しやすくなります。フリーハンドで良いので一覧にまとめます。サイズと木目方向、枚数を記しておきます。使うのは4×8(1230×2450? [続きを読む]
  • 分割で箱を作る
  • 固定棚や扉、引き出しが不規則な家具を作る場合、まず組手加工をどうしようか、そこが悩みどころだと思います。固定棚の位置に溝を入れて片胴付きで組み立てるという方法もありますが中仕切りを分割すれば簡単に作ることができます。ただし、仕切り板の厚みが24?以内だと厚みが作れないので厳しいかもしれません。下画像は9?の合板に2.5?のポリ合板を貼り合わせた側板で組んであります。全て組んだら接着剤をつけてクランプで挟 [続きを読む]
  • カウンターの製作例
  • 多くの店舗や施設などにはカウンターがあります。受付カウンターや景品カウンター、サービスカウンター、レジカウンターなど。今回は病院関係で一番多くありそうな受付カウンターの製作例を説明したいと思います。大きな曲面と両サイドに直線がある形状で図面を書いてみました。両サイドの直線部は現場ジョイントということになります。イメージ図はこんな感じです。断面図はわざと、よくありがち風に書きました。直線部はこの断面 [続きを読む]
  • 使っているソフトについて
  • 今日は、ブログ用画像製作で使っているソフトを紹介したいと思います。図面を書く時は主にフリーソフトのAR_CADを使用しています。フリーCADといえばJW_CADが有名ですが、どうも私には馴染めずAR_CADをメインに使っています。ちなみにβ版だとフォントをアウトライン化できます。会員登録すると無料でダウンロードできます。ダウンロードはこちらから。やってみよう! カンタンAR_CAD [単行本]荒木豊和日経BP社2010-06-24CADで描画 [続きを読む]
  • 全面引き出しの箱
  • 今回は全面が引き出しになっている箱の製作について説明したいと思います。引き出しの納まりには様々なパターンがありますが、スライドレールを使ったシンプルな家具、ということで図面を書いてみました。図面に基づいてフリーハンドでも良いので、立体図を書いて細かく寸法記入しておくとイメージが頭に入り、製作がとても楽になります。木取り表は仕上げ寸法で書いたので、木取りは10〜15?くらい大きくカットしましょう。では製 [続きを読む]
  • ボルト組み
  • トメ(45度)でカットされた板同士を直角に組む時に、あまり手間はかけたくない、でも強度は欲しい、そんな時はボルトを曲げてジョイントするという方法があります。二分ボルト(6?)長さ150?で説明します。まず、ボルトの真ん中にマジックペンで印をつけます。ボルトがすっぽりと入るパイプを2本用意して、印のところまで入れます。反対側からもパイプを差し込み折り曲げます。角度が直角になるように合わせます。次にナットを [続きを読む]
  • 合板の種類について
  • 施工図通りに家具を製作しようとすると、寸法的に問題となるのが、厚みです。図面の指定では切れの良い数字(20.25.30とか)になってる場合がほとんどです。ですが、特別に指定されてる場合を除いて+−1〜2?は許容値だと思います。切れの良い厚みにならないのは仕方ないことです。長年の経験から言って、その範囲の誤差でクレームになったことはありません。家具を製作する初期段階で使う下地材と表面に貼るベニヤ厚を考慮に入れ [続きを読む]
  • 引き違い戸の家具
  • 今回は簡単な引き違い戸家具の製作方法について説明したいと思います。収納家具には欠かせない基本的な製作手法なので覚えておきましょう。施工図は下図になります。ワイド(W)=2000 奥行き(D)=450 高さ(H)=600?のシンプルな四角い箱です。最近の収納家具は内部が白のポリ合板貼り仕様が多くなってます、引き違い戸の場合、外面に貼る仕様材が違うために貼り分ける必要があります。下画像では、天板、地板、側板、中仕切り [続きを読む]
  • 丸棒にほぞを入れる
  • 今回は丸い棒にほぞを入れる方法について説明したいと思います。直径50?の棒を使います。長さをカットしたら平らな面に置いて、両木口に50?角の合板をねじれがないように平行に打ち付けます。中にすっぽりと収まる箱を作ります。ほぞの位置に毛引きやスコヤで墨を出します。角ノミで穴を掘ります。丸棒の場合、胴付きは角度をつけなければならないので、大きくしたくありません、横框の厚みは30?のものを使うので、ほぞ穴は20? [続きを読む]
