kagusi さん プロフィール

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kagusiさん: 家具職人入門
ハンドル名kagusi さん
ブログタイトル家具職人入門
ブログURLhttp://kagusi.com/
サイト紹介文経験30年以上の現役家具職人が、基本的ノウハウを、わかりやすく説明します。
自由文初めてのブログで悪戦苦闘してます。
3DCGソフトを駆使してわかりやすく説明したいと思っています。
モデリングしながらの作業なので記事更新が
遅いかもしれませんが、頑張りますので、
よろしくお願いします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2016/06/12 16:12

kagusi さんのブログ記事

  • 枠組み加工
  • 造作などの仕事をしていると様々な框枠などを作る機会が多くなってきます。出窓の枠や仕切り枠などがあります。工場で組み立てて現場に運べるサイズなら良いのですが大きいサイズの物だとそうもいきません。今回はそういった現地で組み立てなければならない枠組みの加工方法について説明したいと思います。使うのは厚み30?幅300?のラワン無垢板内側となる面に30?で毛引きをかけます。留めになる部分も毛引きをかけます、ここで [続きを読む]
  • カウンター荷置き台製作例
  • 今回はカウンター製作で最近多くなってきているカウンター荷置き台の製作例を説明したいと思います。寸法は記入していませんが、下図が大ざっぱな図面となります。断面図はよくありがちな施工図風に書いてみました。この施工図通りに作ろうとするとかなり大変なことになりそうです。特に曲面部をどうしようか頭を抱えるのではないでしょうか。カウンターの製作例でも紹介しましたが、ここでも簡単に製作出来るように方法を変えてし [続きを読む]
  • アジャスターについて
  • 置き家具や取り付け家具を設置する時には必ず水平に納めなければなりません。しかし建物の床というのは意外と水平では無い場合が多いものです。特に大きい(長い)家具を取り付ける場合は水平に合わせるのが結構大変だったりします。床と巾木の間にベニヤのパッキンやらでレベル調整しながら水平を合わせて取り付けるというやり方ですね。ですが、最近ではこういった手の込んだ施工をしないでアジャスターやプラパートでレベル調整 [続きを読む]
  • フリーソフトを使ってNCルーターの加工データを作ってみた
  • 私が勤めている会社でも導入されていますが、コンピューター制御のNCルーターという加工機械をご存じの方も多いかと思います。専用のソフトやCADで座標を出して複雑な形状を切り抜いたり、面取りや溝抜きなど用途は様々です。このNC工作機械を動かすためにはGコード(NCプログラム)というXYZ座標のプログラムを打ち込まなければなりません。このGコードをフリーのCADソフトで生成する方法がありますのでやってみたいと思います。 [続きを読む]
  • 背板について
  • 製作する箱の背面が壁に隠れて見えない場合は背板に薄い合板(ポリ合板やベニヤ板)を溝に差し込んで仕込む、という方法があります。軽量化と材料費を抑えるという利点がありますが、背面を壁にビス等で固定する場合、止めたい位置に下地が入ってないというデメリットもあります。特に吊り棚などは確実に壁に固定しなければ安全面で問題が生じます。製作する時はそういう場面を踏まえて加工に入らなければなりません。説明画像は、 [続きを読む]
  • iPadでMODOのデータを開いてみた
  • ちょっと便利そうなツールを見つけたのでご紹介したいと思います。例えば、下図のような家具を作ろうとした場合、どうでしょう、頭の中で形がイメージ出来るでしょうか。これをMODOでモデリングしてみました。あらゆる角度から見ることが出来るので形状は理解できました。マテリアルを設定して色をつけてみました。パソコンで見ている限りでは細部まで確認できますが、製作現場までパソコンを持っていって・・・・なんてこと出来ま [続きを読む]
  • シリンダー錠について
  • 家具にシリンダー錠をつける場合、まず穴開けの位置出しをしなければなりません。カタログには細かい寸法までは記載されていないので、実測することになります。実測したら絵にかいて細かい寸法を書き入れます。それを基に扉の納まりに当てはめて寸法出しをします。下画像は受け座を掘り込む場合の例。シリンダーの長さはスペーサーを取り付けるのでそこを考慮に入れたものを用意します。L金物を取り付ける場合の例。穴開けは正面 [続きを読む]
  • 棚ダボレールとスライド丁番の位置について