  • 二方向ほぞ
  • 使う框は全て50?角で、D(奥行き)=600? W(幅)=600? H(高さ)1000?のワゴンのような形状を作る場合の加工例を説明したいと思います。4本の縦框を1000? 8本の横框を600?でカットしたら、まず、縦框二面にほぞの位置をけ引きで出します。下部のほぞは100?離れているので、長いけ引きか、スコヤで墨出しします。角ノミ盤に12〜15?の刃を装着し深さを、33?で合わせます。ほぞ幅は框幅の1/3が目安なので、ここでは16?で穴 [続きを読む]
  • 長さを繋ぐ
  • 無垢板や合板の長さを繋がなければならない場合、長くなればなるほど強度が心配になります。工場でジョイントしてしまう時も、現場でジョイントする場合も、ボルトジョイントなら強度もあって安心です、今回は現場ジョイントで説明しますが、材料の長さを繋ぐ時は様々な場面での応用が可能なので覚えておきましょう。前回の記事の流れからRで切り抜いた合板で説明しますが、直線の板でも全く同じ流れになります。では最初にボルト [続きを読む]
  • R材の切り出し
  • R形状に切り出す方法は、最近ではNCルーターで簡単に切り抜けますが、そういう設備のないところも多いでしょう。今回は昔ながらのハンドルーターを使ったやり方について説明したいと思います。下図が平面図ですこの平面図を実物の大きさでベニヤに書いていきます。直角の書き方は 3対4対5で出します。例えば下図のように、③を600? ④を800? ⑤を1000?にすれば③と④の角は直角になります。③が1200 ④が1600 ⑤が2000 と [続きを読む]
  • 無垢材天板
  • 天然木で天板を製作する場合、気をつけなければならないのは、製材された無垢板には裏面と表面があるという事です。年輪中心部から外側が木表、内側が木裏となります。木裏に比べて木表は収縮率が高く、乾燥させると木表側に反り返ります。木目は木表が美しいとよく言われますが、何枚か矧ぎ(はぎ)合わせた板の乾燥が進むと下画像のように反ってきます。この場合補強材が必要になりますが、反りが大きいと矧ぎ目部が切れて隙間が [続きを読む]
  • Rの天板に無垢材を付ける(その2)
  • Rの天板に付ける無垢の面材を切り出す方法について説明したいと思います。以下の作業はかなり危険を伴いますので、経験者の指示に従って作業してください。形状は大きいRと小さいRで加工した天板になります。大きいRの面材を切り出す型ベニヤを用意して、無垢材に墨を出していきます。帯鋸で切り抜きます、この時、墨を残して少し外側を切るようにします。次にルーターを使います。まず、内R用の型板を作り、そこに面材を固定しま [続きを読む]
  • Rの天板に無垢材を付ける
  • Rの天板に無垢材を付ける場合、Rの形状に切り出す方法や薄く挽き割って曲げてしまう、という方法があります。Rの形状に切り出すやり方だと、手間がかかる割にはつなぎ目が出たり、木目がRに沿わないというデメリットがあります。Rの大きさにもよりますが、挽き割って積み重ねたほうが手間もかからずきれいに仕上がると思います。無垢材を挽き割る前に木口に下画像のような墨をつけておくと重ねる順番がわかりやすくなります。挽き [続きを読む]
  • メラミン化粧板の天板に無垢材をつける
  • メラミン化粧板を貼った天板に薄い無垢材を接着する場合ハネムーン接着剤や木工用ボンドを使い、クランプやハタガネ等で挟むと、手間の割には接着不良(主に隙間)が起こりがちです。もっと手っ取り早く出来る方法について説明したいと思います。まず、下画像のように、天板の縁の部分にマスキングテープで養生して切り抜いたベニヤを当てながらスプレーガンで速乾ボンドを吹き付けます。無垢板側にも同じようにマスキングテープを [続きを読む]
  • メラミン化粧板の天板
  • メラミン化粧板は施設や店舗関係の什器などによく使われています。天板や棚板などに貼り込む場合下面を先に貼り、次に正面、最後に上面という順序で貼ります。もし下画像のように貼ると、長く使っているうちにゴミなどが入って少しずつ浮いてきて、最悪剥がれる、という結果になりかねません。少し大きめに切ったメラミンをゴム系の吹きつけ用速乾ボンドで貼り、ゴムローラーやプレス機で圧着したらトリマ用の目地払いビットで平ら [続きを読む]
  • 天板に無垢材を付ける
  • 天板に無垢材を付ける場合、面取り形状や強度を考慮に入れて作業しなければなりません。今回は一般的に用いられる雇い核(やといざね)という方法で説明したいと思います。まず無垢材は天板厚より2〜3?大きくしたものを用意します。雇い核加工には、トリマ用の横溝ビットを使います。天板をクランプ等で動かないように固定して両面から2箇所溝をつきます。無垢材側は固定が困難で不安定だと危険なので、昇降盤で加工するといいで [続きを読む]
  • 扉と引き出しの付いた簡単な箱
  • 単品オーダー家具を製作する場合、施工図には最低限の情報しか表記されてない場合が多いものです。打ち合わせなどで仕様を確認するのはもちろんですが、作り方に関しては制作者が考えなければなりません。大切なのは、図面を見て、各箇所の組み方や、寸法的なもの、使う材料や工程をどれだけイメージできるか、そこが大切です。何もイメージ出来ずに行き当たりばったり的なやり方だと、その都度考え込んだり、失敗や間違えでかなり [続きを読む]
  • 扉の付いた簡単な箱
  • 今回は扉のついた簡単な家具の製作例について説明したいと思います。 外寸はW1000 D400 H560? 断面詳細は下図のようになります。 まず最初に木取り表を書きます。内部は白なのでポリ板(2.5?)とランバーコア合板を仕上がり寸法より少し大きめに木取って、速乾ボンドで貼ってから正確なサイズにカットする、という手順で進めます。 下図は最終的にカットする仕上がり寸法で書いてあります。 カットが終わった [続きを読む]
  • サイコロ状の箱を製作する
  • サイコロ状の箱、全ての面に練り付けベニヤを貼る場合、角をトメに落とす 方法は色々とありますが(軸傾斜する横切り盤や専用の鉋など) ここではトリマを使った製作例で説明したいと思います。 まず下地となる箱を作ります。 大きさは500?角。 貼り付けるベニヤを木取ります。 厚みは約2.7?なので少し大きめに520?角にカットします。 ベニヤのカット方法は、突板をセンターにする場合(下図A) つなぎ目をセンターにする場 [続きを読む]
  • 面腰ほぞ接ぎ
  • 面腰ほぞ接ぎはガラス戸や、丸面や角面加工された場合によく使われる組み手です。面加工された框でガラス戸を製作する場合、まず最初に下画像のように加工します。次にほぞ加工します、ほぞ加工のやり方は前記事の平ほぞで説明してありますのでそちらを参照してください。組み上がりです。中間に框を入れる場合は下画像のようになります。組み上がりです。塗装後にガラスを入れてしぶいちで固定します。(しぶいちはガラスが割れた [続きを読む]
  • ほぞ
  • ほぞ組みの種類はたくさんありますがここでは家具によく使われるほぞについて説明したいと思います。一番簡単な平ほぞは、かまちを枠組みする時に多く用いられますが、両胴付き、三方胴付き、四方胴付き、用途によって様々です。まずは、ほぞの基本を知るために下図のような框枠の作り方について説明してみたいと思います。縦框は仕上がり寸法30×50×600?ですが、少し長くしたいのでここでは630?にします、長くする理由は後で説 [続きを読む]
  • 大入れ接ぎ
  • 2枚の板をT型に組む場合、板厚と同じ溝を作って差し込む、という組み手になります。かなりの重量がかかる棚板や地板、構造や形状による要因で収まりを考えた場合、使える組み手の一つです。この組み手ははめ合いがきついと板が開いて反り返るという欠点があるので加工する際は注意が必要です、そこで板厚に対して深さの割合も考慮しなければなりません、通常は板厚の三分の一程度を目安に加工しましょう。引き違い戸の中仕切り部の [続きを読む]
  • あり形大入れ接ぎ
  • 無垢材同士を組む場合や分解組み立てが必要な場合などに用いられる組み手で、緊結力が強く抜けにくいという特長があります。溝加工用にアリ用ビットを使います。板厚は20?溝の深さは10?に設定しました。位置を決めたらトリマを使って溝をついていきます。次にしまりこう配をつけます。まず溝をついた時の定規板手前に下画像のような小さい板をクランプで固定します。定規板を固定していたクランプ(手前)を外し間に0.5〜1?のパ [続きを読む]