  • 棚板用のダボレール(アルミ製)は打ち込みダボよりピッチが細かく加工も容易なので収納家具でよく使われます。施工図に寸法指示があれば良いのですが、箱の奥行きに対してどの位置に付けたらいいのか分からない場合が多いと思います。特に決まったルールみたいなものはありませんが、バランスが大切なので私がいつもやっている感覚で説明したいと思います。下画像は奥行きが450?の例になります。250〜500?くらいまでは35?セン [続きを読む]
  • 留形隠し蟻組み接ぎ
  • 無垢板同士を組む時に釘やビスは使いたくない、更に強度が欲しい、そんな場合に【留形隠し蟻組み接ぎ】という組手があります。今回はまったく機械は使わずに手加工での手順で説明したいと思います。厚み30?幅300?長さ400?のラワン無垢板で説明します。最初に組手となる部分に板厚と同じ30?で毛引きをかけておきます。毛引きをかけた面を外側に向けて、抱き合わせでクランプではさみます。下図が加工図になります、この図に基づ [続きを読む]
  • 円柱を作る
  • 今回は円柱状の形状製作について説明したいと思います。大きさは直径が500? 高さが500?の柱状で表面はメラミン化粧板貼りになります。下地に貼る曲げベニヤは5?を使うのでメラミン化粧板1?分も差し引いて直径488?の合板を2枚作ります。クランプで挟んで縦部材を打つための墨出しをしていきます、ピッチは50〜60?くらいで良いでしょう。縦用の部材を用意したら、釘打機やコーススレッドなどで組み立てていきます。曲げベニヤ [続きを読む]
  • 材料の拾い出し
  • 家具を製作する上で必要なのが使う材料の拾い出しです。表面に貼り付ける化粧板やベニヤをどのくらい使うのか把握していなければなりません。下図を例に拾い出し表を書いてみたいと思います。使うのは木目のメラミン化粧板、図面には木目方向が指示されています。それぞれの貼る面に対して番号をつけると把握しやすくなります。フリーハンドで良いので一覧にまとめます。サイズと木目方向、枚数を記しておきます。メラミン化粧板の [続きを読む]
  • 分割で箱を作る
  • 固定棚や扉、引き出しが不規則な家具を作る場合、まず組手加工をどうしようか、そこが悩みどころだと思います。固定棚の位置に溝を入れて片胴付きで組み立てるという方法もありますが中仕切りを分割すれば簡単に作ることができます。ただし、仕切り板の厚みが24?以内だと厚みが作れないので厳しいかもしれません。下画像は9?の合板に2.5?のポリ合板を貼り合わせた側板で組んであります。全て組んだら接着剤をつけてクランプで挟 [続きを読む]
  • カウンターの製作例
  • 多くの店舗や施設などにはカウンターがあります。受付カウンターや景品カウンター、サービスカウンター、レジカウンターなど。今回は病院関係で一番多くありそうな受付カウンターの製作例を説明したいと思います。大きな曲面と両サイドに直線がある形状で図面を書いてみました。両サイドの直線部は現場ジョイントということになります。イメージ図はこんな感じです。断面図はわざと、よくありがち風に書きました。直線部はこの断面 [続きを読む]
  • 使っているソフトについて
  • 今日は、ブログ用画像製作で使っているソフトを紹介したいと思います。図面を書く時は主にフリーソフトのAR_CADを使用しています。フリーCADといえばJW_CADが有名ですが、どうも私には馴染めずAR_CADをメインに使っています。ちなみにβ版だとフォントをアウトライン化できます。会員登録すると無料でダウンロードできます。ダウンロードはこちらから。やってみよう! カンタンAR_CAD [単行本]荒木豊和日経BP社2010-06-24CADで描画 [続きを読む]
  • 全面引き出しの箱
  • 今回は全面が引き出しになっている箱の製作について説明したいと思います。引き出しの納まりには様々なパターンがありますが、スライドレールを使ったシンプルな家具、ということで図面を書いてみました。図面に基づいてフリーハンドでも良いので、立体図を書いて細かく寸法記入しておくとイメージが頭に入り、製作がとても楽になります。木取り表は仕上げ寸法で書いたので、木取りは10〜15?くらい大きくカットしましょう。では製 [続きを読む]
  • ボルト組み
  • トメ(45度)でカットされた板同士を直角に組む時に、あまり手間はかけたくない、でも強度は欲しい、そんな時はボルトを曲げてジョイントするという方法があります。二分ボルト(6?)長さ150?で説明します。まず、ボルトの真ん中にマジックペンで印をつけます。ボルトがすっぽりと入るパイプを2本用意して、印のところまで入れます。反対側からもパイプを差し込み折り曲げます。角度が直角になるように合わせます。次にナットを [続きを読む]
  • 合板の種類について
  • 施工図通りに家具を製作しようとすると、寸法的に問題となるのが、厚みです。図面の指定では切れの良い数字(20.25.30とか)になってる場合がほとんどです。ですが、特別に指定されてる場合を除いて+−1〜2?は許容値だと思います。切れの良い厚みにならないのは仕方ないことです。長年の経験から言って、その範囲の誤差でクレームになったことはありません。家具を製作する初期段階で使う下地材と表面に貼るベニヤ厚を考慮に入れ [続きを読む]
  • 引き違い戸の家具
  • 今回は簡単な引き違い戸家具の製作方法について説明したいと思います。収納家具には欠かせない基本的な製作手法なので覚えておきましょう。施工図は下図になります。ワイド(W)=2000 奥行き(D)=450 高さ(H)=600?のシンプルな四角い箱です。最近の収納家具は内部が白のポリ合板貼り仕様が多くなってます、引き違い戸の場合、外面に貼る仕様材が違うために貼り分ける必要があります。下画像では、天板、地板、側板、中仕切り [続きを読む]
  • 丸棒にほぞを入れる
  • 今回は丸い棒にほぞを入れる方法について説明したいと思います。直径50?の棒を使います。長さをカットしたら平らな面に置いて、両木口に50?角の合板をねじれがないように平行に打ち付けます。中にすっぽりと収まる箱を作ります。ほぞの位置に毛引きやスコヤで墨を出します。角ノミで穴を掘ります。丸棒の場合、胴付きは角度をつけなければならないので、大きくしたくありません、横框の厚みは30?のものを使うので、ほぞ穴は20? [続きを読む]
  • 二方向ほぞ
  • 使う框は全て50?角で、D(奥行き)=600? W(幅)=600? H(高さ)1000?のワゴンのような形状を作る場合の加工例を説明したいと思います。4本の縦框を1000? 8本の横框を600?でカットしたら、まず、縦框二面にほぞの位置をけ引きで出します。下部のほぞは100?離れているので、長いけ引きか、スコヤで墨出しします。角ノミ盤に12〜15?の刃を装着し深さを、33?で合わせます。ほぞ幅は框幅の1/3が目安なので、ここでは16?で穴 [続きを読む]
  • 長さを繋ぐ
  • 無垢板や合板の長さを繋がなければならない場合、長くなればなるほど強度が心配になります。工場でジョイントしてしまう時も、現場でジョイントする場合も、ボルトジョイントなら強度もあって安心です、今回は現場ジョイントで説明しますが、材料の長さを繋ぐ時は様々な場面での応用が可能なので覚えておきましょう。前回の記事の流れからRで切り抜いた合板で説明しますが、直線の板でも全く同じ流れになります。では最初にボルト [続きを読む]
  • R材の切り出し
  • R形状に切り出す方法は、最近ではNCルーターで簡単に切り抜けますが、そういう設備のないところも多いでしょう。今回は昔ながらのハンドルーターを使ったやり方について説明したいと思います。下図が平面図ですこの平面図を実物の大きさでベニヤに書いていきます。直角の書き方は 3対4対5で出します。例えば下図のように、③を600? ④を800? ⑤を1000?にすれば③と④の角は直角になります。③が1200 ④が1600 ⑤が2000 と [続きを読む]
  • 無垢材天板
  • 天然木で天板を製作する場合、気をつけなければならないのは、製材された無垢板には裏面と表面があるという事です。年輪中心部から外側が木表、内側が木裏となります。木裏に比べて木表は収縮率が高く、乾燥させると木表側に反り返ります。木目は木表が美しいとよく言われますが、何枚か矧ぎ(はぎ)合わせた板の乾燥が進むと下画像のように反ってきます。この場合補強材が必要になりますが、反りが大きいと矧ぎ目部が切れて隙間が [続きを読む]
  • Rの天板に無垢材を付ける(その2)
  • Rの天板に付ける無垢の面材を切り出す方法について説明したいと思います。以下の作業はかなり危険を伴いますので、経験者の指示に従って作業してください。形状は大きいRと小さいRで加工した天板になります。大きいRの面材を切り出す型ベニヤを用意して、無垢材に墨を出していきます。帯鋸で切り抜きます、この時、墨を残して少し外側を切るようにします。次にルーターを使います。まず、内R用の型板を作り、そこに面材を固定しま [続きを読む]
  • Rの天板に無垢材を付ける
  • Rの天板に無垢材を付ける場合、Rの形状に切り出す方法や薄く挽き割って曲げてしまう、という方法があります。Rの形状に切り出すやり方だと、手間がかかる割にはつなぎ目が出たり、木目がRに沿わないというデメリットがあります。Rの大きさにもよりますが、挽き割って積み重ねたほうが手間もかからずきれいに仕上がると思います。無垢材を挽き割る前に木口に下画像のような墨をつけておくと重ねる順番がわかりやすくなります。挽き [続きを読む]